説明

二次元コードの検出及びセグメント化

或る例示的な実施形態は、或る方法を提供することができ、同方法は、機械読み取り可能な二次元コードを画定する第1の複数の画素と、無コードゾーンを画定する第2の複数の画素と、を備えている第1画像の中で、前記機械読み取り可能な二次元コードが識別されたという判定に応えて、前記機械読み取り可能な二次元コード又は同コードの或る表現を備え且つ前記無コードゾーンを除外した第2画像の保存又は表示を自動的に行わせる段階を含んでいる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、二次元コードの検出及びセグメント化に関する。
【背景技術】
【0002】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2007年3月8日出願の係属中の米国仮特許出願第60/905,757号(弁理士事件番号2007P05061US)に対する優先権を主張し、その全体を参考文献としてここに援用する。
【0003】
保護されている環境/極秘環境にカメラを設置すると、機密保護上の重大なリスクの持ち上がる恐れがある。部品の計測又は検査のためのマシンビジョン用途に使用されているカメラは、どの様なものであれ、高感度な画像を記録する潜在的能力を有している。どの様な画像の提示でも無効にするのは望ましいが、この様に極端に反応したのでは、(その梱包に貼り付けられているRFID札とは対照的に)品目に標されたデータ要素のセットで、全地球的に固有で曖昧さの無い、固有品目識別子(UII)又は固有識別子(IUD)の様な、部品マーク又は他の特徴の位置を突き止めるのを支援するのにカメラが使用できなくなってしまう恐れがある。或る特定の用途では、その様な画像を管理するための改良された装置、システム、及び/又は方法が望まれることもある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】米国仮特許出願第60/905,757号
【発明の概要】
【0005】
特定の例示的な実施形態は、或る方法を提供することができ、同方法は、機械読み取り可能な二次元コードを画定する第1の複数の画素と、無コードゾーンを画定する第2の複数の画素と、を備えている第1画像の中で、前記機械読み取り可能な二次元コードが識別されたという判定に応えて、前記機械読み取り可能な二次元コード、又は前記機械読み取り可能な二次元コードの或る表現を備え且つ前記無コードゾーンを除外した第2画像の保存又は表示を自動的に行わせる段階を含んでいる。
【0006】
特定の例示的な実施形態は、或る方法を提供することができ、同方法は、機械読み取り可能な二次元コードと無コードゾーンとを備えている第1画像の中で、前記機械読み取り可能な二次元コードが識別されたという判定に応えて、前記機械読み取り可能な二次元コードの表現のみの保存及び表示を自動的に行わせる段階を含んでいる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】或る例示的な画像1000の写真である。
【図2】或る例示的な画像2000の写真である。
【図3】或る例示的な画像3000の写真である。
【図4】或る例示的な画像4000の写真である。
【図5】或る例示的な画像5000の写真である。
【図6】システム6000の或る例示的な実施形態のブロック図である。
【図7】情報装置7000の或る例示的な実施形態のブロック図である。
【図8】方法8000の或る例示的な実施形態のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
添付の例示的な図面を参照しながら、以下の特定の例示的な実施形態の詳細な説明を読めば、多種多様な実用的で有用な実施形態が容易に理解頂けるであろう。
【0009】
特定の例示的な実施形態は、バーコードの様な一次元コード、及び/又は、データ・マトリクス(Data Matrix)及び/又はダイレクト・パート・マーク(Direct Part Mark)の様な二次元コードが、画像の中に識別された場合に限り、画像を保存できるようにする機能を加えることによって、機密保護性の高い固有識別(UID)域の画像を保存することができる。結果として、特定の例示的な実施形態は、無作為画像が記憶されるのを防止することができる。或る実施形態では、UIDチェッカー(Checker)は、何れもドイツ、ニュルンベルクのシーメンスAG製であるSimatic Hawkeye1500シリーズのコード読み取りシステム(ReadRunnerコード読み取りソフトウェアを含む)、SimaticVS130-2ビジョンセンサーシステム、及び/又はSimaticVS720インテリジェントカメラシステム、と共に及び/又はそれらによって使用されている様なダイレクト・パート・マーク検証ソフトウェアへのビジュアル・ベーシック(Visula Basic)追加物として書き込まれるようにすることができる。
【0010】
それらの現在の実装では、データ・マトリクスの記号は、チェッカーボードの外観を有しており、均一に間隔を開けて配置されている方形のセルそれぞれが1データビットに相当する。それらは、明るい素子と暗い素子のモザイクで形成されており、全て読み取られて初めて、どの様な文字であれ、それが認識できるようになる。マトリクス記号は、読み取るのにイメージャを必要とする2進コードでエンコードされている。通常のデータ・マトリクスは、1から大凡2,000までの文字を記憶することができる。記号は、方形又は矩形であり、一辺、大凡0.001インチから大凡14インチの範囲とすることができる。
【0011】
データ・マトリクスは、品目の表面に直接に、又はラベル又はプレートを品目に貼り付けることによって(例えば、MIL-STD-130によるなどして)標すことができ、データ・マトリクスは、品目の寿命期間を通して不変であり、使用中に傷が付いたり壊れたりしないのが望ましい。
【0012】
標準的なバーコードと対比して、2Dデータ・マトリクス技術を使用した場合にもたらされる利点は、次の様に、
・バーコードと同じ空間に100倍のデータを保有することができる、
・全方向に読み取ることができる、
・傷がついても、正確なデータを戻せる、及び/又は、
・利用可能な標示空間内に収まるように拡大又は縮小できる、ことである。
【0013】
イメージャを使用し、品目からUIDデータ要素を検索することができ、次に、それらデータ要素を連結UIDに組み立てて、データベースに送信することができる。データ・マトリクスは、普通の線形バーコードレーザースキャナでは読み取ることができない。各データ・マトリクスは、個々の品目に割り当てられている固有に識別されるコードで表現されたデータを保有することができる。コードは、連結UIDを構築するのに必要なデータ要素又は承認されているIUID等価物の何れかを含むことができる。
【0014】
特定の例示的な実施形態のUIDチェッカーを介すると、カメラは、カメラ及び/又はパーソナルコンピューター(「PC」)又はプログラム可能な論理コントローラー(「PLC」)の様なカメラに繋がれているコンピュータの何れかで、UIDを視認するのに使用される、生映像モード、標準的な画像捕捉、及び/又は表示を無効にすることができる。特定の例示的な実施形態は、カメラによって提供される報告上に失敗した画像が表示されるのを防止し、読み取りと回転を必要とする検査を無効にし、及び/又コンピュータ上の生映像を完全にオフにすることができる。特定の例示的な実施形態を介すると、事前に決められた期間(例えば、大凡1秒から大凡300秒、その範囲内の全ての値及び部分範囲を含む)に、カメラでデコードに成功しなかった場合、画像がコンピューターに提供されるのを防止することができる。この処理を制御する設定への変更を防止するために、ファームウェアのバージョンがローディングされた後、マスターIDワードにフューズを焼き付けて、このダウンをロックし、カメラの再フラッシュ;画像のアップロード;生映像;及び/又はQViewを防止し、及び/又はデコードに失敗した画像は全てアップロードを阻止することができる。特定の例示的な実施形態では、この処理には、試験に使用して失敗の無い新しいリグレッサー・パッケージソフト、並びに、安全なカメラにしか積むことのできない、少量の試験用ボードを利用することができる。
【0015】
特定の例示的な実施形態では、デジタルカメラは、社内で再フラッシュ可能とすることができる。例えば、焼き付けられたヒューズ、MACアドレス、及び/又は特定のパターンを備えたライセンスキーは、正常にロックされているカメラに、新しい画像を一時的にフラッシュできるようにする。社内での再フラッシュの後に、UID/検証キーを復元させて、カメラを再度ロックすることができるものと理解頂きたい。
【0016】
次の段落で説明している様に、特定の例示的な実施形態は、
画像無しでUIDデータ・マトリクスの位置を突き止めるのを支援するための処理、
UIDデータ・マトリクスだけを表示するための処理、
他のアプリケーションが未加工画像へアクセスするのを防止するための処理、及び/又は、
スマートカメラの保護ファームウェアをロックする処理、を提供することができる。
【0017】
画像無しでUIDデータ・マトリクスの位置を突き止めるための視覚的支援
或る例示的な保護されていない処理を介すると、処理されていない未加工画像を、デジタルカメラから、生映像と呼ばれるモードで可能な限り迅速に送ることができる。図1は、無コードゾーン1100と二次元コードゾーン1200を備えている或る例示的な未加工画像1000の写真である。
【0018】
或る例示的な保護されている処理を介すると、生映像モードの挙動を次の様に変更することができ、即ち、
画像を見て露光を手動で補正するオペレータがいない時は、自動測光がオンになりデータ・マトリクスの位置を突き止めるのに大きな期待を持てるようになり、
画像内にデータ・マトリクスの位置を突き止める処理の間に、未加工画像を送ることができ、
データ・マトリクスについては、境界箱座標をカメラで計算することができ、及び/又は、
境界箱のみを保有している空画像をコンピュータに送って表示させ、オペレータがデータ・マトリクスを整列させるのを支援することができるようになる。図2は、或る例示的な空画像2000の写真であり、同画像は、空白の無コードゾーン2100、境界箱2200、及び/又は空白の二次元コードゾーン2300を備えることができる。
【0019】
なお、このシーケンスは、できる限り及び/又は必要に応じて迅速に繰り返すことができる。
【0020】
UIDデータ・マトリクスのみを表示する
或る例示的な保護されていない処理を介すると、
全画像は、デジタルカメラで捕捉及び/又は読み出すことができ、
画像内でデータ・マトリクスの位置を突き止める試みを、カメラによって行うことができ、
位置を突き止めた場合、データ・マトリクスのコンテンツをデコードする試みを、カメラによって行うことができ、及び/又は、
デコードされた場合、データ・マトリクス画像の検証分析を実行する試みを行なうことができる。
【0021】
なお、この処理のどの工程の結果であっても、その結果に関わらず、未加工画像と処理の結果は、常に、カメラからコンピューターへ送られる。図3は、或る例示的な未加工画像3000の写真であり、同画像は、無コードゾーン3100、境界箱3200、及び/又は、データ・マトリクス及び/又は二次元コードゾーン3300を備えていてもよい。
【0022】
有る例示的な保護されている処理を介すると、最後の工程を除き、全ての工程は、保護されていない処理と同じであり、次の様に、即ち、
未加工画像を、捕捉及び/又は読み取ることができ、
位置を突き止めるのに失敗した場合、空画像をカメラからコンピューターに送ることができ、
位置を突き止めるのに成功したがデコードが不成功だった場合−位置を突き止められた境界箱を有する空画像が、カメラからコンピューターに送られ、
図4に示す様に、デコードに成功した(我々はデータ・マトリクスを目にしているのだという確証を得た)場合、マトリクスの境界箱と、その周りのクリアゾーンを計算することができるようになり、
平均クリアゾーングレイスケール値を計算することができ、
図5に示す様に、クリアゾーンの外側の何もかもを、クリアゾーングレイスケール値で置き換えることができ、及び/又は、
その結果を、今後の分析又はマーク劣化後の等級比較に備えて、クリアゾーンでマスクされた画像と共にカメラからコンピュータに送ることができ、
代わりに、画像コンテンツが全く必要無い場合は、画像の実際のデータ・マトリクス部分を全く提供しない選択肢を提供することができる。そうではなく、デコードされたストリングから、データ・マトリクスの白黒表現を生成し、当該表現及び/又はそれに対応する或る生成画像を、空画像の中の検出されたデータ・マトリクスの所在位置に貼り付けることもできる。これにより、−あまり起こりそうもない事例であるが、部品上のデータ・マトリクスコードが印刷されている位置に、何らかの秘密情報(例えば、色、表面仕上げ加工、幾何学形状など)が含まれている場合−、確実に、何であれアーカイブに保存される画像の中には、識別可能な画像コンテンツは一切含まれないようにすることができる。
【0023】
図4は、或る例示的な画像4000の写真であり、同画像は、空白の無コードゾーン4100、クリアゾーン4200、境界箱4300、及び/又はデータ・マトリクス及び/又は二次元コードゾーン4000を備えていてもよい。図5は、或る例示的な画像5000の写真であり、同画像は、空白の無コードゾーン5100、境界箱5200、及び/又はデータ・マトリクス及び/又は二次元コードゾーン5300を備えていてもよい。
【0024】
他のアプリケーションが未加工画像にアクセスするのを防止する。
或る例示的な保護されていない処理を介するとば、処理されていない未加工画像は、シーメンスのRead Runner及び/又はQViewソフトウェアアプリケーションの様なコード読み取り及び/又は処理ソフトウェアによって、同じ下層制御に基づき顧客が書き込んだアプリケーションによって、及び/又は単純なソケット通信及び/又は一般的なネットワーク通信プロトコル(例えば、TCP/IP、FTPなど)によって、カメラからアップロードすることができる。
【0025】
或る例示的な保護されている処理を介すると、全画像は、出力として供されることになる前に、カメラの中で処理することができる。どの様なアプリケーションであってもカメラの外のアプリケーションにとって利用できる画像は、空画像、境界箱付き空画像、及び/又はマスク画像のみに限定される。
【0026】
スマートカメラの保護ファームウェアをロックする
或る例示的な保護されていない処理を介すると、カメラのネットワーク及びカメラ構成ソフトウェアにアクセスしている者は誰であっても、生の未加工画像の提示をロックアウトするために加えられた変更を認識することのない、カメラのファームウェアの古いバージョンをダウンロードすることができる。
【0027】
或る例示的な保護されている処理を介すると、
カメラはロックダウンされるが、アップグレードはなお許可されるやり方でロックダウンすることができる。
カメラにインストールされているライセンスキーで、ファームウェアの中の機能をオンにし、オプションが購入されなかった場合にその機能が実行されるのを防止することができるようになる。ライセンスキーは、カメラが保護されているという印を標すために拡張することができる。2つのセキュリティキー、この事例では、「保護(Secure)」キーと「保護キー解除(SecureKey Unlock)」キーを使用することができる。ライセンスキーは、カメラ固有とすることができ、及び/又は、他のカメラに持ち込むことはできない。
カメラ側でこれら2つのセキュリティキーの何れかが設定されている場合、入力してもよいキーを、もう一方のセキュリティキーに限定することができる。他の全てのキーを拒絶することができる。これにより、一切の保護されていないキーが使用されるのを防止することができる。
スマートカメラに対するファームウェアのフラッシュは、「保護キー解除」キーを最初に入力しない限り、拒絶することができる。
スマートカメラへのファームウェアのフラッシュが完了した後に、「保護」キーを再入力することができ、そうして、スマートカメラを今一度ロックすることができる。
【0028】
図6は、システム6000の或る例示的な実施形態のブロック図であり、同システムは、被写体6100を備えることができ、被写体は、一次元コード、二次元コード、データ・マトリクスコード、及び/又はUID6200を含むことができ、被写体の画像はカメラ6300で捕捉することができ、カメラは、ネットワーク6400でコンピュータ6500に繋ぐことができる。コンピュータ6500には、画像、コード、及び/又はその表現をレンダリングするためのディスプレイ6600、及び/又は、画像、コード、及び/又はその表現を記憶するためのデータベース6700を繋ぐことができる。
【0029】
図7は、情報装置7000の或る例示的な実施形態のブロック図であり、同装置は、或る特定の動作実施形態では、例えば、図6のカメラ6300、コンピューター6500などを備えていてもよい。情報装置7000は、数ある回路及び/又は構成要素、例えば、1つ又はそれ以上のネットワークインターフェース7100、1つ又はそれ以上のプロセッサ7200、命令7400を含んでいる1つ又はそれ以上のメモリ7300、1つ又はそれ以上の入力/出力(I/O)装置7500、及び/又は、I/O装置7500に繋がれた1つ又はそれ以上のユーザーインターフェース7600など、の内の何れを備えていてもよい。
【0030】
特定の例示的な実施形態では、ユーザーは、グラフィカルユーザーインターフェースの様な1つ又はそれ以上のユーザーインターフェース7600を介して、製品、サービス、方法の何れかを、調査、設計、モデル化、制作、開発、構築、製造、運用、維持管理、保管、マーケティング、販売、配送、選択、指定、要求、発注、受け取り、返品、格付け、及び/又は、推奨することに関係した情報、及び/又はここに記載した情報、のレンダリングを視認することができる。
【0031】
図8は、或る例示的な方法の実施形態である方法8000のフローチャートである。活動8100では、画像を、カメラで、感知し、受信し、捕捉し、及び/又は読み取って、例えば、デジタルスチルカメラ及び/又はビデオカメラのセンサーユニット及び/又はメモリに収めることができる。活動8200では、捕捉された画像の機械読み取り可能な一次元コード、二次元コード、データ・マトリクスコード、及び/又はUID(以下「コード」という)の所在位置及び/又は外側境界は、カメラを用いて、恐らくは、人間のオペレータがカメラで分析するために事前に決められた向きにコードを整列させるのを支援した後、自動的に求めることができる。活動8300では、当該コードのついての境界箱及び/又はその座標は、カメラで自動的に計算及び/又は求めることができる。
【0032】
活動8400で、コードを取り囲んでいるクリアゾーンの大凡の平均グレイスケール値は、カメラによって自動的に計算及び/又は求めることができ、及び/又は、画像内ではあるがクリアゾーンの外側(即ち、マスクゾーンの中)に位置する実質的に全ての画素のグレイスケール値に割り当てることができる。活動8500では、マスク画像を、カメラによって作成し、コード又はその或る表現を備えているマスク画像及びマスクゾーンを、コンピューターへ送り、表示させ、及び/又は、記憶させることができる。前記捕捉された画像の中でコードの位置を突き止めることができないと判定された場合は、これに応え、マスクゾーンは、捕捉された画像の全体を含むことができる。
【0033】
活動8600では、コードを、デコードし、分析し、及び/又は検証することができる。活動8700では、機械読み取り可能及び/又は人間読み取り可能な表現の様な、コードの或る表現を、作成し、コンピューターへ送り、表示させ、及び/又は記憶させることができる。
【0034】
活動8800では、例えば、捕捉された画像の中でコードの位置を突き止めることができないと判定された、事前に決められた時間内にコードをデコードすることができないと判定された、及び/又は、事前に決められたキーがカメラのユーザーインターフェースに入力された、という様な事前に決められた事象が起きた場合、これに応え、カメラの様々な機能、例えば、画像を捕捉する、画像を表示する、画像を保存する、他のアプリケーション、修正動作、設定、及び/又はファームウェアを用いて画像にアクセスする、作動、設定、及び/又はファームウェアをロックする及び/又は無効にするなど、の内の何れであってもよいがそれを無効にすることを介して、カメラを保護された状態にすることができる。
【0035】
定義
以下の用語をここで実質的に使用する場合、以下の定義を適用する。これらの用語及び定義は、偏見なく且つ本出願の内容と整合性を持たせて提示しているものであり、本出願又はこれに対し優先権を主張する何れの出願についても、その審査手続き中にそれら用語を再定義する権利は保護される。本出願に対し優先権を主張する何れの特許も、その特許請求の範囲を翻訳することを目的として、各定義(又は、同特許の審査手続き中に元の定義が補正された場合には再定義された用語)は、同定義に当てはまらない対象を明快且つ明白に否定する役目を果たす。
【0036】
或る−少なくとも1つ。
【0037】
アクセス−(動詞)入る、近づく、〜と交信する及び/又は〜を通して連絡する、〜を利用する、及び/又は、〜へ及び/又は〜から渡す;(名詞)[入る、近づく、〜と交信する及び/又は〜を通して連絡する、〜を利用する、及び/又は、〜へ及び/又は〜から渡す]許可、自由、権利、機構、又は、能力。
【0038】
活動−行為、行い、段階、及び/又は、処理又はその一部分。
【0039】
〜するように構成されている−指定された機能を行うのに適している、適合している、及び/又は能力がある。
【0040】
整列させる−或る線及び/又は複数の点に関して配列する。
【0041】
全て−それぞれ及びあらゆる。
【0042】
及び/又は−〜と共に又は〜の代わりにの何れか。
【0043】
機器−特定の目的に使用される器具又は装置。
【0044】
大凡−約、及び/又は〜とほとんど同じ。
【0045】
割り当てる−特定の目的で、規定する、指定する、割り付ける、及び/又は帰属させる、及び/又は、取っておくこと。
【0046】
支援する−〜に援助又は支持を与えること。
【0047】
関連付ける−結び付ける、一体に繋ぐ、及び/又は関係付けること。
【0048】
自動的に−基本的に外部からの人間による影響及び/又は制御に依存しないやり方で作用及び/又は作動すること。例えば、自動点灯スイッチは、人が点灯スイッチを手動で作動させるのではなく、その視界に人が「見える」とスイッチが入る。
【0049】
平均−或るセットの量の総和を、セット内の量の個数で割って得られる値、及び/又は統計学的期待値の近似値。
【0050】
バックボーンネットワーク−多くの場合、長距離電話中継線、及び/又は、インターネットに接続されているホストコンピューターシステム同士の間で大量のデータを同時に伝送するのに使用するためのマイクロ波及び衛星リンクの様な他の有線及び/又は無線リンク、から構築されている「中継」ネットワーク。普通に通信されるデータは、通常は、バックボーンネットワークを起点とも終点ともしない。
【0051】
バーコード−光学スキャナで読み取ることができ、数字及び/又はアルファベット文字として翻訳することのできる、ドットの集まり、幅の異なった平行なバーなどの様な一連の記号として表現可能な情報。
【0052】
バーコードリーダ−バーコードを走査及び/又はデコードするように構成されている装置及び/又はシステム。
【0053】
境界を成す−対象物の外縁、表面、及び/又は限界に隣接して位置する/又は配置されていること。
【0054】
境界−限界及び/又は〜の最遠端。
【0055】
境界箱−外側境界を画定している矩形。
【0056】
計算−数学及び/又は論理法則によって求めること。
【0057】
カメラ−多くの場合、レンズの付いたアパーチャを有する遮光性エンクロージャを備えた装置であり、同レンズを通して、被写体の静止画像及び/又は移動画像の焦点を合わせ、感光フィルム、プレート、テープ、及び/又は電子及び/又は光学メモリ装置(例えば、RAM、EEPROM、フラッシュメモリ、磁気ディスク、光学ディスクなど)に連結されているセンサに記録させる、装置。
【0058】
できる−少なくとも或る実施形態においては、〜の能力がある。
【0059】
捕捉する−感知する、受信する、取得する、入力する、及び/又はメモリに記録すること。
【0060】
行わせる−効果を生み出すこと。
【0061】
回路−ネットワークに包含されている2つ又はそれ以上の開閉装置の間に、及びネットワークに包含されているのではなくネットワークに接続されている対応する終端システムの間に、確立された電気伝導性経路及び/又は通信接続。
【0062】
クリアゾーン−機械読み取り可能な二次元コードを欠いている領域。
【0063】
コード−1つ又はそれ以上の事前に決められた値を有するデータを表す、及び/又はデータに相当する少なくとも1つの文字。
【0064】
備えている−限定せず、以下のものを含んでいる。
【0065】
構成する−特定の使用又は状況に適応させる又は適合させること。
【0066】
コンテンツ−記憶され及び/又は書き込まれた作品の内容及び/又は実質部分。
【0067】
変換する−転換する、改造する、及び/又は変えること。
【0068】
座標−所与の次元の空間の中の、線又は他の固定基準の系に対する点、線、多角形、曲線、又は面の位置を求めるのに使用される2つ又はそれ以上の数のあらゆるセット。
【0069】
作成する−実在状態にすること。
【0070】
データ−概念を表現するよう、大抵は特別な又は事前に決められたやり方で、フォーマットされ、及び/又は編集された個別の情報。
【0071】
データ構造−データを効果的に操作できるようにしたデータの集合体の編成、及び/又は、特定のデータ操作機能を支持するように設計されているデータ要素間の論理関係。データ構造は、データ構造のプロパティを記述するメタデータを備えることができる。データ構造の例として、アレイ、ディクショナリ、グラフ、ハッシュ、ヒープ、連結リスト、マトリクス、オブジェクト、キュー、リング、スタック、ツリー、及び/又はベクトルが挙げられる。
【0072】
デコードする−以前のエンコーディングの効果を逆行させることによりデータを変換する、及び/又は、コード及び/又は信号を翻訳すること。
【0073】
画定する、定義する−〜の意味、関係、外形、形式、及び/又は構造を確立し、及び/又は厳密に及び/又は区別できるよう記述及び/又は指定すること。
【0074】
判定−決定を下す又は決定に到る活動。
【0075】
判定する、求める−取得する、計算する、決定する、推定する、及び/又は確認すること。
【0076】
装置−機械、製造物、及び/又はその集合体。
【0077】
欠いている−〜を所有していない、無い、及び/又は足りない。
【0078】
デジタル−非アナログ;個別の。
【0079】
デジタルカメラ−画像を捕捉するカメラであって、フィルムにでは無く、最初は、メモリに連結されている電子撮像センサに、画像を捕捉するカメラ。
【0080】
無効にする−使用できなくする、無資格にする、及び/又は不能にすること。
【0081】
表示する、ディスプレイ−(動詞)視覚的にレンダリングすること。(名詞)情報を目に見える形式で表現する電子装置、及び/又は何かの視覚的表現。
【0082】
各−群内の個別と見なされる1つ1つのもの全て。
【0083】
入力する−インプットする、入ってくる、及び/又は流れ込むこと。
【0084】
エントリ−入力したことの結果。
【0085】
等しい−実質的に同じ。
【0086】
第1−順序付けの中の最初の実在物。
【0087】
更に−加えて。
【0088】
生成する−作成する、生み出す、生じさせる、及び/又は存在するようにすること。
【0089】
グレイスケール−白色から黒色まで又はその逆の段階的分類。
【0090】
触覚−人の筋肉運動の感覚及び/又は人の接触の感覚を伴う。多くの考えられる触覚体験の中には、触知できる接触(触られている状態)、能動接触、把持、圧力、摩擦、牽引、滑り、伸展、力、トルク、衝撃、穿刺、振動、動き、加速、痙動、脈動、向き、四肢の位置、重力、肌理、間隙、窪み、粘性、痛み、痒み、湿気、温度、熱伝導性、及び熱容量を体験することを含め、少なくとも部分的に非視覚的、非聴覚的、非臭覚的なやり方で知覚される、多くの感覚、体位による感覚の差、及び時間に基づく感覚の変化がある。
【0091】
識別する−その身元、起源、性質、及び/又は固有の特徴を特定する、認識する、検出する、及び/又は立証すること。
【0092】
画像−実在物及び/又は現象の少なくとも二次元的な表現。
【0093】
情報装置−データ及び/又は情報を処理することのできるあらゆる装置であり、どの様な一般用途及び/又は特殊用途のコンピューターであってもよく、例えば、パーソナルコンピューター、ワークステーション、サーバ、ミニコンピューター、メインフレーム、スーパーコンピューター、コンピューター端末、ラップトップ、着用可能コンピューター、及び/又は携帯情報端末(PDA)、モバイル端末、ブルートゥース装置、連絡機構、「スマート」フォン(Treoの様な装置など)、メッセージサービス(例えば、Blackberry)受信器、ページャー、ファクシミリ、携帯電話、従来型の電話、電話装置、プログラムされたマイクロプロセッサ又はマイクロコントローラー及び/又は周辺集積回路素子、ASIC又は他の集積回路、個別素子回路の様なハードウェア電子論理回路、及び/又はPLD、PLA、FPGA、又はPALの様なプログラマブル論理装置、又は類似物などがある。概して、ここに記載されている方法、構造、及び/又はグラフィカルユーザーインターフェースの少なくとも一部分を実施する能力がある有限状態機械が常駐するあらゆる装置は、情報装置として使用してもよい。情報装置は、例えば、1つ又はそれ以上のネットワークインターフェース、1つ又はそれ以上のプロセッサ、命令を含んでいる1つ又はそれ以上のメモリ、及び/又は1つ又はそれ以上の入力/出力(I/O)装置、I/O装置に連結されている1つ又はそれ以上のユーザーインターフェースなどの様な構成要素を備えていてもよい。
【0094】
初期化する−使用のため及び/又は何らかの未来事象のために何かを準備すること。
【0095】
入力/出力(I/O)装置−聴覚、視覚、触覚、嗅覚、及び/又は味覚指向性装置の様なあらゆる感覚指向性入力及び/又は出力装置であり、その様な装置としては、例えば、モニタ、ディスプレイ、プロジェクタ、オーバーヘッドディスプレイ、キーボード、キーパッド、マウス、トラックボール、ジョイスティック、ゲームパッド、ホイール、タッチパッド、タッチパネル、ポインティングデバイス、マイクロホン、スピーカ、ビデオカメラ、カメラ、スキャナ、プリンタ、触覚装置、バイブレータ、触知シミュレータ、及び/又は触知パッドが含まれ、I/O装置を取り付けるか又は接続することができるポートを含めてもよい。
【0096】
〜に(なる)−〜の状況、状態、又は形態へ。
【0097】
キー−アクセスの手段を与える事前に決められた物理的又は情報的事物であり、例えば、物理的なロックを開くのに用いられる装置、複数の記号、画像、生物測定データなどである。
【0098】
限定的な−制約を課す。
【0099】
位置する、位置を突き止められた−特定の地点、領域、及び/又は位置に在る。
【0100】
所在位置−或る場所。
【0101】
機械命令−情報装置の様な機械に、1つ又はそれ以上の特定の活動、動作、又は機能を行わせるように構成されている指示。指示は、「プロセッサ」、「カーネル」、「オペレーティングシステム」、「プログラム」、「アプリケーション」、「ユーティリティ」、「サブルーチン」、「スクリプト」、「マクロ」、「ファイル」、「プロジェクト」、「モジュール」、「ライブラリ」、「クラス」、及び/又は「オブジェクト」などと呼ばれる実在物を形成している場合もあり、ハードウェア、ファームウェア、及び/又はソフトウェア内に、マシンコード、ソースコード、オブジェクトコード、コンパイルドコード、アセンブルドコード、翻訳可能コード、及び/又は実行可能コードなどとして具現化することができる。
【0102】
機械読み取り可能媒体−機械が、データ及び/又は情報を取得することができるようにする物理的構造体。例として、メモリ、パンチカードなどが挙げられる。
【0103】
機械読み取り可能な−情報装置がデータ及び/又は情報を取得することができるようにする或る形式の。
【0104】
〜してもよい−少なくとも幾つかの実施形態では、許容されている、及び/又は許可されている。
【0105】
メモリ−アナログ又はデジタル情報を保存する能力がある装置であり、例えば、不揮発性メモリ、揮発性メモリ、ランダムアクセスメモリ、RAM、読み取り専用メモリ、ROM、フラッシュメモリ、磁気メディア、ハードディスク、フロッピーディスク、磁気テープ、光学メディア、光学ディスク、コンパクトディスク、CD、デジタル汎用ディスク、DVD、及び/又はレイドアレイなどが挙げられる。メモリは、ここに開示されている実施形態によれば、プロセッサに連結することができ、及びそのプロセッサによって実行されるように構成されている命令を保存することができるものである。
【0106】
メモリ装置−命令及び/又はデータの様なアナログ又はデジタル情報を保存する能力がある機器。例として、不揮発性メモリ、揮発性メモリ、ランダムアクセスメモリ、RAM、読み取り専用メモリ、ROM、フラッシュメモリ、磁気メディア、ハードディスク、フロッピーディスク、磁気テープ、光学メディア、光学ディスク、コンパクトディスク、CD、デジタル汎用ディスク、DVD、及び/又はレイドアレイなどが挙げられる。メモリ装置は、ここに開示されている実施形態による様に、プロセッサに連結することができ、及び/又は、プロセッサによって実行されるように構成されている命令を保存することができるものである。
【0107】
方法−何かを成し遂げるための関係する活動の処理、手続き、及び/又は集合である。
【0108】
ネットワーク−通信可能に連結されている複数のノード。ネットワークは、回路交換式、公衆交換式、パケット交換式、データ、電話、電気通信、映像配信、ケーブル、地上波、同報通信、衛星、ブロードバンド、社内、世界的、国家的、地域的、広域、バックボーン、パケット交換式TCP/IP、USB、PS2、ファイヤーワイヤー、ブルートゥース、WiFi、イーサネット、PROFIBUS、PROFINET、RS232、トークンリング、公衆インターネット、私的、ATM、マルチドメイン、及び/又はマルチゾーンサブネットワーク、の様な多種多様なサブネットワーク、1つ又はそれ以上のインターネットサービスプロバイダ、及び/又は、ローカルエリアネットワークなどに直接接続されていないスイッチ、ルーター、及び/又はゲートウェイの様な1つ又はそれ以上の情報装置など、の何れとすることもでき、及び/又は何れを利用することもできる。
【0109】
ネットワークインターフェース−情報装置をネットワークに繋ぐ能力がある、あらゆる装置、システム、又はサブシステム。一例として、ネットワークインターフェースは、電話、携帯電話、セル方式モデム、電話データモデム、ファックスモデム、無線トランシーバー、イーサネットカード、ケーブルモデム、デジタル加入者回線インターフェース、ブリッジ、ハブ、ルータ、又は他の同様の装置とすることもできる。
【0110】
無コードゾーン 機械読み取り可能な二次元コードを取り囲んではいるが、それ自体には機械読み取り可能な二次元コードが一切無い領域。
【0111】
〜でない−何かの否定。
【0112】
一次元(「1−D」)コード−多くの場合、物理的品目に印を付けるために用いられ、事前に決められたパターンに配列された黒色及び/又は白色の視覚的要素、バー、ドット、及び/又はセルを備えている、バーコード及び/又は他の種類の機械読み取り可能コード。普通のバーコードに例示される様に、1−Dコードは、通常、「垂直方向に冗長な」様式で提供されており、これは、同じ情報が垂直方向に繰り返されているので、情報を一切失うことなく、バーの高さを断ち切ることができることを意味する。しかしながら、垂直方向の冗長性のおかげで、染み又は空所の様な印刷に不具合があった記号でも読み取ることができる。バーの高さが高いほど、バーコードに沿う少なくとも1つの経路を読み取ることができる確率は高くなる。更に例を挙げると、コード128、コード39、コーダバー(Codabar)、コード93、I2of5、UPC/EAN/JAN、UPC−E、UPC補助、RSS及び複合、コーダブロックF(CodablockF)、コード11、マトリクス2of5、MSIプレッシー(MSIPlessy)、NEC2of5、ポストネット(Postnet)、ファーマコード(Pharmacode)、テレペン(Telepen)、及びBC412がある。
【0113】
動作−機能を実行する際の一連のアクション。
【0114】
オペレータ−機械又は装置を観察及び/又は制御する者。
【0115】
向き−第1の物体の、第2の物体に対する位置付け。
【0116】
外側−境界及び/又は限界を超えた空間。
【0117】
パケット−個別の通信インスタンス。
【0118】
画素−個別のデジタル画像素子。
【0119】
複数−2つ以上及び/又は1つより多い状態。
【0120】
事前に決める−前もって決める、決定する、又は定めること。
【0121】
防止する−妨ぐ、阻害する、止める、及び/又は回避すること。
【0122】
確率−発生の可能性の定量的表現。
【0123】
プロセッサ−1つ又はそれ以上の事前に決められたタスクを行うための装置及び/又は機械読み取り可能な命令のセット。プロセッサは、ハードウェア、ファームウェア、及び/又はソフトウェアの内の何れか1つ又は或る組み合わせを備えることができる。プロセッサは、機械的、空気圧的、油圧的、電気的、磁気的、光学的、情報的、化学的、及び/又は生物学的原理、信号、及び/又は入力を利用して、(単数又は複数の)タスクを行うことができる。或る実施形態では、プロセッサは、実行可能な手続き及び/又は情報装置が使用するための情報を、操作、分析、変更、変換、送信することによって、及び/又は同情報を出力装置に経路決めすることによって、情報に働きかけることができる。プロセッサは、中央演算処理ユニット、ローカルコントローラ、リモートコントローラ、パラレルコントローラ、及び/又は分散型コントローラなどとして機能することができる。別段記載のない限り、プロセッサは、マイクロコントローラ、及び/又はカリフォルニア州サンタクララのIntel Corporation社製Pentium IVシリーズのマイクロプロセッサの様なマイクロプロセッサ、の様な汎用装置とすることもできる。或る特定の実施形態では、プロセッサは、そのハードウェア及び/又はファームウェア内で、ここに開示されている或る実施形態の少なくとも一部を実行するように設計された、特定アプリケーション向け集積回路(ASIC)又はフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)の様な専用装置である。
【0124】
推定する−計算する、見積もる、又は予測する。
【0125】
提供する−備え付ける、供給する、与える、及び/又は利用可能にすること。
【0126】
受信する−信号として得る、取る、捕捉する、及び/又は取得すること。
【0127】
レンダリングする−何らかの視覚的、聴覚的、及び/又は触覚的手段を介し、例えば、ディスプレイ、モニタ、電子ペーパー、人工眼球、人工内耳、スピーカなどを介して、例えば、データ、コマンド、テキスト、グラフィク、音声、映像、動画、及び/又はハイパーリンクなどとして、人が知覚できるようにすること。
【0128】
繰り返して−何度も;反復的に。
【0129】
表現−何かの、近似物、等価物、数理的特徴、レンダリング、画像、及び/又は類似物。
【0130】
要求する−〜への欲求を表す、及び/又は〜を求めること。
【0131】
応えて−影響及び/又は刺激に反応して。
【0132】
前記−特許請求の範囲のシステム又は装置の請求項に使用される場合、後に続く請求項の用語がそれまでに紹介されているものであることを表す冠詞。
【0133】
保存する−データをメモリ装置内に維持すること。
【0134】
第2−順序付けの中で第1の実在物の直後の実在物である。
【0135】
選択する−代案からの選定又は選択を行うこと。
【0136】
セット−関係のある多数。
【0137】
信号−例えば、パワー、エネルギー、圧力、流量、粘度、密度、トルク、衝撃、力、周波数、位相、電圧、電流、抵抗、起磁力、磁界強度、磁束、磁束密度、磁気抵抗、透磁率、屈折率、光波長、偏光、反射率、透過率、位相シフト、濃度、及び/又は温度など、空気圧的、油圧的、音響的、流体的、機械的、電気的、磁気的、光学的、化学的、及び/又は生物学的変数の様な、物理的変数の自動的に検出可能な変分としてエンコードされた、活動のための機械命令、及び/又は、1つ又はそれ以上の英文字、単語、文字、記号、信号フラグ、視覚的表示、及び/又は特別な音などの様な、予め仕組まれた意味を有する情報である。文脈によっては、信号及び/又はそこにエンコードされている情報は、同期、非同期、ハードリアルタイム、ソフトリアルタイム、非リアルタイム、連続生成型、連続変化型、アナログ、離散生成型、離散変化型、量子化された、デジタル、同報通信、マルチキャスト、ユニキャスト、送信された、搬送された、受信された、連続測定型、離散測定型、処理された、エンコードされた、暗号化された、多重化された、変調された、拡散型、非拡散型、復調された、検出された、逆多重化された、解読された、及び/又はデコードされたもの、などである。
【0138】
記憶する−機械読み取り可能媒体の中に及び/又は媒体上に、置く、保持する、維持する、入れる、及び/又はコピーすること。
【0139】
実質的に−大部分又は相当程度まで。
【0140】
取り囲む−幾つか及び/又は全ての辺を取り巻く、囲む、及び/又は閉じ込めること。
【0141】
システム−機構、装置、機械、製造品、処理、データ、及び/又は命令の集合体であり、1つ又はそれ以上の特定の機能を行う様に設計されている集合体。
【0142】
期間−時間間隔。
【0143】
送信する−信号として送ること、提供すること、与えること、及び/又は供給すること。
【0144】
二次元(「2−D」)コード−比較的小さい物理的品目に印を付けるためにしばしば用いられる機械読み取り可能なコードであって、通常は、実質的に矩形であり、方形及び/又は矩形パターンに配列されている、黒色及び/又は白色の視覚的要素及び/又はセルを備え、コード又は記号全体の高さ、並びに長さに沿ってデータがエンコードされている。通常は、白色セルには値0が割り当てられ、黒色セルには値1が割り当てられるか、又はその逆である。「スタック型記号論」と「多列コード」という用語は、通常は、データが一連の幅が異なるバー及び空間としてエンコードされている一連の一次元バーコードで構築された記号論に該当する。「マトリクスコード」という用語は、データをマトリクス内の黒色(又は白色)セルの位置に基づいてエンコードする2−Dコードに該当し、ここで、各黒色(又は白色)セルは、データをエンコードしているセルと実質的に同じサイズ及び位置を有している。例を挙げると、コード1、コード49、コード16K、3Dバーコード、3−D1、アレイタグ(ArrayTag)、アズテックコード(Aztec Code)、スモールアズテックコード(Small Aztec Code)、コーダブロック(Codablock)、CPコード、データグリフィス(DataGlyphs)、データマトリクス(DataMatrix)、データストリップコード(Datastrip Code)、ドットコードA(Dot CodeA)、ゴーコード(GoCode)、HCCB、ヒューコード(hueCode)、INTACTAコード、マキシコード(MaxiCode)、ミニコード(MiniCode)、PDF417、マイクロPDF417、マイクロQRコード、QRコード、スマートコード、スノーフレークコード、スーパーコード、ウルトラコード、ISO15415、AIMDPM(Draft Rev D) 、AS9132/IAQG、及びシーメンスのDPM検証が挙げられる。
【0145】
〜まで−〜の時点又は時期までずっと及び/又は至るまで。
【0146】
ユーザーインターフェース−情報をユーザーにレンダリングするため、及び/又はユーザーからの情報を要求するための装置及び/又はソフトウェアプログラム。ユーザーインターフェースは、テキスト的、グラフィック的、音声的、映像的、動画的、及び/又は触覚的な要素の内の少なくとも1つを含んでいる。テキスト的要素は、例えば、プリンタ、モニタ、ディスプレイ、プロジェクタなどによって提供される。グラフィック的要素は、例えば、モニタ、ディスプレイ、プロジェクタ、及び/又は光、フラグ、ビーコンなどの様な視覚的表示装置を介して提供される。音声的要素は、例えば、スピーカ、マイクロホン、及び/又は他の音生成及び/又は受信装置を介して提供される。映像的要素又は動画的要素は、例えば、モニタ、ディスプレイ、プロジェクタ、及び/又は他の視覚的装置を介して提供される。触覚的要素は、例えば、非常に低い周波数のスピーカ、バイブレータ、触知スティミュレータ、触知パッド、シミュレータ、キーボード、キーパッド、マウス、トラックボール、ジョイスティック、ゲームパッド、ホイール、タッチパッド、タッチパネル、ポインティングデバイイス、及び/又は他の触覚的装置などを介して提供される。ユーザーインターフェースは、例えば、1つ又はそれ以上の英文字、数、記号などの様な1つ又はそれ以上のテキスト的要素を含むことができる。ユーザーインターフェースは、例えば、画像、写真、図画、アイコン、ウインドウ、タイトルバー、パネル、シート、タブ、ドロワ、マトリックス、表、形式、カレンダー、アウトラインビュー、フレーム、ダイアログボックス、静止テキスト、テキストボックス、リスト、ピックリスト、ポップアップリスト、プルダウンリスト、メニュー、ツールバー、ドック、チェックボックス、無線ボタン、ハイパーリンク、ブラウザ、ボタン、コントロール、パレット、プレビューパネル、カラーホイール、ダイヤル、スライダ、スクロールバー、カーソル、ステイタスバー、ステッパ、及び/又は進捗状況インジケータなどの様な、1つ又はそれ以上のグラフィック的要素を含むことができる。テキスト的及び/又はグラフィック的要素は、外観、背景色、背景様式、境界様式、境界の太さ、前景色、フォント、フォント様式、フォントサイズ、整列、ライン間隔、インデント、最大データ長さ、妥当性、問合せ、カーソルのタイプ、ポインターのタイプ、自動サイズ調整、位置、及び/又は寸法などを、選択する、プログラムする、調節する、変更する、特定するなどのために用いられる。ユーザーインターフェースは、例えば、音量コントロール、ピッチコントロール、速度コントロール、ボイスセレクタ、及び/又は音声の再生、速度、一時停止、早送り、巻き戻しなどを制御するための1つ又はそれ以上の要素、の様な1つ又はそれ以上の音声的要素を含むことができる。ユーザーインターフェースは、例えば、映像の再生、速度、一時停止、早送り、巻き戻し、ズームイン、ズームアウト、回転、及び/又は傾きなどを制御するための要素、の様な1つ又はそれ以上の映像的要素を含むことができる。ユーザーインターフェースは、例えば、動画の再生、一時停止、早送り、巻き戻し、ズームイン、ズームアウト、回転、傾き、色、輝度、速度、周波数、外観などを制御する要素の様な1つ又はそれ以上の動画的要素を含むことができる。ユーザーインターフェースは、例えば、触知的な刺激、力、圧力、振動、動き、変位、温度などを利用する要素、の様な1つ又はそれ以上の触覚的要素を含むことができる。
【0147】
値−測定された、割り当てられた、求められた、及び/又は計算された、変数及び/又はパラメーターの量又は質。
【0148】
検証する−所在位置が正しいか否かを判定するという様な、提供された情報の正確さを立証すること。
【0149】
〜を介し−〜を経由して、及び/又は〜を利用して。
【0150】
重み−重要度を示す値。
【0151】
〜内−内部。
【0152】
注記
当業者には、特定の例示的な実施形態に関する上で述べた及び/又はここに含まれている詳細な説明及び/又は図面を見て頂ければ、更に他の実質的及び特定的に実用的且つ有用な実施形態が容易に明白になるであろう。多くの変更、修正、及び更なる実施形態も可能であり、従って、その様な変更、修正、及び実施形態の全ては、本出願の範囲に含まれるとみなされるべきものと理解頂きたい。
【0153】
而して、本出願の何れの部分(例えば、発明の名称、技術分野、背景技術、発明の概要、詳細な説明、要約書、図面など)の文脈とも関係なく、何れの請求項に関しても、それが本出願の請求項であるか及び/又は本出願に対する優先権を主張している何れかの出願の請求項であるかに関わらず、そして、元から提出されているかそうでないかに関わらず、明示的な定義、断定、又は主張を介するなどにより、別途明白に指定されない限り、
何れの特定の説明され又は図示されている特徴、機能、活動、又は要素、又は何れの特定の活動順序、又は何れの特定の要素間相互関係についても、その包含に関する必要条件は存在せず、
何れの要素も、一体化し、分離し、及び/又は重複させることができ、
何れの活動も繰り返すことができ、何れの活動も複数の実在物によって実行させることができ、及び/又は何れの活動も複数の管轄において実行させることができ、
何れの活動又は要素も、特定的に除外することでき、活動順序は変えることができ、及び/又は要素間相互関係は変えることができる。
【0154】
更に、何らかの数又は範囲がここに記述されている場合、別途明白に記載のない限り、その数又は範囲は大凡である。何らかの範囲がここに記述されている場合、別途明白に記載のない限り、その範囲は、範囲内の全ての数値と範囲内の全ての部分範囲を含む。例えば、1から10までの範囲と記述されている場合、その範囲は、それらの間の全ての値、例えば、1.1、2.5、3.335、5、6.179、8.9999などを含み、全ての部分範囲、例えば、1から3.65まで、2.8から8.14まで、1.93から9まで、などを含む。
【0155】
何れの請求項の要素についても、図面要素番号が付いている場合、当該図面要素番号は例示目的であって、請求の範囲を限定するものではない。
【0156】
ここに参考文献として援用されている何れの資料(例えば、米国特許、米国特許出願、書籍、論文など)の何れの情報も、その様な情報とここに記載されている他の記述及び図面との間に矛盾が存在しない範囲においてのみ参考文献として援用される。本明細書の又はこれに対する優先権を求めている何れの請求項についても、それを無効としかねない矛盾を含め、その様な矛盾が起こった場合は、何であれ、その様な資料のその様な矛盾する情報は、本明細書に参考文献として援用しないことを明確に述べる。
【0157】
従って、本出願の、特許請求の範囲そのものを除く全ての部分(例えば、発明の名称、技術分野、背景技術、発明の概要、詳細な説明、要約書、図面など)は、事実上、説明を目的としており、限定を課すものではない。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
或る方法において、
デジタルカメラを介して、前記カメラによって捕捉された画像であり、機械読み取り可能な二次元コードを画定する第1の複数の画素と、無コードゾーンを画定する第2の複数の画素と、を備えている第1画像の中で、前記機械読み取り可能な二次元コードが識別されたという判定に応え、前記機械読み取り可能な二次元コード又は前記機械読み取り可能な二次元コードの或る表現を備え且つ前記第2の複数の画素を欠いている第2画像の保存又は表示を自動的に行わせる段階から成る方法。
【請求項2】
前記第1画像の中の前記機械読み取り可能な二次元コードの所在位置を自動的に求める段階を更に含んでいる、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1画像の外側境界を自動的に求める段階を更に含んでいる、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記機械読み取り可能な二次元コードの複数の境界箱座標を自動的に計算する段階であって、前記境界箱座標は、前記機械読み取り可能な二次元コードと、前記機械読み取り可能な二次元コードを取り囲んでいるクリアゾーンと、を備えている、複数の境界箱座標を自動的に計算する段階を更に含んでいる、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記機械読み取り可能な二次元コードを取り囲んでいるクリアゾーンの平均グレイスケール値を計算する段階を更に含んでいる、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記機械読み取り可能な二次元コードを取り囲んでいるクリアゾーンの平均グレイスケール値を、前記クリアゾーンの外側であり且つ前記第1画像の外側境界内に位置している全ての画素のグレイスケール値に割り当てる段階を更に含んでいる、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記機械読み取り可能な二次元コードを備えているマスク画像と、前記機械読み取り可能な二次元コードを取り囲んでいるクリアゾーンの外側であり且つ前記画像の外側境界内に位置している画素のみを備えているマスクゾーン、とを生成する段階であって、前記マスクゾーンの中の各画素は、前記クリアゾーンの平均グレイスケール値に大凡等しいグレイスケール値を有している、マスク画像とマスクゾーンを生成する段階を更に含んでいる、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記機械読み取り可能な二次元コードを備えているマスク画像と、前記機械読み取り可能な二次元コードを取り囲んでいるクリアゾーンの外側であり且つ前記画像の外側境界内に位置している画素のみを備えているマスクゾーンと、を表示する段階であって、前記マスクゾーンの中の各画素は、前記クリアゾーンの平均グレイスケール値に大凡等しいグレイスケール値を有している、マスク画像とマスクゾーンを表示する段階を更に含んでいる、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記機械読み取り可能な二次元コードを備えているマスク画像と、前記機械読み取り可能な二次元コードを取り囲んでいるクリアゾーンの外側であり且つ前記画像の外側境界内に位置している画素のみを備えているマスクゾーンと、を記憶する段階であって、前記マスクゾーンの中の各画素は、前記クリアゾーンの平均グレイスケール値に大凡等しいグレイスケール値を有している、マスク画像とマスクゾーンを記憶する段階を更に含んでいる、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
人間のオペレーターが、前記機械読み取り可能な二次元コードを事前に決められている向きに整列させるのを支援する段階を更に含んでいる、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記機械読み取り可能な二次元コードをデコードする段階を更に含んでいる、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記機械読み取り可能な二次元コードを検証する段階を更に含んでいる、請求項1に記載の方法。
【請求項13】
前記デコードされた機械読み取り可能な二次元コードの或る表現を記憶する段階を更に含んでいる、請求項1に記載の方法。
【請求項14】
前記デコードされた機械読み取り可能な二次元コードの、人間が読み取り可能な或る表現を表示する段階を更に含んでいる、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
前記第1画像の中に前記機械読み取り可能な二次元コードの位置を突き止めることができないという判定に応えて、前記第1画像の境界を備えており且つコンテンツを備えていない第3画像を表示する段階を更に含んでいる、請求項1に記載の方法。
【請求項16】
事前に決められた或る期間内に前記機械読み取り可能な二次元コードをデコードすることができないという判定に応えて、前記デジタルカメラによる画像の捕捉を無効にする段階を更に含んでいる、請求項1に記載の方法。
【請求項17】
事前に決められた或るキーが前記デジタルカメラのユーザーインターフェースを介して入力されたことに応えて、前記デジタルカメラの動作を無効にする段階を更に含んでいる、請求項1に記載の方法。
【請求項18】
事前に決められた或るキーが前記デジタルカメラのユーザーインターフェースに入力されたことに応えて、前記デジタルカメラによって捕捉された画像へのアクセスを防止する段階を更に含んでいる、請求項1に記載の方法。
【請求項19】
事前に決められた或るキーが前記デジタルカメラのユーザーインターフェースに入力されたことに応えて、前記デジタルカメラによる画像の捕捉を無効にする段階を更に含んでいる、請求項1に記載の方法。
【請求項20】
事前に決められた或るキーが前記デジタルカメラのユーザーインターフェースに入力されるまで、前記デジタルカメラのメモリに記憶することを防止する段階を更に含んでいる、請求項1に記載の方法。
【請求項21】
事前に決められた或るキーが前記デジタルカメラのユーザーインターフェースに入力されるまで、前記デジタルカメラのフラッシュメモリに対する修正を防止する段階を更に含んでいる、請求項1に記載の方法。
【請求項22】
事前に決められた或るキーが前記デジタルカメラのユーザーインターフェースに入力されるまで、前記デジタルカメラの動作を無効にすることを防止する段階を更に含んでいる、請求項1に記載の方法。
【請求項23】
システムにおいて、
デジタルカメラを備えており、前記デジタルカメラは、前記カメラによって捕捉された画像であり、機械読み取り可能な二次元コードを画定する第1の複数の画素と、無コードゾーンを画定する第2の複数の画素と、を備えている第1画像の中で、前記機械読み取り可能な二次元コードが識別されたという判定に応え、前記機械読み取り可能な二次元コード又は前記機械読み取り可能な二次元コードの或る表現を備え且つ前記無コードゾーンを除外した第2画像の保存又は表示を自動的に行わせるように構成されている、デジタルカメラを備えているシステム。
【請求項24】
活動のための機械命令を備えている機械読み取り可能媒体において、
デジタルカメラを介して、前記カメラによって捕捉された画像であり、機械読み取り可能な二次元コードを画定する第1の複数の画素と、無コードゾーンを画定する第2の複数の画素と、を備えている第1画像の中で、前記機械読み取り可能な二次元コードが識別されたという判定に応え、前記機械読み取り可能な二次元コード又は前記機械読み取り可能な二次元コードの或る表現を備え且つ前記無コードゾーンを除外した第2画像の保存又は表示を自動的に行わせる段階を含んでいる活動、のための機械命令を備えている機械読み取り可能媒体。
【請求項25】
方法において、
デジタルカメラを介して、前記カメラによって捕捉された画像であり、機械読み取り可能な二次元コードと無コードゾーンとを備えている第1画像の中に、前記機械読み取り可能な二次元コードが識別されたという判定に応え、前記機械読み取り可能な二次元コードの或る表現のみの保存又は表示を自動的に行わせる段階から成る方法。
【請求項26】
システムにおいて、
デジタルカメラを備えており、前記デジタルカメラは、前記カメラによって捕捉された画像であり、機械読み取り可能な二次元コードと無コードゾーンとを備えている第1画像の中で、前記機械読み取り可能な二次元コードが識別されたという判定に応え、前記機械読み取り可能な二次元コードの或る表現のみの保存又は表示を自動的に行わせるように構成されている、デジタルカメラを備えているシステム。
【請求項27】
活動のための機械命令を備えた機械読み取り可能媒体において、
デジタルカメラを介して、前記カメラによって捕捉された画像であり、機械読み取り可能な二次元コードと無コードゾーンとを備えている第1画像の中で、前記機械読み取り可能な二次元コードが識別されたという判定に応え、前記機械読み取り可能な二次元コードの或る表現のみの保存又は表示を自動的に行わせる段階を含んでいる活動、のための機械命令を備えた機械読み取り可能媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2010−520560(P2010−520560A)
【公表日】平成22年6月10日(2010.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−552771(P2009−552771)
【出願日】平成20年3月10日(2008.3.10)
【国際出願番号】PCT/US2008/003203
【国際公開番号】WO2008/112216
【国際公開日】平成20年9月18日(2008.9.18)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.フロッピー
2.イーサネット
3.QRコード
【出願人】(509253136)マイクロスキャン システムズ インコーポレイテッド (5)
【Fターム(参考)】