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二次元コード
説明

二次元コード

【課題】図案と違和感なく一体化させることのできる二次元コードを提供する。
【解決手段】
外形が円形で、利用者が認識できる視覚情報を表す図案11の周囲に、周方向に変化する又は断続するパターンコード13を並べて構成される二次元コードであり、シーリングワックスを模したマーク又はシール1にデジタル情報を付加する二次元コードに好適で、シーリングワックスを模したマーク又はシール1の図案11の周囲にはみ出すワックス(蝋)を、デジタル情報を表すパターンコード13として利用する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、図案と違和感なく一体化させた二次元コードに関する。
【背景技術】
【0002】
専用の読み取り装置だけでなく、近年では携帯やスマートフォンのカメラでも読み取れることから、デジタル情報を記憶させた二次元コードの普及が著しい。二次元コードは様々な種類があり、日本では規格化された「QRコード(登録商標)」が最も一般的である(特許文献1)。特許文献1が開示する二次元コード(QRコード(登録商標))は、二進コードで表されるデータをセル化して、二次元のマトリックス上にパターンコードとして配置した二次元コードで、前記マトリックス内の少なくとも2個所の所定位置に特定のパターンコードの位置決め用シンボルを配置したことを特徴とする(特許文献1・請求項1)。
【0003】
しかし、特許文献1が開示する二次元コードだけでは、利用者はどのようなデジタル情報が記憶されているかが分からない。そこで、特許文献2は、携帯端末によりネットワーク上から取得可能な店舗、施設、構造物あるいはサービスに関する所定の情報にアクセスするためのアクセス情報がコード化された二次元コード(二次元コードパターンコード)と、前記所定の情報の種類もしくは分類に関連するかまたは上記所定の情報の種類もしくは分類を連想させる図案とを近接配置又は並列させたシートを提案する(特許文献2・請求項1〜請求項3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許2938338号公報
【特許文献2】特開2006-202264号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献2が開示するシートは、利用者が認識できる視覚情報を表す図案と、携帯端末等が認識できるデジタル情報を記憶させた二次元コードとを近接配置又は並列させているため、利用者が二次元コードに記憶させているデジタル情報を推認しやすい利点がある。しかし、特許文献2が例示する二次元コード(特許文献1が開示する二次元コード)は、デジタル情報の読み取りが正確かつ高速であるものの、図案と一体感に乏しく、図案の審美性を低下させる。そこで、図案と違和感なく一体化させることのできる二次元コードを開発するため、検討した。
【課題を解決するための手段】
【0006】
検討の結果開発したものが、外形が円形(楕円形含む)で、利用者が認識できる視覚情報を表す図案の周囲に、周方向に変化する又は断続するパターンコードを並べて構成される二次元コードである。本発明は、シーリングワックスを模したマーク又はシールにデジタル情報を付加する二次元コードに好適である。この場合、シーリングワックスを模したマーク又はシールの図案の周囲にはみ出すワックス(蝋)を、デジタル情報を表すパターンコードとして利用する。
【0007】
本発明の二次元コードは、専用の読み取り装置や携帯又はスマートフォンのカメラにより図案と一体の画像として取り込まれた後、ソフトウェア処理によりパターンコードの画像から特定のデジタル情報(例えば特定の英数文字からなる識別コード)を読み取る。デジタル情報は専用サーバに送られ、対応する別のデジタル情報(例えば企業HPの特定ページを表示するURL)を専用の読み取り装置や携帯又はスマートフォンに返信させ、必要に応じて前記別のデジタル情報に応じた処理をさせる(別のデジタル情報が前記URLの場合、ブラウザを起動して企業HPの特定ページを表示させる)。
【0008】
「周方向に変化するパターンコード」とは、シーリングワックスを模したマーク又はシールの図案の周囲にはみ出すワックス(蝋)のように、半径方向に出入りする凹凸を意味する。具体的なパターンコードは、図案に設定した基準半径方向から特定角度の半径方向に形成される凹凸の組み合わせを挙げることができる。「特定角度の半径方向に形成される」とは、図案に設定した基準半径方向から特定角度毎にある凸又は凹の有無、大きさや形状にデジタル情報を関係づけることを意味する。また、「周方向に断続するパターンコード」とは、周方向に離隔して図案の周囲に並ぶ特定外形のマーク群を意味し、シーリングワックスを模したマーク又はシール以外に本発明を適用する場合に利用される。
【0009】
パターンコードに記憶させたデジタル情報を読み取るため、専用の読み取り装置や携帯又はスマートフォンのカメラに取り込まれた画像から、歪み(図案やパターンコードの変形)、回転(図案やパターンコードを含む平面内での傾き)や傾き(図案やパターンコードを含む平面に対する傾き)を取り除く必要がある。そこで、パターンコードは、図案の外形又は前記外形に沿って形成される補正円を含ませるとよい。補正円は、撮影された画像が円形(図案の外形が円形の場合)又は特定の楕円形(図案の外形が楕円形の場合)になるように補正させ、歪みを取り除かせる。また、補正円は、直径が特定長さになるように画像を拡大又は縮小させ、パターンコードを同一尺度で処理させる働きを持たせることもできる。
【0010】
パターンコードは、図案の周囲に設定した基点より半径方向外側に設けた0時方向の座標コードと、前記基点と点対称位置の前記図案の周囲より半径方向外側に設けた6時方向の座標コードを含む構成とし、0時方向の座標コードと6時方向の座標コードとを結ぶ直線が縦軸となるように画像の回転を補正させることができる。0時方向の座標コードと6時方向の座標コードとは、両者の間隔を基準として読み取った画像を拡大又は縮小し、パターンコードを同一尺度で処理させる働きを持たせることもできる。
【0011】
座標コードは、カラーであったり、複数のセルから構成されたりすると、パターンコードに記憶させるデジタル情報を前記カラーの種類の数やセルの組み合わせの数だけ増やすことができる。例えば6時方向の座標コードを、3色で塗り分けられる3つのセルの組み合わせとすれば、図案の周囲に形成されるパターンコードが記憶するデジタル情報は9倍(=3×3倍)となる。また、0時方向の座標コードの色と、パターンコードを構成する凹凸が形成される特定角度の半径方向の数とを対応させると、前記0時方向の座標コードの色から、読み取る凹凸の特定角度を容易に判別させることもできる。
【発明の効果】
【0012】
本発明は、二次元コードを図案と違和感なく一体化させることができる。これは、デジタル情報を記憶させるパターンコードが図案の周囲にのみ構成され、図案の審美性を損ねないことと、前記パターンコードが自然に図案の周囲に構成されることによる効果である。こうしたパターンコードは、「周方向に変化するパターンコード」とすることにより、シーリングワックスのはみ出すワックス(蝋)を模して、違和感なく図案を一体化させることができる。また、パターンコードは、「周方向に断続するパターンコード」とすることにより、シーリングワックスを模したマーク又はシール以外に本発明を適用しやすくする。
【0013】
二次元コードを撮影して得られた画像は、補正円を利用して歪みを取り除いたり、座標コードを利用した拡大又は縮小によって縮尺を統一したり、前記座標コードを利用して歪みを取り除き、また回転や傾き方向の補正したりすることにより、パターンコードを正しく読み取ることができるようになる。補正円は図案の外形又は前記外形に沿って形成され、座標コードはパターンコードより半径方向外側に設けられるため、図案の審美性を損ねず、図案とパターンコードとの一体感も損ねない。また、座標コードは、カラーによる色分けや、多数のセルの組み合わせとすることにより、画像の補正のほか、パターンコードに記憶させるデジタル情報を増加させる働きも付加できる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の2次元コードの一例を表した正面図である。
【図2】読み込んだ2次元コードの画像の傾き補正を表す正面図である。
【図3】読み込んだ2次元コードの画像の回転補正を表す正面図である。
【図4】読み込んだ2次元コードの画像の拡大補正を表す正面図である。
【図5】2次元コードから読み取れるコードの例を表す正面図である。
【図6】実際の2次元コードを表す図1相当正面図である。
【図7】2次元コードの読取からHPへのジャンプまでを表すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。本発明の2次元コードは、例えば図1に見られるように、シーリングワックスを模したシール又はマーク1に好適に用いられる。パターンコード13は、外形が円形で、利用者が認識できる視覚情報を表す図案11(図1〜図5は図示略。図6参照)の周囲に、前記図案11の周囲にはみ出すワックス(蝋)の凸131として、前記図案11と同心円上に構成される。本例は、説明を簡潔にするため、前記凸131が1つのみのパターンコード13としているが、後述するルールに則り、多数の凸又は凹を組み合わせてパターンコード13を構成できる(後掲図6参照)。
【0016】
本例のパターンコード13は、シーリングワックスを模したマーク又はシール1の図案11の外形に沿って形成される補正円12や、前記図案11の周囲に設定した0時方向の基点Pより半径方向外側に設けた0時方向の座標コード14と、前記基点Pと点対称位置(6時方向)の前記図案11の周囲より半径方向外側に設けた6時方向の座標コード15を含む構成としている。0時方向の座標コード14及び6時方向の座標コード15は、図示を明確にするため、パターンコード13から半径方向外側に離隔させているが、もっと近く又は接する位置に設けてもよい。このほか、パターンコード13の外周縁を明確に読み取るため、前記外周縁に縁取りを設けてもよい。
【0017】
補正円12は、例えばスマートフォンのカメラで撮影して取り込まれた画像が円形になるように補正させ、歪みを取り除かせるために用いる(後掲図2参照。図2以下は図案11の図示を省略。以下、同じ)。また、補正円12は、直径が特定長さになるように画像を拡大又は縮小させ、パターンコードを同一尺度で処理させる働きを持たせている(後掲図4参照)。本例の補正円12は、図案11の外形を縁取る位置関係に設けているため、図案11との一体感が得られるように、細いロープを円環状に巻回させた図案11の最外周に沿って形成している。
【0018】
0時方向の座標コード14は、半径方向内側に頂点を向けた正三角形の外形を有し、本例の0時方向の座標コード14は、赤色である。また、6時方向の座標コード15は、それぞれ異なる着色がされた4個のセル151,152,153,154から構成される。前記セル151,152,153,154はそれぞれ正三角形で、正面から見て左から2番目のセル152が半径方向内側に頂点を向け、前記0時方向の座標コード14と点対称な関係を有している。本例は、セル151が赤色、セル152が青色、セル153が黒色、そしてセル154が緑色としている。0時方向の座標コード14や6時方向の座標コード15を構成するセル151,152,153,154は、正三角形以外に、円形、正方形及び多角形であってもよい。
【0019】
図示を省略するが、パターンコード13は、上記0時方向の座標コード14と6時方向の座標コード15とを結ぶ直線16の中点から直交して図案11の周囲より半径方向外側に設けた3時方向又は9時方向の座標コードのいずれか又は双方を含む構成としてもよい。本例のパターンコード13は、図案11と共に取り込まれた画像を補正円12により、傾き補正及び大きさ補正するが、例えば0時方向の座標コードと3時方向の座標コードとの位置関係及び距離が等しくなるように画像を補正させ、歪みを取り除いたり、回転又は傾きを補正させてもよい。補正円12による補正と、前記3時方向又は9時方向の座標コードによる補正とを併用してもよい。
【0020】
このほか、0時方向の座標コード14及び6時方向の座標コード15に加えて3時方向又は9時方向の座標コードを用いると、図案の外形が楕円形であっても、本発明が利用できる。すなわち、0時方向の座標コード14及び6時方向の座標コード15に加えて3時方向の座標コードを用いた場合、例えば図案が横長で長径及び短径が特定された楕円形であり、また9時方向の座標コードを用いた場合、図案が縦長で長径及び短径が特定された楕円形であると定義すればよい。これらの場合、補正円12も楕円形となる。
【0021】
スマートフォンのカメラで撮影して取り込まれた画像は、例えば図2上段に見られるように、補正円12の縦方向の外径D1に対して横方向の外径D2が短ければ、前記画像が左右方向に(正面から見て右側が紙面奥行きに、同左側が紙面手前に)傾いていると判断し、図2下段に見られるように、縦方向及び横法がいずれも外径D1となるように、傾き補正される。実際には、より多くの角度における補正円12の外径を取得し、いずれの外径も等しくなるように傾き補正する。これにより、画像は紙面に平行な平面に含まれることになる。
【0022】
また、スマートフォンのカメラで撮影して取り込まれた画像は、例えば図3上段に見られるように、0時方向の座標コード14と6時方向の座標コード15とを結ぶ直線16が正面から見て傾いていた場合、図3下段に見られるように、座標コード14と座標コード15の左から2番目のセル152の対向する頂点を結ぶ距離の中点を中心として、前記直線16が上下方向に揃うように回転補正する。これにより、図案11に設定した基点Pの半径方向(本例は0時方向)から特定角度(本例は30度)の半径方向(本例は1時方向)に形成されるパターンコード13の凸131を正しく読み取ることができるようになる。
【0023】
そして、スマートフォンのカメラで撮影して取り込まれた画像は、例えば図4上段に見られるように、補正円12の元画像の外径D3が、パターンコード13を読み取る大きさの画像(図4下段参照)における補正円12の補正後の外径D4より小さい場合、図4下段に見られるように、前記外径D3が前記外径D4となるまで拡大補正する。外径D3が外径D4より大きければ縮小補正する。拡大補正及び縮小補正を合わせて大きさ補正と呼ぶ。大きさ補正は、補正円12の内径を利用してもよいし、また座標コード14と座標コード15の左から2番目のセル152の対向する頂点を結ぶ距離を利用してもよい。
【0024】
傾き補正、回転補正及び大きさ補正は、どの順番で実施してもよい。しかし、回転補正及び大きさ補正は、同一平面内における補正であることから、スマートフォンのカメラで撮影して取り込まれた画像は、まず傾き補正を実施して、紙面に平行な平面に含まれるようにした後、回転補正又は大きさ補正を実施するとよい。例えば補正円12を利用した大きさ補正は、傾き補正さえ終えていれば画像が回転していても関係がないため、回転補正に先行して実施できるが、座標コード14と座標コード15の左から2番目のセル152の対向する頂点を結ぶ距離を利用した大きさ補正は、0時方向の座標コード14と6時方向の座標コード15とを結ぶ直線16が上下方向に揃っている方がよいため、回転補正後に実施することが望ましい。
【0025】
こうして補正された画像は、例えば図5のように、パターンコード13と0時方向の座標コード14及び6時方向の座標コード15とを組み合わせて、14桁の英数文字からなるデジタル情報を読み取らせる。まず0時方向の座標コード14の色と6時方向の座標コード15の左から2番目のセル152の色との組み合わせにより、最初の2桁の英文字を特定する。本例は、赤色を「A」、緑色を「C」、青色を「D」、そして黒色を「E」とする。これから、本例の最初の2桁は、0時方向の座標コード14が赤色、6時方向の座標コード15の左から2番目のセル152が青色のため、「AD」という英文字が読み取られる。
【0026】
次に、6時方向の座標コード15から、上記左から2番目のセル152を除いた左から1番目、3番目及び4番目のセル151,152,154から、「AEC」という英文字が読み取られる。ここで、前記「AEC」は、パターンコード13を読み取る特定角度を決定する周方向の分割数=12を意味付けておくと、前記パターンコード13の読取が容易になる。このほか、例えば特定角度の中間の半径方向におけるパターンコード13を読み取らせ、前記特定角度にある凸が両隣の特定角度の半径方向に跨がっていることを読み取らせたり、また前記凸に挟まれた凹を読み取らせ、特定のデジタル情報を取得させることもできる。
【0027】
読み取られるデジタル情報の数字は、パターンコード13を構成する凸それぞれが単位半径のn個分の大きさで、単位突出量のm個分の突出量で、そしてどの半径方向を向いているかで特定される。単位半径のn個分は、特定角度の半径方向と凸の外形との交点及び交点から離れた2点とを結ぶ線分から判別される。単位突出量のm個分は、凸を設けないパターンコード13の外周縁を基準線として、特定角度の半径方向と凸の外形との交点が前記基準線からどれだけ突出しているかで判別される。凸の突出が確認されれば、前記凸がどの半径方向を向いているかが判別される。パターンコード13は、凸又は凹の大きさだけを変えたり、突出量だけを変えたりしてもよい。
【0028】
本例の2次元コードは、1時方向に突出量が「1(=単位突出量×1)」、半径が「1(単位半径×1)」の凸131が設けられたパターンコード13を用いている。これから、最初の3桁は凸131の半径「1」を表す「001」となる。これが半径「2」であれば「002」、半径が「3」ならば「003」となる。次の2桁は凸131の突出量「1」を表す「01」となる。これが突出量「2」であれば「02」、突出量が「3」ならば「03」となる。そして、最後の4桁は凸131が突出する1時方向を表し、「0001」となる。これが2時方向ならば「0002」、3時方向ならば「0003」となる。
【0029】
こうして、本例の2次元コードは、パターンコード13と0時方向の座標コード14及び6時方向の座標コード15とを組み合わせて「ADAEC001010001」の英数文字からなるデジタル情報を読み取らせる。このデジタル情報は、後述する専用のサーバに送信して取得される別のデジタル情報(例えば企業HPのURL)と一対一に関係づけられた識別情報でしかない。これから、本発明の2次元コードから読み取られるデジタル情報は連番である必要がなく、前記別のデジタル情報と個別に関係づけられる独特なもの(ユニークなもの)であればよい。
【0030】
実際の2次元コードは、例えば図6に見られるように、シーリングワックスの図案11(本例はクラウン)と一体になったマーク又はシール1となる。シーリングワックスは、立体感を出す部分的な印影が付される。こうした印影による読取誤りを防ぐため、補正円12を黒色で太くしたり、前記パターンコード13の外周縁を黒色で縁取りするとよい。座標コード14や座標コード15を構成するセル151,152,153,154も黒く縁取りするとよい。また、パターンコード13、座標コード14や座標コード15の背景に、周囲の印刷物との差異を際立たせる干渉帯を設けてもよい。このほか、誤り補正のため、パターンコード13と0時方向の座標コード14及び6時方向の座標コード15とにそれぞれ同じデジタル情報を記憶させ、一方が他方を補完したり、両者から得られたデジタル情報を照合して誤りを訂正したりしてもよい。
【0031】
本発明の2次元コードを、シーリングワックスを模したマーク又はシール1に利用した態様の一例として、スマートフォンのカメラで前記マーク又はシール1を撮影し、企業HPへ誘導する手順を説明する。スマートフォンでは、本発明の2次元コードを読み取るための専用アプリを起動させておく。まず、図7に見られるように、シーリングワックスを模したマーク又はシール1をスマートフォンのカメラにより撮影して、画像を取り込む。画像の取り込みが終わると、既述した傾き補正、回転補正及び大きさ補正が自動的に実行され、補正を終えた画像から上述のような「ADAEC001010001」のデジタル情報が取得され、一旦スマートフォンから専用のサーバへ前記デジタル情報が送信される。
【0032】
スマーフォフォンからデジタル情報を受信した専用のサーバは、予め関係づけられた別のデジタル情報(企業HPのURL)を抽出し、前記別のデジタル情報をスマートフォンへ返信する。そして、スマートフォンでは、前記別のデジタル情報に基づき、例えばブラウザを自動的に起動させ、受信した企業HPのURLへジャンプさせたり、前記別のデジタル情報を一端画面に表示させ、利用者に確認させた後、前記利用者の操作によりブラウザを起動させ、企業HPのURLへジャンプさせたりする。
【符号の説明】
【0033】
1 シーリングワックスを模したマーク又はシール
11 図案
12 補正円
13 パターンコード
131 凸
14 0時方向の座標コード
15 6時方向の座標コード
151 1番目のセル
152 2番目のセル
153 3番目のセル
154 4番目のセル
16 0時方向の座標コードと6時方向の座標コードとを結ぶ直線
P 基点
D1 縦方向の外径
D2 横方向の外径
D3 元画像の外径
D4 補正後の外径

【特許請求の範囲】
【請求項1】
外形が円形で、利用者が認識できる視覚情報を表す図案の周囲に、周方向に変化する又は断続するパターンコードを並べて構成される二次元コード。
【請求項2】
パターンコードは、図案に設定した基準半径方向から特定角度の半径方向に形成される凹凸の組み合わせである請求項1又は2いずれか記載の二次元コード。
【請求項3】
パターンコードは、図案の外形又は前記外形に沿って形成される補正円を含む1又は2いずれか記載の二次元コード。
【請求項4】
パターンコードは、図案に設定した基準半径方向で前記図案の外形より半径方向外側に設けた0時方向の座標コードと、前記0時方向の座標コードと点対称位置の前記図案の外形より半径方向外側に設けた6時方向の座標コードを含む請求項1〜3いずれか記載の二次元コード。
【請求項5】
座標コードは、カラーである請求項4記載の二次元コード。
【請求項6】
座標コードは、複数のセルから構成される請求項4又は5いずれか記載の二次元コード。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図7】
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【図6】
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【公開番号】特開2013−114474(P2013−114474A)
【公開日】平成25年6月10日(2013.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−260394(P2011−260394)
【出願日】平成23年11月29日(2011.11.29)
【出願人】(506005813)
【出願人】(504227361)
【出願人】(511289563)
【出願人】(504226124)
【Fターム(参考)】