二重まぶた用テープ
【課題】まぶたに貼る前にテープの接着力を弱めることがないようにした二重まぶた用テープを提供するものである。
【解決手段】二重まぶた用テープ10は、基部16の両面に接着剤18を取付けた主テープ部12の両端に、外面が非接着性の取っ手14を切断し易い状態で接続したものである。二重まぶた用テープ10を使用する場合には、覆い部材20を主テープ部12から剥がし、取っ手14を持って主テープ部12を台紙22から剥がし、二重まぶた用テープ10の主テープ部12をまぶたに貼り二重まぶたを形成する。その後、取っ手14を主テープ部12から切断する。
【解決手段】二重まぶた用テープ10は、基部16の両面に接着剤18を取付けた主テープ部12の両端に、外面が非接着性の取っ手14を切断し易い状態で接続したものである。二重まぶた用テープ10を使用する場合には、覆い部材20を主テープ部12から剥がし、取っ手14を持って主テープ部12を台紙22から剥がし、二重まぶた用テープ10の主テープ部12をまぶたに貼り二重まぶたを形成する。その後、取っ手14を主テープ部12から切断する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、まぶたの上に貼ることによってまぶたを二重まぶたにするための二重まぶた用テープに関する。
【背景技術】
【0002】
日本人の中には一重まぶたの人が多い。一般には、二重まぶたの方が可愛く見えると言われているため、一重まぶたを二重まぶたに一時的に保つようにした二重まぶた用テープとその保持体が、特許文献1に提供されている。ここで従来既知の二重まぶた用テープ及びその保持体を図9乃至図11に基づいて説明する。図9乃至図11に示すように、二重まぶた用テープ50は、流線形で透明な非接着性素材の基部52とその片面に接着される接着剤54との2層から成るものである。二重まぶた用テープ50を多数備える保持体56は、接着剤54が容易に剥がれる面を有する台紙(セパレータ)58と、その台紙58と同じ大きであってその台紙58の上に接着されるシート部材60とから成る。このシート部材60の内部に、切り抜いて形成される多数の二重まぶた用テープ50を含んでいる。即ち、シート部材60は、多数の二重まぶた用テープ50と、多数の二重まぶた用テープ50以外の余剰部62とから成る。余剰部62は透明の基部52と同じ素材である基部64とその片面に接着される接着剤66とから成るものである。
【0003】
保持体56から二重まぶた用テープ50を取り出す場合には、図11に示すように、二重まぶた用テープ50の長手方向に対して直角方向に縦断する折り曲げ線68(一点鎖線)の位置で保持体56を折り曲げる。これによって、二重まぶた用テープ50の一端は台紙58から浮き上がって台紙58から離れる。この台紙58から離れた箇所の二重まぶた用テープ50をピンセット、毛抜き又は指等の摘み手段70で摘み、二重まぶた用テープ50を台紙58から引き離す。その後、二重まぶた用テープ50を睫毛の位置より3ミリ程度離した位置のまぶたに貼り付ける。この二重まぶた用テープ50をまぶたに貼ることにより、流線形の二重まぶた用テープ50によってまぶたが突き上げられ、一重のまぶたが自然な二重まぶたとなる。この二重まぶた用テープ50は透明であるので、その上から化粧をすることができる。
【0004】
【特許文献1】特開2002−177316
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
図11に示すように、保持体56から二重まぶた用テープ50を取り出す際には、二重まぶた用テープ50の一端を摘み手段70で摘む。このため、二重まぶた用テープ50の接着剤54のうち摘み手段70が接触した箇所の接着力は、まぶたに接着する際に弱くなる。特に、摘み手段70が指の場合には、指に付いている油が二重まぶた用テープ50の接着剤54の接着力を弱める。この結果、二重まぶた用テープ50をまぶたに貼り付けた後に、摘み手段70で摘んだ箇所から二重まぶた用テープ50が剥がれるおそれがあった。
また、二重まぶた用テープ50を使用する際にも、二重まぶた用テープ50の接着力を弱めないようにするため、摘み手段70が接触する箇所を極力少なくする等非常に気を使って丁寧に扱う必要があり、ある程度慣れないと美しい二重まぶたを簡単に形成することが難しいという問題があった。
【0006】
また、従来の保持体56では、保持体56から二重まぶた用テープ50を取り出す場合に、図11に示すように、折り曲げ線68の位置で保持体56を折り曲げて、二重まぶた用テープ50の一端を台紙58から浮かび上がらせている。保持体56を折り曲げ線68の位置で折り曲げた場合に、図11に示すように、折り曲げ線68に位置する全ての二重まぶた用テープ50の一端が台紙58から浮かび上がる。このため、必要でない二重まぶた用テープ50の接着剤54が摘み手段70に触れて、その触れた箇所の接着剤54の接着力が弱まったり、或いは必要でない二重まぶた用テープ50が摘み手段70に接着して台紙58から剥がれてしまうという不具合があった。更に、二重まぶた用テープ50は台紙58に接着しているので、二重まぶた用テープ50の一端を台紙58から上手に浮かび上がらせるのに、手間取ってしまうという不具合があった。
【0007】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、まぶたに貼る前にテープの接着力を弱めることがないようにした二重まぶた用テープを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る二重まぶた用テープは、まぶたに貼るものであって非伸縮性の基部の両面に接着剤を備えた主テープ部と、その主テープ部の両端に分離し易い状態で接続するものであって外面が非接着性の取っ手とから成るものである。
また、本発明に係る二重まぶた用テープは、前記取っ手は両面又は片面に接着剤を備えた非伸縮性の基部に非接着性の部材を貼付することにより外面を非接着性としたものである。或いは、前記取っ手は非伸縮性の基部に接着剤を備えないことにより外面を非接着性としたものである。
また、本発明に係る二重まぶた用テープは、前記取っ手を着色したものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る二重まぶた用テープは、まぶたに貼り付けるための主テープ部とそれから容易に分離できる取っ手とを接続させたものであり、取っ手を摘み手段で摘むことにより、主テープ部の接着剤がまぶた以外に触れないようにするものである。これにより、本発明においては、主テープ部の接着力が弱まることなく、従来のテープと比べてまぶたから離れ難くすることができる。また、主テープ部の両面に接着剤を備えているので、まぶたに対する主テープ部の固定力が更に向上し、好適に二重まぶたの形成を実現できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
次に、本発明を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る二重まぶた用テープを保持する保持体を示す正面図、図2は図1のA−A線分解並びに接着断面図、図3は図1のB−B線分解並びに接着断面図である。また、図4は二重まぶた用テープ10を保持体24から取り出す状態を示す図1のA−A線断面図である。なお、図1は説明の便宜上、覆い部材を剥がした状態を示す。
【0011】
本実施例に係る二重まぶた用テープ10は、主テープ部12の両端に取っ手14を接続したものである。
主テープ部12は、非伸縮性であって非接着性の素材の基部16とその基部16の両面に取付けた接着剤18との三層構造から成るものである。基部16は厚さ25μ程の透明ポリエステルフィルムであり、その基部16の両面にアクリル系の接着剤18を取付けることにより、主テープ部12の総厚は90μ程になる。
主テープ部12に接続される取っ手14は、主テープ部12の両端から外側に伸びるようにして主テープ部12と一体に形成されたものであり、基部16とその基部16の両面に取付けた接着剤18と、その接着剤18によって基部16の両面に接着した非接着性の素材の覆い部材20との五層構造から成るものである。即ち、取っ手14の外面には接着箇所がないように構成されている。取っ手14の基部16も厚さ25μ程の透明ポリエステルフィルムであり、その基部16の両面に接着剤18を介して接着される覆い部材20は厚さ12μ程である。なお、本実施例においては、摘み易くするために、取っ手14は主テープ部12よりも幅広に設定されている(図1)。
【0012】
主テープ部12と取っ手14との接続箇所は、取っ手14を持って台紙22から二重まぶた用テープ10を剥がす程度では切断されないように設定してある。しかし、人が取っ手14を主テープ部12から分断しようとする力を加えることにより、取っ手14と主テープ部12との接続箇所が分断できるように設定されている。こうすれば、特にはさみ等の道具も不要であり、手軽である。特に、主テープ部12及び取っ手14を非伸縮性の基部16によって構成したことにより、主テープ部12と取っ手14との接続箇所に切れ目等を入れたりして加工する必要もなく、引っ張るだけで簡単に分離することが可能となる。また、例えば、本実施例のように、その接続箇所の横幅を主テープ部12や取っ手14よりも細くすることにより、引っ張ったときに応力が集中して分断し易くすることもできる。
なお、本実施例のように取っ手14と主テープ部12とを一体に形成した方が製造の手間やコストの点から好ましいが、別途形成した後に主テープ部12と取っ手14とを接続する構成としても良い。
【0013】
図1乃至図3に示すように、保持体24は、台紙22と、その台紙22の上に接着される台紙よりも面積の小さいシート部材26と、そのシート部材26の上に接着される覆い部材28とから成る。
シート部材26はその内部に切り抜いた状態の二重まぶた用テープ10を含んでいる。即ち、シート部材26は、二重まぶた用テープ10と、二重まぶた用テープ10以外の余剰部(周辺部)30a,30bとから成る。このシート部材26は、図1に示すように一つの第一領域32aとその両端に位置する二つの第二領域32bとの三つの領域にその構造が分けられている。第一領域32aと第二領域32bの境界は二重まぶた用テープ10における主テープ部12と取っ手14との接続箇所である。
【0014】
第一領域32aは主テープ部12とその周辺部30aとから成り、第二領域32bは取っ手14とその周辺部30bとから成る。即ち、二重まぶた用テープ10のうち、主テープ部12は第一領域32aに含まれ、二重まぶた用テープ10のうちの取っ手14は第二領域32bに含まれる。なお、本実施例では、第二領域32bの周辺部30bの端部は取っ手14の縁端14aよりも突出しており、周辺部30bの方が取っ手14よりも長尺方向に長い構成である。
第一領域32aの周辺部30aは、主テープ部12と同様に、基部16とその両面に取付けた接着剤18との三層構造から成る(図3)。第二領域32bの周辺部30bは、取っ手14と同様に、基部16とその基部16の両面に取付けた接着剤18と、その接着剤18によって基部16の両面に接着した非接着性の素材の覆い部材20との五層構造から成る(図3)。
【0015】
なお、取っ手14と周辺部30bとを含む第二領域32bは、基部16と接着剤18と覆い部材20との五層から構成して非接着性のものとしたが、非接着性の素材の基部16だけの一層としても良い(図示略)。しかし、第二領域32bが三層の第一領域32aから延長したものであることから、接着剤18を取付けた基部16に覆い部材20を接触させて五層とした方が、第二領域32bだけ接着剤18を取付けないようにして非接着性の基部16だけから成る一層とするよりも、製造が簡単で製造コストが安く、しかも取っ手14の厚みが増して持ち易くなる。
また、取っ手14を識別し易くするため、取っ手14部分又は第二領域32b部分全体の基部16又は覆い部材20に印刷を施したり非接着性の塗料等を塗布して着色しても良い。取っ手14部分には顔料等を混入して着色した接着剤16を取付けることもできる。また、取っ手14の上に、厚みを増すためや印刷を施すために、更なる層の部材を取り付けるようにしても良い。
【0016】
接着剤18が容易に剥がれる面を有する覆い部材28は、シート部材26の台紙22と接着される側とは反対側の面に接着され、厚さ50μ程のポリエステルフィルム等の一層構造であり、その形状はシート部材26と同一である。覆い部材28は、その内部が切り抜かれた状態となっており、シート部材に含まれる二重まぶた用テープ10及び周辺部30a,30bと同一の形状に分離できる構成である。なお、覆い部材28も取っ手14と同様、識別し易いように着色しても良い。
また、接着剤が容易に剥がれる面を有する台紙22は、シート部材26の覆い部材28と接着される側とは反対側の面に接着され、厚さ75μ程のポリエステルフィルム等の一層構造となっている。台紙22の形状は、例えば長方形等であって、シート部材26及び覆い部材28を含有できるように、シート部材26及び覆い部材28よりも大きい面積となっている。即ち、シート部材26及び覆い部材28の周縁部は、台紙22の周縁部の内側に位置する構成となる。
【0017】
次に、二重まぶた用テープ10を保持体24から取り出す場合について説明する。
本発明の保持体24においては、シート部材26は第一領域32aでのみ台紙22及び覆い部材28と接着されている。即ち、シート部材26における二重まぶた用テープ10の取っ手14を含む第二領域32bは、台紙22に接着されていない。このため、取っ手14を含む第二領域32bは、予め極僅かではあるが浮き上がっている(図2及び図3)。
まず、二重まぶた用テープ10の両側の余分な部分(周辺部30a,30b)をその周辺部30a,30bの上の覆い部材28と共に剥がす。即ち、その浮き上がっている第二領域32bに含まれる片方の周辺部30bを摘み、そのまま摘み上げることにより、周辺部30bから周辺部30aを経て反対側の周辺部30bまでを一連に台紙22から分離させる。これを両側繰り返すことにより、二重まぶた用テープ10の両脇の周辺部30a,30bが全て剥がされる。このとき、周辺部30bの端部は取っ手14の縁端14aよりも突出しているので、摘み易くなっている。
次に、二重まぶた用テープ10の上の覆い部材28を剥がす。その後、取っ手14の片方を指等の摘み手段34で摘み上げることにより、主テープ部12(二重まぶた用テープ10)を台紙22から取り出す(図4)。このように、本発明においては、取っ手14が台紙22に接着してないので、必要とする二重まぶた用テープ10の取っ手14を容易に摘むことができる。
【0018】
更に、保持体24から取り出した二重まぶた用テープ10をまぶたに貼って二重まぶたを形成する方法について説明する。
台紙22から引き離した二重まぶた用テープ10は、その後、両端に備えられた取っ手14を持った状態で、主テープ部12を作りたい二重のラインに合わせて(例えば、睫毛の位置より3ミリ程度離した位置)まぶたに押し付けるように貼り付ける(図5)。このように、主テープ部12の両端に取っ手14が接続されているので、二重まぶた用テープ10を両手でしっかり持つことができ、簡単にまぶたに貼ることができる。なお、二重まぶた用テープ10を貼る前に、まぶたの上の脂分をコットンやティッシュペーパー等でよく拭き取り、プッシャー36(後述する)で予め二重のラインを確認しておくことが好ましい。
【0019】
まぶたに主テープ部12を貼り付けた後、取っ手14を外方向に引っ張るか又は捻ることによって、主テープ部12との接続箇所を切断する。これによって、取っ手14が主テープ部12から分離し(図6)、主テープ部12の片面の接着剤18によって、主テープ部12のみがまぶたに貼り付けられる。このように、本発明に係る二重まぶた用テープ10では、まぶたに貼り付けられる主テープ部12の接着剤18には指等が接触することはないので、主テープ部12の接着力が弱まることがない。また、指等には接着剤が触れないので、指等から取っ手14を離し易いし、二重まぶた用テープ10を使用した後も指がべたべたして不快感を覚えることもない。
なお、取っ手14を主テープ部12と分離するときは、取っ手14は片方ずつ切断した方が主テープ部12全体をまぶたにきれいに貼り付けることができるうえ、無理に引っ張ることによって肌(まぶた)を傷めることもない。仮に、主テープ部12の端が浮いてしまった場合であっても、プッシャー36等の道具で軽く押さえるようにしてまぶたに密着させることができる。
【0020】
主テープ部12の片面をまぶたに貼り付けたら、続いて主テープ部12の他方の面(接着剤が露出している面)にまぶたの他の箇所を押し付ける。このとき、プッシャー36等で主テープ部12に向けてまぶたを折り込むようにして押さえ、二重のラインを整える(図7)。このように、主テープ部12の両面に接着剤18を備えているので、まぶたに対する固定力が向上する。なお、二重まぶたを完成させた後はアイメイク等の化粧をすることもできるので、更に見映えの良い自然で美しい二重まぶたとすることができる。
【0021】
なお、プッシャー36は、図7に示すように、持ち易い形状の把持部を備えた小型かつ軽量の簡易な構成の棒状のものであって、プラスチック等所定の硬度を備えた廉価な素材から成るものである。特に、まぶたを好適に引っ掛けたり押さえたりするために先端が二又になっている形状のものが好ましい。本実施例のような形状のプッシャー36を使用すれば、より自然で美しい二重まぶたを簡単に形成できる。
【0022】
二重まぶたを形成する際の細かい手順については、使用者の好みや使い易さで順序を自由に入れ替えることができる。例えば、取っ手14を主テープ部12から分離させる前に主テープ12の両面をまぶたに接着させても構わない。即ち、二重まぶたを完成させてから取っ手14を切断することもできる。また、主テープ部12に貼付されている覆い部材28を剥がす前に二重まぶた用テープ10を保持体24から取り出すこともできる。このように予め覆い部材28を剥がさず、覆い部材28を残したまま主テープ部12の片面をまぶたに接着し、その後に覆い部材28を剥がすようにしても良い。
また、周辺部30a,30bを剥がす前に二重まぶた用テープ10を保持体24から取り出す方法として構わない。この場合は、取っ手14を先に摘み易くするため、本実施例とは逆に周辺部30bの端部よりも取っ手14の縁端14aを突出させた仕様とすることが好ましい。
【0023】
また、図8に示すように、本実施例の二重まぶた用テープ10(主テープ部12)を付け睫毛38の接着手段として使用しても良い。即ち、主テープ部12の片面には付け睫毛38を接着して、他方の面をまぶた(付け睫毛38の取付け位置)に貼ることができる。なお、図8において、図1乃至図4と同一符号は同一部材を示し、保持体24からの取り出し方法及びまぶたへの貼り付け方法は上述の説明を援用する。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明に係る二重まぶた用テープを保持する保持体を示す正面図である。
【図2】図1のA−A線分解並びに接着断面図である。
【図3】図1のB−B線分解並びに接着断面図である。
【図4】二重まぶた用テープを保持体から取り出す状態を示すA−A線断面図である。
【図5】二重まぶた用テープをまぶたに貼り付ける状態を示す斜視図である。
【図6】二重まぶた用テープの主テープ部と取っ手とを切り離す状態を示す斜視図である。
【図7】プッシャーを使用してまぶたを整える状態を示す斜視図である。
【図8】本発明に係る二重まぶた用テープを他の用途に使用する場合の分解斜視図である。
【図9】従来既知の二重まぶた用テープとその保持体を示す正面図である。
【図10】図9のC−C線断面図及び分解断面図である。
【図11】従来既知の二重まぶた用テープを保持体から取り出す状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0025】
10 二重まぶた用テープ
12 主テープ部
14 取っ手
16 基部
18 接着剤
20 覆い部材
22 台紙
24 保持体
26 シート部材
28 覆い部材
【技術分野】
【0001】
本発明は、まぶたの上に貼ることによってまぶたを二重まぶたにするための二重まぶた用テープに関する。
【背景技術】
【0002】
日本人の中には一重まぶたの人が多い。一般には、二重まぶたの方が可愛く見えると言われているため、一重まぶたを二重まぶたに一時的に保つようにした二重まぶた用テープとその保持体が、特許文献1に提供されている。ここで従来既知の二重まぶた用テープ及びその保持体を図9乃至図11に基づいて説明する。図9乃至図11に示すように、二重まぶた用テープ50は、流線形で透明な非接着性素材の基部52とその片面に接着される接着剤54との2層から成るものである。二重まぶた用テープ50を多数備える保持体56は、接着剤54が容易に剥がれる面を有する台紙(セパレータ)58と、その台紙58と同じ大きであってその台紙58の上に接着されるシート部材60とから成る。このシート部材60の内部に、切り抜いて形成される多数の二重まぶた用テープ50を含んでいる。即ち、シート部材60は、多数の二重まぶた用テープ50と、多数の二重まぶた用テープ50以外の余剰部62とから成る。余剰部62は透明の基部52と同じ素材である基部64とその片面に接着される接着剤66とから成るものである。
【0003】
保持体56から二重まぶた用テープ50を取り出す場合には、図11に示すように、二重まぶた用テープ50の長手方向に対して直角方向に縦断する折り曲げ線68(一点鎖線)の位置で保持体56を折り曲げる。これによって、二重まぶた用テープ50の一端は台紙58から浮き上がって台紙58から離れる。この台紙58から離れた箇所の二重まぶた用テープ50をピンセット、毛抜き又は指等の摘み手段70で摘み、二重まぶた用テープ50を台紙58から引き離す。その後、二重まぶた用テープ50を睫毛の位置より3ミリ程度離した位置のまぶたに貼り付ける。この二重まぶた用テープ50をまぶたに貼ることにより、流線形の二重まぶた用テープ50によってまぶたが突き上げられ、一重のまぶたが自然な二重まぶたとなる。この二重まぶた用テープ50は透明であるので、その上から化粧をすることができる。
【0004】
【特許文献1】特開2002−177316
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
図11に示すように、保持体56から二重まぶた用テープ50を取り出す際には、二重まぶた用テープ50の一端を摘み手段70で摘む。このため、二重まぶた用テープ50の接着剤54のうち摘み手段70が接触した箇所の接着力は、まぶたに接着する際に弱くなる。特に、摘み手段70が指の場合には、指に付いている油が二重まぶた用テープ50の接着剤54の接着力を弱める。この結果、二重まぶた用テープ50をまぶたに貼り付けた後に、摘み手段70で摘んだ箇所から二重まぶた用テープ50が剥がれるおそれがあった。
また、二重まぶた用テープ50を使用する際にも、二重まぶた用テープ50の接着力を弱めないようにするため、摘み手段70が接触する箇所を極力少なくする等非常に気を使って丁寧に扱う必要があり、ある程度慣れないと美しい二重まぶたを簡単に形成することが難しいという問題があった。
【0006】
また、従来の保持体56では、保持体56から二重まぶた用テープ50を取り出す場合に、図11に示すように、折り曲げ線68の位置で保持体56を折り曲げて、二重まぶた用テープ50の一端を台紙58から浮かび上がらせている。保持体56を折り曲げ線68の位置で折り曲げた場合に、図11に示すように、折り曲げ線68に位置する全ての二重まぶた用テープ50の一端が台紙58から浮かび上がる。このため、必要でない二重まぶた用テープ50の接着剤54が摘み手段70に触れて、その触れた箇所の接着剤54の接着力が弱まったり、或いは必要でない二重まぶた用テープ50が摘み手段70に接着して台紙58から剥がれてしまうという不具合があった。更に、二重まぶた用テープ50は台紙58に接着しているので、二重まぶた用テープ50の一端を台紙58から上手に浮かび上がらせるのに、手間取ってしまうという不具合があった。
【0007】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、まぶたに貼る前にテープの接着力を弱めることがないようにした二重まぶた用テープを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る二重まぶた用テープは、まぶたに貼るものであって非伸縮性の基部の両面に接着剤を備えた主テープ部と、その主テープ部の両端に分離し易い状態で接続するものであって外面が非接着性の取っ手とから成るものである。
また、本発明に係る二重まぶた用テープは、前記取っ手は両面又は片面に接着剤を備えた非伸縮性の基部に非接着性の部材を貼付することにより外面を非接着性としたものである。或いは、前記取っ手は非伸縮性の基部に接着剤を備えないことにより外面を非接着性としたものである。
また、本発明に係る二重まぶた用テープは、前記取っ手を着色したものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る二重まぶた用テープは、まぶたに貼り付けるための主テープ部とそれから容易に分離できる取っ手とを接続させたものであり、取っ手を摘み手段で摘むことにより、主テープ部の接着剤がまぶた以外に触れないようにするものである。これにより、本発明においては、主テープ部の接着力が弱まることなく、従来のテープと比べてまぶたから離れ難くすることができる。また、主テープ部の両面に接着剤を備えているので、まぶたに対する主テープ部の固定力が更に向上し、好適に二重まぶたの形成を実現できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
次に、本発明を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る二重まぶた用テープを保持する保持体を示す正面図、図2は図1のA−A線分解並びに接着断面図、図3は図1のB−B線分解並びに接着断面図である。また、図4は二重まぶた用テープ10を保持体24から取り出す状態を示す図1のA−A線断面図である。なお、図1は説明の便宜上、覆い部材を剥がした状態を示す。
【0011】
本実施例に係る二重まぶた用テープ10は、主テープ部12の両端に取っ手14を接続したものである。
主テープ部12は、非伸縮性であって非接着性の素材の基部16とその基部16の両面に取付けた接着剤18との三層構造から成るものである。基部16は厚さ25μ程の透明ポリエステルフィルムであり、その基部16の両面にアクリル系の接着剤18を取付けることにより、主テープ部12の総厚は90μ程になる。
主テープ部12に接続される取っ手14は、主テープ部12の両端から外側に伸びるようにして主テープ部12と一体に形成されたものであり、基部16とその基部16の両面に取付けた接着剤18と、その接着剤18によって基部16の両面に接着した非接着性の素材の覆い部材20との五層構造から成るものである。即ち、取っ手14の外面には接着箇所がないように構成されている。取っ手14の基部16も厚さ25μ程の透明ポリエステルフィルムであり、その基部16の両面に接着剤18を介して接着される覆い部材20は厚さ12μ程である。なお、本実施例においては、摘み易くするために、取っ手14は主テープ部12よりも幅広に設定されている(図1)。
【0012】
主テープ部12と取っ手14との接続箇所は、取っ手14を持って台紙22から二重まぶた用テープ10を剥がす程度では切断されないように設定してある。しかし、人が取っ手14を主テープ部12から分断しようとする力を加えることにより、取っ手14と主テープ部12との接続箇所が分断できるように設定されている。こうすれば、特にはさみ等の道具も不要であり、手軽である。特に、主テープ部12及び取っ手14を非伸縮性の基部16によって構成したことにより、主テープ部12と取っ手14との接続箇所に切れ目等を入れたりして加工する必要もなく、引っ張るだけで簡単に分離することが可能となる。また、例えば、本実施例のように、その接続箇所の横幅を主テープ部12や取っ手14よりも細くすることにより、引っ張ったときに応力が集中して分断し易くすることもできる。
なお、本実施例のように取っ手14と主テープ部12とを一体に形成した方が製造の手間やコストの点から好ましいが、別途形成した後に主テープ部12と取っ手14とを接続する構成としても良い。
【0013】
図1乃至図3に示すように、保持体24は、台紙22と、その台紙22の上に接着される台紙よりも面積の小さいシート部材26と、そのシート部材26の上に接着される覆い部材28とから成る。
シート部材26はその内部に切り抜いた状態の二重まぶた用テープ10を含んでいる。即ち、シート部材26は、二重まぶた用テープ10と、二重まぶた用テープ10以外の余剰部(周辺部)30a,30bとから成る。このシート部材26は、図1に示すように一つの第一領域32aとその両端に位置する二つの第二領域32bとの三つの領域にその構造が分けられている。第一領域32aと第二領域32bの境界は二重まぶた用テープ10における主テープ部12と取っ手14との接続箇所である。
【0014】
第一領域32aは主テープ部12とその周辺部30aとから成り、第二領域32bは取っ手14とその周辺部30bとから成る。即ち、二重まぶた用テープ10のうち、主テープ部12は第一領域32aに含まれ、二重まぶた用テープ10のうちの取っ手14は第二領域32bに含まれる。なお、本実施例では、第二領域32bの周辺部30bの端部は取っ手14の縁端14aよりも突出しており、周辺部30bの方が取っ手14よりも長尺方向に長い構成である。
第一領域32aの周辺部30aは、主テープ部12と同様に、基部16とその両面に取付けた接着剤18との三層構造から成る(図3)。第二領域32bの周辺部30bは、取っ手14と同様に、基部16とその基部16の両面に取付けた接着剤18と、その接着剤18によって基部16の両面に接着した非接着性の素材の覆い部材20との五層構造から成る(図3)。
【0015】
なお、取っ手14と周辺部30bとを含む第二領域32bは、基部16と接着剤18と覆い部材20との五層から構成して非接着性のものとしたが、非接着性の素材の基部16だけの一層としても良い(図示略)。しかし、第二領域32bが三層の第一領域32aから延長したものであることから、接着剤18を取付けた基部16に覆い部材20を接触させて五層とした方が、第二領域32bだけ接着剤18を取付けないようにして非接着性の基部16だけから成る一層とするよりも、製造が簡単で製造コストが安く、しかも取っ手14の厚みが増して持ち易くなる。
また、取っ手14を識別し易くするため、取っ手14部分又は第二領域32b部分全体の基部16又は覆い部材20に印刷を施したり非接着性の塗料等を塗布して着色しても良い。取っ手14部分には顔料等を混入して着色した接着剤16を取付けることもできる。また、取っ手14の上に、厚みを増すためや印刷を施すために、更なる層の部材を取り付けるようにしても良い。
【0016】
接着剤18が容易に剥がれる面を有する覆い部材28は、シート部材26の台紙22と接着される側とは反対側の面に接着され、厚さ50μ程のポリエステルフィルム等の一層構造であり、その形状はシート部材26と同一である。覆い部材28は、その内部が切り抜かれた状態となっており、シート部材に含まれる二重まぶた用テープ10及び周辺部30a,30bと同一の形状に分離できる構成である。なお、覆い部材28も取っ手14と同様、識別し易いように着色しても良い。
また、接着剤が容易に剥がれる面を有する台紙22は、シート部材26の覆い部材28と接着される側とは反対側の面に接着され、厚さ75μ程のポリエステルフィルム等の一層構造となっている。台紙22の形状は、例えば長方形等であって、シート部材26及び覆い部材28を含有できるように、シート部材26及び覆い部材28よりも大きい面積となっている。即ち、シート部材26及び覆い部材28の周縁部は、台紙22の周縁部の内側に位置する構成となる。
【0017】
次に、二重まぶた用テープ10を保持体24から取り出す場合について説明する。
本発明の保持体24においては、シート部材26は第一領域32aでのみ台紙22及び覆い部材28と接着されている。即ち、シート部材26における二重まぶた用テープ10の取っ手14を含む第二領域32bは、台紙22に接着されていない。このため、取っ手14を含む第二領域32bは、予め極僅かではあるが浮き上がっている(図2及び図3)。
まず、二重まぶた用テープ10の両側の余分な部分(周辺部30a,30b)をその周辺部30a,30bの上の覆い部材28と共に剥がす。即ち、その浮き上がっている第二領域32bに含まれる片方の周辺部30bを摘み、そのまま摘み上げることにより、周辺部30bから周辺部30aを経て反対側の周辺部30bまでを一連に台紙22から分離させる。これを両側繰り返すことにより、二重まぶた用テープ10の両脇の周辺部30a,30bが全て剥がされる。このとき、周辺部30bの端部は取っ手14の縁端14aよりも突出しているので、摘み易くなっている。
次に、二重まぶた用テープ10の上の覆い部材28を剥がす。その後、取っ手14の片方を指等の摘み手段34で摘み上げることにより、主テープ部12(二重まぶた用テープ10)を台紙22から取り出す(図4)。このように、本発明においては、取っ手14が台紙22に接着してないので、必要とする二重まぶた用テープ10の取っ手14を容易に摘むことができる。
【0018】
更に、保持体24から取り出した二重まぶた用テープ10をまぶたに貼って二重まぶたを形成する方法について説明する。
台紙22から引き離した二重まぶた用テープ10は、その後、両端に備えられた取っ手14を持った状態で、主テープ部12を作りたい二重のラインに合わせて(例えば、睫毛の位置より3ミリ程度離した位置)まぶたに押し付けるように貼り付ける(図5)。このように、主テープ部12の両端に取っ手14が接続されているので、二重まぶた用テープ10を両手でしっかり持つことができ、簡単にまぶたに貼ることができる。なお、二重まぶた用テープ10を貼る前に、まぶたの上の脂分をコットンやティッシュペーパー等でよく拭き取り、プッシャー36(後述する)で予め二重のラインを確認しておくことが好ましい。
【0019】
まぶたに主テープ部12を貼り付けた後、取っ手14を外方向に引っ張るか又は捻ることによって、主テープ部12との接続箇所を切断する。これによって、取っ手14が主テープ部12から分離し(図6)、主テープ部12の片面の接着剤18によって、主テープ部12のみがまぶたに貼り付けられる。このように、本発明に係る二重まぶた用テープ10では、まぶたに貼り付けられる主テープ部12の接着剤18には指等が接触することはないので、主テープ部12の接着力が弱まることがない。また、指等には接着剤が触れないので、指等から取っ手14を離し易いし、二重まぶた用テープ10を使用した後も指がべたべたして不快感を覚えることもない。
なお、取っ手14を主テープ部12と分離するときは、取っ手14は片方ずつ切断した方が主テープ部12全体をまぶたにきれいに貼り付けることができるうえ、無理に引っ張ることによって肌(まぶた)を傷めることもない。仮に、主テープ部12の端が浮いてしまった場合であっても、プッシャー36等の道具で軽く押さえるようにしてまぶたに密着させることができる。
【0020】
主テープ部12の片面をまぶたに貼り付けたら、続いて主テープ部12の他方の面(接着剤が露出している面)にまぶたの他の箇所を押し付ける。このとき、プッシャー36等で主テープ部12に向けてまぶたを折り込むようにして押さえ、二重のラインを整える(図7)。このように、主テープ部12の両面に接着剤18を備えているので、まぶたに対する固定力が向上する。なお、二重まぶたを完成させた後はアイメイク等の化粧をすることもできるので、更に見映えの良い自然で美しい二重まぶたとすることができる。
【0021】
なお、プッシャー36は、図7に示すように、持ち易い形状の把持部を備えた小型かつ軽量の簡易な構成の棒状のものであって、プラスチック等所定の硬度を備えた廉価な素材から成るものである。特に、まぶたを好適に引っ掛けたり押さえたりするために先端が二又になっている形状のものが好ましい。本実施例のような形状のプッシャー36を使用すれば、より自然で美しい二重まぶたを簡単に形成できる。
【0022】
二重まぶたを形成する際の細かい手順については、使用者の好みや使い易さで順序を自由に入れ替えることができる。例えば、取っ手14を主テープ部12から分離させる前に主テープ12の両面をまぶたに接着させても構わない。即ち、二重まぶたを完成させてから取っ手14を切断することもできる。また、主テープ部12に貼付されている覆い部材28を剥がす前に二重まぶた用テープ10を保持体24から取り出すこともできる。このように予め覆い部材28を剥がさず、覆い部材28を残したまま主テープ部12の片面をまぶたに接着し、その後に覆い部材28を剥がすようにしても良い。
また、周辺部30a,30bを剥がす前に二重まぶた用テープ10を保持体24から取り出す方法として構わない。この場合は、取っ手14を先に摘み易くするため、本実施例とは逆に周辺部30bの端部よりも取っ手14の縁端14aを突出させた仕様とすることが好ましい。
【0023】
また、図8に示すように、本実施例の二重まぶた用テープ10(主テープ部12)を付け睫毛38の接着手段として使用しても良い。即ち、主テープ部12の片面には付け睫毛38を接着して、他方の面をまぶた(付け睫毛38の取付け位置)に貼ることができる。なお、図8において、図1乃至図4と同一符号は同一部材を示し、保持体24からの取り出し方法及びまぶたへの貼り付け方法は上述の説明を援用する。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明に係る二重まぶた用テープを保持する保持体を示す正面図である。
【図2】図1のA−A線分解並びに接着断面図である。
【図3】図1のB−B線分解並びに接着断面図である。
【図4】二重まぶた用テープを保持体から取り出す状態を示すA−A線断面図である。
【図5】二重まぶた用テープをまぶたに貼り付ける状態を示す斜視図である。
【図6】二重まぶた用テープの主テープ部と取っ手とを切り離す状態を示す斜視図である。
【図7】プッシャーを使用してまぶたを整える状態を示す斜視図である。
【図8】本発明に係る二重まぶた用テープを他の用途に使用する場合の分解斜視図である。
【図9】従来既知の二重まぶた用テープとその保持体を示す正面図である。
【図10】図9のC−C線断面図及び分解断面図である。
【図11】従来既知の二重まぶた用テープを保持体から取り出す状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0025】
10 二重まぶた用テープ
12 主テープ部
14 取っ手
16 基部
18 接着剤
20 覆い部材
22 台紙
24 保持体
26 シート部材
28 覆い部材
【特許請求の範囲】
【請求項1】
まぶたに貼るものであって非伸縮性の基部の両面に接着剤を備えた主テープ部と、その主テープ部の両端に分離し易い状態で接続するものであって外面が非接着性の取っ手とから成ることを特徴とする二重まぶた用テープ。
【請求項2】
前記取っ手は両面又は片面に接着剤を備えた非伸縮性の基部に非接着性の部材を貼付することにより外面を非接着性としたことを特徴とする請求項1記載の二重まぶた用テープ。
【請求項3】
前記取っ手は非伸縮性の基部に接着剤を備えないことにより外面を非接着性としたことを特徴とする請求項1記載の二重まぶた用テープ。
【請求項4】
前記取っ手を着色したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の二重まぶた用テープ。
【請求項1】
まぶたに貼るものであって非伸縮性の基部の両面に接着剤を備えた主テープ部と、その主テープ部の両端に分離し易い状態で接続するものであって外面が非接着性の取っ手とから成ることを特徴とする二重まぶた用テープ。
【請求項2】
前記取っ手は両面又は片面に接着剤を備えた非伸縮性の基部に非接着性の部材を貼付することにより外面を非接着性としたことを特徴とする請求項1記載の二重まぶた用テープ。
【請求項3】
前記取っ手は非伸縮性の基部に接着剤を備えないことにより外面を非接着性としたことを特徴とする請求項1記載の二重まぶた用テープ。
【請求項4】
前記取っ手を着色したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の二重まぶた用テープ。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【公開番号】特開2008−302259(P2008−302259A)
【公開日】平成20年12月18日(2008.12.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−247149(P2008−247149)
【出願日】平成20年9月26日(2008.9.26)
【分割の表示】特願2005−337254(P2005−337254)の分割
【原出願日】平成17年11月22日(2005.11.22)
【出願人】(591165780)株式会社コージー本舗 (7)
【公開日】平成20年12月18日(2008.12.18)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年9月26日(2008.9.26)
【分割の表示】特願2005−337254(P2005−337254)の分割
【原出願日】平成17年11月22日(2005.11.22)
【出願人】(591165780)株式会社コージー本舗 (7)
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