説明

二重構造紫安全マスク

【課題】手軽で確実にウイルスを殺菌するマスクを提供する。
【解決手段】太陽光線や電燈光線が照射している明るいところで紫マスク1を着用し、その紫マスクを介した紫外線3の波長は350nanom周辺になるのでウイルスは生存することができず死滅する。二次側マスク4は一次側から透過する有害な波長が届かないようにやや厚めの布、あるいは紫が中和する色彩の布を用いても何ら差し支えはない。紫外線3の波長は短いので二次側に使用するマスクは、マスク表面は少し紫外線が浸透するが二次側マスク全体を貫通して透過することなどはない。このような構造になっているので二次側マスクは紫外線やウイルスが存在していないので、クリーンで健康的な空気を常時供給出るので安心して使用することができる安全マスクである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は近年呼吸によるウイルス菌の感染で季節を問わずインフレインザ等が多発している。このウイルス菌の人体侵入を防ぐには紫色の外側に付属している紫外線でウイルスを殺菌するしかないと言われている。そこで紫色で作成した紫色のマスクを介して太陽光線や照明光線を活用した紫外線照射でウイルス菌を殺菌するマスクを一次側とする。二次側は、一次側より照射される有害な紫外線波長が届かない構造を二次側とした二重構造紫安全マスク。
【背景技術】
【0002】
特許文献1は紫の可視光線と不可視光線の近紫外線を透過する安全マスクが出願されている。
【先行技術文献】
【0003】
【特許文献1】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記、呼吸によるインフレインザ等の感染予防には上記の引用例がある。その特許文献1は本出願人が平成20年3月7日に出願した特願2008−101918である。審査請求したのであるが、その回答は引例に透明のマスクが提示されており、透明のマスクであれば、いずれも紫の可視光線と不可視光線を透過しているので殺菌作用を有しているので何ら変わりはないと主張した。本出願人は意見書を提出して意見を述べたのであるが特願2008−101918への回答は変わりはなく拒絶査定されたものである。そこで本出願人は、さらに研究を重ねた、上記引例は微弱な細菌を殺菌するものとは解釈したのであるから、今度は微弱な細菌等などは相手にしないで、強力なウイルス菌(新型インフレインザ等)を殺菌するマスクの開発に試行錯誤した。
【発明が解決するための手段】
【0005】
本発明は上記目的を達成するために、紫色で作成した紫色のマスクを介して太陽光線や照明光線を活用した紫外線の波長を350nanom周辺を照射することでウイルス菌を殺菌すや紫のマスクを一次側とし、その透過する紫外線の波長が届かないようにしたマスクを二次側とした二重構造紫安全マスクを開発した。詳しく一次側マスクの色彩は普通の紫色にしても良いがなるべく薄い透明度の高い紫がウイルスを殺菌する能力が高い。ウイルス菌を殺菌するには紫外線の波長は390nanom以下が必要不可欠である。そこで本出願人は紫外線の波長を350nano周辺にしてウイルスを殺菌するマスクを開発した。一次側マスクを紫外線波長透過記録をしたデータを本願に提示する。二次側は一次側から透過する有害な紫外線の波長が届かないようにやや厚めの布、(ガーゼ等)あるいは紫が中和する色彩に布を用いても良い。紫外線の波長は短いので図1で示すように一次側マスクを透過して二次側マスク表面を少し透過するが、紫外線の波長は短いので二次側のマスクを貫通して透過すること等はない。紫外線の350nanom周辺の波長が一次側マスクと二次側マスク表面に滞留するのでウイルス菌の殺菌力はより向上し、二次側マスクは有害な紫外線やウイルス菌の存在しないクリーンで健康的な空気を常時供給することができる紫の安全マスクが本願である。
【0006】
上記解決手段によりウイルス菌の侵入を阻止することができ健康増進の検知からもこの世に貢献できる発明が本願である。
【発明の効果】
【0007】
前述のように本発明は太陽光線や照明光線が照射しているところで一次側マスクの紫マスクを介して紫外線波長を350nanom周辺を照射することによりウイルス菌は生存することができないので死滅する。二次側マスクは有害な紫外線の波長が届かない構造になっているので、クリ−ンで健康的な空気を常時供給することが安全マスクである。以上のような特徴とした発明が本願である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】は本発明の側面図
【符号の説明】
(1)一次側紫透明マスク、(2)自然界紫外線、(3)紫マスクを介した紫外線、(4)二次側マスク、(5)ゴム紐
【一次側マスク紫外線波長透過記録】
紫透明マスク、紫外線波長が350nanom周辺は透過していることを示す。

【特許請求の範囲】


【図1】
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【公開番号】特開2013−39335(P2013−39335A)
【公開日】平成25年2月28日(2013.2.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−192097(P2011−192097)
【出願日】平成23年8月17日(2011.8.17)
【出願人】(506314106)有限会社日新電気 (18)
【Fターム(参考)】