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交換サイン付タイルカーペット及び交換サイン付タイルカーペット床
説明

交換サイン付タイルカーペット及び交換サイン付タイルカーペット床

【課題】タイルカーペットの交換時期と交換範囲を客観的に定めることのでき、外観は通常のタイルカーペット及びタイルカーペット床と変わらないタイルカーペット及びタイルカーペット床を開発する。その際にはできるだけ簡便で安価な交換時期の検知手段を用いる。
【解決手段】耐汚染物質のコーティングを表面の一部に施した交換サイン付タイルカーペット及び交換サイン付タイルカーペットを床面の一部または全面に用いた交換サイン付タイルカーペット床及び耐汚染物質のコーティングを全面に施したタイルカーペットと通常のタイルカーペットを混合して用いた交換サイン付タイルカーペット床を提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、交換サイン付タイルカーペット及び交換サイン付タイルカーペット床に関するものであり、さらに詳しくは、タイルカーペットの表面の汚染を防止あるいは遅延させる耐汚染物質によるコーティングをタイルカーペットの表面の一部に施したことを特徴とする交換サイン付タイルカーペット、及び、タイルカーペットの表面の汚染を防止あるいは遅延させる耐汚染物質によるコーティングをタイルカーペットの表面の一部に施した交換サイン付タイルカーペットを床面の一部または全面に用いて床面を覆設したことを特徴とする交換サイン付タイルカーペット床、及び、タイルカーペットの表面の汚染を防止あるいは遅延させる耐汚染物質によるコーティングをタイルカーペットの表面の全面に施したタイルカーペットと上記耐汚染物質によるコーティングを施さないタイルカーペットの両方を用いて床面を覆設したことを特徴とする交換サイン付タイルカーペット床に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、タイルカーペットと称される、1辺が数十cm程度の四角形状のカーペットを床面に敷きつめて床面を形成する施工方法はごく一般的に行われている。タイルカーペットは、通常、パイル生地等の表層の繊維部分を塩化ビニールや合成ゴム等からなる基層に熱溶着して形成され、1辺が数十cm程度の四角形状とされているので、これを隙間が開かないように床面に順次載置あるいは接着していくだけで床面が形成されるので、非常に簡便であり、施工に特殊な技術を要しないので、オフィスや店舗や家庭の床面内装に幅広く用いられている。
【0003】
ごく一般的なタイルカーペットTCの外観は図13aに示すとおりのものである。また、その縦断面を図13bに示す。図13a、図13bに見るとおり、タイルカーペットTCは、塩化ビニールや合成ゴム等からなる基層Bにパイル生地等の繊維Fからなる表層Sを熱溶着して形成されている。表層Sの繊維FAの下端部は、通常、不織布等からなる基布BFに植設されており、基布BFの下方に位置する繊維FAの最下端部が基布BFとともに基層Bに熱溶着されることにより表層Sと基層Bが不可逆的に固着されて全体が構成されている。
【0004】
このような構成のタイルカーペットの最大の特徴は、汚れのひどい部分のみを新品あるいはクリーニング済みの品と交換することにより、床全体の印象を常に清潔かつ美観をもって保持できるという点にある。すなわち、通常のカーペット類であれば、幅が凡そ90cm〜数mのものを巻き状態で購入して、細部を床の形状に合わせて裁断しながら敷設するので、例えば飲料をこぼして一部のみが汚れてしまったという場合にても、その部分のみを交換するという訳にはいかなかった。したがって、敷設したままクリーニングするという方法で対応することになるが、汚れがひどい場合には染みとして残ってしまい、外観的にきわめて見苦しい状態となる。さらに、クリーニングに要する手間も大変なものである。
【0005】
また、通常、部屋の床は全体が均一に汚染されていくものではなく、人が多く通る出入り口や机の周囲等にて汚れが先行して進む。特に、不特定多数の人が土足で出入りする店舗や施設等では、床全体の汚れの格差は大きなものとなる。しかるに、通常のカーペットでは汚れのひどい場所のみを交換するわけにいかないので、クリーニングか全面交換という手段しかなかったが、タイルカーペットを敷設したタイルカーペット床の場合は1辺が数十cm程度のユニットを連続的に敷設するという構成であるので、汚れの激しい部分のみを交換すれば良く、極めて簡便且つ経済的である。
【0006】
なお、カーペット類の汚染防止対策としては、従来さまざまな技術が公開されているが、その一部を掲げれば、下記特許文献1〜3のとおりである。すなわち、下記特許文献1の「撥水性カーペットの製造方法」にては原糸そのものに撥水性を持たせる方法が開示されているが、これに対し、下記特許文献2の「防汚性ポリエステルフィラメントカーペットの製法」にては、繊維を基布に植設した段階で防汚加工する方法が開示されている。また、下記特許文献3の「染色性に差異のある繊維表面に耐汚性を与える方法およびそれによって作製される物品」にては、完成形態のカーペット類(タイルカーペットを含む)に防汚剤を塗布することにより、耐汚性を与える方法が開示されている。さらに、現在では、刷毛で塗布するだけで簡単に繊維表面にフッ素樹脂皮膜を形成でき、室温で乾燥できる撥水撥油処理剤も市販されているので、簡便に、かつ望む範囲にのみ撥水処理を施すことも可能となった。なお、下記特許文献4は、圧力と水分を検出してマットの交換時期を知らせるシステムの例である。
【特許文献1】特開平5‐302256号公報
【特許文献2】特開平6‐022840号公報
【特許文献3】特表2003‐504531号公報
【特許文献4】特開2003‐299609号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記のように、カーペット類に撥水性や防汚性を持たせる方法は既に公知であり、実際に多用されている。しかしながら、このような方法で撥水性や防汚性を担持されたカーペット類は、どうしても通常品と比較して割高になるし、撥水性や防汚性も完璧ではなく、汚れがひどくなってくるとどうしてもクリーニングや交換の必要性が生じる。しかも、一旦クリーニングすると繊維表面のコーティング層も剥がれるので、撥水性や防汚性は格段に低下してしまうという問題点も生じる。さらに、コスト面からいえば、クリーニングや交換に要する人件費も無視できない。すなわち、カーペット類のクリーニングや交換には特殊な技術が必要なので、これに要する費用が無視できない出費となる。
【0008】
しかるに、タイルカーペットの1枚当たり単価は極めて安価である。したがって、店舗や施設等の広い床面積を被覆する場合には、撥水性や防汚性を持たせたカーペット類を敷設してクリーニングや交換で美観を保つという方法よりも、撥水性や防汚性のない通常のタイルカーペットを敷設して、汚れのひどい部分だけを交換するという方法が、経費面からいえばはるかに安価に済むので、タイルカーペットを用いる店舗や施設、また一般家庭も増加しつつある。前述のように、タイルカーペットは床面に載置もしくは接着してあるだけなので、交換は極めて容易で、専門技術者ではなくても、施設の職員や店舗の従業員、あるいは家庭の主婦でも簡単に行える。
【0009】
通常のカーペット類の交換となると、設備品や調度品、家具類を総て除去し、さらに大面積のカーペット類を正確に敷設し、柱や壁の形状に合わせて周辺部分を正確にカットしていかなくてはならないので、高度な専門的技術が要求される。しかるに、タイルカーペットの場合には、通常設備品や調度品、家具類の下になる部分は人が通らず、汚れないので交換の必要が生じない。したがって、設備品や調度品、家具類を配置したままで交換が行える。また、柱や壁に接する部分も人が通らないので交換の必要がない。したがって、交換の必要が生じるのは、剥離し易く敷設し易い場所のみであるので専門家を要せず、この面でも経費節減に多大な役割を有している。
【0010】
このように、簡便で安価なタイルカーペットであるが、その交換時期を明確にするのは意外に難しいという問題点がある。例えば、飲料をこぼしたりしてある部分が極度に汚れたという場合であれば、明瞭にわかるので、すぐにその部分を交換すれば良いが、日常の使用により少しずつ汚れが蓄積してくる場合には、果たしてどの時点で、どの範囲のタイルカーペットを交換すべきかという判断が、なかなか難しい。
【0011】
例えば、家庭にタイルカーペットが敷設されている場合には、交換時期は家族の相談で決めれば良いので、何等問題は生じない。しかしながら、店舗や施設においては、床面の清潔さや美観は利用者の意識や購買客の購買意欲にもかかわってくる大きな問題となってくる。すなわち、ホテルや貸し会場等の施設においては、床面は当該施設に入場した利用者が第一に目にする部分であるので、床面、特に入口付近の床面が不潔なところはどうしても利用者に悪印象を与えがちとなる。また、店舗においては、床面の清潔さや美観は、購買者の購買意欲に大きな影響力を持つ。とくに、食料品を扱う店舗や飲食店、また、理美容店等の衛生観念が大きな要素となる店舗において床面が汚れていると、店舗に入ってきた人に致命的な印象も与えかねないこととなる。この点から、食品を中心に扱う大規模小売店等では、床面の清浄さの保持をマニュアル化して、常に一定以上の清潔さと美観を保つように定めているところもあるくらいである。
【0012】
しかるに、床面にタイルカーペットを用いた場合には、その交換時期や交換範囲は、すべて、施設の現場職員や店舗の店員にゆだねられているのが現状で、交換時期や交換範囲を定める明快な指針は存在していない。毎日、同じ床面を見慣れている職員や店員にとっては、日々、少しずつ蓄積されていく汚れはなかなか認識できないので、結果として、かなり汚れがひどくなった状態でも放置しているという場合も少なくない。しかるに施設の利用者や店舗の顧客などは、施設や店舗の床面を毎日見ているわけではないので、施設や店舗に入った瞬間に、職員や店員が気づいていない汚れに敏感に気がつくということもありえるのである。
【0013】
個人商店の床面のタイルカーペットの一部が汚れているという場合においては、不利益を蒙るのは商店主ということになるので、自己責任ということで済ませられるが、公共の施設や大規模小売店等の多くの人々が利用する場所においては、床面の汚れは多くの人々に不快感を与える元ともなるし、その場で働く多数の人々の不利益にもつながってくる。また、ファミリーレストランやコンビニエンスストア等のいわゆるチェーン店舗あるいはフランチャイズ形式の店舗においては問題はさらに深刻で、例えば特定の1店舗にて床面の汚れが目立った場合には、顧客に与える印象としては、他の店舗も含めてそのチェーン店舗全体のイメージを悪化させてしまうことにもなる。したがって、同一ブランドのもとに多数の店舗を擁するこのような形態の店舗においては、同一ブランドのどこの店舗においても、床面の清潔さと美観をある一定レベル以上に保持する必要が生じる。
【0014】
すなわち、顧客がそのブランドのどこの店舗に入っても、床面が一定レベルの清潔さと美観に保たれていなければならない。しかるに、タイルカーペットの交換時期と交換範囲を個々の店舗の現場の店員の判断に任せていたのでは、清潔さや美観は個人の主観に左右される度合いも大きいので、とても一定レベルの清潔さと美観の保持は実現できない。また、誰か巡回員のような役職を定めて各店舗を巡回視察し、タイルカーペットの交換時期と交換範囲を決定するという方法もあるが、店舗数が多くなると一人の巡回員で巡回できる範囲も限られるし、巡回員の数を増やすと、今度は巡回員相互の主観性をどのように統一するかという問題が生じてくる。したがって、タイルカーペットの交換時期と交換範囲を、できるだけ個々人の主観性を排除して客観的に定める方法が必要とされているのである。
【0015】
なお、前期特許文献4には、タイルカーペットではないが、マット(一例として玄関マット)の汚れ具合を圧力(何回人が踏んだか)と水分(水分が多いと汚れが早い)によって検知し、汚れが一定程度以上となると交換要求の信号を発する「交換貸与品および貸与品交換支援システム」が開示されている。確かにこのような方法を用いれば、ある程度客観的な方法で交換時期は確定できる。しかしながら、前期特許文献4には圧力センサや水分センサ等の検出手段と無線送信部と受信部と信号処理部と電池という複雑な構成が用いられており、通常厚さ数mm程度のタイルカーペット内部にこのような複雑な構成を組込むのはほぼ不可能であるし、できたとしても費用的に高価なものとなって現実には採用不可能なものとなる。玄関マットのように玄関1箇所に設置すれば良いだけのものとは異なり、施設や店舗の床面全面に敷設するタイルカーペットの場合には、床面の要所要所に汚れ具合の検知手段を設けねばならず、床面積が広かったり店舗数が多いと、大変な出費となってしまう。したがって、このような複雑で高価な構成を用いることなく、簡便で安価な手段にてタイルカーペットの交換時期と交換枚数を客観的に判断できる構成が希求されているのである。
【0016】
以上より、本発明の解決すべき課題をまとめれば、次のとおりとなる。
<課題1>
タイルカーペットの交換時期と交換範囲を、個々人の主観性による判断を排してできるだけ客観的に定めることのできるタイルカーペット及びそのようなタイルカーペットを敷設したタイルカーペット床を開発する。
<課題2>
上記タイルカーペット及びタイルカーペット床の外観は、あくまでも通常のタイルカーペット及びタイルカーペット床の外観と同様のものとする。すなわち、各種装置を組込むこと等により、タイルカーペットの厚みが増したり外観が変化したりするという方法は採用しない。
<課題3>
タイルカーペットの交換時期の検知手段としては、センサを用いたり電子信号処理を伴う複雑で高価な方法は避け、できるだけ簡便で安価な手段を用いることとする。
【課題を解決するための手段】
【0017】
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、以下に示す解決手段を提供するものである。
<解決手段1>
タイルカーペットの表面の汚染を防止あるいは遅延させる耐汚染物質によるコーティングをタイルカーペットの表面の一部に施したことを特徴とする交換サイン付タイルカーペット。
<解決手段2>
タイルカーペットの表面の汚染を防止あるいは遅延させる耐汚染物質によるコーティングをタイルカーペットの表面の一部に施した交換サイン付タイルカーペットを床面の一部または全面に用いて床面を覆設したことを特徴とする交換サイン付タイルカーペット床。
<解決手段3>
タイルカーペットの表面の汚染を防止あるいは遅延させる耐汚染物質によるコーティングをタイルカーペットの表面の全面に施したタイルカーペットと上記耐汚染物質によるコーティングを施さないタイルカーペットの両方を用いて床面を覆設したことを特徴とする交換サイン付タイルカーペット床。
<解決手段4>
上記耐汚染物質が光触媒あるいは防汚剤あるいは撥水剤であることを特徴とする解決手段1に記載の交換サイン付タイルカーペット。
<解決手段5>
上記耐汚染物質が光触媒あるいは防汚剤あるいは撥水剤であることを特徴とする解決手段2あるいは解決手段3に記載の交換サイン付タイルカーペット床。
【発明の効果】
【0018】
本発明の解決手段1および解決手段2の発明によれば、タイルカーペットの表面の一部が汚染を防止あるいは遅延させる耐汚染物質によってコーティングされているので、時間の経過による汚れの蓄積により、コーティング部分を除く他の部分は汚損されていくが、コーティング部分は当初の状態あるいは当初の状態に近い状態に保たれる。これにより、時間の経過とともにコーティング部分が視覚的に周囲から差別化されてくっきりと浮き出してくるので、このコーティング部分がタイルカーペットの交換時期の到来を示すサインとして機能する。
【0019】
また本発明の解決手段1および解決手段2の発明によれば、タイルカーペットの表面の一部が汚染を防止あるいは遅延させる耐汚染物質によってコーティングされているだけなので、タイルカーペット及びタイルカーペット床の外観は、通常のタイルカーペット及びタイルカーペット床の外観と全く同様のものとなる。各種装置を組込むということがないので、タイルカーペット自体の厚みが増したり、外観が変化したりするということが全く生じない。
【0020】
また本発明の解決手段1および解決手段2の発明によれば、タイルカーペットの交換時期を知らせるサインが、タイルカーペットの表面の一部に汚染を防止あるいは遅延させる耐汚染物質によってコーティング皮膜を形成しているだけであり、センサや電子信号処理装置は一切用いないので、極めて簡便且つ安価であり、センサや電子信号処理装置のように故障するということもなく、機器のメンテナンスも一切不要である。したがって、広い床面を有する施設や店舗、あるいは多数のチェーン店舗やフランチャイズ方式の店舗を擁する企業においても、僅かのコストと手間で本発明の解決手段1および解決手段2の発明を採用できるものである。
【0021】
なお、本発明の解決手段1および解決手段2の発明において、タイルカーペットの交換時期は上記サインにより明確となることは上述のとおりである。また、交換範囲の確定については、上記サインが現れたタイルカーペットを中心として、隣接する周囲8枚のタイルカーペット、すなわち合計9枚のタイルカーペットを交換するという原則を適用するのが最も適切である。すなわち、周囲8枚のタイルカーペットは仮に上記サインを有しないものであったとしても、上記サインを有するタイルカーペットに隣接するものである以上、ある程度の汚れが蓄積されていると判断されるからである。なお、上記サインを有するタイルカーペットに隣接するタイルカーペットであっても、設備や調度や家具類が上に載置されているものについては、原則として交換対象から外すことができる。というのは、前述のように、タイルカーペットの汚損は人が通行する場所において発生するからである。
【0022】
次に、本発明の解決手段3の発明によれば、1枚のタイルカーペットの全面に汚染を防止あるいは遅延させる耐汚染物質によってコーティング皮膜を形成したタイルカーペット(以下サイン仕様のタイルカーペットと呼称)を用いても、解決手段2と同様の効果を有するタイルカーペット床を実現できることが示されている。すなわち、解決手段3の発明の場合には、サイン仕様のタイルカーペットそのものが交換時期を告知するサインとして機能する。すなわち、床面に敷設されたタイルカーペットの要所要所に、サイン仕様のタイルカーペットを配設することにより、時間の経過によって通常のタイルカーペットの汚損が進行しても、サイン仕様のタイルカーペットの汚損の進行は遅れるので、サイン仕様のタイルカーペット自体が通常のタイルカーペットから視覚的に浮き上がって目立つようになり、これにより交換時期が告知される。なお、この場合にても、交換範囲としては、隣接する8枚のタイルカーペットを含めた9枚のタイルカーペットを交換するのが適切である。
【0023】
続く解決手段4、5により、耐汚染物質が光触媒あるいは防汚剤あるいは撥水剤であることが明確にされる。光触媒は、周知のように二酸化チタンであり、光が当たることにより有機物質を最終的に二酸化炭素や水にまで分解する能力を有している。したがって、タイルカーペットの表層繊維部分に光触媒によるコーティング層を形成すれば、その部分だけは有機物質による汚損から防止され、あるいは汚損が遅延される。
【0024】
次に、繊維の防汚剤としては、フッ素樹脂コーティングによるものが広く知られており、既にカーペットメンテナンス用の製品として市販もされている。このような防汚剤を用いることにより、タイルカーペットの表層繊維部分にフッ素樹脂によるコーティング層を形成すれば、その部分だけは汚損から防止され、あるいは汚損が遅延される。また、撥水剤としては、フッ素樹脂系のもの、パラフィンワックス系のもの、あるいはシリコン系のものが知られており、これらによるコーティング層を形成すれば、その部分だけは汚損(水分を媒体とする汚損)から防止され、あるいは汚損が遅延される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0025】
本発明を実施するための最良の形態を、以下に図面を参照しながら詳細に説明する。
【実施例1】
【0026】
図1aは、実施例1の交換サイン付タイルカーペット1の平面図である。S1は繊維からなる表層であり、表層S1の一部に耐汚染物質からなるコーティング皮膜C1が形成されている。コーティング皮膜C1の形状F1は円形である。コーティング皮膜C1は透明であるので、視覚的には図1bに示すように目に見えない。したがって、交換サイン付タイルカーペット1が新品のときには、交換サイン付タイルカーペット1は図1bのように通常のタイルカーペットTC(図13a参照)となんら変わりなく見える。
【0027】
しかるに、時間の経過とともに交換サイン付タイルカーペット1の表層S1の汚れが進行すると、汚れが進行しにくいコーティング皮膜C1の部分が視覚的に浮き上がって目立つようになる。すなわち、表層S1の一部に円形の形状F1が視認されるようになる。この円形の形状F1がタイルカーペットの交換時期を告知するサインとして機能する。
【0028】
図6は通常のタイルカーペットTCの要所要所に交換サイン付タイルカーペット1を配設したコンビニエンスストアCSの床面FLを示す略式の平面図である。即ち、コンビニエンスストアCSの床面FLは、解決手段2に記載の「交換サイン付タイルカーペット床」となっている。なお、図6にてEは出入口、CUはカウンター、BKはバックスペース、WCはトイレ、SW1〜SW6は商品の陳列棚である。交換サイン付タイルカーペット1は、床面FLの客の動線部分においては、x、yの各方向に1枚おきに配設されているが、これは例えばx方向には1枚おき、y方向には2枚おきとしてもよいし、逆にx方向には2枚おき、y方向には1枚おきとしてもよいし、x、yの各方向に2枚おきとすることもできる。さらに全く異なる配設方法を採るのも当然自由である。すなわち、通常のタイルカーペットTCと交換サイン付タイルカーペット1の配設方法は任意に定めることができる。
【0029】
図6にては、通常のタイルカーペットTCも交換サイン付タイルカーペット1も新品の状態を示しているので、コーティング皮膜C1は視覚的には見えない状態である。即ち、コンビニエンスストアCSの床面FLは、通常のタイルカーペットTCが全面に敷設された場合と視覚的には何等変わりがない状態である。
【0030】
図7は、時間の経過に伴って、コンビニエンスストアCSの床面FLが汚れてきた状態を示している。図7の状態において、汚れの目立つ交換サイン付タイルカーペット1においては、コーティング皮膜C1がくっきりと浮き上がって視認されるが、殆ど汚れのない部分の交換サイン付タイルカーペット1においては、コーティング皮膜C1は視認されず、この部分においては交換サイン付タイルカーペット1と通常のタイルカーペットTCの差は生じていない。従って、コーティング皮膜C1が視認されるようになった交換サイン付タイルカーペット1とそれに隣接する通常のタイルカーペットTCの交換が必要とされる時期に至ったと判断される。
【0031】
図8は、図7の状態にて、交換サイン付タイルカーペット1とそれに隣接する通常のタイルカーペットTCの交換範囲CA1、CA2を示す。太い破線で囲まれた範囲の交換サイン付タイルカーペット1とそれに隣接する通常のタイルカーペットTCの交換が必要であると判断されている。交換範囲CA1、CA2の決定には様々な方法が考えられるが、図8に示す交換範囲CA1、CA2は、コーティング皮膜C1が視認されるようになった交換サイン付タイルカーペット1が1枚あれば、それに隣接する8枚の通常のタイルカーペットTCを含めて合計9枚のタイルカーペットを交換するという原則によって決定したものである。コーティング皮膜C1が視認されるようになった交換サイン付タイルカーペット1があれば、当然、隣接する通常のタイルカーペットにもある程度汚染が進んでいると考えるのが自然であるから、上記原則は充分に妥当性を有するものであると考えられる。
【0032】
但し、図8においては、カウンターCUや陳列棚SW1〜SW6が載置されているタイルカーペットtcは交換範囲CA1、CA2から外している。床面FLの汚れは、主として人の通行により齎されるものであるので、カウンターCUや陳列棚SW1〜SW6が載置されているタイルカーペットtcにおいては当然汚れの進行は緩慢であり、タイルカーペットtcを交換範囲CA1、CA2から除くのは合理的である。
【0033】
なお、図1cにて、コーティング皮膜C1がどの程度視認されるようになったら交換時期であると判断するのかについては、マニュアルをもってこれを定めることができる。すなわち、図1bの状態から図1cの状態への移行を連続写真によって記録し、どの段階になったら交換時期であると判断するかを、コンビニエンスストアCSの本部が予めマニュアルにて定めておけば良い。このようにすれば、各店舗にては、マニュアルの写真と現場の状態を見比べながら交換時期を判断できるので、店舗ごとに交換時期がまちまちになることがなく、店員各個人による恣意性も排除でき、客観的な基準による交換時期の判断が可能となる。また、交換範囲CA1、CA2に関してもマニュアルで定めることができるので、これに関しても客観的な判断が可能となる。
【0034】
図9は、コンビニエンスストアCSにおいて、陳列棚SW1〜SW6に収納する商品構成を変化させたことにより、床面FLの汚れの状態が変化した場合を示す。この場合にても、図7と同様の原則をもって交換範囲CA3、CA4を示せば、図10のとおりとなる。
【実施例2】
【0035】
図2aは、実施例2の交換サイン付タイルカーペット2の平面図である。S2は繊維からなる表層であり、表層S2の一部に耐汚染物質からなるコーティング皮膜C2が形成されている。コーティング皮膜C2の形状F2は線形である。コーティング皮膜C2は透明であるので、視覚的には図2bに示すように目に見えない。したがって、交換サイン付タイルカーペット2が新品のときには、交換サイン付タイルカーペット2は図2bのように通常のタイルカーペットTC(図13a参照)となんら変わりなく見える。
【0036】
しかるに、時間の経過とともに交換サイン付タイルカーペット2の表層S2の汚れが進行すると、汚れが進行しにくいコーティング皮膜C2の部分が視覚的に浮き上がって目立つようになる。すなわち、表層S2の一部に線形の形状F2が視認されるようになる。この線形の形状F2がタイルカーペットの交換時期を告知するサインとして機能する。交換サイン付タイルカーペット2の配設方法や交換範囲については、実施例1と略同様である。
【実施例3】
【0037】
図3aは、実施例3の交換サイン付タイルカーペット3の平面図である。S3は繊維からなる表層であり、表層S3の一部に耐汚染物質からなるコーティング皮膜C3、…C3、…が形成されている。コーティング皮膜C3、…C3、…の形状F3は全体としてCHANGE(交換)という文字を形成するように構成されている。コーティング皮膜C3、…C3、…は透明であるので、視覚的には図3bに示すように目に見えない。したがって、交換サイン付タイルカーペット3が新品のときには、交換サイン付タイルカーペット3は図3bのように通常のタイルカーペットTC(図13a参照)となんら変わりなく見える。
【0038】
しかるに、時間の経過とともに交換サイン付タイルカーペット3の表層S3の汚れが進行すると、汚れが進行しにくいコーティング皮膜C3、…C3、…の部分が視覚的に浮き上がって目立つようになる。すなわち、表層S3の一部にCHANGEという文字の形状F3が視認されるようになる。このCHANGEという文字の形状F3がタイルカーペットの交換時期を告知するサインとして機能する。交換サイン付タイルカーペット3の配設方法や交換範囲については、実施例1と略同様であるが、コーティング皮膜C3、…C3、…が実施例1のコーティング皮膜C1より面積的に広く且つCHANGEという文字の形状F3が「交換が必要」という意味も有しているので、より交換を促すサインとしては実施例1の円形の形状F1や実施例2の線形の形状F2に比較するとさらに説得力を有している。
【実施例4】
【0039】
図4aは、実施例4の交換サイン付タイルカーペット4の平面図である。S4は繊維からなる表層であり、表層S4の一部に耐汚染物質からなるコーティング皮膜C4a、C4b、C4c、C4dが形成されている。コーティング皮膜C4aの形状F4aは全体として正方形の輪郭に少し不安げな表情の顔を形成するように構成されている。また、コーティング皮膜C4bの形状F4bは全体として「そろそろ」という文字を形成するように構成されている。さらに、コーティング皮膜C4cの形状F4cは全体として正方形の輪郭に泣いている表情の顔を形成するように構成され、コーティング皮膜C4dの形状F4dは全体として「かえてね」という文字を形成するように構成されている。
【0040】
コーティング皮膜C4a、C4bは厚めに、コーティング皮膜C4c、C4dは薄めに形成されている。コーティング皮膜C4a、C4b、C4c、C4dは透明であるので、視覚的には図4bに示すように目に見えない。したがって、交換サイン付タイルカーペット4が新品のときには、交換サイン付タイルカーペット4は図4bのように通常のタイルカーペットTC(図13a参照)となんら変わりなく見える。
【0041】
しかるに、時間の経過とともに交換サイン付タイルカーペット4の表層S4の汚れが進行すると、コーティングが厚く、最も汚れが進行しにくいコーティング皮膜C4a、C4bの部分が視覚的に浮き上がって目立つようになる(図4c参照)。すなわち、表層S4の一部に不安げな顔の形状F4aと「そろそろ」という文字の形状F4bが視認されるようになり、タイルカーペットの交換時期が近づいていることを告知するサインとして機能する。さらに時間が経過して交換サイン付タイルカーペット4の表層S4の汚れが進行すると、コーティングが薄いコーティング皮膜C4c、C4dの部分も視覚的に浮き上がって目立つようになり(図4d参照)、泣いている顔の形状F4cと「かえてね」という文字の形状F4dが、タイルカーペット4の交換時期が到来したことを告知する。
【0042】
このように、コーティングの厚みを変化させたコーティング皮膜C4a、C4bとコーティング皮膜C4c、C4dの組み合わせにより、2段階で告知できるサインを構成することができる。なお、交換サイン付タイルカーペット4の配設方法や交換範囲については、実施例1と略同様である。
【実施例5】
【0043】
図5aに示す実施例5のタイルカーペット5は、表層S5の全面に耐汚染物質からなるコーティング皮膜C5が形成されている。コーティング皮膜C5は透明であるので、外観は通常のタイルカーペットTC(図13a参照)となんら変わりはない。このタイルカーペット5を中心にして、周囲に通常のタイルカーペットTC、TC、…を隙間が開かないように敷設すると図5bの状態となる。図5bにては、タイルカーペット5も通常のタイルカーペットTC、TC、…も新品の状態を示しているので、両者に外見的な差異は認められず、全体は一種類のタイルカーペットで敷詰められた床面flをなしている。
【0044】
しかるに、時間の経過とともに床面flの汚れが進行すると、図5cに示すようにコーティング皮膜C5が形成されたタイルカーペット5とコーティング皮膜を有しない通常のタイルカーペットTC、TC、…の外見上の差異が目立つようになり、タイルカーペット5は視覚的にタイルカーペットTC、TC、…から差別化されて見えるようになる。すなわち、タイルカーペット5自体が交換時期を告知するサインとして機能するものである。
【0045】
図11は要所要所にタイルカーペット5を配設したコンビニエンスストアCSの床面FLを示す略式の平面図であり、図11においては、タイルカーペット5以外の部分は、すべて通常のタイルカーペットTC(符号は一部のみに付す)である。即ち、コンビニエンスストアCSの床面FLは、解決手段3に記載の「交換サイン付タイルカーペット床」となっており、ここでいう「交換サイン」とは、タイルカーペット5そのもののことを指す。タイルカーペット5は、床面FLの客の動線部分においては、x、yの各方向に1枚おきに配設されているが、これは配設方法の一例であって、異なる配設方法を採るのも当然自由である。
【0046】
図11にては、通常のタイルカーペットTCもタイルカーペット5も新品の状態を示しているので、コーティング皮膜C5は視覚的には見えない状態である。即ち、コンビニエンスストアCSの床面FLは、通常のタイルカーペットTCが全面に敷設された場合と視覚的には何等変わりがない状態である。
【0047】
図12は、時間の経過に伴って、コンビニエンスストアCSの床面FLが汚れてきた状態を示している。図12の状態において、床面FLの汚れの目立つ部分においては、タイルカーペット5がコーティング皮膜C5の作用によってくっきりと差別化されて視認されるが、殆ど汚れのない部分においてはタイルカーペット5と通常のタイルカーペットTCの差は生じていない。従って、周囲から差別化されて視認されるようになったタイルカーペット5とそれに隣接する通常のタイルカーペットTCの交換が必要とされる時期に至ったと判断される。
【0048】
図12における太い破線で囲まれた部分はタイルカーペット5とそれに隣接する通常のタイルカーペットTCの交換範囲CA5、CA6を示す。交換範囲CA5、CA6の決定には様々な方法が考えられるが、図12に示す交換範囲CA5、CA6は、周囲から差別化されて視認されるようになったタイルカーペット5が1枚あれば、それに隣接する8枚の通常のタイルカーペットTCを含めて合計9枚のタイルカーペットを交換するという原則によって決定したもので、この原則は実施例1と同様である。また、カウンターCUや陳列棚SW1〜SW6が載置されているタイルカーペットtcは交換範囲CA5、CA6から外している点も実施例1と同様である。
【0049】
なお、図5cにて、コーティング皮膜C5がどの程度視認されるようになったら交換時期であると判断するのかについては、やはり実施例1と同様にマニュアルをもってこれを定めることができる。すなわち、図5bの状態から図5cの状態への移行を連続写真によって記録し、どの段階になったら交換時期であると判断するかを、コンビニエンスストアCSの本部が予めマニュアルにて定めておけば良い。このようにすれば、各店舗にては、マニュアルの写真と現場の状態を見比べながら交換時期を判断できるので、店舗ごとに交換時期がまちまちになることがなく、店員各個人による恣意性も排除でき、客観的な基準による交換時期の判断が可能となる。また、交換範囲CA5、CA6に関してもマニュアルで定めることができるので、これに関しても客観的な判断が可能となる。
【産業上の利用可能性】
【0050】
本発明は、叙上のように、タイルカーペットの一部に耐汚染物質によるコーティング皮膜を形成するか、あるいは全面に耐汚染物質によるコーティング皮膜を形成することにより、タイルカーペットの交換時期と交換範囲を非常に簡便かつ安価な方法で客観的に判断できる交換サイン付タイルカーペット及び交換サイン付タイルカーペット床に関するものであるので、その利用可能性は、タイルカーペットが用いられているすべての場所に及ぶといっても過言ではない。中でも、不特定多数の人が利用する公共施設や民間施設、大規模小売店、さらには一つのブランドのもとに多数の店舗を展開するチェーン店舗やフランチャイズ方式による店舗においては、施設や店舗の清潔感や美観を保持し、あるいはブランドのイメージを損なわないための方法の一環として、きわめて重要な意義を有する発明であるといえる。
【図面の簡単な説明】
【0051】
【図1】(a)本発明の実施例1のタイルカーペットの平面図である。(b)本発明の実施例1のタイルカーペットの平面図である。(c)本発明の実施例1のタイルカーペットの平面図である。
【図2】(a)本発明の実施例2のタイルカーペットの平面図である。(b)本発明の実施例2のタイルカーペットの平面図である。(c)本発明の実施例2のタイルカーペットの平面図である。
【図3】(a)本発明の実施例3のタイルカーペットの平面図である。(b)本発明の実施例3のタイルカーペットの平面図である。(c)本発明の実施例3のタイルカーペットの平面図である。
【図4】(a)本発明の実施例4のタイルカーペットの平面図である。(b)本発明の実施例4のタイルカーペットの平面図である。(c)本発明の実施例4のタイルカーペットの平面図である。(d)本発明の実施例4のタイルカーペットの平面図である。
【図5】(a)本発明の実施例5のタイルカーペットの平面図である。(b)本発明の実施例5のタイルカーペットを敷設した床面の平面図である。(c)本発明の実施例5のタイルカーペットを敷設した床面の平面図である。
【図6】本発明の実施例1のタイルカーペットを配設したコンビニエンスストアの床面の略式の平面図である。
【図7】本発明の実施例1のタイルカーペットを配設したコンビニエンスストアの床面の略式の平面図である。
【図8】本発明の実施例1のタイルカーペットを配設したコンビニエンスストアの床面の略式の平面図である。
【図9】本発明の実施例1のタイルカーペットを配設したコンビニエンスストアの床面の略式の平面図である。
【図10】本発明の実施例1のタイルカーペットを配設したコンビニエンスストアの床面の略式の平面図である。
【図11】本発明の実施例5のタイルカーペットを配設したコンビニエンスストアの床面の略式の平面図である。
【図12】本発明の実施例5のタイルカーペットを配設したコンビニエンスストアの床面の略式の平面図である。
【図13】(a)通常のタイルカーペットの外観斜視図である。(b)通常のタイルカーペットの一部を拡大した縦断面図である。
【符号の説明】
【0052】
1 タイルカーペット
2 タイルカーペット
3 タイルカーペット
4 タイルカーペット
5 タイルカーペット
B 基層
BF 基布
BK バックスペース
C1 コーティング皮膜
C2 コーティング皮膜
C3 コーティング皮膜
C4a コーティング皮膜
C4b コーティング皮膜
C4c コーティング皮膜
C4d コーティング皮膜
C5 コーティング皮膜
CA1 交換範囲
CA2 交換範囲
CA3 交換範囲
CA4 交換範囲
CA5 交換範囲
CA6 交換範囲
CS コンビニエンスストア
CU カウンター
F1 形状
F2 形状
F3 形状
F4a 形状
F4b 形状
F4c 形状
F4d 形状
FA 繊維
FL 床面
S 表層
S1 表層
S2 表層
S3 表層
S4 表層
S5 表層
SW1 陳列棚
SW2 陳列棚
SW3 陳列棚
SW4 陳列棚
SW5 陳列棚
SW6 陳列棚
TC タイルカーペット
WC トイレ
fl 床面
tc タイルカーペット
x 方向
y 方向








【特許請求の範囲】
【請求項1】
タイルカーペットの表面の汚染を防止あるいは遅延させる耐汚染物質によるコーティングをタイルカーペットの表面の一部に施したことを特徴とする交換サイン付タイルカーペット。
【請求項2】
タイルカーペットの表面の汚染を防止あるいは遅延させる耐汚染物質によるコーティングをタイルカーペットの表面の一部に施した交換サイン付タイルカーペットを床面の一部または全面に用いて床面を覆設したことを特徴とする交換サイン付タイルカーペット床。
【請求項3】
タイルカーペットの表面の汚染を防止あるいは遅延させる耐汚染物質によるコーティングをタイルカーペットの表面の全面に施したタイルカーペットと上記耐汚染物質によるコーティングを施さないタイルカーペットの両方を用いて床面を覆設したことを特徴とする交換サイン付タイルカーペット床。
【請求項4】
上記耐汚染物質が光触媒あるいは防汚剤あるいは撥水剤であることを特徴とする請求項1に記載の交換サイン付タイルカーペット。
【請求項5】
上記耐汚染物質が光触媒あるいは防汚剤あるいは撥水剤であることを特徴とする請求項2あるいは請求項3に記載の交換サイン付タイルカーペット床。









【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2007−154378(P2007−154378A)
【公開日】平成19年6月21日(2007.6.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−353469(P2005−353469)
【出願日】平成17年12月7日(2005.12.7)
【出願人】(505423553)株式会社たいせい (2)
【Fターム(参考)】