説明

交換システム及び交換方法

【課題】直感的にわかりやすい操作方法で端末間の接続・非接続等を制御することを可能とする交換システムを提供する。
【解決手段】各端末の画面に各種端末のアイコンを表示する表示手段と、各端末の画面上で行われるアイコン間の関連付けを検出する検出手段と、前記関連付けの内容に応じて、端末間の接続・非接続及び/又は交換装置と端末の間の接続・非接続を制御する制御手段と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、交換システム及び交換方法に関し、特に、内線の端末同士又は内線の端末と外線の端末を相互に接続する交換システム及び交換方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の電話交換機等では、接続変更操作(例えば転送)を行う際には、(1)保留ボタンを押下し、(2)転送先をダイヤルし、(3)転送ボタンを押下する、といった複数のボタン操作が必要であった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ショートカットキー、機能ボタン又はワンタッチボタンというように、あるボタンに機能を割り付けることで、1つのボタンを1回押下するのみで1つの機能を実行することもできたが、これを実現するためには予めユーザがショートカットキー割当等の登録操作を行うことが必要があった。また、機能1つごとに1つのボタンを占有してしまうために、多くのボタンが必要になると同時に、どの機能がどのボタンに割り当てられているか探すのに時間がかかったり、押し間違え等が発生したりした。テレビ会議装置等でも機能毎に(1)ボタンを押下し、(2)メニュー1を選択し(3)メニュー2を選択する、といった複数のボタン操作が必要であり、目的の機能を探すのに時間がかかったりした。
【0004】
また、従来の電話交換機の端末等では、自端末に複数の端末や外線、装置が着信をかけていたり、接続されていたりした場合にその全てを把握するのは非常に難しかった。そのため重要な着信に応答できなかったりした。
【0005】
たとえば自端末に複数の端末や外線から着信が入っている場合、どこから着信が入っているのか把握したくても、そのうち1つ、2つの情報しか表示されなかったり、着信情報表示が現接続相手の情報表示を隠してしまったり、表示されている情報も電話番号や内線番号、名前、種別等の文字で表示され、全体的な接続関係を視覚的に把握することができなかった。
【0006】
また、従来の電話交換機の等では、ある端末と外線、装置の接続状態を変更するには、その端末を操作する必要があり、関係の端末もしくは専用の管理端末等から接続状態を管理・変更するのは難しく、仮想的にその端末に見せかけたり、専用の機能を交換装置に実装する必要があった。
【0007】
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、直感的にわかりやすい操作方法で端末間の接続・非接続等を制御することを可能とする交換システム及び交換方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明によれば、各端末の画面に各種端末のアイコンを表示する表示手段と、各端末の画面上で行われるアイコン間の関連付けを検出する検出手段と、前記関連付けの内容に応じて、端末間の接続・非接続及び/又は交換装置と端末の間の接続・非接続を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする交換システムが提供される。
【0009】
上記の交換システムは、各端末の画面に通話相手端末のアイコン及び登録端末のアイコンを表示する手段と、第1の端末の画面上で前記通話相手端末のアイコンと第2の端末である登録端末のアイコンとの関連付けの操作が行われることを検出する手段と、前記第1の端末の画面上で前記通話相手端末のアイコンと前記第2の端末である前記登録端末のアイコンとの関連付けの操作が検出されたならば、前記第1の端末から前記第2の端末への呼を生成する手段と、を備えてもよい。
【0010】
上記の交換システムは、各端末の画面に通話相手端末のアイコン及び着信中端末のアイコンを表示する手段と、第1の端末から第2の端末への呼が生成されたならば、前記第2の端末の画面上に表示されている前記着信中端末のアイコンを活性化させる手段と、前記第2の端末の画面上で前記通話相端末のアイコンと前記着信中端末のアイコンとの関連付けの操作が行われることを検出する手段と、前記第2の端末の画面上で前記通話相手端末のアイコンと前記着信中端末のアイコンとの関連付けの操作が検出されたならば、前記第1の端末と前記第2の端末との間の接続を確立する手段と、を備えてもよい。
【0011】
上記の交換システムは、各端末の画面に通話相手端末のアイコン及び保留端末のアイコンを表示する手段と、ある端末の画面上で前記通話相手端末のアイコンと前記保留端末のアイコンとの関連付けの操作が行われることを検出する手段と、前記ある端末の画面上で前記通話相手端末のアイコンと前記保留端末のアイコンとの関連付けの操作が検出されたならば、前記ある端末を通話保留状態にする手段と、を備えてもよい。
【0012】
上記の交換システムにおいて、前記保留端末のアイコンは複数あり、前記通話相手端末のアイコンと関連付けられる前記保留端末により、前記保留状態で利用されるメロディを変えてもよい。
【0013】
上記の交換システムは、各端末の画面に通話相手端末のアイコン及び保留端末のアイコンを表示する手段と、ある端末の画面上で前記通話相手端末のアイコンと前記保留端末のアイコンとの関連付けの操作が行われることを検出する手段と、前記ある端末の画面上で前記通話相手端末のアイコンと前記保留端末のアイコンとの関連付けの操作が検出されたならば、前記ある端末で保留中の通話の相手端末と前記ある端末と通話中の相手端末とを接続する手段と、を備えてもよい。
【0014】
上記の交換システムは、各端末の画面に通話相手端末のアイコン、自端末のアイコン及び前記通話相手端末のアイコン及び前記自端末のアイコンを結ぶ図形を表示する手段と、ある端末の画面上で前記図形が操作されたことを検出する手段と、前記ある端末で前記図形が操作されたならば、前記ある端末とその端末の通話相手端末との間の通話方向を切り替える手段と、を備えてもよい。
【0015】
上記の交換システムは、各端末の画面に着信中端末のアイコン及び録音端末のアイコンを表示する手段と、ある端末の画面上で前記着信中端末のアイコンと前記録音端末のアイコンとの関連付けの操作が行われることを検出する手段と、前記ある端末の画面上で前記着信中端末のアイコンと前記録音端末のアイコンとの関連付けの操作が検出されたならば、前記ある端末に着信中の端末からの音声を録音する手段と、を備えてもよい。
【0016】
上記の交換システムは、各端末の画面に着信中端末のアイコン及び録音装置のアイコンを表示する手段と、ある端末の画面上で前記着信中端末のアイコンと前記録音装置末のアイコンとの関連付けの操作が行われることを検出する手段と、前記ある端末の画面上で前記着信中端末のアイコンと前記録音装置のアイコンとの関連付けの操作が検出されたならば、前記ある端末に着信中の端末からの音声を録音する手段と、を備えてもよい。
【0017】
上記の交換システムは、各端末の画面に通話相手端末のアイコン及び録音装置のアイコンを表示する手段と、ある端末の画面上で前記通話相手端末のアイコンと前記録音装置のアイコンとの関連付けの操作が行われることを検出する手段と、前記ある端末の画面上で前記通話相手端末のアイコンと前記録音装置のアイコンとの関連付けの操作が検出されたならば、前記ある端末とその端末の通話相手端末との間の通話の音声を録音する手段と、を備えてもよい。
【0018】
上記の交換システムにおいて、前記制御手段は、前記検出手段により検出された関連付けの内容に応じた接続元情報、接続先情報及び接続方向を有する接続要求テーブルを含む接続要求メッセージを各端末から交換装置に送信する手段を備えてもよい。
【0019】
上記の交換システムにおいて、前記交換装置は、各端末から受信する前記接続要求メッセージに含まれる接続要求テーブルの内容と現在の接続情報テーブルの内容を元に前記接続情報テーブルの内容を更新する手段を備えてもよい。
【0020】
上記の交換システムにおいて、前記交換装置は、更新された前記接続情報テーブルを含む接続テーブル更新通知メッセージを関連した端末に送信する手段を更に備えてもよい。
【0021】
上記の交換システムにおいて、各端末は、前記交換装置から受信した前記接続テーブル更新通知メッセージに含まれる前記接続情報テーブルを基に、画面の表示を更新する手段を備えてもよい。
【0022】
上記の交換システムにおいて、複数の端末が前記交換装置から同一の内容のデータを受信する場合には、前記内線回線には1つのデータのみを前記交換装置から送信してもよい。
【発明の効果】
【0023】
本発明では、統一され直感的にわかりやすい操作で接続変更等を実行できるうえ、機能ごとにマニュアルを読んで操作方法を覚えたりする手間がはぶけると同時に操作ミスを防ぐことが可能になる。
【0024】
本発明では自端末に対する全ての接続、着信状況を視覚的に表示することでユーザが一目で状況を把握でき、重要な着信に優先して応答する等の操作が簡単に可能になる。また他の端末の接続状況も画面に表示するようにすれば、発信操作をする前に相手が通話中かどうかもわかり無駄な発信操作を減らすことができる。
【0025】
本発明では、自端末と関係ない接続に関しても”接続変更要求”を送出し変更することができ、接続状態に関しても交換装置から”接続テーブル更新通知”をどの端末に対しても送出することができるため、関係ない端末でも他の装置の接続状態を把握することができる。これにより管理端末等で全体の接続状況を把握し、障害や端末の不正使用等を早期に発見することができるようになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
【0027】
本発明は、電話機、携帯電話機、パーソナルコンピュータ(PC)、携帯情報端末(PDA)等の各端末の接続制御を行う電話交換機やサーバー等のメディア交換装置において、交換装置に対して各端末が自身の接続先変更情報のみを通知することで、従来のように端末からの機能ごとの特別な番号の入力操作や、複数のボタン操作等ではなく、端末上でのドラッグアンドドロップ等の簡単な操作方法で端末の接続先を変更することができるようにし、さらに端末(もしくはリモート管理装置等)に対して接続情報を交換装置から送信することで端末上(もしくはリモート管理装置等)で接続情報を簡単に把握することができるようにするものである。
【0028】
図1は、接続のシーケンスを表す概念図である。
【0029】
図1を参照すると、まず、端末Bは、端末Bと端末Aを接続したいことを記述した接続要求テーブルを交換装置111に送信する(ステップS21)。次に、交換装置111は、端末Aに信号を発信し(ステップS22)、端末Aから応答が返ってくることを確認する(ステップS23)。次に、交換装置111は、端末A及びBに対して接続処理を行い(ステップS24)、最後に、交換装置111は現在の接続情報テーブル14を更新し、接続情報テーブル更新の通知を端末A及びBに送信する(ステップS25)。接続情報テーブルの情報の表示は、接続情報テーブル14の情報と共に更新される。なお、図1の例では、端末Bからの要求により端末Bと端末Aを接続するとしているが、端末Bと接続される端末は2つ以上でもよく、端末Bからの要求により端末B以外の2以上の端末同士を接続しても良い。
【0030】
図2は、切断のシーケンスを表す概念図である。
【0031】
次に、交換装置111は、端末A及びBに対して切断処理を行い(ステップ32)、最後に、交換装置111は現在の接続情報テーブル14を更新し、接続情報テーブル更新の通知を端末A及びBに送信する(ステップS33)。
【0032】
図3は、本実施形態による交換装置111の全体構成及び交換装置111に接続されている端末101〜103を示す。交換機111は電話交換機やサーバー等であり、メディアの接続を制御する。
【0033】
106は内線インターフェース、L11は交換装置内部回線、105は交換装置111の全体の制御を行うCPU、104はCPU105が実行するプログラム及び現接続情報テーブルを格納するメモリ、109は各端末101、102又は103と公衆網外線の接続、切断の制御を行う外線インターフェース、L12、L13は公衆網と接続された外線、110は音声データや音楽データを格納する記憶装置、107は記憶装置に蓄えられた音声データや音楽データを再生する再生装置、108は端末101、102又は103からの音声や、端末から送られた音楽データ等を記憶装置に録音する録音装置である。
【0034】
端末101の内線番号は”101”、端末102の内線番号は”102”、端末103の内線番号は”103”であるとする。端末101を利用するユーザ名は”A”、端末102を利用するユーザ名は”B”、端末103を利用するユーザ名は”C”であるとする。
【0035】
図4は、端末101、102又は103の内部構成を示す。202は交換装置111や他端末との通信を行う内線インターフェース、204は端末全体の制御を行うCPU、203はCPU204が実行するプログラム及び通話先情報を格納するメモリ、206はマウス、キーボード、ボタン等の入力機器、205はその制御装置である。208は文字、画像を表示する液晶表示器、207は液晶表示器208を制御する表示制御部である。209はマイク等の音声入力装置、210はスピーカー等の音声出力装置、211は音楽や音声を格納する記憶装置である。
【0036】
なお、交換装置111に接続する端末の数は交換装置の処理能力によるが、説明は端末3台収容の場合について行うこととする。交換装置111と端末101、102及び103を接続する内線回線L21の種別は問わず、例えば、LANであってもよく、通常の電話線であってもよい。端末101、102及び103も図4の構成要素を有する限りどのような端末であってもよく、例えば、電話機、パーソナルコンピュータ又はテレビであってもよい。
【0037】
本実施形態では、交換装置として電話交換機を想定し、端末としてパーソナルコンピュータを想定し、端末の入力装置206としてはマウスを想定し、電話交換機の基本的な機能である2者通話、転送、留守録音、通話録音機能を実現する場合について説明する。クリック、ドラッグ、ドロップ等のマウス操作は制御装置205により検出されCPU204に送られCPU204で処理される。
【0038】
図5は、各端末101、102又は103の液晶表示装置208に表示される画面の構成である。401〜404は登録済の通話先のアイコンである。通話先は内線、外線を問わず登録できる。408〜410は自端末に着呼中の呼を発している端末(着信中端末)を表すアイコンである。405、406は自端末の通話相手の端末(通話相手端末)を表示するアイコンであり、407は自端末を表すアイコンである。411は保留音源を表すアイコンであり、412、413はアイコン411で表される保留音源を聴取する端末(保留端末)を表すアイコンである。414は録音装置を表すアイコンであり、415はアイコン414で表される録音装置に音声を録音している端末(録音端末)を表すアイコンである。416は別の録音装置を表すアイコンであり、417はアイコン416で表される録音装置に音声を録音している端末を表すアイコンである。
【0039】
なお、本実施形態では端末101に対してのみ、アイコン等の画面の更新例、およびマウス操作等の画面上での操作例を説明し、他の端末102、103での表示画面の更新、操作例の説明は省略する。他の端末102、103については、応答操作、発信操作等の表記のみを記述する。
【0040】
まず2者通話の場合について説明する。端末101が外線L12に対して発信し、通話を開始することとする。この場合の端末101の液晶表示器208の初期画面を図6に示す。端末のメモリ203にはあらかじめ接続元情報(種別:内線、電話番号101、名前A)と通話先情報(種別:外線、電話番号X、名前Y)が登録されており、通話先となるべき登録済の端末を示すアイコン401と、自端末を示すアイコン407がそれぞれ表示されている。
【0041】
端末101のユーザが登録された通話先のアイコン401を通話相手端末のアイコン405にマウスを使用してドラッグアンドドロップする。すると端末の画面は図7のようになる。図7の画面では、自端末101を表すアイコン407から通話相手端末のアイコン405に向かう破線の片方向の矢印が表示される。この表示により、自端末101がアイコン405で表す通話相手端末に対して発信中であることをユーザに示す。
【0042】
この時、端末101のCPU204はマウス操作を検出して自端末101がメモリ203に登録されている通話先(種別:外線、電話番号X、名前Y)に対して発信操作をしたと判断して、図8のテーブル構造を持つ接続要求テーブルを含む”接続要求”メッセージを交換装置111に対して送信する。この時、図8の欄301には接続元情報(種別:内線、電話番号101、名前A)、欄302には接続先情報(種別:外線、電話番号X、名前Y)、欄303には接続方向(両方向)が格納される。なお複数の接続要求を送信する場合は欄301〜305のセットを複数個作成し、これらをまとめて”接続要求”メッセージに含ませて送信する。
【0043】
接続要求テーブルは交換装置111の内線インターフェース106を通ってメモリ104に送られる。交換装置111のCPU105はメモリ104に送られた接続要求テーブルとメモリ104に格納されている現接続情報テーブルを比較する。現接続情報テーブルは接続要求テーブルと同様に図8のテーブル構造をもっており、欄301〜303のセットより成る現接続情報テーブルを複数持つことで全端末、全装置の接続状態がわかる。現時点では通話はないので現接続情報テーブルは無い。従って、CPU105は、送られてきた接続要求テーブルで示された接続要求を受け入れ、接続処理を実行する。具体的には欄302の接続先情報(種別:外線、電話番号X、名前Y)を読み取り、種別が外線であることから外線インターフェース109により空いている外線、この場合には外線L12を捕捉した後、相手先電話番号Xをダイヤルする。
【0044】
相手先が応答すると、交換装置111は外線L12と端末101の接続処理を実行し、送られてきている接続要求テーブルのコピーを現接続情報テーブルとして生成した後、その現接続情報テーブルを含む”接続テーブル更新通知”メッセージを端末101に対して通知する。これを受けた端末101は接続パスが、送られてきた現接続情報テーブルのように変更されたと認識し、図7の画面を図9の表示画面に更新し、ユーザに2者通話が成功したことを知らせる。図9の画面では、自端末101を表すアイコン407と通話相手端末のアイコン405との間に実線の両方向の矢印が表示される。
【0045】
ユーザAが端末101に対してオンフックボタン押下等の終話操作を行うと、端末101は交換装置111に終話したい旨を通知する。交換装置111は外線L12と端末101に対して切断処理を実行し、上記の現接続情報テーブルに空データを書き込み、空データが書き込まれた現接続情報テーブルが含まれる”接続テーブル更新通知”メッセージを端末101に通知する。端末101は受け取った現接続テーブルが空であることから通話が切断されたことを認識し、図9の画面を図6の画面に戻す。
【0046】
次に、次に示す転送の場合について説明する。すなわち、端末102から端末101に対して呼があり、端末101と端末102が通話を開始する。通話の最中で、端末101がその通話を保留し、外線(種別:外線、電話番号Y、名前Z)に対して発信して通話を開始する。その後に、端末101での操作により、端末102と外線とを接続する。なお、あらかじめ端末101のメモリ203にこの外線の情報(種別:外線、電話番号Y,名前Z)が格納されているものとする。
【0047】
まず端末102は、端末101に接続したい旨を示す”接続要求”メッセージを交換装置111に送信する。その接続要求メッセージに含まれる接続要求テーブルの図8の欄301には接続元情報(種別:内線、電話番号102、名前B)、欄302には接続先情報(種別:内線、電話番号101、名前A)、欄303には接続方向(両方向)が格納される。その”接続要求”メッセージを受けた交換装置111は、端末102から端末101に向けての呼があることを端末101に通知する。端末101はその通知を受けると、図6の画面を図10の画面に更新して、端末102から呼を受けていることをユーザAに知らせる。図10の画面では、自端末101に呼をかけている端末102を表すアイコン409から自端末101を表すアイコン407に向かう破線の片方向の矢印が表示される。
【0048】
ユーザAが、端末102を示すアイコン409を通話相手端末を示すアイコン405にマウスでドラッグアンドドロップすることで、応答操作をすると、端末101は、ユーザAが着信を認識したことを交換装置111に通知する。その通知を受けた交換装置111は端末101と端末102の接続処理を行った後、端末102から受信した接続要求テーブルのコピーを現接続テーブルとして生成し、その現接続テーブルを含んだ”接続テーブル更新通知”メッセージを端末101、102に送信する。それを受けた端末101は図10の画面を図11の画面に更新し、ユーザAに通話状態になったことを知らせる。図11の画面では、自端末101を表すアイコン407と通話相手端末102を表すアイコン405との間に実線の両方向の矢印が表示される。
【0049】
次に、ユーザAは、端末101と端末102との間の通話を保留するために、端末101の画面上で、端末102を表すアイコン405を保留を表すアイコン413にマウスを用いてドラッグアンドドロップする。すると端末101は、図8のテーブル構造を持つ接続要求テーブルを含む”接続要求”メッセージを交換装置111に対して送信する。この時、接続要求テーブルの図8の欄301には接続元情報(種別:内線、電話番号102、名前B)、欄302には接続先情報(種別:保留音源1、電話番号なし、名前なし)、欄303には接続方向(逆方向)が格納される。なお、接続方向に関しては、順方向とは接続元から接続先への方向であり、逆方向とは接続先から接続元への方向である。
【0050】
交換装置111は、端末101からこの”接続要求”メッセージを受けると、この”接続要求”メッセージに含まれる接続要求テーブルを現接続情報テーブルと比較し、要求された接続処理の実行が可能と判断し接続処理を実行する。具体的には、再生装置107と端末102を接続し、記憶装置110から保留音データを再生装置107に送信する。これにより端末102には保留音が流れる。その後、現在の現接続情報テーブルを端末101から受信した”接続要求”メッセージに含まれている接続要求テーブルのコピーに置き換え、置き換えられた現接続情報テーブルを含む”接続テーブル更新通知”メッセージを端末101及び102に送信する。端末101は、その”接続テーブル更新通知”メッセージを受信すると、図11に示す画面を図12に示す画面に更新する。図12の画面では、端末102が保留端末を表すアイコン413として表示される。
【0051】
次にユーザAが端末101の画面上で、外線端末(種別:外線、電話番号Y、名前Z)を表すアイコン401を通話相手端末を表すアイコン406にマウスでドラッグアンドドロップすることで外線発信操作を行う。すると端末101は、図12の画面を図13の画面に更新し、欄301に接続元情報(種別:内線、電話番号101、名前A)、欄302に接続先情報(種別:外線、電話番号Y、名前Z)、欄303に接続方向(両方向)を有する接続要求テーブルを含む”接続要求”メッセージを交換装置111に送信する。図13の画面では、自端末101を表すアイコン407から通話相手端末(外線端末)を表すアイコン406に向かう破線の片方向の矢印が表示される。
【0052】
それを受けた交換装置111は現接続情報テーブルを参照して、端末101の接続先が空であるか否かを判断する。現接続情報テーブルは、端末102と交換装置111の再生装置107が接続されていることを示すが、端末102が何かしらの端末又は交換装置111と接続されていることを示していない。これにより端末101からの発信が可能と判断し、外線L12を捕捉して電話番号Yをダイヤルして外線発信を行う。外線が応答すると、外線L12と端末101の接続処理を実行したのち、端末101から受信した接続要求テーブルのコピーを現接続情報テーブルとして生成し、その現接続情報テーブルを含む”接続テーブル更新通知”メッセージを端末101に送信する。それを受け取った端末101は図13の画面を図14に示す画面に更新する。図14の画面では、自端末101を表すアイコン407から通話相手端末(外線端末)を表すアイコン406の間に両方向の矢印が表示される。
【0053】
その後ユーザAが端末101の画面上で、保留中の端末102を示すアイコン413を自端末101との外線通話相手を示すアイコン406にマウスでドラッグアンドする。すると端末101はこれを転送操作と判断し、欄301に接続元情報(種別:内線、電話番号102、名前B)、欄302に接続先情報(種別:外線、電話番号Y、名前Z)、欄303に接続方向(両方向)を有する接続要求テーブルを含む”接続要求”メッセージを交換装置111に送信する。それを受け取った交換装置は現接続テーブルと比較して差分を検出し、その結果端末101と外線L12を切断し、端末102と外線L12を接続する。その後、現接続テーブルを更新した後、更新された現接続テーブルを含む”接続テーブル更新通知”メッセージを端末101及び102に送信する。それを受けた端末101は図14に示す画面を図15に示す画面に更新する。図15の画面では、端末102と外線の端末は現在は端末101と通話していないので、端末101と端末102又は外線の端末を結ぶ矢印は表示されない。
【0054】
次に通話中の接続方向変更について説明する。端末101と端末102が通話中に端末101が接続方向を、両方向、順方向、逆方向、ミュートの順に変更することにする。
【0055】
すでに端末101と端末102が両方向で通話中であるとする。このとき端末101の画面は図16のようになっている。図16の画面では、端末101を表すアイコン407と端末102を表すアイコン405との間に両方向の矢印が表示される。
【0056】
ここでユーザAが端末101を表すアイコン407と端末102を表すアイコンとの間の両方向の矢印をマウスでクリックする。すると端末101はこれを接続方向変更操作と認識して欄301に接続元情報(種別:内線、電話番号101、名前A)、欄302に接続先情報(種別:内線、電話番号102、名前B)、欄303に接続方向(順方向)を有する接続要求テーブルを含む”接続要求”メッセージを交換装置111に送信する。交換装置111は、この”接続要求”メッセージを受けると、この”接続要求”メッセージに含まれている接続要求テーブルと現接続テーブルと比較して、これらの間の差分を検出し、その結果、端末101と端末102の接続方向を両方向から順方向に変更する。接続方向を順方向にすると、端末102での音声は端末101に伝わるが、端末101での音声は端末102に伝わらない。そして、交換装置111は、変更内容を反映するように現接続テーブルを更新した後、更新後の現接続テーブルを含む”接続テーブル更新通知”メッセージを端末101及び102に送信する。それを端末101が受けると、端末101の図16に示す画面は、図17に示す画面に更新される。図17の画面では、端末101を表すアイコン407から端末102を表すアイコン405に向かう実線の片方向の矢印が表示される。
【0057】
端末101上で端末101を表すアイコン407と端末102を表すアイコン405との間の矢印をクリックするたびに同様の処理が行われ、端末101の画面は図18(逆方向)、図19(ミュート)のように変更される。接続方向を逆方向にすると、端末101での音声は端末102に伝わるが、端末102での音声は端末101に伝わらない。接続方向をミュートにすると、端末101での音声は端末102に伝わらず、端末102での音声も端末101に伝わらない。
【0058】
次に録音装置108に着信を転送する場合について説明する。端末102から発した呼が端末101に着信して、端末101がその呼を録音装置108に転送することとする。
【0059】
まず端末102から交換装置111に対して端末102と端末101との接続を要求する”接続要求”メッセージが送信される。交換装置111は、その”接続要求”メッセージを受信すると端末101に対して、端末102から呼をかけられていることを示すメッセージを送信する。端末101は、端末102から呼をかけられていることを受信すると、画面を図20のように更新して、端末102から着信が入っていることをユーザAに知らせる。図20の画面では、端末102を示すアイコン409から端末101を示すアイコン407に向かう破線の片方向の矢印が表示される。
【0060】
次に、現在は端末102からの通話要求に応えられないが用件だけ聞いておこうと考えたユーザAが、端末101上で端末102を表すアイコン409を録音端末101を表すアイコン417にマウスを用いてドラッグアンドドロップする。又は、ユーザAは、端末101上で端末102を表すアイコン409を録音装置108を表すアイコン414にマウスを用いてドラッグアンドドロップしてもよい。端末101はこれにより欄301に接続元情報(種別:内線、電話番号102、名前B)、欄302に接続先情報(種別:録音装置1、電話番号なし、名前なし)、欄303に接続方向(順方向)を有する接続要求テーブルを含む”接続要求”メッセージを交換装置111に送信する。交換装置111は、この”接続要求”メッセージを受信すると、端末102から端末101への着信要求が拒否されたと判断し、端末101から送られてきた接続要求メッセージに応じた接続を確立する。具体的には端末102を録音装置108に接続する。これにより端末102からの音声は録音装置108を経由して記憶装置110に格納される。交換装置111は、録音が終了すると、現接続情報テーブルを更新し、その更新された現接続情報テーブルを含む”接続テーブル更新通知”メッセージを端末101及び102に送信する。端末101は、その”接続テーブル更新通知”メッセージを受信すると、図20に示す画面を図21に示す画面に更新する。図21に示す画面では、録音端末417が強調表示されている。
【0061】
次に通話録音を行う場合について説明する。通話録音とは、通話している最中に通話の音声を録音することである。ここでは、端末101と端末102との間の通話を端末101が録音する例を取り説明する。
【0062】
すでに端末101と端末102が通話状態にあるものとする。この時、端末101の画面は図22のようになっている。図22の画面では、端末101を表すアイコン407と端末102を表すアイコン405との間に実線の両方向の矢印が表示される。
【0063】
ユーザAが、端末101上で録音装置108を表すアイコン414を端末102を表すアイコン405にマウスでドラッグアンドドロップする。すると端末101は、欄301に接続元情報(種別:内線、電話番号101、名前A)、欄302に接続先情報(種別:内線、電話番号102、名前B)、欄303に接続方向(両方向)を記述した第1の接続要求テーブル、欄301に接続元情報(種別:内線、電話番号101、名前A)、欄302に接続先情報(種別:録音装置1、電話番号なし、名前なし)、欄303に接続方向(順方向)を記述した第2の接続要求テーブル及び欄301に接続元情報(種別:内線、電話番号102、名前B)、欄302に接続先情報(種別:録音装置1、電話番号なし、名前なし)、欄303に接続方向(順方向)を記述した第3の接続要求テーブルを含む”接続要求”メッセージを交換装置111に送信する。
【0064】
交換装置111は、この”接続要求”メッセージを受信すると、この”接続要求”メッセージに含まれる3つの接続要求テーブルと現接続テーブルとを比較して、これらの間の差分を検出し、端末101と録音装置108を接続し、端末102と録音装置108を接続する。なお、端末101と端末102は既に接続されている。これらの接続により、端末101と端末102との間の通話が録音装置108を用いて記憶装置110に録音される。その後、現接続テーブルを3つの接続要求テーブルの内容を反映するように更新し、更新された接続要求テーブルを有する”接続テーブル更新通知”メッセージを端末101、102に送信する。端末101は、その”接続テーブル更新通知”メッセージを受信すると、画面を図23のように変更する。録音は、図23の画面が表示された状態で行われる。
【0065】
上述の実施形態では音声や保留音を扱う交換装置を説明したが、この代わりに静止画、動画又は音楽を扱う交換装置に本発明を適用しても良い。この場合、端末間又は交換装置と端末との間を流れるデータは、音声ではなく、静止画、動画又は音楽のデータとなる。
【0066】
上述の実施形態では自端末の画面に自端末と間係する接続状態しか表示していなかったが、交換装置111の画面に交換装置が管理している全端末の接続状態を表示するようにしてもよい。この場合、交換装置111の画面には、アイコン405〜407のセットが交換機が管理する端末の数だけ表示される。また、ある端末を管理端末として使用し、管理端末に関与する”接続テーブル更新通知”メッセージのみならず、管理端末には関与せず他の端末に関与する”接続テーブル更新通知”メッセージを管理端末に送信して、管理端末に交換機の画面と同様な画面を表示するようにしても良い。また、交換装置の画面と同様な画面を各端末が備えることにより、各端末から発信操作をする前に通話相手が通話中かどうかも把握することができる。
【0067】
上述の実施形態では、”接続テーブル更新通知”メッセージを各端末に対してそれぞれ送信しているが、異なった端末に同時に送信される”接続テーブル更新通知”メッセージの内容は同一であるので、”接続テーブル更新通知”を受信する端末のグループを予め設定しておいた上で、1つの”接続テーブル更新通知”メッセージを内線回線L21に流し、そのグループに属する端末のみがそのメッセージを読み取るようにしてもよい。また、同一のメロディーを複数の端末が同時に聴取する場合には、1つのメロディーのみを内線回線L21に流し、複数の端末がそのメロディーをピックアップするようにすればよい。これにより、複数の同じメッセージ、音声又は音楽が回線上に流れることによって回線が混雑して、遅延が生ずることを防止することができる。また、これにより、交換装置自身が複数の同一のメッセージ、音声又は音楽を作成することで処理能力が間に合わなくなりデータの送信が遅れるのを防ぐことができる。
【0068】
上述の実施形態では、操作方法としてマウスによるドラッグアンドドロップを利用していたが、移動させるものと移動先を指定できる操作方法であればなんでもよい。例えばマウスで始点と終点をクリックする操作方法を利用したり、マウスの代わりにタッチパネルを利用してもよい。
【0069】
上記の実施形態において、第1のアイコンを第2のアイコンにドラッグアンドドロップしたときの効果と同様の効果を、第2のアイコンを第1のアイコンにドラッグアンドドロップしたときの効果を生じるようにしても良い。
【0070】
上述の実施形態では1つの自端末を表すアイコン407と2つの通話中相手端末を表すアイコン405及び406の合わせて3つのアイコンしか表示しておらず、この表示では、最大で3者通話の表示しかできないが、通話中相手端末を表すアイコンを増やすことにより、4者通話以上の接続状態も表示することができる。登録された通話先、着信中端末、録音端末及び保留音保留端末の数も、交換装置の仕様に合わせて、それぞれ増やしても良い。
【0071】
上述の実施形態では保留音源を表すアイコンはアイコン411のみであったが、保留音源を表すアイコンを複数表示するようにしても良い。この場合、アイコン411、412及び413のセットを複数画面に配置すればよい。この時セットごとに異なるメロディーの保留音を用いることができる。それを実現するためには、記憶装置110に複数のメロディーファイルを格納しておき、各セットによって再生するメロディーファイルを変えればよい。また、メロディーファイルを端末からアップロードして変更できるようにしてもよい。この場合、保留音源を示すアイコン411をマウスで右クリックする等の操作によりアップロードのためのポップアップメニューを表示し、端末が保有するメロディーファイルを選択できるようにし、選択されたファイルを端末の記憶装置211から交換装置の記憶装置110に対して送信するようにすればよい。
【0072】
上述の実施形態では自端末と保留音源の接続については説明しなかったが、例えば、保留音源を表すアイコン411を自端末を表すアイコン407にドラッグアンドドロップすること等により、自端末と保留音源を接続して、自端末で簡単に保留メロディーを試聴する機能を設けても良い。
【0073】
上述の実施形態では会議通話の説明をしなかったが、例えば、登録された通話先を表すアイコン401を通話相手端末を表すアイコン405にドラッグアンドドロップすると共に、別の登録された通話先を表すアイコン402を別の通話相手先を表すアイコン406にドラッグアンドドロップすることにより、会議通話をすることができる。
【0074】
上述の実施形態では端末101の接続要求が他の全ての端末に受け入れられる場合しか説明しなかったが、端末によって受け入れられる接続要求に制限を持たせてもよい。この場合、交換装置111の記憶装置110に予め各端末の各端末に対する接続権限を設定しておき、交換装置111が、”接続要求”メッセージを受信した時に、接続先が接続元の接続要求を受け入れる権限を有しているか否かを記憶装置101を参照して判断し、その権限がなければ、接続処理を行わずに、”要求拒否”メッセージを”接続要求”メッセージを送信した端末に送信すればよい。
【0075】
上述の実施形態では呼を発してきた通話相手端末が留守録音装置に音声メッセージを残している最中に、自端末でその音声メッセージの内容をリアルタイムに聴取する機能の説明をしなかったが、この機能は、着信中端末を表すアイコン408、409又は410を通話相手端末を表すアイコン405にドラッグアンドドロップすると共に、録音装置を表すアイコン414又は416を通話相手端末を表すアイコン406にドラッグアンドドロップされたならば、通話相手端末と自端末を通話相手から自端末への方向で接続し、自端末と録音装置を自端末から録音装置の方向で接続することにより実現することができる。又は、この機能は、着信中端末を表すアイコン408、409又は410を通話相手端末を表すアイコン405にドラッグアンドドロップすると共に、録音装置を表すアイコン414又は416を通話相手端末を表すアイコン405にドラッグアンドドロップされたならば、通話相手端末と自端末を通話相手から自端末への方向で接続し、自端末と録音装置を自端末から録音装置の方向で接続することにより実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0076】
【図1】本発明の実施形態によるメディア交換システムの動作を示す第1のシーケンス図である。
【図2】本発明の実施形態によるメディア交換システムの動作を示す第2のシーケンス図である。
【図3】本発明の実施形態による交換装置の内部構成等を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施形態による端末の内部構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施形態による端末が表示する画面の構成を示す図である。
【図6】本発明の実施形態による端末が2者通話を行うときに表示する第1の画面の図である。
【図7】本発明の実施形態による端末が2者通話を行うときに表示する第2の画面の図である。
【図8】本発明の実施形態による接続要求テーブル及び現接続要求テーブルの構成を示す図である。
【図9】本発明の実施形態による端末が2者通話を行うときに表示する第3の画面の図である。
【図10】本発明の実施形態による端末が転送を行うときに表示する第1の画面の図である。
【図11】本発明の実施形態による端末が転送を行うときに表示する第2の画面の図である。
【図12】本発明の実施形態による端末が転送を行うときに表示する第3の画面の図である。
【図13】本発明の実施形態による端末が転送を行うときに表示する第4の画面の図である。
【図14】本発明の実施形態による端末が転送を行うときに表示する第5の画面の図である。
【図15】本発明の実施形態による端末が転送を行うときに表示する第6の画面の図である。
【図16】本発明の実施形態による端末が接続方向の切換を行うときに表示する第1の画面の図である。
【図17】本発明の実施形態による端末が接続方向の切換を行うときに表示する第2の画面の図である。
【図18】本発明の実施形態による端末が接続方向の切換を行うときに表示する第3の画面の図である。
【図19】本発明の実施形態による端末が接続方向の切換を行うときに表示する第4の画面の図である。
【図20】本発明の実施形態による端末が留守録の転送を行うときに表示する第1の画面の図である。
【図21】本発明の実施形態による端末が留守録の転送を行うときに表示する第2の画面の図である。
【図22】本発明の実施形態による端末が通話録音を行うときに表示する第1の画面の図である。
【図23】本発明の実施形態による端末が通話録音を行うときに表示する第2の画面の図である。
【符号の説明】
【0077】
101、102、103 端末
111 交換装置
104 メモリ
105 CPU
106 内線インターフェース
107 再生装置
108 録音装置
109 外線インターフェース
110 記憶装置
202 内線インターフェース
203 メモリ
204 CPU
205 入力制御装置
206 入力操作機器
207 表示制御部
208 液晶表示器
209 音声入力装置
210 音声出力装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
各端末の画面に各種端末のアイコンを表示する表示手段と、
各端末の画面上で行われるアイコン間の関連付けを検出する検出手段と、
前記関連付けの内容に応じて、端末間の接続・非接続及び/又は交換装置と端末の間の接続・非接続を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする交換システム。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
各端末の画面に各種端末のアイコンを表示し、更に、前記アイコンを利用して発呼状態、着呼状態及び接続状態を表示する表示手段と、
各端末の画面上で行われるアイコン間の関連付けを検出する検出手段と、
前記関連付けの内容に応じて、端末間の接続・非接続及び/又は交換装置と端末の間の接続・非接続を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする交換システム。
【請求項2】
請求項1に記載の交換システムにおいて、
前記制御手段は、
前記検出手段により検出された関連付けの内容に応じた接続元情報、接続先情報及び接続方向を有する接続要求テーブルを含む接続要求メッセージを、前記アイコン間の関連付けが行なわれた端末から交換装置に送信する手段と、
前記交換装置に送信された接続要求テーブルと、前記交換装置で管理されていて、接続元情報、接続先情報及び接続方向を有する1以上の現接続情報テーブルとを比較する手段と、
少なくとも前記比較の結果に基づいて接続処理を行なう手段と、
前記接続処理を反映して前記現接続情報テーブルを更新する手段と、
前記現接続情報テーブルの更新を反映した接続元情報、接続先情報及び接続方向を有するテーブルを有する接続テーブル更新通知メッセージを前記交換装置から前記アイコン間の関連付けが行なわれた端末を含む少なくとも1つの端末に送信する手段と、
を備え、
前記アイコン間の関連付けが行なわれた端末の前記表示手段は、その関連付けに基づいて、前記表示を更新し、
前記交換装置から前記接続テーブル更新通知メッセージを受信した前記アイコン間の関連付けが行なわれた端末を含む少なくとも1つの端末の前記表示手段は、前記接続テーブル更新通知メッセージに基づいて、前記表示を更新することを特徴とする交換システム。
【請求項3】
請求項1に記載の交換システムにおいて、
前記接続方向は、両方向、順方向、逆方向及びミュートのうちの接続関係により応じた何れかの方向であることを特徴とする交換システム。
【請求項4】
請求項1に記載の交換システムにおいて、
各端末の画面に通話相手端末のアイコン及び登録端末のアイコンを表示する手段と、
第1の端末の画面上で前記通話相手端末のアイコンと第2の端末である登録端末のアイコンとの関連付けの操作が行われることを検出する手段と、
前記第1の端末の画面上で前記通話相手端末のアイコンと前記第2の端末である前記登録端末のアイコンとの関連付けの操作が検出されたならば、前記第1の端末から前記第2の端末への呼を生成する手段と、
を備えることを特徴とする交換システム。
【請求項5】
請求項1に記載の交換システムにおいて、
各端末の画面に通話相手端末のアイコン及び着信中端末のアイコンを表示する手段と、
第1の端末から第2の端末への呼が生成されたならば、前記第2の端末の画面上に表示されている前記着信中端末のアイコンを活性化させる手段と、
前記第2の端末の画面上で前記通話相端末のアイコンと前記着信中端末のアイコンとの関連付けの操作が行われることを検出する手段と、
前記第2の端末の画面上で前記通話相手端末のアイコンと前記着信中端末のアイコンとの関連付けの操作が検出されたならば、前記第1の端末と前記第2の端末との間の接続を確立する手段と、
を備えることを特徴とする交換システム。
【請求項6】
請求項1に記載の交換システムにおいて、
各端末の画面に通話相手端末のアイコン及び保留端末のアイコンを表示する手段と、
ある端末の画面上で前記通話相手端末のアイコンと前記保留端末のアイコンとの関連付けの操作が行われることを検出する手段と、
前記ある端末の画面上で前記通話相手端末のアイコンと前記保留端末のアイコンとの関連付けの操作が検出されたならば、前記ある端末を通話保留状態にする手段と、
を備えることを特徴とする交換システム。
【請求項7】
請求項6に記載の交換システムにおいて、
前記保留端末のアイコンは複数あり、前記通話相手端末のアイコンと関連付けられる前記保留端末により、前記保留状態で利用されるメロディを変えることを特徴とする交換システム。
【請求項8】
請求項1に記載の交換システムにおいて、
各端末の画面に通話相手端末のアイコン及び保留端末のアイコンを表示する手段と、
ある端末の画面上で前記通話相手端末のアイコンと前記保留端末のアイコンとの関連付けの操作が行われることを検出する手段と、
前記ある端末の画面上で前記通話相手端末のアイコンと前記保留端末のアイコンとの関連付けの操作が検出されたならば、前記ある端末で保留中の通話の相手端末と前記ある端末と通話中の相手端末とを接続する手段と、
を備えることを特徴とする交換システム。
【請求項9】
請求項1に記載の交換システムにおいて、
各端末の画面に通話相手端末のアイコン、自端末のアイコン及び前記通話相手端末のアイコン及び前記自端末のアイコンを結ぶ図形を表示する手段と、
ある端末の画面上で前記図形が操作されたことを検出する手段と、
前記ある端末で前記図形が操作されたならば、前記ある端末とその端末の通話相手端末との間の通話方向を切り替える手段と、
を備えることを特徴とする交換システム。
【請求項10】
請求項1に記載の交換システムにおいて、
各端末の画面に着信中端末のアイコン及び録音端末のアイコンを表示する手段と、
ある端末の画面上で前記着信中端末のアイコンと前記録音端末のアイコンとの関連付けの操作が行われることを検出する手段と、
前記ある端末の画面上で前記着信中端末のアイコンと前記録音端末のアイコンとの関連付けの操作が検出されたならば、前記ある端末に着信中の端末からの音声を録音する手段と、
を備えることを特徴とする交換システム。
【請求項11】
請求項1に記載の交換システムにおいて、
各端末の画面に通話相手端末のアイコン及び録音装置のアイコンを表示する手段と、
ある端末の画面上で前記通話相手端末のアイコンと前記録音装置のアイコンとの関連付けの操作が行われることを検出する手段と、
前記ある端末の画面上で前記通話相手端末のアイコンと前記録音装置のアイコンとの関連付けの操作が検出されたならば、前記ある端末とその端末の通話相手端末との間の通話の音声を録音する手段と、
を備えることを特徴とする交換システム。
【請求項12】
請求項1に記載の交換システムにおいて、
複数の端末が前記交換装置から同一の内容のデータを受信する場合には、前記内線回線には1つのデータのみを前記交換装置から送信することを特徴とする交換システム。
【請求項13】
請求項1に記載の交換システムにおいて、
各端末の画面に保留音源のアイコンを表示する手段と、
第1の端末の画面上で前記保留音源のアイコンを選択するための操作が行なわれたことを検出する手段と、
前記第1の端末の画面上で前記保留音源のアイコンを選択するための操作が行なわれたことを検出されたならば、メロディを選択するための画面を表示する手段と、
前記メロディを選択するための画面で選択されたメロディを前記第1の端末の記憶装置から前記交換機の記憶装置に送信する手段と、
を備えることを特徴とする交換システム。
【請求項14】
請求項1に記載の交換システムにおいて、
各端末の画面に複数の通話相手のアイコン及び複数の登録端末のアイコンを表示する手段と、
第1の端末の画面上で何れかの前記通話相手端末のアイコンと第2の端末である何れかの登録端末のアイコンとの関連付けの操作が行われることを検出する手段と、
第1の端末の画面上で他の何れかの前記通話相手端末のアイコンと第3の端末である他の何れかの登録端末のアイコンとの関連付けの操作が行われることを検出する手段と、
前記2つの関連づけの検出が行なわれたならば、前記第1の端末、前記第2の端末及び前記第3の端末との間で会議通話をするための接続を設定する手段と、
を備えることを特徴とする交換システム。
【請求項15】
請求項1に記載の交換システムにおいて、
前記少なくとも前記比較の結果に基づいて接続処理を行なう手段は、各端末の各端末に対する接続権限に基づいて接続の可否判断を行ない、着呼先の端末が発呼先の端末を受け入れる接続権限を有していない場合には、接続処理を行なわないことを特徴とする交換システム。
【請求項16】
請求項1に記載の交換システムにおいて、
各端末の画面に通話相手端末のアイコン、着信中端末のアイコン及び録音端末を表示する手段と、
第1の端末から第2の端末への呼が生成されたならば、前記第2の端末の画面上に表示されている前記着信中端末のアイコンを活性化させる手段と、
前記第2の端末の画面上で前記通話相端末のアイコンと前記着信中端末のアイコンとの関連付けの操作が行われることを検出する手段と、
前記第2の端末の画面上で前記通話相手端末のアイコンと前記録音端末のアイコンとの関連付けの操作が行われることを検出する手段と、
前記第2の端末の画面上で前記通話相手端末のアイコンと前記着信中端末のアイコンとの関連付けの操作が検出され、且つ、前記第2の端末の画面上で前記通話相手端末のアイコンと前記録音端末のアイコンとの関連付けの操作が行われることが検出されたならば、前記第1の端末と前記第2の端末との間の接続を確立し、且つ、前記第1の端末の端末と前記第2の端末との間の通話を録音する手段と、
を備えることを特徴とする交換システム。
【請求項17】
各端末の画面に各種端末のアイコンを表示し、更に、前記アイコンを利用して発呼状態、着呼状態及び接続状態を表示する表示ステップと、
各端末の画面上で行われるアイコン間の関連付けを検出する検出ステップと、
前記関連付けの内容に応じて、端末間の接続・非接続及び/又は交換装置と端末の間の接続・非接続を制御する制御ステップと、
を備えることを特徴とする交換方法。
【請求項18】
請求項17に記載の交換方法において、
前記制御ステップは、
前記検出ステップにより検出された関連付けの内容に応じた接続元情報、接続先情報及び接続方向を有する接続要求テーブルを含む接続要求メッセージを、前記アイコン間の関連付けが行なわれた端末から交換装置に送信するステップと、
前記交換装置に送信された接続要求テーブルと、前記交換装置で管理されていて、接続元情報、接続先情報及び接続方向を有する1以上の現接続情報テーブルとを比較するステップと、
少なくとも前記比較の結果に基づいて接続処理を行なうステップと、
前記接続処理を反映して前記現接続情報テーブルを更新するステップと、
前記現接続情報テーブルの更新を反映した接続元情報、接続先情報及び接続方向を有するテーブルを有する接続テーブル更新通知メッセージを前記交換装置から前記アイコン間の関連付けが行なわれた端末を含む少なくとも1つの端末に送信するステップと、
を備え、
前記アイコン間の関連付けが行なわれた端末の前記表示ステップは、その関連付けに基づいて、前記表示を更新し、
前記交換装置から前記接続テーブル更新通知メッセージを受信した前記アイコン間の関連付けが行なわれた端末を含む少なくとも1つの端末の前記表示ステップは、前記接続テーブル更新通知メッセージに基づいて、前記表示を更新することを特徴とする交換方法。
【請求項19】
請求項17に記載の交換方法において、
前記接続方向は、両方向、順方向、逆方向及びミュートのうちの接続関係により応じた何れかの方向であることを特徴とする交換方法。
【請求項20】
請求項17に記載の交換方法において、
各端末の画面に通話相手端末のアイコン及び登録端末のアイコンを表示するステップと、
第1の端末の画面上で前記通話相手端末のアイコンと第2の端末である登録端末のアイコンとの関連付けの操作が行われることを検出するステップと、
前記第1の端末の画面上で前記通話相手端末のアイコンと前記第2の端末である前記登録端末のアイコンとの関連付けの操作が検出されたならば、前記第1の端末から前記第2の端末への呼を生成するステップと、
を備えることを特徴とする交換方法。
【請求項21】
請求項17に記載の交換方法において、
各端末の画面に通話相手端末のアイコン及び着信中端末のアイコンを表示するステップと、
第1の端末から第2の端末への呼が生成されたならば、前記第2の端末の画面上に表示されている前記着信中端末のアイコンを活性化させるステップと、
前記第2の端末の画面上で前記通話相端末のアイコンと前記着信中端末のアイコンとの関連付けの操作が行われることを検出するステップと、
前記第2の端末の画面上で前記通話相手端末のアイコンと前記着信中端末のアイコンとの関連付けの操作が検出されたならば、前記第1の端末と前記第2の端末との間の接続を確立するステップと、
を備えることを特徴とする交換方法。
【請求項22】
請求項17に記載の交換方法において、
各端末の画面に通話相手端末のアイコン及び保留端末のアイコンを表示するステップと、
ある端末の画面上で前記通話相手端末のアイコンと前記保留端末のアイコンとの関連付けの操作が行われることを検出するステップと、
前記ある端末の画面上で前記通話相手端末のアイコンと前記保留端末のアイコンとの関連付けの操作が検出されたならば、前記ある端末を通話保留状態にするステップと、
を備えることを特徴とする交換方法。
【請求項23】
請求項22に記載の交換方法において、
前記保留端末のアイコンは複数あり、前記通話相手端末のアイコンと関連付けられる前記保留端末により、前記保留状態で利用されるメロディを変えることを特徴とする交換方法。
【請求項24】
請求項17に記載の交換方法において、
各端末の画面に通話相手端末のアイコン及び保留端末のアイコンを表示するステップと、
ある端末の画面上で前記通話相手端末のアイコンと前記保留端末のアイコンとの関連付けの操作が行われることを検出するステップと、
前記ある端末の画面上で前記通話相手端末のアイコンと前記保留端末のアイコンとの関連付けの操作が検出されたならば、前記ある端末で保留中の通話の相手端末と前記ある端末と通話中の相手端末とを接続するステップと、
を備えることを特徴とする交換方法。
【請求項25】
請求項17に記載の交換方法において、
各端末の画面に通話相手端末のアイコン、自端末のアイコン及び前記通話相手端末のアイコン及び前記自端末のアイコンを結ぶ図形を表示するステップと、
ある端末の画面上で前記図形が操作されたことを検出するステップと、
前記ある端末で前記図形が操作されたならば、前記ある端末とその端末の通話相手端末との間の通話方向を切り替えるステップと、
を備えることを特徴とする交換方法。
【請求項26】
請求項17に記載の交換方法において、
各端末の画面に着信中端末のアイコン及び録音端末のアイコンを表示するステップと、
ある端末の画面上で前記着信中端末のアイコンと前記録音端末のアイコンとの関連付けの操作が行われることを検出するステップと、
前記ある端末の画面上で前記着信中端末のアイコンと前記録音端末のアイコンとの関連付けの操作が検出されたならば、前記ある端末に着信中の端末からの音声を録音するステップと、
を備えることを特徴とする交換方法。
【請求項27】
請求項17に記載の交換方法において、
各端末の画面に通話相手端末のアイコン及び録音装置のアイコンを表示するステップと、
ある端末の画面上で前記通話相手端末のアイコンと前記録音装置のアイコンとの関連付けの操作が行われることを検出するステップと、
前記ある端末の画面上で前記通話相手端末のアイコンと前記録音装置のアイコンとの関連付けの操作が検出されたならば、前記ある端末とその端末の通話相手端末との間の通話の音声を録音するステップと、
を備えることを特徴とする交換方法。
【請求項28】
請求項17に記載の交換方法において、
複数の端末が前記交換装置から同一の内容のデータを受信する場合には、前記内線回線には1つのデータのみを前記交換装置から送信することを特徴とする交換方法。
【請求項29】
請求項17に記載の交換方法において、
各端末の画面に保留音源のアイコンを表示するステップと、
第1の端末の画面上で前記保留音源のアイコンを選択するための操作が行なわれたことを検出するステップと、
前記第1の端末の画面上で前記保留音源のアイコンを選択するための操作が行なわれたことを検出されたならば、メロディを選択するための画面を表示するステップと、
前記メロディを選択するための画面で選択されたメロディを前記第1の端末の記憶装置から前記交換機の記憶装置に送信するステップと、
を備えることを特徴とする交換方法。
【請求項30】
請求項17に記載の交換方法において、
各端末の画面に複数の通話相手のアイコン及び複数の登録端末のアイコンを表示するステップと、
第1の端末の画面上で何れかの前記通話相手端末のアイコンと第2の端末である何れかの登録端末のアイコンとの関連付けの操作が行われることを検出するステップと、
第1の端末の画面上で他の何れかの前記通話相手端末のアイコンと第3の端末である他の何れかの登録端末のアイコンとの関連付けの操作が行われることを検出するステップと、
前記2つの関連づけの検出が行なわれたならば、前記第1の端末、前記第2の端末及び前記第3の端末との間で会議通話をするための接続を設定するステップと、
を備えることを特徴とする交換方法。
【請求項31】
請求項17に記載の交換方法において、
前記少なくとも前記比較の結果に基づいて接続処理を行なうステップは、各端末の各端末に対する接続権限に基づいて接続の可否判断を行ない、着呼先の端末が発呼先の端末を受け入れる接続権限を有していない場合には、接続処理を行なわないことを特徴とする交換方法。
【請求項32】
請求項17に記載の交換方法において、
各端末の画面に通話相手端末のアイコン、着信中端末のアイコン及び録音端末を表示するステップと、
第1の端末から第2の端末への呼が生成されたならば、前記第2の端末の画面上に表示されている前記着信中端末のアイコンを活性化させるステップと、
前記第2の端末の画面上で前記通話相端末のアイコンと前記着信中端末のアイコンとの関連付けの操作が行われることを検出するステップと、
前記第2の端末の画面上で前記通話相手端末のアイコンと前記録音端末のアイコンとの関連付けの操作が行われることを検出するステップと、
前記第2の端末の画面上で前記通話相手端末のアイコンと前記着信中端末のアイコンとの関連付けの操作が検出され、且つ、前記第2の端末の画面上で前記通話相手端末のアイコンと前記録音端末のアイコンとの関連付けの操作が行われることが検出されたならば、前記第1の端末と前記第2の端末との間の接続を確立し、且つ、前記第1の端末の端末と前記第2の端末との間の通話を録音するステップと、
を備えることを特徴とする交換方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【公開番号】特開2006−20370(P2006−20370A)
【公開日】平成18年1月19日(2006.1.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−282119(P2005−282119)
【出願日】平成17年9月28日(2005.9.28)
【分割の表示】特願2002−8840(P2002−8840)の分割
【原出願日】平成14年1月17日(2002.1.17)
【出願人】(000227205)NECインフロンティア株式会社 (1,047)
【Fターム(参考)】