説明

交換可能なグリップ

【課題】所与の適用において、要求に合うように衝撃伝達用具にぴったり合うようにユーザが選択できるようにする交換可能なグリップを得る
【解決手段】衝撃伝達用具の交換可能なグリップ12は、ハンドル14に取付けられたハンドルスリーブ15上に位置決めされたグリップスリーブ18を有する。グリップスリーブ18の下端部は、ハンドルスリーブ15に一体に形成された段部28に当接する。ネジ付キャップ20がグリップスリーブ18を段部28に押付けてグリップ12をハンドルスリーブ15に結合する。ハンドルスリーブ15の外表面上の追加のスプライン40がグリップスリーブ18の溝42に噛合って、使用中に滑りすなわち回転を防止するように機能する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の開示は、一般的には、衝撃を用具に伝達するのに特に適した交換可能なグリップに関し、より具体的には、改良された交換可能なゴルフクラブ用グリップに関する。
【背景技術】
【0002】
多種多様な用具に対して、今日の市場において入手可能な多数のグリップのタイプがある。これらの用具は、ハンマーの取っ手又は他の手工具から、テニス、スカッシュボール又はラケットボールのラケット、あるいは、ゴルフクラブのようなスポーツ用具に及ぶ。本発明の開示は、交換可能なグリップを有するゴルフクラブシャフトに特に適しており、特に、これに関連して説明するが、本発明の開示は、ゴルフのみに限定されず、あらゆるスポーツグリップすなわち衝撃伝達用具のハンドグリップに及ぶことは明らかである。
【0003】
本来、ゴルフクラブグリップは、主にハンドルの周囲を覆う皮革から成っていた。後に、成型されたゴムのスリップ−オングリップが入手可能になり、今日もなお広く使用されている。成型されたゴムグリップの最近のバリエーションは、下地の周囲に螺旋状に巻き付けられた革巻き又は合成皮巻きの、あるいは、下地を覆う一枚皮のカバーを有するハンドル上のゴムスリーブすなわち下地を使用するという概念である。今日、グリップは、多種多様の構造及び材料の組み合わせから作られている。
【0004】
市場は、異なる色彩、重量及びサイズのグリップを広範に要求するため、広範な顧客の要求に合ったコスト効果的なグリップを生産することは、非常に困難になっている。衝撃伝達用具に衝撃又は力を与え又は受ける改良された交換可能なグリップの必要性は、依然として存在する。交換可能なグリップは、所与の適用又は多種多様の条件下での使用に対する特定のグリップの選択において、大きな柔軟性を提供する。これは、ユーザーが所望の適用に対して所与の条件下で必要とされるグリップのタイプを正確に選択できるようにする。また、滑りの少ない又は滑らず、トルクに対して良好な抗力があり、かつ、良好な衝撃吸収特性を有するしっかりとした把持を提供するように構成されることがグリップには望ましい。
【0005】
更に、交換可能なグリップは、スイングウエイトコントロールのためのグリップ重量の設計、又は、様々な材料を組み合わせた互換性のグリップスリーブを有するグリップ表面の多様なタイプのように、多種多様な優れた特性をグリップに与える。スイングウエイトコントロール、ハンドル硬さ、柔軟性コントロール、衝撃吸収性は、用具からの衝撃の改善における重要な要因のいくつかである。ユーザーに複数のオプションを提供するためにグリップを調整する概念は、複数のグリップ及び複数の用具の必要性を最小限にする。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
このため、所与の適用において、要求に合うように衝撃伝達用具又は工具のハンドル又はシャフトにぴったり合うようにユーザが選択できるようにする交換可能なグリップを得ることが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の開示は、多種多様な機能をもたらす衝撃伝達用具のための交換可能なグリップを説明する。
【0008】
本発明の開示に従った交換可能なグリップは、衝撃伝達用具のハンドルに固定して取付けられたハンドルスリーブに取付けられる。ハンドルスリーブは、衝撃伝達用具のハンドルに摺動して嵌め込んで、これに取付けるための初期直径寸法を有する。選択された距離にあるハンドルスリーブの第1端部は、初期直径よりも大きい直径を有して段部を形成するための屈曲部を含む。第2端部は、ネジ付等の凹凸嵌合部を有する基端部で終端となっている。グリップスリーブがハンドルスリーブに嵌め込まれて、グリップスリーブの下端部が段部に当接する。ネジ付ファスナを有するキャップがハンドルスリーブの基端部で凹凸嵌合部に噛合って、グリップスリーブが段部に押付けられる。
【0009】
交換可能なグリップは、特に、交換可能なゴルフクラブグリップとして使用されるのに適する。本発明の開示の設計は、部品が削減されたシンプルな形状を有する構造を提供すると共に、合衆国ゴルフ協会(「USGA」)のゴルフクラブのシャフト全長にわたって延びるシャフトに対する規則の要件に適合する。
【0010】
本発明の開示を特徴付ける新規な様々な特徴は、添付された特許請求の範囲及びこの開示の一部において、特殊性が指摘されている。本発明の開示及びこれを使用することにより達成されるその作用の利点のよりよい理解のため、添付図面及び説明事項について述べる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】ゴルフクラブの斜視図である。
【図2】本発明の開示に従った交換可能なグリップの分解斜視図である。
【図3】本発明の開示の一実施形態に従ったゴルフクラブシャフト及び交換可能なグリップの一部を拡大して示す縦断面図である。
【図4】本発明の開示の一実施形態に従ったシャフト及び交換可能なグリップの基端部の拡大縦断面図である。
【図5】本発明の開示の一実施形態に従った交換可能なグリップの横断面図である。
【図6】本発明の開示の他の実施形態に従った交換可能なグリップの横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
図面を参照して、これらは、本発明の開示の限定を意図せず、いくつかの図面を通して、同じ参照符号は、同様の又は類似の要素を示し、先ず、特に図1には、全体として符号10で示されるゴルフクラブが示されている。ゴルフクラブ10は、ゴルフクラブグリップ12と、シャフトすなわちハンドル14と、クラブヘッド16とを含む。ゴルフクラブは、本発明の開示の交換可能なグリップを適用することができる衝撃伝達用具の一例である。当該技術において、衝撃伝達用具の他の例が多数存在する。「衝撃伝達用具」という用語は、ここでは、打撃し、伝達し、又は、力を物体すなわち用具に付与するため、又は、逆に用具から衝撃又は力を受けるために使用するスポーツ用具及び工具を含む意味として使用されている。テニスラケット、スカッシュラケット、ラケットボールラケット、ラクロスグリップ、釣竿ハンドル、自転車ハンドル、自動二輪車ハンドル、ギヤシフトレバー及び野球グリップは、「衝撃伝達用具」という用語に含まれる意味のいくつかに過ぎない。当然、多くの他の例があり、今なお開発されている更なるスポーツ用品をも例とすることができる。本発明の開示の主題における交換可能なグリップを有するゴルフクラブハンドルについて特に参照しているが、本発明の開示の主題は、限定ではないが、他のスポーツ用具及びハンマーの取っ手又はねじ回しの取っ手等の工具ハンドルを含むあらゆる衝撃伝達用具に適用可能であることを理解すべきである。
【0013】
図2を参照すると、破線で示されるシャフト14の一部及び本発明の開示に従った交換可能なグリップ12の分解図が示されている。交換可能なグリップ12は、3つの部品すなわち要素:後で詳細に説明されるハンドルスリーブ15、グリップスリーブ18及びキャップ20を備えている。
【0014】
図3を参照して、一実施形態において、ハドルスリーブ15は、初期直径(d1)で作られた中空のスリーブである。「中空」という用語は、ここでは、円筒状の形すなわち形状だけでなく楕円及び多角形のような他のほぼ円筒状に形成された形を含む意味として使用されている。細長い中空ハンドルスリーブ15は、第1及び第2端部22、24を有している。中空ハンドルスリーブ15の第1端部は、図3の実施形態に見られるように、初期直径(d1)よりも大きい直径(d2)を有するスリーブ15の第2端部24から測った選択された距離に部分22aを含んでいる。選択された距離は、グリップスリーブ18の所望の長さに略一致する。この部分22aは、鋭角部すなわち縮径部を設けて段部28を形成する。残りの部分22bは、角度(θ)を有して、残りの部分22bの先端部がハンドル14の表面に接触するようになっている。段部28で始まり基端部32まで延びる部分であるハンドルスリーブ15の第2端部24は、グリップスリーブ18を受入れる。ハンドルスリーブ15の初期直径(d1)は、ハンドル14上に摺動して嵌め込める寸法であり、エポキシその他の接着等の固定方法で、ハンドル14に取付けられる。あるいは、ハンドルスリーブ15は、ハンドルスリーブ15をハンドル14に強固に固定された状態で維持する取り外し可能な方法で取付けられてもよい。
【0015】
グリップスリーブ18がハンドルスリーブ15に摺動して嵌め込まれたとき、グリップスリーブ18の下端部30は、段部28に当接して、グリップスリーブ18の下端部を位置決めして保持する。段部28は、グリップスリーブ18の所望の長さに正確に合致するように、ハンドルスリーブ15の基端部32から選択的に距離がとられている。
【0016】
次に図4を参照して、ハンドルスリーブ15の基端部32は、ネジ付ファスナ36を受入れて噛合うように構成されたネジ付の開口、又は、シンプルにネジ付等の凹凸状にすることができる凹凸嵌合部34を有している。ネジ付ファスナ36は、キャップ20の一体部分とすることができる。あるいは、ファスナ36は、キャップ20から分離して、キャップ20をハンドルスリーブ15に結合するために、キャップ20の開口37に単純に挿通するようにしてもよい。キャップ20は、ハンドルスリーブ15にファスナ36を介して結合されることにより、グリップスリーブ18の上端部に係合して、グリップスリーブ15を段部28に押付けることができる。
【0017】
図5及び図6に示されるように、ハンドルスリーブ15は、ハンドルスリーブ15の第2端部24の外表面に沿って縦方向に延びる複数のスプラインすなわちリブ40を含んでもよい。また、スプライン40は、他の実施形態においては、ハンドルスリーブ15の第2端部24に径方向に延びてもよい。スプライン40は、グリップスリーブ18内の溝42に噛合って、グリップスリーブ18を安定して受入れるガイドとして作用して、使用中にグリップスリーブ18の捩れ方向の滑り、すなわち、回転を防止する。
【0018】
他の実施形態においては、金属ワイヤ、ロッド、あるいは、エラストマーの線又はロッドとすることができる追加の細長いロッド44が、スプライン40の間のグリップスリーブ18の畝部46の1つスロット45、又は、ゴルファーのためにグリップスリーブ18にリマインダーリブ48を形成するスプライン40のスロットの中央に位置決めされている。リマインダーリブ48は、グリップ12上に手を位置決めしやすくするためにゴルファーによって知られて使用されている工夫である。合衆国ゴルフ協会規則は、リマインダーリブ48が0.04インチすなわち約1mmよりも大きくないことを要求する。ロッド44の直径は、ゴルフの規則を遵守するため、0.04インチすなわち1mm以下にすべきである。複数のスロット45を有する他の実施形態では、リマインダーリブ48の位置は、畝部46の中央位置の両側約5°から約15°の範囲で図6に示されるように、スプライン40及び溝42に配置されたスロット45の1つにロッド44を配置することにより、調整することができる。図6は、中央位置の両側に約5°で配置されるロッドを有するこの特徴を示しているが、この範囲は、約15°程度拡張できることを理解すべきである。
【0019】
ハンドルスリーブ15は、スチール、アルミニウム、チタニウム、又は、その他の金属又は金属合金、グラスファイバー、あるいは、グラファイトから構成することができ、また、望まれるならば、カーボンその他の繊維材料によって強化することができる。ハンドルスリーブ15は、ハンドルスリーブ15をハンドルに締結する固定又は取外し可能な取付手段による様々な方法でハンドル14に取付けることができる。接着剤又はエポキシ化合物を使用してハンドルスリーブ15をハンドル14に取付けることができる。これは、引続き、要求どおり、グリップスリーブ18及びキャップ20を取外し及び交換できるようにしている。
【0020】
グリップスリーブ18及びキャップ20は、天然又は合成ゴム、ゴム化合物、合成プラスチック、熱可塑性プラスチック材料、シリコン材料、又は、これらの混合物のようなエラストマー材料から製造することができ、繊維又は撚り糸を埋め込んでグリップを向上させるようにしてもよい。グリップスリーブ18は、装飾の目的でその外表面に模様を、及び/又は、グリップの目的で溝又は段差を有してもよい。
【0021】
グリップスリーブ18は、更に、ゴム、エラストマー又は熱可塑性プラスチック材料、あるいは、このような材料の組み合わせからなる1層以上の層を備えることができる。これらの層は、デュロメータ値を変化させるために配置することができ。デュロメータ値又は評価は、ゴム、プラスチック及び他の非金属材料の硬度を測定するため国際規格である。デュロメータ値及び評価は、米国材料試験協会ASTM D2240に記載されている。例えば、一実施形態では、グリップスリーブ18の内表面は、約25から約50ショアA硬さに評価される硬度値を有することができる。グリップスリーブ18の外表面又は外側層は、好ましくは、約25から約90ショアAに評価されるデュロメータ値を有することができる。良好な摩擦品質及び硬い内部構造と一体となった感触をともなう表面グリップ感のためのユーザーの要求により、デュロメータ値のあらゆる組み合わせを使用することができる。
【0022】
本発明の開示の改良された交換可能なグリップ12は、ユーザーが所与の適用に対して、最適な重量、感覚、見た目及び水分吸収に基づき、グリップを迅速に選択及び変更できるようにする。
【0023】
本発明の開示の原理の適用例を示すために、本発明の開示の特定の実施形態が示され、詳細に説明されてきたが、そのような原理から逸脱することなく、これに基づき他の実施形態が存在できることを理解されたい。
【符号の説明】
【0024】
10…ゴルフクラブ(衝撃伝達用具)、12…交換可能なグリップ、14…シャフト(ハンドル)、15…中空ハンドルスリーブ、18…グリップスリーブ、20…キャップ、22…第1端部、24…第2端部、28…段部、32…基端部、34…凹凸嵌合部、36…ファスナ、d1…初期直径

【特許請求の範囲】
【請求項1】
初期直径を有する中空ハンドルスリーブを備え、前記初期直径は、衝撃伝達用具のハンドル上に摺動して嵌め込める寸法であり、前記中空ハンドルスリーブは、第1及び第2端部を有し、前記第1端部は、選択された距離に前記初期直径よりも大きい直径の部分を有して段部を形成し、前記中空ハンドルスリーブの前記第2端部は、終端となる基端部で、該基端部は、その中に凹凸嵌合部を有し、前記段部は、前記中空ハンドルスリーブの前記基端部から選択された距離をあけて配置され、
さらに、前記中空ハンドルスリーブの前記第2端部上に摺動して嵌め込めるように構成されて下端部が前記段部に当接するグリップスリーブと、
前記グリップスリーブの上端部を覆うキャップと、
前記キャップ及び前記グリップスリーブを前記中空ハンドルスリーブに結合し、該中空ハンドルスリーブの前記基端部の前記凹凸嵌合部に噛合うように構成されたファスナとを備えていることを特徴とする衝撃伝達用具の交換可能なグリップ。
【請求項2】
交換可能なゴルフクラブグリップであることを特徴とする請求項1に記載の交換可能なグリップ。
【請求項3】
前記中空ハンドルスリーブは、スチール、チタニウム、アルミニウム、金属又は金属合金、グラスファイバー、グラファイトからなるグループから選択された部材である材質であることを特徴とする請求項2に記載の交換可能なグリップ。
【請求項4】
前記中空ハンドルスリーブは、更に、少なくとも1つのスプラインを備えていることを特徴とする請求項3に記載の交換可能なグリップ。
【請求項5】
前記少なくとも1つのスプラインは、細長い前記中空ハンドルスリーブ上を前記段部から前記基端部に向かって縦方向に延びていることを特徴とする請求項4に記載の交換可能なグリップ。
【請求項6】
前記グリップスリーブは、前記中空ハンドルスリーブの前記少なくとも1つのスプラインに噛合うように構成された少なくとも1つの溝を含んでいることを特徴とする請求項5に記載の交換可能なグリップ。
【請求項7】
前記少なくとも1つのスプラインは、複数のスプラインからなることを特徴とする請求項4に記載の交換可能なグリップ。
【請求項8】
前記少なくとも1つの溝は、前記グリップスリーブ内の複数の溝からなることを特徴とする請求項6に記載の交換可能なグリップ。
【請求項9】
前記グリップスリーブ内の前記複数の溝間の1つの畝部は、当該グリップのリマインダーリブを形成するロッドを位置決めする少なくとも1つのスロットを含んでいることを特徴とする請求項8に記載の交換可能なグリップ。
【請求項10】
前記グリップスリーブは、天然ゴム、合成ゴム、エラストマー材料、熱可塑性プラスチック材料、シリコン材料及びこれらの混合物からなるグループから選択された部材である材質であることを特徴とする請求項1に記載の交換可能なグリップ。
【請求項11】
前記複数の溝間の1つの前記畝部は、前記リマインダーリブを形成するために、前記畝部上の中央位置の両側約5°から約15°に前記ロッドを位置決めするための複数のスロットを含んでいることを特徴とする請求項9に記載の交換可能なグリップ。
【請求項12】
前記中空ハンドルスリーブは、前記衝撃伝達用具のハンドルに固定して取付けられていることを特徴とする請求項1に記載の交換可能なグリップ。
【請求項13】
前記ファスナは、前記キャップに一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の交換可能なグリップ。
【請求項14】
前記中空ハンドルスリーブは、ゴルフクラブシャフトに固定して取付けられ、当該交換可能なグリップは、交換可能なゴルフクラブグリップからなることを特徴とする請求項12に記載の交換可能なグリップ。
【請求項15】
前記少なくとも1つのスプラインは、前記中空ハンドルスリーブの周囲に径方向に延びる複数のスプラインからなることを特徴とする請求項4に記載の交換可能なグリップ。
【請求項16】
前記グリップスリーブは、該グリップスリーブの径方向に延びる複数の溝を含んでいることを特徴とする請求項15に記載の交換可能なグリップ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−255182(P2011−255182A)
【公開日】平成23年12月22日(2011.12.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−128244(P2011−128244)
【出願日】平成23年6月8日(2011.6.8)
【出願人】(390033020)イートン コーポレーション (290)
【氏名又は名称原語表記】EATON CORPORATION
【Fターム(参考)】