交通関連情報表示装置及びコンピュータプログラム

【課題】 交通情報板が設置道路のいずれの方向に走行する車両に交通情報を提供しているかを容易に把握することができる交通関連情報表示装置等を提供する。
【解決手段】 交通情報板7「TIB1」、「TIB4」は、表示面が設置道路区間の上り方向に走行する車両に向けられているマルチパタン式交通情報板のアイコンで表示されており、交通情報板7「TIB2」、「TIB3」は表示面が設置道路区間の下り方向に走行する車両に向けられているマルチパタン式交通情報板のアイコンで表示されており、交通情報板7「TIB6」は、表示面が設置道路区間の上り方向に走行する車両に向けられているセミフリーパタン式交通情報板のアイコンで表示されており、交通情報板7「TIB5」は表示面が設置道路区間の下り方向に走行する車両に向けられているセミフリーパタン式交通情報板のアイコンで表示されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、道路に設置され、当該道路を走行する車両に交通情報を表示して提供する交通情報板を示すアイコンを、地図上における当該交通情報板の設置位置と、当該交通情報板が前記道路の上り方向及び下り方向のいずれを走行する車両に交通情報を提供しているかがわかるように、ディスプレイなどの出力装置の画面に表示する交通関連情報表示装置と、この表示を当該装置に実行させるためのコンピュータプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
ホテルやレストランなどの施設を示すアイコンを、地図上における当該施設の位置がわかるように、地図とともに出力装置(ディスプレイなど)の画面に表示するカーナビゲーションシステムが知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平7−270171号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
また、出願人は、道路に設置され、当該道路を走行する車両に混雑状態や工事の予告などの交通情報を表示して提供する交通情報板を示すアイコンを、地図上における当該道路表示板の設置位置がわかるように、地図とともに出力装置の画面に表示する交通関連情報表示装置を開発した。
ところが、従来の交通関連情報表示装置の表示方法では、交通情報板が道路の上り方向及び下り方向のいずれを走行する車両に交通情報を提供しているのか、把握し難いという問題があった。
そのため、例えば、ある道路の上り方向を走行する車両だけに情報を提供している交通情報板を抽出したいと思っても、当該道路に設置されている複数の交通情報板のうちのどれが該当するかを容易に把握することができなかった。
【0005】
図9は従来の交通関連情報表示装置が交通情報板を示すアイコンを地図とともに出力装置の画面に表示させた例を示す画面図である。
図9において、「TIB1」〜「TIB6」は交通情報板を示しており、「L001」〜「L007」は道路における隣接する交差点間の区間である道路区間を示している。
交通情報板「TIB1」〜「TIB6」を示すアイコンは、四角形の中に文字が記載された図柄となっており、「マルチパタン」の文字はマルチパタン式交通情報板を示しており、「セミフリーパタン」の文字はセミフリーパタン式交通情報板を示している。ここで、マルチパタン式交通情報板とは、交通管制センターからの遠隔制御により、文字、シンボルマーク、図柄等を表示する情報板であり、セミフリーパタン式交通情報板とは、交通情報板にあらかじめ登録した表示内容を交通管制センターからパタン番号で選択して表示する情報板である。
【0006】
例えば、交通情報板「TIB1」は、道路区間「L001」に設置されていることがわかるものの、道路区間「L001」の上り方向(図9の下から上への方向)に走行する車両に交通情報を提供しているのか、下り方向(図9の上から下への方向)に走行する車両に交通情報を提供しているのか、把握することができない。
そのため、道路区間「L001」の上り方向を走行する車両だけに情報を提供している交通情報板を抽出したいと思っても、当該道路区間「L001」に設置されている交通情報板「TIB1」と「TIB2」のうちのいずれが該当するかを容易に知ることができなかった。
【0007】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、交通情報板が設置道路のいずれの方向に走行する車両に交通情報を提供しているかを容易に把握することができる交通関連情報表示装置等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1発明の交通関連情報表示装置は、道路に設置され、当該道路を走行する車両に交通情報を表示して提供する交通情報板を示す絵文字であるアイコンを、当該交通情報板の設置位置に対応した地図上に表示する交通関連情報表示装置であって、前記交通情報板が前記交通情報の提供対象としている車両の、前記道路における走行方向に応じて、異なる形状の前記アイコンを表示する表示手段を備える(請求項1)。
【0009】
ここで、絵文字には図柄や文字などが含まれる。
第1発明によれば、交通情報板が交通情報の提供対象としている車両の走行方向が、当該交通情報板が設置されている道路の上りと下りのいずれであるかに応じて、異なる形状のアイコンを表示するので、交通情報板が道路の上り方向及び下り方向のいずれを走行する車両に交通情報を提供しているかを容易に把握することができる。
【0010】
前記表示手段は、前記道路の延伸方向に応じて異なる形状の前記アイコンを表示しても良い(請求項2)。
【0011】
従来の交通関連情報表示装置の表示方法では、交通情報板が交差点付近に設置されている場合には、この交通情報板が当該交差点に流入する複数の道路のいずれに設置されているかを把握し難いという問題があった。
例えば、図9においては、交通情報板「TIB1」は、道路区間「L001」、道路区間「L002」、道路区間「L003」、道路区間「L004」のいずれに設置されているかを把握し難かった。
これに対し、第1発明では、交通情報板が設置されている道路の延伸方向に応じて異なる形状のアイコンを表示するので、交通情報板が交差点付近に設置されている場合であっても、当該交通情報板が設置されている道路がどれであるかを容易に把握することができる。
【0012】
また、前記表示手段は、出力装置の画面に前記アイコンを表示するように構成されており、前記表示手段は、さらに前記画面上の任意の位置を指示するための絵文字であるポインタを前記画面に表示するように構成されており、前記ポインタの画面上の位置を移動させる操作を受け付ける操作手段を備え、前記表示手段は、前記操作手段が受け付けた操作により前記ポインタが指示する位置が前記アイコン上に移動されると、当該アイコンに対応する交通情報板が自己の表示面に表示している交通情報に基づく情報を前記画面に表示しても良い(請求項3)。
【0013】
従来の交通関連情報表示装置では、操作者がマウスのポインタを交通情報板のアイコン上に移動させたうえで、さらにマウスでそのアイコンをクリックすると、その交通情報板が表示している交通情報の内容をディスプレイなどの出力装置の画面に表示することができたが、操作者にとっては、2段階の操作をする必要があり、操作の負荷が高かった。
これに対し、第1発明では、操作者がマウスのポインタを交通情報板のアイコン上に移動するだけで、その交通情報板が表示している交通情報の内容を出力装置の画面に表示することができるので、操作者がさらにマウスでそのアイコンをクリックするなどの操作をすることが不要となり、操作者の操作の負荷を軽減することができる。
【0014】
前記表示手段は、前記交通情報板の種類に応じて、異なる形状の前記アイコンを表示しても良い(請求項4)。
【0015】
従来の交通関連情報表示装置では、交通情報板のアイコンに記載されている文字を読まないと、当該交通情報板の種類を認識することができなかったので、煩雑であった。
これに対し、第1発明では、交通情報板の種類に応じて、異なる形状のアイコンを表示するので、アイコンに記載されている文字を読まずに、容易に交通情報板の種類を認識することができる。
【0016】
第2発明のコンピュータプログラムは、コンピュータを、道路に設置され、当該道路を走行する車両に交通情報を表示して提供する交通情報板を示す絵文字であるアイコンを、当該交通情報板の設置位置に対応した地図上に表示する交通関連情報表示装置として機能させるためのコンピュータプログラムであって、コンピュータを、前記交通情報板が前記交通情報の提供対象としている車両の、前記道路における走行方向に応じて、異なる形状のアイコンを表示する表示手段として機能させるためのものである(請求項5)。
【0017】
第2発明のコンピュータプログラムは、第1発明と実質同一のコンピュータプログラムである。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、交通情報板の表示面が当該交通情報板の設置道路のいずれの方向に走行する車両に向けられているかを容易に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明に係る交通関連情報表示装置を含む交通システムの構成を示すブロック図である。
【図2】交通関連情報表示装置の構成を示すブロック図である。
【図3】表示用交通情報板情報の例を示す図である。
【図4】交通関連情報表示装置の出力装置の画面に表示する交通情報板のアイコンの例を示す図である。
【図5】交通表示板を示すアイコンを地図とともに交通関連情報表示装置の出力装置の画面に表示させた例を示す画面図である。
【図6】交通関連情報表示装置の出力装置の画面に表示するマルチパタン式交通情報板のアイコンの第2の例を示す図である。
【図7】交通表示板を示すアイコンを地図とともに交通関連情報表示装置の出力装置の画面に表示させた例を示す画面図である。
【図8】交通情報板が表示している交通情報の内容を表示する方法を説明するための図である。
【図9】従来の交通関連情報表示装置が交通情報板を示すアイコンを地図とともに出力装置の画面に表示させた例を示す画面図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係る交通関連情報表示装置を含む交通システムの構成を示すブロック図である。交通システムは、交通関連情報表示装置1、中央装置2、中央ルータ3、端末ルータ4、交通信号制御機5、車両感知器6、交通情報板7などを含む。
交通関連情報表示装置1は、交通管制センター内に設置されており、同じく交通管制センター内に設置されている中央ルータ3と通信回線で接続されている。
中央装置2は、交通管制センター内に設置されており、中央ルータ3と通信回線で接続されている。
交通信号制御機5は、各交差点に設置されており、同じく各交差点に設置されている端末ルータ4と通信回線で接続されている。端末ルータ4は、中央ルータ3と通信回線で接続されている。端末ルータ4と交通信号制御機5は実際には複数台あるが、図1では省略して1台ずつを記載している。
車両感知器6は、交差点に流入する複数の道路区間(道路における隣接する交差点間の区間)それぞれに1又は複数箇所設置されており、交通信号制御機5と通信回線で接続されている。
交通情報板7は、道路上に複数箇所設置されており、中央ルータ3と通信回線で接続されている。交通情報板7は実際には複数台あるが、図1では省略して1台のみを記載している。
【0021】
車両感知器6は、道路区間上に設定された感知領域を通過する車両を感知し、その感知結果である感知器情報を交通信号制御機5に送信する。
交通信号制御機5は、感知器情報を受信すると、端末ルータ4、中央ルータ3経由でこの感知器情報を中央装置2に送信する。
【0022】
中央装置2は、感知器情報を受信すると、この感知器情報に基づいて、それぞれの道路区間における渋滞度、渋滞長、旅行時間などの情報を含む渋滞情報を作成する。
また、中央装置2は、受信した感知器情報、作成した渋滞情報に基づいて、各交差点におけるサイクル長、スプリット、オフセットなどの信号制御パラメータを作成し、この信号制御パラメータを含む信号制御指令を作成する。サイクル長、スプリット、オフセットのそれぞれの定義は下記の通りである。
サイクル長:信号灯色の表示が一巡することを1サイクルといい、1サイクルの所要時間をサイクル長という。
スプリット:交差点の各流入路に対して与えられる通行権を現示といい、1サイクルに占める各現示の時間比率をスプリットという。
オフセット:幹線道路に沿って設置された幾つかの交通信号制御機を信号制御の単位として扱い、互いに一定の時間関係をもたせて制御する方式を系統制御といい、この系統制御において、各交通信号制御機の1サイクルの開始時点にもたせるずれをオフセットという。
【0023】
中央装置2は、作成した各交差点における信号制御指令を、中央ルータ3、端末ルータ4経由で対応する交通信号制御機5に送信する。
交通信号制御機5は、信号制御指令を受信すると、この信号制御指令に基づいて信号灯器(不図示)を制御する。
また、中央装置2は、工事の予告などの情報を含む規制情報を外部の装置(不図示)から取得する。
なお、本実施形態では、渋滞情報と規制情報とを含む情報を交通情報という。
【0024】
中央装置2は、自己の記憶部に各交通情報板7に関する情報である交通情報板情報を記憶している。
交通情報板情報は、各交通情報板7についての、交通情報板ID、種類、表示情報内容などから構成されている。
交通情報板IDは、交通情報板7を一意に特定することができる識別コードの情報である。
種類は、交通情報板7が、マルチパタン式交通情報板、セミフリーパタン式交通情報板のいずれに該当するかを示す情報である。マルチパタン式交通情報板とは、中央装置2からの遠隔制御により、文字、シンボルマーク、図柄等を表示する情報板であり、セミフリーパタン式交通情報板とは、交通情報板にあらかじめ登録した表示内容を中央装置2からパタン番号で選択して表示する情報板である。
【0025】
表示情報内容は、交通情報板7が、自己の表示面に表示している交通情報の内容を示す情報である。
交通情報板7が表示面に表示する交通情報の内容は、交通情報板7がマルチパタン式交通情報板の場合には、例えば、「○○通り△△交差点まで渋滞0.5km」などの任意の文字やシンボルマークなどの情報である。
また、交通情報板7がセミフリーパタン式交通情報板の場合には、例えば、「パタン1」、「パタン2」などのパタン番号を示す情報である。
【0026】
中央装置2は、渋滞情報、規制情報、交通情報板情報に基づいて、各交通情報板7が次に表示する交通情報を作成し、記憶部に記憶している交通情報板情報を更新するとともに、中央ルータ3経由で対応する交通情報板7に上記の次に表示する交通情報を送信する。
交通情報板7は、次に表示する交通情報を受信すると、その交通情報を自己の記憶部(不図示)に記憶するとともに、その交通情報を自己の表示面(不図示)に表示する。
【0027】
また、中央装置2は、交通情報板情報を更新した後、中央ルータ3経由で当該交通情報板情報を交通関連情報表示装置1に送信する。
交通関連情報表示装置1は、交通情報板情報を受信すると、この交通情報板情報に基づいて、後述する自己の記憶部102に記憶している表示用交通情報板情報を更新する。
【0028】
交通関連情報表示装置1は、オペレータの操作により、所定の地域に設置されている交通情報板7を示す絵文字であるアイコンを、地図とともに後述する自己の出力装置(ディスプレイ)の画面に表示することができる。ここで、絵文字には図柄や文字などが含まれる。
また、交通関連情報表示装置1は、オペレータの操作により、所定の地域に設置されている交通情報板7のそれぞれが表示している交通情報の内容を、後述する自己の出力装置の画面に表示することができる。
【0029】
図2は交通関連情報表示装置の構成を示すブロック図である。交通関連情報表示装置1は、演算部101、記憶部102、表示部103、通信部104、操作部105などを含む。
【0030】
演算部101は、1又は複数のコンピュータから構成されており、装置全体の制御を行う。また、演算部101は、後述する交通情報板の表示処理などの各種の演算処理を行う。
【0031】
記憶部102は、メモリ、ハードディスクなどから構成されており、コンピュータプログラムPGを記憶している。演算部101のコンピュータは、記憶部102からコンピュータプログラムPGを読み出して実行することにより、上記の各種の演算処理を行うことができる。
【0032】
また、記憶部102は、地図情報、表示用交通情報板情報など、各種の静的な情報を記憶している。
地図情報は、各交差点について、交差点ID、位置などを対応付けた交差点情報、各道路区間について、道路区間ID、道路区間の始点・終点・補間点(道路区間が折れ曲がる地点に対応した点)それぞれの位置、長さ、始点に接続する道路区間の道路区間ID、終点に接続する道路区間の道路区間IDなどを対応付けた道路区間情報などから構成されている。
【0033】
図3は、表示用交通情報板情報の例を示す図である。表示用交通情報板情報は、各交通情報板7についての、交通情報板ID、設置位置、設置道路区間ID、上り/下りの別、種類、表示情報内容などから構成されている。
交通情報板IDは、上述の交通情報板情報における交通情報板IDと同じである。
設置位置は絶対緯度及び絶対経度で示される情報である。ただし、基準位置からの相対緯度及び相対経度などで表しても良い。
設置道路区間IDは、交通情報板7が設置されている道路区間を一意に特定することができる識別コードの情報である。
上り/下りの別は、交通情報板7の表示面が、設置道路区間の上り方向に走行する車両に向けられているか、あるいは、下り方向に走行する車両に向けられているか(すなわち、交通情報板7が設置道路区間上り方向及び下り方向のいずれを走行する車両に交通情報を提供しているか)を区別するための情報である。
種類は、上述の交通情報板情報における種類と同じである。
表示情報内容は、上述の交通情報板情報における表示情報内容と同じである。
【0034】
図9における交通情報板7「TIB1」、「TIB2」、「TIB3」、「TIB4」、「TIB5」、「TIB6」の情報は、それぞれ図3における1行目(「交通情報板ID」が「0001」)、2行目(「交通情報板ID」が「0002」)、3行目(「交通情報板ID」が「0003」)、4行目(「交通情報板ID」が「0004」)、5行目(「交通情報板ID」が「0005」)、6行目(「交通情報板ID」が「0006」)の情報である。
例えば、図9における交通情報板7「TIB1」は、交通情報板IDが「0001」であり、設置位置が絶対緯度「X1」及び絶対経度「Y1」であり、設置道路区間IDが「L001」であり、自己の表示面が設置道路区間の「上り」方向に走行する車両に向けられており(すなわち、設置道路区間の「上り」方向に走行する車両に交通情報が提供されており)、「マルチパタン」式交通情報板であり、自己の表示面に表示している交通情報の内容は「○○通り△△交差点まで渋滞0.5km」であることを示している。
【0035】
表示部103は、ディスプレイなどの出力装置(不図示)等を含んで構成されており、当該出力装置の画面に交通情報板7を示すアイコンなどを地図とともに表示する。
また、表示部103は、交通情報板7が表示している交通情報の内容を、上記出力装置の画面に表示する。
【0036】
通信部104は、中央装置2から交通情報板情報などの情報を受信する。
操作部105は、マウスやキーボード等を含んで構成されており、各種の操作の入力を受け付けることができるようになっている。
【0037】
図4は交通関連情報表示装置の出力装置の画面に表示する交通情報板のアイコンの例を示す図である。
マルチパタン式交通情報板のアイコンは、表示面が設置道路区間の上り方向に走行する車両に向けられている場合、すなわち、設置道路区間の上り方向に走行する車両に交通情報が提供されている場合(図4の「上り」の場合)には、表示面を示す四角の図形と表示面の支持部を示す逆L字の図形から構成されている。四角の図形の上側の部分は白色に、下側の部分は緑色に、逆L字の図形は白色に着色されており、逆L字の図形は四角の図形の左側に接続している。
一方、表示面が設置道路区間の下り方向に走行する車両に向けられている場合、すなわち、設置道路区間の下り方向に走行する車両に交通情報が提供されている場合(図4の「下り」の場合)には、上りの場合のアイコンを裏返したようなアイコンになっており、表示面の裏側を示す四角の図形と表示面の支持部を示す逆L字の図形から構成されている。四角の図形の上側の部分は白色に、下側の部分は黒色に、逆L字の図形は白色に着色されており、逆L字の図形は四角の図形の右側に接続している。
【0038】
セミフリーパタン式交通情報板のアイコンは、表示面が設置道路区間の上り方向に走行する車両に向けられている場合、すなわち、設置道路区間の上り方向に走行する車両に交通情報が提供されている場合(図4の「上り」の場合)には、表示面を示す四角の図形と表示面の支持部を示すI字の図形から構成されている。四角の図形の上側の部分は白色に、下側の部分は黄色に、I字の図形は白色に着色されており、I字の図形は四角の図形の下側に接続している。
一方、表示面が設置道路区間の下り方向に走行する車両に向けられている場合、すなわち、設置道路区間の下り方向に走行する車両に交通情報が提供されている場合(図4の「下り」の場合)には、上りの場合のアイコンを裏返したようなアイコンになっており、表示面の裏側を示す四角の図形と表示面の支持部を示すI字の図形から構成されている。四角の図形の上側の部分は白色に、下側の部分は黒色に、I字の図形は白色に着色されており、I字の図形は四角の図形の下側に接続している。
なお、アイコンの形状、色彩、模様は上記の例に限られず、どのようなものであっても良い。
【0039】
図5は、図4における交通情報板のアイコンを用いて、図9における交通表示板を、地図とともに交通関連情報表示装置の出力装置の画面に表示させた例を示す画面図である。
交通情報板7「TIB1」、「TIB4」は、表示面が設置道路区間の上り方向に走行する車両に向けられているマルチパタン式交通情報板のアイコンで表示されており、交通情報板7「TIB2」、「TIB3」は表示面が設置道路区間の下り方向に走行する車両に向けられているマルチパタン式交通情報板のアイコンで表示されており、交通情報板7「TIB6」は、表示面が設置道路区間の上り方向に走行する車両に向けられているセミフリーパタン式交通情報板のアイコンで表示されており、交通情報板7「TIB5」は表示面が設置道路区間の下り方向に走行する車両に向けられているセミフリーパタン式交通情報板のアイコンで表示されている。
【0040】
これにより、交通情報板7「TIB1」は、表示面が道路区間「L001」の上り方向に走行する車両に向けられているマルチパタン式交通情報板であり、交通情報板7「TIB2」は、表示面が道路区間「L001」の下り方向に走行する車両に向けられているマルチパタン式交通情報板であり、交通情報板7「TIB3」は、表示面が道路区間「L002」の下り方向に走行する車両に向けられているマルチパタン式交通情報板であり、交通情報板7「TIB5」は、表示面が道路区間「L005」の下り方向に走行する車両に向けられているセミフリーパタン式交通情報板であり、交通情報板7「TIB6」は、表示面が道路区間「L007」の上り方向に走行する車両に向けられているセミフリーパタン式交通情報板であることを把握することができる。
【0041】
このように、本実施形態に係る交通関連情報表示装置は、表示面が設置道路区間の上り方向に走行する車両に向けられている交通情報板7のアイコンと、表示面が設置道路区間の下り方向に走行する車両に向けられている交通情報板7のアイコンとを区別して、地図とともに表示部の出力装置の画面に表示するので、交通情報板7が設置道路区間の上り方向及び下り方向のいずれを走行する車両に交通情報を提供しているのかを容易に把握することができる。
また、本実施形態に係る交通関連情報表示装置は、交通情報板7の種類に応じて異なる形状のアイコンを表示するので、従来の交通関連情報表示装置の表示方法のように、アイコンに記載されている文字を読まずに、容易に交通情報板7の種類を認識することができる。
【0042】
しかしながら、図5においては、交通情報板7「TIB4」は、表示面が道路区間「L004」の上り方向に走行する車両に向けられているマルチパタン式交通情報板であるのか、表示面が道路区間「L001」の上り方向に走行する車両に向けられているマルチパタン式交通情報板であるのか、区別がつきにくい。
つまり、図4の交通情報板のアイコンの例では、交通情報板7が交差点付近に設置されている場合に、どの道路区間に設置されているかがわかりにくい場合がある。
そこで、この課題を解決するため、本実施形態に係る交通関連情報表示装置1は、交通情報板7が設置されている道路区間の方向に応じて異なる形状のアイコンを用い、地図とともに出力装置の画面に表示することもできる。
【0043】
図6は、交通関連情報表示装置の出力装置の画面に表示するマルチパタン式交通情報板のアイコンの第2の例を示す図である。
図6では、交通情報板7の設置道路区間の方向を16通り(方向1〜方向8の上り、方向1〜方向8の下り)に分類し、それぞれについて異なる形状の交通情報板7のアイコンを対応付けている。
【0044】
方向1の上りは東、方向1の下りは西を指しており、方向2の上りは東北東、方向2の下りは西南西を指しており、方向3の上りは北東、方向3の下りは南西を指しており、方向4の上りは北北東、方向4の下りは南南西を指している。
方向5の上りは北、方向5の下りは南を指しており、方向6の上りは北北西、方向6の下りは南南東を指しており、方向7の上りは北西、方向7の下りは南東を指しており、方向8の上りは西北西、方向8の下りは東南東を指している。
【0045】
方向5の上りのアイコンは、図4の「上り」のマルチパタン式交通情報板のアイコンと同じであり、方向5の下りのアイコンは、図4の「下り」のマルチパタン式交通情報板のアイコンと同じである。
方向6の上りのアイコンは、方向5の上りのアイコンの縦方向の構成要素の向きはそのままで横方向の構成要素を反時計回りに22.5°回転させたようなアイコンになっており、方向6の下りのアイコンは、方向5の下りのアイコンの縦方向の構成要素の向きはそのままで横方向の構成要素を反時計回りに22.5°回転させたようなアイコンになっている。
方向7の上りのアイコン、方向7の下りのアイコンは、それぞれ方向5の上りのアイコン、方向5の下りのアイコンを縦方向の構成要素の向きはそのままで横方向の構成要素を反時計回りに45°回転させたようなアイコンになっている。
方向8の上りのアイコン、方向8の下りのアイコンは、それぞれ方向5の上りのアイコン、方向5の下りのアイコンを縦方向の構成要素の向きはそのままで横方向の構成要素を反時計回りに67.5°回転させたようなアイコンになっている。
【0046】
方向4の上りのアイコン、方向4の下りのアイコンは、それぞれ方向5の上りのアイコン、方向5の下りのアイコンを縦方向の構成要素の向きはそのままで横方向の構成要素を時計回りに22.5°回転させたようなアイコンになっている。
方向3の上りのアイコン、方向3の下りのアイコンは、それぞれ方向5の上りのアイコン、方向5の下りのアイコンを縦方向の構成要素の向きはそのままで横方向の構成要素を時計回りに45°回転させたようなアイコンになっている。
方向2の上りのアイコン、方向2の下りのアイコンは、それぞれ方向5の上りのアイコン、方向5の下りのアイコンを縦方向の構成要素の向きはそのままで横方向の構成要素を時計回りに67.5°回転させたようなアイコンになっている。
【0047】
方向1の上りのアイコンは左辺が長く右辺が短い台形の図形のアイコンとなっており、図4の「上り」のマルチパタン式交通情報板のアイコンの四角の図形の下側と同じく、緑色に着色されている。
方向1の下りのアイコンは左辺が短く右辺が長い台形の図形のアイコンとなっており、図4の「下り」のマルチパタン式交通情報板のアイコンの四角の図形の下側と同じく、黒色に着色されている。
【0048】
セミフリーパタン式交通情報板のアイコンについても、同様に、16通りに分類した設置道路区間の方向に対応するように、16種類のアイコンが用意されている。
【0049】
図7は、16通りに分類した設置道路区間の方向に対応する交通情報板のアイコンを用いて、図9における交通表示板を地図とともに交通関連情報表示装置の出力装置の画面に表示させた例を示す画面図である。
交通情報板7「TIB1」は方向4の上りのマルチパタン式交通情報板のアイコンで描画されており、交通情報板7「TIB2」は方向4の下りのマルチパタン式交通情報板のアイコンで描画されている。
交通情報板7「TIB3」は方向4の下りのマルチパタン式交通情報板のアイコンで描画されており、交通情報板7「TIB4」は方向8の上りのマルチパタン式交通情報板のアイコンで描画されている。
交通情報板7「TIB5」は方向8の下りのセミフリーパタン式交通情報板のアイコンで描画されており、交通情報板7「TIB6」は方向3の上りのセミフリーパタン式交通情報板のアイコンで描画されている。
【0050】
これにより、交通情報板7「TIB1」は、表示面が道路区間「L001」の上り方向に走行する車両に向けられているマルチパタン式交通情報板であり、交通情報板7「TIB2」は、表示面が道路区間「L001」の下り方向に走行する車両に向けられているマルチパタン式交通情報板であり、交通情報板7「TIB3」は、表示面が道路区間「L002」の下り方向に走行する車両に向けられているマルチパタン式交通情報板であることを容易に把握することができる。
また、図5ではわかりにくかった交通情報板7「TIB4」は、表示面が道路区間「L004」の上り方向に走行する車両に向けられているマルチパタン式交通情報板であることを容易に把握することができる。
また、交通情報板7「TIB5」は、表示面が道路区間「L005」の下り方向に走行する車両に向けられているセミフリーパタン式交通情報板であり、交通情報板7「TIB6」は、表示面が道路区間「L007」の上り方向に走行する車両に向けられているセミフリーパタン式交通情報板であることを把握することができる。
【0051】
このように、本実施形態に係る交通関連情報表示装置は、交通情報板7の表示面が16通りの方向の設置道路区間のいずれを走行する車両に向けられているかに応じて、16通りの異なる形状の交通情報板7のアイコンを用いて、地図とともに表示部の出力装置の画面に表示するので、交通情報板7が交差点付近に設置されている場合であっても、交通情報板7がどの設置道路区間の上り及び下りのいずれの方向に走行する車両に交通情報を提供しているのかを容易に把握することができる。
【0052】
図8は、交通情報板が表示している交通情報の内容を表示する方法を説明するための図である。
図8(a)は、マウスのポインタ(出力装置の画面上の任意の位置を指示するための絵文字)が交通情報板7「TIB2」のアイコンの上にない場合を示す図であり、図8(b)は、マウスのポインタを交通情報板7「TIB2」のアイコン上に移動させた場合を示す図である。
オペレータがマウスのポインタを、図8(a)に示す交通情報板7「TIB2」の右方の位置から、図8(b)に示す交通情報板7「TIB2」のアイコン上の位置に移動させると、オペレータがマウスをクリックしなくても、交通関連情報表示装置1は、その交通情報板7「TIB2」が表示している交通情報の内容を示すアイコンを、その交通情報板7「TIB2」のアイコンの近辺に表示する。
【0053】
このように、本実施形態に係る交通関連情報表示装置は、オペレータがマウスのポインタを交通情報板7のアイコン上に移動させるだけで、その交通情報板7が表示している交通情報の内容を示すアイコンを表示するので、オペレータがマウスで交通情報板7のアイコンをクリックするなどの操作をすることが不要となり、オペレータの操作の負荷を軽減することができる。
【0054】
以下、交通関連情報表示装置1の交通情報板の表示処理の手順を説明する。
オペレータが操作部105に含まれるマウスやキーボード等で、表示部103に含まれる出力装置の画面に表示したい地域を選択すると、演算部101は、記憶部102に記憶されている地図情報から当該地域の情報を抽出し、当該地域の地図を表示部103に含まれる出力装置の画面に表示する。
【0055】
次に、演算部101は、記憶部102に記憶されている表示用交通情報板情報を参照して、「設置位置」が選択された地域に含まれる交通情報板7の情報を抽出する。
図4に示したアイコンで交通情報板7を表示する場合には、演算部101は、抽出した表示用交通情報板情報のうちの「上り/下りの別」の情報と「種類」の情報の組み合わせに応じて、図4のいずれのアイコンを用いるかを選択し、抽出した表示用交通情報板情報のうちの「設置位置」の情報に基づいて、上記で表示した地図上にアイコンを上書き表示する。
【0056】
一方、図6に示したアイコンで交通情報板7を表示する場合には、演算部101は、まず、抽出した表示用交通情報板情報のうちの「設置道路区間ID」の情報を参照し、記憶部102に記憶している地図情報からこの「設置道路区間ID」に対応する道路区間の情報を抽出し、この道路区間の始点・終点・補間点の位置の情報からこの道路区間の始点から終点に向かう方向(上り方向)と、この道路区間の終点から始点に向かう方向(下り方向)を算出する。そして、この上り方向及び下り方向、抽出した表示用交通情報板情報のうちの「上り/下りの別」の情報とから、交通情報板7の表示面が図6の16方向のいずれを走行する車両に向けられているかを算出する。そして、この方向と抽出した表示用交通情報板情報のうちの「種類」に応じて、交通情報板7のアイコンを選択し、抽出した表示用交通情報板情報のうちの「設置位置」の情報に基づいて、上記で表示した地図上にアイコンを上書き表示する。
【0057】
例えば、交通情報板IDが「0001」の交通情報板7「TIB1」の場合には、設置道路区間IDが「L001」であるから、地図情報から道路区間「L001」の情報を抽出し、この道路区間の始点から終点に向かう方向(上り方向)と、この道路区間の終点から始点に向かう方向(下り方向)を算出する。算出の結果、上り方向が略北北東、下り方向が略南南西になったとすると、上記交通情報板7「TIB1」は上り/下りの別が「上り」であるから、交通情報板7「TIB1」の表示面は図6の16方向のうちの「4(上)」を走行する車両に向けられていると算出する。そして、上記交通情報板7「TIB1」は種類が「マルチパタン」であるから、「4(上)」に対応するマルチパタン式交通情報板のアイコンを選択する。そして、交通情報板7「TIB1」は設置位置が(X1、Y1)であるから、上記で表示した地図上の(X1、Y1)の位置に選択したアイコンを上書き表示する。
【0058】
次に、オペレータが操作部105に含まれるマウスを用いて、表示部103に含まれる出力装置の画面に表示されている交通情報板7のアイコン上に、マウスのポインタを移動すると、演算部101は、記憶部102に記憶されている表示用交通情報板情報から当該交通情報板7の情報を抽出し、「表示情報内容」を参照して、当該交通情報板7が表示している交通情報の内容を示すアイコンを作成し、交通情報板7のアイコンの近辺に表示する。
【0059】
上記の実施形態においては、マルチパタン式交通情報板とセミフリーパタン式交通情報板を示すアイコンを出力装置の画面に表示する構成について説明したが、これに限られない。さらにフリーパタン式交通情報板や専用パタン式交通情報板などの各種の交通情報板について異なる形状のアイコンを用意し、出力装置の画面に表示する構成であっても良い。ここで、フリーパタン式交通情報板とは、中央装置2からの遠隔制御により、15文字以内の任意な文字(例えば、「ここから□□交差点まで20分」)を表示することのできる情報板であり、専用パタン式交通情報板とは、情報板の一部を可変表示にし、中央装置2からの遠隔制御により、特定の文字(例えば、「20分」)、図形等を表示する情報板である。
【0060】
また、上述の実施形態においては、図6に示したアイコンで交通情報板7を表示する場合には、交通関連情報表示装置1は交通情報板7を出力装置の画面に表示する都度、当該交通情報板7が図6の16通りのアイコンのうちのどれに該当するかを、表示用交通情報板情報の「設置道路区間ID」の情報、「上り/下りの別」の情報、地図情報などを用いて算出する構成であったが、これに限られない。それぞれの交通情報板7のアイコンが図6の16通りのアイコンのいずれに該当するかを予め算出しておき、その結果を表示用交通情報板情報に追加情報として追加して記憶し、交通情報板7を出力装置の画面に表示する際に、表示用交通情報板情報からどのアイコンに該当するかを読み出して、そのアイコンを表示する構成であっても良い。
【0061】
また、上述の実施形態においては、交通情報板7の設置道路区間の方向を16通りに分類し、それぞれについて異なる形状の交通情報板7のアイコンを対応付ける構成であったが、これに限られない。交通情報板7の設置道路区間の方向をN通り(Nは3以上の任意の自然数)に分類し、それぞれについて異なる形状の交通情報板7のアイコンを対応付ける構成であっても良い。
【0062】
また、上述の実施形態においては、交通情報板7が表示している交通情報の内容をそのままアイコンに反映して表示する構成であったが、これに限られない。交通情報板7が表示している交通情報の内容を編集した情報(例えば、表示している交通情報の内容が「○○通り△△交差点まで渋滞0.5km」である場合に、編集した「○○・△△・J0.5km」という情報)を表示する構成であっても良い。
【0063】
また、上述の実施形態においては、交通情報板7がセミフリーパタン式交通情報板である場合に、交通情報表示装置1は表示情報内容としてパタン番号を記憶部102に記憶し、このパタン番号をアイコンに反映して表示する構成であったが、これに限られない。このパタン番号に対応する交通情報の内容を記憶部102に記憶し、この内容をアイコンに反映して表示する構成であっても良い。例えば、パタン1が「空き」、パタン2が「混雑」、パタン3が「渋滞」の場合、パタン番号である「パタン1」、「パタン2」、「パタン3」を記憶し、アイコンに反映して表示するのではなく、「空き」、「混雑」「渋滞」を記憶し、アイコンに反映して表示しても良い。
【0064】
また、上述の実施形態において、交通関連情報表示装置1は1つの筐体によって実現されていても良いし、複数の筐体の組み合わせによって実現されていても良い。また、交通関連情報表示装置1は、交通管制センター内に設置されず、路上に設置されていても良い。
【0065】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【符号の説明】
【0066】
1 交通関連情報表示装置、101 演算部、102 記憶部、103 表示部、104 通信部、105 操作部
2 中央装置、3 中央ルータ、4 端末ルータ、5 交通信号制御機、6 車両感知器、7 交通情報板

【特許請求の範囲】
【請求項1】
道路に設置され、当該道路を走行する車両に交通情報を表示して提供する交通情報板を示す絵文字であるアイコンを、当該交通情報板の設置位置に対応した地図上に表示する交通関連情報表示装置であって、
前記交通情報板が前記交通情報の提供対象としている車両の、前記道路における走行方向に応じて、異なる形状の前記アイコンを表示する表示手段を備える、
交通関連情報表示装置。
【請求項2】
前記表示手段は、前記道路の延伸方向に応じて異なる形状の前記アイコンを表示する、
請求項1に記載の交通関連情報表示装置。
【請求項3】
前記表示手段は、出力装置の画面に前記アイコンを表示するように構成されており、
前記表示手段は、さらに前記画面上の任意の位置を指示するための絵文字であるポインタを前記画面に表示するように構成されており、
前記ポインタの画面上の位置を移動させる操作を受け付ける操作手段を備え、
前記表示手段は、前記操作手段が受け付けた操作により前記ポインタが指示する位置が前記アイコン上に移動されると、当該アイコンに対応する交通情報板が自己の表示面に表示している交通情報に基づく情報を前記画面に表示する、
請求項1又は2に記載の交通関連情報表示装置。
【請求項4】
前記表示手段は、前記交通情報板の種類に応じて、異なる形状の前記アイコンを表示する、
請求項1乃至3のいずれか1つに記載の交通関連情報表示装置。
【請求項5】
コンピュータを、道路に設置され、当該道路を走行する車両に交通情報を表示して提供する交通情報板を示す絵文字であるアイコンを、当該交通情報板の設置位置に対応した地図上に表示する交通関連情報表示装置として機能させるためのコンピュータプログラムであって、
コンピュータを、
前記交通情報板が前記交通情報の提供対象としている車両の、前記道路における走行方向に応じて、異なる形状のアイコンを表示する表示手段
として機能させるためのコンピュータプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2011−197993(P2011−197993A)
【公開日】平成23年10月6日(2011.10.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−63679(P2010−63679)
【出願日】平成22年3月19日(2010.3.19)
【出願人】(000002130)住友電気工業株式会社 (12,747)
【Fターム(参考)】