説明

介護用等の簡単編み物(オールマイティニット)

【課題】要支援、要介護の老人用に、自力で着用可能な簡単衣類を提供する。
【解決手段】編み地は、表裏が同じ総ゴム編み等を基本に使用。等角ラグランセーターの製図法を基本に計算。衿繰り、背丈等前後の寸法差を付けないで背、肩、腕等の分量は特に、伸縮性を活用する事で、簡素化。閉じ代を使わず、1本の糸で丸く輪に編み、増減目のみにて、成型、作製。衿は、折り返しのハイネック或いは、段数30%増しのタートルネックが最適。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
発明の詳細な説明
元案は、平成12年頃マフラーを棒針編み致しました。表裏とも表側にして使用出来る編み方を考案し、追求致しました。
【背景技術】
リバーシブルニットの技術は、平成19年11月特願2007−341757請求項1〜4にて、私が出願中です。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
オールマイティニットは、要支援、要介護前後の老人用に、自力で着用可能な簡単衣類が必需品ではないかと、私の面白作品と技法をあてはめて見ました。
【課題を解決するための手段】
1、表裏同じに仕上げる。総護模編み。(1目ゴム編み、2目ゴム編み等)
1、等角ラグランセーターの製図法を基本に計算致しました。
1、衿繰り、背丈等、前後の寸法差を付けないで背、肩、腕等の分量に総護摸編みの伸縮性を活用することで更に簡素化致しました。
1、閉じ代を作らず、1本の糸で丸く編み、増減目のみにて成型、作製致しました
1、衿は、折り返しのハイネック或いは段数30%増しのタートルネックが最適。
1、編み出しは、裾から衿に向け編む。衿から裾へ向いて編むも可能。
1、毛糸の太さに対し、緩い方の針を使用。例 6〜8号の場合は8号。
1、衿繰りの下5CMから衿付け線迄は、針を2小さく、ゲージ調節します。緩みがちなところは、急に締めつけないで徐々に。
【発明の効果】
表、裏、前、後、構わず着られる面白い毛糸編み等の衣類です。
面倒見る人の手間が省けます。日常は世話要らずです。単に自ら着るだけで即暖かく自尊心の持続の為にも最適かと存じます。
【発明を実施する為の最良の形態】

【実施例】
ハイネックセーター(プルオーバー)タートルネックセーター、ボートネックベスト(チョッキ)フレンチスリーブブラウス。 ボートネックワンピース、タートルネックワンピース等如何ですか。企画中です。
中細毛糸、合太、並太程度の各種純毛糸が最適です。絹混紡、綿麻、化学繊維も活用出来ます。
【産業上の利用可能性】
手編みの目数計算と、技法のパターンが即、産業機械編みに利用可能ではないかと考慮致しました次第です。現在、1本の糸で裾から、袖、衿、まで丸く連続仕上げ出来ましたと、見聞致しました。
毛糸は元より、化学繊維100%のウーリーナイロンオールマイティセータも、必需品ではないかと予想いたします。
【図面の簡単な説明】
【図1】オールマイティセーター。ゴム編みの身頃と襠及び袖付けラグラン線の減目身頃ラグラン線が裏目になる場合、袖ラグラン線は、表目になります。
【図2】身頃及び袖山から衿繰りへの減目。前衿下がりは、1/2〜1/3程度、後衿下がりも同寸に揃える。
【図3】身頃ラグラン線が表目になる場合袖ラグラン線は、裏目になります。
【符号の説明】
[図1]身頃ラグラン線2め目、減目は裏記号で表してあります。3め目を、2め目の上に寄せて裏編み目1目で減目します。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
等角ラグラン袖の製図を使い、且つ衿繰りと背丈の前後の差異を付けず1目或るいは2目等の総護摸編み等の編地で表と裏の別無く、縫い目継ぎ目の無い技法で編むオールマイティニット。
【請求項2】
請求項1の技法で棒針編み及びこれに類する編み方と、それを産業機械化して編むハイテクニック製のオールマイティニット。
【請求項3】
両面使用出来る模様編みの技法を用いて、且つ請求項1、2の方法で編むオールマイティニット。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate


【公開番号】特開2010−126869(P2010−126869A)
【公開日】平成22年6月10日(2010.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−326496(P2008−326496)
【出願日】平成20年11月27日(2008.11.27)
【出願人】(508016158)
【Fターム(参考)】