説明

仕分表示装置、及び仕分表示方法

【課題】物品を識別するための識別標を容器に適正に付すことができ、しかも物品替えに即応できる仕分表示装置、及び仕分表示方法を提供する。
【解決手段】仕分表示装置1は、物品3をその等階級毎に割り当てられた複数の排出路5に仕分する仕分手段7と、複数の排出路5に対応して配置され個々の排出路5に仕分される物品3の識別情報を表示する複数の表示手段と、複数の排出路5に対応して配置され個々の排出路5に仕分される物品3の識別情報を示した識別標を供給する複数の供給手段とを備える。識別情報は、個々の排出路5に仕分される物品3の等階級、及び個々の容器33に収納される物品3の個数の少なくとも1つを含んでいる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、物品の仕分される排出路に対応させて物品の等階級を表示し、物品の収納される容器に識別標を付する仕分表示装置、及び仕分表示方法に関する。
【背景技術】
【0002】
図6は、〈1〉〜〈8〉の符号で識別される複数の排出路101と、これら第1〜第8の排出路101の末端から排出される物品103を矢印Yの向きに搬送する4列のコンベヤ105と、物品103の等階級を表す文字、又は記号が印字された6枚の識別ラベル107とを示している。図に表れていない仕分装置が、複数の物品103をそれぞれの等階級毎に第1〜第8の排出路101に仕分する。例えば、第1の排出路101から排出される等級「秀」で階級「2L」の物品103は、図中の左から1列目のコンベヤ105により搬送される。
【0003】
物品103は、コンベヤ105の終端に達したところで、作業者によってコンベヤ105から取り上げられ、段ボール箱等の容器に収納される。作業者は、物品103を収納した容器に、その中の物品103の等階級を表す識別ラベル107を貼り付ける。3列目のコンベヤ105が、等級「優」で階級「3L」のりんご、及び等級「優」で階級「S」のりんごを搬送する場合、3列目のコンベヤ105の終端付近に「りんご優3L」、及び「りんご優S」を表示した識別ラベル107が適時に別の作業者によって配布される。
【0004】
しかしながら、識別ラベル107の表示は、これを一見した者に誤認され、又は混同されるものが少なくない。そのために識別ラベル107が配布されるべき3列目のコンベヤ105と異なるコンベヤの終端付近に誤って配布されることがある。この誤って配布された識別ラベル107が容器に貼り付けられると、容器の中の物品103の等階級と同容器に貼り付けた識別ラベル107の表示とが食い違うという問題が起こる。この修正に要する手間と時間が更に問題となる。
【0005】
また、個々の排出路101に仕分される物品103が、その等階級と異なる別の物品103に替えられることがある。第7,8の排出路101に仕分されている図示の物品103が、例えば等級「秀」で階級「S」の物品103に替えられるとき、識別ラベル107の取り替えが必要になる。即ち、4列目のコンベヤ105の終端付近に置かれた「りんご優M」を表示した識別ラベル107が回収され、「りんご秀S」を表示した識別ラベル107が新たに配布される。この作業を待つために、総ての排出路101からの物品103の排出を中断する時間が無駄になる。
【0006】
特許文献1,2は、物品をその等階級毎に選別する選別装置を開示している。特許文献3,4は、物品を複数の経路へ仕分する仕分装置を開示している。特許文献5は、物品を識別するための識別情報を貼付ラベルに印字するプリンティングラベル装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開平1−189380号公報
【特許文献2】特開平2−26686号公報
【特許文献3】特開2005−75636号公報
【特許文献4】特開2004−137045号公報
【特許文献5】特開平10−81321号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、上記の実情に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、物品を識別するための識別標を容器に適正に付すことができ、しかも物品替えに即応できる仕分表示装置、及び仕分表示方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、等階級について評価された複数の物品を搬送する主搬送路に、前記等階級毎に割り当てられた複数の排出路を接続し、前記複数の物品をそれぞれの等階級に基づき前記複数の排出路に仕分する仕分手段と、前記複数の排出路に対応して配置され、個々の前記排出路に仕分される物品を識別するための識別情報を表示する複数の表示手段と、前記複数の排出路に対応して配置され、個々の前記排出路に仕分される物品の識別情報を示した識別標を供給する複数の供給手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、前記排出路に仕分された物品がその等階級毎に収納される複数の容器を備え、前記供給手段が、個々の前記容器に付される貼着シートに、その容器に収納される物品の識別情報を印刷することにより、前記識別標を形成することを特徴とする。
【0011】
また、本発明は、前記識別情報が、個々の前記排出路に仕分される物品の等階級、及び個々の前記容器に収納される物品の個数の少なくとも1つを含むことを特徴とする。
【0012】
また、本発明は、等階級について評価された複数の物品を搬送し、前記複数の物品をそれぞれの等階級毎に割り当てられた複数の排出路に仕分する工程と、前記複数の排出路に対応する位置に、個々の前記排出路に仕分される物品を識別するための識別情報をそれぞれ表示する工程と、前記排出路に仕分された物品をその等階級毎に容器に収納する工程と、前記複数の排出路に対応する位置に、個々の前記容器に収納される物品の識別情報を記した識別標をそれぞれ供給する工程とを含むことを特徴とする。
【0013】
また、本発明は、前記識別情報が、個々の前記排出路に仕分される物品の等階級、及び個々の前記容器に収納される物品の個数の少なくとも1つを含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明に係る仕分表示装置によれば、物品を等階級毎に割り当てられた複数の排出路に仕分し、複数の排出路に対応して配置された複数の表示手段に、個々の排出路に仕分される物品の識別情報を表示させる。識別情報には、個々の排出路に仕分される物品の等階級、及び個々の容器に収納される物品の個数の少なくとも1つが含まれるようにする。物品を容器に収納する作業者は、表示手段の表示する識別情報を一見するだけで、その識別情報に合致する物品を複数の排出路から排出される物品の中から端的に特定することができる。
【0015】
更に、複数の排出路に対応して配置された複数の供給手段が、個々の排出路に仕分される物品の識別情報を示した識別標を供給する。上記の作業者は、ここに述べた識別標を容器に付するだけで良いので、識別標の表示と容器に収納する物品とを逐一に照合する負担を軽減される。識別標が貼着シートに物品の識別情報を印刷したものである場合、識別標を容器に付する作業が容易である。
【0016】
また、排出路に仕分される物品が別の種類の物品に替えられたとき、その時点で表示手段が別の物品の識別情報を表示し、供給手段が別の物品の識別情報を示した識別標を供給するので、作業者が識別標を容器に付する作業を中断しなくて済むという利点がある。以上に述べた効果は、本発明に係る仕分表示方法によっても達成される。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明に係る実施形態の仕分表示装置の要部の平面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】(a)は本発明に係る実施形態の仕分表示装置に適用した表示手段、及び供給手段の側面図、(b)はその正面図。
【図4】本発明の実施形態の仕分表示装置に適用した識別標を容器に付す手順を説明する斜視図。
【図5】本発明に係る実施形態の仕分表示装置の要部の構成を示すブロック図。
【図6】従来例の仕分表示方法を説明する概略図。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明の実施形態に係る仕分表示装置について先ずは説明する。以下に記す物品とは、トマト、芋、ピーマン等の野菜、又はナシ、リンゴ、ミカン等の果物を含意する。
【0019】
図1〜図4に示すように、仕分表示装置1は、等階級について評価された物品3を等階級毎に割り当てられた複数の排出路5に仕分する仕分手段7と、個々の排出路5に仕分される物品3を識別するための識別情報を表示する複数の表示手段9と、個々の排出路5に仕分される物品3の識別情報を示した識別標11を供給する複数の供給手段13とを備える。更に、仕分表示装置1は、複数の排出路5から排出される物品3を搬送する搬送手段15を備えることが好ましい。
【0020】
図1,2に示す主搬送路17は、トレー19に受け止められた物品3を矢印Xの向きに搬送するベルトコンベヤ、又はローラーコンベヤである。トレー19を省略し物品3を直に主搬送路17に載せても良い。複数の物品3が主搬送路17により搬送される行程で、図に表れていない画像センサー等により物品3の等階級が判定される。仕分手段7は、主搬送路17に複数の排出路5を隣接し、主搬送路17に対して排出路5の反対側に、スイングアーム21を旋回させる押出手段23を配置している。個々の排出路5は、水平方向に並列された複数のローラ25で物品3を受け止め、ローラ25を駆動源で回転させることにより、物品3を矢印Yの向きに排出するローラーコンベヤである。
【0021】
押出手段23がスイングアーム21を図示の姿勢で待機させているとき、主搬送路17に搬送される物品3は、スイングアーム21に接触することなく、排出路5の正面を通過する。例えば、図1の左から3番目の排出路5'へ仕分の対象となる物品3を排出させる場合、排出路5'の正面に物品3が達する直前に、同図の左から3番目のスイングアーム21が主搬送路17を横切る姿勢になるよう旋回される。このスイングアーム21の動作に従い物品3は主搬送路17から排出路5'へ排出される。
【0022】
搬送手段15は、排出路5から排出された物品3を作業者27の手元へ下降させる傾斜コンベヤであっても良い。また、搬送手段15の幅を二等分する位置には、隣合う2つの排出路5から排出される物品3を隔てる仕切板29が設けられている。符号31は、物品3を排出路5から搬送手段15へ案内するガイドレールを指している。
【0023】
図3,4に示すように、供給手段13は、容器33に貼り付けられる貼着シート35に、その容器33に収納される物品3の識別情報を印刷することにより、識別標11を作成するプリンタである。貼着シート35に印刷される識別情報は、物品3の名称、種類、識別番号、個々の排出路5に仕分される物品3の等階級、個々の容器33に収納される物品3の個数、及びバーコードのうちの少なくとも1つを含んでいる。図4は、物品3の等級が「秀」、物品3の個数が「16玉」として識別標11に印字された例を示している。容器33は、作業者27の手元に準備される段ボール箱であり、その上部を折り目線37に沿って内側へ折り込むことにより蓋を形成することができる。容器33の仕様、及び材質は何ら限定されることはない。作業者27が物品3を容器33に収納する手順については後述する。
【0024】
表示手段9は、図5に示すコンピュータ39に接続したディスプレイである。記録媒体41は、コンピュータ39が読み取り可能なプログラムを記録している。このプログラムは、複数の物品3の識別情報を表示手段9に出力する手順、表示手段9に出力された複数の物品3の識別情報の中から作業者27が選択した識別情報を認識する手順、及び複数の物品3の中から選択された物品3の識別情報を供給手段13に印刷させる手順をコンピュータ39に実行させるものである。
【0025】
図5に示す表示手段9の画面は、複数の物品3の識別番号が「111,121,122,131,132,141」、名称が「△△」、等級が「秀,○秀」、1つの容器33にそれぞれ収納される個数が「28玉,16玉,40玉,16玉,36玉,32玉」であることを表している。ここに例示した識別情報は、表示手段9の複数に区画された画面領域43に分けて表示され、1つの物品3の識別情報は1つの画面領域43に収められる。表示手段9にタッチパネルを適用した場合、作業者27による識別情報の選択は、作業者27が何れか1つの画面領域43を指で触れることにより、その画面に表示された識別情報がコードとしてコンピュータ39に入力されるようにしても良い。
【0026】
図3は、表示手段9を供給手段13に取り付けた例を示している。これら1組の表示手段9、及び供給手段13の設置される位置は4つの排出路5に対応する。ここで対応とは、1つの表示手段9により識別情報を表示された複数の物品3が何れの排出路5から排出されるものであるかを、作業者27が容易に見定められるように、表示手段9、及び供給手段13の位置を排出路5に関連させることを意味する。
【0027】
即ち、図3に示す1組の表示手段9、及び供給手段13が図1に例示した5つの設置場所45にそれぞれ設置されている。1つの設置場所45の表示手段9に表示される識別情報は、2人の作業者27によって確認されるものとする。表示手段9の画面を確認した作業者27は、図1に示す1つの設置場所45に搬送手段15の上流側から対向する4つの排出路5のうちの図中の左側から1番目の排出路5に排出される物品3の識別番号が「111」で、2番目の排出路5に排出される2種類の物品3の識別番号が「121,122」であることを一目で理解できる。更に、作業者27は、3番目の排出路5に排出される2種類の物品3の識別番号が「131,132」で、4番目の排出路5に排出される物品3の識別番号が「141」であることを理解できる。
【0028】
本発明の実施形態に係る仕分表示装置1を使用した仕分表示方法について以下に説明する。図面は特に断らない限り図1〜図5を参照する。複数の物品3を複数の排出路5に仕分し、複数の表示手段9が、個々の排出路5に仕分される物品3の識別情報を表示する手順は、既述の通りである。
【0029】
例えば、図5に示す「121 △△ 秀 16玉」は、1つの容器33に収納される数を16個と定められた物品3の識別情報であり、「122 △△ 秀 40玉」は、1つの容器33に収納される数を40個と定められた物品3の識別情報である。これらの物品3は、上記の2番目の排出路5から排出されるが、互いに大きさを著しく違えるので、作業者27の目視によって容易に判別される。
【0030】
作業者27は、排出路5から排出され物品3の識別情報を、物品3の大きさから「121 △△ 秀 16玉」であると判断したとき、その識別情報の表示された表示手段9の画面領域43を指で触れる。コンピュータ39は、作業者27によって選択された「121 △△ 秀 16玉」を最上段の画面領域44に表示させ、この識別情報を確認する機会を作業者27に与える。
【0031】
続いて、作業者27は、自らが選択した物品3の識別情報が画面領域44に表示されたことを了解したとき、「発行」の表示された画面領域46を指で触れる。これにより作業者27の選択した識別情報が供給手段13によって貼着シート35に印刷され、識別標11が作成される。更に、作業者27は、排出路5から排出され物品3を搬送手段15から取り上げ、容器33に収納し、この容器33に識別標11を貼り付ける。
【0032】
作業者27は、自らが選択した物品3の識別情報と、画面領域44に表示された識別情報との相違に気付いたとき、所望の識別情報の表示された画面領域43を指で触れることにより、その識別情報を改めて選択することができる。
【0033】
以上に述べたように、作業者27は、表示手段9の表示する識別情報を一見するだけで、その識別情報に合致する物品3を複数の排出路5から排出される物品3の中から端的に特定することができる。更に、複数の排出路5に対応して配置された複数の供給手段13が、個々の排出路5に仕分される物品3の識別情報を示した識別標11を供給するので、作業者27は、識別標11を容器33に付するだけで良く、識別標11の表示と容器33に収納する物品3とを逐一に照合する負担を軽減される。特に、識別標11が貼着シート35に物品3の識別情報を印刷したものである場合、作業者27は識別標11を容器33に付する作業を容易に行うことができる。
【0034】
また、ある1つの排出路5に仕分される物品3が別の種類の物品3に替えられたとき、その時点で表示手段9が別の物品3の識別情報を表示し、供給手段13が別の物品3の識別情報を示した識別標11を供給するので、作業者27が識別標11を容器33に付する作業を中断しなくて済むという利点がある。以上に述べた効果は、本発明に係る仕分表示方法によっても達成される。
【0035】
本発明による以上の効果は、8を超える個数の排出路5から物品3が排出され、或いは物品3が6を超える等階級に仕分されるとき更に顕著になる。また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々なる改良、修正、又は変形を加えた態様でも実施できる。仕分手段7は、複数の排出路5の上方で走行するチェーンに、物品3を受け止める受部材を取り付け、物品3が仕分されることになっている排出路5の上方に達したところで、上記の受部材を傾動させることにより、排出路5に物品3を滑降させる装置を適用しても良い。
【0036】
上記4つの排出路5に1つの表示手段9、及び1つの供給手段13が対応するように述べたが、1つの排出路5に1つの表示手段9、及び1つの供給手段13を対応させても良い。排出路5は、物品3を搬送手段15へ案内するシュートであっても良い。識別標11は、容器33に印字される文字、又は記号であっても良く、或いは容器33に取り付けられるタグに文字、又は記号を記したものであっても良い。識別情報は、文字、数字、又はバーコードの他、図形、色彩、又はこれらの組み合わせであっても良い。また、識別標11に代えて、識別情報を容器33に押印するようにしても良い。
【産業上の利用可能性】
【0037】
本発明は、青果物に限らず、あらゆる物品3を仕分し箱詰めするのに有益な技術である。
【符号の説明】
【0038】
1...仕分表示装置、3,103...物品、5,101...排出路、7...仕分手段、9...表示手段、11...識別標、13...供給手段、15...搬送手段、17...ベルトコンベヤ、19...トレー、21...スイングアーム、23...押出手段、25...ローラ、27...作業者、29...仕切板、31...ガイドレール、33...容器、35...貼着シート、37...目線、39...コンピュータ、41...記録媒体、43,44,46...画面領域、45...設置場所、105...コンベヤ、107...識別ラベル。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
等階級について評価された複数の物品を搬送する主搬送路に、前記等階級毎に割り当てられた複数の排出路を接続し、前記複数の物品をそれぞれの等階級に基づき前記複数の排出路に仕分する仕分手段と、
前記複数の排出路に対応して配置され、個々の前記排出路に仕分される物品を識別するための識別情報を表示する複数の表示手段と、
前記複数の排出路に対応して配置され、個々の前記排出路に仕分される物品の識別情報を示した識別標を供給する複数の供給手段とを備えることを特徴とする仕分表示装置。
【請求項2】
前記排出路に仕分された物品がその等階級毎に収納される複数の容器を備え、
前記供給手段が、個々の前記容器に付される貼着シートに、その容器に収納される物品の識別情報を印刷することにより、前記識別標を形成することを特徴とする請求項1に記載の仕分表示装置。
【請求項3】
前記識別情報は、個々の前記排出路に仕分される物品の等階級、及び個々の前記容器に収納される物品の個数の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項2に記載の仕分表示装置。
【請求項4】
等階級について評価された複数の物品を搬送し、前記複数の物品をそれぞれの等階級毎に割り当てられた複数の排出路に仕分する工程と、
前記複数の排出路に対応する位置に、個々の前記排出路に仕分される物品を識別するための識別情報をそれぞれ表示する工程と、
前記排出路に仕分された物品をその等階級毎に容器に収納する工程と、
前記複数の排出路に対応する位置に、個々の前記容器に収納される物品の識別情報を記した識別標をそれぞれ供給する工程とを含むことを特徴とする仕分表示方法。
【請求項5】
前記識別情報は、個々の前記排出路に仕分される物品の等階級、及び個々の前記容器に収納される物品の個数の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項4に記載の仕分表示方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2013−23318(P2013−23318A)
【公開日】平成25年2月4日(2013.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−158320(P2011−158320)
【出願日】平成23年7月19日(2011.7.19)
【出願人】(000003643)株式会社ダイフク (1,209)
【Fターム(参考)】