説明

仕切り壁

【課題】透明ガラスを透して透視できる透視状態を種々に変化させることができ、それによって、無味乾燥になりがちな仕切り壁に適度な刺激、心の安らぎ、さらには、癒し機能などを持たせることのできる仕切り壁。
【解決手段】空間を仕切るための仕切り壁1が、その間に観賞物配置用空間6を形成するように配置された一対の透明ガラス3,4を備え、それら透明ガラス3,4を透過する光を調光する調光手段12,14が、一対の透明ガラス3,4のそれぞれに設けられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、空間を仕切るための仕切り壁に関し、より具体的には、建物の室内空間を仕切る間仕切り壁や建物の外部と内部を仕切る外壁などに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、建物の室内空間を仕切る間仕切り壁としては、透明なガラスを備えた間仕切り用のパネルがあり、また、建物の外部と内部を仕切る外壁としては、透明なガラス窓などがある。
ところが、透明なガラスを備えた間仕切り用のパネルは、主として間仕切り機能のみを追及しているため、透明ガラスを透して一方から他方を透視することはできるものの、その透視の状態を変化させるという機能はなく、ガラス窓からなる外壁も同様である。
そこで、透明ガラスを透しての透視状態を変化、調整するものとして、ガラス窓に調光手段としてのブラインドを設けたり、一対の透明ガラスの間にブラインドを内蔵した仕切り装置(例えば、特許文献1参照)が提案されている。
【0003】
【特許文献1】特開2006−316556号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記特許文献に記載の仕切り装置では、一対の透明ガラスの間に調光手段としてのブラインドが配置されているので、透明ガラスを透しての透視状態を多少調整することができるものの、比較的単純な透視度の調整にすぎず、透明ガラスを透しての透視状態を種々に変化させるという機能には乏しいという問題があった。
【0005】
本発明の目的は、透明ガラスを透して透視できる透視状態を種々に変化させることができ、それによって、無味乾燥になりがちな仕切り壁に適度な刺激、心の安らぎ、さらには、癒し機能などを持たせることのできる仕切り壁を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の特徴構成は、空間を仕切るための仕切り壁であって、前記仕切り壁が、その間に観賞物配置用空間を形成するように配置された一対の透明パネルを備え、それら透明パネルを透過する光を調光する調光手段が、前記一対の透明パネルのそれぞれに設けられているところにある。
【0007】
本発明の第1の特徴構成によれば、空間を仕切るための仕切り壁が、その間に観賞物配置用空間を形成するように配置された一対の透明パネルを備えているので、観賞物配置用空間に四季折々の植物、観賞用のオブジェ、各種の商品や展示品など、必要に応じて種々の物品を配置することができる。
そして、その一対の透明パネルを透過する光を調光する調光手段が、一対の透明パネルのそれぞれに設けられているので、一対の調光手段によって各透明パネルを透過する光を各別に調光することにより、後に図面を参照して詳しく説明するように、仕切り壁によって仕切られたいずれの側からも、観賞物配置用空間に配置した各種物品の透視状態(見え方)の調整が自在となる。
したがって、観賞用空間に配置した物品の雰囲気を種々に変化させることができ、無味乾燥になりがちな仕切り壁に適度な刺激、心の安らぎ、癒し機能などを持たせたり、観賞物配置用空間に陳列した商品や展示品のアピール度を高めたりすることもできる。
【0008】
本発明の第2の特徴構成は、前記調光手段がブラインドであるところにある。
【0009】
本発明の第2の特徴構成によれば、一対の透明パネルに設けられる調光手段がブラインドであるから、各ブラインドによる透視状態を個別に調整することによって、仕切り壁により仕切られた一方の側と他方の側において、観賞物配置用空間に配置した各種物品の透視状態に加えて、反対側の空間の透視状態をも自在に調整することができる。
すなわち、調光手段としてのブラインドがひとつしか設けられていない従来のものでは、ブラインドを介しての一方側からの透視エリアと他方側からの透視エリアが画一的に確定されて、透視状態の変化が大幅に規制されることになる。しかしながら、本発明では、一対の透明パネルのそれぞれにブラインドが設けられているので、各ブラインドを個別に調整することによって、後述するように、一方側からの透視エリアと他方側からの透視エリアに変化を持たせて、上述したような心の安らぎや癒し機能、さらには、商品や展示品のアピール度などを所望どおりに演出することができる。
【0010】
本発明の第3の特徴構成は、前記ブラインドが電動式ブラインドであり、前記一対の透明パネルのそれぞれに設けられた一対の電動式ブラインドが、前記仕切り壁の一側方から電動操作自在に構成されているところにある。
【0011】
本発明の第3の特徴構成によれば、一対の透明パネルに設けられるブラインドが電動式ブラインドであり、一対の透明パネルのそれぞれに設けられた一対の電動式ブラインドが、仕切り壁の一側方から電動操作自在に構成されているので、例えば、その仕切り壁が建物の室内空間を仕切る間仕切り壁として使用される場合には仕切られた空間の一側方から、また、建物の外部と内部を仕切る外壁として使用される場合には建物の内部から、一対の電動式ブラインドを電動操作することにより、例えば、季節や時間に応じた雰囲気を演出することができる。
特に、その電動式ブラインドをコンピュータにより自動的に電動操作する場合には、時間に応じて刻々と雰囲気を変えることができる。
【0012】
本発明の第4の特徴構成は、前記一対の透明パネルのうち、少なくとも一側方に位置する透明パネルの一部が、前記観賞物配置用空間内へ出入りできるように開閉自在に構成されているところにある。
【0013】
本発明の第4の特徴構成によれば、一対の透明パネルのうち、少なくとも一側方に位置する透明パネルの一部が、観賞物配置用空間内へ出入りできるように開閉自在に構成されているので、例えば、観賞物配置用空間に配置した植物、および、各種の商品や展示品などを季節に応じて入れ替える場合、その入れ替えを容易に行うことができる。
【0014】
本発明の第5の特徴構成は、前記仕切り壁が、建物の室内空間を仕切る間仕切り壁であるところにある。
【0015】
本発明の第5の特徴構成によれば、上述した仕切り壁が、建物の室内空間を仕切る間仕切り壁であるので、無味乾燥になりがちな間仕切り壁に適度な刺激や心の安らぎ、さらには、癒し機能などを持たせることができる。
【0016】
本発明の第6の特徴構成は、前記仕切り壁が、建物の外部と内部を仕切る外壁であるところにある。
【0017】
本発明の第6の特徴構成によれば、上述した仕切り壁が、建物の外部と内部を仕切る外壁であるので、無味乾燥になりがちな外壁に適度な変化や各種の機能を持たせることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
本発明による仕切り壁の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明の仕切り壁1は、例えば、図1に示すように、建物内の執務室の一角に配置して、執務室内の空間を執務空間Aと休息空間Bに仕切るための間仕切り壁として使用されるもので、執務空間Aには、事務机A1などが配置され、休息空間Bには、ハイテーブルB1や自動販売機B2などが配置される。
仕切り壁1は、図2〜図5に示すように、多数の仕切りユニット2が並設されて構成され、この実施形態では、多数の仕切りユニット2が平面視でほぼ部分円形に並設されている。もちろん、多数の仕切りユニット2を平面視で直線状または直角に並設することも、楕円形に並設することも、また、それらの各種の形状を適宜組み合わせて並設することも可能である。
【0019】
仕切りユニット2は、透明パネルとしての一対の透明ガラス3,4を備え、執務空間A側の透明ガラス3は、図2、図4、図5などに示すように、木製のガラス枠3aに組み付けられて上方にのみ配置され、ガラス枠3aの下方には、簡単なテーブル5aを有する木製の壁体5が一体化されて配置されている。それに対し、休息空間B側の透明ガラス4は、図3、図4、図5などに示すように、床から天井にわたってほぼ全面に配置されて木製のガラス枠4aに組み付けられて開閉自在に構成されている。なお、これらガラス枠3a,4aや壁体5は、特に木製に限るものではなく、樹脂や金属により構成することもできる。
そして、執務空間A側の透明ガラス3および壁体5と休息空間B側の透明ガラス4が、その間に観賞物配置用空間6を形成するように一定の間隔を置いてほぼ平行に対面配置され、それらが連結枠7で互いに一体的に連結されてユニット化されている。
【0020】
仕切り壁1は、このような仕切りユニット2が多数並設されて構成され、その観賞物配置用空間6には、多数のプランタ8が配置されて観賞物としての植物9aが植えられている。植物9aは、四季折々の各種の木々や草花などであり、造花であっても、生花であってもよい。
そして、観賞物配置用空間6の上方には、図4に示すように、観賞物配置用空間6に風の流れを形成する風流形成機構としての送風機10と観賞物配置用空間6を照明する照明装置11が、適当間隔置きに複数個設けられ、送風機10を制御する送風制御装置10aと照明装置11を制御する照明制御装置11aが、休息空間B側に配置されている。
なお、送風制御装置10aと照明制御装置11aは、執務空間A側に配置することも、執務空間Aと休息空間Bの両側に配置することも可能であり、さらに、両制御装置10a,11aは、手動操作式の制御装置であっても、コンピュータによる自動制御装置であってもよい。
【0021】
執務空間A側の透明ガラス3の外側には、執務空間A側のガラス枠3a、テーブル5a、および、壁体5などと同じ色、例えば、茶色や黒などの比較的落ち着いた色の調光手段としての電動式ブラインド12が設けられ、そのブラインド12の外側には、電動式ロールカーテン13が設けられている。それに対し、休息空間B側の透明ガラス4の外側には、休息空間B側のガラス枠4aと同じ色、例えば、白や薄いピンクなどの比較的明るい色の調光手段としての電動式ブラインド14が設けられている。
そして、執務空間A側のブラインド12を制御する制御装置12a、ロールカーテン13を制御する制御装置13a、休息空間B側のブラインド14を制御する制御装置14aが、送風制御装置10aおよび照明制御装置11aと一体化されて休息空間B側に配置されている。
なお、各制御装置12a,13a,14aは、執務空間A側に配置することも、執務空間Aと休息空間Bの両側に配置することも可能であり、さらに、各制御装置12a,13a,14aは、手動操作式の制御装置であっても、コンピュータによる自動制御装置であってもよい。
【0022】
〔別実施形態〕
(1)先の実施形態では、仕切り壁1を間仕切り壁として使用し、執務室内の空間を執務空間Aと休息空間Bに仕切った例を示したが、どのような空間に仕切るかは任意であり、例えば、執務室内の空間を2つの執務空間に仕切ることもでき、さらに、本発明の仕切り壁1を建物の外壁として使用し、建物の外部と内部を仕切ることもできる。
つぎに、仕切り壁1を建物の外壁として使用する別実施形態につき、図6〜図10を参照して説明するが、先の実施形態で説明した構成や同じ作用を有する構成については、重複説明を避けるため、同じ符号を付すことにより説明を省略し、主として先の実施形態と異なる構成について説明する。
【0023】
この別実施形態では、図6に示すように、仕切り壁1が建物の角に配置され、建物の外部Aと内部Bを仕切る外壁として使用され、建物の内部Bがブティックのような店舗であれば、室内に商品用の陳列棚B3や休息用のハイテーブルB1などが配置される。
仕切り壁1は、図7〜図10に示すように、多数の仕切りユニット2が並設されて構成され、多数の仕切りユニット2が平面視でほぼ部分円形に並設されている。仕切りユニット2は、建物の外部A側に位置する透明ガラス3と建物の内部B側に位置する透明ガラス4を備え、先の実施形態と同様、外部A側の透明ガラス3および壁体5と内部B側の透明ガラス4が、その間に観賞物配置用空間6を形成するように一定の間隔を置いてほぼ平行に対面配置され、それらが連結枠7で互いに一体的に連結されてユニット化されている。
【0024】
この別実施形態では、仕切り壁1が建物の外壁として使用されるため、建物の外部A側のガラス枠3aは金属製のガラス枠で、壁体5には、先の実施形態のようなテーブル5aはなく、観賞物配置用空間6には、植物9aに加えて、観賞物としての洋服などの商品9bが配置されて陳列されている。なお、この観賞物配置用空間6には、植物9aや商品9bに代えて、または、植物9aや商品9bに加えて、各種の観賞用オブジェや展示品などを配置することもできる。
そして、観賞物配置用空間6の上方には、送風機10や照明装置11が設けられ、送風制御装置10aと照明制御装置11aが、建物の内部B側に配置されるとともに、建物の外部A側の電動式ブラインド12は、透明ガラス3の内側(観賞物配置用空間側)に設けられ、建物の内部B側の電動式ブラインド14は、透明ガラス4の外側(室内側)に設けられて、その室内側のブラインド14よりも室内側に電動式ロールカーテン13が設けられて、各制御装置12a、13a、14aが、送風制御装置11aおよび照明制御装置12aと一体化されて内部B側に配置されている。
【0025】
したがって、本発明の仕切り壁1によれば、先の実施形態で示したように間仕切り壁として使用し、建物の執務室内の空間を執務空間Aと休息空間Bに仕切ったり、別実施形態で示したように外壁として使用し、建物の外部Aと内部Bを仕切るだけでなく、観賞物配置用空間6に四季折々の植物9aや商品9bなどを配置することにより、その植物9aや商品9bなどが送風機10からの風によって自然に揺れ、照明装置11によって明るさや色などを適宜変化させながら照射されるので、季節や時間などに対応した雰囲気を醸し出すことができるとともに、透明ガラス3,4に設けられたブラインド12,14により透明ガラス3,4を透過する光の状態を変化させることで、種々の透視状態を演出することができる。
【0026】
例えば、図11の(a)に示すように、外部(または執務空間)A側のブラインド12を全開にし、内部(または休息空間)B側のブラインド14を全閉にすることにより、外部A側からは、ひとつのスリット当たりαの透視角度で観賞物配置用空間6に配置した植物9aや商品9bなどを透視できるにもかかわらず、内部B側を透視することができない状態にしたり、内部B側のブラインド14も全開にして(図示せず)、植物9aや商品9bなどに加えて内部B側も透視できるように調整することができる。
さらに、従来の仕切り装置では、図11の(c)に示すように、ブラインド12Aを半開にした場合、外部A側からも内部B側からも、ひとつのスリット当たりβの透視角度となって、いずれの側からも同じ透視状態となる。
しかしながら、本発明では、図11の(b)に示すように、外部A側のブラインド12を半開にし、内部B側のブラインド14を全開にすることにより、外部A側からはひとつのスリット当たりβの透視角度で商品9bなどを透視でき、かつ、βの透視角度で内部B側も透視できるのに対し、内部B側からはひとつのスリット当たりα(α>β)の透視角度で商品9bなどを透視でき、かつ、αの透視角度で外部A側をも透視可能となる。
すなわち、外部A側からの商品9bなどの透視状態(見え方)と内部B側からの商品9bなどの透視状態を各別に調整することが可能となり、さらに、両ブラインド12,14の開度を適宜設定することにより、種々の透視状態を現出することができる。
【0027】
(2)これまでの実施形態では、多数の仕切りユニット2を並設して仕切り壁1を構成した例を示したが、仕切りユニット2を使用せずに仕切り壁1を構成することもできる。つまり、透明パネルとしての透明ガラス3,4の多数組、または、少なくとも1組を建物の壁、天井、床などに直接保持させることも可能であり、その場合には、仕切りユニット2を使用せずに仕切り壁1を構成することになる。
また、別実施形態で示したように、仕切り壁1を外壁として使用する場合、建物の内部Bは、特にブティックに限るものではなく、書店、喫茶店、食堂、絵画や骨董品用のギャラリーなど、各種の店舗や空間にすることができる。
したがって、観賞物配置用空間6に配置するものも、植物9aや各種の商品9bに限るものではなく、絵画や骨董品をはじめとして、各種のインテリア用品などを配置することもできる。
【0028】
(3)これまでの実施形態では、透明パネルの一例として透明ガラス3,4を示したが、透明ガラス3,4以外にも、例えば、透明なアクリル板などを使用して透明パネルを構成することもでき、さらに、その形状についても、これまでの実施形態で示した平板状のパネルに限るものではなく、断面が円弧状やS字状などのような変形した形状のパネルを使用することができる。
また、執務空間A側と外部A側の透明ガラス3については上方にのみ配置し、休息空間B側と内部B側の透明ガラス4については上下方向のほぼ全面にわたって配置した例を示したが、両ガラス3,4ともほぼ全面にわたって配置したり、両ガラス3,4とも上方にのみに配置するなど、両ガラス3,4の配置の形態については、建物の雰囲気や室内の雰囲気などに応じて適宜選択することができ、さらに、両ガラス3,4の少なくとも一部を開閉自在にして、観賞物配置用空間6内へ出入りできるように構成することもできる。
さらに、風流形成機構10の一例として送風機を示したが、観賞物配置用空間6内の空気を吸引して風の流れを形成する吸気装置を設けたり、吸気装置と送風機を併設して風流形成機構とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】仕切り壁を有する執務室の平面図
【図2】仕切り壁を執務空間側から見た斜視図
【図3】仕切り壁を休息空間側から見た斜視図
【図4】仕切り壁の縦断側面図
【図5】仕切りユニットの斜視図
【図6】別実施形態による仕切り壁を有する建物の平面図
【図7】別実施形態による仕切り壁を建物の外部側から見た斜視図
【図8】別実施形態による仕切り壁を建物の内部側から見た斜視図
【図9】別実施形態による仕切り壁の縦断側面図
【図10】別実施形態による仕切りユニットの斜視図
【図11】仕切り壁を透しての透視状態を示す説明図
【符号の説明】
【0030】
1 仕切り壁
3,4 透明パネル(透明ガラス)
6 観賞物配置用空間
9a,9b 観賞物
12,14 調光手段としてのブラインド
A 執務空間または建物の外部
B 休息空間または建物の内部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
空間を仕切るための仕切り壁であって、
前記仕切り壁が、その間に観賞物配置用空間を形成するように配置された一対の透明パネルを備え、それら透明パネルを透過する光を調光する調光手段が、前記一対の透明パネルのそれぞれに設けられている仕切り壁。
【請求項2】
前記調光手段がブラインドである請求項1に記載の仕切り壁。
【請求項3】
前記ブラインドが電動式ブラインドであり、前記一対の透明パネルのそれぞれに設けられた一対の電動式ブラインドが、前記仕切り壁の一側方から電動操作自在に構成されている請求項2に記載の仕切り壁。
【請求項4】
前記一対の透明パネルのうち、少なくとも一側方に位置する透明パネルの一部が、前記観賞物配置用空間内へ出入りできるように開閉自在に構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の仕切り壁。
【請求項5】
前記仕切り壁が、建物の室内空間を仕切る間仕切り壁である請求項1〜4のいずれか1項に記載の仕切り壁。
【請求項6】
前記仕切り壁が、建物の外部と内部を仕切る外壁である請求項1〜4のいずれか1項に記載の仕切り壁。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2009−35888(P2009−35888A)
【公開日】平成21年2月19日(2009.2.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−199623(P2007−199623)
【出願日】平成19年7月31日(2007.7.31)
【出願人】(000001904)サントリー株式会社 (319)
【Fターム(参考)】