説明

仕向け判別回路、電子機器および仕向け判別方法

【課題】電子機器などの仕向けを設定する際に、仕向けが多くなっても製造や管理のコストを抑えることができる仕向け判別回路と仕向け判別回路を備えた電子機器および仕向け判別方法を提供する。
【解決手段】マイクロコンピュータ2のA/Dポートに可変抵抗器3を接続して、予め定めた仕向け別の電圧値と、A/Dポートから入力された電圧値とを比較して、仕向けを判別する。そして判別した仕向けに応じて制御プログラム選択して電子回路の動作を設定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器などを別々の設定を行うために複数の仕向けを判別する仕向け判別回路、電子機器および仕向け判別方法に関する。
【背景技術】
【0002】
車載機器や家電機器などの電子機器は、使用する国や地域などによってラジオの周波数や言語など様々な設定が異なることがある。従って、製造時に国や地域ごとに合った設定を行って出荷している。また、仕様の異なる製品群においても、同一回路を使用している場合もあり、このような場合も、仕様を判別するためだけに異なる部品を実装し個別の管理を行っている。
【0003】
従来は、上述したような国や地域および仕様の違いといった仕向けの判別は、図1に示すような回路を用いて判別していた。図1はマイクコロンピュータ10のI/OポートにHiまたはLowレベルの信号を入力してそのHi/Low信号の組み合わせによって仕向けを判別する。
【0004】
また、図1の他に仕向けの判別を行う回路として、特許文献1に記載の操作スイッチ識別回路が提案されている。特許文献1に記載の操作スイッチ識別回路は、仕向けを判別するために複数の抵抗をスイッチで切り替えてCPUのA/D端子に入力し、A/D端子が検出した電圧に基づいて該当する仕向けの判別、設定を行っていた。
【特許文献1】特開2000−181609号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、図1の方法では、HiまたはLowレベルの信号を生成するために抵抗を用いていることが多いので仕向けが多くなると使用するI/Oポートが増加するとともに抵抗などのマイクロコンピュータ10の外部に付加する部品も増加してしまう。
【0006】
また、図1の方法では、仕向けごとに回路が異なるために、一つの製品で複数種の基板を製造する必要があるために製造や管理のコストが上昇してしまうという問題や、修理用の部品として当該電子回路が搭載された基板等を保管する場合も、仕向けごとに複数の基板を保管しなければならず、在庫やその管理などのコストが上昇してしまうという問題があった。
【0007】
また、特許文献1に記載のような操作スイッチ識別回路においても、仕向けの数だけ抵抗が必要となるために仕向けの数が多くなればなるほど抵抗やスイッチの数が増加したり、後に仕向けが増加した場合は回路変更が必要となってしまうという問題があった。
【0008】
そこで、本発明は、仕向けが多くなっても製造や管理のコストを抑えることができる仕向け判別回路と仕向け判別回路を備えた電子機器および仕向け判別方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の仕向け判別回路は、複数の電子部品から構成されマイクロコンピュータを備えた電子回路の仕向けを判別する仕向け判別回路であって、第1の端子に第1の電圧が印加されるとともに第2の端子に前記第1の電圧とは異なる第2の電圧が印加される可変抵抗を備え、前記マイクロコンピュータの外部入力端子に前記可変抵抗の中間端子を接続し、前記マイクロコンピュータが、前記外部入力端子から入力された電圧値に基づいて前記電子回路の仕向けを判別することを特徴としている。
【0010】
請求項5に記載の仕向け設定方法は、複数の電子部品から構成されマイクロコンピュータを備えた電子回路の仕向けを判別する仕向け判別方法であって、第1の端子に第1の電圧が印加されるとともに第2の端子に前記第1の電圧と異なる第2の電圧が印加された可変抵抗の中間端子を前記マイクロコンピュータの外部入力端子に接続し、前記マイクロコンピュータが、前記外部入力端子から入力された電圧値に基づいて前記電子回路の仕向けを判別することを特徴としている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の一実施形態にかかる仕向け判別回路を説明する。本発明の一実施形態にかかる仕向け判別回路は、マイクロコンピュータの外部入力端子に可変抵抗の中間端子を接続し、その外部入力端子から入力された電圧値に基づいて仕向けを判別しているので、可変抵抗の抵抗値によって仕向けを判別することができ、仕向けが多くなっても1つの可変抵抗で容易に設定することができる。また、仕向けごとに回路が異なることが無く1つの回路で対応できるために製造や管理の低コスト化を図ることができる。
【0012】
また、外部入力端子が、A/Dポートとしてもよい。このようにすることにより、入力電圧値というアナログ値をA/Dポートで変換してデジタル値として仕向けを判別することができるので、より多数の仕向けを設定することができる。
【0013】
また、複数の制御プログラムが記録された記録手段を備え、マイクロコンピュータが、記録手段の複数の制御プログラムのうち、判別した仕向けに応じた制御プログラムで動作することにより電子回路の動作を設定してもよい。このようにすることにより、仕向け向けに複数の制御プログラムを用意しておき、判別した仕向けに応じてその仕向けに合った制御プログラムを実行することができるので、1つの回路で複数の仕向けに対応することができるとともに、制御プログラムを追加することで仕向けの増加にも対応することができる。
【0014】
また、電子機器に請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の仕向け判別回路を備えてもよい。このようにすることにより、電子機器の仕向け判別や設定の低コスト化を図ることができる。
【0015】
本発明の一実施形態にかかる仕向け設定方法は、マイクロコンピュータの外部入力端子に可変抵抗の中間端子を接続し、その外部入力端子から入力された電圧値に基づいて仕向けを判別して動作を設定しているので、可変抵抗の抵抗値によって仕向けを判別することができ、仕向けが多くなっても1つの可変抵抗で容易に設定することができる。また、仕向けごとに回路が異なることが無く1つの回路で対応できるために製造や管理の低コスト化を図ることができる。
【実施例】
【0016】
本発明の一実施例にかかる仕向け判別回路1を図2乃至図4を参照して説明する。仕向け判別回路1は、該仕向け判別回路1が含まれる電子回路、基板、電子機器などの仕向けを判別し、判別した仕向けに応じた設定を行う回路であり、図2に示すようにマイクロコンピュータ2と、可変抵抗器3と、を備えている。また、仕向け判別回路1は図示しない基板上に設けられており、該基板上にはマイクロコンピュータ2によって制御される複数の電子部品から構成される図示しない電子回路が設けられている。
【0017】
マイクロコンピュータ2は、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などのメモリを内蔵し、外部入力端子としてA/Dポートを備えた1チップのIC(Integrated Circuit)である。マイクロコンピュータ2は、A/Dポートから入力された電圧値をデジタル値に変換して、そのデジタル値を内蔵のROMに記録された仕向けごとの電圧値と比較して仕向けを判別する。そして、判別された仕向けに応じた制御プログラムを内蔵ROMから読み出して電子回路の設定や制御を行う。なお、ROMやRAMは外付けでもよい。
【0018】
可変抵抗としての可変抵抗器3は、第1の電圧としての電源電圧Vccに接続された第1の端子3aと、第2の電圧としての接地電位に接続された第2の端子3bと、中間端子3cとを備え、中間端子3cはマイクロコンピュータ2のA/Dポートに接続されている。なお、本実施例では、第1の端子3aにVccを、第2の端子3bに接地電位を接続しているが、これに限らず、可変抵抗器3の両端である第1の端子3aと第2の端子3bとの間に電位差を生じるような電圧であればよい。
【0019】
また、本発明における可変抵抗は、中間端子を備え、その中間端子における抵抗値が調整可能な抵抗器あるいは抵抗素子であればよく、所謂半固定抵抗器(ポテンショメータ、トリマなど)も含む。
【0020】
次に、上述した構成の仕向け判別回路1において仕向けを判別する際の動作を図3のフローチャートを参照して説明する。図3に示したフローチャートはマイクロコンピュータ2のCPUで実行される。
【0021】
まず、ステップS1において、電源ON後、マイクロコンピュータ2のA/Dポートにて可変抵抗器3の電圧値Vadを読み込みステップS2に進む。
【0022】
次に、ステップS2において、マイクロコンピュータ2内のROMに記録されている各仕向けの電圧プリセット値と可変抵抗器3の電圧値Vadとを比較してステップS3に進む。
【0023】
次に、ステップS3において、可変抵抗器3の電圧値Vadがプリセット値V1以上プリセット値V2未満であるか否かを判断し、プリセット値V1以上プリセット値V2未満である場合(Yの場合)はステップS3´に進み、そうで無い場合(Nの場合)はステップS4に進む。すなわち、マイクロコンピュータ2が、A/Dポートから入力された電圧値に基づいて電子回路の仕向けを判別している。
【0024】
次に、ステップS3´において、可変抵抗器3の電圧値Vadがプリセット値V1以上プリセット値V2未満であったので仕向け1と判別し、記録手段としてのROMに記録されている仕向け1対応の制御プログラムにより動作し電子回路の設定を行う。
【0025】
ステップS4においては、可変抵抗器3の電圧値Vadがプリセット値V2以上プリセット値V3未満であるか否かを判断し、プリセット値V2以上プリセット値V3未満である場合(Yの場合)はステップS4´に進み、そうで無い場合(Nの場合)はステップS(n+2)に進む。つまり、仕向けの数に応じてプリセット電圧値を設定してステップS3やS4のような判断を行い、可変抵抗器3の電圧値Vadがどのプリセット電圧値の範囲であるかを判断して仕向けを判別している。
【0026】
次に、ステップS4´において、可変抵抗器3の電圧値Vadがプリセット値V2以上プリセット値V3未満であったので仕向け2と判別し、記録手段としてのROMに記録されている仕向け2対応の制御プログラムにより動作し電子回路の設定を行う。
【0027】
ステップS(n+2)においては、可変抵抗器3の電圧値Vadがプリセット値Vn以上プリセット値V(n+1)未満であるか否かを判断し、プリセット値Vn以上プリセット値V(n+1)未満である場合(Yの場合)はステップS(n+2)´に進む。
【0028】
次に、ステップS(n+2)´において、可変抵抗器3の電圧値Vadがプリセット値Vn以上プリセット値V(n+1)未満であったので仕向けnと判別し、記録手段としてのROMに記録されている仕向けn対応の制御プログラムにより動作し電子回路の設定を行う。
【0029】
次に、上述した構成の仕向け判別回路1を備えた基板や電子機器の生産工程における仕向けの設定方法を図4のフローチャートを参照して説明する。
【0030】
まず、ステップS11において、仕向け判別回路1を備えた基板や電子機器(ユニット)を生産して一括管理し、ステップS12に進む。
【0031】
次に、ステップS12において、顧客からの受注を受けステップS13に進む。
【0032】
次に、ステップS13において、ステップS12で受注した製品が仕向け1であるか否かを判定し、仕向け1であった場合(Yの場合)はステップS13´に進み、そうで無い場合(Nの場合)はステップS14に進む。
【0033】
次に、ステップS13´において、仕向け1用に可変抵抗器3を調整し、ステップS13´´に進む。この調整は作業員などが行ってもよいし、ロボットなどに行わせてもよい。
【0034】
次に、ステップS13´´において、仕向け1用の製品として出荷する。
【0035】
ステップS14においては、ステップS12で受注した製品が仕向け2であるか否かを判定し、仕向け2であった場合(Yの場合)はステップS14´に進み、そうで無い場合(Nの場合)はステップS1(n+2)に進む。つまり、仕向けの数に応じて判断を行って、可変抵抗器3の調整を行っている。
【0036】
次に、ステップS14´において、仕向け2用に可変抵抗器3を調整し、ステップS14´´に進む。この調整は作業員などが行ってもよいし、ロボットなどに行わせてもよい。
【0037】
次に、ステップS14´´において、仕向け2用の製品として出荷する。
【0038】
ステップS1(n+2)においては、ステップS12で受注した製品が仕向けnであるか否かを判定し、仕向けnであった場合(Yの場合)はステップS1(n+2)´に進む。
【0039】
次に、ステップS1(n+2)´において、仕向けn用に可変抵抗器3を調整し、ステップS1(n+2)´´に進む。この調整は作業員などが行ってもよいし、ロボットなどに行わせてもよい。
【0040】
次に、ステップS1(n+2)´´において、仕向けn用の製品として出荷する。
【0041】
本実施例によれば、マイクロコンピュータ2のA/Dポートに可変抵抗器3を接続して、予め定めた仕向けごとの電圧値と、A/Dポートから入力された可変抵抗器3の電圧値Vadとを比較して、仕向けを判別しているので、可変抵抗器3の抵抗値によって仕向けを判別することができ、仕向けが多くなっても1つの可変抵抗器3で容易に設定することができる。また、仕向けごとに回路が異なることが無く1つの回路で対応できるために製造や管理の低コスト化を図ることができる。
【0042】
また、可変抵抗器3を調整して仕向けを設定しているので、仕向けの設定が容易であり、例えば、現在の仕向けと異なる設定となる地域に持ち込んでも、基板交換などが不要となり、サービスマンなどにより容易に仕向けの変更を行うことができる。
【0043】
また、マイクロコンピュータ2の制御プログラムを仕向けごとに複数ROMに記録し、判別した仕向けに応じて制御プログラム選択して電子回路の動作を設定しているので、1つの回路で複数の仕向けに対応することができるとともに、制御プログラムを追加することで仕向けの増加にも対応することができる。
【0044】
なお、上述した実施例では仕向けを判別するための電圧値や、仕向け別の設定を行う制御プログラムなどはマイクロコンピュータ2のROMに予め記録されていたが、フラッシュメモリなどの書き換え可能な不揮発性のメモリに記録してもよい。このようにすることによって、仕向けの追加や変更などに容易に対応することができる。
【0045】
また、上述した実施例ではマイクロコンピュータのA/Dポートに可変抵抗器3の中間端子を接続していたが、仕向けが2つである場合は、従来用いていたI/Oポートなどの入力電圧がデジタル値として認識される入力端子を用いてもよい。
【0046】
前述した実施例によれば、以下の仕向け判別回路1および仕向け判別方法が得られる。
【0047】
(付記1)複数の電子部品から構成されマイクロコンピュータ2を備えた電子回路の仕向けを設定する仕向け判別回路1であって、
第1の端子3aにVccが印加されるとともに第2の端子3bが接地電位に接続された可変抵抗器3を備え、
マイクロコンピュータ2のA/Dポートに可変抵抗器3の中間端子3cを接続し、
マイクロコンピュータ2が、A/Dポートから入力された電圧値に基づいて電子回路の仕向けを判別することを特徴とする仕向け判別回路1。
【0048】
この仕向け判別回路1によれば、可変抵抗器3の抵抗値によって仕向けを判別することができ、仕向けが多くなっても1つの可変抵抗器3で容易に設定することができる。また、仕向けごとに回路が異なることが無く1つの回路で対応できるために製造や管理の低コスト化を図ることができる。
【0049】
(付記2)複数の電子部品から構成されマイクロコンピュータ2を備えた電子回路の仕向けを設定する仕向け判別方法であって、
第1の端子3aにVccが印加されるとともに第2の端子3bが接地電位に接続された可変抵抗器3の中間端子3cをマイクロコンピュータ2のA/Dポートに接続し、マイクロコンピュータ2が、A/Dポートから入力された電圧値に基づいて電子回路の仕向けを判別することを特徴とする仕向け判別方法。
【0050】
この仕向け設定方法によれば、可変抵抗器3の抵抗値によって仕向けを判別することができ、仕向けが多くなっても1つの可変抵抗器3で容易に設定することができる。また、仕向けごとに回路が異なることが無く1つの回路で対応できるために製造や管理の低コスト化を図ることができる。
【0051】
なお、前述した実施例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施例に限定されるものではない。すなわち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【0052】
【図1】従来の仕向け判別回路の回路図である。
【図2】本発明の一実施例にかかる仕向け判別回路の回路図である。
【図3】図1に示された仕向け判別回路の仕向け判別を示すフローチャートである。
【図4】図1に示された仕向け判別回路が設けられた基板や電子機器の生産工程における仕向けの設定方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0053】
1 仕向け判別回路
2 マイクロコンピュータ
3 可変抵抗器
3a 第1の端子
3b 第2の端子
3c 中間端子

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の電子部品から構成されマイクロコンピュータを備えた電子回路の仕向けを判別する仕向け判別回路であって、
第1の端子に第1の電圧が印加されるとともに第2の端子に前記第1の電圧とは異なる第2の電圧が印加される可変抵抗を備え、
前記マイクロコンピュータの外部入力端子に前記可変抵抗の中間端子を接続し、
前記マイクロコンピュータが、前記外部入力端子から入力された電圧値に基づいて前記電子回路の仕向けを判別することを特徴とする仕向け判別回路。
【請求項2】
前記外部入力端子が、A/Dポートであることを特徴とする請求項1に記載の仕向け判別回路。
【請求項3】
複数の制御プログラムが記録された記録手段を備え、
前記マイクロコンピュータが、前記記録手段に記憶された複数の制御プログラムのうち、判別した仕向けに応じた制御プログラムで動作することにより前記電子回路の動作を設定することを特徴とする請求項1または2に記載の仕向け判別回路。
【請求項4】
請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の仕向け判別回路を備えた電子機器。
【請求項5】
複数の電子部品から構成されマイクロコンピュータを備えた電子回路の仕向けを判別する仕向け判別方法であって、
第1の端子に第1の電圧が印加されるとともに第2の端子に前記第1の電圧と異なる第2の電圧が印加された可変抵抗の中間端子を前記マイクロコンピュータの外部入力端子に接続し、前記マイクロコンピュータが、前記外部入力端子から入力された電圧値に基づいて前記電子回路の仕向けを判別することを特徴とする仕向け判別方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2009−146081(P2009−146081A)
【公開日】平成21年7月2日(2009.7.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−321526(P2007−321526)
【出願日】平成19年12月13日(2007.12.13)
【出願人】(000005016)パイオニア株式会社 (3,620)