説明

代謝障害治療用化合物

【課題】種々の代謝障害(例えば、インシュリン耐性症候群、糖尿病、高脂質血症、脂肪肝疾患、悪液質、肥満、アテローム硬化、および動脈硬化)の処置に有用な化合物を提供すること。
【解決手段】生物学的に活性な薬剤であって、該薬剤は、以下の式:


の化合物、または該化合物の薬学的に受容可能な塩であって、ここで、nは、1または2であり;mは、0または1であり;qは、0または1であり;tは、0または1であり;Rは、水素、ハロ、または1〜3個の炭素原子を有するアルコキシであり;Xは−CH−であり、Qは−ORであるか;Xは−CHCR12CR13−またはCHCH(NHAc)−であり、QはORであるか;あるいは、Xは−CHCH−であり、QはNR1011である、薬剤。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下の式:
【化21】

の化合物であって、ここで
mは、1であり;nは、1または2であり;tは、0または1であり;そして
Aは、ハロ、1もしくは2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1もしくは2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される1または2個の基で置換されていないかまたは置換されたフェニルであるか;あるいは、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルは置換されていないか、または1もしくは2個の環炭素が、独立してメチルもしくはエチルで一置換されているか;あるいは、N、S、およびOから選択される1もしくは2個の環へテロ原子を有する5員または6員の複素環式芳香環であって、該複素環式芳香環は、環炭素によって該化合物の残部に共有結合される、化合物。
【請求項2】
以下の式:
【化22】

の化合物であって、ここで
mは、1であり;nは、1または2であり;tは、0または1であり;そして
Aは、ハロ、1もしくは2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1もしくは2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される1または2個の基で置換されていないかまたは置換されたフェニルであるか;あるいは、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルは置換されていないか、または1もしくは2個の環炭素が、独立してメチルもしくはエチルで一置換されているか;あるいは、N、S、およびOから選択される1もしくは2個の環へテロ原子を有する5員または6員の複素環式芳香環であって、該複素環式芳香環は、環炭素によって該化合物の残部に共有結合される、化合物。
【請求項3】
生物学的に活性な薬剤であって、該薬剤は、以下の式;
【化18】

の化合物、または該化合物の薬学的に受容可能な塩であって、ここで
nは、1または2であり;
は、水素または1〜3個の炭素原子を有するアルキルであり;そして
Aは、ハロ、1もしくは2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1もしくは2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される1または2個の基で置換されていないかまたは置換されたフェニルであるか;あるいは、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルは置換されていないか、または1もしくは2個の環炭素が、独立してメチルもしくはエチルで一置換されているか;あるいは、N、S、およびOから選択される1もしくは2個の環へテロ原子を有する5員または6員の複素環式芳香環であって、該複素環式芳香環は、環炭素によって式CXVIの化合物の残部に共有結合される、薬剤。
【請求項4】
生物学的に活性な薬剤であって、該薬剤は、以下の式:
【化8】

の化合物、またはRが水素の場合、該化合物の薬学的に受容可能な塩であって、ここで、
nは、1または2であり;
tは、0または1であり;
mは0であり、rが1であるか、またはmが1であり、rが0であり;
Aは、非置換フェニルであるか、または、以下:ハロ、1もしくは2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1もしくは2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される、1もしくは2個の基で置換されたフェニルであるか;あるいは、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、該シクロアルキルは、非置換であるか、または1もしくは2個の環炭素原子が、メチルもしくはエチルで一置換されている、シクロアルキルであるか;あるいは、N、S、およびOから選択される1もしくは2個の環へテロ原子を有する5もしくは6員のヘテロ芳香族環であって、該へテロ芳香族環が、式IIの化合物の残りの部分に環炭素により共有結合されている、ヘテロ芳香族環であり;
Zは、
【化9】

であり;
は、水素または1〜7個の炭素原子を有するアルキルであり;
は、水素;−NHCOOC(CH;−NHCH;または−NHCHCHである、薬剤。
【請求項5】
Aが、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、該シクロアルキルが非置換であるか、または式IIの化合物の残りの部分に隣接する1つもしくは両方の環炭素が、メチルもしくはエチルにより一置換されている、請求項4に記載の薬剤。
【請求項6】
Aが、非置換フェニルであるか、あるいは、以下:フルオロ、1もしくは2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1もしくは2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される、1または2個の基で置換されたフェニルである、請求項4に記載の薬剤。
【請求項7】
請求項6に記載の生物学的に活性な薬剤であって、該薬剤は、以下の式:
【化10】

の化合物、またはRが水素の場合、該化合物の薬学的に受容可能な塩であって、ここで、
mは、0または1であり;
rは、0または1であり;
Zは、
【化11】

であり;
は、水素または1〜7個の炭素原子を有するアルキルであり;
は、水素;−NHCOOC(CH;−NHCH;または−NHCHCHであり;
は、水素またはハロである、薬剤。
【請求項8】
が水素またはエチルである、請求項7に記載の薬剤。
【請求項9】
前記化合物が、3−[(4−(2−フルオロベンジルオキシ)フェニル)−メチルチオ]プロピオン酸である、請求項8に記載の薬剤。
【請求項10】
前記化合物が、3−[(4−(2,6−ジフルオロベンジルオキシ)フェニル)−メチルチオ]プロピオン酸である、請求項8に記載の薬剤。
【請求項11】
前記化合物が、3−(2−(4−(2,6−ジフルオロベンジルオキシ)フェニル)−2−オキソエチル)チオ−1H−1,2,4−トリアゾールである、請求項8に記載の薬剤。
【請求項12】
前記化合物が、(2RS)2−(N−Boc)−3−[2−(4−(2,6−ジフルオロベンジルオキシ)フェニル)−2−オキソエチル]チオプロピオン酸である、請求項8に記載の薬剤。
【請求項13】
生物学的に活性な薬剤であって、該薬剤は、以下の式:
【化12】

の化合物であって、ここで、
nは、1または2であり;
Aは、非置換フェニルであるか、または、以下:ハロ、1もしくは2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1もしくは2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される、1もしくは2個の基で置換されたフェニルであるか;あるいは、1つまたは両方の環炭素が、独立して、メチルもしくはエチルで一置換されている、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであるか;あるいは、N、S、およびOから選択される1もしくは2個の環へテロ原子を有する5もしくは6員のヘテロ芳香族環であって、該へテロ芳香族環が、式IIIの化合物の残りの部分に環炭素により共有結合されている、ヘテロ芳香族環である、薬剤。
【請求項14】
Aが、非置換フェニルであるか、または、以下:ハロ、1もしくは2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1もしくは2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される、1または2個の基で置換されたフェニルである、請求項13に記載の薬剤。
【請求項15】
前記化合物が、5−[(4−(2,6−ジフルオロベンジルオキシ)フェニル)−メチル]−1H−テトラゾールである,請求項14に記載の薬剤。
【請求項16】
生物学的に活性な薬剤であって、該薬剤は、以下の式:
【化13】

の化合物、またはRが水素の場合、該化合物の薬学的に受容可能な塩であって、ここで、
は、水素または1〜7個の炭素原子を有するアルキルである、薬剤。
【請求項17】
が水素またはエチルである、請求項16に記載の薬剤。
【請求項18】
前記化合物が、4−(2,6−ジフルオロフェニル)−4−オキソ酪酸である、請求項17に記載の薬剤。
【請求項19】
生物学的に活性な薬剤であって、該薬剤は、以下の式:
【化14】

の化合物、または該化合物の薬学的に受容可能な塩であって、ここで、
nは、1または2であり;
は、水素または1〜7個の炭素原子を有するアルキルであり;
14は、ヒドロキシまたは水素であり;そして
Aは、非置換フェニルであるか、または、以下:ハロ、1もしくは2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1もしくは2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される、1もしくは2個の基で置換されたフェニルであるか;あるいは、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、該シクロアルキルは、非置換であるか、または1もしくは2個の環炭素原子が、独立して、メチルもしくはエチルで一置換されている、シクロアルキルであるか;あるいは、N、S、およびOから選択される1もしくは2個の環へテロ原子を有する5もしくは6員のヘテロ芳香族環であって、該へテロ芳香族環が、式V’の化合物の残りの部分に環炭素により共有結合されている、ヘテロ芳香族環である、薬剤。
【請求項20】
請求項19に記載の生物学的に活性な薬剤であって、該薬剤は、以下の式:
【化15】

の化合物、または該化合物の薬学的に受容可能な塩であって、ここで
nは、1または2であり;
は、水素または1〜7個の炭素原子を有するアルキルであり;
Aは、ハロ、1もしくは2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1もしくは2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される1または2個の基で置換されていないかまたは置換されたフェニルであるか;あるいは、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルは置換されていないか、または1もしくは2個の環炭素が、独立してメチルもしくはエチルで一置換されているか;あるいは、N、S、およびOから選択される1もしくは2個の環へテロ原子を有する5員または6員の複素環式芳香環であって、該複素環式芳香環は、環炭素によって式Vの化合物の残部に共有結合される、薬剤。
【請求項21】
請求項20に記載の生物学的に活性な薬剤であって該薬剤は、以下の式:
【化16】

の化合物、または該化合物の薬学的に受容可能な塩であって、ここで
nは、1または2であり;
は、水素または1〜7個の炭素原子を有するアルキルであり;
およびRは、水素、ハロ、1または2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1または2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシからそれぞれ独立して選択される、薬剤。
【請求項22】
請求項21に記載の薬剤であって、Rは、水素またはエチルである、薬剤。
【請求項23】
請求項22に記載の薬剤であって、前記化合物は、エチル2−ヒドロキシ−4−オキソ−4−(4−(2,6−ジフルオロベンジルオキシ)フェニル)ブト−2−エノエートである、薬剤。
【請求項24】
請求項19に記載の薬剤であって、前記化合物は、4−(3−(2,6−ジメチルベンジルオキシ)フェニル)−4−オキソ−2−ブテン酸である、薬剤。
【請求項25】
生物学的に活性な薬剤、該薬剤は、以下の式;
【化17】

の化合物、または該化合物の薬学的に受容可能な塩であって、ここで
nは、1または2であり;
は、水素または1〜3個の炭素原子を有するアルキルであり;そして
Aは、ハロ、1もしくは2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1もしくは2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される1または2個の基で置換されていないかまたは置換されたフェニルであるか;あるいは、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルは置換されていないか、または1もしくは2個の環炭素が、独立してメチルもしくはエチルで一置換されているか;あるいは、N、S、およびOから選択される1もしくは2個の環へテロ原子を有する5員または6員の複素環式芳香環であって、該複素環式芳香環は、環炭素によって式XCIの化合物の残部に共有結合される、薬剤。
【請求項26】
請求項25に記載の薬剤であって、ここで前記化合物は、4−(3−(2,6−ジメチルベンジルオキシ)フェニル)−3−ブテン酸である、薬剤。
【請求項27】
請求項26に記載の薬剤であって、ここで前記化合物は、4−(3−(2,6−ジメチルベンジルオキシ)フェニル)ブテン酸である、薬剤。
【請求項28】
生物学的に活性な薬剤であって、該薬剤は、以下の式;
【化19】

の化合物、または該化合物の薬学的に受容可能な塩であって、ここで
nは、0、1または2であり;
は、水素または1〜3個の炭素原子を有するアルキルであり;
15は、水素または1〜3個の炭素原子を有するアルキルであり;
は、水素、ハロ、ヒドロキシ、または1〜3個の炭素原子を有するアルコキシであり;
Aは、ハロ、1もしくは2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1もしくは2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される1または2個の基で置換されていないかまたは置換されたフェニルであるか;あるいは、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルは置換されていないか、または1もしくは2個の環炭素が、独立してメチルもしくはエチルで一置換されているか;あるいは、N、S、およびOから選択される1もしくは2個の環へテロ原子を有する5員または6員の複素環式芳香環であって、該複素環式芳香環は、環炭素によって式CXVIIの化合物の残部に共有結合される、薬剤。
【請求項29】
請求項28に記載の薬剤であって、ここで前記化合物は、4−{3−[((4−トリフルオロメチルベンジルアミノ)−カルボニル)−4−メトキシ]フェニル}−4−オキソ酪酸である、薬剤。
【請求項30】
請求項28に記載の薬剤であって、ここで前記化合物は、4−{3−[((2,6−ジメチルベンジルアミノ)−カルボニル)−4−メトキシ]フェニル}−4−オキソ酪酸である、薬剤。
【請求項31】
以下の式:
【化20】

の化合物であって、ここで
nは、1または2であり;tは、0または1であり;そして
Aは、ハロ、1もしくは2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1もしくは2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される1または2個の基で置換されていないかまたは置換されたフェニルであるか;あるいは、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルは置換されていないか、または1もしくは2個の環炭素が、独立してメチルもしくはエチルで一置換されているか;あるいは、N、S、およびOから選択される1もしくは2個の環へテロ原子を有する5員または6員の複素環式芳香環であって、該複素環式芳香環は、環炭素によって該化合物の残部に共有結合される、化合物。
【請求項32】
以下の式:
【化23】

の化合物であって、ここで
は、1〜3個の炭素原子を有するアルキルであり;nは、1または2であり;tは、0または1であり;そして
Aは、ハロ、1もしくは2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1もしくは2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される1または2個の基で置換されていないかまたは置換されたフェニルであるか;あるいは、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルは置換されていないか、または1もしくは2個の環炭素が、独立してメチルもしくはエチルで一置換されているか;あるいは、N、S、およびOから選択される1もしくは2個の環へテロ原子を有する5員または6員の複素環式芳香環であって、該複素環式芳香環は、環炭素によって該化合物の残部に共有結合される、化合物。
【請求項33】
以下の式:
【化24】

の化合物であって、ここで
は、1〜3個の炭素原子を有するアルキルであり;Rは、1〜7の炭素原子を有するアルキルであり;nは、1または2であり;tは、0または1であり;そして
Aは、ハロ、1もしくは2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1もしくは2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される1または2個の基で置換されていないかまたは置換されたフェニルであるか;あるいは、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルは置換されていないか、または1もしくは2個の環炭素が、独立してメチルもしくはエチルで一置換されているか;あるいは、N、S、およびOから選択される1もしくは2個の環へテロ原子を有する5員または6員の複素環式芳香環であって、該複素環式芳香環は、環炭素によって該化合物の残部に共有結合される、化合物。
【請求項34】
以下の式:
【化25】

の化合物であって、ここで
nは、1または2であり;tは、0または1であり;そして
Aは、ハロ、1もしくは2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1もしくは2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される1または2個の基で置換されていないかまたは置換されたフェニルであるか;あるいは、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルは置換されていないか、または1もしくは2個の環炭素が、独立してメチルもしくはエチルで一置換されているか;あるいは、N、S、およびOから選択される1もしくは2個の環へテロ原子を有する5員または6員の複素環式芳香環であって、該複素環式芳香環は、環炭素によって該化合物の残部に共有結合される、化合物。
【請求項35】
以下の式:
【化26】

の化合物であって、ここで
nは、1または2であり;tは、0または1であり;そして
Aは、ハロ、1もしくは2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1もしくは2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される1または2個の基で置換されていないかまたは置換されたフェニルであるか;あるいは、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルは置換されていないか、または1もしくは2個の環炭素が、独立してメチルもしくはエチルで一置換されているか;あるいは、N、S、およびOから選択される1もしくは2個の環へテロ原子を有する5員または6員の複素環式芳香環であって、該複素環式芳香環は、環炭素によって該化合物の残部に共有結合される、化合物。
【請求項36】
以下の式:
【化27】

の化合物であって、ここで
nは、1または2であり;tは、0または1であり;そして
Aは、ハロ、1もしくは2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1もしくは2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される1または2個の基で置換されていないかまたは置換されたフェニルであるか;あるいは、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルは置換されていないか、または1もしくは2個の環炭素が、独立してメチルもしくはエチルで一置換されているか;あるいは、N、S、およびOから選択される1もしくは2個の環へテロ原子を有する5員または6員の複素環式芳香環であって、該複素環式芳香環は、環炭素によって該化合物の残部に共有結合される、化合物。
【請求項37】
以下の式:
【化28】

の化合物であって、ここで
nは、1または2であり;tは、0または1であり;そして
Aは、ハロ、1もしくは2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1もしくは2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される1または2個の基で置換されていないかまたは置換されたフェニルであるか;あるいは、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルは置換されていないか、または1もしくは2個の環炭素が、独立してメチルもしくはエチルで一置換されているか;あるいは、N、S、およびOから選択される1もしくは2個の環へテロ原子を有する5員または6員の複素環式芳香環であって、該複素環式芳香環は、環炭素によって該化合物の残部に共有結合される、化合物。
【請求項38】
以下の式:
【化29】

の化合物であって、ここで
は、クロロであり;nは、1または2であり;tは、0または1であり;そして
Aは、ハロ、1もしくは2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1もしくは2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される1または2個の基で置換されていないかまたは置換されたフェニルであるか;あるいは、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルは置換されていないか、または1もしくは2個の環炭素が、独立してメチルもしくはエチルで一置換されているか;あるいは、N、S、およびOから選択される1もしくは2個の環へテロ原子を有する5員または6員の複素環式芳香環であって、該複素環式芳香環は、環炭素によって該化合物の残部に共有結合される、化合物。
【請求項39】
以下の式:
【化30】

の化合物であって、ここで
は、1〜3個の炭素原子を有するアルキルであり;nは、1または2であり;tは、0または1であり;そして
Aは、ハロ、1もしくは2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1もしくは2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される1または2個の基で置換されていないかまたは置換されたフェニルであるか;あるいは、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルは置換されていないか、または1もしくは2個の環炭素が、独立してメチルもしくはエチルで一置換されているか;あるいは、N、S、およびOから選択される1もしくは2個の環へテロ原子を有する5員または6員の複素環式芳香環であって、該複素環式芳香環は、環炭素によって該化合物の残部に共有結合される、化合物。
【請求項40】
以下の式:
【化31】

の化合物であって、ここで
は、1〜3個の炭素原子を有するアルキルであり;nは、1または2であり;tは、0または1であり;そして
Aは、ハロ、1もしくは2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1もしくは2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される1または2個の基で置換されていないかまたは置換されたフェニルであるか;あるいは、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルは置換されていないか、または1もしくは2個の環炭素が、独立してメチルもしくはエチルで一置換されているか;あるいは、N、S、およびOから選択される1もしくは2個の環へテロ原子を有する5員または6員の複素環式芳香環であって、該複素環式芳香環は、環炭素によって該化合物の残部に共有結合される、化合物。
【請求項41】
以下の式:
【化32】

の化合物であって、ここで
は、1〜3個の炭素原子を有するアルキルであり;Yは、クロロであり;nは、1または2であり;tは、0または1であり;そして
Aは、ハロ、1もしくは2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1もしくは2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される1または2個の基で置換されていないかまたは置換されたフェニルであるか;あるいは、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルは置換されていないか、または1もしくは2個の環炭素が、独立してメチルもしくはエチルで一置換されているか;あるいは、N、S、およびOから選択される1もしくは2個の環へテロ原子を有する5員または6員の複素環式芳香環であって、該複素環式芳香環は、環炭素によって該化合物の残部に共有結合される、化合物。
【請求項42】
以下の式:
【化33】

の化合物であって、ここで
は、1〜3個の炭素原子を有するアルキルであり;nは、1または2であり;tは、0または1であり;そして
Aは、ハロ、1もしくは2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1もしくは2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される1または2個の基で置換されていないかまたは置換されたフェニルであるか;あるいは、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルは置換されていないか、または1もしくは2個の環炭素が、独立してメチルもしくはエチルで一置換されているか;あるいは、N、S、およびOから選択される1もしくは2個の環へテロ原子を有する5員または6員の複素環式芳香環であって、該複素環式芳香環は、環炭素によって該化合物の残部に共有結合される、化合物。
【請求項43】
以下の式:
【化34】

の化合物であって、ここで
は、1〜3個の炭素原子を有するアルキルであり;nは、1または2であり;tは、0または1であり;そして
Aは、ハロ、1もしくは2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1もしくは2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される1または2個の基で置換されていないかまたは置換されたフェニルであるか;あるいは、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルは置換されていないか、または1もしくは2個の環炭素が、独立してメチルもしくはエチルで一置換されているか;あるいは、N、S、およびOから選択される1もしくは2個の環へテロ原子を有する5員または6員の複素環式芳香環であって、該複素環式芳香環は、環炭素によって該化合物の残部に共有結合される、化合物。
【請求項44】
以下の式:
【化35】

の化合物であって、ここで
は、1〜3個の炭素原子を有するアルキルであり;nは、1または2であり;tは、0または1であり;そして
Aは、ハロ、1もしくは2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1もしくは2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される1または2個の基で置換されていないかまたは置換されたフェニルであるか;あるいは、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルは置換されていないか、または1もしくは2個の環炭素が、独立してメチルもしくはエチルで一置換されているか;あるいは、N、S、およびOから選択される1もしくは2個の環へテロ原子を有する5員または6員の複素環式芳香環であって、該複素環式芳香環は、環炭素によって該化合物の残部に共有結合される、化合物。
【請求項45】
以下の式:
【化36】

の化合物であって、ここで
nは、1または2であり;tは、0または1であり;そして
Aは、ハロ、1もしくは2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1もしくは2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される1または2個の基で置換されていないかまたは置換されたフェニルであるか;あるいは、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルは置換されていないか、または1もしくは2個の環炭素が、独立してメチルもしくはエチルで一置換されているか;あるいは、N、S、およびOから選択される1もしくは2個の環へテロ原子を有する5員または6員の複素環式芳香環であって、該複素環式芳香環は、環炭素によって該化合物の残部に共有結合される、化合物。
【請求項46】
以下の式:
【化37】

の化合物であって、ここで
nは、1または2であり;tは、0または1であり;そして
Aは、ハロ、1もしくは2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1もしくは2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される1または2個の基で置換されていないかまたは置換されたフェニルであるか;あるいは、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルは置換されていないか、または1もしくは2個の環炭素が、独立してメチルもしくはエチルで一置換されているか;あるいは、N、S、およびOから選択される1もしくは2個の環へテロ原子を有する5員または6員の複素環式芳香環であって、該複素環式芳香環は、環炭素によって該化合物の残部に共有結合される、化合物。
【請求項47】
以下の式:
【化38】

の化合物であって、ここで、
nは、1または2であり;
tは、0または1であり;そして
Aは、非置換であるかまたは以下:ハロ、1または2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1または2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される1〜2個の基により置換されたフェニル;または、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルが、非置換であるか、または1または2個の環炭素が、独立して、メチルまたはエチルにより一置換されている、シクロアルキル;または、5または6員のヘテロ芳香族環であって、N、SおよびOから選択される1または2個の環ヘテロ原子を有し、該ヘテロ芳香族環が、環炭素によって該化合物の残部に共有結合されている、ヘテロ芳香族環である、
化合物。
【請求項48】
以下の式:
【化39】

の化合物であって、ここで、
は、1〜3個の炭素原子を有するアルキルであり;
nは、1または2であり;
tは、0または1であり;そして
Aは、非置換であるかまたは以下:ハロ、1または2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1または2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される1〜2個の基により置換されたフェニル;または、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルが、非置換であるか、または1または2個の環炭素が、独立して、メチルまたはエチルにより一置換されている、シクロアルキル;または、5または6員のヘテロ芳香族環であって、N、SおよびOから選択される1または2個の環ヘテロ原子を有し、該ヘテロ芳香族環が、環炭素によって該化合物の残部に共有結合されている、ヘテロ芳香族環である、化合物。
【請求項49】
以下の式:
【化40】

の化合物であって、ここで、
は、1〜3個の炭素原子を有するアルキルであり;
nは、1または2であり;
tは、0または1であり;そして
Aは、非置換であるかまたは以下:ハロ、1または2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1または2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される1〜2個の基により置換されたフェニル;または、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルが、非置換であるか、または1または2個の環炭素が、独立して、メチルまたはエチルにより一置換されている、シクロアルキル;または、5または6員のヘテロ芳香族環であって、N、SおよびOから選択される1または2個の環ヘテロ原子を有し、該ヘテロ芳香族環が、環炭素によって該化合物の残部に共有結合されている、ヘテロ芳香族環である、
化合物。
【請求項50】
以下の式:
【化41】

の化合物であって、ここで、
は、1〜3個の炭素原子を有するアルキルであり;
nは、1または2であり;
tは、0または1であり;そして
Aは、非置換であるかまたは以下:ハロ、1または2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1または2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される1〜2個の基により置換されたフェニル;または、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルが、非置換であるか、または1または2個の環炭素が、独立して、メチルまたはエチルにより一置換されている、シクロアルキル;または、5または6員のヘテロ芳香族環であって、N、SおよびOから選択される1または2個の環ヘテロ原子を有し、該ヘテロ芳香族環が、環炭素によって該化合物の残部に共有結合されている、ヘテロ芳香族環である、
化合物。
【請求項51】
以下の式:
【化42】

の化合物であって、ここで、
nは、1または2であり;
tは、0または1であり;そして
Aは、非置換であるかまたは以下:ハロ、1または2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1または2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される1〜2個の基により置換されたフェニル;または、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルが、非置換であるか、または1もしくは2個の環炭素が、独立して、メチルまたはエチルにより一置換されている、シクロアルキル;または、5または6員のヘテロ芳香族環であって、N、SおよびOから選択される1または2個の環ヘテロ原子を有し、該ヘテロ芳香族環が、環炭素によって該化合物の残部に共有結合されている、ヘテロ芳香族環である、
化合物。
【請求項52】
以下の式:
【化43】

の化合物であって、ここで、
は、1〜7個の炭素原子を有するアルキルであり;
nは、1または2であり;
tは、0または1であり;そして
Aは、非置換であるかまたは以下:ハロ、1または2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1または2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される1〜2個の基により置換されたフェニル;または、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルが、非置換であるか、または1もしくは2個の環炭素が、独立して、メチルまたはエチルにより一置換されている、シクロアルキル;または、5または6員のヘテロ芳香族環であって、N、SおよびOから選択される1または2個の環ヘテロ原子を有し、該ヘテロ芳香族環が、環炭素によって該化合物の残部に共有結合されている、ヘテロ芳香族環である、
化合物。
【請求項53】
以下の式:
【化44】

の化合物であって、ここで、
は、1〜3個の炭素原子を有するアルキルであり;
nは、1または2であり;
tは、0または1であり;そして
Aは、非置換であるかまたは以下:ハロ、1または2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1または2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される1〜2個の基により置換されたフェニル;または、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルが、非置換であるか、または1もしくは2個の環炭素が、独立して、メチルまたはエチルにより一置換されている、シクロアルキル;または、5または6員のヘテロ芳香族環であって、N、SおよびOから選択される1または2個の環ヘテロ原子を有し、該ヘテロ芳香族環が、環炭素によって該化合物の残部に共有結合されている、ヘテロ芳香族環である、
化合物。
【請求項54】
以下の式:
【化45】

の化合物であって、ここで、
は、1〜3個の炭素原子を有するアルキルであり;
nは、1または2であり;
tは、0または1であり;そして
Aは、非置換であるかまたは以下:ハロ、1または2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1または2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される1〜2個の基により置換されたフェニル;または、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルが、非置換であるか、または1もしくは2個の環炭素が、独立して、メチルまたはエチルにより一置換されている、シクロアルキル;または、5または6員のヘテロ芳香族環であって、N、SおよびOから選択される1または2個の環ヘテロ原子を有し、該ヘテロ芳香族環が、環炭素によって該化合物の残部に共有結合されている、ヘテロ芳香族環である、
化合物。
【請求項55】
以下の式:
【化46】

の化合物であって、ここで、
は、1〜3個の炭素原子を有するアルキルであり;
は、クロロであり;
nは、1または2であり;
tは、0または1であり;そして
Aは、非置換であるかまたは以下:ハロ、1または2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1または2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される1〜2個の基により置換されたフェニル;または、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルが、非置換であるか、または1もしくは2個の環炭素が、独立して、メチルまたはエチルにより一置換されている、シクロアルキル;または、5または6員のヘテロ芳香族環であって、N、SおよびOから選択される1または2個の環ヘテロ原子を有し、該ヘテロ芳香族環が、環炭素によって該化合物の残部に共有結合されている、ヘテロ芳香族環である、
化合物。
【請求項56】
以下の式:
【化47】

の化合物であって、ここで、
nは、1または2であり;そして
Aは、非置換であるかまたは以下:ハロ、1または2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1または2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される1〜2個の基により置換されたフェニル;または、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルが、非置換であるか、または1または2個の環炭素が、独立して、メチルまたはエチルにより一置換されている、シクロアルキル;または、5または6員のヘテロ芳香族環であって、N、SおよびOから選択される1または2個の環ヘテロ原子を有し、該ヘテロ芳香族環が、環炭素によって該化合物の残部に共有結合されている、ヘテロ芳香族環である、
化合物。
【請求項57】
以下の式:
【化48】

の化合物を生成するためのプロセスであって、ここで、
は、1〜7個の炭素原子を有するアルキルであり;
nは、1または2であり;
tは、0または1であり;そして
Aは、非置換であるかまたは以下:ハロ、1または2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1または2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される1〜2個の基により置換されたフェニル;または、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルが、非置換であるか、または1もしくは2個の環炭素が、独立して、メチルまたはエチルにより一置換されている、シクロアルキル;または、5または6員のヘテロ芳香族環であって、N、SおよびOから選択される1または2個の環ヘテロ原子を有し、該ヘテロ芳香族環が、環炭素によって該化合物の残部に共有結合され;
該プロセスは、以下:
【化49】

の式の化合物を、塩基の存在下で、式BrCHCOの化合物と反応させて、対応する式XIの化合物を生成する工程を包含し、ここで、R、n、tおよびAは、上記の通りである、
プロセス。
【請求項58】
前記式XIの化合物を加水分解して、Rを除去し、対応する酸を生成する工程をさらに包含する、請求項36に記載のプロセス。
【請求項59】
以下の式:
【化50】

の化合物を生成するためのプロセスであって、ここで、
は、1〜3個の炭素原子を有するアルキルであり;
は、1〜7個の炭素原子を有するアルキルであり;
nは、1または2であり;
tは、0または1であり;そして
Aは、非置換であるかまたは以下:ハロ、1または2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1または2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシ;または、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルが、非置換であるか、または1もしくは2個の環炭素が、独立して、メチルまたはエチルにより一置換されている、シクロアルキル;または、5または6員のヘテロ芳香族環であって、N、SおよびOから選択される1または2個の環ヘテロ原子を有し、該ヘテロ芳香族環が、環炭素によって該化合物の残部に共有結合されている、ヘテロ芳香族環であり;
該プロセスは、以下の式:
【化51】

の化合物を、アルカリ金属シリルアミドの存在下で、式BrCHCOの化合物と反応させて、対応する式XXVの化合物を生成する工程を包含し、ここで、R、n、tおよびAは、上記の通りである、
プロセス。
【請求項60】
前記式XXVの化合物を加水分解して、Rを除去し、対応する酸を生成する工程をさらに包含する、請求項59に記載のプロセス。
【請求項61】
以下の式:
【化52】

の化合物を生成するためのプロセスであって、ここで、
nは、1または2であり;
tは、0または1であり;そして
Aは、非置換であるかまたは以下:ハロ、1または2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1または2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される1〜2個の基により置換されたフェニル;または、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルが、非置換であるか、または1または2個の環炭素が、独立して、メチルまたはエチルにより一置換されている、シクロアルキル;または、5または6員のヘテロ芳香族環であって、N、SおよびOから選択される1または2個の環ヘテロ原子を有し、該ヘテロ芳香族環が、環炭素によって該化合物の残部に共有結合され;該プロセスは、以下:
【化53】

の式の化合物を、ジエチルアセトアミドマロエートのナトリウム塩と反応させて、対応する式XXVIIIの化合物を生成する工程を包含し、n、tおよびAは、上記の通りである、
プロセス。
【請求項62】
以下の式:
【化54】

の化合物を生成するためのプロセスであって、ここで、
は、エチルであり;
nは、1または2であり;
tは、0または1であり;そして
Aは、非置換であるかまたは以下:ハロ、1または2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1または2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される1〜2個の基により置換されたフェニル;または、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルが、非置換であるか、または1もしくは2個の環炭素が、独立して、メチルまたはエチルにより一置換されている、シクロアルキル;または、5または6員のヘテロ芳香族環であって、N、SおよびOから選択される1または2個の環ヘテロ原子を有し、該ヘテロ芳香族環が、環炭素によって該化合物の残部に共有結合されている、ヘテロ芳香族環であり;
該プロセスは、以下:
a)以下の式:
【化55】

の化合物を、i)Mitsunobu条件下で、式A(CHt+n−OHの化合物、またはii)式A(CHt+n−Yの化合物のいずれかと反応させて、対応する以下の式:
【化56】

の化合物を生成する工程であって、
ここで、n、tおよびAは、上記の通りであり、そしてYは、脱離基である、工程;
b)該式LXIの化合物を加水分解して、対応する以下の式:
【化57】

の化合物を生成する工程;
c)該式LXIIの化合物を塩化チオニルと反応させて、対応する以下の式:
【化58】

の化合物を生成する工程であって、
ここで、Yは、クロロである、工程;
d)EtOCOCHCOOHを約2当量のブチルリチウムで処理する工程;ならびに
e)該式LXIIIの化合物を、工程d)で生じた生成物と反応させて、式LXVの化合物を生成する工程、
を包含する、プロセス。
【請求項63】
以下の式:
【化59】

の化合物を生成するためのプロセスであって、ここで、
は、エチルであり;
は、1〜3個の炭素原子を有するアルキルであり;
nは、1または2であり;
tは、0または1であり;そして
Aは、非置換であるかまたは以下:
ハロ、1または2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1または2個の炭素原子を有するアルコキシ、およびペルフルオロメトキシから選択される1〜2個の基により置換されたフェニル;または、3〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキルであって、ここで該シクロアルキルが、非置換であるか、または1もしくは2個の環炭素が、独立して、メチルまたはエチルにより一置換されている、シクロアルキル;または、5または6員のヘテロ芳香族環であって、N、SおよびOから選択される1または2個の環ヘテロ原子を有し、該ヘテロ芳香族環が、環炭素によって該化合物の残部に共有結合されている、ヘテロ芳香族環であり;
該プロセスは、以下:
a)以下の式:
【化60】

の化合物を、以下の式:
【化61】

の化合物と反応させて、対応する以下の式:
【化62】

の化合物を生成する工程であって、ここでYが、ハロであり、R、nおよびtが上記の通りである、工程;
b)式LXVIの化合物を加水分解して、対応する以下の式:
【化63】

の化合物を生成する工程;
c)該式LXVIIの化合物を塩化チオニルと反応させて、対応する以下の式:
【化64】

の化合物を生成する工程であって、ここで、Yは、クロロである、工程;
d)EtOCHCOOHを約2当量のブチルリチウムで処理する工程;ならびに
e)該式LXVIIIの化合物を、工程d)で生じた生成物と反応させて、式LXIVの化合物を生成する工程、
を包含する、プロセス。
【請求項64】
以下の式:
【化65】

の化合物を生成するためのプロセスであって、
ここで、
は1個〜3個の炭素原子を有するアルキルであり;
nは1または2であり;
tは0または1であり;そして
Aは、置換されないか、またはハロ、1個または2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1個または2個の炭素原子を有するアルコキシおよびペルフルオロメトキシから選択される1つまたは2つの基で置換されるフェニル;あるいは、シクロアルキルが置換されないか、または1つもしくは2つの環炭素が独立して、メチルもしくはエチルにより1置換される、3個〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキル;あるいは、N、SおよびOから選択される1つまたは2つの環ヘテロ原子を有し、ヘテロ芳香族環が環炭素により該化合物の残りの部分と共有結合される、5員または6員のヘテロ芳香族環であり:
該プロセスは、以下:
a)以下の式
【化66】

の化合物と、Yがハロ、そしてR、n、tおよびAが上記のようである、以下の式
【化67】

の化合物とを反応させて、以下の式
【化68】

の対応する化合物を得る工程;
b)選択的臭素化条件下で式XXIVの化合物をCuBr処理し、以下の式
【化69】

の化合物を得る工程;
c)アセトアミドマロン酸ジエチルのナトリウム塩と式LXXの化合物を反応させ、式LXXIの化合物を得る工程;
を含む、プロセス。
【請求項65】
以下の式:
【化70】

の化合物を生成するためのプロセスであって、
ここで、
は水素であり;
nは1または2であり;
tは0または1であり;そして
Aは、置換されないか、またはハロ、1個または2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1個または2個の炭素原子を有するアルコキシおよびペルフルオロメトキシから選択される1つまたは2つの基で置換されるフェニル;あるいは、シクロアルキルが置換されないか、または1つもしくは2つの環炭素が独立して、メチルもしくはエチルにより1置換される、3個〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキル;あるいは、N、SおよびOから選択される1つまたは2つの環ヘテロ原子を有し、ヘテロ芳香族環が環炭素により該化合物の残りの部分と共有結合される、5員または6員のヘテロ芳香族環であり;
該プロセスは、以下:
a)以下の式
【化71】

の化合物と:i)Mitsunobu条件下での、式A(CHt+n−OHの化合物、またはii)式A(CHt+n−Yの化合物の、いずれかを反応させて、n、tおよびAが上記のようであり、そしてYが脱離基である、以下の式
【化72】

の対応する化合物を得る工程;
b)式LXXVの化合物とHBrとを反応させて、以下の式
【化73】

の対応する化合物を得る工程;
c)式LXXVIの化合物とアセトアミドマロン酸ジエチルのナトリウム塩とを反応させて、以下の式
【化74】

の対応する化合物を得る工程;
d)式LXXVIIの化合物を脱エステル化して、式LXXVIIIの化合物を得る工程;
を含む、プロセス。
【請求項66】
請求項65に記載のプロセスであって、式LXXVIIIの化合物と、Rが1個〜7個の炭素原子を有するアルキルであるR−OHとを反応させ、n、t、RおよびAが上記のようである、式
【化75】

の対応する化合物を得る工程をさらに含む、プロセス。
【請求項67】
以下の式:
【化76】

の化合物を生成するためのプロセスであって、
ここで、
は水素であり;
は1個〜3個の炭素原子を有するアルキルであり;
nは1または2であり;
tは0または1であり;そして
Aは、置換されないか、またはハロ、1個または2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1個または2個の炭素原子を有するアルコキシおよびペルフルオロメトキシから選択される1つまたは2つの基で置換されるフェニル;あるいは、シクロアルキルが置換されないか、または1つもしくは2つの環炭素が独立して、メチルもしくはエチルにより1置換される、3個〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキル;あるいは、N、SおよびOから選択される1つまたは2つの環ヘテロ原子を有し、ヘテロ芳香族環が環炭素により該化合物の残りの部分と共有結合される、5員または6員のヘテロ芳香族環であり;
該プロセスは、以下:
a)以下の式
【化77】

の化合物と、R、n、tおよびAが上記のようであり、そしてYがクロロである、以下の式
【化78】

の化合物とを反応させて、以下の式
【化79】

の対応する化合物を得る工程;
b)式LXXXの化合物とHBrとを反応させて、以下の式
【化80】

の対応する化合物を得る工程;
c)式LXXXIの化合物とアセトアミドマロン酸ジエチルのナトリウム塩とを反応させて、以下の式
【化81】

の対応する化合物を得る工程;
d)式LXXXIIの化合物を脱エステル化して、式LXXXIIIの化合物を得る工程;
を含む、プロセス。
【請求項68】
請求項67に記載のプロセスであって、式LXXXIIIの化合物と、Rが1個〜7個の炭素原子を有するアルキルであるR−OHを反応させ、n、t、R、RおよびAが上記のようである、以下の式
【化82】

の対応する化合物を得る工程をさらに含む、プロセス。
【請求項69】
以下の式:
【化83】

の化合物を生成するためのプロセスであって、
ここで、
は1個〜7個の炭素原子を有するアルキルであり;
nは1または2であり;
tは0または1であり;そして
Aは、置換されないか、またはハロ、1個または2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1個または2個の炭素原子を有するアルコキシおよびペルフルオロメトキシから選択される1つまたは2つの基で置換されるフェニル;あるいは、シクロアルキルが置換されないか、または1つもしくは2つの環炭素が独立して、メチルもしくはエチルにより1置換される、3個〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキル;あるいは、N、SおよびOから選択される1つまたは2つの環ヘテロ原子を有し、ヘテロ芳香族環が環炭素により該化合物の残りの部分と共有結合される、5員または6員のヘテロ芳香族環であり;
該プロセスは、以下:
a)以下の式
【化84】

の化合物と:i)Mitsunobu条件下での、式A(CHt+n−OHの化合物、またはii)式A(CHt+n−Yの化合物の、いずれかとを反応させて、n、tおよびAが上記のようであり、そしてYが脱離基である、以下の式
【化85】

の対応する化合物を得る工程;
b)式LXXVの化合物と、Rが上記のようであるBr−CH−COとを反応させて、式LXXXVの化合物を得る工程;
を含む、プロセス。
【請求項70】
請求項69に記載のプロセスであって、式LXXXVの化合物をさらに脱エステル化して、Rを除去し、対応する酸を得る工程をさらに含む、プロセス。
【請求項71】
以下の式:
【化86】

の化合物を生成するためのプロセスであって、
ここで、
はエチルであり;
は1個〜3個の炭素原子を有するアルキルであり;
mは1であり;
nは1または2であり;
tは0または1であり;および
Aは、置換されないか、またはハロ、1個または2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1個または2個の炭素原子を有するアルコキシおよびペルフルオロメトキシから選択される1つまたは2つの基で置換されるフェニル;あるいは、シクロアルキルが置換されないか、または1つもしくは2つの環炭素が独立して、メチルもしくはエチルにより1置換される、3個〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキル;あるいは、N、SおよびOから選択される1つまたは2つの環ヘテロ原子を有し、ヘテロ芳香族環が環炭素により該化合物の残りの部分と共有結合される、5員または6員のヘテロ芳香族環であり;
該プロセスは、以下:
a)以下の式
【化87】

の化合物と、Yがクロロ、そしてm、n、t、RおよびAが上記のようである、以下の式
【化88】

の化合物とを反応させて、以下の式
【化89】

の対応する化合物を得る工程;
b)式LXXXVIの化合物を加水分解して、以下の式
【化90】

の対応する化合物を得る工程;
c)式LXXXVIIの化合物と塩化チオニルとを反応させて、Yがクロロである、以下の式
【化91】

の対応する化合物を得る工程;
d)酸ハロゲン化物とメルドラム酸とを反応させて、式LXXXIXの化合物を得る工程:
を含む、プロセス。
【請求項72】
以下の式:
【化92】

の化合物を生成するためのプロセスであって、
ここで、
は1個〜3個の炭素原子を有するアルキルであり;
は1個〜7個の炭素原子を有するアルキルであり;
nは1または2であり;
tは0または1であり;および
Aは、置換されないか、またはハロ、1個または2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1個または2個の炭素原子を有するアルコキシおよびペルフルオロメトキシから選択される1つまたは2つの基で置換されるフェニル;あるいは、シクロアルキルが置換されないか、または1つもしくは2つの環炭素が独立して、メチルもしくはエチルにより1置換される、3個〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキル;あるいは、N、SおよびOから選択される1つまたは2つの環ヘテロ原子を有し、ヘテロ芳香族環が環炭素により該化合物の残りの部分と共有結合される、5員または6員のヘテロ芳香族環であり;
該プロセスは、以下:
a)以下の式
【化93】

の化合物と、Br−CH−CO
の化合物とを反応させ、式XCの化合物を得る工程であって、R、R、n、tおよびAが上記のようである、工程;
を含む、プロセス。
【請求項73】
請求項72に記載のプロセスであって、式XCの化合物を脱エステル化して、Rを除去し、対応する酸を得る工程をさらに含む、プロセス。
【請求項74】
以下の式:
【化94】

の化合物を生成するためのプロセスであって、
ここで、
nは1または2;および
Aは、置換されないか、またはハロ、1個または2個の炭素原子を有するアルキル、ペルフルオロメチル、1個または2個の炭素原子を有するアルコキシおよびペルフルオロメトキシから選択される1つまたは2つの基で置換されるフェニル;あるいは、シクロアルキルが置換されないか、または1つもしくは2つの環炭素が独立して、メチルもしくはエチルにより1置換される、3個〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキル;あるいは、N、SおよびOから選択される1つまたは2つの環ヘテロ原子を有し、ヘテロ芳香族環が環炭素により該化合物の残りの部分と共有結合される、5員または6員のヘテロ芳香族環であり;
該プロセスは、nおよびAが上記のようである、以下の式
【化95】

の化合物と、アジ化ナトリウムとを、ジメチルホルムアミド中で、塩化アンモニウム存在下で反応させ、式IIIの対応する化合物を得る工程を含む、プロセス。
【請求項75】
が1個から7個の炭素原子を有するアルキルである、以下の式
【化96】

の化合物を生成するためのプロセスであって、2’、6’−ジフルオロアセトフェノンと、Rが上記のようであるBr−CH−COとを反応させ、式LVIの化合物を得る工程を含む、プロセス。
【請求項76】
請求項75に記載のプロセスであって、式LVIの化合物を脱エステル化して、Rを除去し、対応する酸を得る工程をさらに含む、プロセス。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2009−227690(P2009−227690A)
【公開日】平成21年10月8日(2009.10.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−161269(P2009−161269)
【出願日】平成21年7月7日(2009.7.7)
【分割の表示】特願2003−503168(P2003−503168)の分割
【原出願日】平成14年6月12日(2002.6.12)
【出願人】(501056821)ウェルスタット セラピューティクス コーポレイション (32)
【Fターム(参考)】