説明

伸縮可能な包装装置

【課題】使用に便利であるとともに、衛生的コンセプトに該当する包装装置を提供する。
【解決手段】長尺状の中空管状のケーシング(1)の両端部(3,4)の間には、可撓性パック(2)が付設され、そのある端部(3)が密閉され、且つその他の端部(4)が打開され、且つ長尺状の中空管状のケーシング(1)内に長尺状部材(5)が包まれ、その長尺状部材(5)のある端部(6)が前記の長尺状の中空管状のケーシング(1)の閉端(3)に付着されるとともに、その他の端部(8)には塗布手段(7)が配設される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、長尺状の伸縮可能な包装装置に関するものであり、特に軸方向において圧縮及び延伸を実行できるとともに、長尺状部材を内方に包むようにした、長尺状の伸縮可能な包装装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
包装物品は多くの形状と仕様のものを含んでおり、大部分の包装物品の形状が方形または長方形のケーシング包装物の様態となっており、ある場合では、長尺状部材に形成される包装物品が所定の中空管状の物品のように形成され、それらの管状の物品は普段は円形または多角形の断面などを有する中空柱状物体であり、それらの長尺状部材の包装は大体大型の長尺状の構成部材を有し、それに対して、安価で小型に設定される長尺状の構成部材を有する包装物品は未だない。
【0003】
小型の長尺状部材は、それぞれ異なる包装手段、例えば、塗布用綿ボールやクレヨンやチョークなどに利用されるものは未だなく、また、小型のサンプル用の口紅やまぶたペーストや目線条ペーストなどの包装された物品のことも殆ど存在していないと認められている。一般的に言うと、複数の数を有する小型の長尺状部材、例えば塗布用綿ボールやクレヨンやチョークなどの物品が大体小型の箱状に包装され、それぞれ分かれて包装されるものはないと認められており、小さい仕様の長尺状部材の個別的な包装のことは、コストだけではなく、その包装も開け難く、使用しにくいなどの課題が残されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記のそれぞれの課題に鑑みて、本発明は、長尺状の中空管状のケーシングが伸縮できるなどの特性を利用することによって塗布手段がついている長尺状の部材を外方より覆うことによって、長尺状部材の端部の塗布手段が損傷されることを防止できる機能を有する包装装置を提供することをその主要な解決しようとする課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記のような従来の課題を解決した本願の第一の発明は、伸縮可能な包装装置において、長尺状の中空管状のケーシングと、前記長尺状の中空管状のケーシングの両端部の間に付設され、軸方向に圧縮可能な可撓性パックと、前記長尺状の中空管状のケーシングの内部に配置される長尺状部材と、を備え、前記の長尺状の中空管状のケーシングによって前記の長尺状部材を包むと共に、前記の可撓性パックを圧縮させることにより前記の長尺状の中空管状のケーシングを引き寄せると、前記の長尺状部材の一端が露出するようにしたことを特徴とする。
【0006】
本願の第二の発明は、前記の第一の発明に係る伸縮可能な包装装置において、前記の長尺状の中空管状ケーシングには、閉端と開端とを有しつつ、前記長尺状部材の一端が前記長尺状の中空管状ケーシングの閉端に付着されるように設定したことを特徴とする。
【0007】
本願の第三の発明は、前記の第一の発明に係る伸縮可能な包装装置において、前記の長尺状部材の一端には塗布装置が取り付けられることを特徴とする。
【0008】
本願の第四の発明は、前記の第二の発明に係る伸縮可能な包装装置において、前記長尺状部材の自由端には塗布装置が取り付けられることを特徴とする。
【0009】
本願の第五の発明は、前記の第一の発明に係る伸縮可能な包装装置において、前記長尺状の中空管状のケーシングには、第一の閉端と第二の閉端とを有し、且つ前記の長尺状部材の一端が前記第一の閉端に付着され、且つ前記の長尺状部材の他端の径が前記の長尺状の中空管状のケーシングの内径と等しくなるように設定され、且つ前記の第二の閉端の近傍には打開機構が配置され、且つ前記第二の閉端と前記の長尺状部材との間には、ある物質が配設されることを特徴とする。
【0010】
本願の第六の発明は、前記の第一の発明に係る伸縮可能な包装装置において、前記の長尺状の中空管状のケーシングには、第一の閉端と第二の閉端を有し、且つ前記の長尺状部材の第一の端部が前記第一の閉端に付着され、また、前記の第二の閉端近傍には打開機構が配置され、且つある物質が前記の第二の閉端と前記の長尺状部材の第二の端部との間に配設されることを特徴とする。
【0011】
本願の第七の発明は、前記の第一の発明に係る伸縮可能な包装装置において、前記の長尺状の中空管状のケーシングには、第一の閉端と第二の閉端を有し、且つ前記の長尺状部材の第一の端部が前記の第一の閉端に付着され、また、ある塗布手段が前記の長尺状部材の第二の端部に付着され、且つ前記の第二の閉端には打開機構が配置され、且つある物質が前記第二の閉端と前記長尺状部材における塗布手段が付設される第二の端部との間に配置されることを特徴とする。
【0012】
本願の第八の発明は、前記の第一の発明に係る伸縮可能な包装装置において、前記の長尺状の中空管状のケーシングには、第一の閉端と第二の閉端とを有し、且つ前記の長尺状部材の第一の端部が前記の第二の閉端に付着され、且つ前記の長尺状部材の第二の端部の径が前記の長尺状の中空管状のケーシングの内径に等しくなるように設定され、且つ前記の第二の閉端の近傍には打開機構が配設され、且つある物質が前記の第二の閉端と前記長尺状部材の第二の端部との間に配置されることを特徴とする。
【0013】
本願の第九の発明は、前記の第一の発明に係る伸縮可能な包装装置において、前記の長尺状の中空管状のケーシングには、第一の閉端と第二の閉端とを有し、且つ前記の長尺状部材の第一の端部には前記の第一の閉端が付着し、且つ前記の長尺状部材の第二の端部の径が前記長尺状の中空管状のケーシングの内径とほぼ等しくなるように設定され、また、ある打開機構が前記の第二の閉端に近接するように配設され、且つある物質が前記の第二の閉端と前記長尺状部材の塗布手段に覆われる第二の閉端との間に配設されることを特徴とする。
【0014】
本願の第十の発明は、前記の第一の発明に係る伸縮可能な包装装置において、前記の長尺状の中空管状のケーシングには、第一の閉端と第二の開端とを有しつつ、前記の長尺状部材の第一の端部が前記の第一の閉端に付着され、且つ前記の長尺状部材の第二の端部が、その径が前記の長尺状の中空管状のケーシングの内径とほぼ等しくなるように設定され、且つ第一の物質が前記の第二の開端と前記の長尺状部材の第二の端部との間に充填され、且つ阻止塞ぎ手段としての粘性物質が前記の第一の物質と、塗布手段に包まれる第二の開端との間に充填されることを特徴とする。
【0015】
本願の第十一の発明は、伸縮可能な包装装置において、二つの端部を有し、その中の一端部の径が他の部分の径より小さくなるように設定される、第一の長尺状の中空管状のケーシングと、二つの端部を有し、その中の一端部の径が他の部分の径より大きくなるように設定されるとともに、前記の第一の長尺状の中空管状のケーシングの小径の端部の径より大きくなるように設定され、前記第一の長尺状の中空管状のケーシングに対し摺動可能にカップリング結合されるようにした、第二の長尺状の中空管状のケーシングと、前記の第一と前記の第二の長尺状の中空管状のケーシング内に配置される長尺状部材と、を備えており、前記第一と第二の長尺状の中空管状のケーシングが前記の長尺状部材を包んでおり、前記の第二の長尺状の中空管状のケーシングが、前記第一の長尺状の中空管状のケーシング内に引き寄せられると、前記の長尺状部材の一端が露出されるように設定されたことを特徴とする。
【0016】
本願の第十二の発明は、前記の第十一の発明に係る伸縮可能な包装装置において、の長尺状の中空管状のケーシングの小径の端部の反対側の端部が密閉されるとともに、前記の長尺状部材の一端が前記の第一の長尺状の中空管状のケーシングの閉端に付着されるように設定されたことを特徴とする。
【0017】
本願の第十三の発明は、前記の第十一の発明に係る伸縮可能な包装装置において、前記の長尺状部材のある端部においては塗布手段が配設されることを特徴とする。
【0018】
本願の第十四の発明は、前記の第十二の発明に係る伸縮可能な包装装置において、前記長尺状部材の自由端においては塗布手段が配設されることを特徴とする。
【0019】
本願の第十五の発明は、前記の第十二の発明に係る伸縮可能な包装装置において、前記の第二の長尺状の中空管状のケーシングの大径の端部の反対側の端部が密閉され、且つ前記の長尺状部材の第二の端部の径が前記第二の長尺状の中空管状のケーシングの内径とほぼ等しくなるように設定され、且つある打開機構が前記第二の長尺状の中空管状のケーシングの内方の前記閉端部の近傍の箇所に配設され、且つある物質が前記の第二の長尺上の中空管状のケーシングの閉端と前記の長尺状部材の第二の端部との間に配設されることを特徴とする。
【0020】
本願の第十六の発明は、前記の第十二の発明に係る伸縮可能な包装装置において、前記の第二の長尺状の中空管状のケーシングの大径の端部の反対側の端部が密閉され、且つ塗布手段が前記の長尺状部材の第二の端部に付着され、且つ打開機構が前記の第二の閉端の近傍に配設され、且つある物質が前記の第二の閉端と前記の塗布手段がついている第二の端部に配設されることを特徴とする。
【0021】
本願の第十七の発明は、前記の第十二の発明に係る伸縮可能な包装装置において、前記の第二の長尺状の中空管状のケーシングの大径の端部の反対側の端部が密閉されるとともに、打開機構が前記の第二の長尺状の中空管状のケーシングの内方の前記閉端の近傍に配設され、且つある物質が前記の第二の長尺状の中空管状のケーシングの閉端と前記の長尺状部材の第二の端部との間に配設されることを特徴とする。
【0022】
本願の第十八の発明は、前記の第十一の発明に係る伸縮可能な包装装置において、前記の第二の長尺状の中空管状のケーシングの大径の端部の反対側の端部が密閉され、且つ前記の長尺状部材の第二の端部の径が前記の第二の長尺状の中空管状のケーシングの内径とほぼ等しくなるように設定され、且つ打開機構が前記の第二の長尺状の中空管状のケーシングの内方の前記の閉端の近傍に配設され、且つある物質が前記の第二の長尺状の中空管状のケーシングの閉端と前記の長尺状部材の塗布手段に包まれる第二の閉端との間に配設されることを特徴とする。
【0023】
本願の第十九の発明は、前記の第十一の発明に係る伸縮可能な包装装置において、前記の第二の長尺状の中空管状のケーシングの大径の端部の反対側の端部が密閉され、且つ打開機構が前記の第二の長尺状の中空管状のケーシングの内方の前記閉端に近接する箇所に配設され、且つある物質が前記の第二の長尺状の中空管状のケーシングの閉端と前記の長尺状部材の第二の端部との間に配設され、且つ阻止塞ぎ手段として使用される粘性物質が前記の第一の物質と前記の塗布手段に包まれる第二の開端部との間に配設されるようにしたことを特徴とする。
【0024】
本願の第二十の発明は、伸縮可能な包装装置において、二つの開口端部を有しつつ、その中の開口端部の径が他の部分の径より小さくなるように設定される長尺状の中空管状のケーシングと、一端部の径が他の部分の長尺状部材の径より大きくなるように設定される長尺状部材と、を少なくとも有し、前記の長尺状部材が摺動可能に軸方向に沿って前記の長尺状の中空管状のケーシングにカップリング結合され、且つその長尺状部材の一端部が前記の長尺状の中空管状のケーシング内に包まれ、且つその大径の端部が前記の長尺状の中空管状のケーシングの外方に突出露出され、その長尺状部材を前後方への移動を実行できるように設定することを特徴とする。
【0025】
本願の第二一の発明は、前記の第二十の発明に係る伸縮可能な包装装置において、前記の長尺状部材の一端部には塗布手段が配設されることを特徴とする。
【0026】
本願の第二二の発明は、前記の第二十の発明に係る伸縮可能な包装装置において、前記長尺状部材の包まれる端部においては塗布手段が配設されることを特徴とする。
【0027】
前記の目的を図るために、本発明は、軸方向においては伸縮でき、且つ長尺状部材を包み、且つ長尺状の中空管状のケーシングを有し、且つ可撓性パックが前記の長尺状の中空管状のケーシングの二つの端部の間に配設され、且つ前記の長尺状の中空管状のケーシングの両端部においては、そのある閉端に、例えば、線条が書いている開放しやすい打開機構が配設され、または、その長尺状の中空管状のケーシングの一端を密閉するとともに、他の端部を開放させ、前記の長尺状の中空管状のケーシングに長尺状部材を配設し、且つその長尺状部材の一端に塗布手段を配設し、前記の長尺状の中空管状のケーシングが縮まれると、前記の長尺状部材のある端部に配設される前記塗布手段が露出され、塗布に利用することができ、且つ塗布終了後に、前記の長尺状の中空管状のケーシングを元の長さまで復帰させることができ、且つ元来のように塗布手段のある端部を覆うように設定することができるようにした、伸縮可能な包装装置を提供する。
【発明の効果】
【0028】
本発明の提供する伸縮可能な包装装置と他の従来の技術と相互に比較した場合、さらに下記のような優れた点を有している:
(1)本発明の長尺状の中空管状のケーシングが縮まれる場合に、前記の長尺状部材のある端部における塗布手段が露出されるようになるので、塗布に利用できる。
(2)本発明の長尺状の中空管状のケーシングが伸び出される状態に保持される場合に、前記の長尺状部材の端部の塗布手段を覆うことができるので、塗布器の保護手段として利用できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0029】
図1は、本発明の第一の実施の形態を示す説明図であり、この実施の形態においては、伸縮可能な包装装置には、長尺状の中空管状のケーシング1を有し、且つその長尺状の中空管状のケーシング1の両端部3,4の間には、可撓性パック2が付設され、そのある端部3が密閉され、且つその他の端部4が打開され、且つ長尺状の中空管状のケーシング1内に長尺状部材5が包まれ、その長尺状部材5のある端部6が前記の長尺状の中空管状のケーシング1の閉端3に付着されるとともに、その他の端部8には塗布手段7が配設され、且つその長尺状部材5として例えばクレヨンやチョークや口紅や目線条ペーストや塗布用の綿ボールなどを物品を好適に使用できる。
【0030】
図2に示すように、軸方向に沿って前記の可撓性パック2を圧縮する場合に、その長尺状の中空管状のケーシング1が収縮し、前記の長尺状部材5のある端部8の塗布手段7が露出され、それを使用して塗布を実行することができ、また、前記の可撓性パック2が圧縮される場合に、その長尺状部材5が支持構造となり、順調に直線状の軸方向の圧縮の操作を確保できる。また、塗布終了後に、前記の長尺状の中空管状のケーシング1が伸び出される状態の元来の長さに復帰され、塗布手段7のある端部8を包むように操作する。
【0031】
図3は、伸縮可能な包装装置の第二の実施の形態であり、この伸縮可能な包装装置の実施の形態においては、第一の長尺状の中空管状のケーシング9と、その二つの端部10,11のものを含み、その中のある端部10が、その第一の長尺状の中空管状のケーシング9の部分より径が小さく形成され、また、第二の長尺状の中空管状のケーシング2のことを有し、且つその二つの端部13,14のものを含み、その中では、そのある端部13が第二の長尺状の中空管状のケーシング12の他の部分より大きいほうの直径を有し、且つ小さいほうの径を有する第一の長尺状の中空管状のケーシング9のある端部10の径より大きく形成され、また、前記の第二の長尺状の中空管状のケーシング12が摺動可能に同一の軸に沿って前記第一の長尺状の中空管状のケーシング9にカップリング結合され、また、前記の長尺状部材15が大径の第一の長尺状の中空管状のケーシング9のある端部11に取り付けられ、且つ長尺状の中空管状のケーシング9,12内に配設され、且つそれらの二本の管状のケーシング9,12に包まれ、且つ前記の長尺状部材15のある端部151が前記第一の長尺状の管状ケーシング9のある端部11に付着され、大きいほうの径を有する部分を保有しており、その仕様は第一の長尺状の中空管状のケーシング9の内径とほぼ同じになるように設定され、且つその長尺状部材15の他端部には塗布手段152が付設され、その塗布手段152としては、クレヨンやチョークや口紅や目線条ペーストや塗布用の綿ボールなどを好適に採用できる。
【0032】
図4は、伸縮可能な包装装置の第三の実施の形態を示す説明図であり、この実施の形態においては、その伸縮可能な包装装置においては、長尺状の中空管状のケーシング90と、長尺状部材91とを備え、前記の長尺状の中空管状のケーシング90の二つの端部901,902がすべて打開状に形成され、その中では、ある端部902が他の第一の長尺状の中空管状のケーシング90の部分より小さいほうの径を有し、また、長尺状部材91を有し、その長尺状部材91のある端部には塗布手段911が配設され、その塗布手段911として、例えば、クレヨンやチョークや口紅や目線条ペーストや塗布用の綿ボールなどを好適に使用でき、また、その長尺状部材91の他の端部912の径が他の部分の長尺状部材91より大きく設定されるとともに、その長尺状の中空管状のケーシング90のある端部902より大きく設定され、前記の長尺状部材91を摺動可能に同一の軸に沿って前記の長尺状の中空管状のケーシング91内にカップリング結合され、その塗布手段911を前記の長尺状の中空管状のケーシング90内に包み、且つ前記の長尺状部材91がその長尺状の中空管状のケーシング90の端部902の内方において前後方へ移動でき、その塗布手段911が前記長尺状の中空管状のケーシング90の端部901より突出露出されることができる。
【0033】
図5は、伸縮可能な包装装置の第四の実施の形態を示す説明図であり、この実施の形態の伸縮可能な包装装置においては、第一の長尺状の中空管状のケーシング9とその二つの端部10,11のことを含み、その中のある端部10がその長尺状の中空管状のケーシング9の部分より径が小さく設定され、また、この実施の形態においては、さらに、第二の長尺状の中空管状のケーシング12と、その二つの端部13,14のことを含み、その中では、そのある端部13が、その第二の長尺状の中空管状のケーシング12の他の部分より大きいほうの径を有し、且つ小径の第一の長尺状の中空管状のケーシング9のある端部10の径より大きく設定され、また、前記の第二の長尺状の中空管状のケーシング12が摺動可能に同一の軸に沿って前記第一の長尺状の中空管状のケーシング9にカップリング結合され、また、前記の長尺状部材15が大径の第一の長尺状の中空管状のケーシング9のある端部に付設され、且つ長尺状の中空管状のケーシング9,12の内方にアレンジされ、それらの二つの長尺状の中空管状のケーシング9,12に包まれ、前記の長尺状部材15の前記第一の長尺状の中空管状のケーシング9に付着されるある端部11においては大径の部分が形成され、その仕様は第一の長尺状の中空管状のケーシング9の内径とほぼ同じように設定され、また、その長尺状部材15として、クレヨンやチョークや口紅や目線条ペーストや塗布用の綿ボールなどを好適に使用できる。
【0034】
図6に示すように、第二の長尺状の中空管状のケーシング12が第一の長尺状の中空管状のケーシング9内に縮まれる場合に、前記の長尺状部材15のある端部16が露出されて塗布に利用される。その塗布終了後に、前記の第二の長尺状の中空管状のケーシング12が元の位置へ退かれ、且つ前記塗布手段16を包むように設定される。
【0035】
図7は、伸縮可能な包装装置の第五の実施の形態を示す説明図であり、この実施の形態においては、伸縮可能な包装装置には、長尺状の中空管状のケーシング17と、その二つの端部の間に挟まれる可撓性パック18とを備えており、前記の長尺状の中空管状のケーシング17の両端部がすべて密閉され、且つ前記の長尺状の中空管状のケーシング17のある端部には打開機構19が配設され、その打開機構19としては、例えば、線条を描かれる部分や、容易に破裂する薄膜によって封止される薄弱の切れやすい部分などの構造を好適に使用でき、また、その長尺状の中空管状のケーシング17には、長尺状の部材20が包まれ、その長尺状部材20のある端部21が前記打開機構19が付設される端部と反対な方向に向けられる長尺状の中空管状のケーシング17の閉端に付着され、その長尺状部材20の前記打開機構19に近接する端部23の径が大体長尺状の中空管状のケーシング17の内径と相等になるように設定され、また、ある物質22、例えば液体やクリームや粉末材料などが前記の長尺状部材20のある端部23と、前記の打開機構19の閉端との間に充填され、前記の長尺状の中空管状のケーシング17が、軸方向に沿って前記可撓性パック18を圧縮して縮ませる場合に、前記の長尺状部材20が前記の物質22に力を入れて打開機構19へ伝達し、その長尺状の中空管状のケーシング17の閉端を打開させ、且つ物質22を前記長尺状の中空管状のケーシング17の外方へ排出させて塗布に供する。前記の長尺状部材20が前記の可撓性パック18が圧縮される場合に、支持用の構造となり、順調な軸方向の直線の圧縮作用を保持する。また、塗布終了後に、前記の長尺状の中空管状のケーシング17が元の長さに復帰され、且つ前記の長尺状部材20を包み、廃棄することに利するような状態を形成させる。
【0036】
また、図8は、伸縮可能な包装装置の第六の実施の形態であり、この実施の形態においては、その伸縮可能な包装装置には、長尺状の中空管状のケーシング17と、それの二つの端部の間に挟まれる可撓性パック18とを備えており、前記の長尺状の中空管状のケーシング17の両端部がすべて密閉され、且つ前記の長尺状の中空管状のケーシング17のある端部に近接する箇所には打開機構19が配設され、その打開機構19として例えば、線条を描くものや、破裂しやすい薄膜からなる薄弱的で切れやすい部分などからなる手段を好適に使用でき、また、前記の長尺状の中空管状のケーシング17には、長尺状部材24が包まれ、その長尺状部材24のある端部が前記の打開機構19の付いている端部と反対する側の長尺状の中空管状のケーシング17の閉端に付着される。また、ある固形物質25、例えば、ビタミン薬剤や他の粒状の薬剤などが前記の長尺状部材24のある端部26と、前記打開機構19に近接する閉端との間に充填され、軸方向に沿って前記の可撓性パック18を圧縮する場合に、前記の長尺状の中空管状のケーシング17が縮まれ、前記の長尺状部材24が前記の固形物質25に対し力を施し、且つ前記の打開機構19に伝達され、その長尺状の中空管状のケーシング17の閉端を打開させ、同時に前記の固形物質25を前記の長尺状の中空管状のケーシング17の外方へ排出させる。前記の長尺状部材24が前記の可撓性パック18の圧縮される期間内においては支持用の構造を形成し、順調な直線軸方向の圧縮作用を保持できる。また、その使用終了後に、前記の長尺状の中空管状のケーシング17が元の長さに回復され、前記の長尺状部材24を包み、廃棄することに利するように設定する。
【0037】
また、図9は、伸縮可能な包装装置の第七の実施の形態を示す説明図であり、この実施の形態においては、前記の伸縮可能な包装装置には、長尺状の中空管状のケーシング17と、それの二つの端部の間に挟まれる可撓性パック18とを備え、前記の長尺状の中空管状のケーシング17の二つの端部がすべて密閉され、且つその長尺状の中空管状のケーシング17に近接する端部には打開機構19が配設され、その打開機構19として例えば線条を描くための手段や破裂しやすい薄膜などによって封止される薄く切れやすい部分などの手段を好適に使用できる。また、前記の長尺状の中空管状のケーシング17には塗布手段27が包まれている。その塗布手段27のある端部が、前記の打開機構19を有する側と反対する側の前記の長尺状の中空管状のケーシング17の閉端に付着される。また、打開機構19に近接する塗布手段27のある端部に設けられるのは綿ボールまたはバブル・ボールなどを好適に使用できる。ある物質28、例えばクリームや粉末薬剤などが前記の塗布手段27のある端部または打開機構19に近接する閉端に充填され、軸方向に沿って可撓性パック18を圧縮することによって長尺状の中空管状のケーシング17を縮ませる場合に、塗布手段27がその物質28に対し力を施し、打開機構19へ伝達することによって前記の長尺状の中空管状のケーシング17の閉端を打開させ、且つ同時に物質28を露出される塗布手段27と前記の長尺状の中空管状のケーシング17の外方へ排出させて塗布に供する。その塗布手段27が可撓性パック18が圧縮される場合に支持用の構造となり、順調な直線の軸方向の圧縮動作を確保できる。また、使用終了後に、前記の長尺状の中空管状のケーシング17が伸展状態の元来の長さに回復して前記の塗布手段27を包んで、廃棄に利するように形成させる。
【0038】
図10は、伸縮可能な包装装置の第八の実施の形態を示す説明図であり、この実施の形態においては、伸縮可能な包装装置には、長尺状の中空管状のケーシング17と、それの二つの端部の間に挟まれる可撓性パック18とを備え、その長尺状の中空管状のケーシング17の二つの端部がすべて密閉され、また、その長尺状の中空管状のケーシング17のある端部には打開機構19が配設され、その打開機構19として例えば線条を描くための手段や破裂しやすい薄膜によって封止される切れやすい部分などによって構成される。また、ある塗布手段29、例えば、綿ボールまたはバブル・ボールが前記打開機構19を有する長尺状の中空管状のケーシング17のある端部に包まれ、その打開機構19によって打開させることができる。また、前記の長尺状の中空管状のケーシング17には、長尺状部材20が包まれ、その長尺状部材20のある端部21が前記の打開機構19の側と反対する側の長尺状の中空管状のケーシング17の閉端に付着される。その長尺状部材20の前記の打開機構19に近接する端部23の箇所は、その径がほぼ前記の長尺状の中空管状のケーシング17の内径に等しくなるように設定され、ある物質22、例えば、液体やクリームや粉末薬剤などが前記の長尺状部材20のある端部23と、前記の長尺状の中空管状のケーシング17の打開機構19に近接する閉端に設けられ、軸方向に沿って前記の可撓性パック18を圧縮する場合に、前記の長尺状の中空管状のケーシング17が縮められる際、前記の長尺状部材20が前記の物質22に力を施し、且つ打開機構19へ伝達し、その長尺状の中空管状のケーシング17の閉端を打開させ、同時に物質22を前記の長尺状の中空管状のケーシング17の外方へ排出させるように圧迫し、且つ打開機構19を覆う塗布手段29に進入させ、使用に供する。前記の長尺状部材20が可撓性パック18が圧縮される際に、支持構造を形成し、順調な直線の軸方向の圧縮作用を保持する。
【0039】
図11は、伸縮可能な包装装置の第九の実施の形態を示す説明図であり、この実施の形態においては、伸縮可能な包装装置には、長尺状の中空管状のケーシング30と、その二つの端部の間に挟まれる可撓性パック31とを備え、その長尺状の中空管状のケーシング30のある端部が密閉されるとともに、その他の端部が打開される。ある塗布手段32、例えば、綿ボールまたはバブル・ボールなどの物品が前記長尺状の中空管状のケーシング30の開端を覆っており、その長尺状の中空管状のケーシング30には長尺状部材33が包まれ、その長尺状部材33のある端部が前記の長尺状の中空管状のケーシング30の閉端に付着され、且つその長尺状部材33の開端に近接する端部の径が前記の長尺状の中空管状のケーシング30の内径とほぼ等しくなるように設定され、また、第一の物質34、例えば、液体またはクリームが前記の長尺状部材33のある端部とその開端部との間に充填され、また、他の粘性物質35、例えばシリカゲルなどが前記の第一の物質34と前記の開端部との間に配設され、前記の第一の物質34を阻止する塞ぎ手段として利用され、前記の第一の物質34を前記の長尺状の中空管状のケーシング30内に保持する。軸方向に沿って前記可撓性パック18を圧縮することによって前記の長尺状の中空管状のケーシング30に縮ませる場合に、前記の長尺状部材33が前記の第一の物質34に力を施し、前記の粘性物質35に伝達させて前記の第一の物質34を粘性物質35を通過させて長尺状の中空管状のケーシング30の外方へ排出させ、且つ開端を包囲するボール状の塗布手段32に入らせて使用に供する。前記の長尺状部材33が前記の可撓性パック31が圧縮される場合に、保持構造を形成し、順調な直線の軸方向の圧縮作用を確保できる。
【0040】
本発明については、前記の多くの特徴のものを説明したが、それらの構成によって本発明の範囲を制限するものではなく、単に本発明のある実施可能な実施例に過ぎなく、本発明の範囲は、特許請求の範囲に記載されるそれぞれのテクニックの要旨に準じるべきことが言うまでもないことである。
【0041】
また、前記に詳細に説明したのは、本発明の実施可能な実施例を具体的に説明するものに過ぎなく、それらの実施の形態によって本発明の主張範囲を狭義的に制限するものではなく、本発明の技術要旨に基づいて実施される相等の効果を有する他の改造や変更や一部転用などのものもすべて本発明の主張範囲内に納入されるべきことが言うまでもないことである。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明の伸縮可能な包装装置の第一の実施の形態を示す説明図である。
【図2】本発明の伸縮可能な包装装置の第一の実施の形態の動作を示す説明図である。
【図3】本発明の伸縮可能な包装装置の第二の実施の形態を示す説明図である。
【図4】本発明の伸縮可能な包装装置の第三の実施の形態を示す説明図である。
【図5】本発明の伸縮可能な包装装置の第四の実施の形態を示す説明図である。
【図6】本発明の伸縮可能な包装装置の第四の実施の形態の動作を示す説明図である。
【図7】本発明の伸縮可能な包装装置の第五の実施の形態を示す説明図である。
【図8】本発明の伸縮可能な包装装置の第六の実施の形態を示す説明図である。
【図9】本発明の伸縮可能な包装装置の第七の実施の形態を示す説明図である。
【図10】本発明の伸縮可能な包装装置の第八の実施の形態を示す説明図である。
【図11】本発明の伸縮可能な包装装置の第九の実施の形態を示す説明図である。
【符号の説明】
【0043】
1 長尺状の中空管状のケーシング
2 可撓性パック
3 端部
4 端部
5 長尺状部材
6 端部
7 塗布手段
8 端部
9 長尺状の中空管状のケーシング
10 端部
11 端部
12 長尺状の中空管状のケーシング
13 端部
14 端部
15 長尺状部材
16 端部
17 長尺状の中空管状のケーシング
18 可撓性パック
19 打開機構
20 長尺状部材
21 端部
22 物質
23 端部
24 長尺状部材
25 固形物質
26 端部
27 塗布手段
28 物質
29 塗布手段
30 長尺状の中空管状のケーシング
31 可撓性パック
32 塗布手段
33 長尺状部材
34 物質
35 粘性物質
90 長尺状の中空管状のケーシング
91 長尺状部材
151 端部
152 塗布手段
901 端部
902 端部
911 塗布手段
912 端部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
長尺状の中空管状のケーシングと、
前記長尺状の中空管状のケーシングの両端部の間に付設され、軸方向に圧縮可能な可撓性パックと、
前記長尺状の中空管状のケーシングの内部に配置される長尺状部材と、を備え、
前記の長尺状の中空管状のケーシングによって前記の長尺状部材を包むと共に、前記の可撓性パックを圧縮させることにより前記の長尺状の中空管状のケーシングを引き寄せると、前記の長尺状部材の一端が露出するようにしたことを特徴とする、
伸縮可能な包装装置。
【請求項2】
前記の長尺状の中空管状ケーシングには、閉端と開端とを有しつつ、前記長尺状部材の一端が前記長尺状の中空管状ケーシングの閉端に付着されるように設定したことを特徴とする、
請求項1に記載の伸縮可能な包装装置。
【請求項3】
前記の長尺状部材の一端には塗布装置が取り付けられることを特徴とする、
請求項1に記載の伸縮可能な包装装置。
【請求項4】
前記長尺状部材の自由端には塗布装置が取り付けられることを特徴とする、
請求項2に記載の伸縮可能な包装装置。
【請求項5】
前記長尺状の中空管状のケーシングには、第一の閉端と第二の閉端とを有し、且つ前記の長尺状部材の一端が前記第一の閉端に付着され、且つ前記の長尺状部材の他端の径が前記の長尺状の中空管状のケーシングの内径と等しくなるように設定され、且つ前記の第二の閉端の近傍には打開機構が配置され、且つ前記第二の閉端と前記の長尺状部材との間には、ある物質が配設されることを特徴とする、
請求項1に記載の伸縮可能な包装装置。
【請求項6】
前記の長尺状の中空管状のケーシングには、第一の閉端と第二の閉端を有し、且つ前記の長尺状部材の第一の端部が前記第一の閉端に付着され、また、前記の第二の閉端近傍には打開機構が配置され、且つある物質が前記の第二の閉端と前記の長尺状部材の第二の端部との間に配設されることを特徴とする、
請求項1に記載の伸縮可能な包装装置。
【請求項7】
前記の長尺状の中空管状のケーシングには、第一の閉端と第二の閉端を有し、且つ前記の長尺状部材の第一の端部が前記の第一の閉端に付着され、また、ある塗布手段が前記の長尺状部材の第二の端部に付着され、且つ前記の第二の閉端には打開機構が配置され、且つある物質が前記第二の閉端と前記長尺状部材における塗布手段が付設される第二の端部との間に配置されることを特徴とする、
請求項1に記載の伸縮可能な包装装置。
【請求項8】
前記の長尺状の中空管状のケーシングには、第一の閉端と第二の閉端とを有し、且つ前記の長尺状部材の第一の端部が前記の第二の閉端に付着され、且つ前記の長尺状部材の第二の端部の径が前記の長尺状の中空管状のケーシングの内径に等しくなるように設定され、且つ前記の第二の閉端の近傍には打開機構が配設され、且つある物質が前記の第二の閉端と前記長尺状部材の第二の端部との間に配置されることを特徴とする、
請求項1に記載の伸縮可能な包装装置。
【請求項9】
前記の長尺状の中空管状のケーシングには、第一の閉端と第二の閉端とを有し、且つ前記の長尺状部材の第一の端部には前記の第一の閉端が付着し、且つ前記の長尺状部材の第二の端部の径が前記長尺状の中空管状のケーシングの内径とほぼ等しくなるように設定され、また、ある打開機構が前記の第二の閉端に近接するように配設され、且つある物質が前記の第二の閉端と前記長尺状部材の塗布手段に覆われる第二の閉端との間に配設されることを特徴とする、
請求項1に記載の伸縮可能な包装装置。
【請求項10】
前記の長尺状の中空管状のケーシングには、第一の閉端と第二の開端とを有しつつ、前記の長尺状部材の第一の端部が前記の第一の閉端に付着され、且つ前記の長尺状部材の第二の端部が、その径が前記の長尺状の中空管状のケーシングの内径とほぼ等しくなるように設定され、且つ第一の物質が前記の第二の開端と前記の長尺状部材の第二の端部との間に充填され、且つ阻止塞ぎ手段としての粘性物質が前記の第一の物質と、塗布手段に包まれる第二の開端との間に充填されることを特徴とする、
請求項1に記載の伸縮可能な包装装置。
【請求項11】
二つの端部を有し、その中の一端部の径が他の部分の径より小さくなるように設定される、第一の長尺状の中空管状のケーシングと、
二つの端部を有し、その中の一端部の径が他の部分の径より大きくなるように設定されるとともに、前記の第一の長尺状の中空管状のケーシングの小径の端部の径より大きくなるように設定され、前記第一の長尺状の中空管状のケーシングに対し摺動可能にカップリング結合されるようにした、第二の長尺状の中空管状のケーシングと、
前記の第一と前記の第二の長尺状の中空管状のケーシング内に配置される長尺状部材と、
を備えており、
前記第一と第二の長尺状の中空管状のケーシングが前記の長尺状部材を包んでおり、前記の第二の長尺状の中空管状のケーシングが、前記第一の長尺状の中空管状のケーシング内に引き寄せられると、前記の長尺状部材の一端が露出されるように設定されたことを特徴とする、
伸縮可能な包装装置。
【請求項12】
前記の第一の長尺状の中空管状のケーシングの小径の端部の反対側の端部が密閉されるとともに、前記の長尺状部材の一端が前記の第一の長尺状の中空管状のケーシングの閉端に付着されるように設定されたことを特徴とする、
請求項11に記載の伸縮可能な包装装置。
【請求項13】
前記の長尺状部材のある端部においては塗布手段が配設されることを特徴とする、
請求項11に記載の伸縮可能な包装装置。
【請求項14】
前記長尺状部材の自由端においては塗布手段が配設されることを特徴とする、
請求項12に記載の伸縮可能な包装装置。
【請求項15】
前記の第二の長尺状の中空管状のケーシングの大径の端部の反対側の端部が密閉され、且つ前記の長尺状部材の第二の端部の径が前記第二の長尺状の中空管状のケーシングの内径とほぼ等しくなるように設定され、且つある打開機構が前記第二の長尺状の中空管状のケーシングの内方の前記閉端部の近傍の箇所に配設され、且つある物質が前記の第二の長尺上の中空管状のケーシングの閉端と前記の長尺状部材の第二の端部との間に配設されることを特徴とする、
請求項12に記載の伸縮可能な包装装置。
【請求項16】
前記の第二の長尺状の中空管状のケーシングの大径の端部の反対側の端部が密閉され、且つ塗布手段が前記の長尺状部材の第二の端部に付着され、且つ打開機構が前記の第二の閉端の近傍に配設され、且つある物質が前記の第二の閉端と前記の塗布手段がついている第二の端部に配設されることを特徴とする、
請求項12に記載の伸縮可能な包装装置。
【請求項17】
前記の第二の長尺状の中空管状のケーシングの大径の端部の反対側の端部が密閉されるとともに、打開機構が前記の第二の長尺状の中空管状のケーシングの内方の前記閉端の近傍に配設され、且つある物質が前記の第二の長尺状の中空管状のケーシングの閉端と前記の長尺状部材の第二の端部との間に配設されることを特徴とする、
請求項12に記載の伸縮可能な包装装置。
【請求項18】
前記の第二の長尺状の中空管状のケーシングの大径の端部の反対側の端部が密閉され、且つ前記の長尺状部材の第二の端部の径が前記の第二の長尺状の中空管状のケーシングの内径とほぼ等しくなるように設定され、且つ打開機構が前記の第二の長尺状の中空管状のケーシングの内方の前記の閉端の近傍に配設され、且つある物質が前記の第二の長尺状の中空管状のケーシングの閉端と前記の長尺状部材の塗布手段に包まれる第二の閉端との間に配設されることを特徴とする、
請求項11に記載の伸縮可能な包装装置。
【請求項19】
前記の第二の長尺状の中空管状のケーシングの大径の端部の反対側の端部が密閉され、且つ打開機構が前記の第二の長尺状の中空管状のケーシングの内方の前記閉端に近接する箇所に配設され、且つある物質が前記の第二の長尺状の中空管状のケーシングの閉端と前記の長尺状部材の第二の端部との間に配設され、且つ阻止塞ぎ手段として使用される粘性物質が前記の第一の物質と前記の塗布手段に包まれる第二の開端部との間に配設されるようにしたことを特徴とする、
請求項11に記載の伸縮可能な包装装置。
【請求項20】
二つの開口端部を有しつつ、その中の開口端部の径が他の部分の径より小さくなるように設定される長尺状の中空管状のケーシングと、
一端部の径が他の部分の長尺状部材の径より大きくなるように設定される長尺状部材と、
を少なくとも有し、
前記の長尺状部材が摺動可能に軸方向に沿って前記の長尺状の中空管状のケーシングにカップリング結合され、且つその長尺状部材の一端部が前記の長尺状の中空管状のケーシング内に包まれ、且つその大径の端部が前記の長尺状の中空管状のケーシングの外方に突出露出され、その長尺状部材を前後方への移動を実行できるように設定することを特徴とする、
伸縮可能な包装装置。
【請求項21】
前記の長尺状部材の一端部には塗布手段が配設されることを特徴とする、
請求項20に記載の伸縮可能な包装装置。
【請求項22】
前記長尺状部材の包まれる端部においては塗布手段が配設されることを特徴とする、
請求項20に記載の伸縮可能な包装装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2006−76616(P2006−76616A)
【公開日】平成18年3月23日(2006.3.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−262961(P2004−262961)
【出願日】平成16年9月9日(2004.9.9)
【出願人】(503059068)
【氏名又は名称原語表記】GARRY TSAUR
【住所又は居所原語表記】19222 Tranbarger Street,Rowland Heights,CA 91748,United States of America
【Fターム(参考)】