説明

位置情報送信装置及びその方法

【課題】位置情報送信装置及びその方法を開示する。
【解決手段】発信者端末から発信者のメッセージ、及び位置情報を含むプッシュデータを受信して該当する受信者端末に送信するプッシュデータ送受信部と、前記受信者端末から前記プッシュデータの受信に対する応答信号を受信する受信確認部と、前記応答信号が正常に受信されない場合、前記メッセージ及び前記位置情報に対するURLを含むMMSメッセージを生成するMMSメッセージ生成部と、前記生成されたMMSメッセージを前記受信者端末に送信するMMSメッセージ送信部とを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、発信者が受信者にメッセージを送信する際に位置情報を付加して送信できる位置情報送信装置及びその方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、発信者が受信者にメッセージを送信する際、GPS(Global Positioning System)などのような位置情報を提供する多様な技術を用いて位置情報を付加して送信できる位置情報送信方法が開発される傾向にある。
【0003】
このような位置情報送信方法の1つとして大韓民国公開特許公報第10−2011−0051702号(公開日2011年05月18日)の「ウェブ連動位置情報及び詳細情報MMS送信サービス方法及びシステム」には、インターネットウェブブログ及び掲示物に特定場所に関する情報が提供される際、該当情報をMMS(Multimedia Message Service)メッセージを介して相手方の端末(以下、「受信者端末」という)に送信するために、発信ウェブの位置情報及び詳細情報を含むMMSメッセージを受信者端末に送信することが記載されている。しかし、このような方法は、基本的に通信会社から別途料金が賦課されるMMSを用いて位置情報を送信するため、ユーザが利用を避けるという問題点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】大韓民国公開特許公報第10−2011−0051702号
【0005】
一方、位置情報送信方法のうちEメール(e−mail)を利用した位置情報の送信方法もまた開発されているが、Eメールの場合、即時性が低下するために実質的な使用率は低いという問題点を抱えている。
【0006】
したがって、別途料金が発生せずに、即時性が保たれるプッシュデータ(push data)を用いて位置情報を送信する方法が求められているが、発信者及び受信者が互いに異なる端末を用いる場合(例えばフィーチャーフォン、スマートフォンなど)、互いに異なるOS(Operating System)(例えば、IOS(登録商標)、アンドロイド(登録商標)など)を用いる場合、アプリケーションのインストール有無などによって実質的にすべてのユーザ端末に適用したメッセージ送信規約であるMMSとEメールによってのみ位置情報を添付したメッセージを送受信しているにすぎない実状にある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、端末の種類、OSの種類、及びアプリケーションのインストール有無などに関わらず、発信者のメッセージに位置情報を添付したプッシュデータを送信することのできる位置情報送信装置及びその方法を提供する。
【0008】
また、本発明は、プッシュデータを受信できない端末の場合でも位置情報を送信することのできる位置情報送信装置及びその方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一実施形態によれば、位置情報送信装置は、発信者端末から発信者のメッセージ、及び位置情報を含むプッシュデータを受信して該当する受信者端末に送信するプッシュデータ送受信部と、前記受信者端末から前記プッシュデータの受信に対する応答信号を受信する受信確認部と、前記応答信号が正常に受信されない場合、前記メッセージ及び前記位置情報に対するURL(Uniform Resource Locator)を含むMMSメッセージを生成するMMSメッセージ生成部と、前記生成されたMMSメッセージを前記受信者端末に送信するMMSメッセージ送信部とを含んでもよい。
【0010】
また、前記MMSメッセージ生成部は、前記応答信号が予め設定された時間以内に受信されない場合、前記MMSメッセージを生成してもよい。
【0011】
また、前記MMSメッセージは、前記発信者のメッセージを含み、前記位置情報に対するウェブ(web)接続URL、前記位置情報に対するWAP(Wireless Application Protocol)接続URL、及び前記プッシュデータを用いるアプリケーションのダウンロードURLのうち少なくとも1つを含んでもよい。
【0012】
また、前記MMSメッセージ生成部は、前記受信者端末のWAP接続が確認されると、前記プッシュデータ受信時の前記発信者のメッセージ、及び前記位置情報に対するWAP接続URLを含むMMSメッセージを生成してもよい。
【0013】
また、前記MMSメッセージ生成部は、前記受信者端末のウェブ接続が確認されると、前記プッシュデータ受信時の前記発信者のメッセージ、前記位置情報に対するウェブ接続URL、及び前記プッシュデータを用いるアプリケーションのダウンロードURLを含むMMSメッセージを生成してもよい。
【0014】
また、予め設定された回数以上、前記受信者端末が前記プッシュデータを用いるアプリケーションを介して接続しない場合、前記MMSメッセージを生成してもよい。
【0015】
また、本発明の一実施形態によれば、位置情報送信装置は、ユーザが入力したメッセージ、及び位置情報を含むプッシュデータを生成するプッシュデータ生成モジュールと、サーバから前記プッシュデータを受信すると、これに対する応答信号を前記サーバに送信する受信確認モジュールと、前記プッシュデータに基づいて前記メッセージ及び前記位置情報を表示するディスプレイモジュールとを含んでもよい。
【0016】
また、本発明の一実施形態によれば、位置情報送信方法は、発信者端末から発信者のメッセージ、及び位置情報を含むプッシュデータを受信し、該当する受信者端末に前記受信したプッシュデータを送信し、前記受信者端末から前記プッシュデータの受信に対する応答信号を受信し、前記応答信号が正常に受信されない場合、前記メッセージ及び前記位置情報に対するURLを含むMMSメッセージを生成し、前記生成されたMMSメッセージを前記受信者端末に送信することを含んでもよい。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、受信者端末の仕様及びアプリケーションのインストール有無を把握して発信者のメッセージ、及び位置情報を含むプッシュデータを受信者端末に送信することによって受信者端末の種類、OSの種類、及びアプリケーションのインストール有無などに関わらずプッシュデータを送信することが可能となる。
【0018】
また、受信者端末がプッシュデータを受信できない端末の場合でもプッシュデータに対する応答信号に基づいて位置情報に対するURLを含むMMSメッセージを送信することによって受信者端末に位置情報を送信することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の一実施形態において、位置情報送信装置を示すブロック図である。
【図2】(a)本発明の一実施形態において、発信者端末でアプリケーションを用いてプッシュデータを生成する画面を示す例示図である。(b)本発明の一実施形態において、受信者端末でプッシュデータを受信する場合に表示される画面を示す例示図である。
【図3】(a)本発明の一実施形態において、受信者端末でプッシュデータ受信時にアプリケーションを動作した場合に表示される画面を示す例示図である。(b)本発明の一実施形態において、受信者端末でプッシュデータ受信時にアプリケーションを動作した場合に表示される画面を示す例示図である。
【図4】本発明の一実施形態において、MMSメッセージを示す例示図である。
【図5】本発明の一実施形態において、位置情報送信方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0021】
図1は、本発明の一実施形態において、位置情報送信装置を示すブロック図である。
【0022】
図面を参照すれば、位置情報送信装置100は、プッシュデータ送受信部110、プッシュデータデータベース115、受信確認部120、MMSメッセージ生成部130、及びMMSメッセージ送信部140を含んでもよい。
【0023】
プッシュデータ送受信部110は、発信者端末から発信者のメッセージ、及び位置情報を含むプッシュデータを受信して該当する受信者端末に送信する。
【0024】
プッシュデータは、ユーザ端末に設けられるアプリケーションを介して生成されてもよい。アプリケーションは、位置情報送信装置100で提供するウェブページを介してユーザ端末にダウンロードされてもよく、CD、DVD、USBメモリなどの所定の記録媒体に格納してユーザに提供されてもよい。
【0025】
一方、プッシュデータ送受信部110は、発信者端末からプッシュデータを受信すると、プッシュデータをプッシュデータデータベース115に格納し、その後、受信者端末がプッシュデータを受信できない端末に該当する場合、MMSメッセージ生成部130がプッシュデータに含まれるメッセージ及び位置情報を用いてMMSメッセージを生成できるようにする。プッシュデータデータベース115は、位置情報送信装置100に含まれてもよいが、必要に応じてデータベースサーバの形態で別に実現されてもよい。
【0026】
受信確認部120は、受信者端末からプッシュデータの受信に対する応答信号を受信してプッシュデータを受信者端末が確実に受信したことを確認する。換言すれば、プッシュデータ送受信部110から受信者端末にプッシュデータが送信されれば、受信者端末はアプリケーションを用いてプッシュデータ受信に対する応答信号を生成してこれを位置情報送信装置100に送信し、発信者からのプッシュデータを正常に受信したことを知らせる。
【0027】
しかし、受信確認部120は、プッシュデータ受信に対する応答信号を正常に受信できない場合、受信者端末がフィーチャーフォン(feature phone)か、アプリケーションがインストールされていないスマートフォン(smart phone)に該当してプッシュデータを受信できないものと判断し、これをMMSメッセージ生成部130に知らせることによって、位置情報を受信者端末が受信できる形態で送信できるようにする。
【0028】
MMSメッセージ生成部130は、プッシュデータ受信に対する応答信号が正常に受信されない場合、プッシュデータデータベース115に格納されたプッシュデータに基づいてメッセージ及び位置情報に対するURLを含むMMSメッセージを生成する。
【0029】
MMSメッセージ送信部140は、MMSメッセージ生成部130で生成されたMMSメッセージを該当する受信者端末に送信する。
【0030】
一例として、MMSメッセージ生成部130は、受信確認部120が予め設定された時間(例えば5分)以内にプッシュデータ受信に対する応答信号を受信できない場合、プッシュデータに含まれる発信者のメッセージ及び位置情報に基づいてMMSメッセージを生成してもよい。
【0031】
MMSメッセージは、発信者のメッセージ、位置情報に対するウェブ接続URL、位置情報に対するWAP接続URL、及びプッシュデータを用いるアプリケーションのダウンロードURLのうち少なくとも1つを含んでもよい。受信者は、MMSメッセージに含まれるWAP接続URLを介してWAPに接続することによって、位置情報を確認してもよく、ウェブ接続URLを介してウェブに接続して位置情報を確認してもよい。また、アプリケーションダウンロードURLを介して受信者端末にアプリケーションをインストールしてもよい。
【0032】
例えば、受信者端末がWAP接続URLを介したWAP接続を行ったことが確認されれば、位置情報送信装置100は、受信者端末をフィーチャーフォンと判断し、受信者端末へのプッシュデータを受信時のプッシュデータに含まれる発信者のメッセージ及び位置情報に基づいて発信者のメッセージ、及び位置情報に対するWAP接続URLだけを含むMMSメッセージを生成してもよい。
【0033】
また、受信者端末がウェブ接続URLを介したウェブ接続を行ったことが確認されれば、位置情報送信装置100は、受信者端末をスマートフォンと判断し、受信者端末へのプッシュデータを受信時のプッシュデータに含まれる発信者のメッセージ及び位置情報に基づいて発信者のメッセージ、位置情報に対するウェブ接続URL、及びプッシュデータを用いるアプリケーションのダウンロードURLを含むMMSメッセージを生成してもよい。
【0034】
その後、受信者端末にアプリケーションのインストールが完了すれば、位置情報送信装置100は、次期メッセージ送信時にプッシュデータだけを送信してもよい。
【0035】
一方、1つの番号がスマートフォンで確認されたり、アプリケーションがインストールされたと確認されたとしても、最近ではユーザ端末の交換周期が徐々に早くなっており、移動体通信事業者の転換加入が発生することによって、ユーザ端末の仕様及びアプリケーションのインストールの有無が変動し得るため、位置情報送信装置100は、予め設定された回数(例えば2回)以上受信者端末がアプリケーションを介して接続しない場合、再びMMSメッセージ生成部140を介してMMSメッセージを送信してもよい。
【0036】
図1に示してはいないが、ユーザ端末は、ユーザが入力したメッセージ、及び位置情報を含むプッシュデータを生成するプッシュデータ生成モジュールと、サーバからプッシュデータを受信すると、これに対する応答信号をサーバに送信する受信確認モジュールと、プッシュデータに基づいてメッセージ及び位置情報を表示するディスプレイモジュールとを含んでもよい。
【0037】
発信者は、このような機能を用いてプッシュメッセージを生成してもよい。しかし、便利さのためにMMSメッセージ生成モジュールのメッセージ、及び位置情報に対するURLを含むMMSメッセージを生成する機能を用いてプッシュデータ以外にMMSメッセージを生成してもよい。
【0038】
ここで、生成されるMMSメッセージは、位置情報送信装置100で生成されるMMSメッセージと共に、発信者のメッセージ、位置情報に対するウェブ接続URL、位置情報に対するWAP接続URL、及びプッシュデータを用いるアプリケーションのダウンロードURLのうち少なくとも1つを含んでもよい。
【0039】
以下、図2を参照しながら発信者端末で生成されるプッシュデータ及びプッシュデータが受信者端末で受信時に表示される画面を例に挙げて説明する。
【0040】
図2(a)は、本発明の一実施形態において、発信者端末でアプリケーションを用いてプッシュデータを生成する画面を示す例示図であり、図2(b)は、本発明の一実施形態において、受信者端末でプッシュデータを受信する場合に表示される画面を示す例示図である。
【0041】
まず、図2(a)を参照すれば、発信者はユーザ端末にインストールされたアプリケーションを用いて示すもののように、テキスト入力インターフェースを介して受信者に送信しようとするメッセージを入力することによって、プッシュデータを生成してもよい。ここでプッシュデータに含まれる位置情報は、発信者が選択した地点に対する位置情報であってもよく、また、現在の発信者端末の位置に基づいて自動的に入力された位置情報であってもよい。
【0042】
図2(a)に示すように、発信者のメッセージ及び位置情報が入力された後に送信ボタンが選択されると、受信者端末には図2(b)のようなプッシュデータが送信される。受信者端末は、このようなプッシュデータを受信すると、位置情報送信装置100に応答信号を送信することによって、正常にプッシュデータを受信したことを知らせてもよい。しかし、他の実施形態として、受信者端末は、ユーザが図2(b)に示した確認ボタンを選択した場合、位置情報送信装置100に応答信号を送信してもよい。
【0043】
図3(a)及び図3(b)は、本発明の一実施形態において、受信者端末からプッシュデータ受信したときにアプリケーションを動作した場合に表示される画面を示す例示図である。
【0044】
図2(b)に示した確認ボタンが選択されると、受信者端末の画面上には図3(a)のような画面が表示されてもよく、受信者によって図3(a)に示したメッセージまたは地図上の位置を選択すれば、図3(b)のように該当位置に対する詳細情報が表示されてもよい。
【0045】
図4は、本発明の一実施形態において、受信者端末がプッシュデータを受信できない場合に送信されるMMSメッセージを示す例示図である。
【0046】
一例として、MMSメッセージは、図に示すように発信者のメッセージと、位置情報に対するWAP接続URLと、位置情報に対するウェブ接続URLとアプリケーションのダウンロードURLとを含んでもよい。したがって、受信者は、受信者端末に表示されるURLを用いてWAP接続、ウェブ接続を介して発信者が送信した位置を確認してもよく、アプリケーションをダウンロードしてインストールしてもよい。その後、位置情報送信装置は、ユーザのWAP接続、ウェブ接続、及びアプリケーションダウンロードの有無を確認し、該当端末へのプッシュデータが受信される場合、適合した形態のMMSメッセージを生成して送信してもよく、受信されたプッシュデータを送信してもよい。
【0047】
図5は、本発明の一実施形態において、位置情報送信方法を示すフローチャートである。
【0048】
位置情報送信装置は、まず発信者端末から発信者のメッセージ、及び位置情報を含むプッシュデータを受信する(S510)。そして、該当する受信者端末に受信したプッシュデータを送信する(S520)。
【0049】
その後、予め設定された時間の間、受信者端末からプッシュデータの受信に対する応答信号の送信を待機し(S530)、応答信号が正常に受信されない場合、発信者のメッセージ及び位置情報に対するURLを含むMMSメッセージを生成し(S540)、生成されたMMSメッセージを該当する受信者端末に送信する(S550)。
【0050】
ここで、MMSメッセージは、上述したように発信者のメッセージ、位置情報に対するウェブ接続URL、位置情報に対するWAP接続URL、及びプッシュデータを受信できるアプリケーションのダウンロードURLのうち少なくとも1つを含んでもよい。
【0051】
その後、位置情報送信装置は、受信者端末のWAP接続が確認される場合には、発信者のメッセージ及び位置情報に対するWAP接続URLだけを含むMMSメッセージを生成して該当受信者端末に送信してもよい。
【0052】
また、受信者端末のウェブ接続が確認される場合には、発信者のメッセージ、位置情報に対するウェブ接続URL、及びプッシュデータを用いるアプリケーションのダウンロードURLを含むMMSメッセージを生成して該当受信者端末に送信してもよい。
【0053】
一方、位置情報送信装置100は、受信者端末の仕様及びアプリケーションのインストール有無の変動を考慮して、受信者端末がアプリケーションを介して予め設定された回数以上接続しない場合、再びMMSメッセージを生成して該当受信者端末に送信してもよい。
【0054】
したがって、本発明に係る位置情報送信方法は、このような方法によって受信者端末にアプリケーションのインストール有無を確認してユーザ端末の仕様を確認することによってユーザ端末の種類及びアプリケーションのインストール有無と関係がなくメッセージに位置情報を付加して送信してもよい。
【0055】
本発明に係る位置情報送信方法は、様々なコンピュータ手段によって行うことができるプログラム命令形態で実現され、コンピュータ読み出し可能媒体に記録してもよい。前記記録媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独または組み合わせたものを含んでもよい。前記記録媒体及びプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計して構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知のものであり使用可能なものであってもよい。コンピュータ読取可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光記録媒体、フロプティカルディスクのような磁気−光媒体、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置を含んでもよい。プログラム命令の例としては、コンパイラによって生成されるような機械語コードだけでなく、インタプリタなどを用いてコンピュータによって実行され得る高級言語コードを含む。上述のハードウェア装置は、本発明の動作を行うために1つ以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成してもよく、その逆も同様である。
【0056】
上述したように本発明を限定された実施形態と図面によって説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明が属する分野における通常の知識を有する者であれば、このような実施形態から多様な修正及び変形が可能である。
【0057】
したがって、本発明の範囲は、開示された実施形態に限定されて定められるものではなく、特許請求の範囲及び特許請求の範囲と均等なものなどによって定められるものである。
【符号の説明】
【0058】
100:位置情報送信装置
110:プッシュデータ送受信部
115:プッシュデータデータベース
120:受信確認部
130:MMSメッセージ生成部
140:MMSメッセージ送信部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
発信者端末から発信者のメッセージ、及び位置情報を含むプッシュデータを受信して該当する受信者端末に送信するプッシュデータ送受信部と、
前記受信者端末から前記プッシュデータの受信に対する応答信号を受信する受信確認部と、
前記応答信号が正常に受信されない場合、前記メッセージ及び前記位置情報に対するURLを含むMMSメッセージを生成するMMSメッセージ生成部と、
前記生成されたMMSメッセージを前記受信者端末に送信するMMSメッセージ送信部と、
を含む位置情報送信装置。
【請求項2】
前記MMSメッセージ生成部は、
前記応答信号が予め設定された時間以内に受信されない場合、前記MMSメッセージを生成することを特徴とする請求項1に記載の位置情報送信装置。
【請求項3】
前記MMSメッセージは、
前記発信者のメッセージを含み、前記位置情報に対するウェブ接続URL、前記位置情報に対するWAP接続URL、及び前記プッシュデータを用いるアプリケーションのダウンロードURLのうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載の位置情報送信装置。
【請求項4】
前記MMSメッセージ生成部は、
前記受信者端末のWAP接続が確認されると、前記プッシュデータ受信時の前記発信者のメッセージ、及び前記位置情報に対するWAP接続URLを含むMMSメッセージを生成することを特徴とする請求項1に記載の位置情報送信装置。
【請求項5】
前記MMSメッセージ生成部は、
前記受信者端末のウェブ接続が確認されれば、前記プッシュデータ受信時の前記発信者のメッセージ、前記位置情報に対するウェブ接続URL、及び前記プッシュデータを用いるアプリケーションのダウンロードURLを含むMMSメッセージを生成することを特徴とする請求項1に記載の位置情報送信装置。
【請求項6】
前記MMSメッセージ生成部は、
予め設定された回数以上、前記受信者端末が前記プッシュデータを用いるアプリケーションを介して接続しない場合、前記MMSメッセージを生成することを特徴とする請求項1に記載の位置情報送信装置。
【請求項7】
ユーザが入力したメッセージ、及び位置情報を含むプッシュデータを生成するプッシュデータ生成モジュールと、
サーバから前記プッシュデータを受信すると、これに対する応答信号を前記サーバに送信する受信確認モジュールと、
前記プッシュデータに基づいて前記メッセージ及び前記位置情報を表示するディスプレイモジュールと、
を含む位置情報送信装置。
【請求項8】
前記メッセージ及び前記位置情報に対するURLを含むMMSメッセージを生成するMMSメッセージ生成モジュールをさらに含むことを特徴とする請求項7に記載の位置情報送信装置。
【請求項9】
前記MMSメッセージは、
前記メッセージを含み、前記位置情報に対するウェブ接続URL、前記位置情報に対するWAP接続URL、及び前記プッシュデータを用いるアプリケーションのダウンロードURLのうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項8に記載の位置情報送信装置。
【請求項10】
発信者端末から発信者のメッセージ、及び位置情報を含むプッシュデータを受信し、
該当する受信者端末に前記受信したプッシュデータを送信し、
前記受信者端末から前記プッシュデータの受信に対する応答信号を受信し、
前記応答信号が正常に受信されない場合、前記メッセージ及び前記位置情報に対するURLを含むMMSメッセージを生成し、
前記生成されたMMSメッセージを前記受信者端末に送信すること、
を含む位置情報送信方法。
【請求項11】
前記MMSメッセージを生成することは、
前記応答信号が予め設定された時間以内に受信されない場合、前記MMSメッセージを生成することを特徴とする請求項10に記載の位置情報送信方法。
【請求項12】
前記MMSメッセージは、
前記発信者のメッセージを含み、前記位置情報に対するウェブ接続URL、前記位置情報に対するWAP接続URL、及び前記プッシュデータを用いるアプリケーションのダウンロードURLのうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項10に記載の位置情報送信方法。
【請求項13】
前記受信者端末のWAP接続が確認される場合、
前記MMSメッセージを生成することは、
前記発信者のメッセージ、及び前記位置情報に対するWAP接続URLを含むMMSメッセージを生成することを特徴とする請求項10に記載の位置情報送信方法。
【請求項14】
前記受信者端末のウェブ接続が確認される場合、
前記MMSメッセージを生成することは、
前記発信者のメッセージ、前記位置情報に対するウェブ接続URL、及び前記プッシュデータを用いるアプリケーションのダウンロードURLを含むMMSメッセージを生成することを特徴とする請求項10に記載の位置情報送信方法。
【請求項15】
前記MMSメッセージを生成することは、
予め設定された回数以上、前記受信者端末が前記プッシュデータを用いるアプリケーションを介して接続しない場合、前記MMSメッセージを生成することを特徴とする請求項10に記載の位置情報送信方法。
【請求項16】
請求項10から請求項15のうちいずれか一項の記載に係る位置情報送信方法を実行するためのプログラムを記録したコンピュータで読み出し可能な記録媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2013−98985(P2013−98985A)
【公開日】平成25年5月20日(2013.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−236986(P2012−236986)
【出願日】平成24年10月26日(2012.10.26)
【出願人】(505205812)エヌエイチエヌ コーポレーション (408)
【Fターム(参考)】