説明

体内から発生する病気の根源の発見と、予防方法

【目的】 免疫力を高め、様々な病気を発生させないため。
【構成】 大脳動脈輪の一部を形成する左ないし左右の後交通動脈内での血液の衝突が絶たれるならば、体内から生ずる殆どすべての病気は予防される。
【効果】 事故や災害に遭わなければ寿命のある限り、皆が健康な一生となる。人間始まって以来の画期的なことである。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】体内から発生する殆ど総ての病気が予防される。
【0002】
【従来の技術】多くの病気は原因が不明であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】大脳動脈輪の、後交通動脈内で、たえず血液の衝突が起きているのが病気発生の原因である。
【0004】理由は、たゆまぬ血液の衝突で悪液質性衝撃液が体内に生じ、神経間でショートする。その繰り返しで神経が細くなって、免疫力が低下してしまう。
【0005】衝撃の度合いは乱視の度合いに比例する。
【0006】予防方法として、思春期前の者は、大脳動脈輪の後交通動脈内での血液の衝突を左右とも絶つ。血液型がO型の者と、思春期を過ぎた者は左のみ絶てばよい。
【0007】これらのことから病気は遺伝しないと言える。遺伝病と思われてきたのは、遺伝により体の作りが似ているため、衝撃液の流れる道や溜まる場所が同じだったりして、同じ病気にかかり易いからであるが、何より証拠に後交通動脈内での血液の衝突を絶てば、病は生じてこないのだから、病気が遺伝しないことは明らかである。
【0008】男性のみに生ずる病気も、男性と女性とでは体の作りが異なっている箇所が所どころあるわけで、男性のみに生ずる病気の場所は凹であり、女性では、そこは平ら、ないし凸になっている場所ということになる。
【0009】ここから 0024 までは発見への過程を述べることにする。私は十四歳のとき、絵の好みの違いに疑問を抱いた。クラスの多勢に質問した結果、幻覚の程度の酷い者は触角型で、軽い者ほど視角型だということがわかった。
【0010】クラスの多くの者は幻覚を見ていた。私は九歳ぐらいまで幻覚を見ていたが、その後は一度も見ない。これは、どういうことだろうか。と、また疑問を抱いた。そこで父と母に質問した。父は小さい頃から今も時々幻覚を見ていることが分かり、母は一度も見たことがない。と、いうことは、前期は父親からの遺伝により、後期は母親からの遺伝によることに気づいた。
【0011】恐ろしい幻覚が現われた場合、襲ってくると、立ち向かおうとするため、一人で暴れていることになって、気違いだ、精神病だ、と、されることが分かった。
【0012】ある家族に、精神病と、テンカンと、軽い痴呆症の兄妹がいる。母親は話がよく通じない面がある。父親は普通の人だ。と、なると、この母親に原因があるのではないか。しかし、一人で幾つもの遺伝病を持つとは考えられない。と、いうことは、体のどこかに病気に通ずる根源があって、病気がいろいろな形で表われる。根源は精神病とも幻覚とも繋がっていることになる。
【0013】幻覚に加えて、頭の中で電子音が鳴り、火花、嵐、雷鳴が起こる場合もある。つまり、神経がショートしているのだ。なぜ神経がショートするのだろうか。
【0014】ショートが酷く外に表われるのはテンカンだ。テンカンの人は、いつも目が濡れていて泣いているみたいだ。発作の時、痙攣時間が長いと苦しそうなため顔面に水をかけると痙攣はすぐ止まる。ところが一か月ぐらいだった間隔が、数日の間隔になってしまう。と、いうことは、ショートして消耗しなければならないものが残っているのだ。消耗しなければならないものとは、あの濡れた目に表われている悪液質的な体液だ。悪液質的な体液により神経間でショートが起こる。
【0015】悪液質的な体液はなぜ生ずるのか。どこかで、たゆまず何かが、ぶつかり合っている箇所がある。と、いうことだ。つまり、衝撃液だ。その衝撃液の溜まった所が病気になる。
【0016】私は医学書を調べ、ぶつかり合っている箇所を突き留めた。大脳動脈輪の左右である後交通動脈内での血液の衝突。これが総ての病気の根源である。発見から十年たって私は磁気共鳴断層診断装置(MRI)による検査を受け、衝突しない仕組みになっていることが証明された。
【0017】父方、母方の血縁関係を調べ次のことが分かった。父親からの影響・・・胎児より父親からの遺伝が作用し、思春期より少し前から徐々に活動は弱まるが、最終的には二十五歳ぐらいまで続く。母親からの影響・・・生まれるとすぐ僅かに活動する。五歳を過ぎる頃には、かなり活動している。そして思春期に向かって全開となる。以後一生全開している。
【0018】右側の後交通動脈は父からの遺伝による。
【0019】左側の後交通動脈は母からの遺伝による。
【0020】母親からの遺伝で左側の後交通動脈内で血液が衝突しない仕組みになっている人は非常に少ないが、そういう人は思春期を過ぎれば神経が太く、免疫力が大で、病気は生じてこない。外からの菌に対しても抵抗力が大である。
【0021】私の母が一度も幻覚を見たことがないのは、左側の後交通動脈内で血液が衝突しない仕組みになっている上に、血液型がO型だからである。この場合は、父親からの遣伝による右側の後交通動脈(主に胎児や子供の頃に影響を受ける)内での血液の衝突による衝撃は緩和されて、一生幻覚を見ることはない。
【0022】この発見により医療は革命される。今までは衝撃をなすがままにしてきたので病気だらけだった。丁度家の中に水が漏れているのと同じで、水が溜まってあちこちが傷んできたり、腐ってきたり、カビが生えてきたりするのを、その都度手当してみても元を止めなかったら良い結果は得られない。
【0023】病は衝撃液から。であり、ストレスが溜まる。と、いうのも、衝撃液が溜まる。と、いうことである。
【0024】この発見は、病気の根源を突き詰めていった結果、多くの病気も治るが、それよりも、体内から生ずる殆ど総ての病気を予防してしまう。と、いうものである。例外としては、風邪、子宮筋腫、一生一患、軽いアレルギーなどがある。
【0025】
【課題を解決するための手段】思春期前の者は、大脳動脈輪の後交通動脈内での血液の衝突を左右とも絶つ。思春期を過ぎた者と、血液型がO型の者は、左の後交通動脈内での血液の衝突を絶つ。
【0026】
【作用】左ないし、左右の後交通動脈内での血液の衝突を絶てば、衝撃液が生じないので神経はショートせず、太く、免疫力が大となり、病気は発生しない。神経が太い証拠は、寝ているときに見る夢がカラー(天然色)である。神経が細いと白黒になってしまう。
【0027】
【実施例】発見してから十年を経て、磁気共鳴断層診断装置(MRI)による検査を受け、母も私も遺伝的に左側の後交通動脈内で血液が衝突しない仕組みになっていることが証明された。そして乱視度はゼロである。従って、このことを施行しても人体に悪い影響は全くなく、健康でいられる。
【0028】
【発明の効果】新生児、或いは胎児に、そして現在健康な者に、左ないし左右の後交通動脈内での血液の衝突が絶たれるならば、それ以後、体内から生ずる殆ど総ての病気は予防される。又、病気中の者も、現在の医療では困難とされている病気でも種類によっては容易に全快したり、快方に向かう。
【0029】左ないし左右の後交通動脈内での血液の衝突が絶たれるならば、総て癌化することはない。現在、大きな癌が出来ている者もこの発見を施行した後、すぐ癌を取り除く手術をすれば、小さい癌は自然消滅してしまうので再発の心配はない。新しく癌が芽生えてくることはない。
【0030】エイズは外から入る菌であるが、思春期を過ぎた者では、左の後交通動脈内での血液の衝突が絶たれているならば免疫力が高いため、三か月後にはエイズウイルスは体内で消滅してしまい陽性反応はない。疲労が続いて抵抗力が弱いと感染することもあるが発病はしない。又、エイズに感染してからこの発見を施行しても、時期が早ければ発病はしない。何年も経ってしまっている場合でも延命される。
【0031】精神病の類いも遺伝ではなく、他の多くの病気と根源は同じであり、病気は遺伝しないのだから、その家族にとってもこの発見は大へんな救いである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】 人間及び動物に於て、頭部内の脳底にある大脳動脈輪の左の後交通動脈内での血液の衝突を絶つ。
【請求項2】 人間及び動物に於て、頭部内の脳底にある大脳動脈輪の左右の後交通動脈内での血液の衝突を絶つ。

【公開番号】特開平6−285071
【公開日】平成6年(1994)10月11日
【国際特許分類】
【出願番号】特願平5−116297
【出願日】平成5年(1993)4月6日
【出願人】(593093995)