説明

体幹力向上ウェットスーツ

【課題】ウェットスーツ着用時に、体幹力を向上させる為、体の腰部分をゴムバンドにより固定させる。
【解決手段】ウェットスーツ1を製造段階で腰部になる箇所に中心軸3を取付け、中心軸3の両脇にゴムバンド2を片側に2本取付ける。片側2本のゴムバンドをV字型に交じわせ、その交わる箇所にマジックテープ(登録商標)凸を取付ける。これに対しウェットスーツ1の両脇腰部分にマジックテープ凹を取付け、ウェットスーツ1着用時にゴムバンド2を腰を中心として両脇に引張りマジックテープ凹とマジックテープ凸を使用してウェットスーツの脇腹に留め、ゴムバンド2の力によって人体の腰をある程度の力で固定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、サーフィンなどで使用するウェットスーツに着用時に体幹力を向上させる機能をもたせたものでウェットスーツに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ウェットスーツは海に入る時の保温性、柔らかい生地による運動性、そして着脱方法の快適さを追求されていた。
【特許文献1】 特許公表2003−5320256
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来のウェットスーツに体幹力向上の機能を持たせる為、人体の腰部分をある程度の力で固定したいと考える。
【課題を解決するための手段】
【0004】
ウェットスーツ本体(1)の腰部分に中心軸(3)を縫製などにより取付、中心軸(3)の両脇にゴムバンド(2)を2本取付け、2本のゴムバンド(2)をV字型に交じわせ、その交わる箇所にマジックテープ凸(5)を縫付ける。
【0005】
これに対しウェットスーツ(1)の脇腹部分にマジックテープ凹(4)を取付け、ウェットスーツ(1)着用時にゴムバンド(2)を引張りマジックテープ凹(4)とマジックテープ凸(5)を利用して、脇腹で留める。
【0006】
本発明は、以上の構成より成る体幹力向上ウェットスーツである。
【発明の効果】
【0007】
サーフィンなどスポーツをする際、ウェットスーツに腰部分をある程度の力で固定する事により人体のバランスの向上、体幹力の向上、また腰痛の緩和などの効果が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、本発明の形態を説明する。
【0009】
ウェットスーツの製造過程で、ウェットスーツ(1)の腰部分に中心軸(3)を取付ける。
【0010】
中心軸(3)の両脇にゴムバンド(2)を取付け、その先にマジックテープ凸(5)を取付ける。
【0011】
ウェットスーツ(1)の両脇部にマジックテープ凹(4)を取付ける。
【0012】
本発明は以上の構成より成る。
【実施例】
【0013】
ウェットスーツを着用した後、腰部分に取付けたゴムバンドを両脇へ引張ってウェットスーツの両脇腹へマジックテープにより固定する。
【0014】
これにより人体の腰を、ある程度の力で固定することができ、人体の体幹力を向上させる事ができる。
【産業上の利用の可能性】
【0015】
ある程度の力で腰を固定する事により体幹力の向上につながるので、サーフィンだけに限らずウェットスーツを着用するスポーツ全般に流用する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】 本発明の使用時の後方斜視図
【図2】 ウェットスーツを着用した状態でベルトを外した状態の斜視図
【図3】 本発明の使用時の正面図
【図4】 ウェットスーツを着用した状態でベルトを外した状態の正面図
【符号の説明】
【0017】
(1)ウェットスーツ (2)ゴムベルト (3)中心軸 (4)マジックテープ凹 (5)マジックテープ凸

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ウェットスーツの腰部分にゴムバンドを取付け、これを腰から両脇へ、そのゴムバンドを引張った状態で先端を左右両腹部に固定できるようにする。
【請求項2】
ゴムバンドには色を変えたりデザインを施す事ができる。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−82561(P2012−82561A)
【公開日】平成24年4月26日(2012.4.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−241447(P2010−241447)
【出願日】平成22年10月8日(2010.10.8)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.マジックテープ
【出願人】(501463605)
【Fターム(参考)】