説明

体感器管理システム及び体感器管理プログラム

【課題】コールセンターにおいて、複数のオペレーターの会話速度が季節や時間等の環境の変化や利用者や使用目的に適応するように、オペレーターの会話速度を集中管理、制御する。
【解決手段】オペレーター1は、外部制御入力付き体感器2からの振動や刺激の速さに会話速度を合わせる。外部制御入力付き体感器2はオペレーター1や、オペレーター側電話機3や、集中管理者4から制御されて振動や刺激の数や振動や刺激の強さや振動や刺激のパターンや振動や刺激の開始及び終了等をオペレーター1に体感させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コールセンターなどのオペレーターの会話速度を季節や時間等の環境の変化や利用者や使用目的に適応した会話速度に集中して管理、制御することを特徴とする体感器管理システム及び体感器管理プログラムに関する発明である。
【背景技術】
【0002】
従来のコールセンターにおいては、オペレーターが利用者の要望や苦情等に対応することを目的としている。
【0003】
従来の体感器においては、個別に設定した体感器が発生させる振動や刺激の速さや振動や刺激の強さや振動や刺激のパターンや振動や刺激の開始及び終了等を人体に体感させることを目的としている。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のコールセンターにおいては、全オペレーターの会話速度が季節や時間等の環境の変化や利用者や使用目的に適応していないという問題がある。
【0005】
従来の体感器においては、個別に設定した体感器が発生させる振動や刺激の速さや振動や刺激の強さや振動や刺激のパターンや振動や刺激の開始及び終了等を人体に感知させることを目的としているため複数の体感器の設定を同時に変更できないという問題がある。
【0006】
本発明は斯かる事情に鑑み、本発明の体感器管理システム及び体感器管理プログラムは、複数のオペレーターの会話速度を集中して管理、制御することにより、季節や時間等の環境の変化や利用者や使用目的に適応した複数のオペレーターの会話速度を利用者に提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための手段として本発明の体感器管理システム及び体感器管理プログラムにおいては、外部制御入力付き体感器を用いることにより複数のオペレーターの会話速度を集中して管理、制御することにより、季節や時間等の環境の変化や利用者や使用目的に適応した複数のオペレーターの会話速度を利用者に提供することが可能になり、利用者が抱くオペレーターやコールセンターへの印象を変化させることを可能とする。
【0008】
外部制御入力付き体感器の管理、制御はオペレーター側の電話機の着信信号や着信音や呼び出し回数やオンフックやオフフックの情報や集中して管理する者やオペレーター自らもおこなうことを可能とする。
【0009】
外部制御入力付き体感器の振動や刺激の数や振動や刺激の強さや振動や刺激のパターンや振動や刺激の開始及び終了等の情報によってオペレーターは会話速度を体感器に合わせることを可能とする。
【0010】
外部制御入力付き体感器の設定を集中して管理する方法は、有線、無線に関わらず設定の変更を可能とする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
図1は、本発明の実施形態に係るコールセンターにおける体感器管理システム及び体感器管理プログラムの構成を示すブロック図である。図1において1はオペレーター、2は外部制御入力付き体感器、3はオペレーター側電話機、4は集中管理者である。1のオペレーターは2の外部制御入力付き体感器からの振動や刺激の速さに会話速度を合わせる、2の外部制御入力付き体感器は1のオペレーターや3のオペレーター側電話機や4の集中管理者から制御されて振動や刺激の数や振動や刺激の強さや振動や刺激のパターンや振動や刺激の開始及び終了等を1のオペレーターに体感させる。
【0012】
2の外部制御入力付き体感器は3のオペレーター側の電話機の着信信号や着信音や呼び出し回数やオンフックやオフフックの情報等を感知し制御される。
【0013】
2の外部制御入力付き体感器の制御の例として4の集中管理者が2の外部制御入力付き体感器の振動や刺激の速さの設定を行う、3のオペレーター側の電話機の呼び出し回数を2の外部制御入力付き体感器が感知して呼び出し回数によって振動や刺激の強さや振動や刺激のパターンを変化させる、3のオペレーター側の電話機の着信信号や着信音を2の外部制御入力付き体感器が感知して振動や刺激を開始する、3のオペレーター側の電話機のオフフックを2の外部制御入力付き体感器が感知して振動や刺激を停止する。
【0014】
図1における4の集中管理者は複数ある2の複数制御入力付き体感器から出力される振動や刺激の設定を管理する、4の集中管理者は複数ある2の複数制御入力付き体感器を全数同じ設定にすることも可能であり、複数のグループ分けて設定することも可能とする、設定の変更は随時可能とする。
【0015】
2の複数制御入力付き体感器は4の集中管理者から設定の変更を指示された時、振動や刺激の動作をしていないときは即時に設定の変更を行なうが、振動や刺激の動作をしているときは即時に設定の変更を行なわず振動や刺激の動作終了時に行なう。
【発明の効果】
【0016】
本発明の効果として、〔請求項1〕〔請求項2〕〔請求項3〕により、オペレーターの会話速度を季節や時間等の環境の変化や利用者や使用目的に適応した会話速度になるように体感器管理システム及び体感器管理プログラムで管理、制御を集中して効率的に管理させることが可能になり、利用者のオペレーターやコールセンターへの印象を変化させることが可能であるため、利用者や利用目的の印象の改善に対して効果的である。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の実施形態に係るコールセンターにおける体感器管理システム及び体感器管理プログラムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
【0018】
1・・オペレーター
2・・外部制御入力付き体感器
3・・オペレーター側電話機
4・・集中管理者

【特許請求の範囲】
【請求項1】
体感器の振動や刺激の速さや振動や刺激の強さや振動や刺激のパターンや振動や刺激の開始及び終了等の管理、制御を有線、無線に関わらず任意に外部からも可能とする機能を有することを特徴とする体感器管理システム。
【請求項2】
体感器の振動や刺激の速さや振動や刺激の強さや振動や刺激のパターンや振動や刺激の開始及び終了等の管理、制御を有線、無線に関わらず任意に外部からも可能とする機能を有することを特徴とする体感器管理プログラム。
【請求項3】
体感器管理システム及び体感器管理プログラムを可能とする外部制御入力付き体感器。

【図1】
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