説明

作業機の伸縮可能な筒状カバー組立体

【課題】作業装置部分の周囲全体をカバーするものでありながらも作業装置部分の組み立て後にカバーを取り付けることができる筒状カバー組立体を提供する。
【解決手段】中断面カバー53が、長手方向に半割りに形成された一対のカバー部材60から成り、当該カバー部材60の長手方向の両側端部には長手方向外向きフランジ62を備え、前記一対のカバー部材60の当該長手方向外向きフランジ62同士が接合するよう構成されており、前記大断面カバー52の前記半径方向内向きフランジ52aには、前記中断面カバー外周に突出した前記カバー部材60の長手方向外向きフランジ62が嵌挿される切欠き部64を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】

本願発明は、作業機の伸縮動作する作業装置部分を覆うための伸縮可能な筒状のカバー構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
高所作業車等の作業機には油圧シリンダ等により伸縮動作する作業装置部分が設けられており、必要に応じその作業装置部分を覆うためのカバーを備えたものがある。特許文献1には、クレーン車の伸縮ブームの先端部にチルト自在に装着されるジブをチルト駆動するジブチルトシリンダの、その全伸長時のロッドの上面全域を覆うカバーが記載されている。
【0003】
また、特許文献2には、重量物を搬送する台車であって、その昇降機構をカバーするとともに昇降に応じて伸縮する保護カバー体が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2001−233585
【特許文献2】特開2002−220057
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、特許文献1のカバーはチルトシリンダのロッドの上面だけをカバーするものであるため、上面以外の方向に対しての保護効果を有さないものである。そのため、十分な保護が要求される作業装置部分には適さないものである。
【0006】
一方、特許文献2の保護カバー体は、昇降機構全体をカバーするものである点で、特許文献1のものよりはカバー効果が高いものである。そして、その保護カバー体は、上保護カバー4aと中保護カバー4bと下保護カバー4cとからなるテレスコープ構造のものである。そして、上保護カバーと下保護カバーは昇降機構の両端に固定され、中保護カバーは上保護カバーと下保護カバーに対してスライド可能に取り付けられている。
【0007】
しかし、特許文献2の保護カバー体を構成する中保護カバー4bは一体構造であるため、昇降機構を組み立てた後に中保護カバー4bを取り付けることが困難である。そのため、昇降機構の組み立て時に中保護カバー4bを同時に取り付ける必要があった。さらに、その組立時には全体の手順を考えながら組立てねばならないため、作業が複雑となり能率が悪いものであった。
【0008】
そこで、本願発明は、作業装置部分の周囲全体をカバーするものでありながらも作業装置部分の組み立て後にカバーを取り付けることができるため組立作業性に優れた、作業機の伸縮動作する作業装置部分を覆う筒状カバー組立体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
第1発明の筒状カバー組立体は、作業機の伸縮動作する作業装置部分を覆う伸縮可能な筒状カバー組立体であって、大断面カバーに中断面カバーが嵌挿され、当該中断面カバーに小断面カバーが嵌挿され、その伸長時には、前記大断面カバーの中断面カバー側の端部の半径方向内向きフランジと前記中断面カバーの大断面カバー側の端部の半径方向外向きフランジとが係合すると共に、前記中断面カバーの小断面カバー側の端部の半径方向内向きフランジと前記小断面カバーの中断面カバー側の端部の半径方向外向きフランジとが係合することにより、前記大断面カバー、中断面カバー及び小断面カバーが相互に一体となって伸縮可能となる筒状カバー組立体において、前記中断面カバーが、長手方向に半割りに形成された一対のカバー部材から成り、当該カバー部材の長手方向の両側端部には長手方向外向きフランジを備え、前記一対のカバー部材の当該長手方向外向きフランジ同士が接合するよう構成されており、前記大断面カバーの前記半径方向内向きフランジには、前記中断面カバー外周に突出した前記カバー部材の長手方向外向きフランジが嵌挿される切欠き部を備えていることを特徴とする
第2発明の筒状カバー組立体は、第1発明において、前記大断面カバー、中断面カバー及び小断面カバーの断面形状が円形であることを特徴とする。
【0010】
第3発明の筒状カバー組立体は、第1発明において、前記中断面カバーが、断面寸法が異なる複数の中間部断面カバーが相互に嵌挿されて構成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
第1発明では、前記中断面カバーが、長手方向に半割りに形成された一対のカバー部材から成っているので、作業装置の組み立てが完了した後から中断面カバーを取り付けることができる。また、当該カバー部材の長手方向の両側端部には長手方向外向きフランジを備え、前記一対のカバー部材の当該長手方向外向きフランジ同士が接合するよう構成されているので、容易に一体の筒状カバーとして組み立てることができる。さらに、前記大断面カバーの前記半径方向内向きフランジには、前記中断面カバー外周に突出した前記カバー部材の長手方向外向きフランジが嵌挿される切欠き部を備えているので、前記大断面カバーの半径方向内向きフランジと中断面カバーの外周に突出した前記カバー部材の長手方向外向きフランジとの干渉を避けることができる。
【0012】
第2発明では、断面カバーの断面形状が円形であるので、筒状カバーを入手が容易なパイプ材で構成することができるのでコストが掛からない。また、断面が円形であるので、作業装置部分に直接固定されていない中断面カバーの大断面カバーに対するその中心軸周りの回転が自由となるが、前記大断面カバーの前記半径方向内向きフランジの切欠き部と、前記中断面カバー外周に突出したカバー部材の長手方向フランジとが作用し、回り止め効果も発揮する。
【0013】
第3発明では、前記中断面カバーに相当する部分が断面寸法の異なる複数の中間部断面カバーが相互に嵌挿されたもので構成されているので、4段以上の筒状カバー組立体を構成することができる。そのため、全縮小した時の筒状カバー組立体の長手方向の寸法を3段のものに較べ短くすることができるので、作業装置部分の設計の自由度を増すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本願発明の筒状カバー組立体の断面斜視図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】本願発明の筒状カバー組立体が適用されるウインチ昇降装置を備えた高所作業車の側面図である。
【図4】図3におけるウインチ昇降装置を含む上部部分の拡大図である。
【図5】図4の状態のウインチ昇降装置部分の拡大断面図である。
【図6】図4の状態からウインチを上昇させたときの状態変化図である。
【図7】図6の状態のウインチ昇降装置部分の拡大断面図である。
【図8】図7のB−B断面の一部詳細図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明の筒状カバー組立体の断面斜視図である図1にその基本的な構成を示す。筒状カバー組立体50は、大断面カバー52に中断面カバー53が嵌挿され、中断面カバー53に小断面カバー51が嵌挿されて構成されている。大断面カバー52、中断面カバー53及び小断面カバー51の断面形状は円形である。したがって、その素材としては市販性の高いパイプ材を使用することができるのでコストを低くすることができる。なお、カバーの断面形状は、筒状であれば何でもよく、円形以外にも三角形、四角形、それ以上の多角形が適用可能である。
【0016】
図1と図1のA−A矢視図である図2とに基づき、本発明の筒状カバー組立体50の全体構成を説明する。52aは大断面カバー52の中断面カバー側の端部の半径方向内向きフランジである。53aは中断面カバー53の大断面カバー側の端部の半径方向外向きフランジである。筒状カバー組立体50の伸長時には、大断面カバー52の半径方向内向きフランジ52aと中断面カバー53の半径方向外向きフランジ53aとが係合することにより、大断面カバー52と中断面カバー53とが一体となって伸長する。
【0017】
同様に、61は中断面カバー53の小断面カバー側の端部の半径方向内向きフランジである。63は小断面カバー51の中断面カバー側の端部の半径方向外向きフランジである。筒状カバー組立体50の伸長時には、中断面カバー53の半径方向内向きフランジ61と小断面カバー51の半径方向外向きフランジ63とが係合することにより、中断面カバー53と小断面カバー51とが一体となって伸長する。なお、重力を利用することにより、本願の筒状カバー組立体の縮小作動もさせることができる。
【0018】
中断面カバー53は、長手方向に半割に形成された一対のカバー部材60から構成されている。カバー部材60の長手方向の両側端部には長手方向外向きフランジ62を備えている。長手方向外向きフランジ62は細長い短冊形状をしており、その全長は中断面カバー53の長手方向寸法とほぼ同じ長さとなっている。
【0019】
図2に示すように、カバー部材60の断面形状は半円であって、一対のカバー部材60の長手方向外向きフランジ62同士が接合して全体として、円形断面の中断面カバー53が構成される。接合方法は、公知の技術が適用可能であって、接着剤を使用するものであってもよい。なお、ボルト・ナットを使用する場合は、その突起形状が大断面カバー52の半径方向内向きフランジ52aに形成された切欠き部64と干渉するので、別途実施例で説明するような追加の構成が必要となる。
【0020】
図2に示された64は、大断面カバー52の半径方向内向きフランジ52aに2か所形成された切欠き部であって、中断面カバー外周2か所に突出したカバー部材60の長手方向外向きフランジ62がそれぞれ嵌挿されるようになっている。半径方向内向きフランジ52aの切欠き部64は一対の長手方向外向きフランジ62が合わさった寸法に対し、適度の隙間ができるようよりやや広めの寸法となっている。
【0021】
図2に示した65は、大断面カバー52を長手方向に半割りに形成された一対のカバー部材から構成した合わせ面である。このように、大断面カバー52の合わせ面は、中断面カバー53の合わせ面に対し90度ずらした角度位置としている。
【0022】
図1には、3段の伸縮可能な筒状カバー組立体50を示しているが、中断面カバー53を断面寸法が異なる複数の中間部断面カバーが相互に嵌挿されて構成されたものにしてもよい。この場合は、全体として4段以上の筒状カバー組立体を構成することになる。そして、中間部断面カバーは前述した中断面カバー53と同様に、長手方向に半割りに形成された一対のカバー部材から成り、当該カバー部材の長手方向の両側端部には長手方向外向きフランジを備え、前記一対のカバー部材の当該長手方向外向きフランジ同士が接合するように構成すればよい。さらに、中間部断面カバーの前記半径方向内向きフランジには、中間部断面カバー外周に突出したカバー部材の長手方向外向きフランジが嵌挿される切欠き部を備えるようにすればよい。
【実施例】
【0023】
以下、図3〜図8に基づき、本願発明の筒状カバー組立体を高所作業車のウインチ昇降装置に適用した実施例を説明する。図3には、本願実施例の高所作業車を示している。
【0024】
図3には、ウインチ昇降装置3を備えた高所作業車を示している。この高所作業車には、車両1上に旋回台11を設け、当該旋回台11に伸縮ブーム12を起伏自在に取り付けている。伸縮ブーム12の先端部12aには、ウインチ昇降装置3を介して作業員搭乗用のバケット13が取り付けられている。また、伸縮ブーム12の先端部12aには、その上部にウインチ14が設けられている。
【0025】
ウインチ昇降装置3は、図4〜図7に示すように、丸パイプからなる外筒31と、当該外筒31内に内装された角パイプからなる内筒32と、当該内筒32を外筒31に対して昇降させる昇降シリンダ33とを有している。外筒31の下端部は、伸縮ブーム12の先端部12aに軸20で枢支されている。また、この外筒31は、レベリングシリンダ21により伸縮ブーム12の起伏角度にかかわらず、常に鉛直姿勢に維持されるようになっている。
【0026】
昇降シリンダ33は、そのチューブ33aが上でロッド33bが下になる姿勢で内筒32内に設置されている。そして、このウインチ昇降装置3は、昇降シリンダ33を縮小させると、図5に示すように内筒32を外筒31に対して下動させる一方、昇降シリンダ33を伸長させると、図7に示すように内筒32を外筒31に対して上動させるようになっている。バケット13は、ウインチ昇降装置3の外筒31にバケット取付台22を介して固定されている。
【0027】
ウインチ支持台23には、ウインチ14を取り付けた基台24の基端部が軸25により枢支されている。また、ウインチ基台24には、所定長さを有するフック吊下げ用のアーム17が取り付けられている。ウインチ14に巻き掛けているロープ15の先端は、フック吊下げ用アーム17の先端シーブを介して下方に垂れ下げられており、当該ロープ先端にはフック16が取り付けられている。
【0028】
この高所作業車では、ウインチ14やアーム揺動シリンダ18への作動油はバケット取付台22側から個別ホース41、41・・で給排されるが、当該ウインチ14はアーム揺動シリンダ18が内筒32とともに昇降する関係で、当該各個別ホース41、41、・・に余裕長さをもたせている。そして、図5に示すように、複数本の個別ホース41、41・・の余裕長さ部分を束ねてその外側を単一のホース被覆チューブ42で被覆して1本の送油ホース4とし、当該送油ホース4を丸パイプからなる外筒31の外周に複数回巻き掛けて配置している。
【0029】
この実施例では、送油ホース4の巻き掛け部分の外側を筒状カバー組立体50で被覆している。この筒状カバー組立体50は、図5に示すように、バケット取付台22の上端部に固定した小断面カバー51と、内筒32の上部に固定した大断面カバー52と、小断面カバー51と大断面カバー52との間に配置した中断面カバー53とを有した三重のカバーで構成されている。その他の構成は、図1及び図2で説明した筒状カバー組立体50と同じであるので、その説明を省略する。
【0030】
この内外三重カバー51、52、53からなる筒状カバー組立体50は、ウインチ昇降装置3の昇降シリンダ33が縮小状態では、図4及び図5に示すように小断面カバー51の外側に中断面カバー53と大断面カバー52とが径方向にほぼ完全重合している。そして、ウインチ昇降装置3の昇降シリンダ33が伸長すると、内筒32と共に大断面カバー52が上動して、まず大断面カバー下端部の半径方向内向きフランジ52aが中断面カバー52の半径方向外向きフランジ53aに下方から係合した後、大断面カバー52で中断面カバー53が引き上げられ、図6及び図7に示すように昇降シリンダ33が最伸長した状態では、小断面カバー51と中断面カバー53と大断面カバー52とが順次上下に連続している。
【0031】
このように、中断面カバー53が長手方向に半割りに形成された一対のカバー部材から成っているので、ウインチ昇降装置3の組み立てが完了したあとから、中断面カバー53を取り付けることができる。また、筒状カバー組立体50で送油ホース4の巻き掛け部分の外側を被覆しているので、送油ホース4が完全に保護される。また、送油ホース4が外部から見えないのでウインチ昇降装置の外観がすっきりとまとまる。
【0032】
図8は図7のB−B断面詳細図であって、実施例の中断面カバー53の一対のカバー部材60の長手方向外向きフランジ62同士の接合方法を示している。66と67は長手方向外向きフランジ62の押え部材である。押え部材66、67は共に、断面が長手方向外向きフランジ62の断面とほぼ同じ幅寸法である。また、その長手方向外向きフランジ62とほぼ同じ長手方向寸法となっている。押え部材66、67の材質はスライドプレートに用いられるナイロンが使用されている。
【0033】
図8に示すように、押え部材66にはビス68用の座ぐり69が施されており、押さえ部材67にはビス68用のタップ穴70が切られている。そして、ビス68は長手方向外向きフランジ62にあけられたビス穴71を貫通して押え部材67に対して押え部材67を締め付けるようになっている。押え部材66、67には、このビス68による締め付け箇所が、その長手方向に沿って4か所に設けられている。
【0034】
このように、中断面カバー53の一対のカバー部材60の長手方向外向きフランジ62同士の接合方法にビス68を用いることができる。ボルト・ナットを使用する場合でも、ほぼ同じ方法を用いればよい。この、押え部材66、67にスライドプレートを用いる方法では、図2に示す大断面カバー52の半径方向内向きフランジ52aに設けられた切欠き部64にスライドプレートが接触するようになるので、筒状カバー組立体50の伸縮動作がより滑らかとなるという効果を有する。
【符号の説明】
【0035】
50:筒状カバー組立体
51:小断面カバー
52:大断面カバー
52a:半径方向内向きフランジ
53:中断面カバー
53a:半径方向外向きフランジ
60:カバー部材
61:半径方向内向きフランジ
62:長手方向外向きフランジ
63:半径方向外向きフランジ
64:切欠き部
65:合わせ面
66:押え部材
67:押え部材
68:ビス
69:座ぐり
70:タップ穴
71:ビス穴



【特許請求の範囲】
【請求項1】
作業機の伸縮動作する作業装置部分を覆う伸縮可能な筒状カバー組立体であって、
大断面カバーに中断面カバーが嵌挿され、当該中断面カバーに小断面カバーが嵌挿され、その伸長時には、前記大断面カバーの中断面カバー側の端部の半径方向内向きフランジと前記中断面カバーの大断面カバー側の端部の半径方向外向きフランジとが係合すると共に、前記中断面カバーの小断面カバー側の端部の半径方向内向きフランジと前記小断面カバーの中断面カバー側の端部の半径方向外向きフランジとが係合することにより、前記大断面カバー、中断面カバー及び小断面カバーが相互に一体となって伸縮可能となる筒状カバー組立体において、
前記中断面カバーが、長手方向に半割りに形成された一対のカバー部材から成り、当該カバー部材の長手方向の両側端部には長手方向外向きフランジを備え、前記一対のカバー部材の当該長手方向外向きフランジ同士が接合するよう構成されており、
前記大断面カバーの前記半径方向内向きフランジには、前記中断面カバー外周に突出した前記カバー部材の長手方向外向きフランジが嵌挿される切欠き部を備えていることを特徴とする伸縮可能な筒状カバー組立体。
【請求項2】
前記大断面カバー、中断面カバー及び小断面カバーの断面形状が円形であることを特徴とする請求項1に記載された伸縮可能な筒状カバー組立体。
【請求項3】
前記中断面カバーが、断面寸法が異なる複数の中間部断面カバーが相互に嵌挿されて構成されていることを特徴とする請求項1に記載された伸縮可能な筒状カバー組立体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2010−265935(P2010−265935A)
【公開日】平成22年11月25日(2010.11.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−115996(P2009−115996)
【出願日】平成21年5月12日(2009.5.12)
【出願人】(000148759)株式会社タダノ (419)
【出願人】(000141060)株式会社関電工 (115)
【Fターム(参考)】