説明

作業機械

【課題】開閉扉を閉じる際に確実にロックすることができ、運転中に開閉扉が開くのを確実に防止する。
【解決手段】作業機械は、フレームに設けられた建屋カバー、この建屋カバーに設けられた開閉扉12、該開閉扉に設けられたロック機構16を備える。また、開閉扉を外側に押圧する弾性部材21、開閉扉に設けられたロック用の穴24a、フレームに設けられ開閉扉が閉じられた状態のときに前記ロック用の穴に出し入れ可能に構成されたバー22、該バーをフレーム或いは開閉扉に対して突出或いは引き込んだ状態にするレバー23、前記バーを突出状態に付勢する付勢手段を有する。前記バーは、突出状態では開閉扉を閉扉状態にするのを困難にし、レバーによりバーを引き込むことにより、開閉扉を閉扉状態にしてバーをロック用の穴に挿入係合でき、また前記ロック機構もロック可能となる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、油圧ショベル、油圧クレーン等の作業機械に関し、特に、建屋カバーに開閉扉が設けられた作業機械に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、油圧ショベル、油圧クレーン等の作業機械は、旋回フレームと、該旋回フレームに設けられ、メンテナンス用の開口部を有する建屋カバーと、該建屋カバーの開口部を開閉するために基端側が該建屋カバーに回動可能に取付けられた開閉扉と、該開閉扉に設けられ、前記建屋カバーの開口部を該開閉扉によって閉扉した状態でロックするロック機構とを備えている。また、前記旋回フレームの前部左側には運転室が設けられ、後端部にはカウンタウェイトが取付けられている。更に、前記建屋カバー内には、原動機、油圧ポンプ、多連弁装置(下部走行体、作業装置に設けられたアクチュエータを制御する制御弁等で構成されているもの)等が収容されている。
【0003】
ここで、油圧ショベルは、建屋カバーを前部右側まで延長して収納ボックスを設けている。そして、この収納ボックス内には重要機器である前記多連弁装置などが収容されている。また、収納ボックスには多連弁装置を点検、整備するための開口部が設けられると共に、該開口部を開閉するための開閉扉が取付けられている。
【0004】
前記収納ボックスや開閉扉は運転室からの右方視界の妨げとなるために、前方に向けて下向きに傾斜して形成されている。これにより、開閉扉は、基端側から先端側に向け凸状に湾曲した形状に構成されている。
【0005】
このような開閉扉は、基端側に上,下に離間して設けられた2個の蝶番によって収納ボックスに回動可能に取付けられ、またこの開閉扉には該開閉扉に回動可能に設けられた把手と、この把手に連結して設けられ、建屋本体側に取り付けたラッチ(係合部材)と係合するフック部材が設けられている。前記フック部材と前記ラッチとで開閉扉のロック機構を構成している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2000−64348号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述した従来技術による作業機械では、前記開閉扉が前記ロック機構により確実にロックされた状態で閉じられるとは限らず、開閉扉が確実にロックされないまま作業機械の運転が為されてしまうこともあり、運転中に大きく開いてしまうことがあるという課題があった。
【0008】
本発明の目的は、開閉扉を閉じる際に確実にロックすることができ、運転中に開閉扉が大きく開いてしまうのを確実に防止できる作業機械を得ることにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、本発明は、フレームと、該フレームに設けられ少なくとも原動機を収納する建屋カバーと、この建屋カバーの側面に設けられた開閉扉と、該開閉扉に設けられ該開閉扉を閉扉した状態のときにロックされるロック機構とを備えた作業機械において、前記開閉扉が閉じられた状態のとき該開閉扉を外側に押圧する弾性部材と、前記ロック機構とは異なる位置の前記開閉扉又は前記フレームの何れか一方に設けられたロック用の穴と、前記開閉扉又は前記フレームの他の一方に設けられ前記開閉扉が閉じられた状態のときに前記ロック用の穴に出し入れ可能に構成されたバーと、前記バーを前記フレーム或いは開閉扉に対して突出させ或いは引き込んだ状態にするためのレバーと、前記バーを突出状態に付勢するための付勢手段とを備え、前記バーは、該バーが突出状態では前記開閉扉を閉扉状態にするのを困難にし、前記レバーにより前記バーを引き込むことで前記開閉扉を閉扉状態にするのを可能にし、前記開閉扉が閉扉状態のとき前記バーを前記ロック用の穴に挿入して係合することを可能にすると共に、前記ロック機構もロック可能になる構成としたことを特徴とする。
【0010】
ここで、前記ロック用の穴は前記開閉扉の下面前部に取り付けたブラケットに設けられ、前記バーは、前記ロック用の穴に対向する下部車体フレームに形成された穴に設置されるようにすると良い。
【0011】
また、前記バーと前記レバーとはリンク機構で連結されていると共に、レバーの重量をバーの重量より重くすることで、前記付勢手段が破損しても前記バーを突出方向に保持可能な構成にすると良い。
【0012】
更に、前記開閉扉は建屋の前部に設けた収納ボックスを開閉するための扉であり、前記レバーは建屋前部に設けた手すりの内側に配設される構成とすることが好ましい。
【0013】
また、車体が振動して上方に移動したとき、前記バーによるロックがより確実に保持される構成とし、車体が振動して下方に移動したとき、前記ロック機構の係合がより確実に保持される構成とすることが好ましい。
【発明の効果】
【0014】
以上述べたように、本発明によれば、開閉扉が確実にロックされているか否かを容易に認識することができ、操作者などが開閉扉を確実にロックしないまま油圧ショベルの作業を開始してしまうことを確実に防止できる。また、開閉扉は二重にロックされるので、運転中に仮に一方のロックが外れたとしても、開閉扉が開いてしまうことを防止できる。従って、運転中に開閉扉が開いて破損させたり変形させてしまうことを回避できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の作業機械の実施例1を示す図で、作業機械の全体構成を説明する側面図。
【図2】図1に示す収納ボックス付近を拡大して示す斜視図。
【図3】図2に示す収納ボックス付近の構造を説明するための図で、(a)図は開閉扉を取外して収納ボックス付近の構造を説明する図、(b)図は(a)図に示すバー22によりロックする構成を説明する図、(c)図は開閉扉下面の前部に設けたブラケット24の構成を説明する図、(d)図は(b)図の状態からレバーを上方に引いてバー22を下方に引き込んだ状態を説明する図。
【図4】図1に示す収納ボックス付近を拡大して示す斜視図で、開閉扉を開いた状態の図。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
【実施例1】
【0017】
図1は本発明が適用される油圧ショベルの全体構成を示す図で、1は下部走行体、2は該下部走行体1上に旋回可能に搭載された上部旋回体で、該上部旋回体2は、旋回フレーム3と、該旋回フレーム3の前部左側に設けられた運転室4と、前記旋回フレーム3の後端部に取付けられたカウンタウェイト5と、建屋カバー7等によって構成され、上部旋回体2の前側には、土砂の掘削作業等を行なうための作業装置6が取り付けられている。
【0018】
前記旋回フレーム3上に設けられた建屋カバー7には、原動機、油圧ポンプ(いずれも図示せず)等を収容した原動機カバー8、燃料タンク9、旋回フレーム3の前部右側に設けられた収納ボックス10等が備えられている。
【0019】
前記収納ボックス10は、図2〜図4に示すように、その右側面部には収納ボックス10の開口部10A(図3,図4参照)が設けられている。この収納ボックス10には、その内部に、下部走行体1や作業装置6などのアクチュエータを制御するための制御弁からなる多連弁装置(図示せず)やメンテナンス用の機器等が収容されている。また、収納ボックス10の前部及び上部は作業者が昇降するためのステップ11として構成されている。
【0020】
12は収納ボックス10の前記開口部10Aを開閉するように設けられた開閉扉で、該開閉扉12は、図4に示すように、収納ボックス10を構成するフレーム13等に蝶番等により回動可能に取付けられている。また、開閉扉12の前面部及び上面部は前記ステップ11の形状に沿って湾曲形状に構成されている。16は前記開閉扉12に設けられたロック機構で、該ロック機構16は、開閉扉12のほぼ中央部に設けられたブラケット16Aと、このブラケットに取り付けられたフック部材16Bと、このフック部材を手動で回動操作するための把手16C(図2参照)により構成されている。また、前記フック部材16Bは、収納ボックス10側のフレーム14に取り付けた係合部材(ラッチ)17に係合させることにより、開閉扉12を閉扉状態で保持するものである。
【0021】
図3,図4において、15は収納ボックス10を構成すると共に前記ステップ11の部分に隣接する位置に設けられた車体フレームで、この車体フレーム15の前記開閉扉側には、開閉扉12を弾性的に押圧するための弾性部材(この実施例ではコイルばね)21が配設されている。
【0022】
前記収納ボックス10の下部には下部車体フレーム18が配設されており、前記開閉扉12が閉扉された状態での開閉扉下面12aの前部に対向する部分の前記下部車体フレーム18には穴18aが形成され、この穴18aを貫通して上下するようにバー22が設けられている。このバー22は車体フレーム15に設けたレバー23とリンク機構19を介して連結されている。即ち、図3(b)に示すように、レバー23を上方に持ち上げることにより、図3(d)に示すように、リンク機構19とその支点19aを介してバー22が下降し、下部車体フレーム18の表面とほぼ面一か表面より若干下方まで引き込まれる構成となっている。また、操作者がレバー23を離すことで、下部車体フレーム18に取り付けた引張りばね(付勢手段)20とレバー23自体の重さにより、レバー23は下降し、これに伴い前記バー22は穴18aから上方に突出する。
【0023】
図4に示すように、前記開閉扉12の下面12aは幅のある板材で構成され、その下面前部は更に幅が拡大された拡大部となっており、この拡大部には、図3(c)に示すように、ロック用の穴24aを備えたブラケット24が取り付けられている。前記ロック用の穴24aは開閉扉12を閉扉した状態で前記下部車体フレーム18の前記穴18aの位置と一致するように構成されており、図3(d)に示すように、前記レバー23を上に引いてバー22を下方に引き込んだ状態とすることで、前記開閉扉12を閉扉状態にすることができる。その後、レバー23を下降させることで、バー22は上昇して開閉扉12に形成した前記ロック用の穴24aに挿入されて係合状態となる(図2参照)。
【0024】
開閉扉12を完全に閉じると同時に前記ロック機構16のフック部材16Bと収納ボックス10側の係合部材17も係合してロック状態となり、前記弾性部材21は開閉扉12を押圧するように作用するので、開閉扉12はガタつくことなく安定した状態で閉扉される。
【0025】
前記開閉扉12を開く場合には、図3(d)に示すように、前記レバー23を持ち上げてバー22を下降させ、このバー22を開閉扉12のロック用の穴24aよりも下方に引き込んだ状態を保持して、開閉扉12の把手16Cを操作し、ロック機構16のフック部材16Bを係合部材17から外すことで、開閉扉12を開くことができる。
【0026】
本実施例は以上の構成としているので、開閉扉12を閉じる場合にはレバーを上昇させてバー4を下降させない限り所定の閉扉位置に閉じることができない。即ち、バー22を突出させた状態では開閉扉12は前記バー22に当って閉扉できない構成となっている。このため、ロック機構16のロックもできず、開閉扉12は前記弾性部材21により大きく開いた状態になる。従って、開閉扉を確実にロックしない限り開閉扉は常に大きく開いた状態になるから開閉扉がロックされていないことを容易に認識することができ、操作者などが開閉扉12を確実にロックしないまま油圧ショベルの作業を開始してしまうことを確実に防止できる。
【0027】
また、本実施例では、開閉扉12は、前記ロック機構16と前記バー22の上下動作によるロックにより、二重にロックされるので、運転中に仮にロック機構16のロックが外れたとしても、開閉扉12が開いてしまうことを確実に防止でき、運転中に開閉扉が開いて破損させてしまうことを確実に防止できる。
【0028】
なお、本実施例では、バー22の重量よりもレバー23の重量を大きくしているので、仮に前記引張りばね20が破損してもレバー23の重量で、バー22を上方に保持させることができ、バー22によるロックが外れることを防止できる。
【0029】
更に、本実施例においては、前記レバー23は、図3(a)に示すように、ステップ11の側部に設けた手すり25の内側になる位置の車体フレーム15に設けているので、操作者などがステップ11を昇降するときにレバー23に当り、レバー23を誤って動かしてしまうことも防止できるようにしている。
【0030】
なお、上部旋回体2が振動して上方に移動したときにレバー23には下方への力が作用するので、前記バー22によるロックはより確実に保持される方向となる。そこで、前記ロック機構16におけるフック部材16Bとこれが係合する係合部材17との係合が、上部旋回体2が振動して下方に移動したときにロックがより確実に保持される方向となるように構成しておく。即ち、フック部材16Bに重力方向の力が作用したとき、係合部材17により強くフック部材16Bが押し付けられるようにして、より確実にロック状態が保持される構成とする。このように構成することにより、上部旋回体2が振動により上下動しても、前記バー22によるロックと前記フック部材16Bによるロックが同時に外れることはなくなり、開閉扉12が振動で開いてしまうことを確実に防止できる。
【0031】
また、上記ロック機構16は、通常のシングルロックのもので良いが、このロック機構16については、ロックが2段階に構成されたロック機構、即ち、確実にロックされたフルラッチ状態とハーフラッチ状態を備えるロック機構を採用することもできる。
【0032】
以上述べたように、本実施例によれば、開閉扉が確実にロックされているか否かを容易に認識することができ、操作者などが開閉扉を確実にロックしないまま油圧ショベルの作業を開始してしまうことを確実に防止できる。また、開閉扉は二重にロックされるので、運転中に仮に一方のロック機構のロックが外れたとしても、開閉扉が開いてしまうことも確実に防止できる。従って、運転中に開閉扉が開いて破損させたり変形させてしまうようなことを確実に回避できる。更に、本実施例によれば、弾性部材が、開閉扉が閉じられた状態では常に外側に押圧するように作用するので、開閉扉のがたつきも防止できる。また、前記弾性部材によって、開閉扉をロック可能位置にするとき(前記ロック用穴と前記バーの位置合わせをするとき)には、前記開閉扉の押し込み動作を行なわせる必要があるから、作業者に開閉扉をロックするための操作を意識付けさせることもでき、この点からも開閉扉が確実にロックされないまま作業機械の運転が為されてしまうことを防止できる。
【0033】
なお、前述した実施例では、収納ボックス12の開閉扉に本発明を適用した例を説明したが、原動機や油圧ポンプ等を収容した原動機カバー8等の開閉扉など、建屋カバー7の側部に設けられた開閉扉であれば、当該開閉扉に対しても本発明は同様に実施できるものであり、同様の効果を得ることができる。
【0034】
また、前記開閉扉にロック用の穴を設け、このロック用の穴と係合するバーを車体フレーム側に設ける例で説明したが、逆に前記車体フレーム側にロック用の穴を設け、前記開閉扉側にバーを設ける構成としても本発明は同様に実施可能であり、同様の効果を奏することができる。
【0035】
更に、前記実施例では、建設機械としてホイール式油圧ショベルを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、一般的なクローラ式油圧ショベル、油圧クレーン、ホイールローダ、ブルドーザ、アタッチメントとしてグラップルや造木用のプロセッサ等を装着したクローラ式作業機械など、種々の作業機械に広く適用できるものである。
【符号の説明】
【0036】
1 下部走行体
2 上部旋回体
3,13〜15,18 フレーム(3…旋回フレーム、15…車体フレーム、18…下部車体フレーム、18a…穴)
4 運転室
5 カウンタウェイト
6 作業装置
7 建屋カバー
8 原動機カバー
9 燃料タンク
10 収納ボックス(10A…開口部)
11 ステップ
12 開閉扉(12a…下面)
16 ロック機構(16A…ブラケット、16B…フック部材、16C…把手)
17 係合部材
19 リンク機構(19a…支点)
20 引張りばね(付勢手段)
21 弾性部材
22 バー
23 レバー
24 ブラケット(24a…ロック用の穴)
25 手すり。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
フレームと、該フレームに設けられ少なくとも原動機を収納する建屋カバーと、この建屋カバーの側面に設けられた開閉扉と、該開閉扉に設けられ該開閉扉を閉扉した状態のときにロックされるロック機構とを備えた作業機械において、
前記開閉扉が閉じられた状態のとき該開閉扉を外側に押圧する弾性部材と、
前記ロック機構とは異なる位置の前記開閉扉又は前記フレームの何れか一方に設けられたロック用の穴と、
前記開閉扉又は前記フレームの他の一方に設けられ前記開閉扉が閉じられた状態のときに前記ロック用の穴に出し入れ可能に構成されたバーと、
前記バーを前記フレーム或いは開閉扉に対して突出させ或いは引き込んだ状態にするためのレバーと、
前記バーを突出状態に付勢するための付勢手段と
を備え、
前記バーは、該バーが突出状態では前記開閉扉を閉扉状態にするのを困難にし、前記レバーにより前記バーを引き込むことで前記開閉扉を閉扉状態にするのを可能にし、
前記開閉扉が閉扉状態のとき前記バーを前記ロック用の穴に挿入して係合することを可能にすると共に、前記ロック機構もロック可能になる構成としたことを特徴とする作業機械。
【請求項2】
請求項1において、前記ロック用の穴は前記開閉扉の下面前部に取り付けたブラケットに設けられ、前記バーは、前記ロック用の穴に対向する下部車体フレームに形成された穴に設置されていることを特徴とする作業機械。
【請求項3】
請求項2において、前記バーと前記レバーとはリンク機構で連結されていると共に、レバーの重量をバーの重量より重くすることで、前記付勢手段が破損しても前記バーを突出方向に保持可能な構成としたことを特徴とする作業機械。
【請求項4】
請求項1〜3の何れかにおいて、前記開閉扉は建屋の前部に設けた収納ボックスを開閉するための扉であり、前記レバーは建屋前部に設けた手すりの内側に配設されていることを特徴とする作業機械。
【請求項5】
請求項1〜4の何れかにおいて、車体が振動して上方に移動したとき、前記バーによるロックがより確実に保持される構成とし、車体が振動して下方に移動したとき、前記ロック機構の係合がより確実に保持される構成としたことを特徴とする作業機械。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−236701(P2011−236701A)
【公開日】平成23年11月24日(2011.11.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−111117(P2010−111117)
【出願日】平成22年5月13日(2010.5.13)
【出願人】(000005522)日立建機株式会社 (2,611)
【Fターム(参考)】