作用物質投与用超微小滴状調剤
【課題】 皮膚およびこれと同様の物質のような自然の障壁内への、および、該障壁を通じての、特に薬剤の輸送のための流体微小粒子の調剤方法の提供。
【解決手段】
両親媒性分子または両親媒性担体物質の1または数層からなる膜様構造を有する微小粒子の形態による(トランスフェルソーム)。可溶化に必要な末端活性物質の濃度の99モル%を越えない濃度の該末端活性物質を含み、例えば、糖尿病用薬剤、特にインシュリンの非侵略的投与などに適する。
【解決手段】
両親媒性分子または両親媒性担体物質の1または数層からなる膜様構造を有する微小粒子の形態による(トランスフェルソーム)。可溶化に必要な末端活性物質の濃度の99モル%を越えない濃度の該末端活性物質を含み、例えば、糖尿病用薬剤、特にインシュリンの非侵略的投与などに適する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
皮膚及びこれと同様の物質のような自然の障壁内への、および/または、障壁を通じての薬剤の輸送のための流体の微小粒子、特に両親媒性分子または1つの両親媒性担体物質の1または数層からなる膜状被覆を有する微小粒子の形態による薬剤の処方のための調剤であって、各調剤が、該微小粒子の可溶化に必要な末端活性物質の濃度の99モル%を越えない濃度の該末端活性物質を含むことを特徴とする調剤。
【請求項2】
末端活性物質の濃度が、該末端活性物質の可溶化誘発濃度の少なくとも0.1モル%、特に1から80モル%の間、好ましくは10から60モル%の間、特に好ましくは20から50モル%の間であり、ここに微小粒子単位の末端活性は好ましくは約10ピコニュートンまたはそれ以下である請求項1に記載の調剤。
【請求項3】
調剤が、親水性流体を形成する微小粒子の担体としての、または該微小粒子の膜状被覆の基礎としての両親媒性物質の所定量を含み、薬剤が、担体物質、殻、および/または該粒子素材そのものに含まれている請求項1または2に記載の調剤。
【請求項4】
該両親媒性物質が脂質様物質で、該末端活性物質が好ましくは界面活性剤である請求項3に記載の調剤。
【請求項5】
ヒトまたは動物の皮膚上への適用のための該両親媒性物質の含有量が、調剤量の0.01から30重量%、好ましくは0.1から15重量%、特に好ましくは5から10重量%である請求項1から4までのいずれか1項に記載の調剤。
【請求項6】
植物への適用のための処方において該両親媒性分子の含有量が、0.000001から10重量%、好ましくは0.001から1重量%、特に好ましくは0.01から0.1重量%である請求項1から4までのいずれか1項に記載の調剤。
【請求項7】
薬剤が、副腎皮質安定剤、αβ−アドレノリチック、アンドロゲンまたはアンチアンドロゲン、アンチパラシチック、アナボリック、麻酔薬剤、無痛症薬剤、興奮剤、抗アレルギー薬剤、坑不整脈薬剤、坑動脈硬化薬剤、坑喘息薬剤、および/または気管支痙攣薬剤、抗生物質、坑鬱病薬剤、および/または精神病治療薬剤、坑糖尿病薬剤、解毒剤、坑嘔吐薬剤、坑てんかん薬剤、坑線維素溶解薬剤、坑痙攣薬剤、坑コリナージック、酵素、共酵素、または対応抑制剤、坑ヒスタミン剤、坑高血圧薬剤、薬剤活性の生物学的抑制剤、坑低血圧薬剤、坑凝結薬剤、坑真菌症薬剤、坑マイアスセニック、パーキンソン氏病に対する薬剤、坑炎症薬剤、解熱剤、坑リュウマチ薬剤、坑敗血症薬剤、呼吸器系興奮剤または呼吸器系鎮静剤、気管支病薬剤、心臓病薬剤、化学療法薬剤、心臓拡張剤、細胞活動抑制剤、利尿剤、節腫禁止剤、グルココルチコイド、坑フルー薬剤、止血剤、催眠薬剤、免疫グロブリンまたはそのフラグメントまたはその他の免疫学的活性物質、生物学的活性カルボハイドレート(誘導体)、避妊薬剤、坑偏頭痛薬剤、ミネラルコルチコイド、モルヒネ拮抗剤、筋肉弛緩剤、麻酔薬剤、神経治療薬剤、ヌクレオチド、神経弛緩剤、神経伝達物質、そのいくつかの拮抗剤、ペプチド(誘導体)、眼科薬、(副)交感神経(様)作用物質または(副)交感神経作用物質、蛋白(誘導体)、乾せん/神経性皮膚炎 薬剤、瞳孔散大剤、精神刺激剤、鼻科薬、全ての睡眠誘発薬剤またはその拮抗剤、鎮静剤、痙攣薬剤、結核鎮静剤、泌尿科薬剤、血管緊縮剤または血管拡張剤、ウイルス鎮静剤、または全ての傷治療剤、またはいくつかのこのような薬剤である請求項1から6までのいずれか1項に記載の調剤。
【請求項8】
該薬剤が生体組織の生長調節物質である請求項1から6までのいずれか1項に記載の調剤。
【請求項9】
該薬剤が、ある殺生物活性を有するものであり、特に殺昆虫剤、殺害虫剤、除草剤、または殺菌・殺かび剤である請求項1から6までのいずれか1項に記載の調剤。
【請求項10】
該薬剤が、誘引剤、特にフェロモンの類からのものである請求項1から6までのいずれか1項に記載の調剤。
【請求項11】
皮膚およびこれと同様の物質のような自然の障壁および障害内への、および/または、それらを通じての薬剤の輸送のための流体の微小粒子、特に両親媒性分子または1つの両親媒性担体物質の1または数層からなる膜状被覆を有する微小粒子の形態における薬剤の処方のための調剤の製造方法であって、担体自体の可溶化に必要な末端活性物質の濃度が測定され、次いで前記濃度に近いがまだ十分な担体の安定性および透過能力が保証される濃度の末端活性物質が該調剤に使用されることを特徴とする製造方法。
【請求項12】
流動性の微小粒子の安定性および透過能力を、もし必要なら加圧下に、微小孔のフィルターでのろ過の手段により、またはその他の制御された機械的な断片化手段により測定する請求項11に記載の製造方法。
【請求項13】
該末端活性物質の含有量が、担体の可溶化が生じる濃度の0.1から99モル%、特に1から80モル%、好ましくは10から60モル%、最も好ましくは20から50モル%である請求項11または12に記載の製造方法。
【請求項14】
調剤の生成に必要な物質の該混合物が、ろ過され、超音波処理され、撹拌され、かき交ぜられ、またはその他の機械的断片化の対象となる請求項11から13までのいずれか1項に記載の製造方法。
【請求項15】
非侵略適用のための該調剤が、少なくとも1つの抗糖尿病薬剤、特にインシュリンを含む請求項1から10までのいずれか1項に記載の調剤。
【請求項16】
生理学的に適合性ある極性または非極性の脂質を両親媒性担体物質として含み、担体膜が好ましくは二重層構造を有する請求項15に記載の調剤。
【請求項17】
両親媒性物質が、生物学的源の脂質またはリポイド、または対応する合成脂質であり、若しくはかかる脂質の修飾体からなり、グリセリド、特にグリセロホスフォリピド、イソプレノイドリピド、スフィンゴリピド、ステロイド、ステリン、またはステロール、サルファ−またはカルボハイドレート−含有リピド、またはその他の、安定な二重層を形成しうるリピド、好ましくは半プロトン化流動脂肪酸、そして好ましくはホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルグリセロール、ホスファチジルイノシトール、ホスファチジン酸、ホスファチジルセリン、スフィンゴミエリンまたはスフィンゴホスフォリピド、グリコスフィンゴリピド(例えば、セレブロシド、セラミドポリゲキソシド、スルファチド、スフィンゴプラスマロゲン)、ガングリオシドまたはその他のグリコリピドまたは合成脂質、好ましくはジオレイル−、ジリノレイル−、ジリノレニル−、ジリノレノイル−、ジアラキドイル−、ジミリストイル−、ジパルミトイル−、ジステアロイル−、リン脂質または対応するスフィンゴシン誘導体、グリコリピドまたはその他のジアシル−またはジアルキル−脂質、である請求項16に記載の調剤。
【請求項18】
いくつかの末端活性物質を含む請求項15から17までのいずれか1項に記載の調剤。
【請求項19】
該末端活性物質が、ノニオン性、対イオン性、アニオン性またはカチオン性界面活性剤、特に、長鎖脂肪酸または長鎖脂肪酸アルコール、アルキル−トリメチル−アンモニウム
塩、アルキルスルフェート塩、コラート−、デオキシコラート−、グリコデオキシコラート−、タウロデオキシコラート−塩、ドデシル−、ジメチル−アミノキシド、デカノイル−、またはドデカノイル−N−メチルグルカミド(MEGA 10,MEGA 12)、N−ドデシル−N、N−ジメチルグリシン、3−(ヘキサデシルジメチルアンモニオ)−プロパン−スルフォネート、N−ヘキサデシル−スルフォベタイン、ノナエチレン−グリコール−オクチルフェニルエーテル、ノナエチレン−ドデシルエーテル、オクタエチレングリコール−イソトリデシルエーテル、オクタエチレン−ドデシルエーテル、ポリエチレングリコール−20−ソルビタン−モノラウレート(ツイーンTween 20)、ポリエチレングリコール−20−ソルビタン−モノオレエート(ツイーン 80)、ポリヒドロキシエチレン−セチルステアリルエーテル(セトマクロゴCetomacrogo、クレモフォアCremopor O,エマルゲンEumulgin、C1000) ポリヒドロキシエチレン−4−ラウリルエーテル(Brij 30)、ポリヒドロキシエチレン−23−ラウリルエーテル(Brij 35)、ポリヒドロキシエチレン−8−ステアレート(Myrj 45、クレモフォア AP)、ポリヒドロキシエチレン−40−ステアレート(Myrj 52)、ポリヒドロキシエチレン−100−ステアレート(Myrj
59)、ポリエトキシル化カストール油(クレモフォア EL),ポリエトキシル化ハイドレート化カストール油、ソルビタンモノラウレート(アルラセルArlacel 20、スパンSpan 20)、特に好ましくは、デカノイル−、またはドデカノイル−N−メチルグルカミド、ラウリル−またはオレオイルスルフェート塩、デオキシコール酸ナトリウム、グリコデオキシコール酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウム、エライジン酸ナトリウム、リノレン酸ナトリウム、ラウリン酸ナトリウム、ノナエチレン−ドデシル−エーテル、ポリエチレン グリコール−20−ソルビタン−モノオレエート(ツイーン 80)、ポリヒドロキシエチレン−23−ラウリルエーテル(Brij 35)、ポリヒドロキシエチレン−40−ステアレート(Myrj 52)および/またはソルビタンーモノラウレート(アルラセル 20、スパン 20)およびリソホスフォリピド、例えばn−オクタデシレン(=オレオイル)−グリセロホスファチジン酸、−ホスフォリルグリセロール、または−ホスフォリルセリン、n−ジラウリル−グリセロ−ホスファチジン酸、−ホスフォリルグリセロール、または−ホスフォリルセリン、n−テトラデシルグリセロ−ホスファチジン酸、−ホスフォリルグリセロール、または−ホスフォリルセリンおよび対応するパルミトエロイル−、エライドイル−、バクセニル−リソホスフォリピドである請求項15から18までのいずれか1項に記載の調剤。
【請求項20】
薬剤として1から500 I.U.のインシュリン/ml、好ましくは20から100
I.U.のインシュリン/ml、および調剤中の担体物質の濃度が0.1から20重量%、特に0.5から15重量%、最も好ましくは2.5から10重量%である請求項15から19までのいずれか1項に記載の調剤。
【請求項21】
ホスファチジルコリンおよび/またはホスファチジルグリコールを両親媒性物質として使用し、そしてリソホスファチジン酸またはリソホスフォグリコール、デオキシコラート−、グリコデオキシコラート−、またはコール酸塩、ラウレート、ミリステート、オレエート、パルミトレエート、または対応ホスフェート−またはスルフェート−塩、および/またはツイーン−またはMyrj−物質が末端活性物質として使用され、組み換えヒト・インシュリンが好ましい薬剤である請求項15から20までのいずれか1項に記載の調剤。
【請求項22】
調剤中の該微小粒子の粒径が、約50から約200nm、好ましくは約100から180nmの範囲である請求項15から21のいずれか1項に記載の調剤。
【請求項23】
該リポソーム様微小粒子が、少なくとも1つの両親媒性物質、少なくとも1つの親水性流体、少なくとも1つの末端活性物質、そして少なくとも1つの抗糖尿病薬剤から製造され、これらはともに調剤を形成していることを特徴とする、抗糖尿病薬剤の非侵略的適用のための処方用調剤方法。
【請求項24】
末端活性物質と両親媒性物質、および親水性物質と薬剤とが、それぞれ別個に混合され、もし必要なら、溶液に溶解され、生成した混合物または溶液は次いで1つの混合物に、特に機械的エネルギーの働きにより一体にされて担体粒子にされることを特徴とする請求項23に記載の方法。
【請求項25】
該両親媒性物質が、以上のようにまたは親水性流体、特に水、または極性溶液とともに溶媒和を仲介する溶液と非常に良く混和する生理学的に容認しうる溶媒中に溶解されるように使用される請求項23または24に記載の方法。
【請求項26】
極性溶媒が少なくとも1つの末端活性物質を含む請求項25に記載の方法。
【請求項27】
微小粒子の生成が、流体相への物質添加、逆相からの蒸発、インジェクシヨンまたは透析を用いて、撹拌、かきまぜ、ホモジェナイズ化、超音波処理、せん断、凍結および融解、または高圧または低圧ろ過等の機械的力により行われる請求項23から26までのいずれか1項に記載の方法。
【請求項28】
微小粒子の生成が、0.1から0.8μm、特に0.15から0.3μm、最も好ましくは0.22μmの孔径を有するフィルター素材によるろ過により誘発され、いくつかのフィルターが時により連続的に使用される請求項27に記載の方法。
【請求項29】
該薬剤の導入が少なくとも部分的に微小粒子の生成後に起こることを特徴とする請求項23から28までのいずれか1項に記載の方法。
【請求項30】
リポソーム様微小粒子がこれらの適当な濃縮物または凍結乾燥物からの適用直前に調合される請求項23から29までのいずれか1項に記載の方法。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
皮膚及びこれと同様の物質のような自然の障壁内への、および/または、障壁を通じての薬剤の輸送のための流体の微小粒子、特に両親媒性分子または1つの両親媒性担体物質の1または数層からなる膜状被覆を有する微小粒子の形態による薬剤の処方のための調剤であって、各調剤が、該微小粒子の可溶化に必要な末端活性物質の濃度の99モル%を越えない濃度の該末端活性物質を含み、
ヒトまたは動物の皮膚上への適用のための該両親媒性物質の含有量が、調剤量の0.01から30重量%、好ましくは0.1から15重量%、特に好ましくは5から10重量%であることを特徴とする調剤。
【請求項2】
末端活性物質の濃度が、該末端活性物質の可溶化誘発濃度の少なくとも0.1モル%、特に1から80モル%の間、好ましくは10から60モル%の間、特に好ましくは20から50モル%の間であり、ここに微小粒子単位の末端活性は好ましくは約10ピコニュートンまたはそれ以下である請求項1に記載の調剤。
【請求項3】
調剤が、親水性流体を形成する微小粒子の担体としての、または該微小粒子の膜状被覆の基礎としての両親媒性物質の所定量を含み、薬剤が、担体物質、殻、および/または該粒子素材そのものに含まれている請求項1または2に記載の調剤。
【請求項4】
該両親媒性物質が脂質様物質で、該末端活性物質が好ましくは界面活性剤である請求項3に記載の調剤。
【請求項5】
植物への適用のための処方において該両親媒性分子の含有量が、0.000001から10重量%、好ましくは0.001から1重量%、特に好ましくは0.01から0.1重量%である請求項1ないし4のいずれか1項に記載の調剤。
【請求項6】
薬剤が、副腎皮質安定剤、αβ−アドレノリチック、アンドロゲンまたはアンチアンドロゲン、アンチパラシチック、アナボリック、麻酔薬剤、無痛症薬剤、興奮剤、抗アレルギー薬剤、坑不整脈薬剤、坑動脈硬化薬剤、坑喘息薬剤、および/または気管支痙攣薬剤、抗生物質、坑鬱病薬剤、および/または精神病治療薬剤、坑糖尿病薬剤、解毒剤、坑嘔吐薬剤、坑てんかん薬剤、坑線維素溶解薬剤、坑痙攣薬剤、坑コリナージック、酵素、共酵素、または対応抑制剤、坑ヒスタミン剤、坑高血圧薬剤、薬剤活性の生物学的抑制剤、坑低血圧薬剤、坑凝結薬剤、坑真菌症薬剤、坑マイアスセニック、パーキンソン氏病に対する薬剤、坑炎症薬剤、解熱剤、坑リュウマチ薬剤、坑敗血症薬剤、呼吸器系興奮剤または呼吸器系鎮静剤、気管支病薬剤、心臓病薬剤、化学療法薬剤、心臓拡張剤、細胞活動抑制剤、利尿剤、節腫禁止剤、グルココルチコイド、坑フルー薬剤、止血剤、催眠薬剤、免疫グロブリンまたはそのフラグメントまたはその他の免疫学的活性物質、生物学的活性カルボハイドレート(誘導体)、避妊薬剤、坑偏頭痛薬剤、ミネラルコルチコイド、モルヒネ拮抗剤、筋肉弛緩剤、麻酔薬剤、神経治療薬剤、ヌクレオチド、神経弛緩剤、神経伝達物質、そのいくつかの拮抗剤、ペプチド(誘導体)、眼科薬、(副)交感神経(様)作用物質または(副)交感神経作用物質、蛋白(誘導体)、乾せん/神経性皮膚炎 薬剤、瞳孔散大剤、精神刺激剤、鼻科薬、全ての睡眠誘発薬剤またはその拮抗剤、鎮静剤、痙攣薬剤、結核鎮静剤、泌尿科薬剤、血管緊縮剤または血管拡張剤、ウイルス鎮静剤、または全ての傷治療剤、またはいくつかのこのような薬剤である請求項1ないし5のいずれか1項に記載の調剤。
【請求項7】
該薬剤が生体組織の生長調節物質である請求項1ないし5のいずれか1項に記載の調剤。
【請求項8】
該薬剤が、ある殺生物活性を有するものであり、特に殺昆虫剤、殺害虫剤、除草剤、または殺菌・殺かび剤である請求項1ないし5のいずれか1項に記載の調剤。
【請求項9】
該薬剤が、誘引剤、特にフェロモンの類からのものである請求項1ないし5のいずれか1項に記載の調剤。
【請求項10】
皮膚およびこれと同様の物質のような自然の障壁および障害内への、および/または、それらを通じての薬剤の輸送のための流体の微小粒子、特に両親媒性分子または1つの両親媒性担体物質の1または数層からなる膜状被覆を有する微小粒子の形態における薬剤の処方のための調剤の製造方法であって、担体自体の可溶化に必要な末端活性物質の濃度が測定され、次いで前記濃度に近いがまだ十分な担体の安定性および透過能力が保証される濃度の末端活性物質が該調剤に使用されることを特徴とする製造方法。
【請求項11】
流動性の微小粒子の安定性および透過能力を、もし必要なら加圧下に、微小孔のフィルターでのろ過の手段により、またはその他の制御された機械的な断片化手段により測定する請求項10に記載の製造方法。
【請求項12】
該末端活性物質の含有量が、担体の可溶化が生じる濃度の0.1から99モル%、特に1から80モル%、好ましくは10から60モル%、最も好ましくは20から50モル%である請求項10または11に記載の製造方法。
【請求項13】
調剤の生成に必要な物質の該混合物が、ろ過され、超音波処理され、撹拌され、かき交ぜられ、またはその他の機械的断片化の対象となる請求項10ないし12のいずれか1項に記載の製造方法。
【請求項14】
非侵略適用のための該調剤が、少なくとも1つの抗糖尿病薬剤、特にインシュリンを含む請求項1ないし9のいずれか1項に記載の調剤。
【請求項15】
生理学的に適合性ある極性または非極性の脂質を両親媒性担体物質として含み、担体膜が好ましくは二重層構造を有する請求項14に記載の調剤。
【請求項16】
両親媒性物質が、生物学的源の脂質またはリポイド、または対応する合成脂質であり、若しくはかかる脂質の修飾体からなり、グリセリド、特にグリセロホスフォリピド、イソプレノイドリピド、スフィンゴリピド、ステロイド、ステリン、またはステロール、サルファ−またはカルボハイドレート−含有リピド、またはその他の、安定な二重層を形成しうるリピド、好ましくは半プロトン化流動脂肪酸、そして好ましくはホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルグリセロール、ホスファチジルイノシトール、ホスファチジン酸、ホスファチジルセリン、スフィンゴミエリンまたはスフィンゴホスフォリピド、グリコスフィンゴリピド(例えば、セレブロシド、セラミドポリゲキソシド、スルファチド、スフィンゴプラスマロゲン)、ガングリオシドまたはその他のグリコリピドまたは合成脂質、好ましくはジオレイル−、ジリノレイル−、ジリノレニル−、ジリノレノイル−、ジアラキドイル−、ジミリストイル−、ジパルミトイル−、ジステアロイル−、リン脂質または対応するスフィンゴシン誘導体、グリコリピドまたはその他のジアシル−またはジアルキル−脂質である請求項15に記載の調剤。
【請求項17】
いくつかの末端活性物質を含む請求項14ないし16のいずれか1項に記載の調剤。
【請求項18】
該末端活性物質が、ノニオン性、対イオン性、アニオン性またはカチオン性界面活性剤、特に、長鎖脂肪酸または長鎖脂肪酸アルコール、アルキル−トリメチル−アンモニウム塩、アルキルスルフェート塩、コラート−、デオキシコラート−、グリコデオキシコラート−、タウロデオキシコラート−塩、ドデシル−、ジメチル−アミノキシド、デカノイル−、またはドデカノイル−N−メチルグルカミド(MEGA 10,MEGA 12)、N−ドデシル−N、N−ジメチルグリシン、3−(ヘキサデシルジメチルアンモニオ)−プロパン−スルフォネート、N−ヘキサデシル−スルフォベタイン、ノナエチレン−グリコール−オクチルフェニルエーテル、ノナエチレン−ドデシルエーテル、オクタエチレングリコール−イソトリデシルエーテル、オクタエチレン−ドデシルエーテル、ポリエチレングリコール−20−ソルビタン−モノラウレート(ツイーンTween 20)、ポリエチレングリコール−20−ソルビタン−モノオレエート(ツイーン 80)、ポリヒドロキシエチレン−セチルステアリルエーテル(セトマクロゴCetomacrogo、クレモフォアCremopor O,エマルゲンEumulgin、C1000)、ポリヒドロキシエチレン−4−ラウリルエーテル(Brij 30)、ポリヒドロキシエチレン−23−ラウリルエーテル(Brij 35)、ポリヒドロキシエチレン−8−ステアレート(Myrj 45、クレモフォア AP)、ポリヒドロキシエチレン−40−ステアレート(Myrj 52)、ポリヒドロキシエチレン−100−ステアレート(Myrj 59)、ポリエトキシル化カストール油(クレモフォア EL),ポリエトキシル化ハイドレート化カストール油、ソルビタンモノラウレート(アルラセルArlacel 20、スパンSpan 20)、特に好ましくは、デカノイル−、またはドデカノイル−N−メチルグルカミド、ラウリル−またはオレオイルスルフェート塩、デオキシコール酸ナトリウム、グリコデオキシコール酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウム、エライジン酸ナトリウム、リノレン酸ナトリウム、ラウリン酸ナトリウム、ノナエチレン−ドデシル−エーテル、ポリエチレン グリコール−20−ソルビタン−モノオレエート(ツイーン 80)、ポリヒドロキシエチレン−23−ラウリルエーテル(Brij 35)、ポリヒドロキシエチレン−40−ステアレート(Myrj 52)および/またはソルビタンーモノラウレート(アルラセル 20、スパン 20)およびリソホスフォリピド、例えばn−オクタデシレン(=オレオイル)−グリセロホスファチジン酸、−ホスフォリルグリセロール、または−ホスフォリルセリン、n−ジラウリル−グリセロ−ホスファチジン酸、−ホスフォリルグリセロール、または−ホスフォリルセリン、n−テトラデシルグリセロ−ホスファチジン酸、−ホスフォリルグリセロール、または−ホスフォリルセリンおよび対応するパルミトエロイル−、エライドイル−、バクセニル−リソホスフォリピドである請求項17に記載の調剤。
【請求項19】
薬剤として1から500 I.U.のインシュリン/ml、好ましくは20から100 I.U.のインシュリン/ml、および調剤中の担体物質の濃度が0.1から20重量%、特に0.5から15重量%、最も好ましくは2.5から10重量%である請求項14ないし18のいずれか1項に記載の調剤。
【請求項20】
ホスファチジルコリンおよび/またはホスファチジルグリコールを両親媒性物質として使用し、そしてリソホスファチジン酸またはリソホスフォグリコール、デオキシコラート−、グリコデオキシコラート−、またはコール酸塩、ラウレート、ミリステート、オレエート、パルミトレエート、または対応ホスフェート−またはスルフェート−塩、および/またはツイーン−またはMyrj−物質が末端活性物質として使用され、組み換えヒト・インシュリンが好ましい薬剤である請求項14ないし19のいずれか1項に記載の調剤。
【請求項21】
調剤中の該微小粒子の粒径が、約50から約200nm、好ましくは約100から180nmの範囲である請求項14ないし20のいずれか1項に記載の調剤。
【請求項22】
該リポソーム様微小粒子が、少なくとも1つの両親媒性物質、少なくとも1つの親水性流体、少なくとも1つの末端活性物質、そして少なくとも1つの抗糖尿病薬剤から製造され、これらはともに調剤を形成していることを特徴とする、抗糖尿病薬剤の非侵略的適用のための処方用調剤方法。
【請求項23】
末端活性物質と両親媒性物質、および親水性物質と薬剤とが、それぞれ別個に混合され、もし必要なら、溶液に溶解され、生成した混合物または溶液は次いで1つの混合物に、特に機械的エネルギーの働きにより一体にされて担体粒子にされることを特徴とする請求項22に記載の方法。
【請求項24】
該両親媒性物質が、以上のようにまたは親水性流体、特に水、または極性溶液とともに溶媒和を仲介する溶液と非常に良く混和する生理学的に容認しうる溶媒中に溶解されるように使用される請求項22または23に記載の方法。
【請求項25】
極性溶媒が少なくとも1つの末端活性物質を含む請求項24に記載の方法。
【請求項26】
微小粒子の生成が、流体相への物質添加、逆相からの蒸発、インジェクシヨンまたは透析を用いて、撹拌、かきまぜ、ホモジェナイズ化、超音波処理、せん断、凍結および融解、または高圧または低圧ろ過等の機械的力により行われる請求項22ないし25のいずれか1項に記載の方法。
【請求項27】
微小粒子の生成が、0.1から0.8μm、特に0.15から0.3μm、最も好ましくは0.22μmの孔径を有するフィルター素材によるろ過により誘発され、いくつかのフィルターが時により連続的に使用される請求項26に記載の方法。
【請求項28】
該薬剤の導入が少なくとも部分的に微小粒子の生成後に起こることを特徴とする請求項22ないし27のいずれか1項に記載の方法。
【請求項29】
リポソーム様微小粒子がこれらの適当な濃縮物または凍結乾燥物からの適用直前に調合される請求項22ないし28のいずれか1項に記載の方法。
【請求項1】
皮膚及びこれと同様の物質のような自然の障壁内への、および/または、障壁を通じての薬剤の輸送のための流体の微小粒子、特に両親媒性分子または1つの両親媒性担体物質の1または数層からなる膜状被覆を有する微小粒子の形態による薬剤の処方のための調剤であって、各調剤が、該微小粒子の可溶化に必要な末端活性物質の濃度の99モル%を越えない濃度の該末端活性物質を含むことを特徴とする調剤。
【請求項2】
末端活性物質の濃度が、該末端活性物質の可溶化誘発濃度の少なくとも0.1モル%、特に1から80モル%の間、好ましくは10から60モル%の間、特に好ましくは20から50モル%の間であり、ここに微小粒子単位の末端活性は好ましくは約10ピコニュートンまたはそれ以下である請求項1に記載の調剤。
【請求項3】
調剤が、親水性流体を形成する微小粒子の担体としての、または該微小粒子の膜状被覆の基礎としての両親媒性物質の所定量を含み、薬剤が、担体物質、殻、および/または該粒子素材そのものに含まれている請求項1または2に記載の調剤。
【請求項4】
該両親媒性物質が脂質様物質で、該末端活性物質が好ましくは界面活性剤である請求項3に記載の調剤。
【請求項5】
ヒトまたは動物の皮膚上への適用のための該両親媒性物質の含有量が、調剤量の0.01から30重量%、好ましくは0.1から15重量%、特に好ましくは5から10重量%である請求項1から4までのいずれか1項に記載の調剤。
【請求項6】
植物への適用のための処方において該両親媒性分子の含有量が、0.000001から10重量%、好ましくは0.001から1重量%、特に好ましくは0.01から0.1重量%である請求項1から4までのいずれか1項に記載の調剤。
【請求項7】
薬剤が、副腎皮質安定剤、αβ−アドレノリチック、アンドロゲンまたはアンチアンドロゲン、アンチパラシチック、アナボリック、麻酔薬剤、無痛症薬剤、興奮剤、抗アレルギー薬剤、坑不整脈薬剤、坑動脈硬化薬剤、坑喘息薬剤、および/または気管支痙攣薬剤、抗生物質、坑鬱病薬剤、および/または精神病治療薬剤、坑糖尿病薬剤、解毒剤、坑嘔吐薬剤、坑てんかん薬剤、坑線維素溶解薬剤、坑痙攣薬剤、坑コリナージック、酵素、共酵素、または対応抑制剤、坑ヒスタミン剤、坑高血圧薬剤、薬剤活性の生物学的抑制剤、坑低血圧薬剤、坑凝結薬剤、坑真菌症薬剤、坑マイアスセニック、パーキンソン氏病に対する薬剤、坑炎症薬剤、解熱剤、坑リュウマチ薬剤、坑敗血症薬剤、呼吸器系興奮剤または呼吸器系鎮静剤、気管支病薬剤、心臓病薬剤、化学療法薬剤、心臓拡張剤、細胞活動抑制剤、利尿剤、節腫禁止剤、グルココルチコイド、坑フルー薬剤、止血剤、催眠薬剤、免疫グロブリンまたはそのフラグメントまたはその他の免疫学的活性物質、生物学的活性カルボハイドレート(誘導体)、避妊薬剤、坑偏頭痛薬剤、ミネラルコルチコイド、モルヒネ拮抗剤、筋肉弛緩剤、麻酔薬剤、神経治療薬剤、ヌクレオチド、神経弛緩剤、神経伝達物質、そのいくつかの拮抗剤、ペプチド(誘導体)、眼科薬、(副)交感神経(様)作用物質または(副)交感神経作用物質、蛋白(誘導体)、乾せん/神経性皮膚炎 薬剤、瞳孔散大剤、精神刺激剤、鼻科薬、全ての睡眠誘発薬剤またはその拮抗剤、鎮静剤、痙攣薬剤、結核鎮静剤、泌尿科薬剤、血管緊縮剤または血管拡張剤、ウイルス鎮静剤、または全ての傷治療剤、またはいくつかのこのような薬剤である請求項1から6までのいずれか1項に記載の調剤。
【請求項8】
該薬剤が生体組織の生長調節物質である請求項1から6までのいずれか1項に記載の調剤。
【請求項9】
該薬剤が、ある殺生物活性を有するものであり、特に殺昆虫剤、殺害虫剤、除草剤、または殺菌・殺かび剤である請求項1から6までのいずれか1項に記載の調剤。
【請求項10】
該薬剤が、誘引剤、特にフェロモンの類からのものである請求項1から6までのいずれか1項に記載の調剤。
【請求項11】
皮膚およびこれと同様の物質のような自然の障壁および障害内への、および/または、それらを通じての薬剤の輸送のための流体の微小粒子、特に両親媒性分子または1つの両親媒性担体物質の1または数層からなる膜状被覆を有する微小粒子の形態における薬剤の処方のための調剤の製造方法であって、担体自体の可溶化に必要な末端活性物質の濃度が測定され、次いで前記濃度に近いがまだ十分な担体の安定性および透過能力が保証される濃度の末端活性物質が該調剤に使用されることを特徴とする製造方法。
【請求項12】
流動性の微小粒子の安定性および透過能力を、もし必要なら加圧下に、微小孔のフィルターでのろ過の手段により、またはその他の制御された機械的な断片化手段により測定する請求項11に記載の製造方法。
【請求項13】
該末端活性物質の含有量が、担体の可溶化が生じる濃度の0.1から99モル%、特に1から80モル%、好ましくは10から60モル%、最も好ましくは20から50モル%である請求項11または12に記載の製造方法。
【請求項14】
調剤の生成に必要な物質の該混合物が、ろ過され、超音波処理され、撹拌され、かき交ぜられ、またはその他の機械的断片化の対象となる請求項11から13までのいずれか1項に記載の製造方法。
【請求項15】
非侵略適用のための該調剤が、少なくとも1つの抗糖尿病薬剤、特にインシュリンを含む請求項1から10までのいずれか1項に記載の調剤。
【請求項16】
生理学的に適合性ある極性または非極性の脂質を両親媒性担体物質として含み、担体膜が好ましくは二重層構造を有する請求項15に記載の調剤。
【請求項17】
両親媒性物質が、生物学的源の脂質またはリポイド、または対応する合成脂質であり、若しくはかかる脂質の修飾体からなり、グリセリド、特にグリセロホスフォリピド、イソプレノイドリピド、スフィンゴリピド、ステロイド、ステリン、またはステロール、サルファ−またはカルボハイドレート−含有リピド、またはその他の、安定な二重層を形成しうるリピド、好ましくは半プロトン化流動脂肪酸、そして好ましくはホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルグリセロール、ホスファチジルイノシトール、ホスファチジン酸、ホスファチジルセリン、スフィンゴミエリンまたはスフィンゴホスフォリピド、グリコスフィンゴリピド(例えば、セレブロシド、セラミドポリゲキソシド、スルファチド、スフィンゴプラスマロゲン)、ガングリオシドまたはその他のグリコリピドまたは合成脂質、好ましくはジオレイル−、ジリノレイル−、ジリノレニル−、ジリノレノイル−、ジアラキドイル−、ジミリストイル−、ジパルミトイル−、ジステアロイル−、リン脂質または対応するスフィンゴシン誘導体、グリコリピドまたはその他のジアシル−またはジアルキル−脂質、である請求項16に記載の調剤。
【請求項18】
いくつかの末端活性物質を含む請求項15から17までのいずれか1項に記載の調剤。
【請求項19】
該末端活性物質が、ノニオン性、対イオン性、アニオン性またはカチオン性界面活性剤、特に、長鎖脂肪酸または長鎖脂肪酸アルコール、アルキル−トリメチル−アンモニウム
塩、アルキルスルフェート塩、コラート−、デオキシコラート−、グリコデオキシコラート−、タウロデオキシコラート−塩、ドデシル−、ジメチル−アミノキシド、デカノイル−、またはドデカノイル−N−メチルグルカミド(MEGA 10,MEGA 12)、N−ドデシル−N、N−ジメチルグリシン、3−(ヘキサデシルジメチルアンモニオ)−プロパン−スルフォネート、N−ヘキサデシル−スルフォベタイン、ノナエチレン−グリコール−オクチルフェニルエーテル、ノナエチレン−ドデシルエーテル、オクタエチレングリコール−イソトリデシルエーテル、オクタエチレン−ドデシルエーテル、ポリエチレングリコール−20−ソルビタン−モノラウレート(ツイーンTween 20)、ポリエチレングリコール−20−ソルビタン−モノオレエート(ツイーン 80)、ポリヒドロキシエチレン−セチルステアリルエーテル(セトマクロゴCetomacrogo、クレモフォアCremopor O,エマルゲンEumulgin、C1000) ポリヒドロキシエチレン−4−ラウリルエーテル(Brij 30)、ポリヒドロキシエチレン−23−ラウリルエーテル(Brij 35)、ポリヒドロキシエチレン−8−ステアレート(Myrj 45、クレモフォア AP)、ポリヒドロキシエチレン−40−ステアレート(Myrj 52)、ポリヒドロキシエチレン−100−ステアレート(Myrj
59)、ポリエトキシル化カストール油(クレモフォア EL),ポリエトキシル化ハイドレート化カストール油、ソルビタンモノラウレート(アルラセルArlacel 20、スパンSpan 20)、特に好ましくは、デカノイル−、またはドデカノイル−N−メチルグルカミド、ラウリル−またはオレオイルスルフェート塩、デオキシコール酸ナトリウム、グリコデオキシコール酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウム、エライジン酸ナトリウム、リノレン酸ナトリウム、ラウリン酸ナトリウム、ノナエチレン−ドデシル−エーテル、ポリエチレン グリコール−20−ソルビタン−モノオレエート(ツイーン 80)、ポリヒドロキシエチレン−23−ラウリルエーテル(Brij 35)、ポリヒドロキシエチレン−40−ステアレート(Myrj 52)および/またはソルビタンーモノラウレート(アルラセル 20、スパン 20)およびリソホスフォリピド、例えばn−オクタデシレン(=オレオイル)−グリセロホスファチジン酸、−ホスフォリルグリセロール、または−ホスフォリルセリン、n−ジラウリル−グリセロ−ホスファチジン酸、−ホスフォリルグリセロール、または−ホスフォリルセリン、n−テトラデシルグリセロ−ホスファチジン酸、−ホスフォリルグリセロール、または−ホスフォリルセリンおよび対応するパルミトエロイル−、エライドイル−、バクセニル−リソホスフォリピドである請求項15から18までのいずれか1項に記載の調剤。
【請求項20】
薬剤として1から500 I.U.のインシュリン/ml、好ましくは20から100
I.U.のインシュリン/ml、および調剤中の担体物質の濃度が0.1から20重量%、特に0.5から15重量%、最も好ましくは2.5から10重量%である請求項15から19までのいずれか1項に記載の調剤。
【請求項21】
ホスファチジルコリンおよび/またはホスファチジルグリコールを両親媒性物質として使用し、そしてリソホスファチジン酸またはリソホスフォグリコール、デオキシコラート−、グリコデオキシコラート−、またはコール酸塩、ラウレート、ミリステート、オレエート、パルミトレエート、または対応ホスフェート−またはスルフェート−塩、および/またはツイーン−またはMyrj−物質が末端活性物質として使用され、組み換えヒト・インシュリンが好ましい薬剤である請求項15から20までのいずれか1項に記載の調剤。
【請求項22】
調剤中の該微小粒子の粒径が、約50から約200nm、好ましくは約100から180nmの範囲である請求項15から21のいずれか1項に記載の調剤。
【請求項23】
該リポソーム様微小粒子が、少なくとも1つの両親媒性物質、少なくとも1つの親水性流体、少なくとも1つの末端活性物質、そして少なくとも1つの抗糖尿病薬剤から製造され、これらはともに調剤を形成していることを特徴とする、抗糖尿病薬剤の非侵略的適用のための処方用調剤方法。
【請求項24】
末端活性物質と両親媒性物質、および親水性物質と薬剤とが、それぞれ別個に混合され、もし必要なら、溶液に溶解され、生成した混合物または溶液は次いで1つの混合物に、特に機械的エネルギーの働きにより一体にされて担体粒子にされることを特徴とする請求項23に記載の方法。
【請求項25】
該両親媒性物質が、以上のようにまたは親水性流体、特に水、または極性溶液とともに溶媒和を仲介する溶液と非常に良く混和する生理学的に容認しうる溶媒中に溶解されるように使用される請求項23または24に記載の方法。
【請求項26】
極性溶媒が少なくとも1つの末端活性物質を含む請求項25に記載の方法。
【請求項27】
微小粒子の生成が、流体相への物質添加、逆相からの蒸発、インジェクシヨンまたは透析を用いて、撹拌、かきまぜ、ホモジェナイズ化、超音波処理、せん断、凍結および融解、または高圧または低圧ろ過等の機械的力により行われる請求項23から26までのいずれか1項に記載の方法。
【請求項28】
微小粒子の生成が、0.1から0.8μm、特に0.15から0.3μm、最も好ましくは0.22μmの孔径を有するフィルター素材によるろ過により誘発され、いくつかのフィルターが時により連続的に使用される請求項27に記載の方法。
【請求項29】
該薬剤の導入が少なくとも部分的に微小粒子の生成後に起こることを特徴とする請求項23から28までのいずれか1項に記載の方法。
【請求項30】
リポソーム様微小粒子がこれらの適当な濃縮物または凍結乾燥物からの適用直前に調合される請求項23から29までのいずれか1項に記載の方法。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
皮膚及びこれと同様の物質のような自然の障壁内への、および/または、障壁を通じての薬剤の輸送のための流体の微小粒子、特に両親媒性分子または1つの両親媒性担体物質の1または数層からなる膜状被覆を有する微小粒子の形態による薬剤の処方のための調剤であって、各調剤が、該微小粒子の可溶化に必要な末端活性物質の濃度の99モル%を越えない濃度の該末端活性物質を含み、
ヒトまたは動物の皮膚上への適用のための該両親媒性物質の含有量が、調剤量の0.01から30重量%、好ましくは0.1から15重量%、特に好ましくは5から10重量%であることを特徴とする調剤。
【請求項2】
末端活性物質の濃度が、該末端活性物質の可溶化誘発濃度の少なくとも0.1モル%、特に1から80モル%の間、好ましくは10から60モル%の間、特に好ましくは20から50モル%の間であり、ここに微小粒子単位の末端活性は好ましくは約10ピコニュートンまたはそれ以下である請求項1に記載の調剤。
【請求項3】
調剤が、親水性流体を形成する微小粒子の担体としての、または該微小粒子の膜状被覆の基礎としての両親媒性物質の所定量を含み、薬剤が、担体物質、殻、および/または該粒子素材そのものに含まれている請求項1または2に記載の調剤。
【請求項4】
該両親媒性物質が脂質様物質で、該末端活性物質が好ましくは界面活性剤である請求項3に記載の調剤。
【請求項5】
植物への適用のための処方において該両親媒性分子の含有量が、0.000001から10重量%、好ましくは0.001から1重量%、特に好ましくは0.01から0.1重量%である請求項1ないし4のいずれか1項に記載の調剤。
【請求項6】
薬剤が、副腎皮質安定剤、αβ−アドレノリチック、アンドロゲンまたはアンチアンドロゲン、アンチパラシチック、アナボリック、麻酔薬剤、無痛症薬剤、興奮剤、抗アレルギー薬剤、坑不整脈薬剤、坑動脈硬化薬剤、坑喘息薬剤、および/または気管支痙攣薬剤、抗生物質、坑鬱病薬剤、および/または精神病治療薬剤、坑糖尿病薬剤、解毒剤、坑嘔吐薬剤、坑てんかん薬剤、坑線維素溶解薬剤、坑痙攣薬剤、坑コリナージック、酵素、共酵素、または対応抑制剤、坑ヒスタミン剤、坑高血圧薬剤、薬剤活性の生物学的抑制剤、坑低血圧薬剤、坑凝結薬剤、坑真菌症薬剤、坑マイアスセニック、パーキンソン氏病に対する薬剤、坑炎症薬剤、解熱剤、坑リュウマチ薬剤、坑敗血症薬剤、呼吸器系興奮剤または呼吸器系鎮静剤、気管支病薬剤、心臓病薬剤、化学療法薬剤、心臓拡張剤、細胞活動抑制剤、利尿剤、節腫禁止剤、グルココルチコイド、坑フルー薬剤、止血剤、催眠薬剤、免疫グロブリンまたはそのフラグメントまたはその他の免疫学的活性物質、生物学的活性カルボハイドレート(誘導体)、避妊薬剤、坑偏頭痛薬剤、ミネラルコルチコイド、モルヒネ拮抗剤、筋肉弛緩剤、麻酔薬剤、神経治療薬剤、ヌクレオチド、神経弛緩剤、神経伝達物質、そのいくつかの拮抗剤、ペプチド(誘導体)、眼科薬、(副)交感神経(様)作用物質または(副)交感神経作用物質、蛋白(誘導体)、乾せん/神経性皮膚炎 薬剤、瞳孔散大剤、精神刺激剤、鼻科薬、全ての睡眠誘発薬剤またはその拮抗剤、鎮静剤、痙攣薬剤、結核鎮静剤、泌尿科薬剤、血管緊縮剤または血管拡張剤、ウイルス鎮静剤、または全ての傷治療剤、またはいくつかのこのような薬剤である請求項1ないし5のいずれか1項に記載の調剤。
【請求項7】
該薬剤が生体組織の生長調節物質である請求項1ないし5のいずれか1項に記載の調剤。
【請求項8】
該薬剤が、ある殺生物活性を有するものであり、特に殺昆虫剤、殺害虫剤、除草剤、または殺菌・殺かび剤である請求項1ないし5のいずれか1項に記載の調剤。
【請求項9】
該薬剤が、誘引剤、特にフェロモンの類からのものである請求項1ないし5のいずれか1項に記載の調剤。
【請求項10】
皮膚およびこれと同様の物質のような自然の障壁および障害内への、および/または、それらを通じての薬剤の輸送のための流体の微小粒子、特に両親媒性分子または1つの両親媒性担体物質の1または数層からなる膜状被覆を有する微小粒子の形態における薬剤の処方のための調剤の製造方法であって、担体自体の可溶化に必要な末端活性物質の濃度が測定され、次いで前記濃度に近いがまだ十分な担体の安定性および透過能力が保証される濃度の末端活性物質が該調剤に使用されることを特徴とする製造方法。
【請求項11】
流動性の微小粒子の安定性および透過能力を、もし必要なら加圧下に、微小孔のフィルターでのろ過の手段により、またはその他の制御された機械的な断片化手段により測定する請求項10に記載の製造方法。
【請求項12】
該末端活性物質の含有量が、担体の可溶化が生じる濃度の0.1から99モル%、特に1から80モル%、好ましくは10から60モル%、最も好ましくは20から50モル%である請求項10または11に記載の製造方法。
【請求項13】
調剤の生成に必要な物質の該混合物が、ろ過され、超音波処理され、撹拌され、かき交ぜられ、またはその他の機械的断片化の対象となる請求項10ないし12のいずれか1項に記載の製造方法。
【請求項14】
非侵略適用のための該調剤が、少なくとも1つの抗糖尿病薬剤、特にインシュリンを含む請求項1ないし9のいずれか1項に記載の調剤。
【請求項15】
生理学的に適合性ある極性または非極性の脂質を両親媒性担体物質として含み、担体膜が好ましくは二重層構造を有する請求項14に記載の調剤。
【請求項16】
両親媒性物質が、生物学的源の脂質またはリポイド、または対応する合成脂質であり、若しくはかかる脂質の修飾体からなり、グリセリド、特にグリセロホスフォリピド、イソプレノイドリピド、スフィンゴリピド、ステロイド、ステリン、またはステロール、サルファ−またはカルボハイドレート−含有リピド、またはその他の、安定な二重層を形成しうるリピド、好ましくは半プロトン化流動脂肪酸、そして好ましくはホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルグリセロール、ホスファチジルイノシトール、ホスファチジン酸、ホスファチジルセリン、スフィンゴミエリンまたはスフィンゴホスフォリピド、グリコスフィンゴリピド(例えば、セレブロシド、セラミドポリゲキソシド、スルファチド、スフィンゴプラスマロゲン)、ガングリオシドまたはその他のグリコリピドまたは合成脂質、好ましくはジオレイル−、ジリノレイル−、ジリノレニル−、ジリノレノイル−、ジアラキドイル−、ジミリストイル−、ジパルミトイル−、ジステアロイル−、リン脂質または対応するスフィンゴシン誘導体、グリコリピドまたはその他のジアシル−またはジアルキル−脂質である請求項15に記載の調剤。
【請求項17】
いくつかの末端活性物質を含む請求項14ないし16のいずれか1項に記載の調剤。
【請求項18】
該末端活性物質が、ノニオン性、対イオン性、アニオン性またはカチオン性界面活性剤、特に、長鎖脂肪酸または長鎖脂肪酸アルコール、アルキル−トリメチル−アンモニウム塩、アルキルスルフェート塩、コラート−、デオキシコラート−、グリコデオキシコラート−、タウロデオキシコラート−塩、ドデシル−、ジメチル−アミノキシド、デカノイル−、またはドデカノイル−N−メチルグルカミド(MEGA 10,MEGA 12)、N−ドデシル−N、N−ジメチルグリシン、3−(ヘキサデシルジメチルアンモニオ)−プロパン−スルフォネート、N−ヘキサデシル−スルフォベタイン、ノナエチレン−グリコール−オクチルフェニルエーテル、ノナエチレン−ドデシルエーテル、オクタエチレングリコール−イソトリデシルエーテル、オクタエチレン−ドデシルエーテル、ポリエチレングリコール−20−ソルビタン−モノラウレート(ツイーンTween 20)、ポリエチレングリコール−20−ソルビタン−モノオレエート(ツイーン 80)、ポリヒドロキシエチレン−セチルステアリルエーテル(セトマクロゴCetomacrogo、クレモフォアCremopor O,エマルゲンEumulgin、C1000)、ポリヒドロキシエチレン−4−ラウリルエーテル(Brij 30)、ポリヒドロキシエチレン−23−ラウリルエーテル(Brij 35)、ポリヒドロキシエチレン−8−ステアレート(Myrj 45、クレモフォア AP)、ポリヒドロキシエチレン−40−ステアレート(Myrj 52)、ポリヒドロキシエチレン−100−ステアレート(Myrj 59)、ポリエトキシル化カストール油(クレモフォア EL),ポリエトキシル化ハイドレート化カストール油、ソルビタンモノラウレート(アルラセルArlacel 20、スパンSpan 20)、特に好ましくは、デカノイル−、またはドデカノイル−N−メチルグルカミド、ラウリル−またはオレオイルスルフェート塩、デオキシコール酸ナトリウム、グリコデオキシコール酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウム、エライジン酸ナトリウム、リノレン酸ナトリウム、ラウリン酸ナトリウム、ノナエチレン−ドデシル−エーテル、ポリエチレン グリコール−20−ソルビタン−モノオレエート(ツイーン 80)、ポリヒドロキシエチレン−23−ラウリルエーテル(Brij 35)、ポリヒドロキシエチレン−40−ステアレート(Myrj 52)および/またはソルビタンーモノラウレート(アルラセル 20、スパン 20)およびリソホスフォリピド、例えばn−オクタデシレン(=オレオイル)−グリセロホスファチジン酸、−ホスフォリルグリセロール、または−ホスフォリルセリン、n−ジラウリル−グリセロ−ホスファチジン酸、−ホスフォリルグリセロール、または−ホスフォリルセリン、n−テトラデシルグリセロ−ホスファチジン酸、−ホスフォリルグリセロール、または−ホスフォリルセリンおよび対応するパルミトエロイル−、エライドイル−、バクセニル−リソホスフォリピドである請求項17に記載の調剤。
【請求項19】
薬剤として1から500 I.U.のインシュリン/ml、好ましくは20から100 I.U.のインシュリン/ml、および調剤中の担体物質の濃度が0.1から20重量%、特に0.5から15重量%、最も好ましくは2.5から10重量%である請求項14ないし18のいずれか1項に記載の調剤。
【請求項20】
ホスファチジルコリンおよび/またはホスファチジルグリコールを両親媒性物質として使用し、そしてリソホスファチジン酸またはリソホスフォグリコール、デオキシコラート−、グリコデオキシコラート−、またはコール酸塩、ラウレート、ミリステート、オレエート、パルミトレエート、または対応ホスフェート−またはスルフェート−塩、および/またはツイーン−またはMyrj−物質が末端活性物質として使用され、組み換えヒト・インシュリンが好ましい薬剤である請求項14ないし19のいずれか1項に記載の調剤。
【請求項21】
調剤中の該微小粒子の粒径が、約50から約200nm、好ましくは約100から180nmの範囲である請求項14ないし20のいずれか1項に記載の調剤。
【請求項22】
該リポソーム様微小粒子が、少なくとも1つの両親媒性物質、少なくとも1つの親水性流体、少なくとも1つの末端活性物質、そして少なくとも1つの抗糖尿病薬剤から製造され、これらはともに調剤を形成していることを特徴とする、抗糖尿病薬剤の非侵略的適用のための処方用調剤方法。
【請求項23】
末端活性物質と両親媒性物質、および親水性物質と薬剤とが、それぞれ別個に混合され、もし必要なら、溶液に溶解され、生成した混合物または溶液は次いで1つの混合物に、特に機械的エネルギーの働きにより一体にされて担体粒子にされることを特徴とする請求項22に記載の方法。
【請求項24】
該両親媒性物質が、以上のようにまたは親水性流体、特に水、または極性溶液とともに溶媒和を仲介する溶液と非常に良く混和する生理学的に容認しうる溶媒中に溶解されるように使用される請求項22または23に記載の方法。
【請求項25】
極性溶媒が少なくとも1つの末端活性物質を含む請求項24に記載の方法。
【請求項26】
微小粒子の生成が、流体相への物質添加、逆相からの蒸発、インジェクシヨンまたは透析を用いて、撹拌、かきまぜ、ホモジェナイズ化、超音波処理、せん断、凍結および融解、または高圧または低圧ろ過等の機械的力により行われる請求項22ないし25のいずれか1項に記載の方法。
【請求項27】
微小粒子の生成が、0.1から0.8μm、特に0.15から0.3μm、最も好ましくは0.22μmの孔径を有するフィルター素材によるろ過により誘発され、いくつかのフィルターが時により連続的に使用される請求項26に記載の方法。
【請求項28】
該薬剤の導入が少なくとも部分的に微小粒子の生成後に起こることを特徴とする請求項22ないし27のいずれか1項に記載の方法。
【請求項29】
リポソーム様微小粒子がこれらの適当な濃縮物または凍結乾燥物からの適用直前に調合される請求項22ないし28のいずれか1項に記載の方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【公開番号】特開2006−52226(P2006−52226A)
【公開日】平成18年2月23日(2006.2.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−259622(P2005−259622)
【出願日】平成17年9月7日(2005.9.7)
【分割の表示】特願平3−513570の分割
【原出願日】平成3年8月22日(1991.8.22)
【出願人】(502345463)イーデーエーアー アーゲー (1)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成18年2月23日(2006.2.23)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年9月7日(2005.9.7)
【分割の表示】特願平3−513570の分割
【原出願日】平成3年8月22日(1991.8.22)
【出願人】(502345463)イーデーエーアー アーゲー (1)
【Fターム(参考)】
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