説明

併用便器

【課題】排泄設備は原則として、性別ごとに設置される事が望ましいが、一般の家庭事情では男女共用便器方式が主流であるから、狭隘便室でも清潔、快適な併用便器を提供する。
【解決手段】基台便器1に便座2と飛散防止枠3を背面対向する事が原則で、便座2と飛散防止枠3の位置交換方法である。吊上回動方式を例示したもので、便座2は直立,飛散防止枠3は駆動腕6で主柱に沿って傾動後自重によって反転し前倒する。便座2は直立、飛散防止枠3は駆動腕6で上昇し,回転盤8で双方が180度位置交換後に下降し基台便器1内に挿入する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
本発明は便器の清潔保持と住環境との調和で快適、簡便さを保全する。
【背景技術】
清潔、快適便座等の供給。 (株)東陶、INAX。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
排泄設備は原則として性別ごとに設けることが望ましいが、現状では供用方式で利用と管理面で問題がある。
【問題を解決する為の手段】
使用実態を解明し機能別の配列及び構成で,性別に快適な併用便器を考案した。
【発明を実施する為の最良の形態】
本発明の基本実施例は、便座2と飛散防止枠3を背面対向で配置する方式で、後方に傾動と反転する方式を考案し
特願2010−138719で出願した。本考案はこれを補足するもので、懸垂反転方と吊上回動方式を考案した。図1は懸垂反転方式を例示したもので、基台便器1,便座2、制御機構5の作動で便座2は直立、半円錐又は凹形の飛散防止枠3は主柱4と駆動腕6で懸垂後前面に反転する。飛散防止枠3は2分割されていて反転後自重で内枠が摺下する。7は踏板流水弁で流水する。切換ボタン8で逆手順で作動する方式である。
図2は吊上回動方式で,制御機構5の作動で便座2は直立、駆動腕6が飛散防止枠3を吊上げ後、回転盤4で双方が連回動し位置交換をする。次いで駆動腕6で飛散防止枠3の先端が基台便器1内に挿入される方式である。
【発明の効果】
家庭での供用式の便器では、清潔と快適さを維持し難い、この為には機能別の方式が望ましく、狭隘面積下でも違和感の無い背面対向方式による併用便器をを考案した。
【図面の簡単な説明】
【図1】懸垂反転方式。
【図2】吊上回動方式。
【符号の説明】
1、基台便器
2、便座
3、飛散防止枠
4、主柱
5、制御機構
6、駆動腕
7、踏板流水弁
8、回転盤

【特許請求の範囲】
【請求項1】
基台便器1上に便座2と飛散防止枠3が背面対向して、設置される事を特徴とする併用便器の機構。
【請求項2】
制御機構5で便座2は直立,飛散防止枠3は主柱4に沿って駆動腕6で懸垂後、倒立反転し先端が基礎便器1内に挿入する事を特徴とする併用便器の機構。
【請求項3】
制御機構5で便座2は直立、飛散防止枠3が駆動腕6で吊上げ後、回転盤8で双方が180度連動して位置交換し、駆動腕6で飛散防止枠3が下降して基礎便器1内に挿入する事を特徴とする併用便器の機構。
【請求項4】
請求項1,2,3に記載した機能を特徴とする併用便器の機構。

【図1】
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【図2】
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