説明

信号記録再生装置

【課題】小型化を実現することができる信号記録再生装置を提供する。
【解決手段】信号記録再生装置は、ディスク1405の挿入口1406と、挿入口1406に対して開閉可能に設置された外装カバー102と、外装カバー102の内部に配置される操作部材1403と、スロットイン方式のディスク駆動装置1501とを備える。そして、外装カバー102を閉じた状態で、ディスク1045の挿入及び排出の動作軌跡上に、操作部材1403を配置する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スロットイン方式のディスク駆動装置を備えた信号記録再生装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のディスク駆動装置では、ディスクの交換は、スピンドルモータのターンテーブルに対してディスクを直接着脱することで行われる場合や、出没自在のトレイによりディスクを挿入及び排出することで行われる場合が一般的である。
【0003】
しかし近年では、装置の操作性を向上するために、ディスクを挿入口から挿入及び排出する動作を自動で行う方式(スロットイン方式)が増えている(特許文献1参照)。
【0004】
従来の、スピンドルモータのターンテーブルに対してディスクを直接着脱する方式を用いたディスク駆動装置は、ビデオカメラに搭載された例が知られている(非特許文献1参照)。
【0005】
しかし、ディスクを直接着脱するために、ディスクの挿入及び排出を行う場合は、ディスクを確実に手で把持する必要がある。その結果、ディスクをターンテーブルに装着し難いという欠点がある。
【0006】
この欠点を補うために、スロットイン方式を用いたディスク駆動装置を搭載したビデオカメラとして、図14に示すような形態が考えられる。
【0007】
図14は、従来例に係る信号記録再生装置としてのビデオカメラの外観斜視図、図15は、図14のビデオカメラをある切断面にて切断したときの構成図である。
【0008】
図14、図15において、外装カバー1402は、ビデオカメラ本体1401に開閉可能に取り付けられている。外装カバー1402には、操作部材1403が取り付けられており、操作部材1403によって、ズーム倍率の変更や、記録の開始などの動作を行うことができる。
【0009】
また、外装カバー1402を閉じても、操作部材1403がビデオカメラ本体1401に干渉しないように、操作部材収納用切り欠き1404が配置されている。ディスク1405は、ビデオカメラ本体1401に設けられた挿入口1406から、ビデオカメラ本体1401に対して挿入及び排出される。
【0010】
ビデオカメラ本体1401には、図15に示すように、スロットイン方式のディスク駆動装置1501が備え付けられている。
【0011】
このようなディスク駆動装置1501を搭載したビデオカメラ本体1401において、ディスク1405の排出動作は、外装カバー1402を開き、外装カバー開閉検出スイッチ(図示しない)が押されることで実行される。
【0012】
外装カバー開閉検出スイッチが押されると、ディスク駆動装置1501が動作し、ディスク1405を挿入口1406から排出する。ディスク1405の排出動作は、ディスク駆動装置1501に設置された第1の揺動体1502、第2の揺動体1503及び第3の揺動体1504によって行われる。
【0013】
図16は、図15のディスク駆動装置に配置されたそれぞれの揺動体の動作を示す概略図である。
【0014】
図16において、第1の揺動体1502の動作において、矢印1601の動作方向を退避方向、矢印1602の動作方向を挿入方向と呼ぶ。第2の揺動体1503の動作において、矢印1603の動作方向を挿入方向、矢印1604の動作方向を排出方向と呼ぶ。また、第3の揺動体1504の動作において、矢印1605の動作方向を挿入方向、矢印1606の動作方向を排出方向と呼ぶ。
【0015】
ディスク1405の排出動作の際、ディスク駆動装置1501に配置された第1の揺動体1502は、ディスク1405の外周に当接しながら、外周に沿うように退避方向(矢印1601)に移動する。
【0016】
また、ディスク駆動装置1501に配置された第2の揺動体1503及び第3の揺動体1504は、ディスク1405を押し出すように、排出方向(矢印1604及び矢印1606)への動作を行う。
【0017】
これらの動作は、ディスク駆動装置1501に配置されたモータ1607によって動力を発生させ、ギア列1608を介してスライド機構1609を動かすことで実現されている。
【0018】
スライド機構1609は、モータ1607の動作によって挿入方向(矢印1610)と排出方向(矢印1611)に所定の距離だけ動作する。スライド機構1609には、カム溝1612が形成されており、リンク機構1613によって第1の揺動体1502と連結されている。
【0019】
第1の揺動体1502は、第1の回転中心1614を中心として揺動するように配置されている。また、第2の揺動体1503は、ディスク1405の外周の動作軌跡に追従できるように駆動バネA1615が係合している。
【0020】
さらに、スライド機構1609がギア列1608と係合する反対側の端部(長手方向)には、第3の揺動体1504を駆動するための駆動面1616が設置されている。第3の揺動体1504のディスク1405と当接する側と反対側の端部には、駆動面1616と当接しながら動作する駆動軸1617が配置されている。
【0021】
加えて、第3の揺動体1504には、スライド機構1609の動作で駆動面1616が移動し、その移動に追従するために駆動バネB1618が係合している。駆動バネA1615及び駆動バネB1618の他端は、ディスク駆動装置1501に設けられた係合部(図示しない)に係合している。
【0022】
第2の揺動体1503及び第3の揺動体1504は、それぞれ第2の回転中心1619と第3の回転中心1620を中心として回動するように配置されている。
【特許文献1】特開2002−117604号公報
【非特許文献1】キヤノン株式会社 デジタルビデオカメラ総合カタログ(2007年9月現在)17ページ
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0023】
上記のビデオカメラ本体1401では、外装カバー1402が閉じるときには、第1の揺動体1502が退避方向(矢印1601)に移動している。
【0024】
図17は、ディスクが挿入されているときの図14のビデオカメラの断面図、図18は、ディスクが排出されているときの図14のビデオカメラの断面図である。
【0025】
図17及び図18に示すように、第1の揺動体1502が退避方向(矢印1601)に移動しているため、外装カバー1402内部に配置された操作部材1403と第1の揺動体1502との干渉を避ける必要がある。
【0026】
従って、操作部材収納用切り欠き1404がディスク駆動装置1501を避けた位置に用意され、ビデオカメラ本体1401の小型化を妨げる要因になっていた。
【0027】
本発明の目的は、小型化を実現することができる信号記録再生装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0028】
上記目的を達成するために、請求項1記載の信号記録再生装置は、ディスクの挿入口と、前記挿入口に対して開閉可能に設置された外装カバーと、前記外装カバーの内部に配置される操作部材と、スロットイン方式のディスク駆動装置とを備え、前記外装カバーを閉じた状態で、前記ディスクの挿入及び排出の動作軌跡上に、前記操作部材を配置することを特徴とする。
【発明の効果】
【0029】
本発明の信号記録再生装置によれば、小型化を実現することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0030】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0031】
本実施の形態において、図14以下の従来のビデオカメラと同一の構成については、同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0032】
図1は、本発明の実施の形態に係る信号記録装置としてのビデオカメラにおいて、外装カバーを開いた状態の外観斜視図である。図2は、図1のビデオカメラにおいて、外装カバー内部に配置された操作部材を示す概略図である。
【0033】
図1、図2において、ビデオカメラ本体101には、開閉可能に配置された外装カバー102が配置されている。図2に示すように、外装カバー102内部には操作部材1403が配置されている。また、ビデオカメラ本体101には、図1に示す操作部材収納用切り欠き1404があることで、外装カバー102が閉じた場合でも、操作部材1403が収納可能になっている。
【0034】
図3は、ディスクが挿入口の途中にある状態(挿入途中、排出途中)で、第2の揺動体及び第3の揺動体に当接した状態を示す図1のビデオカメラの断面図である。
【0035】
ディスク駆動装置1501には、ディスク1405の挿入及び排出を補助する複数の揺動体が配置されている。
【0036】
第1の揺動体1502は、ディスク1405の挿入を補助する。また、第2の揺動体1503、第3の揺動体1504は、ディスク1405の排出を補助する。
【0037】
図4は、図3における第1の揺動体のディスクに当接する側の先端の構成図である。
【0038】
図4において、第1の揺動体1502のガイドベース401先端には、ガイド軸402が配置されており、ディスク1405を円滑に案内するために、ガイドローラ403が回動自在に嵌合している。
【0039】
次に、ディスク駆動装置1501にディスク1405を挿入する動作について説明する。ディスク駆動装置1501に配置されたそれぞれの揺動体の動作方向は図16に準ずる。
【0040】
図5は、外装カバーが閉じられた状態の図1のビデオカメラの外観斜視図である。図6は、ディスクを挿入口から挿入している状態の図1のビデオカメラの外観斜視図である。また、図7は、ディスクの挿入完了後の図1のビデオカメラの断面図である。
【0041】
ディスク1405を挿入するときは、図5に示す外装カバー102を閉じた状態から、図1に示すように外装カバー102を開いた状態にすることで、挿入口1406が現れる。
【0042】
外装カバー102を開くと、外装カバー開閉検出スイッチ(図示しない)によって外装カバー102が開いたことを検出し、第1の揺動体1502を退避方向(矢印1201)に退避させる。
【0043】
図1に示すように、外装カバー102を開いた状態では、第1の揺動体1502が操作部材収納用切り欠き1404に入り込む。使用者は、図6に示すように、ディスク1405を、挿入口1406に対して矢印601の方向に挿入し、ディスク1405外周を、第2の揺動体1503及び第3の揺動体1504まで到達させる。
【0044】
図3に示す状態では、ディスク1405が第2の揺動体1503及び第3の揺動体1504まで到達している。ここで、第2の揺動体1503及び第3の揺動体1504を押し込むと、ディスク検出スイッチ(図示しない)が第2の揺動体1503及び第3の揺動体1504のガイドローラ403が配置された反対の端部で押される。
【0045】
ディスク検出スイッチが押されることで、ディスク駆動装置1501に配置されたモータ1607が回転し、モータ1607と連結したスライド機構1609によってディスク1405がディスク駆動装置1501内に挿入される。
【0046】
このとき、第2の揺動体1503及び第3の揺動体1504は挿入方向(矢印1603及び矢印1605)に動作する。ディスク1405が完全に挿入されると、第2の揺動体1503及び第3の揺動体1504は、ディスク1405から離脱し、ガイドローラ403が当接しない位置で停止する。使用者は、図7に示すようなディスク1405が完全に挿入された状態になった後、外装カバー102を閉じる。
【0047】
続いて、ディスク駆動装置1501からディスク1405を排出する動作について説明する。
【0048】
ディスク1405の排出動作は、基本的には、上記したディスク1405の挿入動作と逆の順番で行われる。まず、使用者は、外装カバー102を開いた状態にする。外装カバー102を開いた状態にすると、外装カバー開閉検出スイッチ(図示しない)は、外装カバー102が開かれたことを検出する。
【0049】
外装カバー102が開かれたことを検出することで、ディスク駆動装置1501に配置されたモータ1607が挿入動作とは逆方向に回転する。このモータ1607の回転により、図7に示すようなディスク1405挿入状態から図3に示すようなディスク1405排出状態になるように、各揺動体が動作する。
【0050】
即ち、ギア列1608と連結したスライド機構1609が、第1の揺動体1502、第2の揺動体1503及び第3の揺動体1504を排出方向(矢印1604及び矢印1606)に動作する。図3に示すようなディスク1405を排出した状態になった後、使用者はディスク1405を挿入口1406より取り除き、外装カバー102を閉じる。
【0051】
このとき、ビデオカメラ本体101内のディスク1405の有無に関わらず、外装カバー102が閉じた状態にあるときは、第1の揺動体1502は、以下のようにして動作を完了する。即ち、第1の揺動体1502は、ガイドローラ403が操作部材収納用切り欠き1404とディスク1405の外周の間に位置するようにして動作を完了する。
【0052】
上述した図7は、第1の揺動体1502のガイドローラ403が操作部材収納用切り欠き1404とディスク1405の外周の間に位置するように動作を完了した場合のビデオカメラ本体101の断面図である。図8は、従来のビデオカメラのカム溝と図1のビデオカメラのカム溝を比較して示す図である。
【0053】
図8(a)に示す従来のカム溝1612は、第1の揺動体1502を動作させるために3つの位置を有している。
【0054】
第1の位置802は、ディスク1405の排出動作を完了したときに第1の揺動体1502を退避方向(矢印1601)に退避させるための位置である。第2の位置803は、ディスク1405を挿入している際に、ディスク1405の挿入を補助するように動作させるための位置である。第3の位置804は、ディスク1405の挿入動作が完了した後に、ディスク1405から退避するための位置である。
【0055】
一方、図8(b)に示す本実施の形態のカム溝801は、従来の3つの位置に加え、第4の位置805を有している。これは、ディスク1405の挿入動作を完了した際に、操作部材収納用切り欠き1404とディスク1405の外周の間に第1の揺動体1502が位置できるようにするためである。
【0056】
続いて、カム溝801とスライド機構1609の動作について説明する。
【0057】
図9は、図8における第1の位置でのスライド機構と第1の揺動体との関係を示す図である。図10は、図8における第2の位置でのスライド機構と第1の揺動体との関係を示す図である。図11は、図8における第3の位置でのスライド機構と第1の揺動体との関係を示す図である。図12は、図8における第4の位置でのスライド機構と第1の揺動体との関係を示す図である。
【0058】
ディスク1405が挿入されると、モータ1607によってギア列1608が回転し、スライド機構1609は、図9に示す位置から挿入方向(矢印1610)に動作する。スライド機構1609が挿入方向に動作し、第2の位置803になると、図10に示すように、第1の揺動体1502がディスク1405の外周を押し込み、挿入を補助する。
【0059】
さらにスライド機構1609が動作すると、第3の位置804に到達し、図11に示すように、第1の揺動体1502がディスク1405から離脱する。そして、スライド機構1609の動作が第4の位置805で完了すると、図12に示すように、ディスク1405の外周から離れた位置で第1の揺動体1502が停止する。
【0060】
図13は、図3におけるディスク駆動装置の未使用領域を示す図である。
【0061】
第1の揺動体1502が、ディスク1405の外周1301の間に位置するように動作を完了することで、操作部材収納用切り欠き1404をディスク駆動装置1501が使用していない領域(この領域を未使用領域1302と呼ぶ)に配置することができる。
【0062】
さらに、外装カバー102を閉じた状態において、ディスク1405の挿入及び排出動作の動作軌跡上に操作部材1403を配置することができる。
【0063】
未使用領域1302に操作部材収納用切り欠き1404をオーバーラップさせることで、操作部材1403を配置することができるようになる。第1の揺動体1502は、ディスク1405の挿入動作及び排出動作の途中で未使用領域1302に進入してくる、しかし、ディスク1405の挿入動作及び排出動作を行っているときは、外装カバー102が開いているために、未使用領域1302から操作部材1403が退避している状態である。そのため、第1の揺動体1502と操作部材1403とが干渉する心配はない。
【0064】
よって、未使用領域1302に操作部材1403を配置することで、ビデオカメラ本体101を小型化することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0065】
【図1】本発明の実施の形態に係る信号記録装置としてのビデオカメラにおいて、外装カバーを開いた状態の外観斜視図である。
【図2】図1のビデオカメラにおいて、外装カバー内部に配置された操作部材を示す概略図である。
【図3】ディスクが挿入口の途中にある状態(挿入途中、排出途中)で、第2の揺動体及び第3の揺動体に当接した状態を示す図1のビデオカメラの断面図である。
【図4】図3における第1の揺動体のディスクに当接する側の先端の構成図である。
【図5】外装カバーが閉じられた状態の図1のビデオカメラの外観斜視図である。
【図6】ディスクを挿入口から挿入している状態の図1のビデオカメラの外観斜視図である。
【図7】ディスクの挿入完了後の図1のビデオカメラの断面図である。
【図8】従来のビデオカメラのカム溝と図1のビデオカメラのカム溝を比較して示す図である。
【図9】図8における第1の位置でのスライド機構と第1の揺動体との関係を示す図である。
【図10】図8における第2の位置でのスライド機構と第1の揺動体との関係を示す図である。
【図11】図8における第3の位置でのスライド機構と第1の揺動体との関係を示す図である。
【図12】図8における第4の位置でのスライド機構と第1の揺動体との関係を示す図である。
【図13】図3におけるディスク駆動装置の未使用領域を示す図である。
【図14】従来例に係る信号記録再生装置としてのビデオカメラの外観斜視図である。
【図15】図14のビデオカメラをある切断面にて切断したときの構成図である。
【図16】図15のディスク駆動装置に配置されたそれぞれの揺動体の動作を示す概略図である。
【図17】ディスクが挿入されているときの図14のビデオカメラの断面図である。
【図18】ディスクが排出されているときの図14のビデオカメラの断面図である。
【符号の説明】
【0066】
101 ビデオカメラ本体
102 外装カバー
401 ガイドベース
402 ガイド軸
403 ガイドローラ
801 カム溝
802 第1の位置
803 第2の位置
804 第3の位置
805 第4の位置
1301 ディスクの外周
1302 未使用領域
1403 操作部材
1404 操作部材収納用切り欠き
1405 ディスク
1406 挿入口
1501 ディスク駆動装置(スロットイン方式)
1502 第1の揺動体
1503 第2の揺動体
1504 第3の揺動体
1607 モータ
1608 ギア列
1609 スライド機構

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ディスクの挿入口と、
前記挿入口に対して開閉可能に設置された外装カバーと、
前記外装カバーの内部に配置される操作部材と、
スロットイン方式のディスク駆動装置とを備え、
前記外装カバーを閉じた状態で、前記ディスクの挿入及び排出の動作軌跡上に、前記操作部材を配置することを特徴とする信号記録再生装置。
【請求項2】
前記ディスクの挿入及び排出を補助するための第1の揺動体を有し、前記第1の揺動体は、前記ディスクが挿入または排出された後に、前記ディスクの外周と前記操作部材との間に揺動し、前記第1の揺動体の揺動によってできた領域に、前記外装カバー内部に配置された前記操作部材が収納されることを特徴とする請求項1記載の信号記録再生装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate

【図14】
image rotate

【図15】
image rotate

【図16】
image rotate

【図17】
image rotate

【図18】
image rotate


【公開番号】特開2009−295198(P2009−295198A)
【公開日】平成21年12月17日(2009.12.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−144550(P2008−144550)
【出願日】平成20年6月2日(2008.6.2)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】