修飾マロン酸誘導体
本発明は、修飾マロン酸誘導体の新種に関する。修飾マロン酸化合物は、癌の治療に使用できる。修飾マロン酸化合物はまた、ヒストン脱アセチル化酵素を阻害することができ、腫瘍細胞の最終分化、細胞増殖停止および/又はアポトーシスの選択的誘導、それによるこのような細胞の増殖阻害への使用に適している。したがって、本発明の化合物は、腫瘍細胞増殖を特徴とする腫瘍を有する患者の治療に有用である。本発明の化合物はまた、TRX媒介疾患、例えば自己免疫疾患、アレルギー性疾患および炎症性疾患の予防および治療、ならびに中枢神経系(CNS)の疾患、例えば神経変性疾患の予防および/又は治療治療に有用であり得る。本発明はさらに、修飾マロン酸誘導体を含む医薬組成物、および実行しやすく、インビボにおいて治療有効量の修飾マロン酸誘導体を生じるこれらの医薬組成物の安全な投与計画を提供する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下の構造式によって表される化合物又はこの立体異性体若しくは薬学的に許容される塩。
【化1】
式中、Y1およびY2は互いに独立して、水素、置換若しくは非置換のC3〜C8シクロアルキル、置換若しくは非置換のC1〜C10アルキル、置換若しくは非置換のC1〜C10アルケニル、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換の複素環又は置換若しくは非置換のアリールであり、
wは1又は2であり、wが2のとき、2個のY1は同一であり又は異なっており、
zは1又は2であり、zが2のとき、2個のY2は同一であり又は異なっており、
v、j、k、gは互いに独立して0、1、2、3又は4であり、v+j+k+gは4以下であり、
h、q、m、rは互いに独立して0、1、2、3又は4であり、h+q+m+rは4以下であり、
jが0ではないとき、A2は−NH−、−S−、−O−、エテニル又は結合から選択され、jが0のとき、A2は結合又はエテニルであり、
mが0ではないとき、A1は−NH−、−S−、−O−、エテニル又は結合から選択され、mが0のとき、A1は結合又はエテニルであり、
nは0、1、2、3又は4であり、
R1は水素、OH、NH2、C1〜C4アルキル、ハロ、置換若しくは非置換のシクロアルキル、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換の複素環又は置換若しくは非置換のアリールから選択され、
R2は、水素、OH、NH2、C1〜C4アルキル又はハロから選択され、
sは1又は2であり、sが2のとき、R2は同一であり又は異なっており、
R9、R10、R13およびR14は互いに独立して、水素又はC1〜C4アルキルから選択され、
R11およびR12は互いに独立して、水素、C1〜C4アルキル又はハロから選択され、
R8およびR15は互いに独立して、水素、C1〜C4アルキル、OH又はハロから選択され、
R6およびR7は互いに独立して、水素又はC1〜C4アルキルから選択され、
環Bはシクロアルキル、ヘテロアリール、複素環又はアリールであり、
R3は、水素、OH、NH2、ニトロ、CN、アミド、カルボキシル、C1〜C7アルコキシ、C1〜C7アルキル、C1〜C7ハロアルキル、C1〜C7ハロアルキルオキシ、C1〜C7ヒドロキシアルキル、C1〜C7アルケニル、C1〜C7アルキル−C(=O)O−、C1〜C7アルキル−C(=O)−、C1〜C7アルキニル、ハロ基、アミド、ヒドロキシアルコキシ、−NHSO2、−SO2NH、C1〜C7アルキル−NHSO2−、C1〜C7アルキル−SO2NH−、C1〜C7アルキルスルホニル、C1〜C7アルキルアミノ又はジ(C1〜C7)アルキルアミノから選択され、
tは1、2、3又は4であり、
L1は(CH2)r、エテニル又はシクロプロピルであり、rは0、1又は2であり、
環Aは5員環から6員環のヘテロアリール又はアリールであり、
XはOH、SH又はNH2であり、
pは1、2、3又は4であり、
R5は、水素、OH、NH2、ニトロ、CN、アミド、カルボキシル、C1〜C7アルコキシ、C1〜C7アルキル、C1〜C7ハロアルキル、C1〜C7ハロアルキルオキシ、C1〜C7ヒドロキシアルキル、C1〜C7アルケニル、C1〜C7アルキル−C(=O)O−、C1〜C7アルキル−C(=O)−、C1〜C7アルキニル、ハロ基、アミド、ヒドロキシアルコキシ、−NHSO2、−SO2NH、C1〜C7アルキル−NHSO2−、C1〜C7アルキル−SO2NH−、C1〜C7アルキルスルホニル、C1〜C7アルキルアミノ又はジ(C1〜C7)アルキルアミノ又はL2−R16から選択され、R16は、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換の複素環、置換若しくは非置換のアリール、置換若しくは非置換のC3〜C7シクロアルキルであり、L2は結合、C1〜C4アルキレン、C1〜C4アルキニル、C1〜C4アルケニル、−O−、−S−、−N−、−C(=O)NH−、−NHC(=O)−、−NHC(=O)NH−、−SO2NH−、−NHCO2−、−SO2−、−C(=O)−又は−C(=O)O−から選択される。
【請求項2】
以下の構造式によって表される化合物又はこの立体異性体若しくは薬学的に許容される塩。
【化2】
式中、Y1およびY2は互いに独立して、水素、置換若しくは非置換のC3〜C8シクロアルキル、置換若しくは非置換のC1〜C10アルキル、置換若しくは非置換のC1〜C10アルケニル、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換の複素環又は置換若しくは非置換のアリールであり、
wは1又は2であり、wが2のとき、2個のY1は同一であり又は異なっており、
zは1又は2であり、zが2のとき、2個のY2は同一であり又は異なっており、
jおよびmは互いに独立して0、1、2、3又は4であり、
jが0ではないとき、A2は−NH−、−S−、−O−、エテニル又は結合から選択され、jが0のとき、A2は結合又はエテニルであり、
mが0ではないとき、A1は−NH−、−S−、−O−、エテニル又は結合から選択され、mが0のとき、A1は結合又はエテニルであり、
nは0、1、2、3又は4であり、
R1は水素、OH、NH2、C1〜C4アルキル、ハロ、置換若しくは非置換のシクロアルキル、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換の複素環又は置換若しくは非置換のアリールから選択され、
R2は、水素、OH、NH2、C1〜C4アルキル又はハロから選択され、
sは1又は2であり、sが2のとき、R2は同一であり又は異なっており、
R9およびR14は互いに独立して、水素又はC1〜C4アルキルから選択され、
環Bはシクロアルキル、ヘテロアリール、複素環又はアリールであり、
R3は、水素、OH、NH2、ニトロ、CN、アミド、カルボキシル、C1〜C7アルコキシ、C1〜C7アルキル、C1〜C7ハロアルキル、C1〜C7ハロアルキルオキシ、C1〜C7ヒドロキシアルキル、C1〜C7アルケニル、C1〜C7アルキル−C(=O)O−、C1〜C7アルキル−C(=O)−、C1〜C7アルキニル、ハロ基、アミド、ヒドロキシアルコキシ、−NHSO2、−SO2NH、C1〜C7アルキル−NHSO2−、C1〜C7アルキル−SO2NH−、C1〜C7アルキルスルホニル、C1〜C7アルキルアミノ又はジ(C1〜C7)アルキルアミノから選択され、
tは1、2、3又は4であり、
L1は(CH2)r、シクロプロピル又はエテニルであり、rは0、1又は2であり、
環Aは5員環から6員環のヘテロアリール又はアリールであり、
XはOH、SH又はNH2であり、
pは1、2、3又は4であり、
R5は、水素、OH、NH2、ニトロ、CN、アミド、カルボキシル、C1〜C7アルコキシ、C1〜C7アルキル、C1〜C7ハロアルキル、C1〜C7ハロアルキルオキシ、C1〜C7ヒドロキシアルキル、C1〜C7アルケニル、C1〜C7アルキル−C(=O)O−、C1〜C7アルキル−C(=O)−、C1〜C7アルキニル、ハロ基、アミド、ヒドロキシアルコキシ、−NHSO2、−SO2NH、C1〜C7アルキル−NHSO2−、C1〜C7アルキル−SO2NH−、C1〜C7アルキルスルホニル、C1〜C7アルキルアミノ若しくはジ(C1〜C7)アルキルアミノ又はL2−R16から選択され、R16は、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換の複素環、置換若しくは非置換のアリール、置換若しくは非置換のC3〜C8シクロアルキルであり、L2は結合、C1〜C4アルキレン、C1〜C4アルキニル、C1〜C4アルケニル、−O−、−S−、−N−、−C(=O)NH−、−NHC(=O)−、−NHC(=O)NH−、−SO2NH−、−NHSO2−、−SO2−、−C(=O)−又は−C(=O)O−から選択される。
【請求項3】
以下の構造式によって表される化合物又はこの立体異性体若しくは薬学的に許容される塩。
【化3】
式中、Y1およびY2は互いに独立して、水素、置換若しくは非置換のC3〜C8シクロアルキル、置換若しくは非置換のC1〜C10アルキル、置換若しくは非置換のC1〜C10アルケニル、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換の複素環又は置換若しくは非置換のアリールであり、
wは1又は2であり、wが2のとき、2個のY1は同一であり又は異なっており、
zは1又は2であり、zが2のとき、2個のY2は同一であり又は異なっており、
jおよびmは互いに独立して0、1、2、3又は4であり、
jが0ではないとき、A2は−NH−、−S−、−O−、エテニル又は結合から選択され、kが0のとき、A2は結合又はエテニルであり、
mが0ではないとき、A1は−NH−、−S−、−O−、エテニル又は結合から選択され、mが0のとき、A1は結合又はエテニルであり、
nは0、1、2、3又は4であり、
R1は水素、OH、NH2、C1〜C4アルキル、ハロ、置換又は非置換のアリールから選択され、
R2は、水素、OH、NH2、C1〜C4アルキル又はハロから選択され、
R9およびR14は互いに独立して、水素又はC1〜C4アルキルから選択され、
環Bはヘテロアリール又はアリールであり、
R3は、水素、OH、NH2、ニトロ、CN、アミド、カルボキシル、C1〜C7アルコキシ、C1〜C7アルキル、C1〜C7ハロアルキル、C1〜C7ハロアルキルオキシ、C1〜C7ヒドロキシアルキル、C1〜C7アルケニル、C1〜C7アルキル−C(=O)O−、C1〜C7アルキル−C(=O)−、C1〜C7アルキニル、ハロ基、アミド、ヒドロキシアルコキシ、−NHSO2、−SO2NH、C1〜C7アルキル−NHSO2−、C1〜C7アルキル−SO2NH−、C1〜C7アルキルスルホニル、C1〜C7アルキルアミノ又はジ(C1〜C7)アルキルアミノから選択され、
L1は(CH2)r、シクロプロピル又はエテニルであり、rは0、1又は2であり、
XはOH、SH又はNH2であり、
R17、R18およびR20は互いに独立して、水素、OH、NH2、ニトロ、CN、アミド、カルボキシル、C1〜C7アルコキシ、C1〜C7アルキル、C1〜C7ハロアルキル、C1〜C7ハロアルキルオキシ、C1〜C7ヒドロキシアルキル、C1〜C7アルケニル、C1〜C7アルキル−C(=O)O−、C1〜C7アルキル−C(=O)−、C1〜C7アルキニル、ハロ基、アミド、ヒドロキシアルコキシ、−NHSO2、−SO2NH、C1〜C7アルキル−NHSO2−、C1〜C7アルキル−SO2NH−、C1〜C7アルキルスルホニル、C1〜C7アルキルアミノ又はジ(C1〜C7)アルキルアミノから選択され、
R19は、水素、OH、NH2、ニトロ、CN、アミド、カルボキシル、C1〜C7アルコキシ、C1〜C7アルキル、C1〜C7ハロアルキル、C1〜C7ハロアルキルオキシ、C1〜C7ヒドロキシアルキル、C1〜C7アルケニル、C1〜C7アルキル−C(=O)O−、C1〜C7アルキル−C(=O)−、C1〜C7アルキニル、ハロ基、アミド、ヒドロキシアルコキシ、−NHSO2、−SO2NH、C1〜C7アルキル−NHSO2−、C1〜C7アルキル−SO2NH−、C1〜C7アルキルスルホニル、C1〜C7アルキルアミノ若しくはジ(C1〜C7)アルキルアミノ又はL2−R16から選択され、R16は、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換の複素環、置換若しくは非置換のアリール、置換若しくは非置換のC3〜C8シクロアルキルであり、L2は結合、C1〜C4アルキレン、C1〜C4アルキニル、C1〜C4アルケニル、−O−、−S−、−N−、−C(=O)NH−、−NHC(=O)−、−NHC(=O)NH−、−SO2NH−、−NHSO2−、−SO2−、−C(=O)−又は−C(=O)O−から選択される。
【請求項4】
Y1およびY2が互いに独立して、置換若しくは非置換のC1〜C10アルキル、置換若しくは非置換のヘテロアリール又は置換若しくは非置換のアリールである、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
Y1およびY2は互いに独立して、場合によって置換された、フェニル、インドリル、キノリニル、ピリジル、ビフェニル、ナフチル、チアゾリル、ピロリジニル、ベンゾジオキシニルであり、前記の場合による置換基は、ヒドロキシル、ハロ、アミノ、ニトロ、CN、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルキルアミノ、ジ(C1〜C4)アルキルアミノ、C1〜C4アルキル−NHS(O)2−、C1〜C4アルキル−S(O)2NH−、アリールC1〜C4アルコキシ、複素環、アリール又はヘテロアリールから選択された1個、2個又は3個の基を含む、請求項4に記載の化合物。
【請求項6】
環Bが、フェニル、ベンゾチオフェニル、ベンゾフラニル、チアゾリル、ベンゾチアゾリル、フラニル、ピリジル、ピリミジル、キノリニル、チオフェニル、ベンゾジオキシル、ベンゾオキサジアゾリル、キノキサリニル、ベンゾトリアゾリル、ベンゾイミダゾリル又はベンゾオキサゾリルから選択される、請求項3に記載の化合物。
【請求項7】
R19が、水素、OH、NH2、ニトロ、CN、アミド、カルボキシル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ヒドロキシアルキル、C1〜C4アルケニル、C1〜C4アルキル−C(=O)O−、C1〜C4アルキニル、ハロ基、アミド又はL2−R16から選択され、R16は置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換のアリールであり、L2は結合、エチレン、エテニル、エチニル、−O−、−S−、−C(=O)NH−、−NHC(=O)−、−C(=O)−又は−C(=O)O−から選択される、請求項3に記載の化合物。
【請求項8】
R17、R18およびR20が互いに独立して水素又はフルオロである、請求項7に記載の化合物。
【請求項9】
R19が水素又はフェニルであり、Xがアミノである、請求項8に記載の化合物。
【請求項10】
wおよびzが1であり、R9およびR14が水素であり、A1およびA2がそれぞれ結合である、請求項3に記載の化合物。
【請求項11】
以下の構造式によって表される化合物又はこの立体異性体若しくは薬学的に許容される塩。
【化4】
式中、Y1およびY2は互いに独立して、水素、置換若しくは非置換のC3〜C8シクロアルキル、置換若しくは非置換のC1〜C10アルキル、置換若しくは非置換のC1〜C10アルケニル、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換の複素環又は置換若しくは非置換のアリールであり、
wは1又は2であり、wが2のとき、2個のY1は同一であり又は異なっており、
zは1又は2であり、zが2のとき、2個のY2は同一であり又は異なっており、
jおよびmは互いに独立して0、1、2、3又は4であり、
jが0ではないとき、A2は−NH−、−S−、−O−、エテニル又は結合から選択され、kが0のとき、A2は結合又はエテニルであり、
mが0ではないとき、A1は−NH−、−S−、−O−、エテニル又は結合から選択され、mが0のとき、A1は結合又はエテニルであり、
nは0、1、2、3又は4であり、
R1は水素、OH、NH2、C1〜C4アルキル、ハロ、置換又は非置換のアリールから選択され、
R2は、水素、OH、NH2、C1〜C4アルキル又はハロから選択され、
R9およびR14は互いに独立して、水素又はC1〜C4アルキルから選択され、
環Bはヘテロアリール又はアリールであり、
R3は、水素、OH、NH2、ニトロ、CN、アミド、カルボキシル、C1〜C7アルコキシ、C1〜C7アルキル、C1〜C7ハロアルキル、C1〜C7ハロアルキルオキシ、C1〜C7ヒドロキシアルキル、C1〜C7アルケニル、C1〜C7アルキル−C(=O)O−、C1〜C7アルキル−C(=O)−、C1〜C7アルキニル、ハロ基、アミド、ヒドロキシアルコキシ、−NHSO2、−SO2NH、C1〜C7アルキル−NHSO2−、C1〜C7アルキル−SO2NH−、C1〜C7アルキルスルホニル、C1〜C7アルキルアミノ又はジ(C1〜C7)アルキルアミノから選択され、
L1は(CH2)r、シクロプロピル又はエテニルであり、rは0、1又は2であり、
XはOH、SH又はNH2であり、
R17は、水素、OH、NH2、ニトロ、CN、アミド、カルボキシル、C1〜C7アルコキシ、C1〜C7アルキル、C1〜C7ハロアルキル、C1〜C7ハロアルキルオキシ、C1〜C7ヒドロキシアルキル、C1〜C7アルケニル、C1〜C7アルキル−C(=O)O−、C1〜C7アルキル−C(=O)−、C1〜C7アルキニル、ハロ基、アミド、ヒドロキシアルコキシ、−NHSO2、−SO2NH、C1〜C7アルキル−NHSO2−、C1〜C7アルキル−SO2NH−、C1〜C7アルキルスルホニル、C1〜C7アルキルアミノ又はジ(C1〜C7)アルキルアミノから選択され、
R19は、水素、OH、NH2、ニトロ、CN、アミド、カルボキシル、C1〜C7アルコキシ、C1〜C7アルキル、C1〜C7ハロアルキル、C1〜C7ハロアルキルオキシ、C1〜C7ヒドロキシアルキル、C1〜C7アルケニル、C1〜C7アルキル−C(=O)O−、C1〜C7アルキル−C(=O)−、C1〜C7アルキニル、ハロ基、アミド、ヒドロキシアルコキシ、−NHSO2、−SO2NH、C1〜C7アルキル−NHSO2−、C1〜C7アルキル−SO2NH−、C1〜C7アルキルスルホニル、C1〜C7アルキルアミノ若しくはジ(C1〜C7)アルキルアミノ又はL2−R16から選択され、R16は、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換の複素環、置換若しくは非置換のアリール、置換若しくは非置換のC3〜C8シクロアルキルであり、L2は結合、C1〜C4アルキレン、C1〜C4アルキニル、C1〜C4アルケニル、−O−、−S−、−N−、−C(=O)NH−、−NHC(=O)−、−NHC(=O)NH−、−SO2NH−、−NHCO2−、−SO2−、−C(=O)−又は−C(=O)O−から選択される。
【請求項12】
以下の構造式によって表される化合物又はこの立体異性体又は薬学的に許容される塩。
【化5】
式中、Y1およびY2は互いに独立して、水素、置換若しくは非置換のC3〜C8シクロアルキル、置換若しくは非置換のC1〜C10アルキル、置換若しくは非置換のC1〜C10アルケニル、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換の複素環又は置換若しくは非置換のアリールであり、
wは1又は2であり、wが2のとき、2個のY1は同一であり又は異なっており、
zは1又は2であり、zが2のとき、2個のY2は同一であり又は異なっており、
v、j、k、gは互いに独立して0、1、2、3又は4であり、v+j+k+gは4以下であり、
h、q、m、rは互いに独立して0、1、2、3又は4であり、h+q+m+rは4以下であり、
jが0ではないとき、A2は−NH−、−S−、−O−、エテニル又は結合から選択され、jが0のとき、A2は結合又はエテニルであり、
mが0ではないとき、A1は−NH−、−S−、−O−、エテニル又は結合から選択され、mが0のとき、A1は結合又はエテニルであり、
R1は水素、OH、NH2、C1〜C4アルキル、ハロ、置換若しくは非置換のシクロアルキル、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換の複素環又は置換若しくは非置換のアリールから選択され、
R9、R10、R13およびR14は互いに独立して、水素又はC1〜C4アルキルから選択され、
R11およびR12は互いに独立して、水素、C1〜C4アルキル又はハロから選択され、
R8およびR15は互いに独立して、水素、C1〜C4アルキル、OH又はハロから選択され、
R6およびR7は互いに独立して、水素又はC1〜C4アルキルから選択され、
L3は、(CR23R24)x(xは3から10の整数である。)、
(CR21=CR22)y(yは2から5の整数である。)又は
(CR23R24)xおよび(CR21=CR22)yの組み合わせ(L3の主鎖の炭素数は3個から10個である。)から選択され、
R21からR24は互いに独立して、水素、C1〜C4アルキル、OH又はハロから選択され、
環Aは5員環から6員環のヘテロアリール又はアリールであり、
XはOH、SH又はNH2であり、
pは1、2、3又は4であり、
R5は、水素、OH、NH2、ニトロ、CN、アミド、カルボキシル、C1〜C7アルコキシ、C1〜C7アルキル、C1〜C7ハロアルキル、C1〜C7ハロアルキルオキシ、C1〜C7ヒドロキシアルキル、C1〜C7アルケニル、C1〜C7アルキル−C(=O)O−、C1〜C7アルキル−C(=O)−、C1〜C7アルキニル、ハロ基、アミド、ヒドロキシアルコキシ、−NHSO2、−SO2NH、C1〜C7アルキル−NHSO2−、C1〜C7アルキル−SO2NH−、C1〜C7アルキルスルホニル、C1〜C7アルキルアミノ若しくはジ(C1〜C7)アルキルアミノ又はL2−R16から選択され、R16は、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換の複素環、置換若しくは非置換のアリール、置換若しくは非置換のC3〜C7シクロアルキルであり、L2は結合、C1〜C4アルキレン、C1〜C4アルキニル、C1〜C4アルケニル、−O−、−S−、−N−、−C(=O)NH−、−NHC(=O)−、−NHC(=O)NH−、−SO2NH−、−NHSO2−、−SO2−、−C(=O)−又は−C(=O)O−から選択される。
【請求項13】
以下の構造式によって表される化合物で又はこの立体異性体若しくは薬学的に許容される塩。
【化6】
式中、Y1は、水素、置換若しくは非置換のC3〜C8シクロアルキル、置換若しくは非置換のC1〜C10アルキル、置換若しくは非置換のC1〜C10アルケニル、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換の複素環又は置換若しくは非置換のアリールであり、あるいはY1およびR7は一緒になって置換又は非置換のC1〜C10アルキレンを形成し、
Y2は、水素、置換若しくは非置換のC3〜C8シクロアルキル、置換若しくは非置換のC1〜C10アルキル、置換若しくは非置換のC1〜C10アルケニル、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換の複素環又は置換若しくは非置換のアリールであり、あるいはY2およびR6は一緒になって置換又は非置換のC1〜C10アルキレンを形成し、
wは1又は2であり、wが2のとき、2個のY1は同一であり又は異なっており、
zは1又は2であり、zが2のとき、2個のY2は同一であり又は異なっており、
jおよびmは互いに独立して0、1、2、3又は4であり、
jが0ではないとき、A2は−NH−、−S−、−O−、エテニル又は結合から選択され、jが0のとき、A2は結合又はエテニルであり、
mが0ではないとき、A1は−NH−、−S−、−O−、エテニル又は結合から選択され、mが0のとき、A1は結合又はエテニルであり、
nは0、1、2、3又は4であり、
R1は水素、OH、NH2、C1〜C4アルキル、ハロ、置換若しくは非置換のシクロアルキル、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換の複素環、置換若しくは非置換のアリール、置換若しくは非置換のC1〜C10アルキルへテロアリール、置換若しくは非置換のC1〜C10アルキルヘテロサイクリック又は置換若しくは非置換のC1〜C10アルキルアリールから選択され、
R2は、水素、OH、NH2、C1〜C4アルキル、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換の複素環、置換若しくは非置換のアリール、置換若しくは非置換のC1〜C10アルキルへテロアリール、置換若しくは非置換のC1〜C10アルキルヘテロサイクリック、置換若しくは非置換のC1〜C10アルキルアリール又はハロから選択され、
sは1又は2であり、sが2のとき、R2は同一であり又は異なっており、
R9およびR14は互いに独立して、水素又はC1〜C4アルキルから選択され、
環Bはシクロアルキル、ヘテロアリール、複素環又はアリールであり、
R3は、水素、OH、NH2、ニトロ、CN、アミド、カルボキシル、C1〜C7アルコキシ、C1〜C7アルキル、C1〜C7ハロアルキル、C1〜C7ハロアルキルオキシ、C1〜C7ヒドロキシアルキル、C1〜C7アルケニル、C1〜C7アルキル−C(=O)O−、C1〜C7アルキル−C(=O)−、C1〜C7アルキニル、ハロ基、アミド、ヒドロキシアルコキシ、−NHSO2、−SO2NH、C1〜C7アルキル−NHSO2−、C1〜C7アルキル−SO2NH−、C1〜C7アルキルスルホニル、C1〜C7アルキルアミノ又はジ(C1〜C7)アルキルアミノから選択され、
tは1、2、3又は4であり、
L1は(CH2)r、シクロプロピル又はエテニルであり、rは0、1又は2であり、
環Aは5員環から6員環のヘテロアリール又はアリールであり、
XはOH、SH又はNH2であり、
pは1、2、3又は4であり、
R5は、水素、OH、NH2、ニトロ、CN、アミド、カルボキシル、C1〜C7アルコキシ、C1〜C7アルキル、C1〜C7ハロアルキル、C1〜C7ハロアルキルオキシ、C1〜C7ヒドロキシアルキル、C1〜C7アルケニル、C1〜C7アルキル−C(=O)O−、C1〜C7アルキル−C(=O)−、C1〜C7アルキニル、ハロ基、アミド、ヒドロキシアルコキシ、−NHSO2、−SO2NH、C1〜C7アルキル−NHSO2−、C1〜C7アルキル−SO2NH−、C1〜C7アルキルスルホニル、C1〜C7アルキルアミノ若しくはジ(C1〜C7)アルキルアミノ又はL2−R16から選択され、R16は、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換の複素環、置換若しくは非置換のアリール、置換若しくは非置換のC3〜C8シクロアルキルであり、L2は結合、C1〜C4アルキレン、C1〜C4アルキニル、C1〜C4アルケニル、−O−、−S−、−N−、−C(=O)NH−、−NHC(=O)−、−NHC(=O)NH−、−SO2NH−、−NHCO2−、−SO2−、−C(=O)−又は−C(=O)O−から選択され、
R6およびR7は互いに独立して水素、又はC1〜C4アルキルである。
【請求項14】
【化7】
が
【化8】
であり、
XはOH、SH又はNH2であり、
R30は、水素又はハロから選択され、
R31は、水素、C1〜C7アルキル又はL2−R29から選択され、R29は、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換のアリールであり、L2は結合又はC1〜C4アルキレンから選択される、請求項1、2および12から13のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項15】
R31が
【化9】
であり、
R32およびR36は独立して水素又はフルオロから選択され、
R33、R34又はR35は独立して、水素、ハロ、メチル、メトキシ又はハロメチルから選択される、請求項14に記載の化合物。
【請求項16】
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ジベンジルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(4−メトキシジベンジル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス[4−(ジメチルアミノ)フェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ジキノリン−8−イルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス[2−ピリジン−4−イルエチル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ジメチルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(3−メトキシフェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス[3−(トリフルオロメチル)フェニル]マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ジ−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(4−フルオロフェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(3−フルオロフェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(3−クロロフェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(4−フェニル−1,3−チアゾール−2−イル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス[3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(2−クロロフェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス[4−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス[5−(ジエチルアミノ)スルホニル)−2−メトキシフェニル}マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(3−シアノフェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ジ−1−ナフチルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス[2−(1H−ピロール−1−イル)フェニル]マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(3,4,5−トリメトキシフェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(4−メチル−1,3−チアゾール−2−イル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(4−モルホリン−4−イルフェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス[2−(4−メトキシフェニル)エチル]マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス[2−(3,5−ジメトキシフェニル)エチル]マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(3−フェニルピロリル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(2−フェノキシエチル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス[2−(4−フルオロフェニル)エチル]マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(4−tert−ブチルベンジル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(3−メトキシジベンジル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(3,5−ジメトキシジベンジル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(3−フルオロベンジル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス[3−(トリフルオロメチル)ベンジル]マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ベンジル]マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(3−クロロベンジル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(ビフェニル−3−イルメチル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(3−ヒドロキシベンジル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス[3−(1H−ピロール−1−イル)ベンジル]マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ジイソブチルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(2−フルオロフェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(2−メチルフェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(2−メトキシフェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(3−メチルイソキサゾール−5−イル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ジイソキサゾール−3−イルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(1,1−ジメチルエチル)プロパンジアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−2−ヒドロキシ−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−2−メチル−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−2−フルオロ−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−2−(4−メトキシベンジル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(5−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}−2−ピリジニル)−2−ヒドロキシ−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ビス(4−メトキシフェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ビス(3−フルオロフェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ビス[3−(トリフルオロメチル)フェニル]マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ジベンジルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ビス(4−フルオロベンジル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ビス(4−メチルベンジル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ビス(3,4−ジメトキシジベンジル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ビス[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ビス[4−(ジメチルアミノ)ベンジル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ビス(4−メトキシベンジル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ビス(1−フェニルエチル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ビス[1−(4−フルオロフェニル)エチル]マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ジ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ビス(3,4−ジフルオロベンジル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−2−メチル−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ジベンジル−2−フルオロマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ジベンジル−2−メチルマロンアミド、
2−(5−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}ピリジン−2−イル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(5−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}−2−フリル)メチル]−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(5−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}−1,3−チアゾール−2−イル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}−3−ブロモベンジル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(2−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}−1−ベンゾチエン−6−イル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−[6−(2−アミノ−フェニルカルバモイル)−チエノ[2,3−d]ピリミジン−2−イル]−N,N’−ジフェニル−マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}−3−ビニルベンジル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}−3−[(メチルスルホニル)アミノ]ベンジル}−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−[1−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)エチル]−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−[(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)(1−ピペリジニル)メチル]−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}−2−メトキシベンジル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{3−[(2−アミノフェニル)アミノ]−3−オキソプロピル}フェニル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(キノリン−8−イルカルバモイル)−オクタン二酸8−[(2−アミノ−フェニル)−アミド]1−キノリン−8−イルアミド、
2−(キノリン−6−イルカルバモイル)−オクタン二酸8−[(2−アミノ−フェニル)−アミド]1−キノリン−6−イルアミド、
2−(2−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}−1−ベンゾチエン−6−イル)−N,N’−ジベンジルマロンアミド、
2−[1−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)エチル]−N,N’−ビス(4−フルオロフェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−(3−シアノフェニル)−N’−フェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−ベンジル−N’−(3−シアノフェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−(3−メトキシフェニル)−N’−フェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−ベンジル−N’−(3−メトキシフェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−(3−シアノフェニル)−N’−(2−メトキシ−1−メチルエチル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−(3−フルオロベンジル)−N’−(2−メトキシフェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−(3−クロロベンジル)−N’−(3−メトキシフェニル)−N−メチルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−エチル−N−メチル−N’−フェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N−ジメチル−N’−フェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−メチル−N’−フェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−(3−フルオロフェニル)−N’−フェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−フェニル−N’−(2−フェネチル)マロンアミド、
N−(2−アミノフェニル)−4−[2−アニリノ−1−(モルホリン−4−イルカルボニル)−2−オキソエチル]ベンズアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−(2−メトキシフェニル)−N’−フェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−フェニル−N’−(3,4,5−トリメトキシフェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−フェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ジメチル−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−メチル−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(4−ヒドロキシビフェニル−3−イル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(4−ヒドロキシビフェニル−3−イル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(4−アミノ−3−ビフェニルイル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(4−アミノ−3−ビフェニルイル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(4−アミノビフェニル−3−イル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N−ジメチル−N’−フェニルマロンアミド、
2−(4−{[(4−アミノビフェニル−3−イル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−エチル−N−メチル−N’−ジニルマロンアミド、
N−(4−アミノビフェニル−3−イル)−4−[2−アニリノ−1−(モルホリン−4−イルカルボニル)−2−オキソエチル]ベンズアミド、
2−(4−{[(4−アミノビフェニル−3−イル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−(2−メトキシフェニル)−N’−フェニルマロンアミド、
2−(4−{[(4−アミノビフェニル−3−イル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−フェニルマロンアミド、
2−(4−{[(4−アミノビフェニル−3−イル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ジイソキサゾール−3−イルマロンアミド、
2−(4−{[(4−アミノビフェニル−3−イル)アミノ]カルボニル}フェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(4−アミノ−3−ビフェニルイル)アミノ]カルボニル}−2−メトキシベンジル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(5−{[(4−アミノ−3−ビフェニルイル)アミノ]カルボニル}−2−ピリジニル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(4−アミノビフェニル−3−イル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ビス(4−フルオロベンジル)マロンアミド、
2−(4−{[(4−アミノビフェニル−3−イル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ジベンジルマロンアミド、
2−(4−{[(4−アミノビフェニル−3−イル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ビス(1−フェニルエチル)マロンアミド、
2−[4−({[2−アミノ−5−(2−チエニル)フェニル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−フェニルマロンアミド、
2−[4−({[2−アミノ−5−(2−チエニル)フェニル]アミノ}カルボニル)フェニル]マロンアミド、
2−[4−({[2−アミノ−5−(2−チエニル)フェニル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N、N’−ジイソキサゾール−3−イルマロンアミド、
2−[4−({[2−アミノ−5−(2−チエニル)フェニル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチル−N’−フェニルマロンアミド、
2−[4−({[2−アミノ−5−(2−チエニル)フェニル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−エチル−N’−フェニルマロンアミド、
2−[4−({[2−アミノ−5−(2−チエニル)フェニル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−[4−({[2−アミノ−5−(2−チエニル)フェニル]アミノ}カルボニル)ベンジル]−N、N’−ビス(4−フルオロベンジル)マロンアミド、
2−[4−({[2−アミノ−5−(2−チエニル)フェニル]アミノ}カルボニル)ベンジル]−N,N’−ジベンジルマロンアミド、
2−[4−({[2−アミノ−5−(2−チエニル)フェニル]アミノ}カルボニル)ベンジル]−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(5−{[(2−アミノ−5−チエン−2−イルフェニル)アミノ]カルボニル}チエン−3−イル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−[4−({[2−アミノ−5−(3−チエニル)フェニル]アミノ}カルボニル)フェニル]マロンアミド、
2−[4−({[2−アミノ−5−(3−チエニル)フェニル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチル−N’−フェニルマロンアミド、
2−[4−({[2−アミノ−5−(3−チエニル)フェニル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−エチル−N’−フェニルマロンアミド、
2−(4−{[(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−フェニルマロンアミド、
2−[4−({[4−アミノ−1−(3−クロロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−フェニルマロンアミド、
2−(4−{[(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(4−アミノ−3−メチルイソキサゾール−5−イル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド
から選択される化合物又はこの立体異性体又は薬学的に許容される塩。
【請求項17】
請求項1から16のいずれか一項に記載の化合物の薬学的有効量および薬学的に許容される担体を含む医薬組成物。
【請求項18】
ほ乳類の癌を治療又は予防するのに有用な薬剤を調製するための請求項1から16のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項1】
以下の構造式によって表される化合物又はこの立体異性体若しくは薬学的に許容される塩。
【化1】
式中、Y1およびY2は互いに独立して、水素、置換若しくは非置換のC3〜C8シクロアルキル、置換若しくは非置換のC1〜C10アルキル、置換若しくは非置換のC1〜C10アルケニル、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換の複素環又は置換若しくは非置換のアリールであり、
wは1又は2であり、wが2のとき、2個のY1は同一であり又は異なっており、
zは1又は2であり、zが2のとき、2個のY2は同一であり又は異なっており、
v、j、k、gは互いに独立して0、1、2、3又は4であり、v+j+k+gは4以下であり、
h、q、m、rは互いに独立して0、1、2、3又は4であり、h+q+m+rは4以下であり、
jが0ではないとき、A2は−NH−、−S−、−O−、エテニル又は結合から選択され、jが0のとき、A2は結合又はエテニルであり、
mが0ではないとき、A1は−NH−、−S−、−O−、エテニル又は結合から選択され、mが0のとき、A1は結合又はエテニルであり、
nは0、1、2、3又は4であり、
R1は水素、OH、NH2、C1〜C4アルキル、ハロ、置換若しくは非置換のシクロアルキル、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換の複素環又は置換若しくは非置換のアリールから選択され、
R2は、水素、OH、NH2、C1〜C4アルキル又はハロから選択され、
sは1又は2であり、sが2のとき、R2は同一であり又は異なっており、
R9、R10、R13およびR14は互いに独立して、水素又はC1〜C4アルキルから選択され、
R11およびR12は互いに独立して、水素、C1〜C4アルキル又はハロから選択され、
R8およびR15は互いに独立して、水素、C1〜C4アルキル、OH又はハロから選択され、
R6およびR7は互いに独立して、水素又はC1〜C4アルキルから選択され、
環Bはシクロアルキル、ヘテロアリール、複素環又はアリールであり、
R3は、水素、OH、NH2、ニトロ、CN、アミド、カルボキシル、C1〜C7アルコキシ、C1〜C7アルキル、C1〜C7ハロアルキル、C1〜C7ハロアルキルオキシ、C1〜C7ヒドロキシアルキル、C1〜C7アルケニル、C1〜C7アルキル−C(=O)O−、C1〜C7アルキル−C(=O)−、C1〜C7アルキニル、ハロ基、アミド、ヒドロキシアルコキシ、−NHSO2、−SO2NH、C1〜C7アルキル−NHSO2−、C1〜C7アルキル−SO2NH−、C1〜C7アルキルスルホニル、C1〜C7アルキルアミノ又はジ(C1〜C7)アルキルアミノから選択され、
tは1、2、3又は4であり、
L1は(CH2)r、エテニル又はシクロプロピルであり、rは0、1又は2であり、
環Aは5員環から6員環のヘテロアリール又はアリールであり、
XはOH、SH又はNH2であり、
pは1、2、3又は4であり、
R5は、水素、OH、NH2、ニトロ、CN、アミド、カルボキシル、C1〜C7アルコキシ、C1〜C7アルキル、C1〜C7ハロアルキル、C1〜C7ハロアルキルオキシ、C1〜C7ヒドロキシアルキル、C1〜C7アルケニル、C1〜C7アルキル−C(=O)O−、C1〜C7アルキル−C(=O)−、C1〜C7アルキニル、ハロ基、アミド、ヒドロキシアルコキシ、−NHSO2、−SO2NH、C1〜C7アルキル−NHSO2−、C1〜C7アルキル−SO2NH−、C1〜C7アルキルスルホニル、C1〜C7アルキルアミノ又はジ(C1〜C7)アルキルアミノ又はL2−R16から選択され、R16は、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換の複素環、置換若しくは非置換のアリール、置換若しくは非置換のC3〜C7シクロアルキルであり、L2は結合、C1〜C4アルキレン、C1〜C4アルキニル、C1〜C4アルケニル、−O−、−S−、−N−、−C(=O)NH−、−NHC(=O)−、−NHC(=O)NH−、−SO2NH−、−NHCO2−、−SO2−、−C(=O)−又は−C(=O)O−から選択される。
【請求項2】
以下の構造式によって表される化合物又はこの立体異性体若しくは薬学的に許容される塩。
【化2】
式中、Y1およびY2は互いに独立して、水素、置換若しくは非置換のC3〜C8シクロアルキル、置換若しくは非置換のC1〜C10アルキル、置換若しくは非置換のC1〜C10アルケニル、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換の複素環又は置換若しくは非置換のアリールであり、
wは1又は2であり、wが2のとき、2個のY1は同一であり又は異なっており、
zは1又は2であり、zが2のとき、2個のY2は同一であり又は異なっており、
jおよびmは互いに独立して0、1、2、3又は4であり、
jが0ではないとき、A2は−NH−、−S−、−O−、エテニル又は結合から選択され、jが0のとき、A2は結合又はエテニルであり、
mが0ではないとき、A1は−NH−、−S−、−O−、エテニル又は結合から選択され、mが0のとき、A1は結合又はエテニルであり、
nは0、1、2、3又は4であり、
R1は水素、OH、NH2、C1〜C4アルキル、ハロ、置換若しくは非置換のシクロアルキル、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換の複素環又は置換若しくは非置換のアリールから選択され、
R2は、水素、OH、NH2、C1〜C4アルキル又はハロから選択され、
sは1又は2であり、sが2のとき、R2は同一であり又は異なっており、
R9およびR14は互いに独立して、水素又はC1〜C4アルキルから選択され、
環Bはシクロアルキル、ヘテロアリール、複素環又はアリールであり、
R3は、水素、OH、NH2、ニトロ、CN、アミド、カルボキシル、C1〜C7アルコキシ、C1〜C7アルキル、C1〜C7ハロアルキル、C1〜C7ハロアルキルオキシ、C1〜C7ヒドロキシアルキル、C1〜C7アルケニル、C1〜C7アルキル−C(=O)O−、C1〜C7アルキル−C(=O)−、C1〜C7アルキニル、ハロ基、アミド、ヒドロキシアルコキシ、−NHSO2、−SO2NH、C1〜C7アルキル−NHSO2−、C1〜C7アルキル−SO2NH−、C1〜C7アルキルスルホニル、C1〜C7アルキルアミノ又はジ(C1〜C7)アルキルアミノから選択され、
tは1、2、3又は4であり、
L1は(CH2)r、シクロプロピル又はエテニルであり、rは0、1又は2であり、
環Aは5員環から6員環のヘテロアリール又はアリールであり、
XはOH、SH又はNH2であり、
pは1、2、3又は4であり、
R5は、水素、OH、NH2、ニトロ、CN、アミド、カルボキシル、C1〜C7アルコキシ、C1〜C7アルキル、C1〜C7ハロアルキル、C1〜C7ハロアルキルオキシ、C1〜C7ヒドロキシアルキル、C1〜C7アルケニル、C1〜C7アルキル−C(=O)O−、C1〜C7アルキル−C(=O)−、C1〜C7アルキニル、ハロ基、アミド、ヒドロキシアルコキシ、−NHSO2、−SO2NH、C1〜C7アルキル−NHSO2−、C1〜C7アルキル−SO2NH−、C1〜C7アルキルスルホニル、C1〜C7アルキルアミノ若しくはジ(C1〜C7)アルキルアミノ又はL2−R16から選択され、R16は、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換の複素環、置換若しくは非置換のアリール、置換若しくは非置換のC3〜C8シクロアルキルであり、L2は結合、C1〜C4アルキレン、C1〜C4アルキニル、C1〜C4アルケニル、−O−、−S−、−N−、−C(=O)NH−、−NHC(=O)−、−NHC(=O)NH−、−SO2NH−、−NHSO2−、−SO2−、−C(=O)−又は−C(=O)O−から選択される。
【請求項3】
以下の構造式によって表される化合物又はこの立体異性体若しくは薬学的に許容される塩。
【化3】
式中、Y1およびY2は互いに独立して、水素、置換若しくは非置換のC3〜C8シクロアルキル、置換若しくは非置換のC1〜C10アルキル、置換若しくは非置換のC1〜C10アルケニル、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換の複素環又は置換若しくは非置換のアリールであり、
wは1又は2であり、wが2のとき、2個のY1は同一であり又は異なっており、
zは1又は2であり、zが2のとき、2個のY2は同一であり又は異なっており、
jおよびmは互いに独立して0、1、2、3又は4であり、
jが0ではないとき、A2は−NH−、−S−、−O−、エテニル又は結合から選択され、kが0のとき、A2は結合又はエテニルであり、
mが0ではないとき、A1は−NH−、−S−、−O−、エテニル又は結合から選択され、mが0のとき、A1は結合又はエテニルであり、
nは0、1、2、3又は4であり、
R1は水素、OH、NH2、C1〜C4アルキル、ハロ、置換又は非置換のアリールから選択され、
R2は、水素、OH、NH2、C1〜C4アルキル又はハロから選択され、
R9およびR14は互いに独立して、水素又はC1〜C4アルキルから選択され、
環Bはヘテロアリール又はアリールであり、
R3は、水素、OH、NH2、ニトロ、CN、アミド、カルボキシル、C1〜C7アルコキシ、C1〜C7アルキル、C1〜C7ハロアルキル、C1〜C7ハロアルキルオキシ、C1〜C7ヒドロキシアルキル、C1〜C7アルケニル、C1〜C7アルキル−C(=O)O−、C1〜C7アルキル−C(=O)−、C1〜C7アルキニル、ハロ基、アミド、ヒドロキシアルコキシ、−NHSO2、−SO2NH、C1〜C7アルキル−NHSO2−、C1〜C7アルキル−SO2NH−、C1〜C7アルキルスルホニル、C1〜C7アルキルアミノ又はジ(C1〜C7)アルキルアミノから選択され、
L1は(CH2)r、シクロプロピル又はエテニルであり、rは0、1又は2であり、
XはOH、SH又はNH2であり、
R17、R18およびR20は互いに独立して、水素、OH、NH2、ニトロ、CN、アミド、カルボキシル、C1〜C7アルコキシ、C1〜C7アルキル、C1〜C7ハロアルキル、C1〜C7ハロアルキルオキシ、C1〜C7ヒドロキシアルキル、C1〜C7アルケニル、C1〜C7アルキル−C(=O)O−、C1〜C7アルキル−C(=O)−、C1〜C7アルキニル、ハロ基、アミド、ヒドロキシアルコキシ、−NHSO2、−SO2NH、C1〜C7アルキル−NHSO2−、C1〜C7アルキル−SO2NH−、C1〜C7アルキルスルホニル、C1〜C7アルキルアミノ又はジ(C1〜C7)アルキルアミノから選択され、
R19は、水素、OH、NH2、ニトロ、CN、アミド、カルボキシル、C1〜C7アルコキシ、C1〜C7アルキル、C1〜C7ハロアルキル、C1〜C7ハロアルキルオキシ、C1〜C7ヒドロキシアルキル、C1〜C7アルケニル、C1〜C7アルキル−C(=O)O−、C1〜C7アルキル−C(=O)−、C1〜C7アルキニル、ハロ基、アミド、ヒドロキシアルコキシ、−NHSO2、−SO2NH、C1〜C7アルキル−NHSO2−、C1〜C7アルキル−SO2NH−、C1〜C7アルキルスルホニル、C1〜C7アルキルアミノ若しくはジ(C1〜C7)アルキルアミノ又はL2−R16から選択され、R16は、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換の複素環、置換若しくは非置換のアリール、置換若しくは非置換のC3〜C8シクロアルキルであり、L2は結合、C1〜C4アルキレン、C1〜C4アルキニル、C1〜C4アルケニル、−O−、−S−、−N−、−C(=O)NH−、−NHC(=O)−、−NHC(=O)NH−、−SO2NH−、−NHSO2−、−SO2−、−C(=O)−又は−C(=O)O−から選択される。
【請求項4】
Y1およびY2が互いに独立して、置換若しくは非置換のC1〜C10アルキル、置換若しくは非置換のヘテロアリール又は置換若しくは非置換のアリールである、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
Y1およびY2は互いに独立して、場合によって置換された、フェニル、インドリル、キノリニル、ピリジル、ビフェニル、ナフチル、チアゾリル、ピロリジニル、ベンゾジオキシニルであり、前記の場合による置換基は、ヒドロキシル、ハロ、アミノ、ニトロ、CN、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルキルアミノ、ジ(C1〜C4)アルキルアミノ、C1〜C4アルキル−NHS(O)2−、C1〜C4アルキル−S(O)2NH−、アリールC1〜C4アルコキシ、複素環、アリール又はヘテロアリールから選択された1個、2個又は3個の基を含む、請求項4に記載の化合物。
【請求項6】
環Bが、フェニル、ベンゾチオフェニル、ベンゾフラニル、チアゾリル、ベンゾチアゾリル、フラニル、ピリジル、ピリミジル、キノリニル、チオフェニル、ベンゾジオキシル、ベンゾオキサジアゾリル、キノキサリニル、ベンゾトリアゾリル、ベンゾイミダゾリル又はベンゾオキサゾリルから選択される、請求項3に記載の化合物。
【請求項7】
R19が、水素、OH、NH2、ニトロ、CN、アミド、カルボキシル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ヒドロキシアルキル、C1〜C4アルケニル、C1〜C4アルキル−C(=O)O−、C1〜C4アルキニル、ハロ基、アミド又はL2−R16から選択され、R16は置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換のアリールであり、L2は結合、エチレン、エテニル、エチニル、−O−、−S−、−C(=O)NH−、−NHC(=O)−、−C(=O)−又は−C(=O)O−から選択される、請求項3に記載の化合物。
【請求項8】
R17、R18およびR20が互いに独立して水素又はフルオロである、請求項7に記載の化合物。
【請求項9】
R19が水素又はフェニルであり、Xがアミノである、請求項8に記載の化合物。
【請求項10】
wおよびzが1であり、R9およびR14が水素であり、A1およびA2がそれぞれ結合である、請求項3に記載の化合物。
【請求項11】
以下の構造式によって表される化合物又はこの立体異性体若しくは薬学的に許容される塩。
【化4】
式中、Y1およびY2は互いに独立して、水素、置換若しくは非置換のC3〜C8シクロアルキル、置換若しくは非置換のC1〜C10アルキル、置換若しくは非置換のC1〜C10アルケニル、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換の複素環又は置換若しくは非置換のアリールであり、
wは1又は2であり、wが2のとき、2個のY1は同一であり又は異なっており、
zは1又は2であり、zが2のとき、2個のY2は同一であり又は異なっており、
jおよびmは互いに独立して0、1、2、3又は4であり、
jが0ではないとき、A2は−NH−、−S−、−O−、エテニル又は結合から選択され、kが0のとき、A2は結合又はエテニルであり、
mが0ではないとき、A1は−NH−、−S−、−O−、エテニル又は結合から選択され、mが0のとき、A1は結合又はエテニルであり、
nは0、1、2、3又は4であり、
R1は水素、OH、NH2、C1〜C4アルキル、ハロ、置換又は非置換のアリールから選択され、
R2は、水素、OH、NH2、C1〜C4アルキル又はハロから選択され、
R9およびR14は互いに独立して、水素又はC1〜C4アルキルから選択され、
環Bはヘテロアリール又はアリールであり、
R3は、水素、OH、NH2、ニトロ、CN、アミド、カルボキシル、C1〜C7アルコキシ、C1〜C7アルキル、C1〜C7ハロアルキル、C1〜C7ハロアルキルオキシ、C1〜C7ヒドロキシアルキル、C1〜C7アルケニル、C1〜C7アルキル−C(=O)O−、C1〜C7アルキル−C(=O)−、C1〜C7アルキニル、ハロ基、アミド、ヒドロキシアルコキシ、−NHSO2、−SO2NH、C1〜C7アルキル−NHSO2−、C1〜C7アルキル−SO2NH−、C1〜C7アルキルスルホニル、C1〜C7アルキルアミノ又はジ(C1〜C7)アルキルアミノから選択され、
L1は(CH2)r、シクロプロピル又はエテニルであり、rは0、1又は2であり、
XはOH、SH又はNH2であり、
R17は、水素、OH、NH2、ニトロ、CN、アミド、カルボキシル、C1〜C7アルコキシ、C1〜C7アルキル、C1〜C7ハロアルキル、C1〜C7ハロアルキルオキシ、C1〜C7ヒドロキシアルキル、C1〜C7アルケニル、C1〜C7アルキル−C(=O)O−、C1〜C7アルキル−C(=O)−、C1〜C7アルキニル、ハロ基、アミド、ヒドロキシアルコキシ、−NHSO2、−SO2NH、C1〜C7アルキル−NHSO2−、C1〜C7アルキル−SO2NH−、C1〜C7アルキルスルホニル、C1〜C7アルキルアミノ又はジ(C1〜C7)アルキルアミノから選択され、
R19は、水素、OH、NH2、ニトロ、CN、アミド、カルボキシル、C1〜C7アルコキシ、C1〜C7アルキル、C1〜C7ハロアルキル、C1〜C7ハロアルキルオキシ、C1〜C7ヒドロキシアルキル、C1〜C7アルケニル、C1〜C7アルキル−C(=O)O−、C1〜C7アルキル−C(=O)−、C1〜C7アルキニル、ハロ基、アミド、ヒドロキシアルコキシ、−NHSO2、−SO2NH、C1〜C7アルキル−NHSO2−、C1〜C7アルキル−SO2NH−、C1〜C7アルキルスルホニル、C1〜C7アルキルアミノ若しくはジ(C1〜C7)アルキルアミノ又はL2−R16から選択され、R16は、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換の複素環、置換若しくは非置換のアリール、置換若しくは非置換のC3〜C8シクロアルキルであり、L2は結合、C1〜C4アルキレン、C1〜C4アルキニル、C1〜C4アルケニル、−O−、−S−、−N−、−C(=O)NH−、−NHC(=O)−、−NHC(=O)NH−、−SO2NH−、−NHCO2−、−SO2−、−C(=O)−又は−C(=O)O−から選択される。
【請求項12】
以下の構造式によって表される化合物又はこの立体異性体又は薬学的に許容される塩。
【化5】
式中、Y1およびY2は互いに独立して、水素、置換若しくは非置換のC3〜C8シクロアルキル、置換若しくは非置換のC1〜C10アルキル、置換若しくは非置換のC1〜C10アルケニル、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換の複素環又は置換若しくは非置換のアリールであり、
wは1又は2であり、wが2のとき、2個のY1は同一であり又は異なっており、
zは1又は2であり、zが2のとき、2個のY2は同一であり又は異なっており、
v、j、k、gは互いに独立して0、1、2、3又は4であり、v+j+k+gは4以下であり、
h、q、m、rは互いに独立して0、1、2、3又は4であり、h+q+m+rは4以下であり、
jが0ではないとき、A2は−NH−、−S−、−O−、エテニル又は結合から選択され、jが0のとき、A2は結合又はエテニルであり、
mが0ではないとき、A1は−NH−、−S−、−O−、エテニル又は結合から選択され、mが0のとき、A1は結合又はエテニルであり、
R1は水素、OH、NH2、C1〜C4アルキル、ハロ、置換若しくは非置換のシクロアルキル、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換の複素環又は置換若しくは非置換のアリールから選択され、
R9、R10、R13およびR14は互いに独立して、水素又はC1〜C4アルキルから選択され、
R11およびR12は互いに独立して、水素、C1〜C4アルキル又はハロから選択され、
R8およびR15は互いに独立して、水素、C1〜C4アルキル、OH又はハロから選択され、
R6およびR7は互いに独立して、水素又はC1〜C4アルキルから選択され、
L3は、(CR23R24)x(xは3から10の整数である。)、
(CR21=CR22)y(yは2から5の整数である。)又は
(CR23R24)xおよび(CR21=CR22)yの組み合わせ(L3の主鎖の炭素数は3個から10個である。)から選択され、
R21からR24は互いに独立して、水素、C1〜C4アルキル、OH又はハロから選択され、
環Aは5員環から6員環のヘテロアリール又はアリールであり、
XはOH、SH又はNH2であり、
pは1、2、3又は4であり、
R5は、水素、OH、NH2、ニトロ、CN、アミド、カルボキシル、C1〜C7アルコキシ、C1〜C7アルキル、C1〜C7ハロアルキル、C1〜C7ハロアルキルオキシ、C1〜C7ヒドロキシアルキル、C1〜C7アルケニル、C1〜C7アルキル−C(=O)O−、C1〜C7アルキル−C(=O)−、C1〜C7アルキニル、ハロ基、アミド、ヒドロキシアルコキシ、−NHSO2、−SO2NH、C1〜C7アルキル−NHSO2−、C1〜C7アルキル−SO2NH−、C1〜C7アルキルスルホニル、C1〜C7アルキルアミノ若しくはジ(C1〜C7)アルキルアミノ又はL2−R16から選択され、R16は、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換の複素環、置換若しくは非置換のアリール、置換若しくは非置換のC3〜C7シクロアルキルであり、L2は結合、C1〜C4アルキレン、C1〜C4アルキニル、C1〜C4アルケニル、−O−、−S−、−N−、−C(=O)NH−、−NHC(=O)−、−NHC(=O)NH−、−SO2NH−、−NHSO2−、−SO2−、−C(=O)−又は−C(=O)O−から選択される。
【請求項13】
以下の構造式によって表される化合物で又はこの立体異性体若しくは薬学的に許容される塩。
【化6】
式中、Y1は、水素、置換若しくは非置換のC3〜C8シクロアルキル、置換若しくは非置換のC1〜C10アルキル、置換若しくは非置換のC1〜C10アルケニル、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換の複素環又は置換若しくは非置換のアリールであり、あるいはY1およびR7は一緒になって置換又は非置換のC1〜C10アルキレンを形成し、
Y2は、水素、置換若しくは非置換のC3〜C8シクロアルキル、置換若しくは非置換のC1〜C10アルキル、置換若しくは非置換のC1〜C10アルケニル、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換の複素環又は置換若しくは非置換のアリールであり、あるいはY2およびR6は一緒になって置換又は非置換のC1〜C10アルキレンを形成し、
wは1又は2であり、wが2のとき、2個のY1は同一であり又は異なっており、
zは1又は2であり、zが2のとき、2個のY2は同一であり又は異なっており、
jおよびmは互いに独立して0、1、2、3又は4であり、
jが0ではないとき、A2は−NH−、−S−、−O−、エテニル又は結合から選択され、jが0のとき、A2は結合又はエテニルであり、
mが0ではないとき、A1は−NH−、−S−、−O−、エテニル又は結合から選択され、mが0のとき、A1は結合又はエテニルであり、
nは0、1、2、3又は4であり、
R1は水素、OH、NH2、C1〜C4アルキル、ハロ、置換若しくは非置換のシクロアルキル、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換の複素環、置換若しくは非置換のアリール、置換若しくは非置換のC1〜C10アルキルへテロアリール、置換若しくは非置換のC1〜C10アルキルヘテロサイクリック又は置換若しくは非置換のC1〜C10アルキルアリールから選択され、
R2は、水素、OH、NH2、C1〜C4アルキル、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換の複素環、置換若しくは非置換のアリール、置換若しくは非置換のC1〜C10アルキルへテロアリール、置換若しくは非置換のC1〜C10アルキルヘテロサイクリック、置換若しくは非置換のC1〜C10アルキルアリール又はハロから選択され、
sは1又は2であり、sが2のとき、R2は同一であり又は異なっており、
R9およびR14は互いに独立して、水素又はC1〜C4アルキルから選択され、
環Bはシクロアルキル、ヘテロアリール、複素環又はアリールであり、
R3は、水素、OH、NH2、ニトロ、CN、アミド、カルボキシル、C1〜C7アルコキシ、C1〜C7アルキル、C1〜C7ハロアルキル、C1〜C7ハロアルキルオキシ、C1〜C7ヒドロキシアルキル、C1〜C7アルケニル、C1〜C7アルキル−C(=O)O−、C1〜C7アルキル−C(=O)−、C1〜C7アルキニル、ハロ基、アミド、ヒドロキシアルコキシ、−NHSO2、−SO2NH、C1〜C7アルキル−NHSO2−、C1〜C7アルキル−SO2NH−、C1〜C7アルキルスルホニル、C1〜C7アルキルアミノ又はジ(C1〜C7)アルキルアミノから選択され、
tは1、2、3又は4であり、
L1は(CH2)r、シクロプロピル又はエテニルであり、rは0、1又は2であり、
環Aは5員環から6員環のヘテロアリール又はアリールであり、
XはOH、SH又はNH2であり、
pは1、2、3又は4であり、
R5は、水素、OH、NH2、ニトロ、CN、アミド、カルボキシル、C1〜C7アルコキシ、C1〜C7アルキル、C1〜C7ハロアルキル、C1〜C7ハロアルキルオキシ、C1〜C7ヒドロキシアルキル、C1〜C7アルケニル、C1〜C7アルキル−C(=O)O−、C1〜C7アルキル−C(=O)−、C1〜C7アルキニル、ハロ基、アミド、ヒドロキシアルコキシ、−NHSO2、−SO2NH、C1〜C7アルキル−NHSO2−、C1〜C7アルキル−SO2NH−、C1〜C7アルキルスルホニル、C1〜C7アルキルアミノ若しくはジ(C1〜C7)アルキルアミノ又はL2−R16から選択され、R16は、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換の複素環、置換若しくは非置換のアリール、置換若しくは非置換のC3〜C8シクロアルキルであり、L2は結合、C1〜C4アルキレン、C1〜C4アルキニル、C1〜C4アルケニル、−O−、−S−、−N−、−C(=O)NH−、−NHC(=O)−、−NHC(=O)NH−、−SO2NH−、−NHCO2−、−SO2−、−C(=O)−又は−C(=O)O−から選択され、
R6およびR7は互いに独立して水素、又はC1〜C4アルキルである。
【請求項14】
【化7】
が
【化8】
であり、
XはOH、SH又はNH2であり、
R30は、水素又はハロから選択され、
R31は、水素、C1〜C7アルキル又はL2−R29から選択され、R29は、置換若しくは非置換のヘテロアリール、置換若しくは非置換のアリールであり、L2は結合又はC1〜C4アルキレンから選択される、請求項1、2および12から13のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項15】
R31が
【化9】
であり、
R32およびR36は独立して水素又はフルオロから選択され、
R33、R34又はR35は独立して、水素、ハロ、メチル、メトキシ又はハロメチルから選択される、請求項14に記載の化合物。
【請求項16】
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ジベンジルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(4−メトキシジベンジル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス[4−(ジメチルアミノ)フェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ジキノリン−8−イルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス[2−ピリジン−4−イルエチル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ジメチルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(3−メトキシフェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス[3−(トリフルオロメチル)フェニル]マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ジ−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(4−フルオロフェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(3−フルオロフェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(3−クロロフェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(4−フェニル−1,3−チアゾール−2−イル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス[3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(2−クロロフェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス[4−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス[5−(ジエチルアミノ)スルホニル)−2−メトキシフェニル}マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(3−シアノフェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ジ−1−ナフチルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス[2−(1H−ピロール−1−イル)フェニル]マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(3,4,5−トリメトキシフェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(4−メチル−1,3−チアゾール−2−イル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(4−モルホリン−4−イルフェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス[2−(4−メトキシフェニル)エチル]マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス[2−(3,5−ジメトキシフェニル)エチル]マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(3−フェニルピロリル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(2−フェノキシエチル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス[2−(4−フルオロフェニル)エチル]マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(4−tert−ブチルベンジル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(3−メトキシジベンジル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(3,5−ジメトキシジベンジル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(3−フルオロベンジル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス[3−(トリフルオロメチル)ベンジル]マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ベンジル]マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(3−クロロベンジル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(ビフェニル−3−イルメチル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(3−ヒドロキシベンジル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス[3−(1H−ピロール−1−イル)ベンジル]マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ジイソブチルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(2−フルオロフェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(2−メチルフェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(2−メトキシフェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(3−メチルイソキサゾール−5−イル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ジイソキサゾール−3−イルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ビス(1,1−ジメチルエチル)プロパンジアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−2−ヒドロキシ−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−2−メチル−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−2−フルオロ−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−2−(4−メトキシベンジル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(5−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}−2−ピリジニル)−2−ヒドロキシ−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ビス(4−メトキシフェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ビス(3−フルオロフェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ビス[3−(トリフルオロメチル)フェニル]マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ジベンジルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ビス(4−フルオロベンジル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ビス(4−メチルベンジル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ビス(3,4−ジメトキシジベンジル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ビス[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ビス[4−(ジメチルアミノ)ベンジル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ビス(4−メトキシベンジル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ビス(1−フェニルエチル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ビス[1−(4−フルオロフェニル)エチル]マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ジ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ビス(3,4−ジフルオロベンジル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−2−メチル−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ジベンジル−2−フルオロマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ジベンジル−2−メチルマロンアミド、
2−(5−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}ピリジン−2−イル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(5−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}−2−フリル)メチル]−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(5−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}−1,3−チアゾール−2−イル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}−3−ブロモベンジル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(2−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}−1−ベンゾチエン−6−イル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−[6−(2−アミノ−フェニルカルバモイル)−チエノ[2,3−d]ピリミジン−2−イル]−N,N’−ジフェニル−マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}−3−ビニルベンジル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}−3−[(メチルスルホニル)アミノ]ベンジル}−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−[1−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)エチル]−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−[(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)(1−ピペリジニル)メチル]−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}−2−メトキシベンジル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{3−[(2−アミノフェニル)アミノ]−3−オキソプロピル}フェニル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(キノリン−8−イルカルバモイル)−オクタン二酸8−[(2−アミノ−フェニル)−アミド]1−キノリン−8−イルアミド、
2−(キノリン−6−イルカルバモイル)−オクタン二酸8−[(2−アミノ−フェニル)−アミド]1−キノリン−6−イルアミド、
2−(2−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}−1−ベンゾチエン−6−イル)−N,N’−ジベンジルマロンアミド、
2−[1−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)エチル]−N,N’−ビス(4−フルオロフェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−(3−シアノフェニル)−N’−フェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−ベンジル−N’−(3−シアノフェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−(3−メトキシフェニル)−N’−フェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−ベンジル−N’−(3−メトキシフェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−(3−シアノフェニル)−N’−(2−メトキシ−1−メチルエチル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−(3−フルオロベンジル)−N’−(2−メトキシフェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−(3−クロロベンジル)−N’−(3−メトキシフェニル)−N−メチルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−エチル−N−メチル−N’−フェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N−ジメチル−N’−フェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−メチル−N’−フェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−(3−フルオロフェニル)−N’−フェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−フェニル−N’−(2−フェネチル)マロンアミド、
N−(2−アミノフェニル)−4−[2−アニリノ−1−(モルホリン−4−イルカルボニル)−2−オキソエチル]ベンズアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−(2−メトキシフェニル)−N’−フェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−フェニル−N’−(3,4,5−トリメトキシフェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−フェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ジメチル−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(2−アミノフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−メチル−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(4−ヒドロキシビフェニル−3−イル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(4−ヒドロキシビフェニル−3−イル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(4−アミノ−3−ビフェニルイル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(4−アミノ−3−ビフェニルイル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(4−アミノビフェニル−3−イル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N−ジメチル−N’−フェニルマロンアミド、
2−(4−{[(4−アミノビフェニル−3−イル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−エチル−N−メチル−N’−ジニルマロンアミド、
N−(4−アミノビフェニル−3−イル)−4−[2−アニリノ−1−(モルホリン−4−イルカルボニル)−2−オキソエチル]ベンズアミド、
2−(4−{[(4−アミノビフェニル−3−イル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−(2−メトキシフェニル)−N’−フェニルマロンアミド、
2−(4−{[(4−アミノビフェニル−3−イル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−フェニルマロンアミド、
2−(4−{[(4−アミノビフェニル−3−イル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ジイソキサゾール−3−イルマロンアミド、
2−(4−{[(4−アミノビフェニル−3−イル)アミノ]カルボニル}フェニル)マロンアミド、
2−(4−{[(4−アミノ−3−ビフェニルイル)アミノ]カルボニル}−2−メトキシベンジル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(5−{[(4−アミノ−3−ビフェニルイル)アミノ]カルボニル}−2−ピリジニル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(4−アミノビフェニル−3−イル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ビス(4−フルオロベンジル)マロンアミド、
2−(4−{[(4−アミノビフェニル−3−イル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ジベンジルマロンアミド、
2−(4−{[(4−アミノビフェニル−3−イル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ビス(1−フェニルエチル)マロンアミド、
2−[4−({[2−アミノ−5−(2−チエニル)フェニル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−フェニルマロンアミド、
2−[4−({[2−アミノ−5−(2−チエニル)フェニル]アミノ}カルボニル)フェニル]マロンアミド、
2−[4−({[2−アミノ−5−(2−チエニル)フェニル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N、N’−ジイソキサゾール−3−イルマロンアミド、
2−[4−({[2−アミノ−5−(2−チエニル)フェニル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチル−N’−フェニルマロンアミド、
2−[4−({[2−アミノ−5−(2−チエニル)フェニル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−エチル−N’−フェニルマロンアミド、
2−[4−({[2−アミノ−5−(2−チエニル)フェニル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−[4−({[2−アミノ−5−(2−チエニル)フェニル]アミノ}カルボニル)ベンジル]−N、N’−ビス(4−フルオロベンジル)マロンアミド、
2−[4−({[2−アミノ−5−(2−チエニル)フェニル]アミノ}カルボニル)ベンジル]−N,N’−ジベンジルマロンアミド、
2−[4−({[2−アミノ−5−(2−チエニル)フェニル]アミノ}カルボニル)ベンジル]−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(5−{[(2−アミノ−5−チエン−2−イルフェニル)アミノ]カルボニル}チエン−3−イル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−[4−({[2−アミノ−5−(3−チエニル)フェニル]アミノ}カルボニル)フェニル]マロンアミド、
2−[4−({[2−アミノ−5−(3−チエニル)フェニル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチル−N’−フェニルマロンアミド、
2−[4−({[2−アミノ−5−(3−チエニル)フェニル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−エチル−N’−フェニルマロンアミド、
2−(4−{[(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−フェニルマロンアミド、
2−[4−({[4−アミノ−1−(3−クロロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−フェニルマロンアミド、
2−(4−{[(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)アミノ]カルボニル}ベンジル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド、
2−(4−{[(4−アミノ−3−メチルイソキサゾール−5−イル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N,N’−ジフェニルマロンアミド
から選択される化合物又はこの立体異性体又は薬学的に許容される塩。
【請求項17】
請求項1から16のいずれか一項に記載の化合物の薬学的有効量および薬学的に許容される担体を含む医薬組成物。
【請求項18】
ほ乳類の癌を治療又は予防するのに有用な薬剤を調製するための請求項1から16のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【公表番号】特表2008−546793(P2008−546793A)
【公表日】平成20年12月25日(2008.12.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−518367(P2008−518367)
【出願日】平成18年6月21日(2006.6.21)
【国際出願番号】PCT/US2006/024236
【国際公開番号】WO2007/002248
【国際公開日】平成19年1月4日(2007.1.4)
【出願人】(390023526)メルク エンド カムパニー インコーポレーテッド (924)
【氏名又は名称原語表記】MERCK & COMPANY INCOPORATED
【Fターム(参考)】
【公表日】平成20年12月25日(2008.12.25)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年6月21日(2006.6.21)
【国際出願番号】PCT/US2006/024236
【国際公開番号】WO2007/002248
【国際公開日】平成19年1月4日(2007.1.4)
【出願人】(390023526)メルク エンド カムパニー インコーポレーテッド (924)
【氏名又は名称原語表記】MERCK & COMPANY INCOPORATED
【Fターム(参考)】
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