説明

個人情報に対応した車内機器制御システム

【課題】 運転者も含めた搭乗者それぞれの個人情報に基づき、各個人の優先度を考慮しながら車内機器の動作を自動調整することができる車内機器制御システムを提供する。
【解決手段】 搭乗者各個人の車内機器に対する好みの設定及び動作に関する個人情報と、それら個人間での優先順位に関するアクセスポリシーとを予め設定しておき、これらの情報に基づいて認識された搭乗者の優先度を考慮しながら車内機器の設定や動作を自動調整する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車等の車内に設置された各機器の動作を制御するシステムに関し、特に、各搭乗者の個人情報に対応して各機器の動作を自動調整することができる車内機器制御システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
自動車等の車内には、オーディオ機器、エアコン、ルームライトなどの機器が設置されており、搭乗者はこれらの機器を手動で自由に操作することができるようになっている。また、それらの車内機器の一部は自動化されており、例えば、エアコンを自動的に温度調節するように設定したり、ルームライトの点灯/消灯をドアの開閉に連動するように設定したり、走行速度によって自動でドアロックをしたりするのが一般的である。搭乗者はこれらの車内機器の動作を自分の好みに合わせて設定するが、そのような搭乗者固有の設定情報を何らかの手段で記憶しておき、搭乗の際にこの設定情報を読み出して各車内機器の設定や動作を自動的に行わせることができれば搭乗者にとって便利である。
【0003】
予め記憶してある個人情報に基づいて車内環境を自動調整する技術としては、特許文献1に開示されている車両機能の制御装置がある。特許文献1の車両機能の制御装置は、運転者を自動認識し、その個人情報に応じてシート、ステアリング、ルームミラー、ドアフェンダーミラーなどの調整を行うものである。
【0004】
【特許文献1】特開2003−237504号公報。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の車両機能の制御装置を応用すれば、予め記憶してある運転者の個人情報に基づいてオーディオ機器、エアコン、ルームライトなどの車内機器をも自動調整することは可能である。しかしながら、このシステムでは、運転者の好みに応じて車内環境を自動調整することができるのみであり、運転者以外の搭乗者にも考慮して車内環境を調整する仕組みは持ち合わせていない。場合によっては、運転者以外の搭乗者の要望を優先して車内環境を調整するのが必要となることもあるが、特許文献1に記載の車両機能の制御装置ではこのような場合に対応することができない。また、運転者以外の搭乗者の個人情報も取得して利用することが可能であったとしても、搭乗者が複数いる場合にはいずれの搭乗者の個人情報によって車内環境を調整すればいいのか分からなくなってしまう。
【0006】
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、運転者も含めた搭乗者それぞれの個人情報に基づき、各個人の優先度を考慮しながら車内機器の設定や動作を自動調整することができる車内機器制御システムを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記解決課題に鑑みて鋭意研究の結果、本発明者は、搭乗者各個人の車内機器に対する好みの設定及び動作に関する個人情報と、それら個人間での優先順位に関するアクセスポリシーとを予め設定しておき、これらの情報に基づいて認識された搭乗者の優先度を考慮しながら車内機器の設定や動作を自動調整することに想到した。
【0008】
すなわち、本発明は、個人の車内機器に対する好みの設定及び動作に関する情報を記憶する個人情報記憶手段と、前記個人間での優先順位に関するアクセスポリシーを記憶するアクセスポリシー記憶手段と、搭乗者を認識する搭乗者認識手段と、前記個人情報記憶手段から認識した搭乗者の個人情報を取得し、前記アクセスポリシー記憶手段から前記搭乗者に対応するアクセスポリシーを取得し、前記個人情報及び前記アクセスポリシーに基づいて、車内機器ごとに設定及び動作を決定する調整手段と、前記調整手段により決定された設定及び動作に従って各車内機器を制御する車内機器制御手段と、を備えている車内機器制御システムを提供するものである。
【0009】
本発明の車内機器制御システムにおいて、前記搭乗者認識手段は、搭乗者が持つ携帯端末との間で通信を行うことにより搭乗者を認識する情報を取得することを特徴とする。
【0010】
本発明の車内機器制御システムにおいて、前記搭乗者認識手段は、搭乗者が持つICチップを読み取ることにより搭乗者を認識する情報を取得することを特徴とする。
【0011】
本発明の車内機器制御システムは、エアコン、オーディオ機器、ドアロック、アクセル・ブレーキ、ルームライト、カーナビゲーションシステム、エンジン等の車内機器に適用することができる。
【0012】
本発明は、また、車内機器の制御方法であって、搭乗者を認識するステップと、認識した搭乗者各人の車内機器に対する好みの設定及び動作に関する個人情報を取得し、認識した搭乗者間での優先順位に関するアクセスポリシーを取得するステップと、取得した個人情報及びアクセスポリシーに基づいて、車内機器ごとに設定及び動作を決定するステップと、決定された設定及び動作に従って各車内機器を制御するステップとを含む方法を提供するものである。
【0013】
本発明の車内機器の制御方法において、搭乗者を認識するステップでは、搭乗者が持つ携帯端末との間で通信を行うことにより搭乗者を認識する情報を取得することを特徴とする。
【0014】
本発明の車内機器の制御方法において、搭乗者を認識するステップでは、搭乗者が持つICチップを読み取ることにより搭乗者を認識する情報を取得することを特徴とする。
【0015】
本発明の車内機器の制御方法によって、エアコン、オーディオ機器、ドアロック、アクセル・ブレーキ、ルームライト、カーナビゲーションシステム、エンジン等の車内機器を制御することができる。
【0016】
本発明は、また、上記したいずれかの車内機器の制御方法を車内機器制御装置において実行するためのコンピュータプログラムを提供するものである。
【発明の効果】
【0017】
以上、説明したように、本発明の車内機器制御システムによれば、運転者のみならず、搭乗者各人に合わせて車内環境の自動調整を行うことが可能となる。また、車内機器ごとに搭乗者間の優先順位を設定しておくことにより、搭乗者のうち重要な人物に合わせて車内環境を自動調整したり、子供や病弱者などに配慮して車内環境を自動調整したりすることが可能となる。また、搭乗者によってはドアロックが自動的にかかったり、エンジンが掛からなくなったりすることにより、不注意による事故防止を図ることもできる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の車内機器制御システムを実施するための最良の形態を詳細に説明する。図1〜図8は、本発明の実施の形態を例示する図であり、これらの図において、同一の符号を付した部分は同一物を表わし、基本的な構成及び動作は同様であるものとする。
【0019】
図1は、本実施形態の車内機器制御システムの内部構成を概略的に示すブロック図である。図1において、車内機器制御システムは、各種車内機器を制御するエアコン制御部1、オーディオ機器制御部2、ドアロック制御部3及びアクセル・ブレーキ制御部4と、これらの制御部を通じて各種車内機器の動作や設定を自動調整する車内機器自動調整システム10と、各個人による車内機器へのアクセスの優先順位を規定するアクセスポリシーリスト22及びそのリストを管理するアクセスポリシー管理部20と、搭乗者となり得る個人の情報を登録した個人情報リスト32及びそのリストを管理する個人情報管理部30と、各搭乗者が持つ携帯端末41〜43との通信により個人認識を行う搭乗者認識システム40とを含んでいる。
【0020】
図2は、個人情報リスト32のデータ構成を模式的に表したデータテーブルである。このテーブルには、各個人の各車内機器に関する好みの設定内容等が格納されている。例えば、太郎は、エアコンの温度を高温にし、オーディオ機器の音量を高くし、オートドアロックを行わない設定となっている。三郎の場合は、オーディオ機器の音量を高くし、オートドアロックを行い、急ブレーキ・急発進を禁止する設定となっている。尚、テーブル中の値は任意に変更することができる。例えば、エアコンの温度設定やオーディオ機器の音量に関しては具体的な数値で表してもよい。
【0021】
図3は、アクセスポリシーリスト22のデータ構成を模式的に表したデータテーブルである。このテーブルには、各車内機器について誰の設定情報を優先して適用するかを示す優先順位データが格納されている。例えば、エアコン温度に関しては、太郎の設定情報が最も優先して適用され、次いで三郎の設定情報、花子の設定情報の順で適用されるようになっている。
【0022】
以上のように構成された本実施形態の車内機器制御システムの動作について説明する。以下に説明する各ステップの処理は、車内機器制御システムの車内機器自動調整システム10により実行されるものとする。
【0023】
図4は、車内機器制御システムにおいて搭乗者に対応した車内機器制御を行う処理の流れを示すフローチャートである。図4において、まず、搭乗者認識システム40により搭乗者各個人を認識する(ステップa1)。この認識処理は、各搭乗者が携帯端末41〜43を操作して必要な情報を搭乗者認識システム40に送信することにより行われる。全ての搭乗者の認識を終えると搭乗者リストを作成する。個人情報管理部30を通じて個人情報リスト32を参照し、搭乗者リストに含まれる各搭乗者の個人情報を取得する(ステップa2)。取得した個人情報は搭乗者リストに追加される。アクセスポリシー管理部20を通じてアクセスポリシーリスト22から搭乗者リストに含まれる搭乗者に対応したアクセスポリシーを取得する(ステップa3)。例えば、太郎、次郎、花子の3人が搭乗している場合には、図3に示すアクセスポリシーリストからこれら3人に対応するアクセスポリシーとして図5に示すようなデータが取得されることになる。このようにして取得されたアクセスポリシーに基づいて車内機器の設定等に関する調整を行うことができる(ステップa4)。図5に示すアクセスポリシーでは、エアコン温度に関しては太郎、オーディオ音量に関しては次郎、ドアロックに関しては花子、急ブレーキ急発進に関しては花子が最も高い優先順位に設定されている。そこで、図2の個人情報リスト32からの搭乗者リストに含まれる個人情報を参照して、エアコン温度に関しては太郎向けの設定である「高」、オーディオ音量に関しては次郎向けの設定である「なし」、ドアロックに関しては花子向けの設定である「あり」、花子向けの設定である「禁止」を採用することになる。これに従って、車内機器自動調整システム10は、エアコン制御部1、オーディオ機器制御部2、ドアロック制御部3及びアクセル・ブレーキ制御部4のそれぞれに各機器の設定を通知することにより、各車内機器が各搭乗者に対応した調整内容で制御されることとなる(ステップa5)。
【0024】
図6は、図5に示すフローチャート中の搭乗者認識ステップa1における処理の流れを示すフローチャートである。図6において、搭乗者認識システム40は、常時、携帯端末41〜43からの受信を待ち受けている(ステップb1)。受信があると、受信データから搭乗者を認識する情報の取得を試みる(ステップb2)。これを取得できない場合には、受信データを破棄して再び受信待ち受け状態に戻る。全ての搭乗者が認識されると、認識した搭乗者の数を把握する(ステップb3)。尚、搭乗者の認識作業をいつ終了するかについては、適宜決めておくことができる。例えば、携帯端末からの所定の操作入力により終了するようにしてもよいし、自動車や車内機器に対して所定の動作(エンジンをかけるなど)をしたときに終了するようにしてもよい。その後、搭乗者リストを作成し(ステップb4)、これを車内機器自動調整システム10に送信して処理を終了する。
【0025】
図7は、図5に示すフローチャート中の個人情報取得ステップa2における処理の流れを示すフローチャートである。図7において、車内機器自動調整システム10は、個人情報管理部30に搭乗者リストを送信する(ステップc1)。これを受信した個人情報管理部30は搭乗者リストに含まれる各搭乗者の個人情報を個人情報リスト32から取得し、車内機器自動調整システム10に送信する。車内機器自動調整システム10は、この搭乗者の個人情報を受信し(ステップc2)、取得した個人情報を搭乗者リストに追加する(ステップc3)。
【0026】
図8は、図5に示すフローチャート中のアクセスポリシー取得ステップa3における処理の流れを示すフローチャートである。図8において、車内機器自動調整システム10は、
アクセスポリシー管理部20に搭乗者リストを送信する(ステップd1)これを受信したアクセスポリシー管理部20は搭乗者リストに含まれる搭乗者に応じたアクセスポリシーをアクセスポリシーリスト22から取得し、車内機器自動調整システム10に送信する。車内機器自動調整システム10は、このクセスポリシーを受信する(ステップd2)。
【0027】
以上、本発明の車内機器制御システムについて、具体的な実施の形態を示して説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。当業者であれば、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、上記各実施形態又は他の実施形態にかかる発明の構成及び機能に様々な変更・改良を加えることが可能である。
【0028】
上記した実施形態では、搭乗者が携帯端末を利用するものとしているが、携帯端末に代えて、ICチップやPDA等の機器などを用いるようにしてもよい。また、それらの機器と本システムとの間の通信形態も、無線通信、IrDA、バーコードリーダ、有線通信などを適宜採用することができる。また、パネル入力などにより直接搭乗者の認識情報を入力したり、搭乗者の指紋を採取して個人認識を行うようなシステム構成とすることもできる。
【0029】
また、上記した実施形態では、制御対象の車内機器として、エアコン、オーディオ機器、ドアロック、アクセルを例示しているが、これら以外にもルームライトの点灯/消灯、カーナビゲーションシステムの起動、エンジンの作動などを制御対象とすることができる。あるいは、特許文献1の記載に基づき、シート、ステアリング、ルームミラー、ドアフェンダーミラーなどの調整も合わせて実施することも可能である。
【0030】
また、本発明の車内機器制御システムは、アクセスポリシーの設定内容を任意に変更することができるので、搭乗者の属性に応じて柔軟な車内環境の調整を行うことが可能となっている。例えば、子供が搭乗した場合にはドアをオートロックにする、怪我人や病人などが搭乗している場合には急発進、急ブレーキを抑制する、搭乗者が子供のみである場合にはエンジンを掛からなくするなどの設定をすることができる。
【産業上の利用可能性】
【0031】
本発明の車内機器制御システムは、自動車等の車内機器と連動してそれらの機器を自動制御するシステムとして車両に搭載することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明の車内機器制御システムの内部構成を概略的に示すブロック図である。
【図2】図1に示す車内機器制御システムの個人情報リストのデータ構成を模式的に表したデータテーブルである。
【図3】図1に示す車内機器制御システムのアクセスポリシーリストのデータ構成を模式的に表したデータテーブルである。
【図4】図1に示す車内機器制御システムにおいて搭乗者に対応した車内機器制御を行う処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】図2及び図3に示す例において、太郎、次郎、花子の3人が搭乗している場合にアクセスポリシーリストから取得されるアクセスポリシーを示す図である。
【図6】図5に示すフローチャート中の搭乗者認識ステップにおける処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】図5に示すフローチャート中の個人情報取得ステップにおける処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】図5に示すフローチャート中のアクセスポリシー取得ステップにおける処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0033】
1 エアコン制御部
2 オーディオ機器制御部
3 ドアロック制御部
4 アクセル・ブレーキ制御部
10 車内機器自動調整システム
20 アクセスポリシー管理部
22 アクセスポリシーリスト
30 個人情報管理部
32 個人情報リスト
40 搭乗者認識システム
41,42,43 携帯端末

【特許請求の範囲】
【請求項1】
個人の車内機器に対する好みの設定及び動作に関する情報を記憶する個人情報記憶手段と、
前記個人間での優先順位に関するアクセスポリシーを記憶するアクセスポリシー記憶手段と、
搭乗者を認識する搭乗者認識手段と、
前記個人情報記憶手段から認識した搭乗者の個人情報を取得し、前記アクセスポリシー記憶手段から前記搭乗者に対応するアクセスポリシーを取得し、前記個人情報及び前記アクセスポリシーに基づいて、車内機器ごとに設定及び動作を決定する調整手段と、
前記調整手段により決定された設定及び動作に従って各車内機器を制御する車内機器制御手段と、
を備えている車内機器制御システム。
【請求項2】
前記搭乗者認識手段は、搭乗者が持つ携帯端末との間で通信を行うことにより搭乗者を認識する情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の車内機器制御システム。
【請求項3】
前記搭乗者認識手段は、搭乗者が持つICチップを読み取ることにより搭乗者を認識する情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の車内機器制御システム。
【請求項4】
前記車内機器は、エアコン、オーディオ機器、ドアロック、アクセル・ブレーキ、ルームライト、カーナビゲーションシステム、エンジンのうち少なくとも1つを含んでいることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車内機器制御システム。
【請求項5】
車内機器の制御方法であって、
搭乗者を認識するステップと、
認識した搭乗者各人の車内機器に対する好みの設定及び動作に関する個人情報を取得し、認識した搭乗者間での優先順位に関するアクセスポリシーを取得するステップと、
取得した個人情報及びアクセスポリシーに基づいて、車内機器ごとに設定及び動作を決定するステップと、
決定された設定及び動作に従って各車内機器を制御するステップとを含む方法。
【請求項6】
請求項1に記載の車内機器の制御方法において、
搭乗者を認識するステップでは、搭乗者が持つ携帯端末との間で通信を行うことにより搭乗者を認識する情報を取得することを特徴とする方法。
【請求項7】
請求項1に記載の車内機器の制御方法において、
搭乗者を認識するステップでは、搭乗者が持つICチップを読み取ることにより搭乗者を認識する情報を取得することを特徴とする方法。
【請求項8】
請求項5から7のいずれか1項に記載の車内機器の制御方法において、
前記車内機器は、エアコン、オーディオ機器、ドアロック、アクセル・ブレーキ、ルームライト、カーナビゲーションシステム、エンジンのうち少なくとも1つを含んでいることを特徴とする方法。
【請求項9】
請求項5から8のいずれか1項に記載の車内機器の制御方法を車内機器制御装置において実行するためのコンピュータプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2006−82691(P2006−82691A)
【公開日】平成18年3月30日(2006.3.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−269529(P2004−269529)
【出願日】平成16年9月16日(2004.9.16)
【出願人】(000233055)日立ソフトウエアエンジニアリング株式会社 (1,610)