説明

偏光フィルムとその製造方法、ならびにそれを使用する光学素子

【課題】液晶表示装置に有用な、高偏光度および高透過率をもつ偏光フィルムを提供する。
【解決手段】透過率が少なくとも43%、偏光度が少なくとも98%の偏光フィルムを得るために、一軸多段乾式延伸プロセスにかけ、その後水洗タンク中で膨潤処理を行い、ヨウ素含有水溶液を入れた染色−架橋タンク中で架橋−染色し、次いでPVA架橋剤を入れた延伸タンク5中で後延伸プロセスにかける。ポリビニルアルコール(PVA)をベースとするフィルムを利用する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、液晶表示装置で有用な偏光フィルムとその製造方法、特に高偏光度および高透過率を有する偏光フィルムとその製造方法、ならびにそれから製造される偏光プレートおよび光学素子を対象とする。
【背景技術】
【0002】
液晶表示装置は、卓上電子計算機、電子時計、パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ、テレビ、自動車、機械などの表示装置として広く使用され、偏光プレートと偏光フィルムが液晶表示装置の二つの重要な構成要素である。
【0003】
従来型の偏光プレートは、両面をヨウ素または二色性染料で染色して配向したポリビニルアルコール(PVA)をベースとするフィルムから(偏光フィルムとして)作られ、トリアセチルセルロース保護フィルムが貼り合せてあった。この製造方法は、優れた光透過率をもつポリビニルアルコール(PVA)およびその誘導化合物を利用するものであり、(ヨウ素主成分、染料主成分などの)二色性染料で染色し、ヨウ素イオンまたは染料がポリビニルアルコール層の内部に拡散し、多少加熱した後に引張りプロセスにかけられる。しかし、ポリビニルアルコールをベースとするフィルムを湿式延伸する場合、水とPVA分子のアルコール基の間で水素結合が形成されて、PVA分子間の水素結合を破壊するので、加工安定性が得られず、一様でない延伸が行われる。
【0004】
上記課題に関し、高偏光度および高透光率をもつフィルムの製造方法が、特開平8−240715号公報に開示されており、ポリビニルアルコールをベースとするフィルムを一軸乾式延伸プロセスに送り、次いでヨウ素などで染色し、配向させ、その後70〜85℃のホウ酸水溶液中での浸漬処理にまわす。さらに、改良された方法が特開平10−288709号公報に開示されており、ポリビニルアルコールをベースとするフィルムを、一軸乾式延伸プロセスに送って染色し、次いでホウ酸化合物中で1.5倍以上延伸する。さらには特開平11−49878号公報には、ポリビニルアルコールをベースとするフィルムを一軸乾式延伸プロセスに送って染色し、次いでホウ酸水溶液中に浸漬しながら1.1〜1.8倍に延伸する方法が開示されている。さらに特開2002−182035号公報には、ポリビニルアルコールをベースとするフィルムを一軸乾式延伸プロセスに送って、その後ヨウ素や二色性染料を含む水溶液中に放出し、次に、放出されたフィルムをPVA架橋剤を含む水溶液中で延伸する方法が開示されている。
【0005】
【特許文献1】特開平8−240715号公報
【特許文献2】特開平10−288709号公報
【特許文献3】特開平11−49878号公報
【特許文献4】特開2002−182035号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述した従来の技術内容を鑑みれば、特開平8−240715号公報が開示する方法で高偏光度のフィルムを得ることは容易でなく、また、偏光度特性を高めるためにホウ素含有化合物の浴中で加工する場合、延伸倍率を大きくするとフィルムが破断しやすくなるという潜在的な問題点は、特開平10−288709号公報および特開平11−49878号公報の双方に開示された方法にも現れており、さらに、高偏光度および高透過率を有する偏光フィルムが得られたとしても、特開2002−182035号公報に開示された方法では、ポリビニルアルコールをベースとするフィルム中の可塑剤除去が不完全なために、光学的特性を最大限に高めることにはあまり有効ではない。
したがって、高偏光度および高透過率をもつ偏光フィルムは、この技術分野の人々に依然として広く求められている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の目的は、偏光フィルムの製造方法を提供することである。
【0008】
本発明のもう一つの目的は、高偏光度と高透過率をもつ偏光フィルムを提供することである。
【0009】
本発明の更にもう一つの目的は、その偏光フィルムから作られる偏光プレートおよび光学素子を使用する方法を提供することである。
【0010】
本発明の偏光フィルムは、一軸多段乾式延伸プロセスにかけ、その後ヨウ素含有水溶液の入った染色−架橋タンク中で架橋−染色し、次いでPVA架橋剤を含む延伸タンク5中で延伸プロセスにかけることにより、ポリビニルアルコール(PVA)をベースとするフィルムから作られる。これによって、少なくとも43%の透過率と、少なくとも98%の偏光度を有する偏光フィルムが得られる。
【0011】
本発明は、高偏光度および高透過率を有する偏光フィルムの製造方法を開示しており、ポリビニルアルコール(PVA)をベースとするフィルムを一軸多段乾式延伸プロセスにかけ、水洗タンク内で延伸フィルムから可塑剤を洗い出し、応力を緩和し、ヨウ素含有水性溶液中で架橋−染色加工を行い、PVA架橋剤を含む架橋−染色タンク4中で後延伸処理を行う、各ステップを含む。
【0012】
上記においては、ポリビニルアルコール(PVA)をベースとするフィルムを一軸多段乾式延伸プロセスにかけ、水洗タンク中ではじめに膨潤させて可塑剤を洗い出し、この時点で乾式延伸プロセスで生じた応力が緩和され、フィルム幅が減少し、それに応じて高分子間の距離が減少し、次にヨウ素とPVA架橋剤を含む架橋−染色タンク4中で架橋−染色し、得られたフィルムをPVA架橋剤を含む延伸タンク5中で延伸プロセスにかけると、高偏光度と高透過率を有する偏光フィルムが得られるために、本発明の目的を達することができる。
【0013】
上述したPVA架橋剤は、ホウ酸、ホウ砂、グリオキサールおよびグルタルアルデヒドからなる群の少なくとも1種類の化合物から選択する。
【0014】
本発明による偏光フィルムで作成される偏光プレートは、本発明の方法により製造される偏光フィルムの少なくとも片面上に保護フィルムを貼り合わせて作成されるという特徴をもつ。
【0015】
本発明による偏光フィルムで作成する光学素子は、本発明の方法により製造される偏光フィルム上に反射プレートもしくは半透明反射プレートを積層して作成されるという特徴を有する。上記において、光学素子は、本発明の方法により製造される偏光フィルム上に位相差プレートまたは入射光プレートを積層して作成されるという特徴を有する。上記において、光学素子は、本発明の方法により製造される偏光フィルム上に光学補償フィルムを積層して作成されるという特徴を有する。上記において、光学素子は、本発明の方法により製造される偏光フィルム上に輝度上昇フィルムを積層して作成されるという特徴を有する。上記において、光学素子は液晶表示装置として有用であり、液晶ユニットの少なくとも片面上に、本発明の方法により製造される偏光フィルムを有するという特徴を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
本発明は、高偏光度と高透過率をもつ偏光フィルムの製造方法を開示するものであり、重合度2400のポリビニルアルコール(PVA)をベースとするフィルムを一軸多段乾式延伸プロセスにかけ、水洗タンク中で延伸フィルムを洗って可塑剤を取り除いて、応力を緩和し、ヨウ素水溶液を含む架橋−染色タンク4中で架橋−染色プロセスにかけ、PVA架橋剤を含む架橋−染色タンク4中で湿式延伸プロセスにかける、ステップを含む。
【0017】
本発明の方法は、厚み5〜150μmのポリビニルアルコール(PVA)をベースとするフィルムを、一軸多段乾式延伸プロセスにおいては、温度範囲が25〜130℃で、乾式延伸倍率1.5倍以上、好ましくは2〜3倍であり、次に染色湿式延伸プロセスにおいては、湿式延伸倍率が1.5倍以上、好ましくは2〜3倍であり、湿式延伸倍率と乾式延伸倍率の比は0.5〜1.5、好ましくは0.9〜1.1であり、総延伸は6.5倍未満、好ましくは4.0〜6.5倍である。
【0018】
本発明の方法は、水100重量部に対してヨウ素0.05〜10重量部とPVA架橋剤0.05〜2.5重量部を含むヨウ素含有水性液を、プロセス温度を10〜80℃に制御して使用することを対象とするのが好ましい。
【0019】
本発明の方法は、水100重量部に対してPVA架橋剤0.1〜3.5重量部を含み、温度範囲が25〜130℃であるPVA架橋剤含有延伸タンク5を使用することを対象とするのが好ましい。PVA架橋剤はホウ素化合物が好ましい。
【0020】
本発明の技術内容および特徴を具体的に記述するために、実施例および比較例を下記に示す。しかし、本発明はこれにより制限されるものではない。
【実施例1】
【0021】
重合度2400、厚み75μmのポリビニルアルコール(PVA)をベースとするフィルム(クラレ(KURARAY)製、商品名VF−PS)を120℃の加熱オーブン中で、2.5倍の一軸3段延伸を行った。次いで、それを30℃の水洗タンクに3分間入れて膨潤処理を行い、33℃の架橋−染色浴中(濃度:0.05重量%)で架橋−染色した。さらに、PVA架橋剤を含む延伸タンク5中でフィルムを2.5倍に湿式延伸し、5分間浸漬した。60℃で5分間乾燥して偏光フィルムを得た。
【実施例2】
【0022】
重合度2400、厚み75μmのポリビニルアルコール(PVA)をベースとするフィルム(クラレ(KURARAY)製、商品名VF−PS)を120℃の加熱オーブン中で、2.5倍に一軸1段延伸を行った。次いで、それを30℃の水洗タンクに3分間入れて膨潤処理を行い、33℃の架橋−染色浴中(濃度:0.05重量%)で架橋−染色した。さらに、PVA架橋剤を含む延伸タンク5中でフィルムを2.5倍に湿式延伸し、5分間浸漬した。60℃で5分間乾燥して偏光フィルムを得た。
【実施例3】
【0023】
重合度2400、厚み75μmのポリビニルアルコール(PVA)をベースとするフィルム(クラレ(KURARAY)製、商品名VF−PS)を120℃の加熱オーブン中で、2.5倍の一軸2段延伸を行った。次いで、それを30℃の水洗タンクに3分間入れて膨潤処理を行い、33℃の架橋−染色浴中(濃度:0.05重量%)で架橋−染色した。さらに、PVA架橋剤を含む延伸タンク5中でフィルムを2.5倍に湿式延伸し、5分間浸漬した。60℃で5分間乾燥して偏光フィルムを得た。
【実施例4】
【0024】
重合度2400、厚み75μmのポリビニルアルコール(PVA)をベースとするフィルム(クラレ(KURARAY)製、商品名VF−PS)を120℃の加熱オーブン中で、2.5倍の一軸3段延伸を行った。次いで、それを30℃の水洗タンクに3分間入れて膨潤処理を行い、33℃の架橋−染色浴中(濃度:0.05重量%)で架橋−染色した。さらに、PVA架橋剤を含む延伸タンク5中でフィルムを2.75倍に湿式延伸し、5分間浸漬した。60℃で5分間乾燥して偏光フィルムを得た。
【実施例5】
【0025】
重合度2400、厚み75μmのポリビニルアルコール(PVA)をベースとするフィルム(クラレ(KURARAY)製、商品名VF−PS)を120℃の加熱オーブン中で、2.5倍の一軸3段延伸を行った。次いで、それを30℃の水洗タンクに3分間入れて膨潤処理を行い、33℃の架橋−染色浴中(濃度:0.05重量%)で架橋−染色した。さらに、PVA架橋剤を含む延伸タンク5中で、フィルムを2.25倍に湿式延伸し、5分間浸漬した。60℃で5分間乾燥して偏光フィルムを得た。
【比較例1】
【0026】
重合度2400、厚み75μmのポリビニルアルコール(PVA)をベースとするフィルム(クラレ(KURARAY)製、商品名VF−PS)を120℃の加熱オーブン中で、2.5倍の一軸3段延伸を行った。次いで、それを33℃で架橋−染色浴中(濃度:0.05重量%)で架橋−染色した。さらに、PVA架橋剤を含む延伸タンク5中でフィルムを2.5倍に湿式延伸し、5分間浸漬した。60℃で5分間乾燥して偏光フィルムを得た。
【比較例2】
【0027】
重合度2400、厚み75μmのポリビニルアルコール(PVA)をベースとするフィルム(クラレ(KURARAY)製、商品名VF−PS)を120℃の加熱オーブン中で、2.5倍の一軸3段延伸を行った。次いで、それを30℃の水洗タンクに3分間入れて膨潤処理を行い、ヨウ素浴中(濃度:0.05重量%)33℃で染色した。さらに、PVA架橋剤を含む延伸タンク5中でフィルムを2.5倍に湿式延伸し、5分間浸漬した。60℃で5分間乾燥して偏光フィルムを得た。
【比較例3】
【0028】
重合度2400、厚み75μmのポリビニルアルコール(PVA)をベースとするフィルム(クラレ(KURARAY)製、商品名VF−PS)を30℃の水洗タンクに3分間入れた。次いで、それを33℃の架橋−染色浴中(濃度:0.05重量%)で架橋−染色した。さらに、PVA架橋剤を含む延伸タンク5中でフィルムを5倍に湿式延伸し、5分間浸漬した。60℃で5分間乾燥して偏光フィルムを得た。
【0029】
評価試験
実施例および比較例で作成した偏光フィルムの光学特性を評価するために、以下の方法を用いた。結果を表1に示す。
【0030】
(透過率)
試験は、JIS Z 8701に従い分光光度計(日立(HITACHI)製)、2°視野(C光源)で行い、視感度補正してY値を得た。
【0031】
(偏光度)
上記の分光光度計で、2枚の同じ偏光プレートを偏光軸が平行になるように(平行透過率:H)、さらに偏光軸が直交するように(直交透過率:H90)重ねて、透過率を測定した。さらに平行透過率Hと、直交透過率H90は、JIS Z 8701の2°視野(C光源)補正後、偏光度Y値(%)に変換した。
【数1】

【0032】
表1から、ポリビニルアルコールをベースとするフィルムを一軸多段延伸し、可塑剤を洗い出すために水洗タンク中に膨潤させた後では、フィルムは乾式延伸プロセスで発生した応力を緩和し、フィルム幅が減少し、それに応じて高分子間距離が減少していること、次にフィルムを、ヨウ素およびPVA架橋剤を含む架橋−染色タンク04中で架橋−染色して、PVA架橋剤を含む延伸タンク05中で延伸プロセスにかけると、高偏光度と高透過率をもつ偏光フィルムが得られたことが、明らかである。
【0033】
【表1】

【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】図1は、本発明による偏光フィルムの製造方法を示す流れ図である。
【符号の説明】
【0035】
1 原反のPVAフィルムを解く
2 一軸多段乾式延伸
3 水洗タンク
4 架橋−染色タンク
5 延伸タンク
6 オーブン乾燥
7 巻きつけ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一軸多段乾式延伸プロセスを使用してポリビニルアルコール(PVA)をベースとするフィルムを延伸すること、
可塑剤を取り除き応力を緩和するために水中で前記延伸フィルムを洗浄すること、
ヨウ素を含む水性溶液中で前記延伸フィルムを架橋−染色し、それからPVA架橋剤を含む水溶液中で前記延伸フィルムを後延伸プロセスにかけること、
を少なくとも含む偏光フィルムの製造方法。
【請求項2】
前記後延伸プロセスが湿式延伸プロセスである請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ポリビニルアルコール(PVA)をベースとするフィルムの重合度が2400以上である請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記ポリビニルアルコール(PVA)をベースとするフィルムの厚みが5〜150μmである請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記一軸多段乾式延伸プロセスの温度が25〜130℃で、延伸倍率が1.5倍以上、好ましくは2〜3倍である請求項1に記載の方法。
【請求項6】
染色する湿式延伸プロセスの延伸倍率が1.5倍以上、好ましくは2〜3倍である請求項2に記載の方法。
【請求項7】
湿式延伸倍率と乾式延伸倍率との比が0.5〜1.5、好ましくは0.9〜1.1である請求項2に記載の方法。
【請求項8】
総延伸が6.5倍未満、好ましくは4.0〜6.5倍である請求項1に記載の方法。
【請求項9】
PVA架橋剤が、ホウ酸、ホウ砂、グリオキサールおよびグルタルアルデヒドからなる群の少なくとも1種類の化合物から選択される請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記ヨウ素含有水溶液が、水100重量部に対してヨウ素0.05〜10重量部およびPVA架橋剤0.05〜2.5重量部を含む請求項1に記載の方法。
【請求項11】
プロセス温度が10〜80℃に制御されている請求項10に記載の方法。
【請求項12】
PVA架橋剤含有水溶液が水100重量部に対してPVA架橋剤0.1〜3.5重量部を含み、PVA架橋剤が好ましくはホウ素化合物である請求項1に記載の方法。
【請求項13】
プロセス温度が25〜130℃に制御されている請求項12に記載の方法。
【請求項14】
透過率が少なくとも43%、偏光度が少なくとも98%の偏光フィルムである請求項1に記載の方法で製造される偏光フィルム。
【請求項15】
前記偏光フィルムから作成される偏光プレートが、本発明の方法で製造される前記偏光フィルムの少なくとも片面上に保護フィルムを接着させて作成される請求項14に記載の偏光フィルム。
【請求項16】
前記偏光フィルムから作成される光学素子が、本発明の方法で製造される前記偏光フィルム上に反射プレートまたは半透明反射プレートを積層して作成される請求項14に記載の偏光フィルム。
【請求項17】
前記光学素子が、本発明の方法によって製造される前記偏光フィルム上に位相差プレートまたは入射光プレートを積層して作成される請求項16に記載の偏光フィルム。
【請求項18】
前記光学素子が、本発明の方法によって製造される前記偏光フィルム上に光学的補償フィルムを積層して作成される請求項16に記載の偏光フィルム。
【請求項19】
前記光学素子が、本発明の方法によって製造される前記偏光フィルム上に輝度上昇フィルムを積層して作成される請求項16に記載の偏光フィルム。
【請求項20】
前記光学素子が、液晶表示装置の液晶ユニットの少なくとも片面上に、本発明の方法によって製造される前記偏光フィルムを有することで作成される請求項16に記載の偏光フィルム。

【図1】
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【公開番号】特開2006−215523(P2006−215523A)
【公開日】平成18年8月17日(2006.8.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−215155(P2005−215155)
【出願日】平成17年7月25日(2005.7.25)
【出願人】(503133069)力特光電科技股▲分▼有限公司 (16)
【Fターム(参考)】