説明

偏光変換照明光学系及び投射型表示装置

【課題】S偏光・P偏光の分離特性が良好な偏光変換照明光学系が得られ、明るさ、コントラストを向上させることができる偏光変換照明光学系及び投射型表示装置を提供する。
【解決手段】ランプ光源17から出射して楕円リフレクタ18から出射する光の中心付近が暗い特性を利用し、ワイヤグリッド型偏光ビームスプリッタ42の偏光分離機能部64で偏光分離を行うと同時に、ワイヤグリッド型偏光ビームスプリッタの中心部に設けられた偏光分離非機能部63を利用して、ワイヤグリッド型偏光ビームスプリッタを透過したP偏光を偏光変換し、収束光とした上でワイヤグリッド型偏光ビームスプリッタに設けられた偏光分離非機能部を通過させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ランプ光源からの無偏光の偏光状態を一方向に変換し、光を表示素子に照射する偏光変換照明光学系及びそれを用いた投射型表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
液晶プロジェクタは、直線偏光を液晶デバイスに入射させ、その直線偏光を変調することで画像を形成する投射型表示装置である。キセノンランプや超高圧水銀ランプ等のランプ光源から射出する光は、偏光方向がほぼランダムで無偏光である。偏光を変調する投射型表示装置では、一種類の偏光しか利用できず、光の利用効率は低い。そこで、ランプ光源から射出する無偏光を一方向の偏光に変換する偏光変換照明光学系を採用することが提案されている。特許文献1には、ガラスに誘電体多層膜を形成した偏光ビームスプリッタ(以下、「ガラス誘電体膜PBS」という。)を使用した偏光変換照明光学系が、特許文献2には、ワイヤーグリッド型偏光ビームスプリッタ(以下、「WG−PBS」という。)を使用した偏光変換照明光学系が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平9−50000号公報
【特許文献2】特開2006−301376号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、偏光変換照明光学系に一般的に求められる特性は、S偏光・P偏光の分離特性が高いこと、及び、投射型表示装置に適用した場合に明るく、コントラストが高いことである。また、偏光変換照明部材の信頼性が高いことも必要である。
そこで本発明は、S偏光・P偏光の分離特性が良好な偏光変換照明光学系が得られ、明るさ、コントラストを向上させることができる偏光変換照明光学系及び投射型表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上述した従来の技術の課題を解決するため、入射された光を偏光分離する偏光分離機能部(64)と偏光分離しない偏光分離非機能部(63)とが形成され、光源から発せられた光を前記偏光分離機能部によって偏光分離して第1の偏光を射出するワイヤグリッド型偏光ビームスプリッタ(42)と、前記ワイヤグリッド型偏光ビームスプリッタを透過した前記第1の偏光とは異なる第2の偏光の偏光方向を変換して前記第1の偏光として射出する偏光変換部(44)と、前記偏光変換部より射出された前記第1の偏光を反射して前記ワイヤグリッド型偏光ビームスプリッタの前記偏光分離非機能部に入射させる反射部(45,46,47)と、複数のレンズセル(48a)を有し、周辺部(482)のレンズセルと中心部(481)のレンズセルとでパワーが異なっており、前記ワイヤグリッド型偏光ビームスプリッタの前記偏光分離機能部によって偏光分離された前記第1の偏光を前記周辺部のレンズセルで受光し、前記反射部から入射され、前記ワイヤグリッド型偏光ビームスプリッタの前記偏光分離非機能部を透過した前記第1の偏光を前記中心部のレンズセルで受光するインテグレータ(48)と、を備えることを特徴とする偏光変換照明光学系を提供する。
また、光源(17)と、前記偏光変換照明光学系と、前記偏光変換照明光学系から発する光を変調する液晶デバイス(4)と、前記液晶デバイスで変調された光を投射する投射レンズ(1)と、を備えることを特徴とする投射型表示装置を提供する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、S偏光・P偏光の分離特性が良好な偏光変換照明光学系が得られ、明るさ、コントラストを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す図である。
【図2】WG−PBS42の構造を示す平面図である。
【図3】インテグレータ48の構造を示す図である。
【図4】WG−PBS42上で光が強い部分と弱い部分とWG−PBS42の偏光分離非機能部63との位置関係を示す概略図である。
【図5】図4(A)のX軸を横軸にとった場合のWG−PBS42近傍での光の強度分布を示す図である。
【図6】図1に示した偏光変換照明光学系を搭載した投射型表示装置の構成図である。
【図7】本発明の第2の実施形態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明に係る偏光変換照明光学系及び投射型表示装置の実施形態について、図面を参照して説明する。
【0009】
図1は、本発明の第1の実施形態を示す図である。図1において、ランプ光源17から発せられた光は楕円リフレクタ18で反射され一旦焦点を結んだあと発散してコンデンサレンズ41に入射する。コンデンサレンズ41の焦点と楕円リフレクタの第二焦点とを合わせておくことによりコンデンサレンズ41を透過した光55は平行光線となる。ランプ光源としては、超高圧水銀ランプやキセノンランプ等が使われる。コンデンサレンズ41を透過した光55は、光軸に対して45度に配置されたWG−PBS42に入射する。
【0010】
図2は、WG−PBS42の構造を示す平面図である。WG−PBS42は、入射された光を偏光分離する機能を持つ偏光分離機能部64の中心部分に偏光分離機能を持たない楕円形の偏光分離非機能部63が形成されている。ここで、WG42の偏光分離非機能部63は次の方法で設けられる。第一は、楕円形の穴をガラスに開ける方法である。第二は、WG−PBS42のワイヤグリッドを構成する金属をWG−PBS42作成後に除去する方法である。第三は、該当部分にマスクをしてWG−PBS42の構成金属材料を製膜する方法である。
【0011】
図1に戻り、WG−PBS42に45度の角度で入射した光55は、WG−PBS42の偏光分離非機能部64によりS偏光56とP偏光57とに分離される。WG−PBS42で反射したS偏光56は、インテグレータ48に向かう。一方、WG−PBS42を透過したP偏光57はフィールドレンズ43で収束光とされ、偏光変換部である1/2波長板44でS偏光58に変換される。1/2波長板44の挿入位置は、光が集中する位置を避け、フィールドレンズ43の後に設定されている。1/2波長板44で変換されたS偏光58は、反射部として機能しているミラー45、46、47で反射してWG−PBS42に戻る。そしてWG−PBS42の偏光分離非機能部63を通過して、インテグレータ48に向かう。なお、フィールドレンズ43を設ける替わりに、ミラー45、46、47のいずれか1個以上を凹面鏡形状としてフィールドレンズ43に相当するパワーを持たせてもよい。
【0012】
図3は、インテグレータ48の構造を示す図である。インテグレータ48は、矩形状の各々のレンズセル48aが集合した構造を有している。インテグレータ48は入射した光束を各々のレンズセル48aで受光して矩形の光束に分割し、分割された矩形状の光束を液晶デバイス4上に重畳して照明する機能を有する。ここで、WG−PBS42で反射したS偏光56は略平行光であって、そのままインテグレータ48の周辺部482に入射する。一方、WG−PBS42の偏光分離非機能部63を通過したS偏光は、偏光分離非機能部63の位置で最も収束光となりその後発散光となってインテグレータ48の中心部481に入射する。
【0013】
インテグレータ48の中心部481の4つのレンズセル48aは他の周辺部のレンズセル48aとはパワーが異なる。すなわち、インテグレータ48の中心部481の4つのレンズセル48aは、発散光となっているS偏光58を受光して液晶デバイス4にケラレなく照射するパワーを有する。一方、インテグレータ48の周辺部482の各々のレンズセル48aは、略平行光56を受光して液晶デバイス4にケラレなく照射するパワーを有する。
【0014】
本実施形態では、インテグレータ48の他のインテグレータ(第2のインテグレータと称する。)は不要である。すなわち、インテグレータ48の個々のレンズセル48aが各々偏芯し、液晶デバイス4上に集光することができれば、第2のインテグレータは不要である。なお、必要なパワーを確保するため、インテグレータ48を、両面が凸レンズ形状である両面インテグレータとすることも可能であり、また、中心部481のみ両面インテグレータ構造とすることも可能である。さらに、フィールドレンズ11とインテグレータ48の間に集光用凸レンズ(フィールドレンズ)を設けてもよい。
【0015】
インテグレータ58を射出した光はフィールドレンズ11、 WG−PBS3、波長板5を通過し、液晶デバイス4に入射する。ここで、ランプ光源17からインテグレータ48までの光学系に対し、フィールドレンズ11以降の光学系は実際には90度ねじれて配置されているが、図1においては簡略化のため90度ねじれた状態を図示していない。したがって、ランプ光源17からインテグレータ48までの光学系においてS偏光と表現した光は、フィールドレンズ11以降の光学系においてP偏光と表現される。液晶デバイス4に入射したP偏光は液晶デバイス4で変調される。変調された光の内S偏光成分が WG−PBS3で反射され、アナライザ6を通過する。
【0016】
図4は、WG−PBS42上で光が強い部分と弱い部分とWG−PBS42の偏光分離非機能部63との位置関係を示す概略図である。図5は、図4のX軸を横軸にとった場合のWG−PBS42近傍での光の強度分布を示す。図5における光が強い部分610に対応して、図4のWG−PBS42上で楕円状に光が強い部分61が存在する。図5における光が弱い部分620に対応して、図4におけるWG−PBS42上で光が強い部分61の内側に、楕円状に光が弱い部分62が存在する。WG−PBS42の偏光分離非機能部63は、その光が弱い部分62に対応して設けられている。
【0017】
図5に示すように、WG−PBS42の中心を通る照明光軸近傍の光強度は、弱い。この部分の光が弱い理由は、第一に、楕円リフレクタ18で反射した光のなかで、楕円リフレクタ18の出口側のランプ電極の影になって遮られてしまう部分であるからである。第二に照明光軸の延長上にある楕円リフレクタ18の中心部分は電極保持のため反射面がなく、影になるからである。WG−PBS42の楕円形の偏光分離非機能部63は光が弱い部分62に対応して設けられているので、偏光分離非機能部63を設けることによる照明光学系の光量ロスは少なく、照明強度にはほとんど影響しない。しかし偏光分離非機能部63はできるだけ小さいほうが光量ロスは少ない。
【0018】
偏光分離非機能部63の大きさは、主にフィールドレンズ43の焦点距離に依存する。焦点距離が長いと焦点深度が深くなり、焦点での光束の直径は大きくなる傾向を示す。具体的には、WG−PBS42で焦点が結ぶ条件の中で焦点距離を短くできる条件を選択して、焦点距離を決定する。図5はキセノンランプでの例を示しているが、超高圧水銀ランプでも同様に、WG−PBS42の中心部分の光強度が顕著に低下する。その理由は、超高圧水銀ランプもキセノンランプと同じく両口金(電極部)タイプであること、リフレクタの中心部分は電極保持のため反射面がないのは同じであることによる。
【0019】
本実施形態では、偏光ビームスプリッタとして、WG−PBS42を使用し、かつWG−PBS42にほぼ垂直に入射する無偏光を偏光分離する。偏光ビームスプリッタは一般的に、入射角度依存性を有し、垂直に入射する光に対するS偏光・P偏光の分離特性は良く、斜めに入射する光の、分離特性は劣化する。したがって、特許文献1の偏光変換照明光学系のように集光された位置にガラス誘電体膜PBSを配置する場合に比べてS偏光・P偏光の分離特性は良好なものとなる。さらに、ガラス誘電体膜PBSに対して、WG−PBSは原理的に入射角度依存性が少ない。
【0020】
さらに、第1・第2インテグレータを用いた偏光変換照明光学系の場合、インテグレータの周辺のレンズセルほど液晶デバイス4に入射する角度が大きくなり、結像光学系によるロスやデバイス特性によるコントラストが低下しやすい。しかし、本実施形態では、インテグレータ48を通過する光のなかでおよそ半分にあたるS偏光58がインテグレータ48の中心部481のレンズセル48aを通過するので液晶デバイス4に入射する光の入射角も0度に近く、明るさ、コントラストの点で有利である。
【0021】
また、本実施形態によれば、1/2波長板44付近では光は集光されておらず、照射単位面積あたりの光密度は低い。また、光の偏光分離に接着剤を使う必要のないWG−PBSを使用している。したがって、光学系の部材の焼けの問題がなく、信頼性は高い。
【0022】
図6は、図1に示した偏光変換照明光学系を搭載した投射型表示装置の構成図である。図6は、図1とランプ光源17からインテグレータ48までの光学系部品が共通なので、重複する説明は省略する。ランプハウス19には、防爆のため、及び、赤外・紫外光をカットするためのウィンドウガラス20が設けられている。ウィンドウガラス20部分での光は、射出角度分布が大きいため、赤外・紫外光を完全にカットできないことがある。その場合、コンデンサレンズ41で光が略平行とされた後にフィルタ22でさらに赤外光または紫外光をカットする。また、既述の通り、第2のインテグレータはない。また、インテグレータ48の後に集光用凸レンズ(フィールドレンズ)25が設けられている。
【0023】
次に、色分解・合成光学系を説明する。ここで、ランプ光源17からインテグレータ48までの光学系に対し、集光用凸レンズ(フィールドレンズ)25以降の光学系は実際には、90度ねじれて配置されているが、図6においては簡略化のため90度ねじれた状態を図示していない。したがって、ランプ光源17からインテグレータ48までの光学系においてS偏光と表現した光は、集光用凸レンズ(フィールドレンズ)25以降の光学系においてP偏光と表現される。
【0024】
集光用凸レンズ(フィールドレンズ)25を出射した光(S偏光)は、B/RG分離クロスダイクロイックミラー7でB光(P偏光)とRG光(P偏光)に分離される。B光(P偏光)は、Bミラー8で光路が曲げられ、Bフィールドレンズ11b、B用 WG−PBS3b、B波長板5bと通過し、B用液晶デバイス4bに入射する。B用液晶デバイス4bで反射して変調されたS偏光成分がB用 WG−PBS3bで反射され、アナライザ6bを通過した後合成ダイクロイックプリズム2に向かう。
【0025】
B/RG分離クロスダイクロイックミラー7で分離されたRG光は、RGミラー9で光路が曲げられ、RGダイクロイックミラー10でR光とG光に分離される。R光及びG光はそれぞれ、B光の場合と同様、フィールドレンズ11r、11g、 WG−PBS3r、3g、波長板5r、5gと通過し、液晶デバイス11r、11gに入射する。液晶デバイス11r、11gで反射して変調されたS偏光成分が WG−PBS3r、3gで反射され、アナライザ6r、6gを通過した後合成ダイクロイックプリズム2に向かう。合成ダイクロイックプリズム2で3色の光が合成され、投射レンズ1でスクリーンに投影される。
【0026】
〈第2の実施の形態〉
図7は、本発明の第2の実施形態を示す図である。図1に示した第1の実施形態と同じ部品には同じ番号を付し、重複する説明は省略する。本実施形態では、ミラー45のほぼ中心にWG−PBS42の偏光分離非機能部63とほぼ同じ大きさの開口73が設けられている。また、フィールドレンズ43と1/2波長板44をミラー45とミラー46の間に配置する。レーザ光源69から発し光ファイバ70を通過したレーザ光(P偏光)は、レンズ71、72にてミラー45の開口73の大きさに合った並行光線とされる。そして、フィールドレンズ43で収束光とされ、1/2波長板44でS偏光に変換される。次に、ミラー45、46、47で反射してWG−PBS42に戻る。そしてWG−PBS42の中心に設けられた偏光分離非機能部63を通過して、インテグレータ48中心部481に入射する。
【0027】
本実施形態において、レーザ光線は、ミラー45からWG−PBS42の間で偏光変換されるわけではないが、ランプ光源の他にレーザ光線を付加することによって、光源の特性によりRGBのバランス上明るさが足りない色を付加すること及び明るさを向上させることができる。
【符号の説明】
【0028】
1 投射レンズ、 2 合成ダイクロイックプリズム、
3,3r,3g,3b WG−PBS、
4,4r,4g,4b 液晶デバイス、
5,5r,5g,5b 波長板、
6,6r,6g,6b アナライザ、
7 B/RG分離クロスダイクロイックミラー、
8 Bミラー、 9 RGミラー、10 RGダイクロイックミラー、
11,11r,11g,11b フィールドレンズ、
17 ランプ光源、18 リフレクタ、19 ランプハウス、
20 ウインドウガラス、22 フィルタ、
25 フィールドレンズ、
41 コンデンサレンズ、42 WG−PBS、43 フィールドレンズ、
44 1/2波長板、45 ミラー、46 ミラー、47 ミラー、
48 インテグレータ、
63 偏光分離非機能部、64 偏光分離機能部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
入射された光を偏光分離する偏光分離機能部と偏光分離しない偏光分離非機能部とが形成され、光源から発せられた光を前記偏光分離機能部によって偏光分離して第1の偏光を射出するワイヤグリッド型偏光ビームスプリッタと、
前記ワイヤグリッド型偏光ビームスプリッタを透過した前記第1の偏光とは異なる第2の偏光の偏光方向を変換して前記第1の偏光として射出する偏光変換部と、
前記偏光変換部より射出された前記第1の偏光を反射して前記ワイヤグリッド型偏光ビームスプリッタの前記偏光分離非機能部に入射させる反射部と、
複数のレンズセルを有し、周辺部のレンズセルと中心部のレンズセルとでパワーが異なっており、前記ワイヤグリッド型偏光ビームスプリッタの前記偏光分離機能部によって偏光分離された前記第1の偏光を前記周辺部のレンズセルで受光し、前記反射部から入射され、前記ワイヤグリッド型偏光ビームスプリッタの前記偏光分離非機能部を透過した前記第1の偏光を前記中心部のレンズセルで受光するインテグレータと、
を備えることを特徴とする偏光変換照明光学系。
【請求項2】
光源と、
請求項1記載の偏光変換照明光学系と、
前記偏光変換照明光学系から射出した光を変調する液晶デバイスと、
前記液晶デバイスで変調された光を投射する投射レンズと、
を備えることを特徴とする投射型表示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−257440(P2011−257440A)
【公開日】平成23年12月22日(2011.12.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−129043(P2010−129043)
【出願日】平成22年6月4日(2010.6.4)
【出願人】(000004329)日本ビクター株式会社 (3,896)
【Fターム(参考)】