説明

健康・美容増進装置

【課題】光量子エネルギーと漢方薬との相乗作用によって身体における各種疾病等を改善し、健康状態の維持、更には美容効果を得る。
【解決手段】磁力発生部2、鉱石エネルギー発生部5、第1触媒機能部6、カラーエネルギー発生部7、第2触媒機能部8、漢方薬剤部9を順次に重ね合わせて配置する。磁力発生部2は、ベース盤3上に細線状の導電材4を螺旋状に巻回配置して成り、鉱石エネルギー発生部5は、所要の天然鉱石を粉末状にして含有させたインクを合成樹脂製シートに塗布して成り、カラーエネルギー発生部7は、鉱石エネルギー発生部5側から順次に赤色材層、橙色材層、黄色材層、緑色材層、青色材層、紺色材層、紫色材層を積層して成り、前記漢方薬剤部9は、所要の漢方薬剤を含有して成る。また、触媒機能部6,8は、金、銀粉末を含有、あるいは層状に重ね合たシリコン樹脂材、布帛によるシート材から成る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、人体における各種の疾病を改善して健康状態を容易に維持できるようにするばかりでなく、美容にも効果があり、また、その使用も所要期間で患部その他に宛がう等だけでも良い等の簡便に使用でき、携帯も容易である健康・美容増進装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、身体の各種の疾病を改善して健康状態を維持したり、美容を保ったりするための様々な健康食品、身体機能改善器具、健康具・健康装置等が提案されている。いわゆる健康食品としては、例えば各種の特定食品における機能改善成分を、更にはそれと他の有用な成分との混合によって錠剤状、液状、粉末状等の態様として提供されている。身体機能改善器具としては、身体の特定部位の筋力強化、体力維持等のため更には経絡・経穴、肌面等に対する刺激による美容効果を維持するための運動・美容器具、トレーニングマシンその他が提供され、それらの器具類を使用し、所定の身体負荷メニューを実践することで各人それぞれの身体能力の維持を図るようにしている。
【0003】
また、いわゆる健康具・健康装置として、例えば電磁波、磁力、所定の鉱石からのいわゆるパワーストーンその他の自然界の理力を利用し、それによって身体患部例えば経絡・経穴等に宛がい、また押圧等によって血流の促進、その浄化、身体毒素の排出等を図ることで身体機能を全般的に改善・増進し、局部不全その他を解消して健康状態を維持しようとする。特にこのような自然界に存する、いわゆる自然パワー・エネルギーを利用することは、人造の特別に加工されたエネルギーを発生させる必要がなく、元来が無理のない自然エネルギーであることで人体への危害、損傷を与えることが少ないこともあり、身体改善更には美容効果に有益なものとして利用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特になし
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ただ、このような自然エネルギーの身体への作用・機能は未だに十分には解明されていないとしても、これらを利用することで、従来から実際上では患部の疾病等が解消され、身体機能が改善されて健康状態を維持できることの例が多数紹介されている。しかしながら、従来においてはこれらの自然エネルギーを身体に付与するには、それらを充分に取り出せず、また患部その他に効率的に作用させるには困難であった。
【0006】
そこで本発明は上述したような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、その目的は、コイルによる磁力エネルギー、鉱石類から発生される鉱石エネルギー、色素材料からの色素エネルギー等による放射作用と、所定の漢方薬に対するホルミシス放射とによって身体の患部等を刺激し、分子・細胞・個体のそれぞれのレベルで活性化させることで身体、その患部等を改善し、健康状態を維持できるようにし、また美容にも効果がある健康・美容増進装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するため、本発明にあっては、磁力発生部2、鉱石エネルギー発生部5、第1触媒機能部6、カラーエネルギー発生部7、第2触媒機能部8、漢方薬剤部9を順次に重ね合わせて配置して成り、前記磁力発生部2は、平板なベース盤3上に細線状の導電材4を螺旋状に巻回配置して成り、前記鉱石エネルギー発生部5は、所要の天然鉱石を粉末状にして含有させたインクを合成樹脂製シートに塗布して成り、前記カラーエネルギー発生部7は、鉱石エネルギー発生部5側から順次に赤色材層、橙色材層、黄色材層、緑色材層、青色材層、紺色材層、紫色材層を積層して成り、前記漢方薬剤部9は、所要の漢方薬剤を含有して成ることを特徴とする。
漢方薬剤は、オタネニンジンの果実エキス、王不留行の実の少なくともいずれか一方を含有させることで構成することができる。
触媒機能部6,8は、金、銀の少なくともいずれか一方が粉末状にして含有され、あるいは層状に重ね合わせられているシリコン樹脂材によるシート材によって形成して構成することができ、また、布帛材によって形成することもできる。
【0008】
以上のように構成された本発明に係る健康・美容増進装置にあって、重ね合わせて順次に形成配置された磁力発生部2、鉱石エネルギー発生部5、カラーエネルギー発生部7によって光量子エネルギーを生成させ、この放射される光量子エネルギーが漢方薬剤部9による漢方薬成分と共に身体の疾病部位・患部その他に作用される。疾病部位・患部には、カラーエネルギー発生部7における各色材層におけるそれぞれで異なる色波長が、身体における各部の臓器その他に各別に作用する。
光量子エネルギーは、触媒機能部6,8における非接触触媒機能と相俟ち、自然な超微弱振動エネルギーであり、これが対象物である身体各部における細胞それぞれの原子核に到達し、それらに生じている歪んだ振動を修正して正常状態に戻し、本来の機能回復と活性化とを促進させる。
金、銀の少なくともいずれか一方が粉末状に含有され、あるいは層状に重ね合わせられているシリコン樹脂材によるシート材から成る触媒機能部6,8は、磁力発生部2、鉱石エネルギー発生部5、カラーエネルギー発生部7、漢方薬剤部9等を重ね合わせ配置させ、磁力エネルギー、鉱石エネルギー、色素エネルギー等を一層増強させる。
また、身体への装着部位への超微振動刺激が身体に作用し、装着部位からの神闕・気海・石門・中極・関元・曲骨等の経穴(ツボ)に刺激を与え、例えば婦人病、冷え性、不妊、便秘、残尿感・尿漏れ、性機能弱・性機能減退・性機能不全、前立腺機能障害等を改善させる。
【発明の効果】
【0009】
本発明は以上説明したように構成されているため、磁力エネルギー、鉱石エネルギー、色素エネルギーを発生するよう重ね合わせ形成して配置構成することで生成される光量子エネルギーと、所要の漢方薬剤とによる相乗作用によって身体の患部等を刺激し、分子・細胞・個体それぞれのレベルで活性化させることで身体、その患部等を改善し、身体の健康状態を維持でき、また肌その他に対する美容効果も奏する。
【0010】
すなわち、これは本発明において、磁力発生部2、鉱石エネルギー発生部5、第1触媒機能部6、カラーエネルギー発生部7、第2触媒機能部8、漢方薬剤部9を順次に重ね合わせて配置し、前記磁力発生部2は、ベース盤3上に導電材4を螺旋状に巻回配置して成り、前記鉱石エネルギー発生部5は、粉末状の天然鉱石を含有して成り、前記カラーエネルギー発生部7は、赤色材層、橙色材層、黄色材層、緑色材層、青色材層、紺色材層、紫色材層を積層して成り、前記漢方薬剤部9は、漢方薬剤を含有して成るものとしたからである。これにより、身体における疾病部位への宛がい装着、あるいは例えば本発明増進装置上に載置することで活性化させた飲用水の飲用、同じく用水による洗浄その他によって当該部位の身体機能の改善が図られ、また健康を維持してその亢進による肌艶等を改善する美容効果が得られる。
【0011】
また、漢方薬剤部9における漢方薬剤は、オタネニンジンの果実エキス、王不留行の実の少なくともいずれか一方を含有させてあることで、それらによる薬効が光量子エネルギーによって増進され、光量子エネルギーによる身体の細胞単位での振動と相俟ち疾病部位・患部等を一層刺激し、異常であれば正常状態に戻し、増進によって健康状態の維持に役立たせる。
【0012】
鉱石エネルギー発生部5とカラーエネルギー発生部7との間に介在の第1触媒機能部6、カラーエネルギー発生部7と漢方薬剤部9との間に介在の第2触媒機能部8それぞれは、金、銀の少なくともいずれか一方が粉末状にして含有され、あるいは層状に重ね合わせられているシリコン樹脂材によるシート材から成るから、これらの上下に層状にして配置した各部それぞれを区画し、磁力発生部2側からのエネルギーを透過させて漢方薬剤部9を経て身体の装着部位に作用させることができる。また、金、銀によってそれらの磁力エネルギー、鉱石エネルギー、色素エネルギーそれぞれを増強させ、身体の疾病部位、患部等に効率的に作用する。
【0013】
尚、上記の課題を解決するための手段、発明の効果の項それぞれにおいて付記した符号は、図面中に記載した構成各部を示す部分との参照を容易にするために付した。本発明は、これらの記載、図面中の符号等によって示された構造・形状等に限定されない。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明を実施するための一形態を示す分解斜視図である。
【図2】同じく一部省略の断面図である。
【図3】同じく磁力発生部の概要図である。
【図4】同じく身体への装着例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、図面を参照して本発明を実施するための一形態を説明すると、図において示される符号1は所定大きさで、例えば磁性と導電性がない長方形状にした布帛製の基材であり、この基材1上に磁力発生部2を配装してある。この磁力発生部2は、平板なベース盤3上に細線状の銅線、あるいは磁性体を含有する樹脂組成物の印刷・塗布等による導電材4を螺旋状に巻回配置して成り、例えば一辺が25mmとなるほぼ正方形状で、隣接させて対状に配置したベース盤3上に導電材4を例えば17巻きあるいは23巻きにして配置すると共に、それぞれのベース盤3上の導電材4を連続させておき、配置した導電材4を内側にして重ね合わせるように隣接部分にて折曲形成したもので、いわゆるペーパーコイル構成としてある。図示にあっての磁力発生部2は、一対で重ね合わせたベース盤3を例えば3組にして基材1上に隣接配置し、例えば接着等によって固定状態で配装してある。
【0016】
この磁力発生部2において、導電材4は対となるベース盤3を重ね合わせると共に、導電材4の外周端部同士を接続し、この接続した導電材4に通電したときの電磁場がNSSNまたはSNNSとなるようにし、これによって磁場がゼロとなる場所(ゼロ磁場)が形成され、また30〜50ミリガウスの磁力が発生されている。
【0017】
この磁力発生部2は、基材1とほぼ同様な大きさ、形状の平板層状の鉱石エネルギー発生部5によって、この鉱石エネルギー発生部5を基材1に接着することで覆われている。この鉱石エネルギー発生部5は、例えばC、Si、Ti、Co、Zn、Au、Mg、Se、Ag、Th、Kr、Nd、Pt等の元素を含む所要の天然鉱石、例えばチタン、トルマリン、コバルトを粉末状にして含有させたインクを合成樹脂製シート例えばポリエチレンフィルムに塗布することで形成されており、これらの鉱石の元素の組合せは特に限定されない。磁力発生部2による磁力によってこれらの鉱石の元素が振動され、超微弱振動が外部に作用されるようになっている。
【0018】
鉱石エネルギー発生部5上には、金、銀の少なくともいずれか一方を粉末状にして含有して成る、あるいは例えば金箔を層状に重ね合わせたシリコン樹脂材によるシート状の第1触媒機能部6を介在させてカラーエネルギー発生部7を設けてある。このカラーエネルギー発生部7は、鉱石エネルギー発生部5側から順次に、虹色として分解される赤色材層、橙色材層、黄色材層、緑色材層、青色材層、紺色材層、紫色材層を配してあり、これらの色素材を有するよう、染色された例えば布帛材を積層して成る。これらの色素材層は、例えば赤色であると光量子エネルギーとして6,000〜7,000(Au)波長によって人体における生殖腺部位である尾骨、仙骨に対して作用する。橙色であると同じく5,900〜6,000(Au)波長によって人体における脾臓、下腹神経叢に対して作用する。黄色であると同じく5,500〜5,900(Au)波長によって人体における副腎、膵臓等の上腹部の太陽神経叢に対して作用する。緑色であると同じく5,000〜5,500(Au)波長によって人体における胸腺、心臓に対して作用する。青色であると同じく4,700〜5,000(Au)波長によって人体における甲状腺、副甲状腺、咽頭、頸部の叢に対して作用する。紺色であると同じく4,700〜4,600(Au)波長によって人体における脳下垂体、頸動脈、延髄に対して作用する。紫色であると同じく4,300〜4,600(Au)波長によって人体における松果体、脳の樹枝上突起に対して作用する。このように、それぞれの色素材層による色素エネルギーが人体の各部それぞれに対して作用し、それらの部位の機能を改善し、増進するようにしている。
【0019】
また、このカラーエネルギー発生部7上には、布帛状の第2触媒機能部8を介在させて所要の漢方薬剤が含有されている漢方薬剤部9が配装されている。この漢方薬剤部9は、例えばオタネニンジン(ウコギ科の多年草)の果実エキス、王不留行(ナデシコ科のフシグロ属植物の全草)の実等の少なくともいずれか一方を成分として含有させて顆粒状となしてある。そして、第2触媒機能部8上に、好ましくは前記磁力発生部2における1組のベース盤3それぞれの配置に対応して、所定数で纏められることでいわば塊形態となった漢方薬剤部9それぞれが配置されることで、これらの漢方薬成分による人体への作用を一層増進発揮させるようにしている。この漢方薬剤部9は、例えば円形錠剤状を呈する固形形態、あるいは適宜形状での包装形態等に形成されていることもあり、漢方薬剤部9は第2触媒機能部8とほぼ同形状の布帛等のカバー部10によって覆われている。尚、第2触媒機能部8は、第1触媒機能部6と同様に金、銀の少なくともいずれか一方を粉末状にして含有して成る、あるいは例えば金箔を層状に重ね合わせたシリコン樹脂材によるシート状とすることもできる。
【0020】
この漢方薬剤部9における漢方薬成分はオタネニンジンの果実エキス、王不留行の実等に特に限定されないが、オタネニンジンの果実エキスであると、ジンセノサイドというサポニン群の薬効成分によって、ジンセノサイドRbc系、同Rg1 系のバランス作用で、疲労解消、精力減退の回復・増強、免疫力の増強、ガン細胞の増殖抑制、貧血改善、血圧のコントロール(高血圧・低血圧の改善)、動脈硬化・高脂血症・血栓の予防・改善、糖尿病とその合併症の予防・改善、更年期障害や不定愁訴の改善、血流改善、冷え性の治癒、肝臓の修復力向上、肝臓病の改善、痴呆予防、脳細胞の賦活化、ダイエット効果と水分調節作用等を図る。また、王不留行の実であると、利尿作用を利用した尿道結石・前立腺炎等の解消、活血通経作用による生理痛の解消、産後の授乳改善等を図る。
【0021】
このようにして、基材1、磁力発生部2、鉱石エネルギー発生部5、第1触媒機能部6、カラーエネルギー発生部7、第2触媒機能部8、漢方薬剤部9、カバー部10が順次に重ね合わせられ、いわば層状に配置された状態で、これらの全体が例えばエネルギー発散効率が良好な金色あるいは銀色の外装材11によって覆われ、被装される。尚、外装材11は、金色、銀色に限らず、青色、緑色、赤色その他の適宜色であっても良く、身体に装着させるときの装着部位に対する色素エネルギーの波長に対応させておくと良い。例えば、性器・仙骨がある下腹部位に装着するには赤色の、脾臓上部位に装着するには橙色の、脾臓・態様神経叢部位に装着するには黄色の、心臓部位に装着するには緑色の、のど部位に装着するには青色の、眉間部位に装着するには紺色の、脳天部位に装着するには紫色の外装材1によって覆われたものがそれぞれ対応するように形成される。
【0022】
尚、磁力発生部2、鉱石エネルギー発生部5、カラーエネルギー発生部7による前記の光量子エネルギーは、ホルミシス放射を一層活性化させ、これによって老化抑制、がん抑制、生体防御機能の活性化、遺伝子損傷修復機能の活性化が得られるようにしている。身体細胞における分子レベルでは、SOD活性の亢進・グルタチオンの増加・解毒能の亢進となる抗酸化能の上昇、DNA損傷の修復・DNA修復酵素の活性化となるDNA修復能の促進、遺伝子発現の変化、がん抑制遺伝子産物p53増加・ストレスタンパク質の誘導合成となるタンパク質の誘導合成、脂質過酸化の低減となる細胞膜の構造、機能変化がある。細胞レベルでは、細胞増殖促進・染色体異常の低下・細胞死抑制となる適応応答の誘導、幼若化反応の亢進・サントカイン産生の亢進・アポトーシスの増加・リンパ球のアポトーシスとなる免疫能の活性化、カルシウムイオンの関与・PKCの関与となる細胞情報伝達系の関与がある。固体レベルでは、がん転移の抑制・放射線発がん、化学発がんの発生低減、遅延となる制がん、抗がん作用、高血糖値の低下・実験糖尿病の発現遅延となる疾病抑制、放射線誘発致死の抑制・放射線誘発奇形の低減となる放射線抵抗性の誘導、心理ストレスの低減となる中枢神経系への効果、がん以外の死亡率の低下があるようになっている。
【0023】
このホルミシス作用と漢方薬剤部9とからのエネルギー放射によって、光量子エネルギーを人体細胞の原子核に到達させ、歪んだ振動を修正して正常に戻し、その増進によって健康状態の維持に役立たせるようにしている。
【0024】
次にこれの使用の一例を説明すると、図4に示すように、例えば下腹部周囲を覆うように、例えば面ファスナーによって着脱自在にした装着帯(ガードル)20に形成した収納ポケット部21に収納し、漢方薬剤部9側を身体側に向けて下腹部に宛がうようにして身体に装着使用する。また、図示を省略したが、各種下着・肌着・ランジェリー類に形成したポケット部、アイマスク、ヘアバンド、サポータその他によって身体における疾病箇所に対応して頭部、顔面部、腰背部、咽頭部、胸部、背部、腹部、大腿部、ふくらはぎ部、脚部、腕部その他の各部位に装着するのであり、場合によっては就寝時の枕下等に載置すする。更には本発明に係る増進装置上に、飲用水等を収容した容器を所定時間で載置した後にその飲用水を飲用したり、あるいはその用水にて患部を洗浄したりしても良い。
【0025】
本発明増進装置の使用に際し、図示を省略したいわゆる宇宙エネルギー放射装置から放出される宇宙エネルギーによって磁力発生部2における導電材4に対してこれを刺激し、鉱石エネルギー発生部5、カラーエネルギー発生部7を経て所定の色素エネルギーを発生させるようにしても良い。すなわち、所定の左右対称逆巻コイルに直流あるいは交流を印加することで、磁場も発生せず、電磁波も発生させないで宇宙エネルギーを発生させる宇宙エネルギー放射装置を備えた治療室内で、患者の疾病部位に関連する身体部位に装着させて使用することも可能であり、より一層の治癒作用が得られる(図示せず)。
【0026】
また、人体のみならず、花瓶に活けた飾り花等の生け花、植栽物、犬・猫等のペットの愛玩動物その他に適用しても良いのである。
【0027】
ここで、本発明に係る増進装置を身体各部の各種疾病に対し、その患部等に対応して宛がうように装着したり、あるいは睡眠時の枕下あるいは枕上に載置したり、飲用したり、あるいは患部を洗浄したりして使用した結果を表1に示す。
【表1】



【符号の説明】
【0028】
1…基材 2…磁力発生部
3…ベース盤 4…導電線材
5…鉱石エネルギー発生部 6…第1触媒機能部
7…カラーエネルギー発生部 8…第2触媒機能部
9…漢方薬剤部 10…カバー部
11…外装材
20…装着帯 21…収納ポケット部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
磁力発生部、鉱石エネルギー発生部、第1触媒機能部、カラーエネルギー発生部、第2触媒機能部、漢方薬剤部を順次に重ね合わせて配置して成り、前記磁力発生部は、平板なベース盤上に細線状の導電材を螺旋状に巻回配置して成り、前記鉱石エネルギー発生部は、所要の天然鉱石を粉末状にして含有させたインクを合成樹脂製シートに塗布して成り、前記カラーエネルギー発生部は、鉱石エネルギー発生部側から順次に赤色材層、橙色材層、黄色材層、緑色材層、青色材層、紺色材層、紫色材層を積層して成り、前記漢方薬剤部は、所要の漢方薬剤を含有して成ることを特徴とする健康・美容増進装置。
【請求項2】
漢方薬剤は、オタネニンジンの果実エキス、王不留行の実の少なくともいずれか一方を含有させてある請求項1に記載の健康・美容増進装置。
【請求項3】
触媒機能部は、金、銀の少なくともいずれか一方が粉末状にして含有され、あるいは層状に重ね合わせられているシリコン樹脂材によるシート材から成る請求項1または2に記載の健康・美容増進装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2013−22115(P2013−22115A)
【公開日】平成25年2月4日(2013.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−157652(P2011−157652)
【出願日】平成23年7月19日(2011.7.19)
【出願人】(510113737)
【Fターム(参考)】