説明

健康食品等の飲食物・医薬品

【課題】コラーゲンの由来組織や型を特定して用いることで、所属組織の強化、障害予防の、改善機能を有する飲食物・医薬品の提供。
【解決手段】タイプIVコラーゲン(これを含む生体成分)及び又はその分画やペプタイドより成る健康食品等の飲食物・抗癌剤等の医薬品。タイプIVコラーゲンを及び又はその分画やペプタイドを認識する抗体よりなる抗癌剤。タイプIコラーゲンを主成分とするコラーゲン混合物より成る骨粗鬆症予防及び改善治療剤又は健康食品等の飲食物。骨由来コラーゲン(これを含む生体成分)及び又はタイプIコラーゲン及び又はタイプIIIコラーゲン(これらを含む生体成分)より成る骨粗鬆症予防及び改善治療剤又は健康食品等の飲食物。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】

【産業上の利用分野】
【0001】
本発明は特定のコラーゲン(これを含む生体成分)より成る健康食品等の飲食物及び医薬品に関する。更に本発明はタイプIVコラーゲンより及び又はその分画やペプタイドより成るもしくはこれらを認識する抗体より成る抗癌剤に関する。更に骨由来コラーゲン(これを含む生体成分)及び又はタイプIコラーゲン及び又はタイプIIIコラーゲン(これらを含む生体成分)より成る骨粗鬆症予防及び改善治療剤又は健康食品等の飲食物に関する。
【背景技術】
【0002】
「医食同源」とは病気を治すこと(薬物療法)も食事をするのも命を養い健康を保つためで、その本質は同じであるということである。この考えに立てば、日常摂取している飲食物には病気予防や治療の本質物質が存在する事になる。それ故、日常飲食している物から、有効成分を見出だして濃縮や精製し、日常的に疾患を予防し抑制することが健康食品や医薬品として望ましいと発明者は考える。飲食物として摂取する時には、人体成分に近い構成物のものが望ましく、例えば動物成分が、特に望ましいと考える。しかし実際には、関節疾患患者に、関節成分のコンドロイチン硫酸やタイプIIコラーゲン(特に断らない限りコラーゲンとゼラチンは同義に用いる)を直接摂取するか又はこれらを主に含む生体成分や抽出スープとして摂取しているのみであり、治療改善に有効量が摂取されているか不明である。又、従来の癌治療、特に固形癌の治療は、化学療法やホルモン療法などの全身的な方法と、手術や放射線療法などの局所療法が行われている。しかし、癌は治らないという諦観から、いずれも延命などの緩やかな治療を目指すようにようになっている。実際、転移し易い癌、例えば肝細胞癌は、脈管内に浸潤する傾向が強く、特に門脈へ浸潤する傾向が強く、治療に苦慮している。この場合、局所的な治療(肝臓動脈塞栓術、経皮的エタノール注入療法・マイクロ波凝固療法・ラジオ波焼灼療法)では、対処困難である。又、化学療法は、いずれの薬剤の単独投与でも有効率が10%程度と低く、副作用も強く、有効な治療方法とは言えない。
【発明が解決しょうとする問題点】
【0003】
本発明の目的は前記「医食同源」の考えに応え、食品中より、動物由来の有効物質、特に特定のコラーゲンを用いて健康食品等の飲食物及び医薬品として提供することにある。更に本発明の目的は、新しいバイオ利用の抗癌剤で特に増殖性や転移性の強い癌を抑制する抗癌剤の開発にある。又、近年多く見られる骨粗鬆症では、骨由来物や生体由来の有効物質の投与が望まれるが、実際の治療や予防には、カルシュウムや骨粉が適用されそれ以外ではビタミンK、D群が適用されているにすぎず、めぼしい生体由来の有効成分がない。この現状を打破すべく発明者は鋭意研究し、特定のコラーゲンを特定量用いて解決することを見出だした。一方、癌細胞は活動が活発になると基底膜を破壊して拡大するが、有効な生体由来の薬剤はなかった。又、従来、癌疾患の治療剤は、長期投与では副作用が強いという欠点があった。長期の治療で副作用がなく安心して投与できる癌疾患の治療薬が望まれていた。本発明は有効物質として基底膜の主成分であるタイプIVコラーゲン及びその抗体を利用して、癌の転移と増殖を抑制することにある。
【発明の構成】
【0004】
本発明は、生体各部の中心的成分の特定のコラーゲンを抽出し、これを健康食品等の飲食物及び医薬品とすることに関する。更に、本発明はタイプIVコラーゲン及び又はその分画やペプタイド自身より成る加えてこれらを認識する抗体より成る抗癌剤に関する。抗癌剤とするコラーゲンの種類は、各タイプの混合でも単独でも良いが単独では特にタイプIVコラーゲンが望ましい。抗癌剤とするコラーゲンの用いる部分はコラーゲン全体でも良く、又その部分を構成する分画やペプタイドでも良く、又、これらの混合物でも良い。通常、タイプIVコラーゲンは、NC1(C末端非螺旋部)、中央三本鎖螺旋部(内部に乱れ有り)、7S(N末端三本鎖螺旋部)の三領域に分けられ、更に、それぞれが、アルファ1から6まで分画されるが、抗癌剤とする時これ

本鎖螺旋部(中央及び又はN末端、以下三本鎖)を、更に望ましくは三本鎖のアルファ1及び又はアルファ2であり、そのペプタイドである。タイプIVコラーゲンの三本鎖は、由来臓器(胎盤、腎糸球体、眼レンズカプセル、各種組織基底膜)、抽出条件及び精製条件で得られる分子量は異なるが、いずれでも良く、特に望ましくは、電気泳動した時、約180Kから約160Kに属するものや約30Kよりも、約50Kから約100Kに属するものである。
【0005】
コラーゲンは生体内に存在し、各種の型があり、安全な成分である。コラーゲンは、体蛋白の約30%を占めるので、健常者は、日常の食事で動物蛋白源としてコラーゲンを常時取り込んでいる。例えば、動物を生食(例えば生卵、ステーキレア、馬刺、魚類の刺身、鮭頭軟骨の酢の物)し、又動物を加熱調理し、干物を食べ、抽出(例えば軟骨を含むスープ類)して食することで生体内に取り込んでいる。コラーゲンは、菓子類(通称グミ)や健康食品としても広く利用され、安全に経口摂取できる。又、コラーゲンは、動物細胞の培養時に、足場として安全に細胞を増殖するのに用いられている。更に、変性コラーゲン(ゼラチン)が、ワクチン、内服薬や注射薬に、賦形剤、安定剤等として添加されている。
【0006】
本発明者は、長年の研究の結果、正常で組織特有なコラーゲンを含む結合組織の強化は、その組織の疾患の進展を抑制することを見出だした。更にその強化の為には、正常で組織特有なコラーゲンの投与が良いとすることを見出だした。
【0007】
コラーゲンは、手に入りやすい組織のもの、例えば、真皮由来のタイプI、IIIコラーゲンや、胎盤由来のタイプIVコラーゲンでも良いが、治療対象組織に含まれる型のコラーゲンと同一型が好ましく、最も好ましいのは改善や治療対象もしくは強化対象の組織由来のものであるがこれに限定されない。
【0008】
コラーゲンは通常テロペプチドを含んでいるもの及びこれを除去したものが知られており、本発明においては両者のものを単独、もしくは混合して使用可能であるが、抗原性の面からテロペプチドを除去したものの方が好ましい。更に本発明に於いてコラーゲンは、変性、修飾、低分子化したものでも、ペプタイド合成機で製したものでもこれらを組み合わせたものでも良い。つまり変性させてゼラチンにしても良く、サクシニル化などの修飾をしたものでも、低分子化したものでも良い。
【0009】
本発明に於いてコラーゲンの由来は哺乳類、鳥類、魚類、甲殻類、爬虫類、昆虫類、菌類等、例えば、ヒト、サル、牛、豚、鯨、ラット、マウス、馬、家兎、山羊、ニワトリ、魚、カニ、えび、カエル、蚕、昆虫、大腸菌等のいづれの生物でもよく、これらを混合して用いてもよい。
【0010】
コラーゲンの製法は、生体抽出、組織・細胞培養、遺伝子工学的製法等すでに知られている方法(「細胞外マトリックス研究法」コラーゲン技術研修会刊行)、又、ペプタイド合成機で製してのいずれでも良い。コラーゲンを生体から製するには、一般的には塩酸や酢酸等の酸抽出とペプシン等の酵素抽出があり、両者を組合わせても良い。更にDEAEカラムクロマトグラフィーや分画分子量の透析で、微量ならHPLCで精製しても良い。
1)胎盤よりタイプIVコラーゲンを製する一例を示す。以下、できる限り4Cで行う。ヒト胎盤を細裁断し洗浄(精製水−蛋白分解酵素阻害剤含有0.05Mトリス緩衝液pH7.5−精製水)−凍乾し粉砕−ペプシン含有0.5M酢酸(酢酸のみでも良い)で可溶化し遠心で上清を採取(沈殿は再可溶化、約5回繰り返す)−終濃度0.7M塩化ナトリウムを添加−遠心で上清を採取−終濃度1.2M塩化ナトリウム添加−遠心で沈殿採取−1M塩化ナトリウム含有0.05Mトリス緩衝液pH7.5に溶解透析−4.5M塩化ナトリウムを添加−遠心で沈殿採取−1.0M塩化ナトリウム含有0.05Mトリス緩衝液pH7.5に溶解透析−遠心で上清採取−4.5M塩化ナトリウム添加−沈殿(タイプIVコラーゲン)−カラムクロマトグラフィーで精製。なお公開特許公報(昭和62−53927)にも製する例がある。
2)胎盤よりタイプI及びIIIコラーゲンを製する一例を示す。以下、できる限り4Cで行う。ヒト胎盤を細裁断−洗浄(蛋白分解酵素阻害剤含有PBS)と遠心で沈殿を採取(この操作を約6回繰り返す)−凍乾し粉砕−ペプシン含有0.5M酢酸(酢酸のみでも良い)で可溶化し遠心で上清を採取(沈殿は再可溶化、約5回繰り返す)−終濃度2M塩化ナトリウムを添加−遠心で沈殿を採取−0.05M酢酸に溶解−遠心で上清採取−終濃度1M塩化ナトリウムを添加−遠心で沈殿を採取−0.05M酢酸に溶解−透析し遠心分離−上清(タイプI)、沈殿(タイプIII)−更に透析し精製。なお、真皮よりタイプI及びIIIコラーゲンを製する時、例えば、ウシ胎児、子ウシの真皮を用いる時は、皮膚の除毛、脂肪の除去を充分に行う。脱脂には、ジエチルエーテルとエタノールの混合液(1:1)を用いる。
【0011】
更に抗癌剤として使用する場合は、本発明に於けるコラーゲンのみでなく、これに対する抗体を用いることも可能である。抗体を用いる場合は、ポリクローナルよりもモノクローナルが望ましく、より望ましくは、ヒト型モノクローナル抗体である。マウスやラットのモノクローナル抗体をヒトに投与した時、長期では中和抗体ができ効果が弱まるが、ヒト型ではこのような事が起きにくい。抗体としてのイムノグロブリンは、IgG1やG2aなどのIgGやIgM及び他の型でも,各型混合したものでも良く、更に小さくしたもの、例えばH鎖、L鎖、Fc、Fab、F(ab′)、その他などでも抗原と反応性を持つ限り良い。
【0012】
本発明として使用する健康食品等の飲食物とは、いわゆる健康食品のみならず、特定保健用食品、医薬部外品、一般飲食物等、任意の食品形態を含む。
【0013】
本発明のコラーゲンとしての1日量は通常、健康食品等の飲食物としては、0.1g以上であればよく、好ましい範囲として1g〜100g、特に好ましい範囲として5〜10gをあげることができる。骨粗鬆症薬としての本発明のコラーゲンは、1日1〜30gが良く、好ましくは1日5〜15gが良い。抗癌剤としての本発明のコラーゲン量は、1日0.001mg以上30g以下で、好ましくは1日0.01mg〜10gで、抗体量としては1日0.001mg以上30g以下で、好ましくは1日0.01mg〜10gである。数値は目安であり、疾患の重傷度、服用者の状態により増減されるべきで、これに限定されない。
【0014】
本発明の投与方法は、経口投与、注射、生体内留置等、通常、医療現場や食品として利用されている方法なら特に限定されない。投与時期は、食後、食間、就寝前のいずれでも、又これらを組み合わせても良く、1日の投与回数も特に限定しない。例えば、抗癌剤としてタイプIVコラーゲンを用い、転移性肝癌に局所的な治療を行う時である。タイプIVコラーゲン0.01mg〜1gを単独又はこれを含む微粒子を肝臓動脈へカテーテルから注入し血管造影で確認しながら塞栓を形成させることで、抗癌剤の転移と増殖を抑制する。
【0015】
本発明の摂取(投与)形態は、末、錠、液、カプセル等既存の健康食品や医薬品の形態で良い。内服の形態の時の賦形剤には、内服の形態に必要とし通常用いられるものが適応できる。例えば、増量剤としては澱粉、乳糖などである。必要に応じ、香味料、甘味料、着色料、賦形剤などを添加しても良い。
【0016】
更に既存医薬品の様に注射剤にしても、内服剤にしても、外用剤としても、局所投与形態にしても良い。又主剤はコラーゲン単独や抗体単独でも、他の薬物と混合して内服薬、注射剤にしても良い。他の薬物は特に限定されず、通常医薬品として使用可能な薬物、例えば消化剤、整腸剤、抗潰瘍剤、抗生物質、ホルモン、酵素、ステロイド、内分泌系用薬、循環器系剤、抗リウマチ剤、抗炎症剤、鎮痛剤、解熱剤、抗アレルギー剤、抗腫瘍剤、更にはインターフェロン、インターロイキン、腫瘍壊死因子等のペプチド等をあげることができる。
【0017】
本発明の健康食品等の飲食物や内服薬、注射剤等の医薬品に於いて溶液として用いる時、溶液は、滅菌精製水、水溶性溶剤(例えば、グリセリン)、油性溶剤(例えば、精製オリーブ油)等を単独又は組み合わせて使用することができる。又、本発明の健康食品等の飲食物や内服薬、注射剤等の医薬品に於いては、添加剤として等張化剤、緩衝剤、溶解補助剤、界面活性剤、安定化剤、防腐剤、油脂類、水溶性高分子、局所麻酔剤等を添加してもよい。その等張化剤としては塩化ナトリウム等の無機塩を、緩衝剤としてはリン酸等の無機酸、及びクエン酸の有機酸を、界面活性剤としてはゼラチン、ポリソルベート80、油脂類としては植物油等を、水溶性高分子としてはカルボキシメチルセルロースナトリウム等をあげることができる。更に、本発明の健康食品等の飲食物、内服溶液剤、注射剤において、このように製された溶液、もしくは懸濁液に等張化剤、緩衝剤以外の前記添加物を、溶解もしくは懸濁させてもよい。このように製された溶液、もしくは懸濁液をミリポアフィルター等を用いて無菌化し、次いで瓶、バイアルもしくは、アンプルに充てんさせることにより本発明の健康食品液、内服液、注射剤を製することができる。又本発明の液においては製された瓶、バイアルもしくはアンプルを凍結乾燥し、用時溶解液とすることも可能である。
【発明の効果】
【0018】
医食同源の発想から、日常の飲食物から、特に動物成分から、必要な有効成分を得て、これを健康食品あるいは医薬品の形態とし、生体内で効率良く摂取可能とし、疾病の予防及び治療に提供するものである。又、その抗体についても同様である。特にコラーゲンは2か月以上の長期に渡って使用しても自他覚の副作用を認めない安全な健康食品等の飲食物及び薬剤である。以下、本発明を更に実施例で説明するが本発明はこれらにより限定されるものではない。
【実施例1−1】
【0019】
基底膜の主要成分であるタイプIVコラーゲンのNC1(ウシ由来、ここでは腎臓由来を使用)、タイプIVコラーゲン(ヒト由来、ここでは胎盤由来でペプシン処理を使用、以下3本鎖)及び抗体(ウサギ由来、ここでは抗NC1抗血清)の抗癌作用につき検討した。癌細胞(HEPG2)の培養液にNC1、3本鎖及びその抗血清を加えて比較した。結果は、3本鎖が最も癌細胞の増殖を抑制した。抗血清(ウサギ由来)も抑制効果があった。NC1(ウシ由来)も濃度を上げると抑制した。

【実施例1−2】
【0020】
細胞「B16 マウスメラノーマ(黒色腫)」を用い、「実施例1−1」に準じて培養実験をした。Type I collagen(ヒト胎盤由来、以下の実験も同様)。

【実施例1−3】
【0021】
細胞「FBJLL マウスOsteo carcunoma」を用い、「実施例1−1」に準じて培養実験をした。

【実施例1−4】
【0022】
細胞「OVCAR4 ヒトOvarian cancer cell」を用い、「実施例1−1」に準じて培養実験をした。

【実施例1−5】
【0023】
細胞「HT1080 ヒトFibro sarcoma」を用い、「実施例1−1」に準じて培養実験をした。

【実施例1−6】
【0024】
細胞「ヒトHuman gastric carcinoma」を用い、「実施例1−1」に準じて培養実験をした。

【実施例2】
【0025】
安全性
コラーゲンの健常者への影響について確認した。健常者ボランテア2名が、豚骨由来コラーゲン(タイプIコラーゲン80%以上 コラーゲン技術研修会)約10%を含有する市販スポーツドリンク(大塚製薬)液を暖め、1口2回食後に約100ml(コラーゲン含量約10g)を1か月服用したが、使用中、使用直後も更に服薬休止1か月後も特段の自覚変化は見られなかった。
【実施例3】
【0026】
有効性
毎日の散歩を1時間以上行う骨粗鬆症患者3名が充分な同意の上で豚骨由来コラーゲン(タイプIコラーゲン80%以上 コラーゲン技術研修会)を市販スポーツドリンク(大塚製薬)液に暖めて溶解し内服した。内服量は、1日3回食後にコラーゲン各5gに相当する。その結果、1名は最短1か月より骨密度が3%上昇し、2ヵ月後には8%の上昇であった。他の2名は変化が見られなかった。
【実施例4】
【0027】
有効性
骨折経験のある骨粗鬆症患者(70才、女子)が事前の充分な同意の上で、豚真皮由来コラーゲン(タイプI及びタイプIIIコラーゲン コラーゲン技術研修会)を毎日1回就寝前に、約10gをオレンジジュース40ml(ビタミンC約10mg相当含有)に懸濁させて40日間内服した。その結果、骨密度が5%上昇した(DEXA法による測定誤差は2%以内)。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
タイプIVコラーゲンNC1に対する抗体を含有する肝がん治療剤。

【公開番号】特開2012−236839(P2012−236839A)
【公開日】平成24年12月6日(2012.12.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−165202(P2012−165202)
【出願日】平成24年7月7日(2012.7.7)
【分割の表示】特願2009−293314(P2009−293314)の分割
【原出願日】平成13年8月23日(2001.8.23)
【出願人】(598100346)
【Fターム(参考)】