説明

備品貸し出し管理システム

【課題】申込み者に公平に備品を貸し出すことが可能な備品貸し出し管理システムを提供すること。
【解決手段】 貸し出し可能な備品についての情報を登録する備品情報データファイルと、この備品情報データファイルに登録された貸し出し対象の前記備品及び貸し出し期限及び備品借り出し者を登録する貸し出し状況データファイルと、前記備品の借り出し者を登録すると共に前記備品を前記貸し出し期限までに返却しないときその違反回数を登録する借り出し者データファイルと、前記備品の借り出しの申込みがあったときこの借り出し申込み者が前記借り出し者データファイルに登録されているかを調べ、この予約申込み者の前記違反回数が所定値以下であるか否かを検知する貸し出し可否決定手段と、この貸し出し可否決定手段により、前記貸し出し申込み者の前記違反回数が所定値を超えることが検知されたとき、その貸し出し申込み者に貸し出しができないことを通知する貸し出し通知手段と、を備えてなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、備品の貸し出しの管理を行う管理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、備品の借り出し又はその予約の申込みを行う者の中には、幾度も返却期限までに備品を返却しない者がいて、備品の貸し出しに不公平が生ずるという問題があった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は上記のような従来の問題点にかんがみてなされたもので、申込み者に公平に備品を貸し出すことが可能な備品貸し出し管理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の請求項1によれば、貸し出し可能な備品についての情報を登録する備品情報データファイルと、この備品情報データファイルに登録された貸し出し対象の前記備品及び貸し出し期限及び備品借り出し者を登録する貸し出し状況データファイルと、前記備品の借り出し者を登録すると共に前記備品を前記貸し出し期限までに返却しないときその違反回数を登録する借り出し者データファイルと、前記備品の借り出しの申込みがあったときこの借り出し申込み者が前記借り出し者データファイルに登録されているかを調べ、この予約申込み者の前記違反回数が所定値以下であるか否かを検知する貸し出し可否決定手段と、この貸し出し可否決定手段により、前記貸し出し申込み者の前記違反回数が所定値を超えることが検知されたとき、その貸し出し申込み者に貸し出しができないことを通知する貸し出し通知手段と、を備えてなることを特徴とする備品貸し出し管理システムを提供する。
【発明の効果】
【0005】
本発明によれば、備品の公平な貸し出しが行える備品貸し出し管理システムが得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
【0007】
<実施形態1>
図1に本発明一実施形態の備品貸出管理システム全体の構成例を示す。この備品貸出管理システム10は、ネットワーク11例えばLAN(ローカルエリアネットワーク)に接続された貸し出し管理サーバ12と、この貸し出し管理サーバ12にネットワーク11を介してアクセスし備品を借りる手続を取るための操作端末13a,13b,13cから成る。操作端末13a,13b,13cはここでは、3台示しているが、3台に限られず通常、もっと多数の操作端末が接続され、また、これらの操作端末としてはパーソナルコンピュータや、PDA、携帯電話などの携帯端末が一般用いられる。なお、操作端末13cは備品情報の登録など、貸し出し管理サーバ12への事前登録を行う端末である。ネットワーク11と操作端末や貸出管理サーバ12との接続は有線又は無線によってなされる。
【0008】
貸出管理サーバ12は、書籍や貸し出す対象となる物品である備品が登録される備品情報データファイル14と、この備品情報データファイル14に登録された備品の貸し出されている状況を登録する貸し出し状況データファイル15と、上記備品を借り出している借り出し者及びこの借り出し者が貸し出し期限までに返却しないときその違反回数をその借り出し者に対応させて登録する借り出し者データファイル16と、借り出しの申込みがあったときその申込み者がこの借り出し者データファイル16に登録されている者か否か検知し、更に登録されている者ならばその違反回数により貸し出しの可否を決定する貸し出し可否決定部17と、この貸し出し可否決定部17により貸し出しできないことが決定されたなら、その旨を貸し出し申込み者に通知する貸し出し通知部18と、これらのデータファイル14,15,16及び貸し出し可否決定部17、貸し出し通知部18を制御する貸し出し管理制御部19とから成る。
【0009】
貸し出し可否決定部17は、所定回数と当該申込み者の貸し出しの違反回数を比較する比較回路を有する。
【0010】
貸し出し管理サーバ12を動作させる前に、管理者は操作端末13cを用いて備品情報データファイル14に備品の情報を登録する。したがって、備品情報データファイル14にはその備品の備品番号に対応して、備品名及びどこにあるかの備品の所在のデータなどが記憶されている。
【0011】
次に、この備品貸し出し管理システムの動作を図2などを用いて説明する。まず、ステップS201で、例えば操作端末13aから、備品貸し出しの申込みがあったとする。この申込みのデータはネットワーク11を介して貸し出し管理サーバ12に送られる。貸し出し管理サーバ12の貸し出し管理制御部19は貸し出し状況データファイル15に、貸し出しの申込みのあった備品が貸し出し中でないかを問い合わせる(ステップS202)。貸し出し状況データファイル15は、備品の貸し出し状況を記憶しているファイルであり、貸し出された備品を特定するための備品番号、借り出している者の番号その者の氏名、連絡先などが記憶されている。
【0012】
貸し出し状況データファイル15に問い合わせて、申込みのあった備品が貸し出し中であれば、貸し出し管理制御部19は、貸し出し通知部18に指示し、操作端末13aの申込み者のアドレス宛の、申込みのあった備品は現在貸し出し中である旨の電子メールを作成させ、ネットワーク11を介して操作端末13aに通知し(ステップS203)、終了する。
【0013】
一方、申込みのあった備品が貸し出し中でないことが判明したら、ステップS204で申込み者の違反回数を検知する。このステップではもっと具体的には、貸し出し管理制御部19は借り出し者データファイル16を調査し、今回の申込み者が過去に備品を借り出したことがあるかを調べる。過去に備品を借りたことがある場合には、その者の違反回数を検知し、その値を取得する。申込み者が過去に備品を借りたことがなければ、その申込み者を借り出し者データファイル16にその者の氏名などを登録すると共に、違反回数をゼロとする。
【0014】
次のステップS205では、貸し出し管理制御部19は上記のようにして取得した違反回数を貸し出し可否決定部17に送り、図示しない比較回路において、予め定めた違反回数、例えば3、と比較する。取得した違反回数が予め定めた回数より大きいときには、貸し出し可否決定部17から貸し出し否の情報が貸し出し管理制御部19に送られ、貸し出し管理制御部19は、貸し出し通知部18に指示し、申込み者へ、貸し出すことができない旨の電子メールを作成させ、その電子メールをネットワーク11を介して操作端末13aに送信し(ステップS206)、終了する。
【0015】
一方、ステップS20で貸し出し可否決定部17において、取得した違反回数が予め定めた回数以下であって貸し出し可能であることが検知されたときには、貸し出し管理制御部19は、貸し出し通知部18に貸し出し可能である旨の電子メールを作成させ、ステップS207においてそのメールを操作端末13aに送信する。その後、実際に当該申込み者に申込みのあった備品を貸し出す(ステップS208)。
【0016】
<実施形態2>
次の備品の貸し出し予約に本発明を適用した、第2の実施形態について図面を用いて説明する。図3にこの実施形態の備品貸出管理システム全体の構成例を示す。
【0017】
この備品貸出管理システム30は、ネットワーク31、例えばLAN(ローカルエリアネットワーク)に接続された貸し出し管理サーバ32と、この貸し出し管理サーバ32にネットワーク31を介してアクセスし備品を借りる手続を取るための操作端末33a,33b,33cから成る。この実施形態では、例えば1つの会社の中の備品を借り出す場合の例について述べる。したがって、借り出し者はその会社の従業員である。
【0018】
操作端末33a,33b,33cはここでは、3台示しているが、3台に限られず通常、もっと多数の操作端末が接続され、また、これらの操作端末としてはパーソナルコンピュータや、PDA、携帯電話などの携帯端末が一般用いられる。
【0019】
なお、操作端末33cは備品情報の登録など、貸し出し管理サーバ32への事前登録を行う端末である。ネットワーク31と操作端末や貸出管理サーバ32との接続は有線又は無線によってなされる。
【0020】
貸出管理サーバ32は、書籍や貸し出す対象となる物品である備品が登録される備品情報データファイル34と、この備品情報データファイル34に登録された備品の貸し出されている状況を登録する貸し出し状況データファイル35と、上記備品を借り出している借り出し者及びこの借り出し者が貸し出し期限までに返却しないときその違反回数をその借り出し者に対応させて登録する借り出し者データファイル36と、借り出しの申込みがあったときその申込み者がこの借り出し者データファイル36に登録されている者か否か検知し、更に登録されている者ならばその違反回数により貸し出しの予約の可否を決定する予約可否決定部37と、備品の予約の状況を登録しておく予約データファイル38と、予約可否決定部37により貸し出しできないことが決定されたなら、その旨を貸し出し予約の申込み者に通知する予約通知部39と、これらのデータファイル34,35,36及び予約可否決定部37、予約通知部38を制御する貸し出し管理制御部40とから成る。
【0021】
予約可否決定部37は、所定回数と当該申込み者のそのときまでの貸し出しの違反回数を比較する比較回路を有する。
【0022】
貸し出し管理サーバ32を動作させる前に、管理者は操作端末33cを用いて備品情報データファイル34に備品の情報を登録する。したがって、備品情報データファイル34にはその備品の備品番号に対応して、備品名及びその備品が会社内のどこにあるかの備品の所在のデータなどが記憶されている。
【0023】
貸し出し状況データファイル35には、備品の貸し出し状況が記憶されており、具体的には、貸し出している備品の備品番号、貸し出し者の従業員番号、従業員名、その連絡先、備品の返却予定日、予約がある場合の仮差押えフラグなどが記憶されている。借り出し者データファイル36には、実際に借り出している従業員、及び予約している従業員のデータが記憶されており、具体的にはその従業員番号、従業員名、所属、貸し出し期限までに返却しなかった違反回数などが登録されている。
【0024】
予約データファイル38は、予約状況が記憶されているファイルであり、予約されている備品の備品番号、予約者の従業員番号、従業員名、連絡先、予約日、予約順位などが記憶されている。
【0025】
次に、本発明のこの実施形態についての動作を図5に示すフローチャートに従って説明する。ステップS500で備品の返却があると、貸し出し管理制御部40は、ステップS501で図3の貸し出し状況データファイル35において、返却された備品の貸し出しデータを検索し、ステップS502でその貸し出しデータを削除する。
【0026】
次のステップS503で、図3に示す貸し出し管理制御部40は、予約データファイル38を調べて、いま返却された備品の予約データを検索しステップS504で予約者がいるかを調べる。その結果、予約者がいない場合にはステップS505に移り、貸し出し状況データファイル35の返却された備品の貸し出し状況を空きにセットし、終了する。
【0027】
一方、ステップS504で予約者がいることが検知されたときには、ステップS506で貸し出し管理制御部40は借り出し者デーアファイル36を調べて予約者に関するデータを取得する。そして、ステップS507では、貸し出し状況データファイル35の当該備品を貸し出し状況を仮差押えとし、ステップS508で、貸し出し管理制御部40は予約通知部39に当該予約者のアドレス宛の電子メールを作成させ、ネットワーク31を介してその予約者に仮差押えをしている旨、その期間、及びその期間を過ぎたら仮差押えを解除する旨を通知する。
【0028】
次のステップS509で、通知した予約者がその備品を上記仮差押え期間内に実際に借り出したかを検知する。このステップS509で当該予約者が実際に借り出していたなら、ステップSS510で、貸し出し管理制御部40は貸し出し状況データファイル35の備品の借り出し状況に上記予約者を借り出し者として記入すると共に、予約者データファイル38の当該予約者データを削除し、終了する。
【0029】
一方、ステップS509において上記予約者が仮差押え期間内に該当備品を借り出していなかったら、ステップS511で、貸し出し管理制御部40は貸し出し状況データファイル35の当該備品の貸し出し状況の仮差押えを解除する。
【0030】
次のステップS512で、貸し出し管理制御部40は、予約データファイル38を調べて次の予約者がいるかどうか検知する。次の予約者がいる場合には、ステップS512からステップS504に戻って、借り出しデータファイル36を調べその予約者に関するデータを取得する。以下同様に、この予約者について仮差押え、仮差押え通知、などを行う。
【0031】
ステップS512において、予約データファイル38を調べて次の予約者がいなかった場合にはこれで終了となる。
【0032】
次に、備品の借り出しの予約申込みの手順について図6にしたがって説明する。ステップS601で、ある操作端末、例えば操作端末33bからネットワーク31を介して特定備品の予約申込みがあると、ステップS602で、貸し出し制御部40は借り出し者データファイルを調べ、その予約申込み者に貸し出し期限までに備品を返却しなかった違反履歴があるかを検知する。ステップS603において当該予約者に違反履歴がない場合には、ステップS604で貸し出し管理制御部40はその申込み者の予約を予約データファイル38に登録し終了する。なお、申込み者がいままで一度も備品も借り出しを行ったことがなかった場合には、借り出し者データファイル36にこの者を登録する。
【0033】
ステップS603において、申込み者に違反履歴があった場合には、ステップS605で借り出し者データファイル36を調べて違反回数が所定回数、例えば3と比較しそれ以上であるかを検知する。この違反回数がそれより小さい場合例えば、まだ2回しか違反をしたことがない場合には、ステップS606で借り出し管理制御部40は予約通知部39にもう1度違反すると予約ができなくなる旨の電子メールを作成させ、その申込み者の電子メールアドレスに通知しその後に、予約データファイル38にステップS604の予約の登録を行い、終了する。
【0034】
一方、ステップS605において予約の申込みをしてきた者の違反回数が例えば3回である場合には、所定違反回数以上なので、ステップS607に移り、貸し出し管理制御部40は予約通知部39に予約することができない旨の電子メールを作成させ、当該申込み者に通知し、終了する。
【0035】
このようにして、返却期限までに返却しない違反回数が所定数以上の申込み者には備品の予約申込みを受け付けないようにすることができる。
【0036】
上記実施形態において、ステップS606の警告の通知はしなくてもよい。
【0037】
ところで、上記実施形態において、借り出し者が備品を借り出し期限までに返却しなかった回数を違反回数とした。この違反回数には、期限には遅れたが借り出した備品を返した場合(延滞)及び結局備品を返さなかった場合が含まれる。勿論、この違反回数として、期限には遅れたが借り出した備品を返した場合のみあるいは、結局備品を返さなかった場合のみを違反回数としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明一実施形態による備品貸出管理システム全体の構成例を示す図。
【図2】図1に示した本発明一実施形態による備品貸出管理システムの動作を説明するための図。
【図3】本発明の他の実施形態による備品貸出管理システム全体の構成例を示す図。
【図4】図3に示した本発明の他の実施形態による備品貸出管理システムにおいて、返却予定日を過ぎた場合の動作を説明するための図。
【図5】図3に示した本発明の他の実施形態による備品貸出管理システムにおいて、予約から仮差押え及び貸し出しの動作を説明するための図。
【図6】図3に示した本発明の他の実施形態による備品貸出管理システムにおいて、違反回数が所定回数以上の場合の動作を説明するための図。
【符号の説明】
【0039】
10,30・・・備品貸出管理システム、
11,31・・・ネットワーク、
12,32・・・貸し出し管理サーバ、
13a,13b,13c,33a,33b,33c・・・操作端末、
14,34・・・備品情報データファイル、
15,35・・・貸し出し状況データファイル、
16,36・・・借り出し者データファイル、
17・・・貸し出し可否決定部、
18・・・貸し出し通知部、
19,40・・・貸し出し管理制御部、
37・・・予約可否決定部、
38・・・予約データファイル、
39・・・予約通知部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
貸し出し可能な備品についての情報を登録する備品情報データファイルと、
この備品情報データファイルに登録された貸し出し対象の前記備品及び貸し出し期限及び備品借り出し者を登録する貸し出し状況データファイルと、
前記備品の借り出し者を登録すると共に前記備品を前記貸し出し期限までに返却しないときその違反回数を登録する借り出し者データファイルと、
前記備品の借り出しの申込みがあったときこの借り出し申込み者が前記借り出し者データファイルに登録されているかを調べ、この予約申込み者の前記違反回数が所定値以下であるか否かを検知する貸し出し可否決定手段と、
この貸し出し可否決定手段により、前記貸し出し申込み者の前記違反回数が所定値を超えることが検知されたとき、その貸し出し申込み者に貸し出しができないことを通知する貸し出し通知手段と、
を備えてなることを特徴とする備品貸し出し管理システム。
【請求項2】
前記貸し出し可否決定手段により、前記貸し出し申込み者の前記違反回数が所定値以下であることが検知されたとき、前記貸し出し通知手段は、その貸し出し申込み者に貸し出す旨を通知することを特徴とする請求項1記載の備品貸し出し管理システム。
【請求項3】
貸し出し可能な備品についての情報を登録する備品情報データファイルと、
この備品情報データファイルに登録された貸し出し対象の前記備品及び貸し出し期限及び備品借り出し者を登録する貸し出し状況データファイルと、
前記備品の借り出し者を登録すると共に前記備品を前記貸し出し期限までに返却しないときその違反回数を登録する借り出し者データファイルと、
前記備品の借り出しの予約の申込みがあったときこの予約申込み者が前記借り出し者データファイルに登録されているかを調べ、この予約申込み者の前記違反回数が所定値以下であるか否かを検知する予約可否決定手段と、
この予約可否手段により、前記予約申込み者の前記違反回数が所定値以下であることが検知されたとき、その申込み者の予約を登録する予約データファイルと、
前記貸し出し可否決定手段により、前記予約申込み者の前記違反回数が所定値より大きいことが検知されたとき、前記予約申込み者に予約ができないことを通知する予約通知手段と、
を備えてなることを特徴とする備品貸し出し管理システム。
【請求項4】
前記予約可否決定手段により、前記貸し出し申込み者の前記違反回数が所定値以下であることが検知されたとき、前記予約通知手段は、その予約申込み者に予約する旨を通知することを特徴とする請求項3記載の備品貸し出し管理システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−338164(P2006−338164A)
【公開日】平成18年12月14日(2006.12.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−159887(P2005−159887)
【出願日】平成17年5月31日(2005.5.31)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【出願人】(593107306)東芝電波システムエンジニアリング株式会社 (5)