説明

充電ケーブル

【課題】 取り扱いの容易な充電ケーブルを提供する。
【解決手段】
従来の充電ケーブルに変わって、給電プラグ受に脱着可能に結合できる給電プラグ本体と該給電プラグ本体に支持され給電プラグ受端子に電気的に接合できる給電プラグ端子と給電プラグ受端子と前記給電プラグ端子とが電気的に接合したときにその旨を表示する手段である接続正常表示手段とを有する給電プラグと、前記給電プラグ端子に一端を電気的に連結し前記給電プラグ本体から外に延びる電線ケーブルを有する充電ケーブル本体と、を備えるものとした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動車両に設けられた給電プラグ受に給電するのに用いる充電ケーブルに係る。特に、取り扱いの容易な充電ケーブルに関する。
【背景技術】
【0002】
複数の車両を駐車させるのに駐車機構を備える駐車装置を用いることがある。
駐車機構は、車両を入出庫空間と駐車空間との間で移動させて駐車させる。
例えば、駐車機構は、メリーゴーランド方式駐車機構、エレベータ方式駐車機構、エレベータ・スライド方式駐車機構、平面往復方式駐車機構、運搬格納方式駐車機構、二段方式・多段方式駐車機構、水平循環方式駐車機構、多層循環方式駐車機構、他がある。
例えば、エレベータ方式駐車機構では、垂直になった昇降路に沿って上下方向に多段の駐車空間を配し、車両を載せたケージを昇降路の中に昇降させて、車両をケージから駐車空間に移載し、駐車させる。電動機は、ケージを吊るケーブルを巻上げ、巻き下げする。さらに、他の電動機が、車両をケージと駐車空間との間で移動させる。
例えば、エレベータ・スライド方式駐車機構では、駐車空間を垂直方向と水平方向に多段に配列し、車両を搬送台車に乗せて入出庫空間と駐車空間の横との間で搬送し、車両を搬送台車と駐車空間との間で移載する。電動機が、搬送台車を移動させる。他の電動機が、車両を搬送台車と駐車空間との間で移動させる。
例えば、平面往復方式駐車機構では、駐車空間を水平に配列し、搬送台車が車両を入出庫空間と駐車空間の横との間で搬送し、車両を搬送台車と駐車空間との間で移載する。電動機が、搬送台車を移動させる。他の電動機が、車両を搬送台車と駐車空間との間で移動させる。
【0003】
一方、車両の電動化が加速している。これらの車両を電動車両と総称する。
電動車両50には、ハイブリッド自動車、プラグインハイブリッド自動車、電気自動車、電動バイク、等がある。
電動車両50は、交流電気を給電されるタイプと直流電気を給電されるタイプがある。
そこで、駐車している間に、電動車両50に給電することが考えられる。
電動車両50には、外部から給電して車載バッテリーを充電するタイプのものがある。
それらの電動車両50は、給電のための給電プラグ受を持つ。
急速充電器の給電プラグや100/200V等の電源コンセントに充電ケーブルを接続し充電ケーブルの給電プラグを電動車両50の給電プラグ受に接続することで充電を行う。
【0004】
例えば、駐車装置に駐車中に電動車両50に給電して充電させることが考えられる。
通例、充電ケーブルが電動車両50に準備される。
一般的な充電ケーブルは給電プラグと充電ケーブル本体と充電端子とで構成される。
給電プラグが、電動車両の給電プラグ受に電気的に結合できる電気機器である。
充電端子は、電気を給電する側に電気的に結合できる電気機器である。
充電ケーブル本体は、給電プラグと充電端子とを電気的に繋ぐ電気ケーブルである。
【0005】
車両を入出庫空間に置いたときに、運転手または操作員が充電ケーブルをセットすることが考えられる。
運転手または操作員が、給電プラグを車両の給電プラグ受に差込んた後で、入出庫空間から退避する。
その後で、駐車機構は、車両を駐車空間に移載し、駐車空間に駐車させる。
給電要求のある車両は、駐車空間において、充電ケーブルを介して給電される。
運転手または操作員が入出庫空間において給電プラグを車両の給電プラグ受に差込んだ際に、給電プラグ受と給電プラグの結合が適切でないと、車両は充電ケーブルを介して給電されない事が生じる。
【0006】
一般に、車両に内蔵された充電装置は、給電プラグ受端子に電圧が印加されているか否かで、給電プラグ受と給電プラグの結合が適切か否かを判断する。
しかし、入出庫空間では、充電ケーブルに電力が供給されない。従って、車両に搭載された充電装置が通常おこなうルーチンでは、給電プラグ受と給電プラグの結合が適切か否かを判断できない。
そこで、運転手または操作員が入出庫空間において給電プラグを車両の給電プラグ受に差込んだ際に、給電プラグ受と給電プラグの結合が適切であることを判断したいという要請があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は以上に述べた問題点に鑑み案出されたもので、取り扱いの容易な充電ケーブルを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明に係る電動車両に設けられ給電プラグ受端子を有する給電プラグ受に一端を脱着可能に結合できる充電ケーブルであって、給電プラグ受に脱着可能に結合できる給電プラグ本体と該給電プラグ本体に支持され給電プラグ受端子に電気的に接合できる給電プラグ端子と給電プラグ受端子と前記給電プラグ端子とが電気的に接合したときにその旨を表示する手段である接続正常表示手段とを有する給電プラグと、前記給電プラグ端子に一端を電気的に連結し前記給電プラグ本体から外に延びる電線ケーブルを有する充電ケーブル本体と、を備えるものとした。
【0009】
上記本発明の構成により、給電プラグ受端子を持つ給電プラグ受が電動車両に設けられる。給電プラグの給電プラグ本体が、給電プラグ受に脱着可能に結合できる。給電プラグの給電プラグ端子が、該給電プラグ本体に支持され給電プラグ受端子に電気的に接合できる。給電プラグの接続正常表示手段が、給電プラグ受端子と前記給電プラグ端子とが電気的に接合したときにその旨を表示する手段である。充電ケーブル本体の電線ケーブルが、前記給電プラグ端子に一端を電気的に連結し前記給電プラグ本体から外に延びる。
その結果、前記給電プラグが給電プラグ受に電気的に良好に結合することを確認できる。
【0010】
以下に、本発明の実施形態に係る充電ケーブルを説明する。本発明は、以下に記載した実施形態のいずれか、またはそれらの中の二つ以上が組み合わされた態様を含む。
【0011】
本発明の実施形態に係る充電ケーブルは、電動車両が給電プラグ受端子に給電し、前記接続正常表示手段が電力を給電されて点灯する表示灯と給電プラグ受端子と給電プラグ受端子に接合する前記給電プラグ端子とを介して電動車両から給電される電力を前記表示灯に導く接続正常表示回路とを持つ。
上記の実施形態の構成により、電動車両が給電プラグ受端子に給電する。前記接続正常表示手段の表示灯が電力を給電されて点灯する。前記接続正常表示手段の接続正常表示回路が、給電プラグ受端子と給電プラグ受端子に接合する前記給電プラグ端子とを介して電動車両から給電される電力を前記表示灯に導く。
その結果、前記給電プラグが給電プラグ受に電気的に良好に結合することを表示灯の点灯で確認できる。
【0012】
本発明の実施形態に係る充電ケーブルは、給電プラグ受が給電プラグ受端子に給電できる給電プラグ受電源手段を有し、前記接続正常表示手段が電力により点灯する表示灯と給電プラグ受端子と給電プラグ受端子に接合する給電プラグ端子とを介して給電プラグ受電源手段から給電される電力を前記表示灯に導く接続正常表示回路とを持つ。
上記の実施形態の構成により、給電プラグ受の給電プラグ受電源手段が、給電プラグ受端子に給電できる。前記接続正常表示手段の表示灯が電力により点灯する。前記接続正常表示手段の接続正常表示回路が、給電プラグ受端子と給電プラグ受端子に接合する前記給電プラグ端子とを介して給電プラグ受電源手段から給電される電力を前記表示灯に導く。
その結果、前記給電プラグが給電プラグ受に電気的に良好に結合することを表示灯の点灯で確認できる。
【0013】
本発明の実施形態に係る充電ケーブルは、給電プラグ受電源手段が電力を出力する電源である給電プラグ受電源と給電プラグ受電源の出力する電力を給電プラグ受端子に導く回路である給電プラグ受電源回路とを持ち、前記給電プラグ受電源回路が給電プラグ受端子に所定電圧より高い電圧を印加されると遮断される様になった。
上記の実施形態の構成により、給電プラグ受電源手段の給電プラグ受電源が、電力を出力する電源である給電プラグ受電源手段の給電プラグ受電源回路が、給電プラグ受電源の出力する電力を給電プラグ受端子に導く回路である。前記給電プラグ受電源回路が給電プラグ受端子に所定電圧より高い電圧を印加されると遮断される様になった。
その結果、給電時に給電プラグ受電源回路を遮断できる。
【0014】
本発明の実施形態に係る充電ケーブルは、給電プラグ受が少なくとも1対の給電プラグ受端子と1対の給電プラグ受端子を短絡できる回路である給電プラグ受短絡回路を持つ給電プラグ受短絡手段とを有し、前記接続正常表示手段が電力により点灯する表示灯と少なくとも1対の給電プラグ端子に接続され電力を給電できる電源回路である接続正常表示回路とを持ち、前記表示灯が1対の給電プラグ受端子と1対の前記給電プラグ端子とが電気的に接合したときに前記給電プラグ受短絡回路と前記接続正常表示回路とを含んで形成される閉ループの途中に設けられる。
上記の実施形態の構成により、給電プラグ受が少なくとも1対の給電プラグ受端子と給電プラグ受短絡手段とを有する。給電プラグ受短絡手段の給電プラグ受短絡回路が1対の給電プラグ受端子を短絡できる回路である。前記接続正常表示手段の表示灯が、電力により点灯する。前記接続正常表示手段の接続正常表示回路が、少なくとも1対の給電プラグ端子に接続され電力を給電できる電源回路である。前記表示灯が1対の給電プラグ受端子と1対の前記給電プラグ端子とが電気的に接合したときに前記給電プラグ受短絡回路と前記接続正常表示回路とを含んで形成される閉ループの途中に設けられる。
その結果、前記給電プラグが給電プラグ受に電気的に良好に結合することを表示灯の点灯で確認できる。
【0015】
本発明の実施形態に係る充電ケーブルは、給電プラグ受短絡回路が給電プラグ受端子に所定電圧を越える電圧を印加されると遮断される様になった。
上記の実施形態の構成により、給電プラグ受短絡回路が給電プラグ受端子に所定電圧を越える電圧を印加されると遮断される。
その結果、給電時に前記給電プラグ受短絡回路を遮断できる。
【0016】
本発明の実施形態に係る充電ケーブルは、給電プラグ受が少なくとも1対の給電プラグ受端子と1対の給電プラグ受端子を短絡できる回路である給電プラグ受短絡回路をもつ給電プラグ受短絡手段とを有し、前記接続正常表示手段が電力により点灯する表示灯を持ち、前記充電ケーブル本体が少なくとも1対の前記給電プラグ端子に一端を電気的に連結し前記給電プラグ本体から外に延びる少なくとも1対の電線ケーブルと少なくとも1対の電線ケーブルに接続され電力を給電できる回路である接続正常電源回路を持つ接続正常電源手段とを有し、前記表示灯が1対の給電プラグ受端子と1対の前記給電プラグ端子とが電気的に接合したときに前記給電プラグ受短絡回路と少なくとも1対の前記電線ケーブルと前記接続正常電源回路とを含んで形成される閉ループの途中に設けられる。
上記の実施形態の構成により、給電プラグ受が少なくとも1対の給電プラグ受端子と給電プラグ受短絡手段とを有する。給電プラグ受短絡手段が、1対の給電プラグ受端子を短絡できる回路である。前記接続正常表示手段の表示灯が、電力により点灯する。前記充電ケーブル本体が接続正常電源手段とを有する。接続正常電源手段の接続正常電源回路が、少なくとも1対の前記給電プラグ端子に一端を電気的に連結し前記給電プラグ本体から外に延びる少なくとも1対の電線ケーブルと少なくとも1対の電線ケーブルに接続され電力を給電できる回路である。前記表示灯が1対の給電プラグ受端子と1対の前記給電プラグ端子とが電気的に接合したときに前記給電プラグ受短絡回路と少なくとも1対の前記電線ケーブルと前記接続正常電源回路とを含んで形成される閉ループの途中に設けられる。
その結果、前記給電プラグが給電プラグ受に電気的に良好に結合することを表示灯の点灯で確認できる。
【0017】
本発明の実施形態に係る充電ケーブルは、給電プラグ受短絡回路が給電プラグ受端子に所定電圧を越える電圧を印加されると遮断されるなった。
上記の実施形態の構成により、給電プラグ受短絡回路が給電プラグ受端子に所定電圧を越える電圧を印加されると遮断される。
その結果、給電時に前記給電プラグ受短絡回路を遮断できる。
【0018】
本発明の実施形態に係る充電ケーブルは、給電プラグ受が被係合部を設けられ、前記給電プラグ本体が給電プラグ受に脱着可能に結合するときに被係合部に係合する係合部材を持ち、前記給電プラグが前記係合部材が被係合部に係合したときにその旨を表示する手段である結合正常表示手段を有する、
上記の実施形態の構成により、給電プラグ受が被係合部を設けられる。前記給電プラグ本体の係合部材が、給電プラグ受に脱着可能に結合するときに被係合部に係合する。前記給電プラグの結合正常表示手段が、前記係合部材が被係合部に係合したときにその旨を表示する手段である。
その結果、前記給電プラグが給電プラグ受に機械的に良好に結合することを確認できる。
【0019】
本発明の実施形態に係る充電ケーブルは、給電プラグ受が被係合部を設けられ、前記給電プラグ本体が給電プラグ受に脱着可能に結合するときに被係合部に係合する係合部材を持ち、前記給電プラグが該係合部材が被係合部に係合したときにその旨を表示する手段である結合正常表示手段を有し、前記結合正常表示手段が電力により点灯する表示灯と前記係合部材が被係合部に係合するときに押されて内部回路をオンまたはオフするリミットスイッチと前記リミットスイッチがオンまたはオフすると前記給電プラグ端子に給電された電力を前記表示灯に導く回路である結合正常表示回路とを持つ。
上記の実施形態の構成により、給電プラグ受が被係合部を設けられる。前記給電プラグ本体の係合部材が、給電プラグ受に脱着可能に結合するときに被係合部に係合する。前記給電プラグの結合正常表示手段が、該係合部材が被係合部に係合したときにその旨を表示する手段である。前記結合正常表示手段の表示灯が、電力により点灯する。前記結合正常表示手段のリミットスイッチが、前記係合部材が被係合部に係合するときに、押されて内部回路をオンまたはオフする。前記結合正常表示手段の結合正常表示回路が、前記リミットスイッチがオンまたはオフすると、前記給電プラグ端子に給電された電力を前記表示灯に導く回路である
その結果、前記給電プラグが給電プラグ受に機械的に良好に結合することを表示灯の点灯で確認できる。
【0020】
本発明の実施形態に係る充電ケーブルは、前記係合部材の姿勢が被係合部に係合するときの係合姿勢と被係合部に係合しないときに非係合姿勢との間で変化し、前記係合姿勢と前記非係合姿勢の変化を視認できる。
上記の実施形態の構成により、前記係合部材の姿勢が被係合部に係合するときの係合姿勢と被係合部に係合しないときに非係合姿勢との間で変化し、前記係合姿勢と前記非係合姿勢の変化を視認できる。
その結果、前記給電プラグが給電プラグ受に機械的に良好に結合することを表示灯の点灯で確認できる。
【0021】
本発明の実施形態に係る充電ケーブルは、前記給電プラグが電動車両へ給電中であることを表示する手段である充電中表示手段を有し、充電中表示手段が電力により点灯する表示灯と給電プラグ端子に所定の電圧値である所定電圧値を越える電圧が印加されると前記給電プラグ端子に給電された電力を前記表示灯に導く回路である充電中表示回路を有する。
上記の実施形態の構成により、前記給電プラグの充電中表示手段が、電動車両へ給電中であることを表示する手段である。充電中表示手段の表示灯が、電力により点灯する。充電中表示手段の充電中表示回路が、給電プラグ端子に所定の電圧値である所定電圧値を越える電圧が印加されると、前記給電プラグ端子に給電された電力を前記表示灯に導く回路である
その結果、給電ケーブルを介して電動車両へ給電するのを確認できる。
【発明の効果】
【0022】
以上説明したように、本発明に係る充電ケーブルは、その構成により、以下の効果を有する。
前記充電ケーブル本体の先端にある前記給電プラグが、給電プラグ受に結合し、前記給電プラグ端子と給電プラグ受端子とが電気的に接合した旨を表示する前記接続正常表示手段を設けらる様にしたので、前記給電プラグが給電プラグ受に電気的に良好に結合することを確認できる。
また、電動車両が給電プラグ受端子に給電し、接合する給電プラグ受端子と前記給電プラグ端子とを介して電力を前記接続正常表示手段に給電し表示灯を点灯する様にしたので、前記給電プラグが給電プラグ受に電気的に良好に結合することを表示灯の点灯で確認できる。
また、給電プラグ受電源回路が給電プラグ受端子に給電し、接合する給電プラグ受端子と前記給電プラグ端子とを介して電力を前記接続正常表示手段に給電し表示灯を点灯する様にしたので、前記給電プラグが給電プラグ受に電気的に良好に結合することを表示灯の点灯で確認できる。
また、給電プラグ受端子に電圧を印加されると給電プラグ受電源回路が遮断する様にしたので、給電時に給電プラグ受電源回路を遮断できる。
また、1対の給電プラグ受端子と1対の前記給電プラグ端子とが電気的に接合したときに 1対の給電プラグ受端子を短絡する前記給電プラグ受短絡回路と1対の給電プラグ端子に電力を給電する接続正常様電源回路とを含んで形成される閉ループの途中に前記表示灯を設ける様にしたので、前記給電プラグが給電プラグ受に電気的に良好に結合することを表示灯の点灯で確認できる。
また、給電プラグ受端子に電圧を印加されると前記給電プラグ受短絡回路が遮断する様にしたので、給電時に前記給電プラグ受短絡回路を遮断できる。
また、1対の給電プラグ受端子と1対の前記給電プラグ端子とが電気的に接合したときに、1対の給電プラグ受端子を短絡する前記給電プラグ受短絡回路と1対の電線ケーブルと給電プラグ端子に電力を給電する接続正常電源回路とを含んで形成される閉ループの途中に前記表示灯を設ける様にしたので、前記給電プラグが給電プラグ受に電気的に良好に結合することを表示灯の点灯で確認できる。
また、給電プラグ受端子に電圧を印加されると給電プラグ受短絡回路が遮断する様にしたので、給電時に前記給電プラグ受短絡回路を遮断できる。
また、給電プラグ本体の係合部材が給電プラグ受の被係合部に係合するときに、結合正常手段がその旨を表示する様にしたので、前記給電プラグが給電プラグ受に機械的に良好に結合することを確認できる。
また、係合部材が係合部に係合すると、リミットスイッチが被係合部に押されてオンまたはオフして給電プラグ端子に給電された電力を表示灯に導く様にしたので、前記給電プラグが給電プラグ受に機械的に良好に結合することを表示灯の点灯で確認できる。
また、前記係合部材が係合部に係合すると姿勢を非係合姿勢から係合姿勢に変化し、非係合姿勢から係合姿勢に変化するのを視認できる様にしたので、前記給電プラグが給電プラグ受に機械的に良好に結合することを表示灯の点灯で視認できる。
また、所定電圧値を越える電圧が印加されると前記給電プラグ端子に給電された電力を前記充電表示手段に導き表示灯を点灯させる様にしたので、給電ケーブルを介して電動車両へ給電するのを確認できる。
従って、取り扱いの容易な充電ケーブルを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の実施形態に係る駐車装置の構造図である。
【図2】本発明の実施形態に係る駐車装置のA−A線断面図である。
【図3】本発明の実施形態に係る駐車装置の部分正面図である。
【図4】本発明の実施形態に係る充電ケーブルの部分図である。
【図5】本発明の実施形態に係る充電ケーブルのB−B断面図である。
【図6】本発明の第一の実施形態に係る充電ケーブルと車両の概念図である。
【図7】本発明の第二の実施形態に係る充電ケーブルと車両の概念図である。
【図8】本発明の第三の実施形態に係る充電ケーブルと車両の概念図である。
【図9】本発明の第四の実施形態に係る充電ケーブルと車両の概念図である。
【図10】本発明の第五の実施形態に係る充電ケーブルと車両の概念図である。
【図11】本発明の第六の実施形態に係る充電ケーブルの構造図である。
【図12】本発明の第七の実施形態に係る充電ケーブルの構造図である。
【図13】本発明の第七の実施形態に係る充電ケーブルと車両の概念図である。
【図14】他の形式の駐車装置の構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、本発明を実施するための形態を、図面を参照して説明する。
電動車両50は、直流または交流の電気を給電される自動車である。
例えば、電動車両50は、電気を給電され、電気または液体燃料で動くハイブリッド自動車である。
例えば、電動車両50は、電気を給電され、電気のみで動く自動車である。
電動車両50は、外装面Sに開口をもつ給電プラグ受空間Oを設けられる。
電動車両50は、給電プラグ受空間Oの開口を開閉可能な蓋を設けられる。
給電プラグ受60が、給電プラグ受空間Oに固定される。
給電プラグ受60は、給電プラグ受本体61と給電プラグ受端子62とで構成される。
給電プラグ受60は、給電プラグ受本体61と複数の給電プラグ受端子62とで構成されてもよい。
給電プラグ受本体61は、給電プラグ受空間Oに固定される。
給電プラグ受端子62は、給電される動力用または信号用の電気を受ける端子である。
給電プラグ受端子62は、給電プラグ受本体61に支持される。
給電プラグ受端子62への電力の伝達は、接触式または非接触式で行われる。
【0025】
電動車両は、バッテリー30と充電装置40とを設けられる。
バッテリ30は、動力用の電力を出力する電気素子である。
例えば、バッテリー30は、二次バッテリーである。
充電装置40は、給電プラグ受60から給電された電力をバッテリー30に給電する装置である。
充電装置40は、充電コントローラ41と整流器42と電流監視機器43と電圧監視機器44と充電用スイッチ45とで構成される。
充電コントローラ41は、整流器42と電流監視機器43と電圧監視機器44と充電用スイッチ45を制御して、バッテリー30に充電用の電力を給電する電気機器である。
整流器42は、給電プラグ受60から給電された交流電気を直流電気に変換する電子機器である。
電流監視機器43は、バッテリー30に給電する電気の電流を監視する電気機器である。
電圧監視機器44は、バッテリー30に給電する電気の電圧を監視する電気機器である。
【0026】
最初に、本発明の実施形態にかかる駐車装置を説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る駐車装置の構造図である。図2は、本発明の実施形態に係る駐車装置のA−A線断面図である。図3は、本発明の実施形態に係る駐車装置の部分正面図である。
以下では、エレベータ方式駐車機構を採用する駐車装置に本願の発明を適用したものを例にして、説明する。
【0027】
本発明の実施形態にかかる駐車装置は、電動車両50を含む車両を駐車させるであって、電源機器100と駐車機構200と給電機器300と充電ケーブル400とで構成される。
【0028】
電源機器100は、所定の定格電力容量を設定され電気を給電できる機器である。
電源機器100は、契約上または性能上、定格電力容量以下で電気を給電することを推賞される。
電源機器100は、後述する駐車機構200と給電機器300とに電気を給電可能である。
電源機器100は、複数の駐車機構200と複数の給電機器300とに電気を給電してもよい。
電源機器100は、200Vの電気を駐車機構200に給電し、100Vの電気を電動車両50に給電してもよい。
この様にすると電動車両に給電できる電流値が約倍になり、複数の電動車両にきめ細かく給電できる。
【0029】
駐車機構200は、電源機器から給電される電気により駆動され複数の車両を駐車させることをできる機構である。
例えば、駐車機構200は、複数の車両を入出庫空間212と複数の駐車空間211との間で移動し複数の駐車空間211に各々に駐車させる機器である。
例えば、駐車機構200は、複数の駐車空間211と入出庫空間212と複数のパレット213と駐車機構構造214と昇降機器215と横行機器216とで構成される。
駐車空間211は、電動車両を含む車両50を駐車させる空間である。
複数の駐車空間211は、昇降路Hの左右に多段に並ぶ。
入出庫空間212は、車両を入庫させる空間または車両を出庫させる空間である。
パレット213は、車両を載せる構造体である。
複数のパレットが、複数の駐車空間211に各々に置かれる。
パレット213は、パレット本体と中継機器とで構成される。
パレット本体は、上から見て四辺形の板構造である。
中継機器は、後述する給電機器の給電端子に脱着可能に電気的に接続できる機器である。
後述する給電機器300は、中継機器に接続された充電ケーブル400を介してパレット213に乗った電動車両50に給電できる。
駐車機構構造214は、駐車機構200の主構造体であり、駐車空間211と入出庫空間212とを形成する。
昇降機器215は、パレット213を複数の駐車空間211のうちの一つの駐車空間211と入出庫空間212との間で移動させる機構である。
横行機器は、パレット213を昇降機器215と駐車空間211との間で横行させる機器である。
図1は、昇降機器215が車両を載せたパレット213を昇降路Hの中で昇降させる様子を示している。
【0030】
給電機器300は、電源機器から給電される電気を複数の電動車両50に各々に給電できる機器である。
給電機器300は、給電端子310と給電ケーブル320とで構成される。
【0031】
充電ケーブル400は、電動車両50に設けられ給電プラグ受端子を持つ給電プラグ受に一端を脱着可能に結合できるケーブルである。
充電ケーブル400は、電動車両50の備え付けられてもよい。
以下に、複数の実施形態にかかる充電ケーブルを詳述する。
【0032】
以下に、第一の実施形態にかかる充電ケーブルを、図を基に、説明する。
図4は、本発明の実施形態に係る充電ケーブルの部分図である。図5は、本発明の実施形態に係る充電ケーブルのB−B断面図である。図6は、本発明の第一の実施形態に係る充電ケーブルと車両の概念図である。
電動車両50が給電プラグ受端子62に給電する。
例えば、電動車両50の給電プラグ受電源回路63aがバッテリー30の出力を給電プラグ受端子62に導く。
例えば、電動車両50の給電プラグ受電源回路63aがバッテリー30の1対の出力を1対の給電プラグ受端子62に導く。
給電プラグ受電源回路63aは、給電プラグ受端子62に所定電圧を越える電圧を印加されると遮断されてもよい。
例えば、遮断スイッチ63cが、給電プラグ受端子62に所定電圧を越える電圧を印加されると給電プラグ受電源回路63aを遮断する。
例えば、遮断スイッチ63cは、給電プラグ受端子62に所定電圧を越える電圧で印可される電力により駆動される電磁スイッチである。
【0033】
充電ケーブル400は、給電プラグ410と充電ケーブル本体420と充電端子430と漏電検知器440とで構成される。
【0034】
給電プラグ410は、給電プラグ受60に脱着可能に電気的に結合する部材である。
給電プラグ410は、給電プラグ本体411と給電プラグ端子412と接続正常表示手段413とで構成される。
給電プラグ410は、給電プラグ本体411と複数の給電プラグ端子412と接続正常表示手段413とで構成されてもよい。
給電プラグ410は、給電プラグ本体411と複数の動力用の給電プラグ端子412と複数の信号用の給電プラグ端子412と接続正常表示手段413とで構成されてもよい。
【0035】
給電プラグ本体411は、給電プラグ受60に脱着可能に結合できる部材である。
例えば、給電プラグ本体411は、給電プラグ受本体61に脱着可能に結合できる。
給電プラグ本体411は、給電プラグ本体ロック411aと給電プラグ主本体411bとで構成されてもよい。
給電プラグ本体ロック411aは、給電プラグ受本体61に脱着可能に係合する部材である。
給電プラグ本体ロック411aの一部が、給電プラグ主本体411bの外周から突起する突起部を設けられる。
給電プラグ410を給電プラグ受60に脱着方向に沿って差し込むと、給電プラグ本体ロック411aが給電プラグ受本体61に係合し、給電プラグ410が給電プラグ受60に結合する。
突起部を押しつつ給電プラグ410を給電プラグ受60から脱着方向に沿って引き抜くと、給電プラグ本体ロック411aの係合が外れて、給電プラグ410が給電プラグ受60から抜ける。
脱着方向は、給電プラグ410を給電プラグ受60に脱着するために移動させる方向である。
給電プラグ主本体411bは、給電プラグ本体ロック441aと給電プラグ端子412とを支持する構造部材である。
【0036】
給電プラグ端子412は、給電プラグ本体411に支持され給電プラグ受端子62に電気的に接合できる端子部材である。
給電プラグ410が給電プラグ受60に結合すると、給電プラグ端子412と給電プラグ受端子62とが電気的に接合する。
給電プラグ410が給電プラグ受60に結合すると、複数の給電プラグ端子412と複数の給電プラグ受端子62とが各々に電気的に接合してもよい。
図4、図5は、給電プラグ410が給電プラグ受60に結合し、給電プラグ端子412と給電プラグ受端子62とが電気的に接合する様子を示している。
【0037】
接続正常表示手段413は、給電プラグ受端子62と給電プラグ端子412とが電気的に接合したときにその旨を表示する手段である。
接続正常表示手段413が、表示灯413bと接続正常表示回路413aとで構成される。
【0038】
表示灯413bが、電力を給電されて点灯する。
例えば、表示灯413bがLEDで構成される。
接続正常表示回路413aが、給電プラグ受端子62と給電プラグ受端子62に接合する給電プラグ端子412とを介して電動車両50から給電される電力を表示灯413bに導く回路である。
例えば、接続正常表示回路413aは、両端を1対の給電プラグ端子412に各々に結合され、途中に表示灯413bを設けられた回路である。
例えば、接続正常表示回路413aは、両端を1対の給電プラグ端子412に各々に結合され、途中に表示灯413bと負荷とを設けられた回路である。
負荷は、適切な電圧が表示灯413bに印加されるためのものである。
【0039】
充電ケーブル本体420は、給電プラグ410と後述する充電端子430とを電気的に連結する部材である。
充電ケーブル本体420は、電線ケーブル421で構成される。
【0040】
電線ケーブル421は、給電プラグ端子412に一端を電気的に連結し給電プラグ本体411から外に延びるケーブルである。
電線ケーブル421は、他端を後述する充電端子430に電気的に連結してもよい。
【0041】
充電端子430は、充電ケーブル本体420の他端に電気的に接続される端子である。
例えば、充電端子430は、パレット213に設けられる中継機器に脱着可能に電気的に接合できるコンセント形式の端子である。
例えば、充電端子は、100V又は200Vの交流用2相または3相用のコンセントである。
【0042】
漏電検知器440は、充電ケーブル400を用いて電動車両50に電気を給電中の漏電を検知する電気機器である。
【0043】
以下に、第二の実施形態にかかる充電ケーブルを、図を基に、説明する。
図7は、本発明の第二の実施形態に係る充電ケーブルと車両の概念図である。
電動車両50が給電プラグ受端子62に給電する。
給電プラグ受60は、給電プラグ受電源手段63を備える。
給電プラグ受電源手段63は、給電プラグ受端子に給電できる。
給電プラグ受電源手段63は、給電プラグ受端子に所定電圧の電力を給電できてもよい。
給電プラグ受電源手段63は、給電プラグ受端子に所定電圧の電力を一時的に給電できてもよい。
【0044】
例えば、給電プラグ受電源手段63は、給電プラグ受電源回路63aと給電プラグ受電源63bとで構成される。
給電プラグ受電源回路63aは、両端を1対のプラグ受端子62に接続される。
給電プラグ受電源63bは、電力を出力できる電源である。
例えば、給電プラグ受電源63bは、バッテリである。
例えば、給電プラグ受電源63bは、二次バッテリである。
給電プラグ受電源63bは、給電プラグ受電源回路63aの途中に設けられる。
給電プラグ受電源回路63aは、給電プラグ受電源63bの出力する電力を給電プラグ受端子62に導く。
電流が給電プラグ受電源回路63aを給電プラグ受電源63bのプラス側からマイナス側へのみ流れる様にしてもよい。
【0045】
充電ケーブル400は、給電プラグ410と充電ケーブル本体420と充電端子430と漏電検知器440とで構成される。
【0046】
給電プラグ410は、給電プラグ受60に脱着可能に電気的に結合する部材である。
給電プラグ410は、給電プラグ本体411と給電プラグ端子412と接続正常表示手段413とで構成される。
給電プラグ410は、給電プラグ本体411と複数の給電プラグ端子412と接続正常表示手段413とで構成されてもよい。
給電プラグ410は、給電プラグ本体411と複数の動力用の給電プラグ端子412と複数の信号用の給電プラグ端子412と接続正常表示手段413とで構成されてもよい。
【0047】
給電プラグ本体411の構造は、第一の実施形態にかかる充電ケーブルのものと同じなので、説明を省略する。
【0048】
給電プラグ端子412の構造は、第一の実施形態にかかる充電ケーブルのものと同じなので、説明を省略する。
【0049】
接続正常表示手段413は、給電プラグ受端子62と給電プラグ端子412とが電気的に接合したときにその旨を表示する手段である。
接続正常表示手段413が、表示灯413bと接続正常表示回路413aとで構成される。
【0050】
表示灯413bが、電力を給電されて点灯する。
例えば、表示灯413bがLEDで構成される。
接続正常表示回路413aが、給電プラグ受端子62と給電プラグ受端子62に接合する給電プラグ端子412とを介して電動車両50から給電される電力を表示灯413aに導く回路である。
例えば、接続正常表示回路413aは、両端を1対の給電プラグ端子412に各々に結合され、途中に表示灯413bを設けられた回路である。
例えば、接続正常表示回路413aは、両端を1対の給電プラグ端子412に各々に結合され、途中に表示灯413bと負荷とを設けられた回路である。
【0051】
充電ケーブル本体420は、給電プラグ410と後述する充電端子430とを電気的に連結する部材である。
充電ケーブル本体420は、電線ケーブル421で構成される。
【0052】
電線ケーブル421は、給電プラグ端子412に一端を電気的に連結し給電プラグ本体411から外に延びるケーブルである。
電線ケーブル421は、他端を後述する充電端子430に電気的に連結してもよい。
【0053】
充電端子430と漏電検知器440との構造は、第一の実施形態にかかる充電ケーブルのものと同じなので、説明を省略する。
【0054】
以下に、第三の実施形態にかかる充電ケーブルを、図を基に、説明する。
図8は、本発明の第三の実施形態に係る充電ケーブルと車両の概念図である。
【0055】
電動車両50が給電プラグ受端子62に給電する。
給電プラグ受60は、給電プラグ受電源手段63を備える。
給電プラグ受電源手段63は、給電プラグ受端子62に給電できる。
給電プラグ受電源手段63は、給電プラグ受端子62に所定電圧の電力を給電できてもよい。
給電プラグ受電源手段63は、給電プラグ受端子62に所定電圧の電力を一時的に給電できてもよい。
給電プラグ受電源手段63は、給電プラグ受端子62に所定電圧の電力を一時的に給電できる給電プラグ受電源回路63aをもつ。
給電プラグ受電源回路63aは、給電プラグから給電プラグ受端子62と給電プラグ受端子62に接合する給電プラグ端子412とを介して給電プラグ受端子62に電圧を印加されると遮断される様になっていてもよい。
給電プラグ受電源回路63aは、給電プラグ受端子62に所定電圧を越える電圧を印加されると遮断される様になっていてもよい。
給電プラグ受電源回路63aは、給電プラグから給電プラグ受端子62と給電プラグ受端子62に接合する給電プラグ端子412とを介して給電プラグ受端子62に所定電圧を越える電圧を印加されると遮断される様になっていてもよい。
【0056】
例えば、給電プラグ受電源手段63は、給電プラグ受電源回路63aと給電プラグ受電源63bとで構成される。
例えば、給電プラグ受電源手段63は、給電プラグ受電源回路63aと給電プラグ受電源63bと遮断スイッチ63cとで構成される。
給電プラグ受電源回路63aは、両端を1対のプラグ受端子62に接続される。
給電プラグ受電源63bは、電力を出力できる電源である。
例えば、給電プラグ受電源63bは、バッテリである。
例えば、給電プラグ受電源63bは、二次バッテリである。
給電プラグ受電源63bは、給電プラグ受電源回路63aの途中に設けられる。
給電プラグ受電源回路63aは、給電プラグ受電源63bの出力する電力を給電プラグ受端子62に導く。
遮断スイッチ63cは、給電プラグ受端子62に所定電圧を越える電圧を印加されると給電プラグ受電源回路63aを遮断する電気素子である。
遮断スイッチ63cは、給電プラグから給電プラグ受端子と給電プラグ受端子に接合する給電プラグ端子とを介して、給電プラグ受端子に所定電圧を越える電圧を印加されると給電プラグ受電源回路63aを遮断する電気素子である。
遮断スイッチ63cが、給電プラグ受電源63bと直列に連なる様に、給電プラグ受電源回路63aの途中に設けられる。
例えば、遮断スイッチ63cは、給電プラグ受端子62に所定電圧を越える電圧で印加される電力で駆動される電磁スイッチである。
【0057】
充電ケーブル400は、給電プラグ410と充電ケーブル本体420と充電端子430と漏電検知器440とで構成される。
【0058】
給電プラグ410は、給電プラグ受60に脱着可能に電気的に結合する部材である。
給電プラグ410は、給電プラグ本体411と給電プラグ端子412と接続正常表示手段413とで構成される。
給電プラグ410は、給電プラグ本体411と複数の給電プラグ端子412と接続正常表示手段413とで構成されてもよい。
給電プラグ410は、給電プラグ本体411と複数の動力用の給電プラグ端子412と複数の信号用の給電プラグ端子412接続正常表示手段413とで構成されてもよい。
【0059】
給電プラグ本体411の構造は、第一の実施形態にかかる充電ケーブルのものと同じなので、説明を省略する。
【0060】
給電プラグ端子412の構造は、第一の実施形態にかかる充電ケーブルのものと同じなので、説明を省略する。
【0061】
接続正常表示手段413は、給電プラグ受端子62と給電プラグ端子412とが電気的に接合したときにその旨を表示する手段である。
接続正常表示手段413が、表示灯413bと接続正常表示回路413aとで構成されてもよい。
表示灯413bが、電力を給電されて点灯する。
例えば、表示灯413bがLEDで構成される。
接続正常表示回路413aが、給電プラグ受端子62と給電プラグ受端子62に接合する給電プラグ端子412とを介して電動車両50から給電される電力を表示灯413bに導く回路である。
例えば、接続正常表示回路413aの両端を1対の給電プラグ端子412に各々に結合され、途中に表示灯413bを設けられた回路である。
例えば、接続正常表示回路413aの両端が1対の給電プラグ端子412に各々に結合され、途中に表示灯413bと負荷とを設けられた回路である。
【0062】
接続正常表示回路413aは、給電プラグ端子412に所定電圧を越える電圧が印加されると遮断される様になっていてもよい。
接続正常表示手段413が表示灯413bと接続正常表示回路413aと遮断スイッチ413cで構成されてもよい。
遮断スイッチ413cは、給電プラグ端子412に所定電圧を越える電圧が印加されると、接続正常表示回路413aを遮断する。
例えば、遮断スイッチ413cは、給電プラグ端子412に所定電圧を越える電圧で印加される電力により駆動される電磁スイッチである。
【0063】
充電ケーブル本体420は、給電プラグ410と後述する充電端子430とを電気的に連結する部材である。
充電ケーブル本体420は、電線ケーブル421で構成される。
【0064】
電線ケーブル421は、給電プラグ端子412に一端を電気的に連結し給電プラグ本体411から外に延びるケーブルである。
電線ケーブル421は、他端を後述する充電端子430に電気的に連結してもよい。
【0065】
充電端子430と漏電検知器440との構造は、第一の実施形態にかかる充電ケーブルのものと同じなので、説明を省略する。
【0066】
以下に、第四の実施形態にかかる充電ケーブルを、図を基に、説明する。
図9は、本発明の第四の実施形態に係る充電ケーブルと車両の概念図である。
【0067】
給電プラグ受60が、少なくとも1対の給電プラグ受端子62と給電プラグ受短絡手段64とで構成される。
給電プラグ受短絡手段64は、1対の給電プラグ受端子62を短絡できる回路である給電プラグ受短絡回路64aで構成される。
給電プラグ受短絡手段64は、1対の給電プラグ受端子62を一時的に短絡できる回路である給電プラグ受短絡回路64aで構成されていてもよい。
給電プラグ受短絡回路64aが、給電プラグ受端子62に電圧を印加されると遮断される様になっていてもよい。
給電プラグ受短絡回路64aが、給電プラグ410から給電プラグ受端子62と給電プラグ受端子62に接合する給電プラグ端子412とを介して給電プラグ受端子62に電圧を印加されると遮断される様になっていてもよい。
給電プラグ受短絡回路64aが、給電プラグ410から給電プラグ受端子62と給電プラグ受端子52に接合する給電プラグ端子412とを介して給電プラグ受端子62に所定電圧を越える電圧を印加されると遮断される様になっていてもよい。
【0068】
給電プラグ受短絡手段64は、給電プラグ受短絡回路64aと遮断スイッチ64bとで構成される。
給電プラグ受短絡回路64aは、両端を1対のプラグ受端子62に接続される。
遮断スイッチ64bが、給電プラグ受短絡回路64aの途中に設けられる。
遮断スイッチ64bは、給電プラグ410から給電プラグ受端子62と給電プラグ受端子62に接合する給電プラグ端子412とを介して給電プラグ受端子62に電圧を印加されると給電プラグ受短絡回路64aを遮断する電気素子である。
遮断スイッチ64bは、給電プラグ受端子62に所定電圧を越える電圧を印加されると給電プラグ受短絡回路64aを遮断する電気素子である。
遮断スイッチ64bは、給電プラグ410から給電プラグ受端子62と給電プラグ受端子62に接合する給電プラグ端子412とを介して給電プラグ受端子62に所定電圧を越える電圧を印加されると給電プラグ受短絡回路64aを遮断する電気素子である。
例えば、遮断スイッチ64bは、給電プラグ受端子62に所定電圧を越える電圧を印加される電力により駆動される電磁スイッチである。
【0069】
充電ケーブル400は、給電プラグ410と充電ケーブル本体420と充電端子430と漏電検知器440とで構成される。
【0070】
給電プラグ410は、給電プラグ受60に脱着可能に電気的に結合する部材である。
給電プラグ410は、給電プラグ本体411と給電プラグ端子412と接続正常表示手段413とで構成される。
給電プラグ410は、給電プラグ本体411と複数の給電プラグ端子412と接続正常表示手段413とで構成されてもよい。
給電プラグ410は、給電プラグ本体411と複数の動力用の給電プラグ端子412と複数の信号用の給電プラグ端子412と接続正常表示手段413とで構成されてもよい。
【0071】
給電プラグ本体411の構造は、第一の実施形態にかかる充電ケーブルのものと同じなので、説明を省略する。
【0072】
給電プラグ端子412の構造は、第一の実施形態にかかる充電ケーブルのものと同じなので、説明を省略する。
【0073】
接続正常表示手段413は、給電プラグ受端子62と給電プラグ端子412とが電気的に接合したときにその旨を表示する手段である。
接続正常表示手段413が、接続正常表示回路413aと表示灯413bと接続正常電源413dとで構成される。
表示灯413bが、1対の給電プラグ受端子62と1対の給電プラグ端子412とが電気的に接合したときに、給電プラグ受短絡回路64aと接続正常表示回路413aとを含んで形成される閉ループの途中に設けられる。
表示灯413bは、電力により点灯する。
例えば、表示灯413bがLEDで構成される。
接続正常表示回路413aは、少なくとも1対の給電プラグ端子412に接続され電力を給電できる電源回路である。
例えば、接続正常表示回路413aは、両端を1対の給電プラグ端子412に各々に結合され、途中に表示灯413bを設けられた回路である。
例えば、接続正常表示回路413aは、両端を1対の給電プラグ端子412に各々に結合され、途中に表示灯413bと接続正常電源413dとを設けられた回路である。
【0074】
接続正常表示回路413aは、給電プラグ端子412に所定電圧を越える電圧が印加されると遮断される様になっていてもよい。
接続正常表示手段413が、接続正常表示回路413aと表示灯413bと遮断スイッチ413cと接続正常電源413dとで構成されてもよい。
遮断スイッチ413cは、給電プラグ端子412に所定電圧を越える電圧が印加されると、接続正常表示回路413aを遮断する。
【0075】
充電ケーブル本体420は、給電プラグ410と後述する充電端子430とを電気的に連結する部材である。
充電ケーブル本体420は、電線ケーブル421で構成される。
【0076】
電線ケーブル421は、給電プラグ端子412に一端を電気的に連結し給電プラグ本体411から外に延びるケーブルである。
電線ケーブル421は、他端を後述する充電端子430に電気的に連結してもよい。
【0077】
充電端子430と漏電検知器440との構造は、第一の実施形態にかかる充電ケーブルのものと同じなので、説明を省略する。
【0078】
以下に、第五の実施形態にかかる充電ケーブルを、図を基に、説明する。
図10は、本発明の第四の実施形態に係る充電ケーブルと車両の概念図である。
【0079】
給電プラグ受60が、少なくとも1対の給電プラグ受端子62と給電プラグ受短絡手段64とで構成される。
給電プラグ受短絡手段64は、1対の給電プラグ受端子62を短絡できる回路である給電プラグ受短絡回路64aで構成される。
給電プラグ受短絡手段64は、1対の給電プラグ受端子62を一時的に短絡できる回路である給電プラグ受短絡回路64aで構成されていてもよい。
給電プラグ受短絡回路64aが、給電プラグ受端子に所定電圧を越える電圧を印加されると遮断される様になっていてもよい。
給電プラグ受短絡回路64aが、給電プラグから給電プラグ受端子と給電プラグ受端子に接合する給電プラグ端子とを介して給電プラグ受端子に所定電圧を越える電圧を印加されると遮断される様になっていてもよい。
【0080】
給電プラグ受短絡手段64は、給電プラグ受短絡回路64aと遮断スイッチ64bとで構成される。
給電プラグ受短絡回路64aは、両端を1対のプラグ受端子62に接続される。
遮断スイッチ64bが、給電プラグ受短絡回路64aの途中に設けられる。
遮断スイッチ64bは、給電プラグ410から給電プラグ受端子62と給電プラグ受端子62に接合する給電プラグ端子412とを介して給電プラグ受端子62に電圧を印加されると給電プラグ受短絡回路64aを遮断する電気素子である。
遮断スイッチ64bは、給電プラグ受端子62に所定電圧を越える電圧を印加されると給電プラグ受短絡回路64aを遮断する電気素子である。
遮断スイッチ64bは、給電プラグ410から給電プラグ受端子62と給電プラグ受端子62に接合する給電プラグ端子412とを介して給電プラグ受端子62に所定電圧を越える電圧を印加されると給電プラグ受短絡回路64aを遮断する電気素子である。
【0081】
充電ケーブル400は、給電プラグ410と充電ケーブル本体420と充電端子430と漏電検知器440とで構成される。
【0082】
給電プラグ410は、給電プラグ受60に脱着可能に電気的に結合する部材である。
給電プラグ410は、給電プラグ本体411と給電プラグ端子412と接続正常表示手段413とで構成される。
給電プラグ410は、給電プラグ本体411と複数の給電プラグ端子412と接続正常表示手段413とで構成されてもよい。
給電プラグ410は、給電プラグ本体411と複数の動力用の給電プラグ端子412と複数の信号用の給電プラグ端子412接続正常表示手段413とで構成されてもよい。
【0083】
給電プラグ本体411の構造は、第一の実施形態にかかる充電ケーブルのものと同じなので、説明を省略する。
【0084】
給電プラグ端子412の構造は、第一の実施形態にかかる充電ケーブルのものと同じなので、説明を省略する。
【0085】
接続正常表示手段413は、給電プラグ受端子62と給電プラグ端子412とが電気的に接合したときにその旨を表示する手段である。
接続正常表示手段413が、表示灯413bで構成される。
表示灯413bは、電力により点灯する
例えば、表示灯413bがLEDで構成される。
表示灯413bが、1対の給電プラグ受端子62と1対の給電プラグ端子412とが電気的に接合したときに、給電プラグ受短絡回路64aと接続正常表示回路413aとを含んで形成される閉ループの途中に設けられる。
例えば、表示灯413bが、1対の給電プラグ端子412のうちの一方の給電プラグ端子412に電線ケーブル421と直列になる様に設けられる。
【0086】
充電ケーブル本体420は、給電プラグ410と後述する充電端子430とを電気的に連結する部材である。
充電ケーブル本体420は、少なくとも1対の電線ケーブル421と接続正常電源手段422とで構成される。
【0087】
電線ケーブル421は、給電プラグ端子412に一端を電気的に連結し給電プラグ本体411から外に延びるケーブルである。
電線ケーブル421は、他端を後述する充電端子430に電気的に連結してもよい。
【0088】
接続正常電源手段422は、少なくとも1対の電線ケーブル421に接続され電力を給電できる回路である接続正常電源回路422aで構成される。
接続正常電源手段422は、接続正常電源回路422aと接続正常電源422bとで構成される。
接続正常電源422bは、電力を出力できる電気素子である。
例えば、接続正常電源422bは、バッテリである。
例えば、接続正常電源422bは、二次バッテリである。
接続正常電源回路422aは、接続正常電源422bの出力する電力を電線ケーブル421に導く。
接続正常電源回路422aの両端が、1対の電線ケーブル421に各々に結合する。
接続正常電源422bは、接続正常電源回路422aの途中に設けられる。
【0089】
接続正常電源回路422aは、給電プラグ端子412に所定電圧を越える電圧が印加されると遮断される様になっていてもよい。
接続正常電源手段422は、接続正常電源回路422aと接続正常電源422bと遮断スイッチ422cとで構成されてもよい。
遮断スイッチ422cは、給電プラグ端子412に所定電圧を越える電圧が印加されると、接続正常表示回路413aを遮断する。
【0090】
充電端子430と漏電検知器440との構造は、第一の実施形態にかかる充電ケーブルのものと同じなので、説明を省略する。
【0091】
以下に、第六の実施形態にかかる充電ケーブルを、図を基に、説明する。
図11は、本発明の第六の実施形態に係る充電ケーブルの構造図である。
充電ケーブル400は、給電プラグ410と充電ケーブル本体420と充電端子430と漏電検知器440とで構成される。
給電プラグ受60が被係合部を設けられる。
被係合部が給電プラグ受本体61に設けられてもよい。
【0092】
給電プラグ410は、給電プラグ受60に脱着可能に電気的に結合する部材である。
給電プラグ410は、給電プラグ本体411と給電プラグ端子412と結合正常表示手段414とで構成される。
給電プラグ410は、給電プラグ本体411と複数の給電プラグ端子412と結合正常表示手段414とで構成されてもよい。
給電プラグ410は、給電プラグ本体411と複数の動力用の給電プラグ端子412と複数の信号用の給電プラグ端子412と結合正常表示手段414とで構成されてもよい。
【0093】
給電プラグ本体411は、給電プラグ受60に脱着可能に結合できる部材である。
例えば、給電プラグ本体411は、給電プラグ受本体61に脱着可能に結合できる。
給電プラグ本体411は、給電プラグ本体ロック411aと給電プラグ主本体411bと係合部材411cとで構成されてもよい。
給電プラグ本体ロック411aは、給電プラグ受本体61に脱着可能に係合する部材である。
給電プラグ本体ロック411aの一部が、給電プラグ主本体411bの外周から突起する突起部を設けられる。
係合部材411cは、給電プラグ受に脱着可能に結合するときに被係合部に係合する部材である。
例えば、 係合部材411cは、給電プラグ受に脱着可能に結合するときに給電プラグ受本体61に設けられた凸部の側面の被係合部に係合する部材である。
給電プラグ410を給電プラグ受60に脱着方向に沿って差し込むと、給電プラグ本体ロック411aが給電プラグ受本体61に係合し、給電プラグ410が給電プラグ受60に結合し、係合部材411cが係合部に係合する。
突起部を押しつつ給電プラグ410を給電プラグ受60から脱着方向に沿って引き抜くと、給電プラグ本体ロック411aの係合が外れて、給電プラグ410が給電プラグ受60から抜け、係合部材411cが係合部から外れる。
脱着方向は、給電プラグ410を給電プラグ受60に脱着するために移動させる方向である。
給電プラグ主本体411bは、給電プラグ本体ロック441aと給電プラグ端子412とを支持する構造部材である。
【0094】
給電プラグ端子412は、給電プラグ本体411に支持され給電プラグ受端子62に電気的に接合できる端子部材である。
給電プラグ410が給電プラグ受60に結合すると、給電プラグ端子412と給電プラグ受端子62とが電気的に接合する。
給電プラグ410が給電プラグ受60に結合すると、複数の給電プラグ端子412と複数の給電プラグ受端子62とが各々に電気的に接合してもよい。
図4、図5は、給電プラグ410が給電プラグ受60に結合し、給電プラグ端子412と給電プラグ受端子62とが電気的に接合する様子を示している。
【0095】
係合部材411cの姿勢が被係合部に係合するときの係合姿勢と被係合部に係合しないときに非係合姿勢との間で変化し、係合姿勢と非係合姿勢の変化を視認できてもよい。
結合正常表示手段414は、係合部材が被係合部に係合したときにその旨を表示する手段である。
例えば、結合正常表示手段414は、結合正常表示ピン411dで構成される。
結合正常表示ピン411dが、係合部材411cの動きに連動して動く。
係合部材411cが係合部に係合すると、結合正常表示ピン411dの端部が給電プラグ主本体411bの外面から突起する。
係合部材411cが係合部から外れると、結合正常表示ピン411dの端部が給電プラグ主本体411bの内側に引っ込む。
【0096】
充電ケーブル本体420は、給電プラグ410と後述する充電端子430とを電気的に連結する部材である。
充電ケーブル本体420は、電線ケーブル421で構成される。
【0097】
電線ケーブル421は、給電プラグ端子412に一端を電気的に連結し給電プラグ本体411から外に延びるケーブルである。
電線ケーブル421は、他端を後述する充電端子430に電気的に連結してもよい。
【0098】
充電端子430と漏電検知器440との構造は、第一の実施形態にかかる充電ケーブルのものと同じなので、説明を省略する。
【0099】
以下に、第七の実施形態にかかる充電ケーブルを、図を基に、説明する。
図12は、本発明の第六の実施形態に係る充電ケーブルの構造図である。図13は、本発明の第七の実施形態に係る充電ケーブルと車両の概念図である。
電動車両50が給電プラグ受端子62に給電する。
前述する給電プラグ受電源回路63aが給電プラグ受端子62に設けられる。
例えば、電動車両50の給電プラグ受電源回路63aがバッテリー30の出力を給電プラグ受端子62に導く。
例えば、電動車両50の給電プラグ受電源回路63aがバッテリー30の1対の出力を1対の給電プラグ受端子62に導く。
【0100】
充電ケーブル400は、給電プラグ410と充電ケーブル本体420と充電端子430と漏電検知器440とで構成される。
給電プラグ受60が被係合部を設けられる。
被係合部が給電プラグ受本体61に設けられてもよい。
電動車両50が、給電プラグ受端子62に給電する。
【0101】
給電プラグ410は、給電プラグ受60に脱着可能に電気的に結合する部材である。
給電プラグ410は、給電プラグ本体411と給電プラグ端子412と結合正常表示手段414とで構成される。
給電プラグ410は、給電プラグ本体411と複数の給電プラグ端子412と結合正常表示手段414とで構成されてもよい。
給電プラグ410は、給電プラグ本体411と複数の動力用の給電プラグ端子412と複数の信号用の給電プラグ端子412と結合正常表示手段414とで構成されてもよい。
【0102】
給電プラグ本体411は、給電プラグ受60に脱着可能に結合できる部材である。
例えば、給電プラグ本体411は、給電プラグ受本体61に脱着可能に結合できる。
給電プラグ本体411は、給電プラグ本体ロック411aと給電プラグ主本体411bと係合部材411cとで構成されてもよい。
給電プラグ本体ロック411aは、給電プラグ受本体61に脱着可能に係合する部材である。
給電プラグ本体ロック411aの一部が、給電プラグ主本体411bの外周から突起する突起部を設けられる。
係合部材411cは、給電プラグ受に脱着可能に結合するときに被係合部に係合する部材である。
例えば、係合部材411cは、給電プラグ受に脱着可能に結合するときに給電プラグ受本体61に設けられた凸部の側面の被係合部に係合する部材である。
給電プラグ410を給電プラグ受60に脱着方向に沿って差し込むと、給電プラグ本体ロック411aが給電プラグ受本体61に係合し、給電プラグ410が給電プラグ受60に結合し、係合部材411cが係合部に係合する。
突起部を押しつつ給電プラグ410を給電プラグ受60から脱着方向に沿って引き抜くと、給電プラグ本体ロック411aの係合が外れて、給電プラグ410が給電プラグ受60から抜け、係合部材411cが係合部から外れる。
脱着方向は、給電プラグ410を給電プラグ受60に脱着するために移動させる方向である。
給電プラグ主本体411bは、給電プラグ本体ロック441aと給電プラグ端子412とを支持する構造部材である。
【0103】
給電プラグ端子412は、給電プラグ本体411に支持され給電プラグ受端子62に電気的に接合できる端子部材である。
給電プラグ410が給電プラグ受60に結合すると、給電プラグ端子412と給電プラグ受端子62とが電気的に接合する。
給電プラグ410が給電プラグ受60に結合すると、複数の給電プラグ端子412と複数の給電プラグ受端子62とが各々に電気的に接合してもよい。
図4、図5は、給電プラグ410が給電プラグ受60に結合し、給電プラグ端子412と給電プラグ受端子62とが電気的に接合する様子を示している。
【0104】
係合部材411cの姿勢が被係合部に係合するときの係合姿勢と被係合部に係合しないときに非係合姿勢との間で変化し、係合姿勢と非係合姿勢の変化を視認できてもよい。
結合正常表示手段414は、係合部材が被係合部に係合したときにその旨を表示する手段である手段である。
例えば、結合正常表示手段414は、結合正常表示回路414aと表示灯414bとリミットスイッチ414cとで構成される。
結合正常表示回路414aは、ミットスイッチ414cがオンまたはオフすると給電プラグ端子に給電された電力を表示灯に導く回路である。
表示灯414bは、電力により点灯する電気素子である。
リミットスイッチ414cは、係合部材411cが被係合部に係合するときに、押されて内部回路をオンまたはオフする電気素子である。
リミットスイッチ414cは、係合部材411cが被係合部に係合するときに、係合部材411cに押されて内部回路をオンまたはオフする電気素子である。
リミットスイッチ414cが、係合部材411cの動きに連動して動く。
係合部材411cが係合部に係合すると、リミットスイッチ414cの作動桿を押し、リミットスイッチ414cがオンまたはオフのうちの一方になる。
係合部材411cが係合部から外れると、リミットスイッチ414cの作動桿から離れ、リミットスイッチ414cがオンまたはオフのうちの他方になる。
【0105】
結合正常表示回路414aの両端が、1対の給電プラグ端子412に各々に結合する。
表示灯414bとリミットスイッチ414cとが、直列に連なって、結合正常表示回路414aの途中に設けられる。
【0106】
充電ケーブル本体420は、給電プラグ410と後述する充電端子430とを電気的に連結する部材である。
充電ケーブル本体420は、電線ケーブル421で構成される。
【0107】
電線ケーブル421は、給電プラグ端子412に一端を電気的に連結し給電プラグ本体411から外に延びるケーブルである。
電線ケーブル421は、他端を後述する充電端子430に電気的に連結してもよい。
【0108】
充電端子430と漏電検知器440との構造は、第一の実施形態にかかる充電ケーブルのものと同じなので、説明を省略する。
【0109】
以下に、第八の実施形態にかかる充電ケーブルを、図を基に、説明する。
【0110】
充電ケーブル400は、給電プラグ410と充電ケーブル本体420と充電端子430と漏電検知器440とで構成される。
【0111】
給電プラグ410は、給電プラグ受60に脱着可能に電気的に結合する部材である。
給電プラグ410は、給電プラグ本体411と給電プラグ端子412と充電中表示手段(図示せず)とで構成される。
給電プラグ410は、給電プラグ本体411と複数の給電プラグ端子412と接続正常表示手段413とで構成されてもよい。
給電プラグ410は、給電プラグ本体411と複数の動力用の給電プラグ端子412と複数の信号用の給電プラグ端子412と接続正常表示手段413とで構成されてもよい。
【0112】
給電プラグ本体411の構造は、第一の実施形態にかかる充電ケーブルのものと同じなので、説明を省略する。
【0113】
給電プラグ端子412の構造は、第一の実施形態にかかる充電ケーブルのものと同じなので、説明を省略する。
【0114】
充電中表示手段は、電動車両へ給電中であることを表示する手段である。
集電中表示手段は、表示灯と充電中表示回路とで構成される。
表示灯は、電力により点灯する電気素子である。
充電中表示回路は、給電プラグ端子に所定の電圧値である所定電圧値を越える電圧が印加されると給電プラグ端子に給電された電力を表示灯に導く回路である
【0115】
充電ケーブル本体420は、給電プラグ410と後述する充電端子430とを電気的に連結する部材である。
充電ケーブル本体420は、電線ケーブル421で構成される。
【0116】
電線ケーブル421は、給電プラグ端子412に一端を電気的に連結し給電プラグ本体411から外に延びるケーブルである。
電線ケーブル421は、他端を後述する充電端子430に電気的に連結してもよい。
【0117】
充電端子430と漏電検知器440との構造は、第一の実施形態にかかる充電ケーブルのものと同じなので、説明を省略する。
【0118】
本発明の実施形態に係る充電ケーブルは、その構成により、以下の効果を有する。
充電ケーブル本体411の先端にある給電プラグ410が、給電プラグ受60に結合し、給電プラグ端子412と給電プラグ受端子62とが電気的に接合した旨を表示する接続正常表示手段413を設けられる様にしたので、給電プラグ410が給電プラグ受62に電気的に良好に結合することを確認できる。
また、電動車両50が給電プラグ受端子62に給電し、接合する給電プラグ受端子62と給電プラグ端子412とを介して電力を接続正常表示手段413に給電し表示灯413bを点灯する様にしたので、給電プラグ410が給電プラグ受60に電気的に良好に結合することを表示灯413bの点灯で確認できる。
また、給電プラグ受電源回路63aが給電プラグ受端子62に給電し、接合する給電プラグ受端子62と給電プラグ端子412とを介して電力を接続正常表示手段413に給電し表示灯413bを点灯する様にしたので、給電プラグ410が給電プラグ受60に電気的に良好に結合することを表示灯413bの点灯で確認できる。
また、給電プラグ受端子62に電圧を印加されると給電プラグ受電源回路63aが遮断する様にしたので、給電時に給電プラグ受電源回路63aを遮断できる。
また、1対の給電プラグ受端子62と1対の給電プラグ端子412とが電気的に接合したときに 1対の給電プラグ受端子62を短絡する給電プラグ受短絡回路64aと1対の給電プラグ端子412に電力を給電する接続正常表示回路413aとを含んで形成される閉ループの途中に表示灯413bを設けられる様にしたので、給電プラグ410が給電プラグ受60に電気的に良好に結合することを表示灯の点灯で確認できる。
また、給電プラグ受端子62に電圧を印加されると給電プラグ受短絡回路64aが遮断する様にしたので、給電時に給電プラグ受短絡回路64aを遮断できる。
また、1対の給電プラグ受端子62と1対の給電プラグ端子412とが電気的に接合したときに 1対の給電プラグ受端子62を短絡する給電プラグ受短絡回路64aと1対の電線ケーブル421と接続正常電源回路422aとを含んで形成される閉ループの途中に表示灯413bを設けられる様にしたので、給電プラグ410が給電プラグ受60に電気的に良好に結合することを表示灯413bの点灯で確認できる。
また、給電プラグ受端子62に電圧を印加されると給電プラグ受短絡回路64aが遮断する様にしたので、給電時に給電プラグ受短絡回路64aを遮断できる。
また、給電プラグ本体411の係合部材411cが給電プラグ受60の被係合部に係合するときに、給結合正常手段414がその旨を表示する様にしたので、給電プラグ410が給電プラグ受60に機械的に良好に結合することを確認できる。
また、係合部材411cが係合部に係合すると、リミットスイッチ414cが被係合部に押されてオンまたはオフして給電プラグ端子412に給電された電力を表示灯413bに導く様にしたので、給電プラグ410が給電プラグ受60に機械的に良好に結合することを表示灯の点灯で確認できる。
また、係合部材411cが係合部に係合すると姿勢を非係合姿勢から係合姿勢に変化すし、非係合姿勢から係合姿勢に変化するのを視認できる様にしたので、給電プラグが給電プラグ受に機械的に良好に結合することを表示灯の点灯で確認できる。
また、所定電圧値を越える電圧が印加されると給電プラグ端子412に給電された電力を充電中表示手段に導き表示灯を点灯させる様にしたので、給電ケーブルを介して電動車両へ給電するのを確認できる。
また、上記構造をもつ充電ケーブルを採用したので、充電ケーブルに充電端子から給電されていなくても、給電プラグ410と給電プラグ受60との機械的接合または電気的接合が適切であることを確認できる。
【0119】
本発明は以上に述べた実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。
1対の給電プラグ端子をもつ給電プラグと1対の給電プラグ受端子をもつ給電プラグ受に本願を適用する場合を例に説明したが、これに限定されない。電動車両のバッテリに給電する電力を流す端子と給電プラグと給電プラグ受との結合を確認するために使用する端子が別になっていてもよい。
図では、給電プラグ端子に交流を印加することを前提に説明したが、これに限定されない。例えば、直流を印加する。
【符号の説明】
【0120】
H 昇降路
O 給電プラグ受空間
S 外装面
30 バッテリー
40 充電装置
41 充電コントローラ
42 整流器
43 電流監視機器
44 電圧監視機器
45 充電用スイッチ
50 車両(電動車両)
60 給電プラグ受
61 給電プラグ受本体
62 給電プラグ受端子
63 給電プラグ受電源手段
63a 給電プラグ受電源回路
63b 給電プラグ受電源
63c 遮断スイッチ
64 給電プラグ受短絡手段
64a 給電プラグ受短絡回路
64b 遮断スイッチ
100 電源機器
200 駐車機構
211 駐車空間
212 入出庫空間
213 パレット
214 駐車機構構造
215 昇降機器
216 横行機器
300 給電機器
310 給電端子
320 給電ケーブル
400 充電ケーブル
410 給電プラグ
411 給電プラグ本体
411a 給電プラグ本体ロック
411b 給電プラグ主本体
411c 係合部材
411d 結合正常表示ピン
412 給電プラグ端子
413 接続正常表示手段
413a 接続正常表示回路
413b 表示灯
413c 遮断スイッチ
413d 接続正常電源
414 結合正常表示手段
414a 結合正常表示回路
414b 表示灯
414c リミットスイッチ
420 充電ケーブル本体
421 電線ケーブル
422 接続正常電源手段
422a 接続正常電源回路
422b 接続正常電源
422c 遮断スイッチ
430 充電端子
440 漏電検知器
【先行技術文献】
【特許文献】
【0121】
【特許文献1】特開2010−149553号
【特許文献2】特開平05−276676号
【特許文献3】特開平05−276674号

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電動車両に設けられ給電プラグ受端子を有する給電プラグ受に一端を脱着可能に結合できる充電ケーブルであって、
給電プラグ受に脱着可能に結合できる給電プラグ本体と該給電プラグ本体に支持され給電プラグ受端子に電気的に接合できる給電プラグ端子と給電プラグ受端子と前記給電プラグ端子とが電気的に接合したときにその旨を表示する手段である接続正常表示手段とを有する給電プラグと、
前記給電プラグ端子に一端を電気的に連結し前記給電プラグ本体から外に延びる電線ケーブルを有する充電ケーブル本体と、
を備えることを特徴とする充電ケーブル。
【請求項2】
電動車両が給電プラグ受端子に給電し、
前記接続正常表示手段が電力を給電されて点灯する表示灯と給電プラグ受端子と給電プラグ受端子に接合する前記給電プラグ端子とを介して電動車両から給電される電力を前記表示灯に導く接続正常表示回路とを持つ、
ことを特徴とする請求項1に記載の充電ケーブル。
【請求項3】
給電プラグ受が給電プラグ受端子に給電できる給電プラグ受電源手段を有し、
前記接続正常表示手段が電力により点灯する表示灯と給電プラグ受端子と給電プラグ受端子に接合する前記給電プラグ端子とを介して給電プラグ受電源手段から給電される電力を前記表示灯に導く接続正常表示回路とを持つ、
ことを特徴とする請求項2に記載の充電ケーブル。
【請求項4】
給電プラグ受電源手段が電力を出力する電源である給電プラグ受電源と給電プラグ受電源の出力する電力を給電プラグ受端子に導く回路である給電プラグ受電源回路とを持ち、
前記給電プラグ受電源回路が給電プラグ受端子に所定電圧を越える電圧を印加されると遮断される様になった、
ことを特徴とする請求項3に記載の充電ケーブル。
【請求項5】
給電プラグ受が少なくとも1対の給電プラグ受端子と1対の給電プラグ受端子を短絡できる回路である給電プラグ受短絡回路を持つ給電プラグ受短絡手段とを有し、
前記接続正常表示手段が電力により点灯する表示灯と少なくとも1対の給電プラグ端子に接続され電力を給電できる電源回路である接続正常表示回路とを持ち、
前記表示灯が1対の給電プラグ受端子と1対の前記給電プラグ端子とが電気的に接合したときに前記給電プラグ受短絡回路と前記接続正常表示回路とを含んで形成される閉ループの途中に設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の充電ケーブル。
【請求項6】
給電プラグ受短絡回路が給電プラグ受端子に所定電圧を越える電圧を印加されると遮断される様になった、
ことを特徴とする請求項5に記載の充電ケーブル。
【請求項7】
給電プラグ受が少なくとも1対の給電プラグ受端子と1対の給電プラグ受端子を短絡できる回路である給電プラグ受短絡回路をもつ給電プラグ受短絡手段とを有し、
前記接続正常表示手段が電力により点灯する表示灯を持ち、
前記充電ケーブル本体が少なくとも1対の前記給電プラグ端子に一端を電気的に連結し前記給電プラグ本体から外に延びる少なくとも1対の電線ケーブルと少なくとも1対の電線ケーブルに接続され電力を給電できる回路である接続正常電源回路を持つ接続正常電源手段とを有し、
前記表示灯が1対の給電プラグ受端子と1対の前記給電プラグ端子とが電気的に接合したときに前記給電プラグ受短絡回路と少なくとも1対の前記電線ケーブルと前記接続正常電源回路とを含んで形成される閉ループの途中に設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の充電ケーブル。
【請求項8】
給電プラグ受短絡回路が給電プラグ受端子に所定電圧を越える電圧を印加されると遮断される様になった、
ことを特徴とする請求項7に記載の充電ケーブル。
【請求項9】
給電プラグ受が被係合部を設けられ、
前記給電プラグ本体が給電プラグ受に脱着可能に結合するときに被係合部に係合する係合部材を持ち、
前記給電プラグが前記係合部材が被係合部に係合したときにその旨を表示する手段である結合正常表示手段を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の充電ケーブル、
【請求項10】
給電プラグ受が被係合部を設けられ、
前記給電プラグ本体が給電プラグ受に脱着可能に結合するときに被係合部に係合する係合部材を持ち、
前記給電プラグが該係合部材が被係合部に係合したときにその旨を表示する手段である結合正常表示手段を有し、
前記結合正常表示手段が電力により点灯する表示灯と前記係合部材が被係合部に係合するときに押されて内部回路をオンまたはオフするリミットスイッチと前記リミットスイッチがオンまたはオフすると前記給電プラグ端子に給電された電力を前記表示灯に導く回路である結合正常表示回路とを持つ、
ことを特徴とする請求項2、請求項3、請求項5、またた請求項7のうちのひとつに記載の充電ケーブル。
【請求項11】
前記係合部材の姿勢が被係合部に係合するときの係合姿勢と被係合部に係合しないときに非係合姿勢との間で変化し、
前記係合姿勢と前記非係合姿勢の変化を視認できる、
ことを特徴とする請求項9に記載の充電ケーブル。
【請求項12】
前記給電プラグが電動車両へ給電中であることを表示する手段である充電中表示手段を有し、
充電中表示手段が電力により点灯する表示灯と給電プラグ端子に所定の電圧値である所定電圧値を越える電圧が印加されると前記給電プラグ端子に給電された電力を前記表示灯に導く回路である充電中表示回路を有する、
ことを特徴とする請求項2、請求項3、請求項5、またた請求項7のうちのひとつに記載の充電ケーブル。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2013−4297(P2013−4297A)
【公開日】平成25年1月7日(2013.1.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−133918(P2011−133918)
【出願日】平成23年6月16日(2011.6.16)
【出願人】(000198363)IHI運搬機械株式会社 (292)
【Fターム(参考)】