説明

充電ステーションとの通信に使用されるシステムおよび方法

【課題】電動自動車(102)を充電ステーション(104)から充電する際に使用されるポータブル通信デバイス(110)および方法を提供する。
【解決手段】一例のポータブル通信デバイスは、充電ステーションと関連付けられた光学機械可読コード(112)をスキャンするように構成された第1の入力デバイス(24)と、表示デバイス(22)と、第1の入力デバイスおよび表示デバイスに結合されたプロセッサ(14)であって、第1の入力デバイスによってスキャンした光学機械可読コードに基づいて充電ステーションの識別番号を決定し、少なくとも1つのネットワークを通して充電ステーションとの通信を開始し、充電ステーションと関連付けられたコンテンツを含むユーザインターフェースを表示デバイスに表示させるように構成されたプロセッサ(14)とを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示する主題は、全体として、充電システムおよび方法に関し、より具体的には、充電ステーションと対話し通信するために使用されるポータブル通信デバイスに関する。
【背景技術】
【0002】
電気自動車およびプラグイン式ハイブリッド電気自動車などの電動自動車は、電池などのエネルギー蓄積デバイスによって動力供給される電動機を含む。エネルギー蓄積デバイスは、自動車を操作するにしたがってエネルギーを消耗するので、自動車の運転者は、自動車を再び使用する前にエネルギー蓄積デバイスを再充電しなければならない。
【0003】
少なくともいくつかの既知の自動車充電ステーションが、公共および/または私的利用向けに提供されている。かかる充電ステーションは、自動車に接続されたときエネルギー蓄積デバイスを充電するように設計されている。充電ステーションは、様々な場所に分散されており、自動車を充電し、自動車の充電中に情報を表示する前に、情報を入力することをしばしば必要とする。情報は、例えば、充電ステーションから自動車へと伝達されるエネルギーに対する支払いに必要な支払い情報、または自動車によって引き出されるエネルギーを含むことがある。そのため、既知の充電ステーションは、一般に、充電および/または支払い情報を入力するためにユーザと充電ステーションとが物理的に対話することを必要とする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】米国特許出願公開第2010/0013434号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
充電ステーションと対話し通信するために使用されるポータブル通信デバイスを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一態様では、充電ステーションと通信するために使用されるポータブル通信デバイスが提供される。ポータブル通信デバイスは、充電ステーションと関連付けられた光学機械可読コードをスキャンするように構成された第1の入力デバイスと、表示デバイスと、第1の入力デバイスおよび表示デバイスに結合されたプロセッサであって、第1の入力デバイスによってスキャンした光学機械可読コードに基づいて充電ステーションの識別番号を決定し、少なくとも1つのネットワークを通して充電ステーションとの通信を開始し、充電ステーションと関連付けられたコンテンツを含むユーザインターフェースを表示デバイスに表示させるように構成されたプロセッサとを含む。
【0007】
別の態様では、電動自動車を充電する際に使用される方法が提供される。方法は、充電ステーションと関連付けられた光学機械可読コードをスキャンするステップと、スキャンした光学機械可読コードに基づいて充電ステーションと関連付けられた識別番号を決定するステップと、識別番号を充電ネットワークサーバに送信するステップと、充電ステーションの制御部および充電ステーションと関連付けられたコンテンツの少なくとも1つを含むユーザインターフェースを表示するステップとを含む。
【0008】
さらに別の態様では、コンピュータ実行可能命令の実施形態を有する1つまたは複数の持続性コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ実行可能命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたとき、プロセッサに、スキャンした光学機械可読コードに基づいて充電ステーションと関連付けられた識別番号を決定させ、決定した識別番号に基づいて充電ステーションと関連付けられた情報を取得させ、充電ステーションと関連付けられたユーザインターフェースを表示させる。ユーザインターフェースは、充電ステーションの制御部および充電ステーションと関連付けられたコンテンツの少なくとも1つを含む。
【0009】
別の態様では、充電ステーションと通信するために使用されるポータブル通信デバイスが提供される。ポータブル通信デバイスは、充電ステーションを識別する少なくとも1つの入力を受信するように構成された入力デバイスと、表示デバイスと、入力デバイスおよび表示デバイスに結合されたプロセッサであって、入力デバイスに対する少なくとも1つの入力に応答して充電ステーションを識別し、識別した充電ステーションとの通信を開始し、充電ステーションと関連付けられた広告コンテンツを含むユーザインターフェースを表示デバイスで表示するように構成されたプロセッサとを含む。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】例示的なコンピュータデバイスのブロック図である。
【図2】ポータブル通信デバイスを含む例示的な充電システムのブロック図である。
【図3】充電ステーションと通信するために使用される例示的な方法のフローチャートである。
【図4】図2のポータブル通信デバイスによって表示されてもよい例示的な充電インターフェースを示す図である。
【図5】充電ステーションのステータスを示すのに表示されてもよい例示的な充電インターフェースを示す図である。
【図6】自動車を充電ステーションから充電しているときに表示されてもよい例示的な充電インターフェースを示す図である。
【図7】自動車が充電ステーションからの充電を完了した後に表示されてもよい例示的な充電完了インターフェースを示す図である。
【図8】自動車を充電する前に予約を要求するのに表示されてもよい例示的な充電インターフェースを示す図である。
【図9】図2のポータブル通信デバイスによって表示されてもよい例示的な予約インターフェースを示す図である。
【図10】図2のポータブル通信デバイスによって表示されてもよい例示的な駐車予約インターフェースを示す図である。
【図11】図2のポータブル通信デバイスによって表示されてもよい例示的な位置インターフェースを示す図である。
【図12】図11の位置インターフェースに対するさらなる詳細の要求に応答して表示されてもよい例示的な関心地点(point of interest)インターフェースを示す図である。
【図13】図2のポータブル通信デバイスによって表示されてもよい例示的な設定インターフェースを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本明細書に記載する実施形態は、ポータブル通信デバイスを利用して、電動自動車を充電する充電ステーションと通信することに関する。いくつかの実施形態では、ポータブル通信デバイスは、充電ステーションと関連付けられた光学機械可読コードをスキャンし、充電ステーションからの電力伝達を指令するように構成される。それに加えて、あるいは別の方法として、いくつかの実施形態では、ポータブル通信デバイスは、充電ステーションに対する制御部および/または充電ステーションと関連付けられた広告コンテンツを含む1つもしくは複数のユーザインターフェースを表示するように構成される。
【0012】
多数の実施形態では、「電動自動車」という用語を使用し、推進に使用される1つまたは複数の電動機を含む自動車を指す。電動自動車を推進するために使用されるエネルギーは、車載型充電式電池、コンデンサ、および/または車載型燃料電池などであるがそれらに限定されない、様々なエネルギー蓄積デバイスから得てもよい。一実施形態では、電動自動車は、電動機と内燃機関の両方を含むことができるハイブリッド電気自動車である。別の実施形態では、電動自動車は、推進のための電動機のみを含むことができる電気自動車である。電動自動車は、例えばブレーキ動作によって発生したエネルギーを取り込み蓄積してもよい。さらに、一部の電動自動車は、コンセントなどのアウトレットからエネルギー蓄積デバイスを再充電することができる。したがって、「電動自動車」という用語は、本明細書では、例えば電力グリッドを介して電気エネルギーを送達することができるエネルギー蓄積デバイスを含むあらゆる自動車を指してもよい。
【0013】
さらに、「光学機械可読コード」という用語は、一般に、光学的問い合わせ(optical interrogation)ならびに/あるいは光学検査を通して読み取る、スキャンする、および/または理解するのに適した、任意のタイプのコード、記号、文字、符号などを指す。光学機械可読コードの例としては、クイックレスポンス(QR)コード(登録商標)およびバーコードが挙げられる。
【0014】
本明細書に記載する方法、システム、および装置の例示的な技術上の効果としては、(a)充電ステーションと関連付けられた光学機械可読コードをスキャンすること、(b)スキャンした光学機械可読コードに基づいて充電ステーションと関連付けられた識別番号を決定すること、(c)識別番号を充電ネットワークサーバに送信すること、(d)充電ネットワークサーバから充電ステーションと関連付けられた情報および/またはコンテンツを取得すること、ならびに(e)充電ステーションの制御部および充電ステーションと関連付けられたコンテンツの少なくとも1つを含むユーザインターフェースを表示することのうち少なくとも1つを挙げることができる。本明細書に記載する方法、システム、および装置の別の例示的な技術上の効果としては、(a)入力デバイスに対する少なくとも1つの入力に応答して充電ステーションを識別すること、(b)識別した充電ステーションとの通信を開始すること、ならびに(c)充電ステーションと関連付けられた広告コンテンツを含む少なくとも1つのユーザインターフェースを表示することのうち少なくとも1つが挙げられる。
【0015】
図1は例示的なコンピュータデバイス10を示す。例示的な実施形態では、コンピュータデバイス10は、メモリ素子12と、メモリ素子12に結合されたプロセッサ14とを含む。いくつかの実施形態では、実行可能命令がメモリ素子12に格納され、プロセッサ14によって実行される。コンピュータデバイス10は、プロセッサ14をプログラムする、および/または構成することによって、本明細書に記載する1つもしくは複数の動作を行うように構成することができる。例えば、プロセッサ14は、動作を1つまたは複数の実行可能命令として符号化し、それらの実行可能命令をメモリ素子12に供給することによってプログラムされてもよい。
【0016】
メモリ素子12は、実行可能命令ならびに/あるいは他のデータなどの情報を、格納および/または取得できるように動作可能な1つもしくは複数のデバイスである。メモリ素子12としては、非限定的に、ハードディスク記憶装置、光学ドライブ/ディスク記憶装置、取外し可能ディスク記憶装置、フラッシュメモリ、不揮発性メモリ、ROM、EEPROM、ランダムアクセスメモリ(RAM)などの、1つまたは複数のコンピュータ可読媒体を挙げることができる。メモリ素子12は、非限定的に、コンピュータ実行可能命令、識別番号、QRコード(登録商標)、バーコード、アカウント情報、広告コンテンツ、および/または他の任意のタイプのデータを格納するように構成されてもよい。メモリ素子12は、プロセッサ14に組み込まれてもよく、かつ/またはプロセッサ14とは別個であってもよい。
【0017】
プロセッサ14は、1つまたは複数の処理装置(例えば、マルチコア構成の)を含むことができる。プロセッサという用語は、本明細書では、中央処理装置、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、縮小命令セット回路(RISC)、特定用途向け集積回路(ASIC)、論理回路、および命令を実行して本明細書に記載の機能を行うことができる他の任意の回路またはプロセッサを指す。
【0018】
コンピュータデバイス10は、プロセッサ14に結合された通信インターフェース16を含む。通信インターフェース16は、別のコンピュータデバイス10、ネットワークなど、1つまたは複数の他のデバイスと通信して結合されるように構成される。通信インターフェース16としては、非限定的に、直列通信アダプタ、有線ネットワークアダプタ、無線ネットワークアダプタ、移動体通信アダプタ、無線周波数(RF)受信機、無線周波数識別(RFID)リーダ、Bluetooth(登録商標)アダプタ、Wi−Fiアダプタ、ZigBeeアダプタ、近距離無線通信(NFC)アダプタ、および/または1つもしくは複数の他のデバイスと通信することができる他の任意のデバイスなどを挙げることができる。通信インターフェース16は、1つもしくは複数の異なるデバイスに情報を送信してもよく、かつ/またはそれらのデバイスから情報を受信してもよい。一例では、あるコンピュータデバイス10の通信インターフェース16は、機械可読コードに基づいた識別番号を別のコンピュータデバイス10に送信する。
【0019】
さらに、コンピュータデバイス10は、自動車の運転者などのユーザ20と対話するインターフェース18を含む。インターフェース18は、ユーザ20に対して情報を表示するように構成されてもよい。例示的な実施形態では、インターフェース18は、陰極線管(CRT)、液晶ディスプレイ(LCD)、発光ダイオード(LED)ディスプレイ、有機LED(OLED)ディスプレイ、「電子インク」ディスプレイ、および/または情報を表示するのに適した他のデバイスなどの表示デバイス22を含む。それに加えて、あるいは別の方法として、インターフェース18は音声出力デバイス(例えば、音声アダプタおよび/またはスピーカーなど)を含むことができる。インターフェース18は、1つまたは複数の入力を受信するようにそれぞれ構成された、入力デバイス24および入力デバイス25をさらに含む。入力デバイス24および25としては、非限定的に、ボタン、ノブ、キーパッド、ポインティングデバイス、バーコードスキャナ、マウス、カメラ、接触式パネル(例えば、タッチパッドもしくはタッチスクリーン)、ジャイロスコープ、位置検出器、および/または音声入力(例えば、マイクロホン)を挙げることができる。コンピュータデバイス10は、第1の入力デバイス、第2の入力デバイス、第3の入力デバイスなどとして本明細書で広く言及される、任意の数の入力デバイスを含むことができることを理解されたい。図示されるように、入力デバイス25はユーザ20からの入力を受信するために設けられ、入力デバイス24は、後述するように、例えば機械可読コード112からの入力を受信するために設けられる。様々な実施形態では、インターフェース18は、表示デバイス22および入力デバイス25の両方を組み込んだ、タッチスクリーンディスプレイ26などの単一の構成要素である。かかる実施形態では、ユーザ入力を要請する制御部またはボタンは、タッチスクリーンディスプレイ26に含まれる入力デバイス25と関連付けられるようにして、タッチスクリーンディスプレイ26に表示されてもよい。
【0020】
図2は、電動自動車102を充電するために使用されてもよい、例示的な充電システム100を示す。例示的な実施形態では、システム100は、自動車102内に含まれるエネルギー蓄積デバイスを充電するために、自動車102に結合される充電ステーション104を含む。充電ステーション104は、充電ステーション104から自動車102へと電力を伝達するように構成されたコンジット114を通して自動車102に結合される。別の実施形態では、充電ステーション104は、無線で自動車102に結合されて、充電ステーション104から自動車102に対して誘導充電を行う。かかる実施形態では、コンジット114は省略されてもよい。
【0021】
さらに、充電ステーション104は、ネットワーク108を通して充電ネットワークサーバ106と通信して結合される。ネットワーク108としては、非限定的に、インターネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)、広域ネットワーク(WAN)、無線LAN(WLAN)、メッシュネットワーク、仮想私設ネットワーク(VPN)、セルラーネットワーク、および/またはシステム100を本明細書に記載するように機能させることができる他の任意のネットワークを挙げることができる。充電システム100は、ポータブル通信デバイス110をさらに含む。例示的な実施形態では、ポータブル通信デバイス110は、スマートフォン、ポータブル電話、ポータブル情報端末(PDA)、タブレットなどの超軽量デバイスである。充電ステーション104、充電ネットワークサーバ106、および/またはポータブル通信デバイス110の1つもしくは複数は、コンピュータデバイス10の例である。充電ステーション104、充電ネットワークサーバ106、および/またはポータブル通信デバイス110は、例示的なコンピュータデバイス10に示される以外の構成要素を事実上含むことができることを理解されたい。
【0022】
例示的な実施形態では、ポータブル通信デバイス110は、ネットワーク108を通して充電ネットワークサーバ106に結合される。このようにして、ポータブル通信デバイス110が、充電ネットワークサーバ106およびネットワーク108を通して充電ステーション104と通信することが可能になる。かかる実施形態では、ネットワーク108は、複数の充電ステーション104に結合されて充電ステーション104の中央制御および/または管理を可能にする、広域ネットワークである。このようにして、ポータブル通信デバイス110が、充電ネットワークサーバ106に結合された任意の数の充電ステーション104と通信することができる。それに加えて、あるいは別の方法として、ネットワーク108は、例えばWi−Fi、Bluetooth(登録商標)、ZigBee、またはNFC通信が対応している、ポータブル通信デバイス110と充電ステーション104との間の私設ローカルネットワークを含む。かかる実施形態では、ポータブル通信デバイス110は、充電ネットワークサーバ106を通してではなく充電ステーション104と直接通信するように構成される。様々な構成のネットワークを利用して、充電ステーション104、充電ネットワークサーバ106、および/または他の実施形態ではポータブル通信デバイス110の間の直接ならびに/あるいは間接的な通信に対応してもよいことを理解されたい。
【0023】
図2に示されるように、自動車102を充電するのに複数の充電ステーション104が様々な異なる場所に設けられる。充電ステーション104を地理的に配分することによって、ユーザ20が、自動車102を充電する必要があるとき、または充電したいときに、近接した場所で自動車102を充電することが可能になる。各充電ステーション104は、特定の充電ステーション104に固有の光学機械可読コード112を含む。光学機械可読コード112は、ポータブル通信デバイス110によって、自動車102に近接した特定の充電ステーションを識別するために使用可能である。各光学機械可読コード112は、(図示されるように)充電ステーション104に直接添付されるか、または支持構造体など、充電ステーション104に近接して別の表面上に提示される。一例では、光学機械可読コード112はQRコード(登録商標)を含む。他の実施形態では、光学機械可読コード112はバーコードを含む。さらに他の実施形態では、機械可読コード112は、充電ステーション104に固有であって、ポータブル通信デバイス110がスキャンする、読み取る、および/または理解するのに適した、別のタイプの識別子を含む。
【0024】
それに加えて、あるいは別の方法として、無線周波数識別(RFID)コードが充電ステーション104と関連付けられてもよい。かかる例では、ポータブル通信デバイス110は、RFIDコードを解釈し、RFIDコードから充電ステーションを識別するRFIDリーダ24を含む。少なくとも一実施形態では、ユーザ20は、充電ステーション104の識別番号をポータブル通信デバイス110の入力デバイス25に入力する。したがって、以下の例示的な方法では光学機械可読コード112について記載するが、ユーザ20ならびに/あるいはポータブル通信デバイス110に充電ステーション104を識別させるのに、様々なタイプの有線、無線、および/または手動操作方法が利用可能であることを理解されたい。
【0025】
図3は、充電ステーション104から自動車102を充電する際に使用される例示的な方法200を示す。方法200は充電システム100に関して記載しているが、方法200は充電システム100に限定されず、他の充電システムの実施形態で使用されてもよいことを理解されたい。同様に、充電システム100は、例示的な方法200に限定されるものと理解すべきでない。
【0026】
例示的な実施形態では、ポータブル通信デバイス110は、充電ステーション104と関連付けられた光学機械可読コード112をスキャンする(202)。ポータブル通信デバイス110は、入力デバイス24を使用することによって光学機械可読コード112をスキャンする。一例では、入力デバイス24はカメラを含む。別の例では、入力デバイス24はバーコードスキャナを含む。図4は、機械可読コード112をスキャンするために使用される例示的な充電インターフェース300を示す。充電インターフェース300は表示デバイス22に表示され、ビューファインダウィンドウ302を含む。使用の際、ユーザ20は、光学機械可読コード112をビューファインダウィンドウ302内に含めるようにポータブル通信デバイス110を位置付け、別の入力デバイス25に入力を供給する。これに応答して、ポータブル通信デバイス110は光学機械可読コード112の画像を取り込む。
【0027】
画像がポータブル通信デバイス110に取り込まれると、プロセッサ14は、スキャンした光学機械可読コードに基づいて充電ステーション104と関連付けられた識別番号を決定する(204)。一般に、識別番号は、充電ステーション104に固有の(例えば、シリアル番号)、かつ/あるいは充電ステーション104を1つもしくは複数の他の充電ステーション104と区別するのに適した、英字、数字、および/または英数字コードを含む。識別番号を決定した後、プロセッサ14は、ネットワーク108を通して識別番号を充電ネットワークサーバ106に送信する(206)。多くの場合、ポータブル通信デバイス110は、非限定的に、ユーザアカウント情報、位置情報、ユーザ情報など、追加情報を識別番号とともに充電ネットワークサーバ106に送信する。
【0028】
識別番号に応答して、充電ネットワークサーバ106は、充電ネットワークサーバ106のメモリ素子12に格納されたデータベースにアクセスして、識別番号に関連する情報を取得する。次に、充電ネットワークサーバ106は、取得した情報をポータブル通信デバイス110に供給する。充電ネットワークサーバ106はさらに、充電ステーション104と通信して、ポータブル通信デバイス110と充電ステーション104との間の通信を管理する。それに加えて、充電ネットワークサーバ106は、ユーザアカウントを、ポータブル通信デバイス110と充電ステーション104との間の通信および/または電力伝達と関連付ける。一例では、関連付けられたユーザアカウントによって、自動車102に伝達された電力に対する支払い請求が可能になる。充電ネットワークサーバ106は、例えば、ポータブル通信デバイス110から供給された情報に基づいて、ユーザアカウントを識別番号と関連付ける。
【0029】
例示的な実施形態では、充電ネットワークサーバ106からポータブル通信デバイス110に供給される情報としては、非限定的に、充電ステーション104の略歴情報(biographical information)、充電ステーション104のステータス、広告コンテンツ、関心地点情報、ならびに/あるいは充電ステーション104と関連付けられた、または充電ステーション104および/もしくは充電システム100のオペレータによって指定された他の情報が挙げられる。かかる情報に応答して、ポータブル通信デバイス110は、例えば、充電ステーション104の制御部および/または充電ステーション104と関連付けられたコンテンツを含む、1つもしくは複数のユーザインターフェースを表示デバイス22に表示する(208)。
【0030】
図5は、充電情報をユーザ20に提示するために使用される例示的な充電インターフェース304を示す。例示的な実施形態では、充電インターフェース304は、例えば、充電ステーション番号、充電ステーション104のオペレータ、および充電ステーション104の住所などの略歴情報を含む情報部分306を含む。図から分かるように、充電ステーション104に関する事実上の略歴情報は、他の充電インターフェースの実施形態に含まれてもよい。充電インターフェース304は、充電ステーション104のステータスを示すステータス部分308をさらに含む。ステータスは、有効(図示されるような)、充電情報(後述するようなもの)、または例えば、別のユーザ20が使用中、間もなく別のユーザ20の予約時間(例えば、次の予約時限)、および故障中(例えば、使用不可)など、充電ステーション104の状況についての他の指示を含むことができる。
【0031】
図5に示されるように、充電インターフェース304は、充電ステーション104から自動車102への電力伝達を開始する「開始」ボタン310を含む。ユーザ20がボタン310に入力すると、ポータブル通信デバイス110は、入力デバイス25でユーザ20からの充電開始コマンドを受信して、充電ステーション104から自動車102への電力伝達を開始する。ポータブル通信デバイス110は、次いで、充電ネットワークサーバ106および/またはネットワーク108を通して、充電ステーション104に充電開始コマンドを通信する。これに応答して、充電ステーション104は、充電ステーション104から自動車102への電力伝達を開始する。少なくとも一実施形態では、ポータブル通信デバイス110が充電ステーション104との通信を確立すると、(コンジット114が充電ステーション104と自動車102との間に結合されていれば)電力伝達が自動的に開始されるので、ユーザ20からの充電コマンドは不要なことがある。
【0032】
図6は、電力伝達ステータス情報をユーザ20に提示するために使用される例示的な充電インターフェース312を示す。図示されるように、充電インターフェース312は、伝達された合計電力および合計経過時間、ならびに自動車102の使用によって環境に与える影響の基準を示すグリーンスコア(green score)を表示するために使用される、充電ステータスパネル314を含む。充電インターフェース312は、ユーザ20がポータブル通信デバイス110を使用している際は表示されたままである、自動車102の充電に関連するまたは関連しない1つもしくは複数の他の機能に関しての充電ステータスバナー316をさらに含む。例えば、充電ステータスバナー316は、後述する駐車予約インターフェース330(図10)に含まれる。このようにして、ポータブル通信デバイス110の使用を限定することなく、ユーザ20が充電ステーション104から自動車102への電力伝達のステータスを見ることができる。例示的な実施形態では、充電インターフェース312は、入力デバイス25でユーザ20からの入力を受信して、充電ステーション104から自動車102への電力伝達を中止するために設けられた「充電停止」ボタン318を含む。ボタン318を通して充電停止コマンドを受信すると、ポータブル通信デバイス110は、充電ネットワークサーバ106および/またはネットワーク108を通して、充電停止コマンドを充電ステーション104に通信する。自動車102の充電は、コンジット114の取外し、充電ステーション104の故障、または他の条件など、他の状況下で中止されてもよい。かかる条件下では、充電ステーション104および/または充電ネットワークサーバ106は、ポータブル通信デバイス110に表示される、自動車102への電力伝達の中止に至る条件を示すコンテンツを供給するように構成される。
【0033】
ユーザ20からの充電停止コマンドがなく電力伝達が継続する場合、充電ステーション104から自動車102への電力伝達は、自動車102の充電が完了すると中断される。電力伝達は、ユーザ20によって示される1つもしくは複数のパラメータ、自動車102の充電容量、および/または充電ステーション104で予約された時限に基づいて完了すると見なしてもよい。図7は、自動車102への電力伝達が完了したことをユーザ20に示すために使用される充電完了インターフェース320を示す。例示的な実施形態では、充電完了インターフェース320は、伝達された合計電力、合計経過時間、およびグリーンスコアを含む。充電完了インターフェース320がポータブル通信デバイス110の表示デバイス22に表示されると、ユーザ20は、自動車102を充電ステーション104から分離し、さらに自動車102を利用することができる。
【0034】
本明細書に記載する方法および/またはインターフェースを使用することによって、ポータブル通信デバイス110は充電ステーション104を制御するように構成されるので、充電ステーション104に統合される制御部および/または表示部は不要であってもよい。したがって、本明細書に記載するシステムおよび方法と組み合わせて、「知能部をもたない(headless)」充電ステーション104を充電システム100に用いて、信頼性を改善するとともにコストを低減してもよい。
【0035】
インターフェース300、304、312、および320は、本明細書に提示するシステムおよび方法を説明する例示的なインターフェースに過ぎないことを理解されたい。例示的なインターフェースは、本明細書に提示するシステムまたは方法の範囲を限定しようとするものではない。本開示と矛盾しない限り、様々な異なる形式および/または種類の情報が他のインターフェースの実施形態に含まれてもよい。さらに、ポータブル通信デバイス110に表示されるインターフェースを通して他のユーザサービスが提供されてもよい。例えば、充電予約、駐車予約、支払い情報、関心地点情報、広告コンテンツ、および/または他のサービスが、ポータブル通信デバイス110に表示される1つもしくは複数のインターフェースに含まれてもよい。多数のサービスおよびそれに関連するインターフェースを例証のために後述する。自動車102の充電に関連するまたは関連しない1つもしくは複数の他のサービスは、本明細書に記載するシステムおよび方法と統合されてもよいことを理解されたい。
【0036】
1つまたは複数の実施形態によれば、予約は、充電ステーション104へのアクセスを制御するのに利用されてもよい。この例示的な実施形態では、インターフェース322および324は、充電ステーション104の予約を作成および/または編集するために提供される。具体的には、図8は、自動車102の充電を開始する前に充電ステーション104を予約するために使用されるインターフェース322を示す。図示されるように、充電インターフェース322は、ボタン326への充電開始コマンドを可能にする前に、充電時限を入力するようにユーザ20に指示する。具体的には、ポータブル通信デバイス110は、充電ネットワークサーバ106を通して充電ステーション104の予約スケジュールにアクセスする。例示的な実施形態では、ユーザ20は、自動車102を充電する前に、別のユーザ20の予約と重ならない予約を入力するように指示される。このようにして、充電ステーション104へのアクセスは予約によって制御される。より一般的には、自動車102の充電は、内燃機関自動車にガソリンを供給するよりもしばしば時間が掛かる。したがって、充電ステーション104の恒常的な使用を促すとともに空き時間を低減するため、予約に基づいた充電ステーション104へのアクセスはいくつかの実施形態で利用されてもよい。
【0037】
さらに、図9は、自動車102の充電に先立って充電ステーション104を予約するために使用される例示的な予約インターフェース324を示す。予約インターフェース324は1つの充電ステーション104を対象とする。予約インターフェース324は、ポータブル通信デバイス110に予定されている予約を表示させ、入力を受信させて、充電ステーション104の予約を見る、追加する、編集する、かつ/またはキャンセルするのを可能にする。具体的には、例示的な実施形態では、予約スケジュール内の時限327は、入力デバイス25への1つまたは複数の入力によって選択可能である。1つまたは複数の時限を選択した後、ユーザ20は、「予約」ボタン328に入力することによって時限(1つまたは複数)を予約することができる。充電ステーション104を予約する際、ユーザ20は、予約時限中の充電ステーション104へのアクセスを(他者を除外して)許可される。さらに、充電ステーションメニュー(図示なし)を予約インターフェース324から選択して、異なる充電ステーション104間をトグルで切り換える。異なる充電ステーションの選択に応答して、ポータブル通信デバイス110は、異なる充電ステーション104に対する予約スケジュールを充電ネットワークサーバ106から取得して、ユーザ20が、新たに選択された充電ステーション104に対する予約を見る、追加する、編集する、かつ/またはキャンセルすることが可能になる。
【0038】
他の種類の予約を完了/編集する1つまたは複数の類似のインターフェースが、様々な実施形態で提供されてもよいことを理解されたい。一例では、図10は、駐車を予約するために使用される例示的な駐車予約インターフェース330を示す。駐車予約インターフェース330は、上述の予約インターフェースとほぼ同様に作動して、駐車位置に対する予約スケジュールと対話する。予約スケジュールは、充電ネットワークサーバ106、および/またはネットワーク108に結合された別のコンピュータデバイスから取得されてもよい。様々な実施形態では、充電予約または駐車予約は、ユーザ20と関連付けられたユーザアカウントにリンクされる。少なくとも一実施形態では、ユーザアカウントは、自動車102の充電および/または自動車102の駐車に対する予約を行うのに必要なことがある。
【0039】
予約および他の想到されるサービスに加えて、本明細書で提供する例示的なインターフェースは、様々な種類のコンテンツをユーザ20に対して表示するために使用される。コンテンツとしては、例えば、広告コンテンツ、ニュースコンテンツ、天気コンテンツ、自動車102および/または充電ステーション104に関する使用説明コンテンツ、情報コンテンツ、ならびにユーザ20もしくは充電ステーション104の現在位置に関連する地図コンテンツを挙げることができる。例えば、駐車予約インターフェース330はコンテンツパネル332を含む。他のいくつかのインターフェースもコンテンツパネル332を含む。コンテンツパネル332に含まれるコンテンツの種類は、充電ステーション104、あるいは充電ステーション104および/または充電システム100のオペレータなどに応じて決まってもよい。一例では、充電ステーション104と関連付けられたコンビニエンスストアによって提供される製品を広告するため、広告コンテンツがコンテンツパネル332に含まれる。他の例では、充電ステーション104のオペレータは、充電ステーション104のオペレータが、かつ/またはオペレータとの取決めによって他者が販売する製品を対象とした、広告コンテンツをコンテンツパネル332に含める。かかる例では、ポータブル通信デバイス110でユーザ20に洗車場を広告するため、充電ステーション104の近傍にある洗車場の所有者/オペレータが、充電ステーション104のオペレータと契約してもよい。広告コンテンツは、本開示と矛盾しない1つまたは複数のインターフェースに含まれる多数の異なるソースを通して提供および/または支払いがなされてもよい。
【0040】
図11は、関心地点に関する情報を表示するために使用される例示的な位置インターフェース334を示す。図示されるように、位置インターフェース334は、現在位置と関連付けられた地図情報に含まれるユーザ20および/または充電ステーション104の現在位置を示す。本明細書のインターフェースの例に含まれる地図情報および他のコンテンツは、ネットワーク108を通してアクセス可能な1つまたは複数のサーバから取得した埋込みコンテンツであってもよい。例えば、1つまたは複数のウェブページからのコンテンツ(例えば、地図情報、駐車予約スケジュールなど)が、ポータブル通信デバイス110に表示されるインターフェースに埋め込まれてもよい。それに加えて、充電ステーション104と関連付けられた複数の関心地点(POI)が位置インターフェース334に含まれる。本明細書では、「関心地点」は、一般に、ユーザ20または他の人物が興味を持つ可能性がある場所を指す。例えば、関心地点としては、非限定的に、レストラン、整備工場、洗車場、映画館、およびショッピングモールを挙げることができる。例示的な実施形態では、関心地点は充電ネットワークサーバ106によって示される。広告コンテンツと同様に、関心地点は、充電ステーション104、あるいは充電ステーション104および/または充電システム100のオペレータなどに基づいて含まれてもよい。さらに、少なくとも一実施形態では、関心地点は、ポータブル通信デバイス110に提供されるユーザの好みに基づいて含まれるかまたは除外される。
【0041】
位置インターフェース334から、ユーザ20は、関心地点を見て、1つまたは複数の関心地点を選択する入力を入力デバイス25に対して行うことができる。関心地点を選択すると、1つまたは複数の他のインターフェースがユーザ20に対して表示されてもよい。図12は、例えば、選択された関心地点に関する情報を表示するために使用される関心地点インターフェース336を示す。関心地点インターフェース336は、選択された関心地点に対する略歴情報、およびインタラクティブコンテンツボタン338を提供する。インタラクティブコンテンツボタン338は、選択された関心地点に関するコンテンツ(例えば、ウェブページ、ウェブベースのコンテンツなど)を立ち上げるように構成される。一例では、関心地点がレストランの場合、インタラクティブコンテンツボタン338に入力することによって、レストランと関連付けられたホームページおよび/またはメニューページが立ち上がる。さらに、位置インターフェース334によって、ユーザ20が、例えば名称、分類、場所、サービス、および/または種類にしたがって関心地点を検索することができる。検索結果は、図11に示される地図情報内にリストとして、または場所ごとに提示される。検索結果の中でさらにフィルタリングおよび/または選択するため、複数の入力がユーザ20から入力デバイス25に供給されてもよい。
【0042】
ユーザ20に提示される充電インターフェースおよびサービスインターフェースに加えて、1つまたは複数の設定インターフェースが表示デバイス22でユーザ20に表示されてもよい。1つまたは複数の設定インターフェースを使用して、ユーザログイン情報、ユーザアカウント情報、支払い情報、ユーザの好みなどが提供されてもよい。かかるインターフェースによって、ポータブル通信デバイス110は他のポータブル通信デバイス110と区別され、ユーザ20と関連付けられる。図13は、ユーザアカウントと関連付けられた支払いの種類の編集および/または選択に使用される、1つの例示的な設定インターフェース340を示す。図示されるように、複数の異なる種類の支払いが含まれ、かつ/またはユーザ20によって選択可能である。このようにして、ユーザ20は、電力伝達に対する料金を異なる種類の支払いに割り当てることができる。自動車102の充電効率、ならびに/あるいは充電ステーション104と関連付けられた、かつ/またはユーザ20が所望する情報へのアクセス効率を改善するため、様々な異なる種類の設定が他の設定インターフェースでユーザ20に提供されてもよい。
【0043】
本明細書に記載する方法およびシステムは、本明細書に記載する特定の実施形態に限定されない。例えば、各システムの構成要素および/または各方法のステップは、本明細書に記載する他の構成要素および/またはステップとは独立して別個に使用ならびに/あるいは実施されてもよい。それに加えて、各構成要素および/またはステップは、また、他のシステムおよび方法を用いて使用ならびに/あるいは実施されてもよい。
【0044】
特定の機能および/または動作について、特定のデバイスに関して上述しているが、記載した動作の1つもしくは複数を任意のデバイスが行ってもよいことが想到される。本明細書に記載するシステムおよび方法は、既存の利用可能なポータブル通信デバイスを活用して、1つまたは複数の充電ステーションを制御してもよい。かかるポータブル通信デバイスの使用によって、ユーザが使い慣れたデバイスを利用できるとともに、充電ステーションに統合される別個の制御に対する必要性が低減および/または排除される。本明細書のシステムおよび方法は、さらに、場所、広告、関心地点、ステータス情報など、充電ステーションと関連付けられたコンテンツを提供して、ユーザおよび/または運転者が電動自動車の充電に要する時間を利用できるようにしてもよい。
【0045】
本開示の1つまたは複数の態様は、本明細書に記載する命令を実行するように構成されると、汎用コンピュータデバイスを特定用途向けコンピュータデバイスに変換する。
【0046】
本書は、最良の形態を含めて本発明を開示するとともに、任意のデバイスもしくはシステムの作成と使用、および任意の組み込まれた方法の実行を含めて、当業者が本発明を実施するのを可能にするために例を使用している。本発明の特許性のある範囲は請求項によって定義され、当業者に思い付く他の例を含むことができる。かかる他の例は、それらが請求項の文言と異ならない構造的要素を有する場合、またはそれらが請求項の文言と実質的に異ならない等価の構造的要素を含む場合、請求項の範囲内にあるものとする。
【符号の説明】
【0047】
10 コンピュータデバイス
12 メモリ素子
14 プロセッサ
16 通信インターフェース
18 インターフェース
20 ユーザ
22 表示デバイス
24 入力デバイス
25 入力デバイス
26 タッチスクリーンディスプレイ
100 充電システム
102 自動車
104 充電ステーション
106 充電ネットワークサーバ
108 ネットワーク
110 ポータブル通信デバイス
112 機械可読コード
114 コンジット
300 充電インターフェース
302 ビューファインダウィンドウ
304 充電インターフェース
306 情報部分
308 ステータス部分
310 「開始」ボタン
312 充電インターフェース
314 充電ステータスパネル
316 充電ステータスバナー
318 「充電停止」ボタン
320 充電完了インターフェース
322 充電インターフェース
324 予約インターフェース
326 ボタン
328 「予約」ボタン
330 駐車予約インターフェース
332 コンテンツパネル
334 位置インターフェース
336 関心地点インターフェース
338 インタラクティブコンテンツボタン
340 設定インターフェース

【特許請求の範囲】
【請求項1】
充電ステーション(104)から電動自動車(102)に充電する際に使用されるポータブル通信デバイス(110)であって、
前記充電ステーションと関連付けられた光学機械可読コード(112)をスキャンするように構成された第1の入力デバイス(24)と、
表示デバイス(22)と、
前記第1の入力デバイスおよび前記表示デバイスに結合されたプロセッサ(14)であって、前記第1の入力デバイスによってスキャンした前記光学機械可読コードに基づいて前記充電ステーションの識別番号を決定し、少なくとも1つのネットワークを通して前記充電ステーションとの通信を開始し、前記充電ステーションと関連付けられたコンテンツを含むユーザインターフェース(304)を前記表示デバイスに表示させるように構成されたプロセッサ(14)と
を備えるポータブル通信デバイス(110)。
【請求項2】
前記プロセッサ(14)に結合され、ユーザ(20)から充電コマンドを受信するように構成された第2の入力デバイス(24)をさらに備え、前記プロセッサが、前記第2の入力デバイスから充電コマンドを受信し、前記充電コマンドを前記充電ステーション(104)に送信するようにさらに構成されている、請求項1記載のポータブル通信デバイス。
【請求項3】
前記ユーザインターフェース(304)が、前記第2の入力デバイス(24)と関連付けられた、前記充電コマンドを受信する少なくとも1つの制御部(310)を備える、請求項2記載のポータブル通信デバイス。
【請求項4】
前記光学機械可読コード(112)が、バーコードおよびクイックレスポンス(QR)コードの少なくとも1つを含む、請求項1記載のポータブル通信デバイス。
【請求項5】
前記第1の入力デバイス(25)が、前記光学機械可読コードの画像を取り込むように構成されたカメラを含む、請求項1記載のポータブル通信デバイス。
【請求項6】
前記プロセッサ(14)が、前記識別番号を充電ネットワークサーバ(106)に送信して、前記充電ステーション(104)との通信を開始するように構成されている、請求項1記載のポータブル通信デバイス。
【請求項7】
前記プロセッサ(14)が、前記識別番号を前記充電ステーション(104)に送信し、前記識別番号に基づいて前記充電ステーションと関連付けられたコンテンツを受信するようにさらに構成されている、請求項1記載のポータブル通信デバイス。
【請求項8】
前記コンテンツが、広告コンテンツ、ニュースコンテンツ、および天気コンテンツの少なくとも1つを含む、請求項7記載のポータブル通信デバイス。
【請求項9】
前記ユーザインターフェース(304)が、前記充電ステーション(104)に関する略歴情報および前記充電ステーションのステータス情報を備える、請求項1記載のポータブル通信デバイス。
【請求項10】
前記プロセッサ(14)が、前記表示デバイス(22)に、充電ステーション(104)の予約を受信するように構成された予約インターフェース(324)および充電ステーションと関連付けられた関心地点を識別するように構成された位置インターフェース(334)の少なくとも1つを表示させるようにさらに構成されている、請求項1記載のポータブル通信デバイス。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2013−97796(P2013−97796A)
【公開日】平成25年5月20日(2013.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−236161(P2012−236161)
【出願日】平成24年10月26日(2012.10.26)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ZIGBEE
【出願人】(390041542)ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ (6,332)
【Fターム(参考)】