説明

充電ボックス

【課題】電気自動車等の充電時において充電回路遮断装置を容易に固定することのできる充電ボックスを提供する。
【解決手段】一面が開口する筐体1と、筐体1の開口面を開閉自在に塞ぐ扉体2と、筐体1内に設けられて充電ケーブル4の電源プラグが接続されるコンセント31と、筐体1の外部の壁面に設けられて充電ケーブル4に設けられるCCID40を固定する固定用部材5とを備えた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば電気自動車に搭載されるバッテリ等を充電するための充電ボックスに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、回路遮断器と、回路遮断器の負荷側に接続されたコンセントとを一面が開口する箱体内に収納し、箱体の開口面を蓋体によって開閉自在に塞いだコンセント盤が知られており、例えば特許文献1に開示されている。この特許文献1に記載の従来例は、箱体に対して蓋体を開いた状態で回路遮断器からコンセントまでの通電経路を閉成し、蓋体を開いた状態で通電経路を開成する通電経路開閉手段を備えている。したがって、この従来例では、蓋体を開いてコンセントに電源プラグを接続する場合には、常にコンセントが非通電状態となっており、通電状態にある電源プラグに触れる虞がなく、感電の発生を防ぐことができるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2002−101508号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記従来例のコンセントには、例えば電気自動車等のバッテリを充電するための充電装置等に接続された充電ケーブルの電源プラグが接続される。この充電ケーブルには、車両との接続状態の検出や漏電検出、異常時に車両−電源間の切り離しを行う充電回路遮断装置(以下、「CCID(Charging Circuit Interrupt Device)」と呼ぶものとする)が取り付けられている。
【0005】
しかしながら、上記従来例では、このCCIDを用いる場合に、電気自動車等の充電時においてCCIDを固定することができない。このため、CCIDが揺れ動くことにより充電ケーブルに荷重が掛かったり、壁面にぶつかってCCID自体又は壁面に傷をつけたりする虞があった。
【0006】
本発明は、上記の点に鑑みて為されたもので、電気自動車等の充電時において充電回路遮断装置を容易に固定することのできる充電ボックスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の充電ボックスは、一面が開口する筐体と、前記筐体の開口面を開閉自在に塞ぐ扉体と、前記筐体内に設けられて充電ケーブルの電源プラグが接続されるコンセントと、前記筐体の外部の造営面に設けられて前記充電ケーブルに設けられる充電回路遮断装置を固定する固定用部材とを備えることを特徴とする。
【0008】
この充電ボックスにおいて、前記筐体及び前記固定用部材は壁面に設置され、前記固定用部材は、前記充電回路遮断装置を固定する固定部と、前記壁面から前向きに突出して前記固定部が取り付けられる突台部を備え、前記突台部は、前記筐体内から導出される前記充電ケーブルが前記壁面と平行となる高さ寸法であることが好ましい。
【0009】
この充電ボックスにおいて、前記固定用部材には、前記充電回路遮断装置を巻き付けて保持するバンドが設けられることが好ましい。
【0010】
この充電ボックスにおいて、前記固定用部材には、前記充電回路遮断装置の少なくとも下面に当接して前記充電回路遮断装置を支持する支持部が設けられることが好ましい。
【0011】
この充電ボックスにおいて、前記固定用部材には、前記充電回路遮断装置の側面に当接する位置決め部が設けられることが好ましい。
【0012】
この充電ボックスにおいて、前記固定用部材は、前記造営面に着脱自在に取り付けられることが好ましい。
【0013】
この充電ボックスにおいて、前記固定用部材には磁石が設けられ、前記造営面には磁性材料より成る取付用部材が設けられ、前記固定用部材は、前記磁石と前記取付用部材との間に働く磁気力により前記造営面に着脱自在に取り付けられることが好ましい。
【発明の効果】
【0014】
本発明は、電気自動車の充電時において充電回路遮断装置を容易に固定することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明に係る充電ボックスの実施形態を示す図で、(a)は正面図で、(b)は側面図で、(c)はCCID及び固定部の正面図で、(d)はCCID及び固定部の側面図である。
【図2】同上の充電ボックスにおける突台部を示す図で、(a)は正面図で、(b)は側面図である。
【図3】同上の充電ボックスにおけるコンセントブロックの概略を示すブロック図である。
【図4】同上の充電ボックスにおける固定用部材の他の構成を示す図で、(a)は正面図で、(b)は側面図で、(c)はCCID及び固定部の正面図で、(d)はCCID及び固定部の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明に係る充電ボックスの実施形態について図面を用いて説明する。なお、以下の説明では、図1(a)における上下左右を上下左右方向、紙面手前側を前方向、紙面奥側を後方向と定めるものとする。本実施形態は、充電ケーブル4を介して電気自動車やプラグインハイブリッドカー(以下、単に「車両」と呼ぶ)のバッテリを充電するためのものである。本実施形態は、図1(a),(b)に示すように、造営面に配置される筐体1及び扉体2と、筐体1の内部に設けられるコンセントブロック3と、筐体1の外部に設けられる固定用部材5とを備える。なお、本実施形態では、鉛直方向に沿った壁面(図示せず)を造営面としている。
【0017】
充電ケーブル4の一端部には、車両に設けられたコネクタ(図示せず)に接続されるガン型プラグである充電ガン(図示せず)が設けられている。充電ケーブル4の他端には、後述するコンセント31に接続される電源プラグ(図示せず)が設けられている。また、充電ケーブル4の中間部には、図1(a),(b)に示すように、後述するCCID(充電回路遮断装置)40が設けられている。
【0018】
筐体1は、金属板によって前面を開口した矩形箱状に形成され、図1(b)に示すように、その内部にコンセントブロック3を備える。扉体2は、金属板によって扁平な矩形箱状に形成され、筐体1前面の開口を塞ぐ閉位置と、当該開口を開放する開位置との間で回動自在となるように、ヒンジ部(図示せず)によって左側端部が筐体1前面の左端部に軸支されている。
【0019】
また、扉体2には、図1(a)に示すようにロック装置20が取着されており、扉体2が閉位置にあるときにロック装置20によって扉体2を筐体1に対してロックできるようになっている。扉体2の下面には切り欠き(図示せず)が設けられており、当該切り欠きから充電ケーブル4を外部に引き出せるようになっている。
【0020】
扉体2前面の上部には、図1(a)に示すように矩形状の表示窓21が設けられており、扉体2が閉位置にあるときに後述するコンセントブロック3の2つの表示灯33Aを外部に臨ませるようになっている。
【0021】
ここで、筐体1前面の開口の周縁には、図1(b)に示すように、下辺を除いた全周に亘って前向きに突出する立片10が設けられている。そして、この立片10の前端縁には、外向きに突出するフランジ11が全周に亘って設けられている。これら立片10及びフランジ11は、扉体2が閉位置にあるときに、筐体1と扉体2との間の隙間よりも前方に突出するように設けられている。したがって、筐体1と扉体2との間の隙間から水が浸入してきたとしても、立片10及びフランジ11によって筐体1の開口より内側の空間への水の浸入を防止することができる。
【0022】
コンセントブロック3は、図1(b)及び図3に示すように、漏電遮断器35や給電用の電源ケーブル34を内側に収納する取付台30と、3極プラグに対応した差込口31Aが設けられたコンセント31とを備える。コンセント31は、取付台30の下面において筐体1内部の空間に露出するように設けられている。また、充電ケーブル4の電源プラグを接続し易いように、取付台30におけるコンセント31が設けられる面は、水平面(前後左右を含む面)に対して下向きに傾斜している。
【0023】
コンセントブロック3には、図3に示すように、漏電遮断器35を介して電源ケーブル34の一端部が接続されている。電源ケーブル34の他端部は筐体1の外部に引き出され、例えば商用電源等の外部電源(図示せず)に接続される。したがって、外部電源から電源ケーブル34を介してコンセント31に電力が供給される。このため、電源プラグをコンセント31に差し込み、充電ガン41を車両に設けられたコネクタに接続することで、車両に搭載されたバッテリを充電することができる。
【0024】
また、コンセントブロック3には、インターロック装置32が設けられている。インターロック装置32は、図3に示すように、スイッチ32Aと、スイッチ32Aを介して給電路に接続される励磁コイル32Bと、コンセント31への給電路に挿入されて励磁コイル32Bが励磁されている間だけオンとなるリレー接点32Cとを備える。
【0025】
スイッチ32Aは、図1(b)に示すように、取付台30前面の左上部に前向きに突出する形で配設されている。そして、スイッチ32Aは、扉体2が閉位置にあるときに、扉体2前面の裏面から後ろ向きに突出する駆動片(図示せず)によって押圧されることでオンに切り替わる。また、スイッチ32Aは、扉体2が閉位置にないときには、駆動片による押圧が解除されてオフに切り替わる。
【0026】
すなわち、扉体2が閉位置にあれば、スイッチ32Aがオンに切り替わることで励磁コイル32Bに励磁電流が流れるため、リレー接点32Cがオンしてコンセント31への給電路が閉成される。一方、扉体2が閉位置になければ、スイッチ32Aがオフに切り替わることでリレー接点32Cもオフに切り替わり、コンセント31への給電路が開成される。したがって、電源プラグをコンセント31に接続し、扉体2を閉じることで始めて通電するので、扉体2が開いて筐体1内部の充電ケーブル4等に触れ得る状態では通電することがなく、感電を防止することができる。
【0027】
また、コンセントブロック3には、電源プラグがコンセント31に接続されて通電している状態か否かを表示する2つの表示灯33Aの点灯制御を行う点灯制御回路33が設けられている。各表示灯33Aは、例えば緑色発光ダイオードと赤色発光ダイオードとから成り、図1(a)に示すように、扉体2が閉位置にあるときに表示窓21を介して外部から視認できるようになっている。点灯制御回路33は、例えば通電している状態であれば緑色に発光する一方の表示灯33Aを点灯させ、通電していない状態であれば消灯し、充電中であれば赤色に発光する他方の表示灯33Aを点灯させる。
【0028】
CCID40は、外部電源と車両のバッテリとの間の給電経路を入/切するリレー(図示せず)と、制御回路(図示せず)とを直方体状のケースに収納して構成される。このリレーが開いた状態では、外部電源から車両のバッテリへと電力を供給する給電経路が遮断され、リレーが閉じた状態では、外部電源から車両のバッテリへと電力を供給可能となる。制御回路は、パイロット信号を車両に搭載されたECU(Electronic Control Unit)に送信することにより、外部電源及び充電ケーブル4の定格電流を通知する。これにより、ECUでは、外部電源及び充電ケーブル4の定格電流に基づいた充電電流でバッテリを充電する。また、制御回路は、漏電などの異常を検出した場合にリレーを強制的に開成して給電経路を遮断する機能を有する。
【0029】
CCID40の前面には、図1(a)に示すように3つの表示灯40Aが上下方向に沿って設けられている。これら表示灯40Aは、それぞれ例えば互いに発光色の異なる発光ダイオードから成り、CCID40の制御回路により点灯制御される。これら表示灯40Aの点灯状態を見ることにより、例えば車両のバッテリの充電状態などを確認することができる。
【0030】
固定用部材5は、金属板から形成され、例えば筐体1の設置される壁面における筐体1の下側に取り付けられ、CCID40を壁面に対して固定する固定部50と、固定部50が取り付けられて壁面よりも前向きに突出する突台部51とで構成される。
【0031】
固定部50は、図1(c)に示すように、左右方向の幅寸法がCCID40の左右方向の幅寸法よりも大きく、上下方向の幅寸法がCCID40の上下方向の幅寸法よりも僅かに小さい矩形板状に形成され、その前面にCCID40の後面が当接する。固定部50の四隅には、それぞれ前後方向に貫通する矩形状のスリット50Aが設けられており、これらスリット50Aには、CCID40の上端部及び下端部を巻き付けて保持するバンド50Bがそれぞれ設けられている。
【0032】
バンド50Bは、図示しないが長手方向の一端部がフック状に起毛し、且つ他端部がループ状に密集して起毛しており、各端部を貼り付けたり剥がしたりすることが可能な面ファスナーで構成されている。したがって、各バンド50Bの各端部を剥がした状態でCCID40後面を固定部50に当接させ、CCID40に巻き付けるようにして各バンド50Bの各端部を貼り付けることで、CCID40を固定部50に容易に固定することができる(図1(d)参照)。
【0033】
突台部51は、図2(a),(b)に示すように、壁面に取り付けられる矩形板状の主板51Aと、上下方向に沿って一定の間隔を空けて設けられて主板51Aから前向きに突出する1対の立板51Bとを備える。各立板51Bの前端部は、上下方向に沿って互いに離れる向きにそれぞれ折り曲げられており、この折り曲げられた部位は、固定部50が取り付けられる取付部51Cとなっている。ここで、突台部51は、CCID40を固定部50に固定した際に、筐体1内から導出される充電ケーブル4が壁面と平行となる高さ寸法(前後方向の寸法)で形成されている。
【0034】
本実施形態では、図1(a),(b)に示すように、矩形板状の1対の永久磁石52を固定部50後面の上下両端部にそれぞれ貼着している。そして、これら永久磁石52と取付部51Cとの間に働く磁気力により固定部50と取付部51Cとを結合することで、固定部50を突台部51に取り付けている。この構成では、固定部50を突台部51に着脱自在に取り付けることができるため、固定部50を突台部51から取り外した状態でCCID40を固定部50に固定する作業を行うことも可能となる。なお、固定部50を突台部51に取り付ける手段は永久磁石52に限らず、例えば接着剤を用いて固定部50を取付部51Cに取り付けてもよい。
【0035】
上述のように、本実施形態では、筐体1の外部の造営面(壁面)にCCID40を固定する固定用部材5を設けている。したがって、電気自動車等の充電時において、筐体1の外部でCCID40を容易に固定することができる。このため、CCID40が揺れ動くことにより充電ケーブル4に荷重が掛かったり、壁面にぶつかってCCID40自体又は壁面に傷をつけたりすることがない。
【0036】
また、本実施形態では、突台部51により固定部50が壁面から一定の間隔を空けて前側に設けられているため、筐体1内から導出される充電ケーブル4が壁面と平行となるようにCCID40が固定部50に固定される。したがって、筐体1内から導出される充電ケーブル4を折り曲げることなくCCID40を固定用部材5に固定することができるので、充電ケーブル4に負荷が掛からないようにすることができる。
【0037】
ところで、固定部50は、図4(a)〜(d)に示すように、バンド50Bを用いずにCCID40を固定する構成であってもよい。この構成では、固定部50の左右両端部に、それぞれ前向きに突出し且つCCID40の左右各側面に当接する1対の側片50C(位置決め部)が一体に形成されている。この各側片50Cの間の幅寸法は、CCID40の左右方向の幅寸法よりも僅かに大きくなっている。各側片50Cは、その前後方向の幅寸法がCCID40の前後方向の幅寸法よりも僅かに大きくなるように形成され、各側片50Cの前端部からは、互いに近付く向きに突出する1対の副片50Dが設けられている。
【0038】
また、固定部50には、その下端部から前向きに突出してCCID40の下面が当接する支持片50Eが一体に形成されている。支持片50Eの前端部は二股に分かれ、それぞれの前端部には上向きに突出する1対の突片50Fが一体に形成されている。これら固定部50と各突片50Fとの間の幅寸法は、CCID40の前後方向の幅寸法よりも僅かに大きくなっている。したがって、CCID40を支持片50Eに載置した際に、CCID40が固定部50と各突片50Fとで挟持されるため、CCID40の前後方向の移動を規制することができる。なお、図示しないが支持片50Eには切り欠きが設けられており、当該切り欠きが各突片50Fの間に充電ケーブル4を通すための空隙となっている。
【0039】
上述のように固定部50を構成することで、図4(a)〜(d)に示すように、CCID40を支持片50Eに載置するだけでCCID40を固定用部材5に容易に固定することができる。ここで、支持片50EによりCCID40が下向きに移動するのを規制することで、充電ケーブル4に掛かるCCID40による荷重を低減することができる。また、CCID40を支持片50Eに載置した際に、CCID40が各側片50Cに挟持されるため、CCID40の左右方向の移動を規制することができる。更に、固定部50と各副片50Dとの間でCCID40の上端部を挟持することで、CCID40上端部の前後方向の移動を規制することができるので、CCID40の位置をより安定させることができる。
【0040】
なお、CCID40の固定場所を利用者が自由に設定できるように、固定用部材5は壁面(造営面)に着脱自在に取り付けることのできる仕様であることが望ましい。例えば、壁面に予め磁性材料から成る取付用部材である金属板(図示せず)を設け、固定用部材5に永久磁石(図示せず)を設けることで、永久磁石と金属板との間に働く磁気力により固定用部材5を壁面の金属板に着脱自在に取り付けることができる。この構成であれば、金属板の任意の場所に固定用部材5を容易に取り付けることができるため、CCID40の固定場所を利用者が自由に設定することができる。
【符号の説明】
【0041】
1 筐体
2 扉体
3 コンセントブロック
31 コンセント
4 充電ケーブル
40 CCID(充電回路遮断装置)
5 固定用部材
50 固定部
51 突台部



【特許請求の範囲】
【請求項1】
一面が開口する筐体と、前記筐体の開口面を開閉自在に塞ぐ扉体と、前記筐体内に設けられて充電ケーブルの電源プラグが接続されるコンセントと、前記筐体の外部の造営面に設けられて前記充電ケーブルに設けられる充電回路遮断装置を固定する固定用部材とを備えることを特徴とする充電ボックス。
【請求項2】
前記筐体及び前記固定用部材は壁面に設置され、前記固定用部材は、前記充電回路遮断装置を固定する固定部と、前記壁面から前向きに突出して前記固定部が取り付けられる突台部を備え、前記突台部は、前記筐体内から導出される前記充電ケーブルが前記壁面と平行となる高さ寸法であることを特徴とする請求項1記載の充電ボックス。
【請求項3】
前記固定用部材には、前記充電回路遮断装置を巻き付けて保持するバンドが設けられることを特徴とする請求項1又は2記載の充電ボックス。
【請求項4】
前記固定用部材には、前記充電回路遮断装置の少なくとも下面に当接して前記充電回路遮断装置を支持する支持部が設けられることを特徴とする請求項1又は2記載の充電ボックス。
【請求項5】
前記固定用部材には、前記充電回路遮断装置の側面に当接する位置決め部が設けられることを特徴とする請求項4記載の充電ボックス。
【請求項6】
前記固定用部材は、前記造営面に着脱自在に取り付けられることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の充電ボックス。
【請求項7】
前記固定用部材には磁石が設けられ、前記造営面には磁性材料より成る取付用部材が設けられ、前記固定用部材は、前記磁石と前記取付用部材との間に働く磁気力により前記造営面に着脱自在に取り付けられることを特徴とする請求項6記載の充電ボックス。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2013−46484(P2013−46484A)
【公開日】平成25年3月4日(2013.3.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−182202(P2011−182202)
【出願日】平成23年8月24日(2011.8.24)
【出願人】(505155012)パナソニックエコソリューションズ電路株式会社 (140)
【Fターム(参考)】