充電装置及び操作器
【課題】誤操作される可能性が低減された充電装置及び操作器を提供する。
【解決手段】操作器50は、装置10の操作を手順ごとに表示した複数の第1の領域A〜Dが第1の方向に並んで設けられ、操作ボタン52aの操作を行う手順を示す第1の領域Bに、操作ボタン52aが配置されている。
【解決手段】操作器50は、装置10の操作を手順ごとに表示した複数の第1の領域A〜Dが第1の方向に並んで設けられ、操作ボタン52aの操作を行う手順を示す第1の領域Bに、操作ボタン52aが配置されている。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、充電装置及び操作器に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1(意匠公報)には、カードシステムによる全自動専用充電スタンドが記載されている。ユーザが磁気カード挿入口にカードを挿入すると、操作案内板に運転状態を示すディスプレーが表示され、ユーザは、その表示された操作順に従って運転・停止釦を押す。運転釦が押されると充電が開始され、停止釦が押されると充電が完了し(充電スタンドの運転終了)、レシート取出口より運転結果レシートが出力される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】意匠登録第919451号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、誤操作される可能性が低減された充電装置及び操作器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記目的に沿う第1の発明に係る充電装置は、コネクタを充電対象に接続するステップを示した領域Aと、
充電を開始するためのスタートボタンが配置され該スタートボタンを操作するステップを示した領域Bと、
充電状況を表示する表示器が配置された領域Cと、
前記コネクタを前記充電対象から取り外すステップを示した領域Dと、が設けられ、
前記領域A、前記領域B、前記領域C、及び前記領域Dが、第1の方向に並んで配置された操作器を備える。
【0006】
第1の発明に係る充電装置において、前記操作器に、充電動作を中止する中止ボタンが配置され該中止ボタンを操作するステップを示した領域Eが更に設けられることが好ましい。
【0007】
第1の発明に係る充電装置において、前記領域Eは、前記領域Cの前記第1の方向とは異なる第2の方向の側に設けられることが好ましい。
【0008】
第1の発明に係る充電装置において、前記第1の方向を、前記操作器を操作する操作者から見て左から右へ向かう方向とすることができる。
【0009】
第1の発明に係る充電装置において、前記第2の方向を、前記操作者から見て上から下へ向かう方向とすることができる。
【0010】
第1の発明に係る充電装置において、前記第1の方向を、前記操作器を操作する操作者から見て上から下へ向かう方向とすることができる。
【0011】
第1の発明に係る充電装置において、前記表示器は、第1の表示領域に前記充電状況に関する情報を表示し、
前記第1の表示領域とは異なる第2の表示領域に前記操作者に対する注意事項を表示することが好ましい。
【0012】
第1の発明に係る充電装置において、前記第1及び第2の表示領域のうち、一方の背景色を白とし、他方の背景色を黒とすることができる。
【0013】
第1の発明に係る充電装置において、前記第1の表示領域の背景色と前記第2の表示領域の背景色とを、補色の関係にすることができる。
【0014】
第1の発明に係る充電装置において、前記第1の表示領域を、前記第2の表示領域の上側に配置することができる。
【0015】
第1の発明に係る充電装置において、前記第1の表示領域を、前記第2の表示領域の左側に配置することができる。
【0016】
第1の発明に係る充電装置において、前記領域Dの右側の上部に充電動作を非常停止するための非常停止ボタンが配置されることが好ましい。
【0017】
前記目的に沿う第2の発明に係る操作器は、装置の操作を手順ごとに表示した複数の第1の領域が第1の方向に並んで設けられ、
操作ボタンの操作を行う手順を示す前記第1の領域に、該操作ボタンが配置されている。
【0018】
第2の発明に係る操作器において、前記第1の方向とは異なる第2の方向に、前記操作を中止するための手順を表示した第2の領域が更に設けられ、該第2の領域に前記操作を中止するための中止ボタンが配置されていることが好ましい。
【0019】
前記目的に沿う第3の発明に係る装置は、第2の発明に係る操作器を備えた装置である。
【発明の効果】
【0020】
本発明に係る充電装置及び操作器においては、本発明の構成を有さない場合と比較して、誤操作される可能性を低減することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明の一実施の形態に係る充電装置の使用状態を示す説明図である。
【図2】同充電装置が有するスタンド部の斜視図である。
【図3】同充電装置が有するスタンド部の正面図である。
【図4】同充電装置が有するスタンド部の右側面図である。
【図5】同充電装置が有するスタンド部の左側面図である。
【図6】同充電装置が有するスタンド部の背面図である。
【図7】同充電装置が有するスタンド部の平面図である。
【図8】同充電装置が有するスタンド部の底面図である。
【図9】同充電装置が有するスタンド部のフリースペースの第1の活用方法を示す説明図である。
【図10】同充電装置が有するスタンド部のフリースペースの第2の活用方法を示す説明図である。
【図11】同充電装置が有するスタンド部のフリースペースの第3の活用方法を示す説明図である。
【図12】同充電装置が有するスタンド部のフリースペースの第4の活用方法を示す説明図である。
【図13】同充電装置が有するスタンド部のフリースペースの第5の活用方法を示す説明図である。
【図14】同充電装置に設けられた操作器の正面図である。
【図15】同充電装置に設けられた操作器の表示画面の説明図である。
【図16】同充電装置に設けられた操作器の表示画面の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。なお、各図において、説明に関連しない部分は図示を省略する場合がある。
【0023】
本発明の一実施の形態に係る操作器50が設けられた充電装置(装置の一例)10は、図1及び図2に示すように、例えば電気自動車(充電対象の一例)12に搭載されるバッテリを充電することができる。この充電装置10は、既存のガソリンスタンドのみならず、例えば、コンビニエンスストア等の店舗や駐車場に設置することも可能である。充電装置10の設置場所は、屋内であっても屋外であっても良い。
【0024】
充電装置10は、電源部20及びスタンド部30を備えている。
電源部20は、スタンド部30とは離れた場所に設置される。電源部20は、商用電源を電力変換し、充電に必要な電力をスタンド部30に供給することができる。
【0025】
スタンド部30は、電源部20から供給された電力を、そのまま電気自動車12等に供給することができる。
スタンド部30は、図2〜図8に示すように、ベース部32、突出部34、及び先端に充電コネクタ(コネクタの一例)36が取り付けられた充電ケーブル38を有している。
【0026】
ベース部32は、設置面から上方へ延びている。ベース部32の下部には、例えば2本の支柱40(図3及び図6参照)が設けられている。
突出部34は、予め決められた高さ位置にてベース部32に固定される。突出部34は、前方斜め上を向く上面板42a及び前方斜め下を向く下面板42bによって少なくとも構成され、前方に突出している。即ち、突出部34は、図5に示すように、左側面から見ると三角形状であり、前方に向かうに従って上下方向の幅(上面板42aと下面板42bとの間の距離)が減少する。上面板42aと下面板42bが接する先端部分は、丸く形成されている。先端部分が丸く形成されていることによって、操作者の怪我が防止される。
【0027】
突出部34の右側端部は、先端が切り欠かれ、切り欠き部が形成されている。この切り欠き部には、図3に示すように、充電コネクタ36を収納するための収納部44が設けられている。
突出部34の上面板42aには、充電装置10を操作(充電操作)するための操作ボタン(例えば、スタートボタン52a及び中止ボタン52b)が配置された操作器50が設けられている(図3〜図5、図14参照)。操作器50に配置された各操作ボタンは、充電装置10を使用する操作者の接地面から1000±200mmの高さ範囲に入るように配置されている。なお、この高さ範囲は、好ましくは1000±150mm、更に好ましくは1000±100mmとすることができる。操作器50の操作ボタンをこの範囲に配置することにより、車椅子に乗って充電装置10を操作する操作者に対しても良好な操作性を提供することができる。
また、充電コネクタ36も、操作のしやすい高さに設定された突出部34の右側端部に収納されるので、操作者にとっては扱いやすい充電装置10となる。
【0028】
突出部34の裏側のベース部32には、図6に示すように、第1の後部扉54aが設けられている。この第1の後部扉54aを開けることによって、例えば突出部34の内部に配置された、操作器50を制御するための制御装置(不図示)を保守することができる。
このように、前方に突出する突出部34に操作器50が設けられていることにより、充電装置10の操作性が向上する。
【0029】
充電ケーブル38は、ベース部32の右側上部から下方へと延びて配置される。充電ケーブル38の先端の充電コネクタ36が収納部44に収納された状態においては、充電ケーブル38が地面に接触しないように充電ケーブル38の長さが設定されている。
【0030】
ここで、正面視して突出部34よりも上側のベース部32には、物品を配置するための空間(以下、「フリースペース」という。)FSが形成されている。
このフリースペースFSには、充電装置10の設置者(例えばガソリンスタンド、店舗、及び駐車場のオーナー)が、充電装置10を使用するユーザに対して訴求力を有する物品を配置することができる。
【0031】
第1の例として、この物品は前面がガラスによって覆われた掲示板62aである(図9参照)。掲示板62aにお店の広告を掲示することによって、設置者は、ユーザに対し販売促進を図ることができる。
【0032】
第2の例として、この物品は情報を表示するモニタ62bである(図10参照)。モニタ62bに広告、店舗の案内図、周辺地域の観光案内図等を表示することによって、設置者は、ユーザの利便性を図ることができる。
【0033】
第3の例として、この物品は棚62cである(図11参照)。フリースペースFSに棚62cを配置し、棚62cに例えば観葉植物を飾ることによって、設置者は、店舗イメージを向上させることが可能である。
【0034】
第4の例として、この物品は商品を展示するショーケース62dである(図12参照)。充電装置10の設置者である店舗等のオーナーは、ユーザに対して商品やサービスのPRをすることができる。
【0035】
第5の例として、この物品は非接触型のICカードの情報を読み取る読み取り器62eである(図13参照)。フリースペースFSに読み取り器62eを設けることによって、設置者は、ユーザの利便性を向上させることが可能である。
【0036】
また、第6の例として、この物品を鏡とすることも可能である。
【0037】
このように、スタンド部30に物品を配置するためのフリースペースFSが形成されているので、本実施の形態に係る充電装置10は、設置者にとって、充電機能をユーザに提供すること以外の付加価値を有することとなる。
なお、フリースペースFSの背面側のベース部32には、図6に示すように、第2の後部扉54bが設けられている。
【0038】
次に、突出部34の上面板42aに設けられた操作器50について詳細に説明する。
操作器50は、充電装置10を操作するためのものである。操作器50には、図14に示すように、充電装置10の各操作手順を示す領域A〜Dが順に左から右へ向かう方向(第1の方向の一例)に直線的に並んで配置されている。領域A〜Dは、それぞれ枠70で囲われている。領域A〜Dの上端部には、それぞれ操作手順に対応する番号が記されている。また、この番号の右横には、その操作手順の概要が記されている。
【0039】
領域Aには、充電コネクタ36を例えば電気自動車12等の充電対象に接続するステップ(充電コネクタ36を電気自動車12に差し込む内容及び充電コネクタ36のレバーを操作する内容)が図と共にグループ化されて示されている。
領域Bには、充電を開始するためのスタートボタン52a(ハードウェアスイッチ)が配置され、そのスタートボタン52aを操作するステップが示されている。
領域Cには、充電状況を表示する表示器72が配置されている。
領域Dには、充電コネクタ36を充電対象から取り外すステップ(充電コネクタ36のレバーを操作する内容及び充電コネクタ36を充電対象から外す内容)が図と共にグループ化されて示されている。なお、領域Dの右側の上部には、充電動作を非常停止するための非常停止ボタン74が配置されている。
【0040】
このように、各操作手順が領域A〜Dに表示され、これら領域A〜Dが左から右へ向かう方向に直線的に配置されているので、操作者は、操作手順の流れを理解することが容易となる。
ここで、ボタンとそのボタンを操作するステップの表示(操作説明)とが別々の場所に配置されている場合には、操作者は、これらボタンと操作説明との対応関係を理解しなければならない。しかし、本実施の形態に示した操作器50においては、領域Bのように、ボタンとそのボタンを操作するステップの表示が一体的に配置されているので、対応関係の理解は不要となり、直感的な操作が可能となる。
【0041】
領域Cの下側には、領域Eが配置されている。この領域Eには、充電動作を中止する中止ボタン52b(ハードウェアスイッチ)が配置され、その中止ボタン52bを操作するステップが示されている。
スタートボタン52aは、操作手順に沿って通常操作されるボタンである。しかし、中止操作は例外的な操作であり、中止ボタン52bは操作者が必要な場合に限って使用される。従って、中止ボタン52bは、スタートボタン52aとは並ばないように配置されている。
このように、通常使用されない中止ボタン52bを含む領域Eが、通常の操作手順を示した領域A〜Dの配置方向とは異なる方向(第2の方向の一例であり、本実施の形態においては、上から下へ向かう方向)に配置されているので、操作に不慣れな操作者は領域Eが例外的な操作を示すものと認識し、誤操作が低減される。
なお、操作対象となる装置によっては、領域A〜Dを上から下へ向かう方向に直線的に配置し、領域Cの右側に領域Eを配置することも可能である。即ち、第1の方向を、上から下へ向かう方向とし、第2の方向を左から右へ向かう方向とすることができる。
【0042】
次に、領域Cに配置された表示器72の表示内容について説明する。
表示器72は、例えばモノクロの液晶パネルである。表示器72の表示画面73は図15及び図16に示すように、少なくとも第1の表示領域X1及び第1の表示領域X1の下側に配置された第2の表示領域X2で構成されている。
【0043】
第1の表示領域X1には、充電状況に関する情報が表示される。この充電状況に関する情報は、例えば図15に示すように、1)「充電中です。お待ち下さい。残り時間:約17分」のような文字情報、2)文字情報の右側に表示されるバッテリの充電量を示す図、3)及び上部に表示される充電動作の進捗(「準備中」、「試験中」、「充電中」及び「終了」)を表すステータスである。また、第1の表示領域X1には、充電装置10のステータスに応じて、例えば図16に示す「充電の準備をしています。充電完了までは、約20分必要です。」のような文字情報が図(グラフ)と共に、充電状況に関する情報として表示される。図15及び図16に示すように、第1の表示領域X1の背景色は、例えば白である。
【0044】
第2の表示領域X2には、少なくとも操作者に対する注意事項が表示される。この注意事項は、例えば図15に示すように、「中止は下の『充電中止』を押してください。」のような内容である。また、第2の表示領域X2には、充電装置10のステータスに応じて、例えば図16に示す「充電中は危険ですので、コネクタ周辺を触らないで下さい。」との注意事項が図と共に表示される。図15及び図16に示すように、第2の表示領域X2の背景色は、例えば黒である。
【0045】
このように、上下に分割された第1及び第2の表示領域X1、X2にそれぞれ充電状況に関する状況及び注意事項が表示されるとともに、第1及び第2の表示領域X1、X2の背景色がそれぞれ白及び黒に設定されるので、操作者がその内容を理解しやすく、視認性に優れる。
なお、第1及び第2の表示領域X1、X2の背景色を逆に、即ち、第1及び第2の表示領域X1、X2の背景色をそれぞれ黒及び白に設定することも可能である。また、モノクロの表示器に代えて、カラーの表示器とすることも可能である。その場合は、第1の表示領域X1の背景色と第2の表示領域X2の背景色とを、補色の関係に設定することで、視認性を向上させることが可能である。
また、第1及び第2の表示領域X1、X2を上下方向に配置するのではなく、左右方向に配置することも可能である。特に、第1の表示領域X1を第2の表示領域X2の左側に配置することができる。
【0046】
なお、本発明は、前述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲での変更は可能である。例えば、前述の実施の形態や変形例の一部又は全部を組み合わせて発明を構成する場合も本発明の技術的範囲に含まれる。
【0047】
前述の実施の形態における操作器50は、表示器72及び複数のボタン(ハードウェアスイッチ)を備えていた。この表示器72をタッチパネルにすると共に、複数のハードウェアスイッチの少なくとも一部を表示器72上に表示したボタン(ソフトウェアスイッチ)とすることも可能である。
また、切り欠き部は、突出部34の左側端部に形成されても良い。
充電ケーブル38は、ベース部32の左側上部から下方へと延びるように配置することも可能である。
【符号の説明】
【0048】
10:充電装置、12:電気自動車、20:電源部、30:スタンド部、32:ベース部、34:突出部、36:充電コネクタ、38:充電ケーブル、40:支柱、42a:上面板、42b:下面板、44:収納部、50:操作器、52a:スタートボタン、52b:中止ボタン、54a:第1の後部扉、54b:第2の後部扉、62a:掲示板、62b:モニタ、62c:棚、62d:ショーケース、62e:読み取り器、70:枠、72:表示器、73:表示画面、74:非常停止ボタン
【技術分野】
【0001】
本発明は、充電装置及び操作器に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1(意匠公報)には、カードシステムによる全自動専用充電スタンドが記載されている。ユーザが磁気カード挿入口にカードを挿入すると、操作案内板に運転状態を示すディスプレーが表示され、ユーザは、その表示された操作順に従って運転・停止釦を押す。運転釦が押されると充電が開始され、停止釦が押されると充電が完了し(充電スタンドの運転終了)、レシート取出口より運転結果レシートが出力される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】意匠登録第919451号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、誤操作される可能性が低減された充電装置及び操作器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記目的に沿う第1の発明に係る充電装置は、コネクタを充電対象に接続するステップを示した領域Aと、
充電を開始するためのスタートボタンが配置され該スタートボタンを操作するステップを示した領域Bと、
充電状況を表示する表示器が配置された領域Cと、
前記コネクタを前記充電対象から取り外すステップを示した領域Dと、が設けられ、
前記領域A、前記領域B、前記領域C、及び前記領域Dが、第1の方向に並んで配置された操作器を備える。
【0006】
第1の発明に係る充電装置において、前記操作器に、充電動作を中止する中止ボタンが配置され該中止ボタンを操作するステップを示した領域Eが更に設けられることが好ましい。
【0007】
第1の発明に係る充電装置において、前記領域Eは、前記領域Cの前記第1の方向とは異なる第2の方向の側に設けられることが好ましい。
【0008】
第1の発明に係る充電装置において、前記第1の方向を、前記操作器を操作する操作者から見て左から右へ向かう方向とすることができる。
【0009】
第1の発明に係る充電装置において、前記第2の方向を、前記操作者から見て上から下へ向かう方向とすることができる。
【0010】
第1の発明に係る充電装置において、前記第1の方向を、前記操作器を操作する操作者から見て上から下へ向かう方向とすることができる。
【0011】
第1の発明に係る充電装置において、前記表示器は、第1の表示領域に前記充電状況に関する情報を表示し、
前記第1の表示領域とは異なる第2の表示領域に前記操作者に対する注意事項を表示することが好ましい。
【0012】
第1の発明に係る充電装置において、前記第1及び第2の表示領域のうち、一方の背景色を白とし、他方の背景色を黒とすることができる。
【0013】
第1の発明に係る充電装置において、前記第1の表示領域の背景色と前記第2の表示領域の背景色とを、補色の関係にすることができる。
【0014】
第1の発明に係る充電装置において、前記第1の表示領域を、前記第2の表示領域の上側に配置することができる。
【0015】
第1の発明に係る充電装置において、前記第1の表示領域を、前記第2の表示領域の左側に配置することができる。
【0016】
第1の発明に係る充電装置において、前記領域Dの右側の上部に充電動作を非常停止するための非常停止ボタンが配置されることが好ましい。
【0017】
前記目的に沿う第2の発明に係る操作器は、装置の操作を手順ごとに表示した複数の第1の領域が第1の方向に並んで設けられ、
操作ボタンの操作を行う手順を示す前記第1の領域に、該操作ボタンが配置されている。
【0018】
第2の発明に係る操作器において、前記第1の方向とは異なる第2の方向に、前記操作を中止するための手順を表示した第2の領域が更に設けられ、該第2の領域に前記操作を中止するための中止ボタンが配置されていることが好ましい。
【0019】
前記目的に沿う第3の発明に係る装置は、第2の発明に係る操作器を備えた装置である。
【発明の効果】
【0020】
本発明に係る充電装置及び操作器においては、本発明の構成を有さない場合と比較して、誤操作される可能性を低減することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明の一実施の形態に係る充電装置の使用状態を示す説明図である。
【図2】同充電装置が有するスタンド部の斜視図である。
【図3】同充電装置が有するスタンド部の正面図である。
【図4】同充電装置が有するスタンド部の右側面図である。
【図5】同充電装置が有するスタンド部の左側面図である。
【図6】同充電装置が有するスタンド部の背面図である。
【図7】同充電装置が有するスタンド部の平面図である。
【図8】同充電装置が有するスタンド部の底面図である。
【図9】同充電装置が有するスタンド部のフリースペースの第1の活用方法を示す説明図である。
【図10】同充電装置が有するスタンド部のフリースペースの第2の活用方法を示す説明図である。
【図11】同充電装置が有するスタンド部のフリースペースの第3の活用方法を示す説明図である。
【図12】同充電装置が有するスタンド部のフリースペースの第4の活用方法を示す説明図である。
【図13】同充電装置が有するスタンド部のフリースペースの第5の活用方法を示す説明図である。
【図14】同充電装置に設けられた操作器の正面図である。
【図15】同充電装置に設けられた操作器の表示画面の説明図である。
【図16】同充電装置に設けられた操作器の表示画面の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。なお、各図において、説明に関連しない部分は図示を省略する場合がある。
【0023】
本発明の一実施の形態に係る操作器50が設けられた充電装置(装置の一例)10は、図1及び図2に示すように、例えば電気自動車(充電対象の一例)12に搭載されるバッテリを充電することができる。この充電装置10は、既存のガソリンスタンドのみならず、例えば、コンビニエンスストア等の店舗や駐車場に設置することも可能である。充電装置10の設置場所は、屋内であっても屋外であっても良い。
【0024】
充電装置10は、電源部20及びスタンド部30を備えている。
電源部20は、スタンド部30とは離れた場所に設置される。電源部20は、商用電源を電力変換し、充電に必要な電力をスタンド部30に供給することができる。
【0025】
スタンド部30は、電源部20から供給された電力を、そのまま電気自動車12等に供給することができる。
スタンド部30は、図2〜図8に示すように、ベース部32、突出部34、及び先端に充電コネクタ(コネクタの一例)36が取り付けられた充電ケーブル38を有している。
【0026】
ベース部32は、設置面から上方へ延びている。ベース部32の下部には、例えば2本の支柱40(図3及び図6参照)が設けられている。
突出部34は、予め決められた高さ位置にてベース部32に固定される。突出部34は、前方斜め上を向く上面板42a及び前方斜め下を向く下面板42bによって少なくとも構成され、前方に突出している。即ち、突出部34は、図5に示すように、左側面から見ると三角形状であり、前方に向かうに従って上下方向の幅(上面板42aと下面板42bとの間の距離)が減少する。上面板42aと下面板42bが接する先端部分は、丸く形成されている。先端部分が丸く形成されていることによって、操作者の怪我が防止される。
【0027】
突出部34の右側端部は、先端が切り欠かれ、切り欠き部が形成されている。この切り欠き部には、図3に示すように、充電コネクタ36を収納するための収納部44が設けられている。
突出部34の上面板42aには、充電装置10を操作(充電操作)するための操作ボタン(例えば、スタートボタン52a及び中止ボタン52b)が配置された操作器50が設けられている(図3〜図5、図14参照)。操作器50に配置された各操作ボタンは、充電装置10を使用する操作者の接地面から1000±200mmの高さ範囲に入るように配置されている。なお、この高さ範囲は、好ましくは1000±150mm、更に好ましくは1000±100mmとすることができる。操作器50の操作ボタンをこの範囲に配置することにより、車椅子に乗って充電装置10を操作する操作者に対しても良好な操作性を提供することができる。
また、充電コネクタ36も、操作のしやすい高さに設定された突出部34の右側端部に収納されるので、操作者にとっては扱いやすい充電装置10となる。
【0028】
突出部34の裏側のベース部32には、図6に示すように、第1の後部扉54aが設けられている。この第1の後部扉54aを開けることによって、例えば突出部34の内部に配置された、操作器50を制御するための制御装置(不図示)を保守することができる。
このように、前方に突出する突出部34に操作器50が設けられていることにより、充電装置10の操作性が向上する。
【0029】
充電ケーブル38は、ベース部32の右側上部から下方へと延びて配置される。充電ケーブル38の先端の充電コネクタ36が収納部44に収納された状態においては、充電ケーブル38が地面に接触しないように充電ケーブル38の長さが設定されている。
【0030】
ここで、正面視して突出部34よりも上側のベース部32には、物品を配置するための空間(以下、「フリースペース」という。)FSが形成されている。
このフリースペースFSには、充電装置10の設置者(例えばガソリンスタンド、店舗、及び駐車場のオーナー)が、充電装置10を使用するユーザに対して訴求力を有する物品を配置することができる。
【0031】
第1の例として、この物品は前面がガラスによって覆われた掲示板62aである(図9参照)。掲示板62aにお店の広告を掲示することによって、設置者は、ユーザに対し販売促進を図ることができる。
【0032】
第2の例として、この物品は情報を表示するモニタ62bである(図10参照)。モニタ62bに広告、店舗の案内図、周辺地域の観光案内図等を表示することによって、設置者は、ユーザの利便性を図ることができる。
【0033】
第3の例として、この物品は棚62cである(図11参照)。フリースペースFSに棚62cを配置し、棚62cに例えば観葉植物を飾ることによって、設置者は、店舗イメージを向上させることが可能である。
【0034】
第4の例として、この物品は商品を展示するショーケース62dである(図12参照)。充電装置10の設置者である店舗等のオーナーは、ユーザに対して商品やサービスのPRをすることができる。
【0035】
第5の例として、この物品は非接触型のICカードの情報を読み取る読み取り器62eである(図13参照)。フリースペースFSに読み取り器62eを設けることによって、設置者は、ユーザの利便性を向上させることが可能である。
【0036】
また、第6の例として、この物品を鏡とすることも可能である。
【0037】
このように、スタンド部30に物品を配置するためのフリースペースFSが形成されているので、本実施の形態に係る充電装置10は、設置者にとって、充電機能をユーザに提供すること以外の付加価値を有することとなる。
なお、フリースペースFSの背面側のベース部32には、図6に示すように、第2の後部扉54bが設けられている。
【0038】
次に、突出部34の上面板42aに設けられた操作器50について詳細に説明する。
操作器50は、充電装置10を操作するためのものである。操作器50には、図14に示すように、充電装置10の各操作手順を示す領域A〜Dが順に左から右へ向かう方向(第1の方向の一例)に直線的に並んで配置されている。領域A〜Dは、それぞれ枠70で囲われている。領域A〜Dの上端部には、それぞれ操作手順に対応する番号が記されている。また、この番号の右横には、その操作手順の概要が記されている。
【0039】
領域Aには、充電コネクタ36を例えば電気自動車12等の充電対象に接続するステップ(充電コネクタ36を電気自動車12に差し込む内容及び充電コネクタ36のレバーを操作する内容)が図と共にグループ化されて示されている。
領域Bには、充電を開始するためのスタートボタン52a(ハードウェアスイッチ)が配置され、そのスタートボタン52aを操作するステップが示されている。
領域Cには、充電状況を表示する表示器72が配置されている。
領域Dには、充電コネクタ36を充電対象から取り外すステップ(充電コネクタ36のレバーを操作する内容及び充電コネクタ36を充電対象から外す内容)が図と共にグループ化されて示されている。なお、領域Dの右側の上部には、充電動作を非常停止するための非常停止ボタン74が配置されている。
【0040】
このように、各操作手順が領域A〜Dに表示され、これら領域A〜Dが左から右へ向かう方向に直線的に配置されているので、操作者は、操作手順の流れを理解することが容易となる。
ここで、ボタンとそのボタンを操作するステップの表示(操作説明)とが別々の場所に配置されている場合には、操作者は、これらボタンと操作説明との対応関係を理解しなければならない。しかし、本実施の形態に示した操作器50においては、領域Bのように、ボタンとそのボタンを操作するステップの表示が一体的に配置されているので、対応関係の理解は不要となり、直感的な操作が可能となる。
【0041】
領域Cの下側には、領域Eが配置されている。この領域Eには、充電動作を中止する中止ボタン52b(ハードウェアスイッチ)が配置され、その中止ボタン52bを操作するステップが示されている。
スタートボタン52aは、操作手順に沿って通常操作されるボタンである。しかし、中止操作は例外的な操作であり、中止ボタン52bは操作者が必要な場合に限って使用される。従って、中止ボタン52bは、スタートボタン52aとは並ばないように配置されている。
このように、通常使用されない中止ボタン52bを含む領域Eが、通常の操作手順を示した領域A〜Dの配置方向とは異なる方向(第2の方向の一例であり、本実施の形態においては、上から下へ向かう方向)に配置されているので、操作に不慣れな操作者は領域Eが例外的な操作を示すものと認識し、誤操作が低減される。
なお、操作対象となる装置によっては、領域A〜Dを上から下へ向かう方向に直線的に配置し、領域Cの右側に領域Eを配置することも可能である。即ち、第1の方向を、上から下へ向かう方向とし、第2の方向を左から右へ向かう方向とすることができる。
【0042】
次に、領域Cに配置された表示器72の表示内容について説明する。
表示器72は、例えばモノクロの液晶パネルである。表示器72の表示画面73は図15及び図16に示すように、少なくとも第1の表示領域X1及び第1の表示領域X1の下側に配置された第2の表示領域X2で構成されている。
【0043】
第1の表示領域X1には、充電状況に関する情報が表示される。この充電状況に関する情報は、例えば図15に示すように、1)「充電中です。お待ち下さい。残り時間:約17分」のような文字情報、2)文字情報の右側に表示されるバッテリの充電量を示す図、3)及び上部に表示される充電動作の進捗(「準備中」、「試験中」、「充電中」及び「終了」)を表すステータスである。また、第1の表示領域X1には、充電装置10のステータスに応じて、例えば図16に示す「充電の準備をしています。充電完了までは、約20分必要です。」のような文字情報が図(グラフ)と共に、充電状況に関する情報として表示される。図15及び図16に示すように、第1の表示領域X1の背景色は、例えば白である。
【0044】
第2の表示領域X2には、少なくとも操作者に対する注意事項が表示される。この注意事項は、例えば図15に示すように、「中止は下の『充電中止』を押してください。」のような内容である。また、第2の表示領域X2には、充電装置10のステータスに応じて、例えば図16に示す「充電中は危険ですので、コネクタ周辺を触らないで下さい。」との注意事項が図と共に表示される。図15及び図16に示すように、第2の表示領域X2の背景色は、例えば黒である。
【0045】
このように、上下に分割された第1及び第2の表示領域X1、X2にそれぞれ充電状況に関する状況及び注意事項が表示されるとともに、第1及び第2の表示領域X1、X2の背景色がそれぞれ白及び黒に設定されるので、操作者がその内容を理解しやすく、視認性に優れる。
なお、第1及び第2の表示領域X1、X2の背景色を逆に、即ち、第1及び第2の表示領域X1、X2の背景色をそれぞれ黒及び白に設定することも可能である。また、モノクロの表示器に代えて、カラーの表示器とすることも可能である。その場合は、第1の表示領域X1の背景色と第2の表示領域X2の背景色とを、補色の関係に設定することで、視認性を向上させることが可能である。
また、第1及び第2の表示領域X1、X2を上下方向に配置するのではなく、左右方向に配置することも可能である。特に、第1の表示領域X1を第2の表示領域X2の左側に配置することができる。
【0046】
なお、本発明は、前述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲での変更は可能である。例えば、前述の実施の形態や変形例の一部又は全部を組み合わせて発明を構成する場合も本発明の技術的範囲に含まれる。
【0047】
前述の実施の形態における操作器50は、表示器72及び複数のボタン(ハードウェアスイッチ)を備えていた。この表示器72をタッチパネルにすると共に、複数のハードウェアスイッチの少なくとも一部を表示器72上に表示したボタン(ソフトウェアスイッチ)とすることも可能である。
また、切り欠き部は、突出部34の左側端部に形成されても良い。
充電ケーブル38は、ベース部32の左側上部から下方へと延びるように配置することも可能である。
【符号の説明】
【0048】
10:充電装置、12:電気自動車、20:電源部、30:スタンド部、32:ベース部、34:突出部、36:充電コネクタ、38:充電ケーブル、40:支柱、42a:上面板、42b:下面板、44:収納部、50:操作器、52a:スタートボタン、52b:中止ボタン、54a:第1の後部扉、54b:第2の後部扉、62a:掲示板、62b:モニタ、62c:棚、62d:ショーケース、62e:読み取り器、70:枠、72:表示器、73:表示画面、74:非常停止ボタン
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コネクタを充電対象に接続するステップを示した領域Aと、
充電を開始するためのスタートボタンが配置され該スタートボタンを操作するステップを示した領域Bと、
充電状況を表示する表示器が配置された領域Cと、
前記コネクタを前記充電対象から取り外すステップを示した領域Dと、が設けられ、
前記領域A、前記領域B、前記領域C、及び前記領域Dが、第1の方向に並んで配置された操作器を備えた充電装置。
【請求項2】
請求項1記載の充電装置において、前記操作器に、充電動作を中止する中止ボタンが配置され該中止ボタンを操作するステップを示した領域Eが更に設けられた充電装置。
【請求項3】
請求項2記載の充電装置において、前記領域Eは、前記領域Cの前記第1の方向とは異なる第2の方向の側に設けられた充電装置。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1項に記載の充電装置において、前記第1の方向は、前記操作器を操作する操作者から見て左から右へ向かう方向である充電装置。
【請求項5】
請求項4記載の充電装置において、前記第2の方向は、前記操作者から見て上から下へ向かう方向である充電装置。
【請求項6】
請求項1〜3のいずれか1項に記載の充電装置において、前記第1の方向は、前記操作器を操作する操作者から見て上から下へ向かう方向である充電装置。
【請求項7】
請求項4又は5記載の充電装置において、前記表示器は、第1の表示領域に前記充電状況に関する情報を表示し、
前記第1の表示領域とは異なる第2の表示領域に前記操作者に対する注意事項を表示する充電装置。
【請求項8】
請求項7記載の充電装置において、前記第1及び第2の表示領域のうち、一方の背景色は白であり、他方の背景色は黒である充電装置。
【請求項9】
請求項7記載の充電装置において、前記第1の表示領域の背景色と前記第2の表示領域の背景色とは、補色の関係にある充電装置。
【請求項10】
請求項8又は9記載の充電装置において、前記第1の表示領域は、前記第2の表示領域の上側に配置される充電装置。
【請求項11】
請求項8又は9記載の充電装置において、前記第1の表示領域は、前記第2の表示領域の左側に配置される充電装置。
【請求項12】
請求項10又は11記載の充電装置において、前記領域Dの右側の上部に充電動作を非常停止するための非常停止ボタンが配置された充電装置。
【請求項13】
装置の操作を手順ごとに表示した複数の第1の領域が第1の方向に並んで設けられ、
操作ボタンの操作を行う手順を示す前記第1の領域に、該操作ボタンが配置されている操作器。
【請求項14】
請求項13記載の操作器において、前記第1の方向とは異なる第2の方向に、前記操作を中止するための手順を表示した第2の領域が更に設けられ、該第2の領域に前記操作を中止するための中止ボタンが配置されている操作器。
【請求項15】
請求項13又は14記載の操作器を備えた装置。
【請求項1】
コネクタを充電対象に接続するステップを示した領域Aと、
充電を開始するためのスタートボタンが配置され該スタートボタンを操作するステップを示した領域Bと、
充電状況を表示する表示器が配置された領域Cと、
前記コネクタを前記充電対象から取り外すステップを示した領域Dと、が設けられ、
前記領域A、前記領域B、前記領域C、及び前記領域Dが、第1の方向に並んで配置された操作器を備えた充電装置。
【請求項2】
請求項1記載の充電装置において、前記操作器に、充電動作を中止する中止ボタンが配置され該中止ボタンを操作するステップを示した領域Eが更に設けられた充電装置。
【請求項3】
請求項2記載の充電装置において、前記領域Eは、前記領域Cの前記第1の方向とは異なる第2の方向の側に設けられた充電装置。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1項に記載の充電装置において、前記第1の方向は、前記操作器を操作する操作者から見て左から右へ向かう方向である充電装置。
【請求項5】
請求項4記載の充電装置において、前記第2の方向は、前記操作者から見て上から下へ向かう方向である充電装置。
【請求項6】
請求項1〜3のいずれか1項に記載の充電装置において、前記第1の方向は、前記操作器を操作する操作者から見て上から下へ向かう方向である充電装置。
【請求項7】
請求項4又は5記載の充電装置において、前記表示器は、第1の表示領域に前記充電状況に関する情報を表示し、
前記第1の表示領域とは異なる第2の表示領域に前記操作者に対する注意事項を表示する充電装置。
【請求項8】
請求項7記載の充電装置において、前記第1及び第2の表示領域のうち、一方の背景色は白であり、他方の背景色は黒である充電装置。
【請求項9】
請求項7記載の充電装置において、前記第1の表示領域の背景色と前記第2の表示領域の背景色とは、補色の関係にある充電装置。
【請求項10】
請求項8又は9記載の充電装置において、前記第1の表示領域は、前記第2の表示領域の上側に配置される充電装置。
【請求項11】
請求項8又は9記載の充電装置において、前記第1の表示領域は、前記第2の表示領域の左側に配置される充電装置。
【請求項12】
請求項10又は11記載の充電装置において、前記領域Dの右側の上部に充電動作を非常停止するための非常停止ボタンが配置された充電装置。
【請求項13】
装置の操作を手順ごとに表示した複数の第1の領域が第1の方向に並んで設けられ、
操作ボタンの操作を行う手順を示す前記第1の領域に、該操作ボタンが配置されている操作器。
【請求項14】
請求項13記載の操作器において、前記第1の方向とは異なる第2の方向に、前記操作を中止するための手順を表示した第2の領域が更に設けられ、該第2の領域に前記操作を中止するための中止ボタンが配置されている操作器。
【請求項15】
請求項13又は14記載の操作器を備えた装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【公開番号】特開2012−151933(P2012−151933A)
【公開日】平成24年8月9日(2012.8.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−7005(P2011−7005)
【出願日】平成23年1月17日(2011.1.17)
【出願人】(000006622)株式会社安川電機 (2,482)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年8月9日(2012.8.9)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年1月17日(2011.1.17)
【出願人】(000006622)株式会社安川電機 (2,482)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]