説明

光ディスク装置

【課題】
光ディスクの記録再生速度が高倍速化されると、トラックジャンプ中にPID部をさけることができないため、トラックジャンプに失敗ひいては記録再生動作に失敗するおそれがある。
【解決手段】
本発明は光ディスクを記録または再生する光ディスク装置において、光ディスクにレーザを照射する対物レンズと、対物レンズを光ディスクの半径方向に対して移動させるアクチュエータと、光ディスクを回転させるスピンドルモータを備え、アクチュエータは、光ディスクに照射されたレーザ光が光ディスクのPID部を通過した後、回転速度に応じたタイミングで、対物レンズを光ディスクの半径方向に対して移動させることを特徴とする。また、そのアクチュエータを駆動する信号のうち、減速信号の出力時間は、加速信号が出力される時間のある一定の割合とし、減速信号が出力されている間に、光スポットがPID部を通過することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光ピックアップを有する光ディスク装置に係り、特に光ディスクでのトラックジャンプに関する。
【背景技術】
【0002】
光ディスクのトラックジャンプに異常が生じた場合、そのトラックの走査位置を記憶し、その位置において、トラックジャンプが重ならないタイミングでトラックジャンプ指令を出力するトラックジャンプ方法が提案されていた。(特許文献1)
この方法を用いることで、光ディスクの回転速度が低倍速の場合は、PID部に重ならないようにトラックジャンプを行うことはできる
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平5−205287号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記、特許文献1の従来技術においては、回転速度が高倍速化され、トラックジャンプ中にPID部が入ることが避けられない場合については考慮されていない。
【0005】
DVD−RAMの高倍速化が進むと、1セクタ内(PIDとPIDの間)でトラックジャンプを行うことができなくなり、2セクタに跨ってトラックジャンプを行わなければならない。
【0006】
これはトラックジャンプに要する時間がおよそ200μsから300μs程度であるのに対し、PID通過後次のPIDを通過するまでの時間は、5倍速でおよそ300μsであり、5倍速を超える記録速度・再生速度ではトラックジャンプ中にPIDを通過することになるためである。
【0007】
図2に示すように、減速終了スレッショルドの前にPIDを通過してしまうと減速電圧終了のタイミングを誤り、減速が足りず、光スポットを目標のトラックに引き込めず、トラックジャンプに失敗ひいてはディスクの再生動作又は記録動作に失敗するおそれがある。
【0008】
そこで、本発明は、上記課題を解決し、信頼性の高い光ディスク装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、本発明は、光ディスクに対して情報を記録再生する光ディスク装置において、前記光ディスクに照射するためのレーザ光を照射するレーザ光源と、対物レンズと、アクチュエータと、前記光ディスクからの反射光を検出する光検出器を備える光ピックアップと、前記光ディスクを回転させるスピンドルモータ部と、前記対物レンズと前記光ディスクのトラックとの半径方向の相対位置を示すトラッキングエラー信号を前記光検出器の出力信号から生成するエラー信号生成手段と、前記アクチュエータを駆動するアクチュエータ駆動回路手段と、前記スピンドルモータを駆動するスピンドルモータ駆動手段と、を備え、前記エラー信号生成手段からトラッキングエラー信号を得て、前記アクチュエータ駆動手段にトラッキング駆動信号を出力し、前記スピンドルモータ駆動手段にスピンドル駆動信号を出力するシステム制御手段と、を備え、前記アクチュエータは、トラックジャンプを行う際、前記光ディスクに照射されたレーザ光が前記光ディスクのPIDを通過した後、前記光ディスクの回転速度に応じたタイミングで、前記対物レンズを前記光ディスクの半径方向に対して移動させるように、システム制御手段から加速信号を出力し、トラッキングエラー信号に基き、信号を加速から減速へ切り替え、減速時間を加速時間のある割合の時間に設定することで、減速信号を出力している間にPIDを横切り、トラッキングエラー信号が乱されてもその影響を受けずにトラックジャンプを行うこと特徴とする。
【0010】
また、前記システム制御手段は、前記レーザ光が光ディスクのPIDを通過する直前に、タイミングを調整して、システム制御手段から加速信号を出力させ、光スポットがPIDを横切っている間は、システム制御手段はトラッキングエラー信号を無視し、前記レーザ光がPIDを横切った後、システム制御手段はトラッキングエラー信号に基き、信号を加速から減速へ切り替え、減速時間は加速時間のある割合の時間だけ出力させることで減速中に光スポットが再度PIDを横切ってもその影響を受けないことを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、安定してトラックジャンプを行うことができ、信頼性の高い光ディスク装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】トラックジャンプ基本動作説明図
【図2】トラックジャンプ失敗動作説明図
【図3】光ディスク装置
【図4】トラックジャンプ動作説明図
【図5】トラックジャンプ動作説明図
【図6】トラックジャンプ動作説明図
【図7】フローチャート
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
【0014】
本発明の光ディスク装置とは、光ディスクの判別を行うものであれば、再生専用装置、記録専用装置、記録再生装置の何れであっても構わない。
【0015】
うずまき状又は同心円状のデータを記録する一定長のグルーブおよびランドを有し、アドレスデータからなるヘッダ部とデータが記録されるデータ領域とからなる複数のセクタを有する光ディスクに対してデータを記録し、あるいは光ディスクに記録されているデータを再生し、上記ヘッダ部のアドレスデータであるPID(Physical ID)がグルーブ用とランド用とに交互に形成されているDVD−RAMディスク対応光ディスク装置が開発されている。
【0016】
また、光ディスク装置では、光スポットを隣接トラックへ移動させるトラックジャンプを、トラッキングエラー信号を用いて制御している。図1に示すように、トラッキングエラー信号の波形は光スポットのトラック間の移動に合わせて変化するが、トラックジャンプの制御では光スポットがトラックの境界を通過するタイミングに合わせて加速電圧と減速電圧の制御が特に重要である。トラック誤差信号が加減速切り替えスレッショルドをよぎるタイミングで加速電圧を減速電圧に切り替え、減速終了スレッショルドをよぎるタイミングで減速電圧の印加を終了して通常のフィードバック制御に切り替えることで、トラックジャンプを実現しているからである。
【0017】
しかし、DVD−RAMドライブ装置等においては、トラックジャンプ時に光スポットがPIDを横切ると、トラッキングエラー信号が振られてしまい、トラッキングドライブ信号による加速と減速の切り替えが正常に行われないため、PIDを横切らないようにトラックジャンプを行う必要があった。
【実施例1】
【0018】
図3は、本発明による光ディスク装置の構成を示すブロック図である。
【0019】
光ディスク100は、光ピックアップ110からのレーザ光の照射により情報の読み取り、消去、書き込みが行われるとともに、システム制御手段120からの信号を受けたスピンドルモータ駆動手段121で駆動するスピンドルモータ101によって回転される。
【0020】
レーザ光源111から発光されたレーザ光は、アクチュエータ112によって光ディスク100の半径方向に動かされる対物レンズ113で光ディスク100の情報記録面に集光され、反射し、光検出器114で検出される。光検出器114で検出された信号からエラー信号生成手段122で生成されたトラッキングエラー信号は、システム制御手段120に入力され、その情報に基づいてシステム制御手段から出力されるトラッキング駆動信号によりアクチュエータ駆動手段123は、アクチュエータ112を駆動し、対物レンズ113を光ディスク100の半径方向に動かす。
【0021】
図4は、本発明によるトラックジャンプ時の光スポットの動き及びトラッキングエラー信号とトラッキング駆動信号を示している。システム制御手段120は、トラッキング駆動信号に加速電圧を出力してから、トラッキングエラー信号を検出しつつ、ジャンプ方向にアクチュエータを動かし、トラッキングエラー信号が加減速切り替えスレッショルドをよぎるまでを加速時間Aを計測し、減速終了スレッショルドを設定せず、減速電圧を加速時間Aのある一定の割合である減速時間Bだけ出力させる。前記割合をαとすると、減速時間Bは次の式で表される。B=α×A
これにより、減速中に光スポットがPIDを横切っても、それに影響を受けることなく、加速時間Aに対して一定の時間、減速を行うことができる。減速終了スレッショルドを設定しないとしたが、減速終了スレッショルドをトラッキングエラー信号の振幅以上のレベルとなるよう設定しても同様である。
【0022】
また、PID通過後のウェイト処理を設定することで、トラックジャンプを開始するタイミングを調整する。このウェイト処理の時間は、加速中に光スポットがPIDを横切らず、且つ、ばらつきに対応させるため減速時間のほぼ中心でPIDを横切るように設定する。DVD−RAMは、外周ほどPIDの数が多いため、ディスクの回転方式が角速度一定(以下CAVとする)だとすると、ディスクの内周部と外周部ではPIDとPIDの間隔の時間が異なる。これに対応するには、ウェイト時間をゾーンごとに設定すればよい。
【0023】
同様の方法で、加速信号、減速信号を出力することで、ランドからグルーブへの、グルーブからランドへのハーフトラックジャンプにも適用できる。
【実施例2】
【0024】
図5は、実施例1の場合に比べてPIDの出現周期が短くなり、実施例1の方法では対応が困難な場合について本発明によるトラックジャンプ時の光スポットの動き及びトラッキングエラー信号とトラッキング駆動信号を示している。本実施例の光ディスク装置の構成は実施例1と同じである。
【0025】
実施例1と同様に、減速時間Bは加速時間Aのある一定の割合とする。システム制御手段120は、加速開始後すぐに光スポットがPIDを横切るようにウェイト処理の時間を設定する。
【0026】
システム制御手段120は、加速開始と共にトラッキングエラー信号が加減速切り替えスレッショルドをよぎってもそれを無視するエラー信号無視処理Pを入れ、その後、トラッキングエラー信号を検出し、トラッキングエラー信号が加減速切り替えスレッショルドのよぎりを検出する。エラー信号無視処理Pの時間は、光スポットがPIDを横切るのに必要な時間且つ加減速切り替えスレッショルドのよぎり前までとなる時間を設定する。
【0027】
また、システム制御手段120は、トラッキング駆動電圧を減速に切り替えた後にエラー信号無視処理Qを入れ、トラッキングエラー信号が減速終了スレッショルドをよぎっても無視させ、減速時間Bを加速時間Aのある一定の割合だけ出力させる。エラー信号無視処理Qの時間は減速時間Bを十分にカバーできる程度に長く設定する。
【0028】
実施例1、2を合わせることで、CAVで回転している光ディスク100の内周部、中周部では実施例1の方法でトラックジャンプを行い、外周部では、実施例2の方法でトラックジャンプを行うといった方法をとることができる。
【実施例3】
【0029】
図6は、実施例1の場合に比べてPIDの出現周期が短くなり、実施例1の方法では対応できない場合について本発明によるトラックジャンプ時の光スポットの動き及びトラッキングエラー信号とトラッキング駆動信号を示している。本実施例の光ディスク装置の構成は実施例1と同じである。
【0030】
本実施例では、実施例1の加速電圧V及び減速電圧Wに比べて、加速電圧X及び減速電圧Yを大きくしている。このため、対物レンズ113の移動速度が速まり、移動時間を短くすることができる。
【0031】
本実施例の方法を用いれば、実施例1、2で、光ディスク100に対してソーンごとに設定した時間を異なる回転速度に対して用いることができる。つまり、回転速度が異なっても、加減速の電圧レベルを変えることで、1つのゾーンに対するウェイト時間は1つで対応できる。これにより、光ディスク装置のメモリ等にゾーンごとにウェイト時間を設定させておけば、回転速度によって電圧を変えるだけでよく、回転速度ごとにウェイト時間のパラメータテーブルを必要としなくなる。
【実施例4】
【0032】
本実施例では、実施例1、2で、光ディスク100に対してゾーンごとに設定した時間を異なる回転速度に対して用いる方法を示す。本実施例の光ディスク装置の構成は実施例1と同じである。
【0033】
実施例1、2共に加速電圧及び減速電圧はゾーンによらず一定であり、ウェイト時間をゾーンごとに設定している。回転速度が異なった場合、PIDを横切る時間が変わってしまうため、ウェイト時間のテーブルを光ディスク装置が対応する回転速度ごとに設定する必要がある。
【0034】
そこで、実施例3のように電圧レベルを変えることでウェイト時間のテーブルを複数の回転速度に対応させる。本実施例では、光ディスク100を光ディスク装置に挿入時、電圧レベルを調整することでウェイト時間のテーブルを複数の回転速度に対応させる方法を示す。
【0035】
図7のフローチャートを用いて電圧レベルの調整方法を示す。
【0036】
ステップ1で、加速電圧減速電圧共に初期電圧レベルに設定する。これは予め光ディスク装置に記憶させておく。
【0037】
ステップ2で、トラックジャンプを行う。このときトラックジャンプはどのゾーンで行ってもよいが、内周部のほうがPIDの数が少ないため内周部で行うのが望ましい。
【0038】
ステップ3で、トラックジャンプの加速に要した時間Taを測定する。ここで、回転速度に適した加速に要する時間に適当な時間を光ディスク装置に記憶させておく。これを許容時間Tx〜Ty(Tx<Ty)とする。
【0039】
ステップ4で、測定した加速時間Taが許容時間Tx〜Tyの間に入っているかどうかを判別する。
【0040】
ステップ4での結果、Ta<Txであった場合、電圧レベルが大きすぎるため、ステップ5で、電圧レベルを小さくし、ステップ3へ戻る。
【0041】
ステップ4での結果、Ta>Tyであった場合、電圧レベルが小さすぎるため、ステップ6で、電圧レベルを大きくし、ステップ3へ戻る。
【0042】
ステップ4での結果、Tx≦Ta≦Tyであった場合、電圧レベルが適当であるとし、ステップ7で、そのレベルに設定する。
【0043】
本実施例の方法を用いれば、実施例3と異なり、アクチュエータの感度のばらつきに対応することができ、また、温度状況の違いによりアクチュエータの特性が異なっても、その状況に応じた電圧レベルを設定できる。
【符号の説明】
【0044】
100…光ディスク、101…スピンドルモータ、110…光ピックアップ、111…レーザ光源、112…アクチュエータ、113…対物レンズ、114…光検出器、120…システム制御手段、121…スピンドルモータ駆動手段、122…エラー信号生成手段、123…アクチュエータ駆動手段。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光ディスクから情報を再生するまたは光ディスクに情報を記録する光ディスク装置において、
レーザを集光させ前記光ディスクのデータ記録膜上に、光スポットを形成させる対物レンズと、前記対物レンズを前記光ディスクの半径方向に対して移動させるアクチュエータと、前記光ディスクからの反射光を検出する光検出器とを備えた光ピックアップと、前記光ディスクを回転させるスピンドルモータと、前記スピンドルモータを駆動するスピンドルモータ駆動手段と、前記光検出器より出力される信号からトラッキングエラー信号を生成するエラー信号生成手段と、前記トラッキングエラー信号に基き、トラッキング駆動信号を出力するシステム制御手段と、前記システム制御手段より出力されるアクチュエータ制御信号に基いてアクチュエータを駆動するアクチュエータ駆動手段とを備え、
前記対物レンズを半径方向に動かすために前記システム制御部からアクチュエータ駆動手段へ出力される加速信号と減速信号においては、加速信号の出力時間がトラッキングエラー信号に基いて決まるのに対し、減速信号の出力時間は加速信号の出力時間に対して一定の割合に設定されるようにしたことを特徴とする光ディスク装置。
【請求項2】
請求項1記載の光ディスク装置において、
前記対物レンズを半径方向に動かす際、前記システム制御部が前記アクチュエータの加速信号を出力している間に、光スポットが前記光ディスクのアドレスを示すアドレス情報記録部を通過しないことを特徴とする光ディスク装置。
【請求項3】
請求項1記載の光ディスク装置において、
前記対物レンズを半径方向に動かす際、前記システム制御部が前記アクチュエータの減速信号を出力している間に、光スポットがアドレス情報記録部を通過するようなタイミングで前記加速信号の出力を開始させることを特徴とする光ディスク装置。
【請求項4】
請求項1記載の光ディスク装置において、
前記対物レンズを半径方向に動かす際、前記システム制御部が前記アクチュエータの加速信号の出力を開始した後、一定時間前記システム制御部がトラッキングエラー信号の動きに影響されないように設定し、且つ、その間に光スポットがアドレス情報記録部を通過するようなタイミングで移動を開始させることを特徴とする光ディスク装置。
【請求項5】
請求項2、3、4記載のいずれか一つの光ディスク装置において、
前記光ディスクはDVD−RAMディスクであり、アドレス情報記載部はPID(Physical ID)であることを特徴とする光ディスク装置。
【請求項6】
請求項1記載の光ディスク装置において、
前記対物レンズの移動を開始させるタイミングは、前記光ディスクのゾーンごとに設定することを特徴とする光ディスク装置。
【請求項7】
請求項6記載の光ディスク装置において、
ゾーンごとに設定される前記対物レンズの移動開始のタイミングを示すタイムテーブルは、あらかじめ光ディスク装置のメモリなどに記録されていることを特徴とする光ディスク装置。
【請求項8】
請求項7記載の光ディスク装置において、
光ディスク装置のメモリなどに記録されている前記タイミングテーブルを適用できるように、回転速度、アクチュエータの特性のばらつきに対応して、加速信号及び減速信号の大きさを変えることを特徴とする光ディスク装置。
【請求項9】
請求項1記載の光ディスク装置において、
前記対物レンズの移動を開始させるタイミングは、光ディスクのアドレスにより設定されることを特徴とする光ディスク装置。
【請求項10】
請求項1記載の光ディスク装置において、
前記対物レンズの移動を開始させるタイミングは、前記スピンドルモータの回転速度に応じて設定することを特徴とする光ディスク装置。
【請求項11】
請求項1記載の光ディスク装置において、
対物レンズを半径方向に動かすとは、光ディスク上に形成される光スポットがグルーブから隣接するランドへの移動若しくはランドからグルーブへの移動であるハーフトラックジャンプ、または、グルーブから最も近接するグルーブへの移動若しくはランドから最も近接するランドへの移動であるフルトラックジャンプであることを特徴とする光ディスク装置。
【請求項12】
請求項1記載の光ディスク装置において、
加速信号の出力時間が所定の時間となるように加速信号の電圧レベルを設定することを特徴とする光ディスク装置。
【請求項13】
請求項12記載の光ディスク装置において、
電圧レベルを調整するために行うトラックジャンプは前記光ディスクの半径の内側半分の領域で行うことを特徴とする光ディスク装置

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公開番号】特開2012−69241(P2012−69241A)
【公開日】平成24年4月5日(2012.4.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−890(P2012−890)
【出願日】平成24年1月6日(2012.1.6)
【分割の表示】特願2010−44862(P2010−44862)の分割
【原出願日】平成17年11月21日(2005.11.21)
【出願人】(509189444)日立コンシューマエレクトロニクス株式会社 (998)
【出願人】(501009849)株式会社日立エルジーデータストレージ (646)
【Fターム(参考)】