説明

光学的情報読取装置

【課題】高画素の撮像手段を採用することによる読み取り速度の低下を抑制し得る光学的情報読取装置を提供する。
【解決手段】光学的情報読取装置10は、高画素の受光センサ28を備えており、受光センサ28にて撮像された撮像画像の全領域を基準撮像画像S0とするとき、この基準撮像画像S0の一部である第1撮像画像S1に基づいて撮像条件が設定されると、この撮像条件に基づいて第2撮像画像S2が取得され、当該第2撮像画像S2に応じて出力される画像信号に基づいて情報コードがデコードされる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学的情報読取装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、光学的情報読取装置に関する技術として、下記特許文献1に示す電子カメラが知られている。この電子カメラは、被写体像からの光束をビームスプリッタにより2つに分割し、一方を30万画素程度の動画用CCDに入射させ、他方をさらにシャッタを経由させて200万画素以上の静止画用CCDに入射させるように構成されている。そして、画素数の低い動画用CCDからの出力に基づいて撮影条件を設定することで、撮影条件を設定するための時間を短縮して高画素での撮像を可能としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−078089号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、光学的情報読取装置に採用されるイメージセンサ等の撮像素子の高画素化が進んでおり、露光時間等の撮影条件を設定するための処理時間が長くなることから、読み取り速度が低下してしまうという問題がある。上記特許文献1に示すように低画素の撮像素子を別途設けると、製造コストが増大するだけでなく制御が複雑になるという問題がある。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、高画素の撮像手段を採用することによる読み取り速度の低下を抑制し得る光学的情報読取装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、特許請求の範囲に記載の請求項1の光学的情報読取装置では、撮像手段により撮像した撮像画像に含まれる情報コードを読み取る光学的情報読取装置であって、前記撮像手段により撮像された撮像画像の一部を第1撮像画像として取得する第1取得手段と、前記第1撮像画像に基づいて撮像条件を設定する撮像条件設定手段と、前記撮像条件設定手段により設定される前記撮像条件に基づいて前記撮像手段により撮像された撮像画像を第2撮像画像として取得する第2取得手段と、前記第2取得手段から前記第2撮像画像に応じて出力される画像信号に基づいて前記情報コードをデコードするデコード手段と、を備えることを特徴とする。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1に記載の光学的情報読取装置において、前記第1取得手段は、前記撮像手段により撮像された撮像画像のうち任意の領域を選択的に切り出して前記第1撮像画像として取得することを特徴とする。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の光学的情報読取装置において、前記撮像条件設定手段は、前記第1撮像画像に基づく撮像条件として、前記撮像手段の露光時間と、前記第2取得手段から増幅されて出力される画像信号の増幅率とを設定することを特徴とする。
【0009】
請求項4の発明は、請求項3に記載の光学的情報読取装置において、前記撮像条件設定手段は、前記第1撮像画像に基づいて、前記増幅率を前記露光時間よりも優先的に制御するように前記撮像条件を設定することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1の発明では、撮像条件設定手段により、撮像画像の一部である第1撮像画像に基づいて撮像条件が設定される。そして、この撮像条件に基づいて撮像手段により撮像された撮像画像が第2取得手段にて第2撮像画像として取得されると、当該第2撮像画像に応じて第2取得手段から出力される画像信号に基づいて情報コードがデコード手段によりデコードされる。
【0011】
これにより、撮像素子等の撮像手段として高画素のものを採用する場合でも、撮像条件を設定するために低画素の第1撮像画像が用いられるため、撮像条件を設定するための処理時間の増大を抑制することができる。
したがって、高画素の撮像手段を採用することによる読み取り速度の低下を抑制することができる。
【0012】
請求項2の発明では、第1取得手段により、撮像手段により撮像された撮像画像のうち任意の領域が選択的に切り出されて第1撮像画像として取得されるため、撮像手段により撮像された撮像画像のうち撮像条件を設定するために最適な領域を選択することができるので、撮像条件を短時間かつ高精度に設定することができる。
【0013】
請求項3の発明では、撮像条件設定手段により、第1撮像画像に基づく撮像条件として、撮像手段の露光時間と、第2取得手段から増幅されて出力される画像信号の増幅率とが設定される。これにより、画像の背景と白黒コントラストとの輝度値を所定の目標値に効果的に収束させることができるので、情報コードを適正に撮像することができる。
【0014】
請求項4の発明では、撮像条件設定手段により、第1撮像画像に基づいて、増幅率を露光時間よりも優先的に制御するように撮像条件が設定されるため、露光時間が長く設定される場合と比較して、装置の手振れを好適に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本実施形態に係る光学的情報読取装置10の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】制御回路40における読取処理の流れを例示するフローチャートである。
【図3】読取処理における各処理のタイミングを例示するタイミングチャートである。
【図4】第1撮像画像S1と基準撮像画像S0との位置関係を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の光学的情報読取装置を具現化した一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、光学的情報読取装置10は、対象物に表示されたバーコードや二次元コード等の情報コードを読み取る装置として構成されている。この光学的情報読取装置10は、図示しないケースの内部に回路部20が収容されてなるものであり、回路部20は、主に、照明光源21、受光センサ28、結像レンズ27等の光学系と、メモリ35、制御回路40、トリガースイッチ42等のマイクロコンピュータ(以下「マイコン」という)系と、から構成されている。
【0017】
光学系は、投光光学系と、受光光学系とに分かれている。投光光学系を構成する照明光源21は、照明光Lfを発光可能な照明光源として機能するもので、例えば、赤色のLEDとこのLEDの出射側に設けられるレンズとから構成されている。なお、図1では、バーコードBが表示された対象物Rに向けて照明光Lfを照射する例を概念的に示している。
【0018】
受光光学系は、受光センサ28、結像レンズ27、反射鏡(図示略)などによって構成されている。受光センサ28は、高画素(例えば、SXGA130万画素:1280×1024画素)のCCDエリアセンサとして構成されるものであり、バーコードBまたは対象物Rに照射されて反射した反射光Lrを受光可能であって、その露光時間が制御回路40からの指示に応じて制御可能に構成されている。この受光センサ28は、結像レンズ27を介して入射する入射光を受光可能にプリント配線板(図示略)に実装されている。なお、受光センサ28は、特許請求の範囲に記載の「撮像手段」の一例に相当し得るものである。
【0019】
結像レンズ27は、外部から読取口(図示略)を介して入射する入射光を集光して受光センサ28の受光面28aに像を結像可能な結像光学系として機能するものである。本実施形態では、照明光源21から照射された照明光LfがバーコードBにて反射した後、この反射光Lrを結像レンズ27で集光し、受光センサ28の受光面28aにコード像を結像させている。
【0020】
マイコン系は、増幅回路31、A/D変換回路33、メモリ35、アドレス発生回路36、同期信号発生回路38、制御回路40、トリガースイッチ42、発光部43、ブザー44、バイブレータ45、液晶表示器46、通信インタフェース48等から構成されている。
【0021】
光学系の受光センサ28から出力される画像信号(アナログ信号)は、増幅回路31に入力されることで所定の増幅率で増幅された後、A/D変換回路33に入力されると、アナログ信号からディジタル信号に変換される。そして、ディジタル化された画像信号、つまり画像データ(画像情報)は、生成されてメモリ35に入力されると、所定のコード画像情報格納領域に蓄積される。なお、同期信号発生回路38は、受光センサ28およびアドレス発生回路36に対する同期信号を発生可能に構成されており、またアドレス発生回路36は、この同期信号発生回路38から供給される同期信号に基づいて、メモリ35に格納される画像データの格納アドレスを発生可能に構成されている。
【0022】
制御回路40は、光学的情報読取装置10全体を制御可能なマイコンによって構成されており、CPU、システムバス、入出力インタフェース等を有するとともに、情報処理機能を備えており、メモリ35とともに情報処理装置を構成している。本実施形態では、制御回路40に対し、トリガースイッチ42、発光部43、ブザー44、バイブレータ45、液晶表示器46、通信インタフェース48等が接続されている。
【0023】
これにより、制御回路40は、例えば、トリガースイッチ42の監視や管理、バーコードBの読み取りに関する情報を報知するインジケータとして機能する発光部43の点灯・消灯、ビープ音やアラーム音を発生可能なブザー44の鳴動のオンオフ、当該光学的情報読取装置10の使用者に伝達し得る振動を発生可能なバイブレータ45の駆動制御、液晶表示器46の表示制御や外部装置とのシリアル通信を可能にする通信インタフェース48の通信制御等を可能にしている。
【0024】
次に、上述のように構成される光学的情報読取装置10において制御回路40により実施される情報コードを光学的に読み取る読取処理について図2のフローチャートを参照して説明する。
まず、トリガースイッチ42がON操作されることにより、ステップS101にてYesと判定されると、ステップS103にてリセット処理(第1撮像動作設定)がなされて、同期信号発生回路38により発生される同期信号がリセットされて、図3に示すように、第1撮像動作を設定するために最適な間隔の同期信号が設定される。本実施形態では、上記リセット処理により、同期信号の間隔が、後述する第1撮像画像S1の画素数に応じて4msに設定される。このため、後述する時間T1〜T4は、全て4msに設定されることとなる。
【0025】
次に、ステップS105にて第1撮像条件設定処理がなされる。この処理は、図3の時間T1中に実施される処理であって、第1撮像画像S1を撮像するための条件として予めメモリ35等に記憶されている撮像条件、具体的には、露光時間と受光センサ28から出力される画像信号の増幅率とが第1撮像条件として設定されて第1撮像画像S1を取得するための準備がなされる。
【0026】
続いて、ステップS107にて第1画像取得処理がなされる。この処理は、図3の時間T2中に実施される処理であって、上述のように設定された第1撮像条件にて第1撮像画像S1が取得される。具体的には、第1撮像画像S1は、図4に示すように、受光センサ28にて撮像された撮像画像の全領域を基準撮像画像S0とするとき、この基準撮像画像S0における中央の一部の領域を選択的に切り出して取得される。本実施形態では、基準撮像画像S0は130万画素であり、その一部である第1撮像画像S1は、例えば、8万画素に設定されている。
【0027】
次に、ステップS109にて第2撮像条件算出処理がなされる。この処理は、図3の時間T3中に実施される処理であって、ステップS107にて取得された第1撮像画像S1の露光状態等を解読することにより受光センサ28にて撮像される撮像画像を全領域にかけて第2撮像画像S2として好適に取得するための露光時間および増幅率が第2撮像条件として算出される。本実施形態では、第2撮像条件は、手振れの影響を好適に抑制するため、増幅率を露光時間よりも優先的に制御するように設定されている。
【0028】
続いて、ステップS111にて第2撮像条件設定処理がなされる。この処理は、図3の時間T4中に実施される処理であって、ステップS109にて設定された第2撮像条件が設定されて第2撮像画像S2を取得するための準備がなされる。そして、ステップS113にて第2撮像動作条件の変更を設定する処理がなされて、第2撮像画像S2を取得するために最適な間隔の同期信号が設定される。本実施形態では、上記リセット処理により、同期信号の間隔が、第2撮像画像S2の画素数に応じて66msに設定される。このため、後述する時間T5は、66msに設定されることとなる。
【0029】
続いて、ステップS115にて第2画像取得処理がなされる。この処理は、図3の時間T5中に実施される処理であって、上述のように設定された第2撮像条件にて第2撮像画像S2が取得される。
【0030】
そして、ステップS117にてデコード処理がなされる。この処理は、図3の時間T6中に実施される処理であって、第2撮像画像S2に含まれる情報コードに相当する領域に対して公知のデコード処理がなされる。そして、ステップS119にてリセット処理(第2撮像動作設定)がなされた後、上記デコード処理が成功したと判定されると(S121でYes)、ステップS123にてデータ送信処理がなされ、デコード結果が通信インタフェース48等を介して外部装置に送信される。そして、ステップS125にて電源がオフ状態になるまで、ステップS101からの処理が繰り返される。なお、ステップS119のリセット処理(第2撮像動作設定)により、上記時間T6は、時間T5よりも短時間に設定されることとなる。画像取得後のデコード処理にかかる時間は、画素数の影響を受けにくいため、本実施形態では、時間T6は、例えば、33msに設定されている。
【0031】
このように、従来よりも高画素(130万画素)の受光センサ28を用いる本実施形態では、トリガースイッチ42のON操作からデコード処理が完了するまで、115ms(時間T1〜T6の総和)かかることになる。
【0032】
ここで、高画素(130万画素)の受光センサ28を用い、かつ、第2撮像条件を算出するための処理(S105〜S109)やリセット処理を実施ことなく取得画像をデコードする場合を想定する。この場合、同期信号の間隔は画像取得の時間(66ms)に応じて設定する必要があるため、撮像条件の設定、画像取得、デコード処理で計198msの時間がかかることになる。特に、撮像条件が取得画像に対して適していなければ、さらに198msの時間がかかることになり、処理時間が長くなるだけでなく、処理時間がばらつくこととなってしまう。
【0033】
また、受光センサ28よりも低画素の受光センサ(例えば、33万画素)を用い、かつ、第2撮像条件を算出するための処理(S105〜S109)やリセット処理を実施ことなく取得画像をデコードする場合を想定する。この場合、33万画素の画像を取得するために33msかかることから、同期信号の間隔は画像取得の時間である33msに設定する必要があるため、撮像条件の設定、画像取得、デコード処理で計99msの時間がかかることになる。この場合も、撮像条件が取得画像に対して適していなければ、さらに99msの時間がかかることになり、処理時間が長くなるだけでなく、処理時間がばらつくこととなってしまう。
【0034】
これにより、本実施形態では、第1撮像画像S1に基づいて第2撮像条件を算出することで、その処理時間(115ms)は、単に高画素の受光センサを用いる場合の処理時間(198ms)よりも短縮され、単に低画素の受光センサを用いる場合の処理時間(99ms)と比較しても大幅な増大が抑制されることとなる。さらに、本実施形態では、処理時間のばらつきが抑制されることとなる。
【0035】
一方、情報コードが第2撮像画像S2に完全に含まれていない等の理由により、ステップS117におけるデコード処理が失敗すると(S121でNo)、ステップS113からの処理が繰り返されることとなる。
【0036】
以上説明したように、本実施形態に係る光学的情報読取装置10では、基準撮像画像S0の一部である第1撮像画像S1に基づいて撮像条件が設定されると、この撮像条件に基づいて第2撮像画像S2が取得され、当該第2撮像画像S2に応じて出力される画像信号に基づいて情報コードがデコードされる。
【0037】
これにより、受光センサ28等の撮像手段として高画素のものを採用する場合でも、撮像条件を設定するために低画素の第1撮像画像S1が用いられるため、撮像条件を設定するための処理時間の増大を抑制することができる。
したがって、高画素の撮像手段を採用することによる読み取り速度の低下を抑制することができる。
【0038】
また、本実施形態に係る光学的情報読取装置10では、第1撮像画像S1に基づく撮像条件として、受光センサ28の露光時間と、受光センサ28から増幅されて出力される画像信号の増幅率とが設定される。これにより、画像の背景と白黒コントラストとの輝度値を所定の目標値に効果的に収束させることができるので、情報コードを適正に撮像することができる。
【0039】
さらに、本実施形態に係る光学的情報読取装置10では、第1撮像画像S1に基づいて、増幅率を露光時間よりも優先的に制御するように撮像条件が設定されるため、露光時間が長く設定される場合と比較して、装置の手振れを好適に抑制することができる。
【0040】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のように具体化してもよく、その場合でも、上記実施形態と同等の作用・効果が得られる。
(1)第1撮像画像S1は、基準撮像画像S0における中央の一部の領域を選択的に切り出して取得されることに限らず、第2撮像条件を算出するために基準撮像画像S0における最適な領域を選択的に切り出して取得されてもよい。これにより、第2撮像条件を短時間かつ高精度に設定することができる。
【0041】
(2)第2撮像条件として、露光時間と受光センサ28から出力される画像信号の増幅率とが設定されることに限らず、第2撮像画像S2を好適に取得するための他の条件も同様に設定されてもよい。
【符号の説明】
【0042】
10…光学的情報読取装置
28…受光センサ(撮像手段)
40…制御回路(第1取得手段,撮像条件設定手段,第2取得手段,デコード手段)
B…バーコード(情報コード)
0…基準撮像画像
1…第1撮像画像
2…第2撮像画像

【特許請求の範囲】
【請求項1】
撮像手段により撮像した撮像画像に含まれる情報コードを読み取る光学的情報読取装置であって、
前記撮像手段により撮像された撮像画像の一部を第1撮像画像として取得する第1取得手段と、
前記第1撮像画像に基づいて撮像条件を設定する撮像条件設定手段と、
前記撮像条件設定手段により設定される前記撮像条件に基づいて前記撮像手段により撮像された撮像画像を第2撮像画像として取得する第2取得手段と、
前記第2取得手段から前記第2撮像画像に応じて出力される画像信号に基づいて前記情報コードをデコードするデコード手段と、
を備えることを特徴とする光学的情報読取装置。
【請求項2】
前記第1取得手段は、前記撮像手段により撮像された撮像画像のうち任意の領域を選択的に切り出して前記第1撮像画像として取得することを特徴とする請求項1に記載の光学的情報読取装置。
【請求項3】
前記撮像条件設定手段は、前記第1撮像画像に基づく撮像条件として、前記撮像手段の露光時間と、前記第2取得手段から増幅されて出力される画像信号の増幅率とを設定することを特徴とする請求項1または2に記載の光学的情報読取装置。
【請求項4】
前記撮像条件設定手段は、前記第1撮像画像に基づいて、前記増幅率を前記露光時間よりも優先的に制御するように前記撮像条件を設定することを特徴とする請求項3に記載の光学的情報読取装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate


【公開番号】特開2011−109384(P2011−109384A)
【公開日】平成23年6月2日(2011.6.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−261960(P2009−261960)
【出願日】平成21年11月17日(2009.11.17)
【出願人】(501428545)株式会社デンソーウェーブ (1,155)
【Fターム(参考)】