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光学識別装置を応用したデータ処理システムとその方法及びその操作方法、及び、コンピュータ読み取り可能な記録媒体
説明

光学識別装置を応用したデータ処理システムとその方法及びその操作方法、及び、コンピュータ読み取り可能な記録媒体

【課題】光学識別装置を応用したデータ処理システムと操作方法、及び、コンピュータプログラム製品を提供する。
【解決手段】光学識別装置を応用したデータ処理システムは、その上に複数の符号化データを印刷している印刷体と、印刷体から少なくとも1つの符号化データを読み取る光学識別装置と、光学識別装置に結合され、複数のコンテンツデータを保存し、光学識別装置により読み取られた符号化データから、少なくとも1つの第一データと第二データを得るデータ処理装置とを有し、第一データは操作に対応し、第二データはコンテンツデータに対応し、データ処理装置は、第二データに対応するコンテンツデータに、第一データに対応する操作を実行する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学識別装置を応用したデータ処理システムとその方法及びその操作方法に関するものであって、特に、光学識別装置を応用して、印刷物(印刷体)上の少なくとも1つの符号化データを読み取ることにより、データを処理することができるデータ処理システムとその方法及びその操作方法、及び、そのようなデータ処理方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
【背景技術】
【0002】
学習方法の変化に伴い、現在、人間とコンピュータの相互作用装置(例えば、光学識別装置と学習装置を有するデータ処理システム)が学習に幅広く利用されている。使用者は、光学ペン/スマートペン/音声ペン/スピーキングペン等の光学識別装置と学習装置を用いて、学習することができる。光学識別装置を利用して、印刷物(例えば本)中の図面やテキストをクリックすると、クリックされた図面やテキスト上の符号化データを読み取ることができる。光学識別装置、又は、学習装置は、符号化データに基づいて、特定文字の発音、図面、ビデオ、別のマルチメディアコンテンツを再生する。しかし、従来のこのようなアプリケーションは、符号化データを読み取り、直接、対応するマルチメディアコンテンツ(音声、図面、画像と音声等)を再生することはできるが、更に複雑な操作行為、例えば、一時停止、再生、又は、ページ送り操作等が行えず、複数の使用者間でのインタラクションもできない。よって、一層、多種多様な方法で学習を行いたいという要求を満たすことができない。
【0003】
また、使用の利便性のため、現在用いられている光学ペン/スマートペン/音声ペン/スピーキングペンや他の製品は、その読み取り面積が限られている。すなわち、1クリックで完全なコードを読み取るため、印刷物上の符号化データは、光学ペン/音声ペン/スピーキングペンとその他の製品の読み取り面積範囲を超過する程長過ぎてはいけない。よって、符号化するビットに制限があり、単一のインデックス表だけが使用可能な状態である。また、符号化するデータの数量も制限を受け、大量のマルチメディアコンテンツを保存し処理することができない。もっともハードウェア機能を増加させ、ハードウェアの数量を増加させると、もっと多くの符号化データを保存等することができるが、コストも増加してしまい現実的ではない。更に、ペンと本は、符号化空間の制限のために、通常、セットにして売られる。よって、各光学ペン/音声ペン/スピーキングペンは、異なるセットの本に通用することができず、コストが高くなる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、光学識別装置を応用したデータ処理システムとその方法及びその操作方法、及び、そのようなデータ処理方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供し、上述の問題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、光学識別装置を応用したデータ処理システムを提供し、印刷体、光学識別装置、及び、データ処理装置を有する。複数の符号化データが印刷体上に印刷されている。光学識別装置は、印刷体上の符号化データから、少なくとも1つの符号化データを読み取る。データ処理装置は光学識別装置に結合され、複数のコンテンツデータを保存し、光学識別装置により読み取られる少なくとも1つの符号化データを受信し、読み取られた符号化データから、操作に対応する第一データ及びコンテンツデータ1つに対応する第二データを得て、第二データが対応するコンテンツデータの1つに、第一データが対応する操作を実行する。
【0006】
また本発明は、データ処理システムに適用するデータ処理方法を提供する。複数の符号化データを印刷している少なくとも1つの印刷体と、光学識別装置と、複数のコンテンツデータを保存するデータ処理装置とを含むデータ処理システムにおいて、本発明の方法は、以下のステップを含む。まず、データ処理装置は、光学識別装置により、印刷体上に印刷された少なくとも1つの符号化データを読み取る。その後、データ処理装置は、読み取られた符号化データから、操作に対応する第一データとコンテンツデータの1つの対応する第二データを得る。データ処理装置は、第一データが対応する操作を、第二データが対応するコンテンツデータの1つに実行する。
【0007】
更に本発明は、データ処理システムに適用する操作方法を提供する。データ処理システムは、少なくとも1つの印刷体と、光学識別装置と、複数のコンテンツデータを保存するデータ処理装置を含み、コンテンツデータに対応する複数の符号化データは、印刷体上に印刷されている。本方法は、以下のステップを有する。印刷リモートコントローラーを提供し、印刷リモートコントローラーは、パターン方式により、印刷体上に印刷され、印刷リモートコントローラーは複数の機能キーを有し、各機能キーは、印刷された対応する符号化データを有する。光学識別装置により、印刷体上に印刷された少なくとも1つの符号化データ、及び、印刷体上の対応するコンテンツデータの符号化データを読み取る。データ処理装置により、読み取られた符号化データから、操作に対応する第一データとコンテンツデータの1つに対応する第二データを得て、第二データが対応するコンテンツデータの1つに、第一データが対応する操作を実行する。
【0008】
データ処理方法とシステムは、有形的表現媒体に組み込まれたプログラムの形式で実施され得る。プログラムがコンピュータ等の機器によりロードされ、実行される時、コンピュータ等の機器は、上述した本発明に係る方法を実行する装置となる。
【発明の効果】
【0009】
本発明の光学識別装置を応用したデータ処理システムとその操作方法等により、複雑で、且つ、多様な操作モードと機能的挙動をサポートすることができる。更に、符号拡張性制限の問題を効果的に解決することができるマルチレベル索引メカニズムを提供し、ハードウェアコストを減少することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】図1は、本発明の光学識別装置を応用したデータ処理システムの具体例を示す図である。
【図2】図2(A)は、本発明の符号化データの具体例を示す図であり、図2(B)は、本発明のルックアップテーブルを示す操作の具体例を示す図である。
【図3】図3は、本発明のデータ処理方法の具体例を示すフローチャートである。
【図4】図4は、本発明の印刷体上に印刷される印刷リモートコントローラーの具体例を示す図である。
【図5】図5は、本発明の操作方法の具体例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
図1は、本発明の光学識別装置を応用したデータ処理システム100の具体例を示す図である。データ処理システム100は、少なくとも、印刷体(印刷物)110、光学識別装置120、及び、データ処理装置130を有する。印刷体(印刷物)110は、符号化データが印刷できるあらゆる材料、又は、物品で、例えば、紙、プラスチック、又は、各種商品、及び、それらの包装である。通常印刷体110は、一枚の紙か本である場合が多い。印刷体110上には、対応する符号化データ111を示す幾つかのビットマップピクチャが印刷される。符号化データ111は、以下で示される特定の符号化フォーマットに基づいて符号化されるものである。ビットマップピクチャは、図形、バーコード、テキスト、数字、符号、及び/又は、複数の点等である。データ処理装置130は、複数のコンテンツデータ、例えば、画像と音声データファイル、ウェブデータ、マルチメディアドキュメント等を保存する。
【0012】
図2(A)は、本発明の符号化データ200の具体例を示す図である。本実施形態においては、符号化データ200は、2つの符号セグメント210と220に分けられた構成の例で説明するが、本発明はこれに限定されない。符号化データは、実際の必要に応じて、一個のセクションだけで構成される場合もあれば、2つ又はそれ以上のセクションに分けられて構成される場合もある。例えば、別の実施形態においては、符号化データは3セクションに分けられ、各セクションは、そのセクションのデータが、特定の意味、意義又は目的に用いられることを示す。
【0013】
本実施形態においては、上述したように、符号化データ111は、16-ビットコードを2セクションに分けている。ビット1から3を、第一データを有する第一符号セグメントとし、ビット4〜16ビットを、第二データを有する第二符号セグメントとする。2つの分割されたセクションのビット数は、実際の需要(用途、必要性等)に応じて調整され、上述の例に限定されない。例えば、ある実施形態では、ビット1〜4が第一符号セグメントで、ビット5〜16が第二符号セクションである。
【0014】
図2(A)で示されるように、第一符号セグメント210は、第一データ“001”を含む。第一データは、例えば、索引操作、再生操作、機能指令、又は、適性自動出題操作等の操作に対応する。但し、本発明はこれらの操作に限定されるものではない。第二符号セグメント220は、第二データ“0101011101000”を含む。第二データは、第一符号セグメントに対応して表示される操作指示のパラメータ値で、例えば、データ処理装置130に保存される複数のコンテンツデータの1つを示すデータである。なお、他の実施形態として、第一符号セグメントは第二データを含み、第二符号セグメントは第一データを含むように設計してもよい。
【0015】
データ処理装置130は、無線又は有線連結方式により、光学識別装置120に結合される。光学識別装置120は、符号化データ110(200)の1つを読み取り、それをデータ処理装置130に提供する。データ処理装置130は、符号化データから第一データと第二データを得て、第二データに対応するコンテンツデータに対し、第一データに対応する操作を実行する。
【0016】
本実施形態において、データ処理装置130は、更に、ストレージユニット136を有し、印刷体に対応する複数のインデックス表、及び、対応するインデックス表符号を保存する。各インデックス表は、対応するインデックス表符号を有し、それぞれ異なる印刷体に対応する。各インデックス表は、対応する印刷体の複数のコンテンツデータに対応するコンテンツデータ符号を記録する。
【0017】
光学識別装置120により読み取られて得られる第一データは、インデックス表符号を示し、第二データは、コンテンツデータ符号を示す。つまり、第一データはインデックス表符号の1つで、第二データはコンテンツデータ符号の1つである。これにより、データ処理装置130は、読み取られた第一データ(インデックス表符号)に基づいて、ストレージユニット136に保存されるインデックス表から、対応するインデックス表を選択し、選択された対応するインデックス表から、第二データ(コンテンツデータ符号)に基づいて、対応するコンテンツデータを得る。
【0018】
また、本実施形態のデータ処理装置130においては、更に、図2(B)に示すような操作インデックス表が構築される。
第一データが000の時、実行したい操作は索引操作で、索引番号000のインデックス表を回収し、第二データはインデックス表000中のコンテンツデータ符号に対応し、データ処理装置130は、符号化データ“0000000000000001”に基づいて、インデックス表000から、番号が0000000000001のコンテンツデータを読み取る。
【0019】
第一データが001の時、実行したい操作は再生操作である。第二データは、再生したいコンテンツデータを示し、例えば、マルチメディアファイルのファイル数やファイル名である。これにより、データ処理装置130は、符号化データ“0010000000000001”に基づいて、“0000000000001”のマルチメディアファイルを再生/実行する。
【0020】
上述の操作インデックス表は、複数の機能指令と対応する機能指令符号も含む。
例えば、第一データが010の時、実行したい操作は、ページ送り操作等の機能指令の1つであることを示し、第二データは実行したいコンテンツデータ符号を示す。これにより、データ処理装置130は、符号化データ“0100000000000001”に基づいて、コード“0000000000001”のコンテンツデータに、ページ送り操作を実行する。
【0021】
また、第一データが011の時、実行したい操作は、適性自動出題操作であることを示し、第二データは、課題/問題、例えば、テキストを生成するコンテンツデータを示す。この場合、データ処理装置130は、符号化データ“0110000000000001”に基づいたテキストを用いて、自動的に、課題/テスト問題を生成する。
【0022】
また、他の実施形態においては、データ処理装置130は、光学識別装置により、1つ以上の符号化データを読み取り、第一データ、第二データ、及び、第三データを得る。第一データは実行したい操作指令を示し、第二データは対応するコンテンツデータ符号を示し、第三データは対応するインデックス表符号を示す。これにより、データ処理装置130は、符号化データに基づいて、指定されたインデックス表中の特定のコンテンツデータに対し、特定操作を実行する。
【0023】
本発明においては、上述の特定の符号化データにより、符号索引の数量は、複数の階層からなる(マルチレベルの)符号索引を用いることにより、効果的に拡張される。例えば、符号化データの長さが16ビットで、第一符号セグメントは3ビット(すなわち、最多で、2=8種の異なる操作指示を有する)に設定される時、第二符号セグメントは13ビットに設定される。これにより、第一符号セグメントの第一データが索引操作を示す場合、第二データ符号セグメントは、213=8192個のコンテンツデータを示すことができる。第三データが13ビットに設定される場合、第三データも、8192のインデックス表を示すことができる。この具体例中、第一符号セグメント中の第一データが再生操作を示す場合、各表(本を示す)は、最多で、8192のマルチメディアファイルを有するので、単一光学識別装置は、全部で、6710万のマルチメディアファイル(8192冊×8192個)を収めることができる。
【0024】
一例として、印刷体が紙の本の時、編集操作が、各本に対し、各本のコンテンツと対応するデジタルマルチメディアファイルに実行されて、インデックス表を生成し、各本はインデックス表とインデックス表番号に対応する。その後、各インデックス表はデータ処理装置130のストレージユニット136に保存されて、後続で使用される。
【0025】
光学識別装置120と印刷体110は接続する必要がないことが理解できる。ユーザーが、システム、又は、方法を用いたい時、ユーザーは、光学識別装置120を利用して、印刷体110への接近、又は、接触し、光学識別装置120が、印刷体110上の1つ、又は、それ以上の符号化データ111を読み取れるようにする。光学識別装置120は、印刷体110から、ビットマップピクチャを読み取り、このビットマップピクチャを符号化データに転換し、符号化データをデータ処理装置130に伝送して処理する。光学識別装置120は、更に、複数の印刷体に操作を実行し、各印刷体は印刷体番号を有する。複数の印刷体は、同じ光学識別装置120により読み取られる。
【0026】
データ処理装置130は、携帯式装置、又は、計算装置、例えば、携帯電話、PDA、GPSナビゲーション装置、パソコン、ラップトップ型コンピュータ、又は、各種コンピュータで、後続のデータ分析を実行し、操作を表示する。データ処理装置130は、更に、受信ユニット132、処理ユニット134、ストレージユニット136、及び、出力ユニット138を含み、受信ユニット132、処理ユニット134、ストレージユニット136、及び、出力ユニット138は、バスにより、互いに結合される。注意すべきことは、受信ユニット132は、有線受信ユニット、例えば、USB界面ユニット、又は、無線通信の受信ユニット、例えば、BLUETOOTH(「BLUETOOTH」は、ブルートゥース・エスアイジー・インコーポレイテッドの登録商標)、ワイヤレスLANインターフェースなどを含むが、本発明はこれに限定されないことである。
【0027】
データ処理装置130は、受信ユニット132により、無線、又は、有線リンクの方式で、光学識別装置120に結合され、光学識別装置120と通信し、1つ、又は、それ以上の符号化データ(図2(A)で示される符号化データ200)は、光学識別装置120により読み取られる。一例として、無線リンクは、無線周波数通信、無線周波数、BLUETOOTH、WiFi([WiFi]はワイ−ファイ・アライアンス の登録商標)、又は、UWBで、有線リンクは、USB伝送、RS−232、又は、IEEE1394である。
【0028】
処理ユニット134は、1つ、又は、それ以上の符号化データを得て、符号化データから、少なくとも1つの第一データと第二データを得て、第一データは操作に対応し、第二データはコンテンツデータの1つに対応する。その後、第二データが対応するコンテンツデータに、第一データが対応する操作を実行する。
【0029】
ストレージユニット136は、更に、必要な全データ、例えば、幾つかの印刷体が対応するインデックス表等、対応するマルチメディアコンテンツとファイルを保存する。ストレージユニット136は更にデータベース140を含み、データベース140は、幾つかの印刷体に対応するインデックス表を保存する。各インデックス表は、印刷体の1つに対応し、印刷体のコンテンツデータに対応するコンテンツデータ符号を記録し、例えば、第一データは上述のインデックス表符号の1つで、第二データは上述のコンテンツデータ符号の1つである。データ処理装置130は、第一データに基づいて、ストレージユニット136のデータベース140に保存されるインデックス表から、対応するインデックス表を選択し、インデックス表は、選択された対応するインデックス表から、第二データが対応するコンテンツデータを得る。
【0030】
ストレージユニット136は、あらゆるタイムのメモリ、又は、保存媒体、例えば、ディスクを含むが、これに限定されない。出力ユニット138が用いられて、この操作に対応する操作内容、又は、結果を提供する。例えば、出力ユニット138は、ディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ)と音声ユニット(例えば、スピーカー)を含む。この操作に対応するマルチメディアファイル、又は、音声ファイルは、ディスプレイ、又は、音声ユニットにより表示される。注意すべきことは、出力ユニット138は、本実施形態においては、データ処理装置130に設置されているが、本発明は、これに限定されない。例えば、他の実施形態として、出力ユニット138は、有線、又は、無線接続により、データ処理装置130と通信する構成でよく、そのような場合、データ処理装置130上に設置されない。
【0031】
図3は、本実施形態のデータ処理方法のフローチャートである。データ処理方法は、図1で示されるデータ処理システム100により実行される。まず、ステップS310で、データ処理装置130は、光学識別装置120を介して、印刷体110から、符号化データ111を読み取る。注意すべきことは、符号化データ111は、図2の符号化データ200と同じフォーマットを有する。
【0032】
その後、ステップS320で、データ処理装置130は、読み取られた符号化データから、第一データと第二データを得る。上述したように、第一データは1つの操作に対応し、第二データはコンテンツデータの1つに対応する。すなわち、このステップで、データ処理装置は、図2の符号化原則に基づいて、符号化データを、第一符号セグメントと第二符号セグメントに分ける。第一データは、第一符号セグメントから得られ、第二データは第二符号セグメントから得られる。例えば、符号化データが“0010001101010101”の場合、この符号化データは、2つの符号セグメント、つまり、“001”と“0001101010101”に分けられる。“001”は第一データを示し、“0001101010101”は第二データを示す。
なお、他の実施形態として、光学識別装置120は、一度に、2個の符号化データを読み取るものとし、1つが第一データで、もう1つが第二データとするようにしてもよい。
【0033】
第一と第二データを得た後、ステップS330で、データ処理装置130は、第一データに対応する操作を、第二データに対応するコンテンツデータに実行する。上述のように、第一データは、少なくとも、索引操作、再生操作、機能指令を含む操作指令を示すが、これに限定されない。
【0034】
上述のように、データ処理装置130は、第一符号セグメントの第一データに基づいて、実行したい操作を決定し、第二符号セグメント中の第二データから得られる対応するコンテンツデータに対して、この操作を実行する。
【0035】
一例として、第一データの対応操作が“索引操作”を示す時、データ処理装置130は、得られた第二データに基づいて、ストレージユニット136のデータベース140から、第一インデックス表に対応する第二データを選択する。例えば、符号化データが“0000000000000001”の場合、第一データは000で、実行したい操作は、インデックス表000で符号化されるコンテンツデータを見つけることを示す。第二データは“0000000000001”で、インデックス表符号000中の対応するコンテンツデータ符号を示す。これにより、データ“0000000000000001”に基づいて、データ処理装置130は、ストレージユニット136のデータベース140から、インデックス表符号000中のコンテンツデータ符号0000000000001を読み取ることができる。
【0036】
本実施形態においては、第一インデックス表を見つけた後、第一インデックス表に、後続操作、例えば、再生操作、機能指令等を実行する。
【0037】
一例として、第一インデックス表を見つけた後、再生操作が実行され、第一インデックス表のマルチメディアコンテンツに対応する特定のマルチメディアファイルを再生又は実行する。第一データの対応操作が“再生操作”を示す時、データ処理装置130は、第二データを用いて、与えられた第一インデックス表中の第二データに対応するマルチメディアファイルを検索し、該当する1つのマルチメディアファイルを得て、それを実行する。例えば、符号化データが“0010000000000001”の時、対応する第一データは“001”で、マルチメディアファイルを再生する操作を示し、第二データは“0000000000001”で、コンテンツデータ符号“0000000000001”に対応するマルチメディアファイルが実行されることを示す。これにより、符号化データ“0010000000000001”に基づいて、データ処理装置130は、データベース140で符号化されるマルチメディアファイルを再生することができる。
【0038】
上述の操作インデックス表は、更に、複数の機能指令と対応する機能指令符号を含む。例えば、第一データが010の時、010に対応する機能指令(例えば、ページ送り操作)が実行されることを示す。第二データは、実行されるコンテンツデータ符号を示す。これにより、データ処理装置130は、符号化データ“0100000000000001”に基づいて、コンテンツデータ符号“0000000000001”のページ送り操作を実行することができる。機能指令操作は、例えば、一時停止操作、再生操作、及び、ページ送り/戻し操作の少なくとも1つであるが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0039】
また、機能指令操作は、リモートコントローラー上の機能に対応する。この場合、第一データは、実行される指令インデックス表を示し、第二データはこの指令インデックス表中の特定の指令を示す。例えば、符号化データが“0100000000000001”の時、第一データは“010”で、指令インデックス表に対応し、第二データは“0000000000001”で、0000000000001である指令インデックス表符号(又は、機能符号)中の対応する指令に対応する。これにより、データ処理装置130は、第二データを用いて、与えられた指令インデックス表中の1である指令符号(又は、機能符号)を検索し、これらの指令に対応する操作を実行する。0000000000001の機能符号を有する一指令が、ページ送り操作を実行することを示す場合、データ処理装置130は、それを実行する。例えば、前のページの内容が、出力ユニット138により表示される。
【0040】
例えば、第一データが011の時、実行したい操作が、適性自動出題操作であることを示し、第二データは、生成される出題のコンテンツデータ(例えば、テキスト/文字)を示す。これにより、データ処理装置130は、符号化データ“0110000000000001”に基づいて、テキスト/文字を決定し、テキスト/文字に対応するスペルミスの集合を発見する。このスペルミスが用いられて、動態出題バンクを生成して出題し、適性自動出題操作を行う。
【0041】
本実施形態においては、データ処理システムの操作方法が更に提供される。図形操作インターフェースは、印刷体110(例えば、印刷リモートコントローラー、プリントキーボード等)に印刷される。図形操作インターフェースの各ボタンやオプション上に、符号化データが印刷される。各符号化データは、リモートコントローラー、又は、キーボード上の対応する操作指示の1つに対応する。例えば、図形操作インターフェースはプリントリモートコントロール400で、対応する操作指示を実行するために用いられる。
【0042】
図5は、本発明の具体例による操作方法のフローチャートである。操作方法は、図1で示されるデータ処理システム100により実行され、少なくとも1つの印刷体、光学識別装置、及び、複数のコンテンツデータを保存するデータ処理装置を含む。これらの間で、少なくとも1つの印刷体は、コンテンツデータに対応して印刷された複数の符号化データを含む。操作方法は以下のようである。
【0043】
まず、ステップS510において、印刷リモートコントローラーが提供される。印刷リモートコントローラーは、パターン方式により、印刷体110に印刷される。他の実施形態として、印刷リモートコントローラーは、非印刷体(非印刷物)110(例えば、独立した紙製カード、プラスチック膜等)の別の印刷体(印刷物)、又は、印刷体110(例えば、本文中の各ページ)内の複数の位置上に印刷されてもよい。印刷リモートコントローラーは複数の機能キーを有し、各機能キーは、対応する符号化データを有し、図4のステップ400で示される。
【0044】
次に、ステップS520で、光学識別装置120により、印刷リモートコントローラー上の少なくとも1つの符号化データ、及び、印刷体上の対応するコンテンツデータの少なくとも1つの符号化データが得られる。
【0045】
次に、ステップS530において、光学識別装置120により読み取られる印刷リモートコントローラー上の少なくとも1つの符号化データ、及び、印刷体上の対応するコンテンツデータの符号化データから、少なくとも1つの第一データと1つの第二データが得られ、第一データは操作に対応し、第二データはコンテンツデータの1つに対応し、第一データ中の対応する操作は、データ処理装置130を用いることにより、第二データに対応するコンテンツデータで実行される。注意すべきことは、上述の操作は、少なくとも、再生操作、一時停止操作、リプレイ操作、及び、ページ送り/戻し、早送り/巻き戻し操作を含む。
【0046】
本発明のデータ処理システムは教室授業に応用することができる。教師が教材供給メーカーのマルチメディア教材やセルフコンパイルマルチメディア捕捉内容を使用したい時、光学識別装置(例えば、スピーキングペン)が直接用いられて、印刷体(例えば、ペーパーテキスト)上の対応する符号化データを選択して、即時の授業を実行することができる。これにより、マルチメディアコンテンツとペーパーテキスト間の連結、及び、授業の多様性が、大幅に増大する。この他、各学生は個人専用の光学識別装置が与えられて、教師や他の学生と情報をやりとりし、よって、クラスへの参加を強化する。
【0047】
総合すると、本発明の光学識別装置を応用したデータ処理システムとデータ処理方法によると、符号拡張メカニズムが構築され、符号化データを幾つかの符号セグメントに分割し、シンプルな読み取りハードウェアが、更に複雑で、且つ、多様な操作モードと機能的挙動をサポートすることができるようにする。更に、本発明は、符号拡張性制限の問題を効果的に解決することができるマルチレベル索引メカニズムを提供し、ハードウェアコストを減少する。
【0048】
データ処理システムとその方法、又は、特定形態は、有形的表現媒体、例えば、フレキシブルディスク、CD-ROMS、ハードドライブ、又は、他の機械可読ストレージ媒体に組み込まれるプログラムコード(実行可能命令)を採用し、プログラムコードが機器、例えば、コンピュータ等によりロードされ、実行される時、機器は、本方法を実施する装置となる。本方法は、プログラムコードの方式で、ある伝送媒体、例えば、電気配線、又は、ケーブル、ファイバー光学、又は、その他の伝送形式により伝送され、プログラムコードが、機器、例えば、コンピュータにより受信、ロード、及び、実行される時、機器は本方法を実施する装置となる。汎用プロセッサで実施される時、プログラムコードはプロセッサと結合して、アプリケーション特有のロジック回路に類似して操作する独特の装置を提供する。
【0049】
本発明では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本発明に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本発明の精神と領域を脱しない範囲内で各種の変動や潤色を加えることができ、従って本発明の保護範囲は、特許請求の範囲で指定した内容を基準とする。
【産業上の利用可能性】
【0050】
本発明は、種々の学習システム、人間とコンピュータの相互作用装置(例えば、光学識別装置と学習装置を有するデータ処理システム)やインターフェースシステムに利用可能である。
【符号の説明】
【0051】
100…データ処理システム
110…印刷体(印刷物)
111…符号化データ
120…光学識別装置
130…データ処理装置
132…受信ユニット
134…処理ユニット
136…ストレージユニット
138…出力ユニット
140…データベース
200…符号化データ
210,220…符号セグメント

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の符号化データが印刷されている印刷体、
前記印刷体上の符号化データから、少なくとも1つの符号化データを読み取る光学識別装置、及び、
複数のコンテンツデータを保存し、前記光学識別装置により読み取られる少なくとも1つの符号化データを受信し、読み取られた符号化データから、操作に対応する第一データとコンテンツデータに対応する第二データを得て、前記第二データに対応するコンテンツデータに、前記第一データに対応する操作を実行するデータ処理装置
を有することを特徴とするデータ処理システム。
【請求項2】
前記符号化データは、第一セグメント及び第二符号セグメントを含み、前記データ処理装置は、前記第一符号セグメントから、前記第一データを得て、前記第二符号セグメントから、前記第二データを得ることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
【請求項3】
前記データ処理装置は、ストレージユニットを有し、複数のインデックス表、及び、当該インデックス表に対応するインデックス表符号を記憶し、
前記インデックス表は、それぞれ異なる印刷体に対応し、対応する印刷体の複数のコンテンツデータに対応するコンテンツデータ符号を記録し、
前記第一データは前記インデックス表符号の1つで、
前記第二データは前記の複数のコンテンツデータ符号の1つで、
前記データ処理装置は、前記第一データに基づいて、前記ストレージユニットの前記インデックス表から、第一インデックス表を選択し、前記第一インデックス表に従って、前記第二データに対応する前記コンテンツデータを得る
ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
【請求項4】
前記データ処理装置は、インデックス表を保存するストレージユニットを含み、
前記インデックス表は、複数の機能指令と対応する機能指令符号を含み、
前記第一データは前記機能指令符号の1つで、
前記データ処理装置は、前記インデックス表と前記第一データに従って、前記第一データに対応する第一機能指令を得て、前記第二データに対応する前記コンテンツデータに、前記第一機能指令を実行する
ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
【請求項5】
図形操作インターフェースは、前記印刷体に印刷される複数のボタンを有し、前記図形操作インターフェースの各ボタンは、対応する符号化データが印刷され、前記のボタン上に印刷された前記の対応する符号化データは、前記機能指令符号の1つに対応することを特徴とする請求項4に記載のデータ処理システム。
【請求項6】
前記データ処理装置は、前記光学識別装置と通信する受信ユニットを含み、当該受信ユニットを介して、前記光学識別装置により読み取られる前記符号化データを読み取ることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
【請求項7】
複数の符号化データを印刷している少なくとも1つの印刷体と、光学識別装置と、複数のコンテンツデータを保存するデータ処理装置とを含むデータ処理システムに適用するデータ処理方法であって、
前記データ処理装置により、前記光学識別装置から、前記印刷体上に印刷された少なくとも1つの符号化データを読み取るステップと、
前記データ処理装置により、前記読み取られた符号化データから、操作に対応する第一データとコンテンツデータに対応する第二データを得るステップと、
前記データ処理装置が、前記第一データに対応する操作を、前記第二データに対応するコンテンツデータに実行するステップと、
を有することを特徴とするデータ処理方法。
【請求項8】
前記符号化データは、第一符合セグメントと第二符号セグメントを有し、
前記データ処理装置により操作に対応する第一データとコンテンツデータの1つに対応する第二データを得るステップは、前記データ処理装置により、前記第一符号セグメントから前記第一データを得て、前記第二コードセグメントから前記第二データを得るステップを含むことを特徴とする請求項7に記載のデータ処理方法。
【請求項9】
前記データ処理装置は、ストレージユニットを有し、複数のインデックス表、及び、当該インデックス表に対応するインデックス表符号を記憶し、
前記インデックス表は、それぞれ異なる印刷体に対応し、対応する印刷体の複数のコンテンツデータに対応するコンテンツデータ符号を記録し、
前記第一データは前記インデックス表符号の1つで、
前記第二データは前記の複数のコンテンツデータ符号の1つで、
前記データ処理装置により、前記第二データが対応する前記コンテンツデータの1つに、前記第一データが対応する操作を実行するステップは、前記データ処理装置により、前記第一データに基づいて、前記ストレージユニットの前記インデックス表から、第一インデックス表を選択し、前記第一インデックス表に従って、前記第二データが対応する前記コンテンツデータを得るステップを含むことを特徴とする請求項7に記載のデータ処理方法。
【請求項10】
前記データ処理装置は、インデックス表を保存するストレージユニットを含み、
前記インデックス表は、複数の機能指令と対応する機能指令符号を含み、
前記第一データは前記機能指令符号の1つで、
前記データ処理装置により、前記第二データが対応するコンテンツデータの1つに、前記第一データが対応する操作を実行するステップは、更に、前記データ処理装置により、前記インデックス表と前記第一データに従って、前記第一データに対応する第一機能指令を得て、前記第二データが対応する前記コンテンツデータに、前記第一機能指令を実行するステップを含む
ことを特徴とする請求項7に記載のデータ処理方法。
【請求項11】
図形操作インターフェースは、前記印刷体に印刷される複数のボタンを有し、前記図形操作インターフェースの各ボタンは、対応する符号化データが印刷され、前記のボタン上に印刷された前記の対応する符号化データは、前記機能指令符号の1つに対応することを特徴とする請求項10に記載のデータ処理方法。
【請求項12】
コンテンツデータに対応する複数の符号化データが印刷されている少なくとも1つの印刷体と、光学識別装置と、複数のコンテンツデータを保存するデータ処理装置とを有するデータ処理システムの操作方法であって、
印刷リモートコントローラーを提供するステップであって、前記印刷リモートコントローラーは、パターン方式により前記印刷体上に印刷されるものであり、当該印刷リモートコントローラーは、複数の機能キーを有し、各機能キーは、印刷された対応する符号化データを有するものであるところ、当該印刷リモートコントローラーを提供するステップと、
前記光学識別装置により、前記印刷体上に印刷された少なくとも1つの符号化データ、及び、前記印刷体上の対応するコンテンツデータの符号化データを読み取るステップと、
前記データ処理装置により、読み取られた符号化データから、操作に対応する第一データとコンテンツデータに対応する第二データを得て、前記第二データに対応するコンテンツデータに、前記第一データに対応する操作を実行するステップと、
を有することを特徴とするデータ処理システムの操作方法。
【請求項13】
コンピュータに、
光学識別装置により、印刷体上に印刷された少なくとも1つの符号化データを読み取るステップと、
前記の読み取られた符号化データから、操作に対応する第一データとコンテンツデータに対応する第二データを得るステップと、
前記第二データに対応する前記コンテンツデータに、前記第一データに対応する前記操作を実行するステップと、
を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−74015(P2012−74015A)
【公開日】平成24年4月12日(2012.4.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−176814(P2011−176814)
【出願日】平成23年8月12日(2011.8.12)
【出願人】(599064731)インスティチュート フォー インフォメイション インダストリ (24)
【氏名又は名称原語表記】INSTITUTE FOR INFORMATION INDUSTRY
【Fターム(参考)】