説明

光安定性の向上した脂溶性薬物含有組成物

【目的】脂溶性薬物の光安定性の向上した製剤を提供する。
【構成】光に不安定な脂溶性薬物に黄色及び赤色の着色剤から選ばれる1種以上の物質を配合してなる光安定性の向上した組成物。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光安定性の向上した脂溶性薬物を含有する組成物および製剤に関する。
【0002】
【従来の技術】ビタミンK、ビタミンA、ビタミンD、補酵素Qなどの脂溶性ビタミンを始めとして脂溶性薬物には、光、熱または酸化に対して、不安定であるものが多く、これらの化合物の製剤化に際しては、種々の安定化の手法が知られている。例えば、脂溶性ビタミンであるメナテトレノン、フィトナジオン等のビタミンKは、生体における強い止血作用を有し、低プロトロンビン血症、新生児低プロトロンビン血症、出血等の治療剤として広く使用されているが、光に非常に不安定なため、製剤化にあたっては種々の工夫がなされている。特開昭42ー4062号公報および特開昭61ー275214号公報には油脂中に溶解させたメナテトレノンの遮光を行うために、軟カプセル基剤中に酸化チタン、食用赤色4号、食用赤色5号、食用赤色2号、食用赤色3号、食用赤色102号等の着色剤を添加した経口用メナテトレノン軟カプセルが開示され、特開昭63ー215641号公報には、カプセルゼラチン皮膜中にカラメルとアミノ酸を配合することによりビタミンK等の光安定性が向上したゼラチン皮膜組成物が開示されている。これらの技術は、いずれも光に不安定な脂溶性薬剤を覆うカプセル皮膜中に着色剤、安定化剤を含有させたものであり、散剤、顆粒剤、細粒剤等への適用は困難である。一方、不安定な脂溶性薬剤に直接に安定化剤を添加した例としては、特開平2ー289513号公報及び特開平4ー26670号公報に示されるカロチノイドを油溶性ビタミンと均一に混和することにより安定化した油溶性ビタミン含有組成物及び特開昭60ー1125号公報に示されるトコフェロール、フィトナジオンを配合することにより安定化されたユビデカレノン含有組成物が開示されている。これらは、光に不安定な脂溶性ビタミンと比較してさらに光に不安定な物質を添加することにより、目的とする脂溶性ビタミンの光安定性の向上を図った技術であるが、その安定化効果は十分ではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記技術によっても製剤における光安定性は十分ではなく、更なる改善が求められている。すなわちカプセル基剤、錠剤フィルム皮膜中に着色剤を添加したり、糖衣錠とすることにより、カプセル剤及び錠剤の光安定性の向上を図ることは公知技術により可能となっているが、散剤、顆粒剤、細粒剤等の光安定性確保はまだ十分なレベルにあるとは言えない。以上の現状を考慮した上で、本発明は、脂溶性薬物を含有する組成物のより一層の安定化を目的とするものであり、特に、散剤、顆粒剤、細粒剤等の光安定性向上を図るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、光に不安定な脂溶性薬物に黄色及び赤色の着色剤から選ばれる1種以上の物質を配合してなる光安定性の向上した組成物である。また、本発明は光に不安定な脂溶性薬物に黄色の着色剤である黄色三二酸化鉄、黄酸化鉄、食用黄色4号、食用黄色5号、食用黄色4号アルミニウムレーキ及びベンガラ、赤色の着色剤である三二酸化鉄、食用赤色2号、食用赤色3号及び食用赤色102号から選ばれる1種以上の物質を配合してなる組成物である。さらに、本発明は光に不安定な脂溶性薬物、油状成分並びに、黄色及び/又は赤色の着色剤を水溶性高分子溶液中に均一に乳化、分散又は懸濁させ、製剤化助剤を加えて混合、造粒又はコーティングし、乾燥してなる光安定性の向上した製剤である。
【0005】本発明は、脂溶性薬物を含有する組成物のより一層の安定化を目的とするものであり、脂溶性薬物に直接に着色剤を配合することにより、特に、散剤、顆粒剤、細粒剤等の光安定性向上を図るものである。本発明における光に不安定な脂溶性薬物としては、例えば、脂溶性ビタミンであるビタミンK、補酵素Q、ビタミンA及びビタミンD等を挙げることができる。ビタミンK及び補酵素Qとは、具体的には、メナテトレノン、フィトナジオン、メナジオン及びユビデカレノン等を挙げることができる。一般にビタミンKは、ビタミンK1,K2及びK3が知られており、それぞれメナテトレノン、フィトナジオン及びメナジオンとも称されるが、本発明においてはこれらをすべて包含し、必要に応じてこれらビタミンKを一種又は二種以上を混合して用いることもできる。
【0006】メナテトレノンは日本薬局方外医薬品規格に、フィトナジオンは日本薬局方に収載されている物質であり、市販のものを容易に入手可能である。本発明における着色剤は、黄色及び/又は赤色の着色剤であり、黄色の着色剤としては、例えば黄色三二酸化鉄、黄酸化鉄、食用黄色4号、食用黄色5号、食用黄色4号アルミニウムレーキ及びベンガラを挙げられる。また、赤色の着色剤としては、例えば、三二酸化鉄、食用赤色2号、食用赤色3号及び食用赤色102号を挙げることができる。本発明においては、これらを単独で用いることもできるし、又は2種以上を組み合わせて用いることもできる。光に不安定な脂溶性薬物が、メナテトレノン、フィトナジオンで代表されるビタミンKである場合は、食用黄色4号、食用黄色5号、食用黄色4号アルミニウムレーキ及び黄色三二酸化鉄から選ばれる1種以上の着色剤を配合することが望ましい。黄色の着色剤のうち黄色三二酸化鉄及び黄酸化鉄は、医薬品添加物規格に、また、食用黄色4号、食用黄色5号、食用黄色4号アルミニウムレーキ及びベンガラは食品添加物規格に収載されている物質であり、市販のものを容易に入手可能である。さらに、赤色の着色剤のうち三二酸化鉄は、医薬品添加物規格品であり、食用赤色2号、食用赤色3号及び食用赤色102号等は食品添加物規格に収載されている物質であり、いずれも市販のものを容易に入手できる。本発明における光に不安定な脂溶性薬物と着色剤の配合比率は、脂溶性薬物1重量部に対して着色剤0.001〜100重量部であり、好ましくは0.001〜50重量部であり、更に好ましくは0.01〜30重量部である。
【0007】本発明における組成物は、光に不安定な脂溶性薬物と黄色及び/又は赤色の着色剤を混合することにより製造でき、散剤、顆粒剤、細粒剤、錠剤及び硬カプセル剤等とする場合には、さらに、乳糖、白糖、コーンスターチ、マンニット等の賦形剤を混合し、必要に応じて結合剤等を添加して、造粒又はコーティングすることにより、製造することができる。一方、本発明における組成物は、以下の方法により、特に、吸収性、服用性がより良好な優れた製剤とすることができる。即ち、光に不安定な脂溶性薬物、油状成分、並びに、黄色及び/又は赤色の着色剤を水溶性高分子溶液中に均一に乳化、分散又は懸濁させ、製剤化助剤を加えて混合、造粒又はコーティングし、乾燥することにより吸収性、服用性に優れた固形製剤とすることができるのである。 ここで、 油状成分としては、植物油、合成油等が挙げられる。植物油としては、例えば、大豆油、コーン油、コーン胚芽油、綿実油、サフラワー油、ゴマ油、オリーブ油、ナタネ油等がある。また、合成油としては、例えば、グリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、デカグリセリン脂肪酸エステルなどが挙げられる。水溶性高分子基剤としては、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート、カルボキシメチルセルロースナトリウム、酢酸フタル酸セルロース、アラビアゴム、寒天、ゼラチン、アルギン酸ナトリウム、ポリビニルピロリドン、アミノアルキルメタアクリレートコポリマー、メタアクリル酸コポリマー、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコール、マクロゴールなどが挙げられる。また、水溶性高分子溶液とは、上記の水溶性高分子基剤を含む水溶液もしくは種々の有機溶媒溶液もしくは含水有機溶媒溶液のいずれでも良い。さらに、光に不安定な脂溶性薬物、油状成分並びに、黄色及び/又は赤色の着色剤を水溶性高分子溶液中に均一に乳化、分散又は懸濁させる際に、界面活性剤を添加することができる。界面活性剤としては、例えば、リン脂質、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル等が挙げられる。また、製剤化助剤とは、本発明に係る組成物を固形製剤化する際に用いる賦形剤や添加剤を意味するものであり、例えば、乳糖、白糖、コーンスターチ、マンニット、デンプン、部分α化デンプン、結晶セルロース、デキストリン、ヒドロキシプロピルスターチ、αーシクロデキストリン、βーシクロデキストリン、γーシクロデキストリン、プルラン、アラビアゴム、珪酸類、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート、カルボキシメチルセルロースナトリウム、酢酸フタル酸セルロース、アラビアゴム、寒天、ゼラチン、アルギン酸ナトリウム、ポリビニルピロリドン、アミノアルキルメタアクリレートコポリマー、メタアクリル酸コポリマー、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコール、マクロゴール等を挙げることができる。光に不安定な脂溶性薬物が、メナテトレノン、フィトナジオン、メナジオンで代表されるビタミンKである場合は、油状成分としては、グリセリン脂肪酸エステル及び/又はプロピレングリコール脂肪酸エステル、水溶性高分子としては、ヒドロキシプロピルメチルセルロース及び/又はヒドロキシプロピルセルロースを用いることが好ましい。また、本発明における光に不安定な脂溶性薬物と油状成分との配合比率は、通常、脂溶性薬物1重量部に対して油状成分0.1〜60重量部であり、好ましくは、0.5〜10重量部である。さらに、水溶性高分子溶液の濃度は、通常0.1〜40重量部であり、好ましくは、1〜20重量部である。製剤化助剤を添加して行う混合、造粒又はコーティングは、通常用いられる装置により行うことができ、例えば、流動層造粒装置、転動造粒装置、押し出し造粒装置を使用することができる。得られた散剤、顆粒剤、細粒剤等は必要に応じて崩壊剤、滑沢剤等を混合して錠剤とすることができ、または、硬カプセルに充填して硬カプセル剤とすることができる。
【0008】本発明に係る組成物は通常用いられる方法により製造することができる。例えば、脂溶性ビタミンであるフィトナジオン3gをプロピレングリコール脂肪酸エステル17g中に加温溶解させた溶液中に、ヒドロキシプロピルメチルセルロースの10%水溶液を100g添加し乳化液を調製する。この乳化液中に、黄色三二酸化鉄を0.19gを加えて均一に溶解、分散させる。次にこの乳化液を、流動層造粒装置中で白糖100g、乳糖50g、コーンスターチ10gの流動粉体にスプレーして造粒し、篩にかけて粒度を調整することにより、散剤、顆粒剤、細粒剤等の粉末製剤を調製することができる。この粉末製剤190gに、例えばステアリン酸マグネシウム1gを添加混合したものをカプセル充填して硬カプセル剤を製造することができる。また、粉末製剤190gに、例えばステアリン酸マグネシウム1g若しくはステアリン酸マグネシウム1gとクロスカルメロースナトリウム10gの両者を混合し、径7.5mmの杵で打錠することにより一錠中にフィトナジオン30mgを含む錠剤を製造することができる。
【0009】
【発明の効果】本発明によるとメナテトレノン、フィトナジオン等のビタミンKに代表される光に非常に不安定な脂溶性薬物の安定化が可能である。その効果例を以下に示す。
実験例
【0010】本願発明に係る細粒中に添加された着色剤による光安定化効果着色剤未添加の細粒剤を対照にして、下記に示す実施例1〜3で得られた着色剤の添加された細粒剤を透明な瓶に入れ、光波長特性の異なる蛍光燈とキセノンランプ照射の2光源下で保存し、高速液体クロマトグラフィーにより含量を測定した。表1に対照例と実施例1〜3の処方を示した。また、冷暗所保存品の含量を100%としたときの各条件下における残存率を表2に示した。なお、蛍光燈1000Lux光の照射は、2週間照射(336000 Luxhr照射)および30日間照射(720000 Luxhr照射)を、キセノンランプ20000Lux光照射は2日間照射(336000Luxhr照射)と4日間照射(720000 Luxhr照射)を行った。
【0011】
【表1】


【0012】
【表2】


【0013】表1〜2より、本願発明に係る食用黄色4号、食用黄色5号、食用黄色4号アルミニウムレーキは、メナテトレノン、フィトナジオン、メナジオン等のビタミンKに代表される光に非常に不安定な脂溶性薬物を安定化することが明らかである。
【0014】本願発明に係る製剤の良好な吸収特性下記に示す実施例4で得られたメナテトレノン30mgを含有する細粒または、対照例として15mg含有軟カプセル剤2カプセルを、24時間前から絶食させた雄ビーグル犬5匹ずつに水30mlと共に投与し、投与前および投与後0.5,0.75,1,1.5,2,3,4,6,8,10,12,14,16,24時間後に各々1.5mlの採血を行った。さらに、1週間の休薬期間をおいて5匹ずつのクロスオーバ試験(計10匹)を行った。採血された血液を遠心分離して得た血漿に液ー液抽出操作を加え、蛍光及びUV検出法により高速液体クロマトグラフィーで血漿中メナテトレノン濃度推移の評価を行った。表3に対照例と実施例4の処方を示した。また、製剤をビーグル犬投与後の血漿中メナテトレノン濃度推移を図1に、生物薬剤学的パラメーターを表4に示した。
【0015】
【表3】


【0016】
【表4】


【0017】図1及び表4に示されるように、血漿中メナテトレノン濃度推移とAUC等生物薬剤学的パラメーターに関しては、細粒剤と軟カプセル剤との間の有意な差は認められず同等であった。尚、対照例として使用した軟カプセル剤は特開昭62ー294612号公報に示されるように吸収性が改良された製剤であり、本発明による細粒剤はこれと同等であったことから、本願発明に係る製剤の良好な吸収性は明らかである。
【0018】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明がこれらに限定されるわけではない。
【0019】実施例1〜3メナテトレノン15gをプロピレングリコール脂肪酸エステル35gとグリセリン脂肪酸エステル50gの混合油状成分中に加温して溶解させた溶液中に、あらかじめ精製水450gにヒドロキシプロピルメチルセルロース50gを溶解させたヒドロキシプロピルメチルセルロースの10%水溶液を500g加えた。この乳化液中に、更に、食用黄色4号、食用黄色5号又は食用黄色4号アルミニウムレーキをそれぞれ0.95g加えて均一に溶解、分散させた乳化液を、流動層造粒装置中で、白糖500g、乳糖250g及びコーンスターチ50gの混合粉体にコーティングし、篩にかけて細粒剤を調製した。処方を表1に示した。
【0020】実施例4実施例1で得た粉末380gに、ステアリン酸カルシウム2g、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース18gを加えて混合し、打錠してメナテトレノン6mgを含む1錠300mgの錠剤を得た。
【0021】実施例5メナテトレノン15gをプロピレングリコール脂肪酸エステル35gとグリセリン脂肪酸エステル50gの混合油状成分中に加温して溶解させた溶液中に、あらかじめ精製水450gにヒドロキシプロピルメチルセルロース50gを溶解させたヒドロキシプロピルメチルセルロースの10%水溶液を500g加え乳化液を調製した。別に、マンニット500g、乳糖250g及びコーンスターチ50gを混合した後に、ヒドロキシプロピルセルロース35gを溶解させた10%ヒドロキシプロピルセルロース水溶液を徐々に添加しながら、転動造粒装置で造粒を行い造粒物を得た。この造粒物に先に示した乳化液を流動層造粒装置中でスプレーして嵩の小さな造粒物を調製し、篩にかけて細粒剤とした。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】図1は、製剤をビーグル犬に投与後の血漿中メナテトレノン濃度の推移を示すグラフである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】光に不安定な脂溶性薬物に黄色及び赤色の着色剤から選ばれる1種以上の物質を配合してなる光安定性の向上した組成物。
【請求項2】黄色の着色剤が黄色三二酸化鉄、黄酸化鉄、食用黄色4号、食用黄色5号、食用黄色4号アルミニウムレーキ及びベンガラ、赤色の着色剤が三二酸化鉄、食用赤色2号、食用赤色3号及び食用赤色102号である請求項1記載の組成物。
【請求項3】光に不安定な脂溶性薬物が、ビタミンKである請求項1記載の組成物。
【請求項4】ビタミンKがメナテトレノン、フィトナジオン又はメナジオンである請求項3記載の組成物。
【請求項5】光に不安定な脂溶性薬物、油状成分並びに、黄色及び/又は赤色の着色剤を水溶性高分子溶液中に均一に乳化、分散又は懸濁させ、製剤化助剤を加えて混合、造粒又はコーティングし、乾燥してなる光安定性の向上した製剤。
【請求項6】油状成分が、グリセリン脂肪酸エステル及び/又はプロピレングリコール脂肪酸エステルである請求項5記載の製剤。
【請求項7】混合、造粒又はコーティングが、流動層造粒装置、転動造粒装置、押し出し造粒装置により行われる請求項5記載の製剤
【請求項8】製剤が、散剤、顆粒剤、細粒剤、錠剤、硬カプセル剤である請求項5記載の製剤

【図1】
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【公開番号】特開2000−7583(P2000−7583A)
【公開日】平成12年1月11日(2000.1.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願平10−168582
【出願日】平成10年6月16日(1998.6.16)
【出願人】(000000217)エーザイ株式会社 (102)
【Fターム(参考)】