説明

光源配列由来の光用の拡散体を組み込むディスプレイ

【課題】点光源のバックライト配列と平面ディスプレイの間に設置できる光学構造を提供する。
【解決手段】有意な観察視差を導入することなく、点光源12によって放出された光を分配して、ディスプレイ14の平面を均質に照射する。放射光は、好適な観察角度範囲内に部分的に視準され、法線方向30から見る場合のディスプレイの輝度を最大化する。任意の非放射光線の実質的部分がこの構造によって内部反射されるように、この構造は反射性が高く、それらの光線がこの構造によって引き続き放出され得る可能性を増加させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、バックライトとして機能する光源の配列を具備する形式のディスプレイに関する。光源由来の光は、ディスプレイに対する適切に均質な空間及び角度照射を得るべく分配されるが、ディスプレイの法線表示方向に高い輝度を維持する。
【背景技術】
【0002】
本発明は、バックライトによって照射される透過型光変調器を備えたディスプレイに関する。このようなディスプレイの例には、幾つかの液晶ディスプレイ(LCD)と、2002年9月6日に公開された国際公開公報又は2003年9月18日に公開された国際公開公報に開示される形式の高ダイナミックレンジ・ディスプレイとが含まれる。これらは双方とも本明細書の特許文献1と特許文献2に示される。
【0003】
上記公報に開示されたような高ダイナミックレンジ・ディスプレイは、光源層(「バックライト」と呼ばれ得る)と、光変調器を含むディスプレイ層とを組み込む。バックライトは、表示すべき比較的低解像度バージョンの画像を描写する光パターンを生成すべく、制御される。観測者によって認知されるべく比較的高い解像度画像を提供するために、低解像度画像はディスプレイ層によって変調される。
【0004】
バックライトは、通常、発光ダイオード(LED)のような点型のアクティブ変調光源の配列を具備する。バックライトの前方に配置および整列されるディスプレイ層は、液晶ディスプレイ(LCD)パネルなどであり得る。二つの層の間の距離を比較的小さく維持することによって、高解像度画像の各画素が照射されるように、バックライトの隣接する光源によって放出された光が円滑にお互いに融合できる。適切な画像補償技術を適用して、不都合な画像ぶれアーチファクトを除去し得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】国際公開第02/069030号パンフレット
【特許文献2】国際公開第03/077013号パンフレット
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
平面照射への多くの適用において(例えば、上述したような平面ディスプレイだけでなく、幾つかの一般的照射状況においても)、平面を均質に照射することが望ましい(つまり、バックライト)。配列に配置された複合LEDは、白熱光源に代わる強い低電力光源を提供するので、このような適用において使用され得る。しかし、LEDは均質な平面照射ではなく、点光源照射しか提供しない。従って、平面を均質に照射するため、LED配列におけるLEDによって放出された光を何とかして分散する必要がある。
【0007】
ディスプレイ適用において、各LED間の視差(対象への異なる視線に対応する、観測者の位置の変化による対象方向の見かけ上の変化)を回避することも望ましい。そうしなければ、その領域を種々の角度から見ると、観測者は領域の変化を認知することになり、望ましくない。
【0008】
視差の問題は、各LEDがLCDディスプレイ上の特定の画素又は画素群に対応するLED/LCD型高ダイナミックレンジ・ディスプレイの場合のように各点型光源が光源の直接前方の表示域と何らかの方法で相互作用する状況下において、均質な平面照射を得ら
れなくした。このようなディスプレイにおいて、各LEDは、主としてLEDの直接前方のLCD画素を照射すべきである。この照射特性は、観測者の視角が変化するとき、依然として実質的に不変であるべきである。
【0009】
法線方向から見る場合にディスプレイの輝度を最大にするため、バックライトによって放出された光は、好適な観察角度範囲内すなわちディスプレイの法線方向に対して約25°の範囲内に部分的に視準されることも望ましい。最先端のLCDディスプレイに組み込まれた反射偏光子の効率を最大にし、それによって偏光による光の損失を最小にするため、光学構造は全体として(つまり、光源層とディスプレイ層の間において何でも)適度に反射性であることが更に望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、光源のバックライト配列とディスプレイ層の間に光学構造を含むディスプレイを提供する。光源は、発光ダイオード(LED)のような点光源にし得る。その構造は、点光源によって放出された光を分配する。本発明は、また、点光源の配列由来の光を分配すべく使用し得る光学構造と関連方法を提供する。
【0011】
以下の説明を通じて、本発明の一層完全な理解をもたらすために、具体的な詳細が示される。しかし、本発明は、これらの詳細なしに実行し得る。他の例において、本発明を不必要に曖昧にしないように、周知の構成要素は、示されないか、詳細に説明されていない。従って、明細書および図面は、制限的よりはむしろ例示的意味で受け取られるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】平面配光構造の断片部分の、正確な縮尺ではない拡大側断面図。
【図2】更に別の拡散体を備えた別の平面配光構造の断片部分の、正確な縮尺ではない拡大側断面図。
【発明を実施するための形態】
【0013】
図1は、層状の平面配光構造10を示す。ディスプレイ・バックライト13のLEDになり得る幾つかの光源12と、LCDパネル又は他の光変調器を具備し得るディスプレイ・パネル14とが、図1に模式的に示される。配光構造10は、後部反射体16、光拡散容積18、任意反射偏光子20、および任意角度選択光伝達器22を組み込む。
【0014】
後部反射体16は、バックライト配列のLED12に対応する位置に、透明領域24の配列を具備する。透明領域24は、LED12によって放出された少なくとも幾らかの光に対して、実質的に透明な開口又は窓を具備し得る。各LED12に一つの透明領域24が提供される。領域24は、LED12のサイズ及び配置に適合するような、サイズ及び配置にされる。例えば、LED12は長方形配列、六角形配列、又は正方配列に配置されることができ、領域24は、LED12の配置に適合するパターンに配置され得る。領域24は、更にLED12に適合するような形状にし得る。
【0015】
本実施形態において、LED12はレンズを欠く。このようにレンズの無いLEDは、ほぼランバート型に光を放出する(つまり、放射光の強度は、視角のコサインに正比例するように、視角に関して変動する)。別の実施例において、LED又は他の光源はレンズを備えてもよく、もしくは非ランバート型に光を放出するように構築され得る。各領域24は、対応する直ぐ隣のLED12から放出された光を、拡散容積18内に伝達する。
【0016】
LED12は、図示するように、拡散容積18の外側でもよい。またはLED12は、開口になり得る領域24を通って延出し、拡散容積18内に僅かに突出し得る。拡散容積
18の内部に臨む後部反射体16の面26は、高い反射性を有する。面26は、好ましくは、少なくとも部分的に鏡面反射性を有する(つまり、拡散反射体とは対照的に、反射角は入射角に実質的に等しい)。面26は、実質的に完全な鏡面反射になり得る。ミネソタ州セントポールのスリーエム特殊フィルム及びメディア製品事業部(3M Specialty Film
and Media Products Division, St.Paul, MN)から入手可能な穴あき「放射ミラーフィ
ルム」は、後部反射体16の作成に使用可能な材料の一例である。
【0017】
光拡散容積18(最も簡単な場合、空隙)の厚さ寸法28は、後部反射体16から拡散容積18の内部に進んだ光線が反射偏光子20を通過する前に非対称的に拡散するために十分な厚さを維持しながら、最小化されることが好ましい(つまり、光線は、多くの方向に散乱される)。従って、拡散容積18に入射する光線の任意の方向特性は、拡散容積18から出射する光線には本質的に存在しない。
【0018】
法線観察方向30に対して実質的に平行な光線が、法線観察方向30に対して実質的に垂直な光線よりも強く散乱されるような非等方散乱係数を拡散容積18が具備する場合に、厚さ寸法28は削減できる。このような非等方散乱は、拡散容積18内に薄い弱光散乱性シート19の多層膜(図1に示さず、図2を参照)を設置することによって、得られる。シート19の表面において光が部分反射することによって、法線観察方向30に対して実質的に平行な方向に進行する光が実質的に散乱する。シート19は、例えば適切な透明高分子材料によって製造し得る。非等方散乱は、白色粒子(例えば、ペイント用顔料などの粒子)又は他の拡散反射性粒子によってドープ処理した適切な樹脂あるいはゲルのような透明な媒体を拡散容積18の内部に提供することによっても、引き起こされ得る。
【0019】
付加的な反射偏光子20(LCDディスプレイ・パネル14に組み込まれた反射偏光子に適合した偏光特性を具備する)は、LCDディスプレイ・パネル14内に組み込まれた偏光子の偏光特性には適合しない偏光特性を具備する光線を、拡散容積18の内部に向くように後方反射する。このように不適切な偏光光線は、拡散容積18の内部において更に拡散し、後部反射体16によって付加的な反射偏光子20に再度、反射される(「再循環」(recycled))。
【0020】
再循環光線の幾らかが、最終的に反射偏光子20を通ってLCDディスプレイ・パネル14に移行できるように、拡散容積18内の拡散は再循環光線の偏光特性をランダム化する。任意の残存する不適切な偏光光線は、再循環光線の偏光特性が偏光子20の偏光特性に適合して再循環光線が反射偏光子20を通ってLCDディスプレイ・パネル14に移行できるようになるまで、反射偏光子20、拡散容積18、および後部反射体16によって、前述のように再度再循環される。
【0021】
付加的な角度選択光伝達器22は、ミネソタ州セントポールのスリーエム特殊フィルム及びメディア製品事業部(3M Specialty Film and Media Products Division, St.Paul,
MN)から入手できるビキュイティ(Vikuiti)(登録商標)輝度強化フィルム(Brightness Enhancement Film)の二枚の平行シート上において、微小反復プリズムを互いに90°で
交差させることによって形成し得る。光伝達器22は、法線観察方向30に対して実質的に平行な方向に沿って、部分視準光線をLCDディスプレイ・パネル14に選択的に伝達するが、任意の非放射光線の実質的部分を後方反射して反射偏光子20と後部反射体16に戻し、非放射光線が次に光伝達器22を通って放射すべく、更に反射し得る(「再循環される」)。
【0022】
層状の平面配光構造10は、低い光吸収損失を特徴とするという意味で効率が高い。後部反射体16と、拡散容積18内の任意の材料と、存在する場合の反射偏光子20と、そして存在する場合の角度選択光伝達器22とが、LED12からの放出光を実質的に吸収
しない材料によって製造されるならば、LED12から構造10内に放出された光線のほとんど全部は、最終的に構造10を通ってLCDディスプレイ・パネル14に放出され得る。不要な画像アーチファクトは、構造の拡散性が高いため有意に減らされ、場合によっては実質的に排除される。
【0023】
明確および簡潔にするため、当業者によって提供できる様々な構成要素は、本明細書において詳細に説明していない。例えば、本明細書において述べられるような光学構造を組み込むディスプレイは、LED12又は他の発光器に光を放出させる適切な駆動回路を含み得る。このような回路は、任意に、LED12又は他の光源の輝度を個々に変調させ得る。当業者に公知の回路を含めて、任意の適切な駆動回路を使用し得る。更に、ディスプレイは、通常、ディスプレイ・パネル内の個々の画素を操作すべく適切な駆動回路を具備し、ディスプレイ上に表示されるべき画像に対応する画像データに従って光を変調する。適切なディスプレイ・パネル駆動回路もまた、本発明の当業者に公知である。従って、LED12の駆動回路、ディスプレイ・パネル14の駆動回路、更に電源などのような他の十分に理解された構成要素は、本明細書において詳細に説明していない。
【0024】
構成要素(例えば、部材、部品、組立体、シート、コリメータ、反射体など)が前述の場合に他に明記されなければ、構成要素(「手段」への言及を含めて)は、本発明の例示の模範的実施例においてその機能を実行する開示構造と構造的に等価ではない構成要素を含めて、記載の構成要素(つまり、機能的に等価である)の機能を実行する任意の構成要素を等価物として含むと解釈されるべきである。
【0025】
前述の開示内容を考慮して、当業者に明らかになり得るように、本発明の実施において、本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、多くの変更および改変が可能である。例えば、
・反射偏光子20と角度選択光伝達器22のいずれか或いは両方を省略し得る。その場合、後部反射体16と光拡散容積18のみを配光構造10内に提供することによって満足いく結果を得ることができる。しかし、不適切な偏光光線が失われるので、構造10の光出力容量を増加させるために反射偏光子20を含める方が好ましい。また、構造10によって放出された光の輝度を増加させるために角度選択光伝達器22を含めることが好ましい。その場合、光伝達器22は通過する光を部分的に視準するので、視角が減る犠牲を払う。この視角の低下は、光伝達器22とLCDディスプレイ・パネル14の間に図2に示すような更に別の拡散体32を提供することによって補うことができる。更に別の拡散体32は、光伝達器22を通過することによって狭い範囲で拡散された光線を横方向に拡散することによって、視角を増加させる。
【0026】
・反射偏光子20と角度選択光伝達器22が共に存在するとき、どちらの順でも配置し得る。
・後部反射体16は、必ずしも完全に平坦でなくてもよい。後部反射体16は小規模でデコボコし得る(つまり、表面構造を有する)。拡散容積18の面は、光が拡散容積18から実質的に均質に放出され得るように、全般的に互いに平行にすべきである。
【0027】
幾つかの例および実施例が上記で討議されてきたが、当業者は、特定の改変、置換、付加およびそれらの部分的組み合わせを認めるだろう。従って、添付した請求項が、その真の範囲内にあるとして、このような改変、置換、付加および部分的組み合わせを全て含むと解釈しようとするものである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
平面配光構造を備えるディスプレイであって、
前記ディスプレイは、LCDディスプレイ・パネルと;前記平面配光構造に沿って互いに離間するように配置された複数の点光源と;反射体と;駆動回路とを有し、
前記点光源と前記反射体とは、前記平面配光構造によって前記LCDディスプレイ・パネルを照らすように構成され、
前記駆動回路は、前記点光源が光を放出するように制御すべく構成され、
前記駆動回路は、画像を特定する画像データを受取るように構成され、さらに前記駆動回路は、表示されるべき前記画像の低解像度バージョンで前記LCDディスプレイ・パネルを照らすべく前記点光源を駆動するように構成され、
前記点光源は、前記点光源からの光が前記平面配光構造で互いに混合されることで、前記LCDディスプレイ・パネル上での前記画像の低解像度バージョンを提供すべく滑らかに変化する光パターンを形成するように構成され、
前記LCDディスプレイ・パネルは、前記画像の前記滑らかに変化する低解像度バージョンを変調することで、観測者によって認知されるべく比較的高い解像度画像を提供するように構成され、
前記平面配光構造は、前記点光源から前記平面配光構造に入ってきた光を拡散するように構成された拡散体を備え、前記拡散体は、薄い弱光散乱性シートの複数層を有し、前記拡散体は、前記平面配光構造での光線が前記点光源から前記平面配光構造への方向に対して平行に方向付けられ、かつ前記平面配光構造の表面の法線に対して平行に方向付けられた光線が、前記平面配光構造で他の方向に進む光線よりも強く散乱するように、光線の非等方性散乱を提供する
ことを特徴とする、ディスプレイ。
【請求項2】
前記弱光散乱性シートは、高分子材料からなる、
請求項1記載のディスプレイ。
【請求項3】
前記ディスプレイはさらに、前記平面配光構造と前記LCDディスプレイ・パネルとの間に位置する反射偏光子を備える、
請求項1記載のディスプレイ。
【請求項4】
前記反射偏光子は、前記LCDディスプレイ・パネルに組み込まれた反射偏光子に適合した偏光特性を有する、
請求項3記載のディスプレイ。
【請求項5】
前記ディスプレイはさらに、前記反射偏光子と前記LCDディスプレイ・パネルとの間に位置する角度選択光伝達器を備える、
請求項4記載のディスプレイ。
【請求項6】
前記ディスプレイはさらに、前記反射偏光子と前記LCDディスプレイ・パネルとの間に位置する角度選択光伝達器を備える、
請求項5記載のディスプレイ。
【請求項7】
前記角度選択光伝達器は、輝度強化フィルムの第1シートと第2シートを備え、
前記第1シートと前記第2シートはそれぞれ、微小反復プリズムを有し、
前記第1シートと前記第2シートは、前記微小反復プリズムが互いに90°で交差するように配置される、
請求項5記載のディスプレイ。
【請求項8】
前記角度選択光伝達器は、部分的に視準された光線を、法線観察方向に対して平行な方向で前記LCDディスプレイ・パネルに向かって選択的に伝達するように構成される、
請求項5〜7何れか一項記載のディスプレイ。
【請求項9】
前記角度選択光伝達器は、非放射光線を前記反射偏光子に向かって後方反射するように構成され、よって前記非放射光線が次に前記角度選択光伝達器を通って放射すべく反射される、
請求項5〜7何れか一項記載のディスプレイ。
【請求項10】
前記ディスプレイはさらに、前記平面配光構造と前記LCDディスプレイ・パネルとの間に位置する少なくとも2つの輝度強化フィルムを備える、
請求項1〜7何れか一項記載のディスプレイ。
【請求項11】
前記ディスプレイはさらに、前記平面配光構造と前記LCDディスプレイ・パネルとの間に位置する少なくとも1つの輝度強化フィルムを備え、
前記輝度強化フィルムは、微小反復プリズムを有する、
請求項1〜7何れか一項記載のディスプレイ。
【請求項12】
前記点光源と前記反射体とは、前記反射体から反射されてきた光線を再循環させるように構成されている、
請求項1〜7何れか一項記載のディスプレイ。
【請求項13】
前記平面配光構造はさらに、透明な媒体と拡散反射性粒子とを有する拡散容積を備える、
請求項1〜7何れか一項記載のディスプレイ。
【請求項14】
前記拡散反射性粒子は、白色粒子である、
請求項13記載のディスプレイ。
【請求項15】
前記透明な媒体は、前記拡散反射性粒子によってドープ処理したゲルを有する、
請求項13記載のディスプレイ。
【請求項16】
前記拡散反射性粒子は、ペイント用顔料の粒子である、
請求項13記載のディスプレイ。
【請求項17】
前記平面配光構造はさらに、透明な媒体と拡散反射性粒子とを有する拡散容積を備え、
前記弱光散乱性シートは高分子材料からなり、
前記ディスプレイはさらに、前記平面配光構造と前記LCDディスプレイ・パネルとの間に位置する反射偏光子を有し、
前記点光源と前記反射体とは、前記反射体から反射されてきた光線を再循環させるように構成されている、
請求項1記載のディスプレイ。
【請求項18】
前記反射体は、少なくとも部分的に鏡面反射性を有する、
請求項1〜7何れか一項記載のディスプレイ。
【請求項19】
前記反射体は、完全には平坦でないように、小規模でデコボコする表面構造を有する、
請求項1〜7何れか一項記載のディスプレイ。
【請求項20】
前記点光源は、発光ダイオードである、
請求項1〜7何れか一項記載のディスプレイ。
【請求項21】
前記発光ダイオードは、レンズの無い発光ダイオードである、
請求項20記載のディスプレイ。
【請求項22】
前記点光源は、放射光が視角のコサインに正比例する強度を有するように、光を放出するように構成されている、
請求項20記載のディスプレイ。
【請求項23】
前記点光源は、放射光が視角のコサインに正比例する強度を有するように、光を放出するように構成されている、
請求項1〜7何れか一項記載のディスプレイ。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2012−181535(P2012−181535A)
【公開日】平成24年9月20日(2012.9.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−97050(P2012−97050)
【出願日】平成24年4月20日(2012.4.20)
【分割の表示】特願2007−522882(P2007−522882)の分割
【原出願日】平成17年7月15日(2005.7.15)
【出願人】(507236292)ドルビー ラボラトリーズ ライセンシング コーポレイション (82)
【Fターム(参考)】