光触媒を使わずに親水性を出すコート剤の製法
【課題】常温で硬化した後水分と反応し、その表面に親水性を持ち、この親水効果により汚れが水で落ちやすくなるコート剤を提供する。
【解決手段】光触媒二酸化チタンの特徴である親水性を特定の紫外線を含む可視光をほとんど必要としないで、親水性を発揮し防汚効果を出す組成物の素材の合成方法であり、組成物が、シランカップリング剤とポリエチレングリコールとメタクリル酸メチル、エタノール、と水、メチルアミンから調製される。
【解決手段】光触媒二酸化チタンの特徴である親水性を特定の紫外線を含む可視光をほとんど必要としないで、親水性を発揮し防汚効果を出す組成物の素材の合成方法であり、組成物が、シランカップリング剤とポリエチレングリコールとメタクリル酸メチル、エタノール、と水、メチルアミンから調製される。
【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、光触媒の紫外線及び可視光に反応して親水性を出す機能を、シランカップリング剤とポリエチレングリコールとメタクリル酸メチルの合成により、常温で硬化した後水分と反応し、その表面に親水性を持つ。この浸水効果により汚れが水で落ちやすくなる。
【背景技術】
【０００２】
従来光触媒は紫外線を含む可視光等の光を必要とした。しかしこの技術は光の無い所では効果が出ず限られた場所でしか使用できなかった。又光を必要としないでの親水性効果で有名な物はカタツムリの殻で知られている親水性を発揮する溝である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明は光触媒の親水性でもなく、表面の溝でもない。シランカップリング剤とポリエチレングリコールの特徴を応用し、常温で硬化した後の表面に親水性を発揮させ透明で常温で硬化するコート剤である。
【課題を解決するための方法】
【０００５】
１、水 ２、エタノール３、Ａ溶剤 ４、ポリエチレングリコール（分子量２００〜４００ ５、Ｂ溶液 ６、Ｃ溶剤 を用意する。
【０００６】
Ａ溶剤の製法
１、水６５〜７５％ ２、エタノール２〜４％ ３、０，１〜０，２ｍｏｌ塩酸 ４、テトラエトキシシラン １８〜２５％ １、〜４までを混ぜ６０℃〜６５℃で３０分撹拌後、ステンレス容器で密封し１２０℃で９０分置き水で冷やす。
【０００７】
Ｂ溶剤の製法
１、 メタクロキシシラン（カップリング剤）０，２〜０，３％溶液を６０℃で６０分保温した後、室温まで冷やし２４時間置く
２、 メチルアミン１〜２％添加し１０分撹拌
【０００８】
Ｃ溶剤の製法
１、 アミノシラン ０，８〜１，０％溶液を４８℃〜５２℃で３０分 Ｐｈ１０が望ましい
【００９】
１、有機系コート剤の製法［０００７］の１〜４までを混ぜ６０℃で６０分撹拌後冷却
２、 Ａ溶剤にメタクリル酸メチル０，７２〜０，７７％
過酸化ベンゾイル０，００５８〜０，００５９％混ぜ６５℃で６時間撹拌
３、 メチルアミン１〜１，５％を入れ１０分撹拌
４、 Ｃ溶剤を０，５〜０，７％混ぜ５５〜６３℃で３０分撹拌
以上で有機系親水性コート剤の完成 Ｐｈは７，４〜７，８が好ましい。
【００１０】
無機系コート剤の製法
１、０００７】の１〜４までを混ぜ６０℃で６０分撹拌
２、Ｂ溶剤０，２％を混ぜ６０℃で６０分撹拌後室温まで冷却２４時間置く
３、メチルアミン１〜１，５％を入れ１０分撹拌
４、Ｃ溶剤０，７２〜０，８４％混ぜ５０℃で３０分撹拌
Ｐｈ１０が望ましい。
【発明を実施するための形態】
【００１１】
実施例１：無機系コート剤はガラスやタイルの表面に塗布、常温で乾燥硬化し光が無くても親水性を出す頃が出来る。
【００１２】
実施例２：有機系コート剤は、ポリカーボナイトやアクリルなど樹脂への塗布に適している。効果は無機系と同じ。
【００１３】
実施例３：有機系コート剤をポリエステル繊維にコーティングした物で人工血管を作れば、親水性の効果により血栓が付きにくい素材が出来る。又コーティングではなく素材に練りこむ方法も考えられる。
【発明の効果】
本発明のコート剤は、外壁に塗布した場合その親水性により防汚効果を発揮できるが、光が当たらない所でも、水をかければ親水性により防汚効果を発揮できる。このことによりトンネル内、屋内のガラスや鏡等への施工範囲が広がることとなる。
［００１３］に提示したように、医療分野への応用範囲がひろがる物と思われる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、光触媒の紫外線及び可視光に反応して親水性を出す機能を、シランカップリング剤とポリエチレングリコールとメタクリル酸メチルの合成により、常温で硬化した後水分と反応し、その表面に親水性を持つ。この浸水効果により汚れが水で落ちやすくなる。
【背景技術】
【０００２】
従来光触媒は紫外線を含む可視光等の光を必要とした。しかしこの技術は光の無い所では効果が出ず限られた場所でしか使用できなかった。又光を必要としないでの親水性効果で有名な物はカタツムリの殻で知られている親水性を発揮する溝である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明は光触媒の親水性でもなく、表面の溝でもない。シランカップリング剤とポリエチレングリコールの特徴を応用し、常温で硬化した後の表面に親水性を発揮させ透明で常温で硬化するコート剤である。
【課題を解決するための方法】
【０００５】
１、水 ２、エタノール３、Ａ溶剤 ４、ポリエチレングリコール（分子量２００〜４００ ５、Ｂ溶液 ６、Ｃ溶剤 を用意する。
【０００６】
Ａ溶剤の製法
１、水６５〜７５％ ２、エタノール２〜４％ ３、０，１〜０，２ｍｏｌ塩酸 ４、テトラエトキシシラン １８〜２５％ １、〜４までを混ぜ６０℃〜６５℃で３０分撹拌後、ステンレス容器で密封し１２０℃で９０分置き水で冷やす。
【０００７】
Ｂ溶剤の製法
１、 メタクロキシシラン（カップリング剤）０，２〜０，３％溶液を６０℃で６０分保温した後、室温まで冷やし２４時間置く
２、 メチルアミン１〜２％添加し１０分撹拌
【０００８】
Ｃ溶剤の製法
１、 アミノシラン ０，８〜１，０％溶液を４８℃〜５２℃で３０分 Ｐｈ１０が望ましい
【００９】
１、有機系コート剤の製法［０００７］の１〜４までを混ぜ６０℃で６０分撹拌後冷却
２、 Ａ溶剤にメタクリル酸メチル０，７２〜０，７７％
過酸化ベンゾイル０，００５８〜０，００５９％混ぜ６５℃で６時間撹拌
３、 メチルアミン１〜１，５％を入れ１０分撹拌
４、 Ｃ溶剤を０，５〜０，７％混ぜ５５〜６３℃で３０分撹拌
以上で有機系親水性コート剤の完成 Ｐｈは７，４〜７，８が好ましい。
【００１０】
無機系コート剤の製法
１、０００７】の１〜４までを混ぜ６０℃で６０分撹拌
２、Ｂ溶剤０，２％を混ぜ６０℃で６０分撹拌後室温まで冷却２４時間置く
３、メチルアミン１〜１，５％を入れ１０分撹拌
４、Ｃ溶剤０，７２〜０，８４％混ぜ５０℃で３０分撹拌
Ｐｈ１０が望ましい。
【発明を実施するための形態】
【００１１】
実施例１：無機系コート剤はガラスやタイルの表面に塗布、常温で乾燥硬化し光が無くても親水性を出す頃が出来る。
【００１２】
実施例２：有機系コート剤は、ポリカーボナイトやアクリルなど樹脂への塗布に適している。効果は無機系と同じ。
【００１３】
実施例３：有機系コート剤をポリエステル繊維にコーティングした物で人工血管を作れば、親水性の効果により血栓が付きにくい素材が出来る。又コーティングではなく素材に練りこむ方法も考えられる。
【発明の効果】
本発明のコート剤は、外壁に塗布した場合その親水性により防汚効果を発揮できるが、光が当たらない所でも、水をかければ親水性により防汚効果を発揮できる。このことによりトンネル内、屋内のガラスや鏡等への施工範囲が広がることとなる。
［００１３］に提示したように、医療分野への応用範囲がひろがる物と思われる。
【特許請求の範囲】
【請求項１】
光触媒二酸化チタンの特徴である親水性を特定の紫外線を含む可視光をほとんど必要としないで、親水性を発揮し防汚効果を出す素材の合成方法。
【請求項２】
合成した素材のポリエステルを含む、合成ゴム、高分子ポリマー等の素材へのコーティング若しくは練りこみ。
【請求項３】
請求項１の素材とは、シランカップリング剤とポリエチレングリコールとメタクリル酸メチルの他エタノール、と水、メチルアミンである。か
【請求項１】
光触媒二酸化チタンの特徴である親水性を特定の紫外線を含む可視光をほとんど必要としないで、親水性を発揮し防汚効果を出す素材の合成方法。
【請求項２】
合成した素材のポリエステルを含む、合成ゴム、高分子ポリマー等の素材へのコーティング若しくは練りこみ。
【請求項３】
請求項１の素材とは、シランカップリング剤とポリエチレングリコールとメタクリル酸メチルの他エタノール、と水、メチルアミンである。か
【公開番号】特開２０１２−２２９３８７（Ｐ２０１２−２２９３８７Ａ）
【公開日】平成２４年１１月２２日（２０１２．１１．２２）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１１−１１０８０３（Ｐ２０１１−１１０８０３）
【出願日】平成２３年４月２５日（２０１１．４．２５）
【出願人】（５１２０８７２１６）株式会社ミツコエンタープライズ (1)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２４年１１月２２日（２０１２．１１．２２）
【国際特許分類】
【出願日】平成２３年４月２５日（２０１１．４．２５）
【出願人】（５１２０８７２１６）株式会社ミツコエンタープライズ (1)
【Ｆターム（参考）】
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