説明

光起電力素子を用いた発電システム

本発明は、光起電力素子(3)を用いた発電システムに関する。上記光起電力素子(3)が、特に支持ケーブル(21)および調整ケーブル(22)または同様のもので形成された支持構造体(2)に配置され、前記光起電力素子(3)を、少なくとも略垂直に位置合わせされた軸の周りに旋回させることができ、その結果、太陽の東西方向の移動を追跡させることができ、さらに、少なくとも略水平に位置合わせされた軸の周りに旋回させることもでき、その結果、太陽高度に調整することができる。上記光起電力素子(3)は、互いに少なくとも略平行な、且つ略水平に位置合わせされた複数の支持梁(20、20a)または同様のものに固定され、前記支持梁(20、20a)または同様のものは、その両端のうちの一方で、支持ケーブル(21)または同様のものに対して、少なくとも略垂直軸の周りに旋回でき、かつ前記梁の長手方向の軸の周りに回転可能に取り付けられ、もう一方の端部では、少なくとも1本の支持/調整ケーブル(22)で形成された旋回/回転装置に結合される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の対象は、光起電力素子を用いた発電システムに関する。上記光起電力素子は、特に支持ケーブルおよび調整ケーブルまたは同様のもので形成された支持フレーム枠に配置される。光起電力素子は、少なくとも略垂直に位置合わせされた軸の周りに旋回でき、その結果、太陽の東西方向の移動を追跡させることができる。さらに、光起電力素子は、少なくとも略水平に位置合わせされた軸の周りに旋回でき、その結果、太陽高度に適合させることができる。
【背景技術】
【0002】
光起電力素子によって電気エネルギーを発生させるためのかかるシステムは、特許文献1により知られている。この周知のシステムでは、個々の光起電力素子が、スピンドル・ジャーナルを備えて形成された矩形プレートの形をしている。スピンドル・ジャーナルは、その両端から水平に突出し、その自由端で、偏向プーリを介して案内された自立型の調整ケーブルに連接される。これらの2本の調整ケーブルのうち、第1の調整ケーブルの撚り線は垂直面に配列した2つの偏向プーリの周りを垂直面で移動させることができ、第2の調整ケーブルの2本の撚り線は水平面に配列した2つの偏向プーリの周りを水平面で移動させることができる。これらのそれぞれ関連付けられた撚り線は、互いに調整することができる。光起電力素子は、垂直に位置合わせした軸の周りを旋回できるように第1の調整ケーブルに取り付けられ、その結果第2の調整ケーブルを調整することにより太陽の東西方向の移動を追跡することができる。また、光起電力素子は、水平軸の周りに旋回できるように第2の調整ケーブルに取り付けられ、その結果第1の調整ケーブルを調整することにより太陽高度を追跡することができる。この場合、光起電力素子がそれぞれ2本の別々に配列された調整ケーブルに連接され、全ての調整ケーブルに対して別個の駆動装置が設けられるため、この周知のシステムは非常に複雑な構造設計を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】国際公開第2008/064382A2号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
したがって、本発明の対象は、太陽高度に対してそれぞれ適合可能な多数の光起電力素子を使用して電気エネルギーを発生させるためのシステムであって、周知の従来技術に関連付けられる不利な点を回避することにより、周知の構造的な構成と比較してかなり簡略化された設計を有するシステムを提供する目的に基づく。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この目的は、本発明により、上記光起電力素子が、互いに少なくとも略平行な、かつ略水平に位置合わせされた複数の支持バーまたは同様のものに固定され、該支持バーまたは同様のものが、その両端のうちの一方で、支持ケーブルまたは同様のものに対して、第1に少なくとも略垂直軸の周りに旋回でき、第2に該バーの長手方向の軸の周りに回転可能に取り付けられ、もう一方の端部では、少なくとも1本の支持/調整ケーブルで形成された旋回/回転装置に結合されることから達成される。
【0006】
上記旋回/回転装置が、互いに略平行な2本の撚り線を備える支持/調整ケーブルまたは同様のもので形成され、上記該支持/調整ケーブルをその長手方向に移動させることが可能、かつその上記2本の撚り線を互いに調整することが可能であると好ましい。横ストラットが、上記支持バーまたは同様のものの関連付けられた端部に固定式に連結され、上記支持/調整ケーブルの上記2本の撚り線の間に配置され、該撚り線に連接されるとさらに好ましい。
【0007】
好ましい実施形態によると、上記支持バーまたは同様のもののうちの少なくとも1本が、支柱、支持ポストまたは同様のものにそれらに対して旋回/回転できるように取り付けられ、さらに、該支柱に、第1に上記支持バーまたは同様のもののための旋回装置が、第2に上記支持バーまたは同様のもののための回転装置が設けられる。上記支持バーに結合された上記支持/調整ケーブルの長手方向の調整と、該支持/調整ケーブルの上記2本の撚り線の対向方向の調整とによって、上記支柱、支持ポストまたは同様のものに取り付けられた上記支持バーの旋回動作および回転動作を、他の支持バーまたは同様のものに伝達することができるとさらに好ましい。
【0008】
電気エネルギーを発生させるための本発明によるシステムの好ましい実施形態によると、1本の支柱、支持ポストまたは同様のものが、特に支持/調整ケーブルまたは同様のもので形成された上記支持フレーム枠の両端にそれぞれ設けられ、そのフレーム枠に位置する上記支持バーまたは同様のものが、上記支柱、支持ポストまたは同様のものに旋回可能式または回転可能に取り付けられ、該2本の支柱、支持ポストまたは同様のものの少なくとも一方が、上記関連付けられた支持バーを旋回または回転するための駆動装置を備えて形成され、上記光起電力素子のための上記支持バーまたは同様のものが、その両端のうちの一方で、第1の支持ケーブルに対して、少なくとも略垂直な軸の周りに旋回でき、かつ該バーの長手方向の軸の周りに回転できるよう取り付けられ、もう一方の端と関連付けられた上記支持/調整ケーブルによって、少なくとも略垂直軸の周りの旋回とその長手方向の軸の周りの回転を可能にするように互いに結合される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明による光起電力素子を用いた発電システムの第1の例示的実施形態の等角投影図である。
【図2】図1に示されている例示的実施形態の部分拡大図である。
【図3】図1に示されている例示的実施形態の正面図である。
【図4】図3の詳細図である。
【図4a】図4の詳細Aの拡大断面図である。
【図4b】図4の詳細Bの拡大断面図である。
【図5】本発明による光起電性システムの第2の例示的実施形態の等角投影図である。
【図5a】図5の詳細Cの拡大図である。
【図5b】図5の詳細Dの拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の対象について、図面に示されている2つの例示的実施形態を参照して、下記により詳細に説明する。
【0011】
光起電力素子を用いた発電システムは、図1に示されており、2本の支柱1および1bを有し、その支柱に光起電力素子3のための支持フレーム枠2が配置される。支持フレーム枠2は、支持ケーブル21および支持/調整ケーブル22を備える。この支持/調整ケーブル22は、上記支持ケーブルから一定の距離に配置され、その支持ケーブル21と平行に配列され、2本の撚り線22aおよび22bを有する。支持ケーブル21と支持/調整ケーブル22の間には、光起電力素子3の支持フレーム枠2のための支持バー20、20aおよび20bが配置され、支持ケーブル21および支持/調整ケーブル22に上記光起電力素子3が連接される。支持バー20および支持バー20bはそれぞれ、支柱1および1b上に旋回可能に取り付けられ、その結果、支柱1および1bによって支持フレーム枠2が支持される。一方、支持バー20aは、支持ケーブル21および支持/調整ケーブル22によって支持される。多数の光起電力素子3からなるグループはそれぞれ、支持バー20および20aに固定される。支持/調整ケーブル22の2本の上下垂直に配置された撚り線(ストランド(strand))22aおよび22bは、横ストラット23および23aによって互いに連結される。これらの横スラットは、支持/調整ケーブル22の2本の撚り線22aおよび22bに、例えばボール・ジョイントによって連接される。支持バー20および20aの、支持ケーブル21と関連付けられる端部は、それぞれ垂直軸の周りに旋回できるように、かつ支持バー20および20aの長手方向の軸の周りに回転できるように、まず支持ケーブル21に取り付けられる。一方、支持バー20および20aの他方の端部は、横ストラット23および23aに固定式に連結され、支持/調整ケーブル22の2本の撚り線22aと22bの間の略中心に配置される。
【0012】
支持フレーム枠2の、支柱1bと関連付けられた端部では、支持ケーブル21と支持/調整ケーブル22がバー20bによって互いに連結される。バー20bは、2本の撚り線22aと22bの間に配置された横ストラット23bに連接される。
【0013】
第1のサーボモータ4は、支柱1に配置されており、支持バー20を水平面で垂直軸の周りに旋回させるために使用可能である。さらに、第2のサーボモータ5は、支柱1に配置されており、支持バー20をその水平に位置合わせした軸の周りに回転させるために使用可能である。
【0014】
駆動モータ4によって支持バー20が水平面で旋回されることにより、この動作が横ストラット23を介して支持/調整ケーブル22に伝達されるので、その支持/調整ケーブル22が水平面で並進式(translationally)に動かされる。この調整動作が横ストラット23aを介して支持バー20aに伝達されるので、全ての光起電力素子3は、垂直軸周りに旋回させられる結果、太陽の東西方向の移動を追跡する。第2のサーボモータ5により、それに結合された支持バー20は、その長手方向軸周りに回転させられる。この回転動作が横ストラット23を介して支持/調整ケーブル22の撚り線22aと22bの両方に伝達され、その結果、2本の撚り線20aおよび22bが互いに対して調整される。この調整動作は、横ストラット23aを介して、そこに固定式に連結された支持バー20aに伝達され、その結果上記支持バーに固定された光起電力素子3が太陽高度を追跡するように旋回させられる。
【0015】
これにより、光起電力素子3の2つの調整動作に、2本の撚り線22aおよび22bで形成された1本の支持/調整ケーブル22しか必要ないことがわかる。さらに、多数の光起電力素子3が支持バー20および20aのそれぞれに配置されるので、この開発のかなりの簡略化も実現する。
【0016】
図3からさらに分かるように、モータ4の駆動シャフトにはピニオン41が配置され、このピニオンが、垂直軸周りに回転できるラック42と相互作用する。このラック42に2アーム型の調整バー43が固定式に連結される。この調整バーは、ラック42の垂直回転軸の周りに旋回することができ、支持バー20に固定式に連結される。支持バー20の左側の端部は、関連付けられた支持ケーブル21に、垂直回転軸周りに旋回できるように取り付けられているので、その結果支持バー20を水平面で旋回させることができる。支持バー20の右側の端部では、2本の撚り線22aおよび22bが共に搬送されるように横ストラット23によって連結されるので、横ストラット23aも水平方向に平行移動式(translationally)に動かされ、その結果、それに固定された支持バー20aも同様に旋回される。
【0017】
図4から分かるように、支持バー20および20aは、その両端に支持ジャーナル20cを備える格子構造の形にすることができる。支持ジャーナル20cは、左側の端部が支持ケーブル21に連接され、右側の端部が横ストラット23および23aに連結され、その横ストラットの両端が、支持/調整ケーブル22の2本の撚り線22aおよび22bに連接される。
【0018】
図4aおよび図4bに、支持ケーブル21へと、支持/調整ケーブル22の2本の撚り線22aおよび22bへの、支持バー20および20aの固定の精密設計図が示されている。図4aから分かるように、支持バー20および20aの左側の端部は、その支持バー20および20aと同軸のボルト52が取り付けられたスリーブ51を備えて形成される。したがって支持バー20および20aはそれぞれ、水平に位置合わせした軸の周りに回転することができる。ボルト52は、垂直に位置合わせしたボルト54に、90°に湾曲したブラケット53によって連結され、そのボルト54は、それと同軸のスリーブ55に取り付けられる。その結果、支持バー20および20aは垂直軸周りに旋回することができる。スリーブ55は支持ケーブル21にクランプ固定される。
【0019】
支持バー20および20aの右側端部はそれぞれ、横ストラット23および23aに固定式に連結され、このストラットの自由端に、水平に位置合わせしたスリーブ61が固定される。これらのスリーブ61に、水平に位置合わせしたボルト62が取り付けられる。このボルト62には、90°に湾曲したブラケット63が固定される。このブラケットのもう一方の端には、垂直に位置合わせしたボルト64が固定され、このボルトは、同軸のスリーブ65に回転可能に取り付けられる。スリーブ65は、支持/調整ケーブル22の2本の撚り線22aおよび22bにクランプ固定される。
【0020】
支持バー20が水平面で旋回されることにより、この調整動作は横ストラット23を介してブラケット63に伝達され、支持/調整ケーブル22の2本の撚り線22aと22bの同方向の調整が、スリーブ65に取り付けられたボルト64によって行われる。この調整は横ストラット23aを介して支持バー20aに伝達される。こういった調整動作により、光起電力素子3は太陽の東西方向の移動を追跡する。スリーブ61に取り付けられたボルト62および横ストラット23によって、支持バー20を、支持/調整ケーブル22の2本の撚り線22aおよび22bに対して回転させることができる。横ストラット23が旋回された結果、支持バー20の回転動作が行われると、2本の撚り線22aと22bの対向方向の調整が行われ、その結果横ストラット23aも旋回されるので、支持バー20aが回転される。この調整動作により光起電力素子3は旋回し、その結果太陽高度を追跡する。
【0021】
図5、図5aおよび図5bに示されている本発明によるシステムの第2の実施形態において、第1の実施形態と異なる点は、支持/調整ケーブル22のための駆動モータ5aが支持バー20に配置されること、支持バー20に取り付けられたラック52aがピニオン51aを介して回転されること、および、このラック52aに2本の撚り線22aおよび22bが連接されることだけである。支持バー20bは、調整バー43bによって支柱1bに旋回可能式に取り付けられる。さらに、案内バー53は、横ストラット23bに連接され、かつボール・ジョイント54を介して支持バー20bに連接される。
【0022】
したがって、この例示的実施形態では、支持/調整ケーブル22の2本の撚り線22aおよび22bが、駆動モータ5aによって互いに調整され、その調整動作により横ストラット23aが旋回される結果、支持バー20aが回転される。その結果、光起電力素子が太陽高度に適合するように、光起電力素子3の旋回が行われる。太陽の東西方向の移動に対応した支持バー20aの調整は、支持バー20が旋回されることにより第1の例示的実施形態と同様に行われる。この支持バー20の旋回は、支持/調整ケーブル22と、2本の撚り線22aと22bの間に設けられた横ストラット23aと、を介して支持バー20aに伝達される。
【0023】
さらに、支持バー20および20aに固定された光起電力素子3が互いに垂直に調整される結果、他の光起電力素子3による影が大部分回避されることに触れておく。さらに、サーボモータを備える支柱が中心領域に配置され、この支柱から両側に向かって光起電力素子のための支持フレーム枠が延びるように、かかるシステムの構造的な構成を選択できることにも触れておく。その場合、支持フレーム枠のための追加の支柱などがその外側両端にそれぞれ設けられる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光起電力素子(3)を用いた発電システムであって
前記光起電力素子(3)が、特に支持ケーブル(21)および調整ケーブル(22)または同様のもので形成された支持フレーム枠(2)に配置され、
前記光起電力素子(3)を少なくとも略垂直に位置合わせされた軸の周りに旋回させることができる結果、前記光起電力素子(3)が太陽の東西方向の移動を追跡することができ、さらに少なくとも略水平に位置合わせされた軸の周りに前記光起電力素子(3)が旋回させることもできる結果、前記光起電力素子(3)を太陽高度に適合させることができ、
前記光起電力素子(3)が、互いに少なくとも略平行であり且つ水平に位置合わせされた複数の支持バー(20、20a)または同様のものに固定され、
前記支持バー(20、20a)または同様のものが、その両端のうちの一方の端部で、支持ケーブル(21)または同様のものに対して、第1に少なくとも略垂直軸周りに旋回でき、第2に前記バーの長手方向軸の周りに回転できるように取り付けられ、
前記支持バー(20、20a)が、他方の端部では、少なくとも1本の支持/調整ケーブル(22)で形成された旋回/回転装置に結合されることを特徴とするシステム。
【請求項2】
前記旋回/回転装置が、互いに対して略平行な2本の撚り線(22a、22b)を備える支持/調整ケーブル(22)または同様のもので形成され、
前記支持/調整ケーブルをその長手方向に移動させることが可能であり且つ前記2本の撚り線(22a、22b)を互いに対して調整することが可能であることを特徴とする、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記支持バー(20、20a)の対応する端部に固定式に連結された横ストラット(23、23a)が前記支持/調整ケーブル(22)の前記2本の撚り線(22a、22b)の間に配置され、前記横ストラットが前記撚り線に連接されることを特徴とする、請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記支持バー(20)のうちの少なくとも1本が、支柱(1)、支持ポストまたは同様のものに、それらに対して旋回/回転できるように取り付けられ、
さらに、前記支柱(1)または同様のもののうちの1本に、第1に前記支持バー(20)のための旋回装置(4)が、第2に前記支持バー(20)のための回転装置(5)が設けられることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項5】
前記支持バー(20)に結合された前記支持/調整ケーブル(22)の長手方向の調整と、前記支持/調整ケーブル(22)の前記2本の撚り線(22a、22b)の対向方向の調整と、によって、前記支柱(1)、支持ポストまたは同様のものに取り付けられた前記支持バー(20)の旋回動作および回転動作を他の支持バー(20a)に伝達することができることを特徴とする、請求項2および4に記載のシステム。
【請求項6】
1本の支柱(1、1b)、支持ポストまたは同様のものが、特に支持/調整ケーブル(21、22)または同様のもので形成された前記支持フレーム枠(2)の両端にそれぞれ設けられ、そこに位置する前記支持バー(20、20b)が、前記支柱、支持ポストまたは同様のものに旋回可能式または回転可能に取り付けられ、
前記2本の支柱(1、1b)、支持ポストまたは同様のものの少なくとも一方が、対応する前記支持バー(20)を旋回または回転するための駆動装置(4、5)を備えて形成され、
前記光起電力素子(3)のための前記支持バー(20、20a)が、その両端のうちの一方の端部で、少なくとも略垂直な軸周りに旋回でき、且つ前記バーの長手方向の軸周りに回転できるように支持ケーブル(21)に取り付けられ、他方の端部に対応する前記支持/調整ケーブル(22)によって、少なくとも略水平面での旋回とその長手方向の軸周りの回転とを可能にするように互いに対して結合されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図4a】
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【図4b】
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【図5】
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【図5a】
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【図5b】
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【公表番号】特表2012−515439(P2012−515439A)
【公表日】平成24年7月5日(2012.7.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−545591(P2011−545591)
【出願日】平成22年1月19日(2010.1.19)
【国際出願番号】PCT/AT2010/000015
【国際公開番号】WO2010/081184
【国際公開日】平成22年7月22日(2010.7.22)
【出願人】(500579431)インノヴァ・パテント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング (31)
【Fターム(参考)】