説明

免疫調節薬−高分子化合物

本発明は、免疫調節薬およびポリマーまたはその単位の抱合体組成物、および関連化合物および方法に関する。抱合体は合成ナノキャリア内に含有されてもよく、免疫調節薬がpH感応様式で合成ナノキャリアから放出されてもよい。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)、
【化1】

(式中、R=H、OH、SH、NH、あるいは置換もしくは非置換アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、またはアルキルアミノであり;
=H、アルキル、または置換アルキルであり;
Y=NまたはCであり;
Y=NであればRは不在であり;あるいはY=Cであれば、H、アルキル、置換アルキルであるか、またはRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成し;
はRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成しなければ、H、あるいは置換もしくは非置換アルキル、アルコキシ、アルキルチオまたはアルキルアミノであり;あるいはRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成し;
は生分解性ポリマーまたはその単位である)の構造を含んでなる化合物。
【請求項2】
前記生分解性ポリマーあるいはその単位が、ポリエステル、ポリカーボネート、またはポリアミド、あるいはその単位を含んでなる、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
前記生分解性ポリマーあるいはその単位が、ポリ(乳酸)、ポリ(グリコール酸)、ポリ(乳酸−コ−グリコール酸)、またはポリカプロラクトン、あるいはその単位を含んでなる、請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
式(II)、
【化2】

(式中、R=H、OH、SH、NH、あるいは置換もしくは非置換アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、またはアルキルアミノであり;
=H、アルキル、または置換アルキルであり;
Y=NまたはCであり;
Y=NであればRは不在であり;あるいはY=CであればH、アルキル、置換アルキルであるか、またはRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成し;
はRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成しなければ、H、あるいは置換もしくは非置換アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、またはアルキルアミノであり;あるいはRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成し;
はポリマーまたはその単位であり;
XはC、N、O、またはSであり;
およびRはそれぞれ独立して不在、H、または置換されており;
、R10、R11、およびR12はそれぞれ独立してH、ハロゲン、OH、チオ、NH、あるいは置換もしくは非置換アルキル、アリール、複素環、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、アルキルアミノ、またはアリールアミノである)の構造を含んでなる化合物。
【請求項5】
前記ポリマーあるいはその単位が、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリアミド、またはポリエーテル、あるいはその単位を含んでなる、請求項4に記載の化合物。
【請求項6】
前記ポリマーあるいはその単位が、ポリ(乳酸)、ポリ(グリコール酸)、ポリ(乳酸−コ−グリコール酸)、ポリカプロラクトン、またはポリ(エチレングリコール)、あるいはその単位を含んでなる、請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
前記ポリマーが生分解性である、請求項4〜6のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項8】
がHであり、Rがイソブチルであり、YがCであり、RおよびRが組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共にベンゼン環を形成する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項9】
がエトキシメチルであり、Rがヒドロキシイソブチルであり、Y=Cであり、RおよびRが組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共にベンゼン環を形成する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項10】
がエトキシメチルであり、Rがメタンスルホンアミドイソブチルであり、Y=Cであり、RおよびRが組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共にベンゼン環を形成する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項11】
がOHであり、Rがベンジルであり、Y=Nであり、Rが不在であり、Rがブトキシである、請求項1〜7のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項12】
YがNであり、RがOHであり、Rがベンジルであり、Rが不在であり、Rがブチルアミノである、請求項1〜7のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項13】
YがNであり、RがOHであり、Rがベンジルであり、Rが不在であり、Rがブトキシである、請求項1〜7のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項14】
YがNであり、RがOHであり、Rがベンジルであり、Rが不在であり、Rがベンジルアミノである、請求項1〜7のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項15】
YがNであり、RがOHであり、Rがベンジルであり、Rが不在であり、Rがペンチルである、請求項1〜7のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項16】
前記ポリマーがpH=7.4および25℃で水不溶性である、請求項1〜15のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項17】
前記ポリマーがゲル透過クロマトグラフィーを使用した測定で、800ダルトン〜10,000ダルトンの範囲の重量平均分子量を有する、請求項1〜16のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項18】
前記ポリマーまたはその単位がポリケタールもその単位も含まない、請求項1〜17のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項19】
請求項1〜18のいずれか一項に記載の化合物を含んでなる、組成物。
【請求項20】
薬学的に許容できる賦形剤をさらに含んでなる、請求項17に記載の組成物。
【請求項21】
請求項1〜18のいずれか一項に記載の化合物を含んでなる、合成ナノキャリア。
【請求項22】
前記合成ナノキャリアがB細胞抗原および/またはT細胞抗原をさらに含んでなる、請求項21に記載の合成ナノキャリア。
【請求項23】
前記合成ナノキャリアが抗原提示細胞(APC)標的特性をさらに含んでなる、請求項21または22に記載の合成ナノキャリア。
【請求項24】
前記合成ナノキャリアが、デンドリマー、バッキーボール、ナノワイヤー、ペプチドもしくはタンパク質ベースナノ粒子、ナノ材料の組み合わせを含んでなるナノ粒子、球状ナノ粒子、立方体ナノ粒子、錐体のナノ粒子、長円形ナノ粒子、円柱状ナノ粒子、またはドーナツ形ナノ粒子である、請求項21〜23のいずれか一項に記載の合成ナノキャリア。
【請求項25】
請求項21〜24のいずれか一項に記載の合成ナノキャリアを含んでなる、組成物。
【請求項26】
薬学的に許容できる賦形剤をさらに含んでなる、請求項25に記載の組成物。
【請求項27】
請求項1〜18のいずれか一項に記載の化合物を含んでなるワクチンを含んでなる、組成物。
【請求項28】
請求項19、20、および25〜27のいずれか一項に記載の組成物を含んでなるワクチンを含んでなる、組成物。
【請求項29】
請求項21〜24のいずれか一項に記載の合成ナノキャリアを含んでなるワクチンを含んでなる、組成物。
【請求項30】
請求項1〜18のいずれか一項に記載の化合物を対象に投与するステップを含んでなる方法。
【請求項31】
請求項19、20、および25〜29のいずれか一項に記載の組成物を対象に投与するステップを含んでなる、方法。
【請求項32】
請求項21〜24のいずれか一項に記載の合成ナノキャリアを対象に投与するステップを含んでなる、方法。
【請求項33】
免疫応答が対象中で誘発されるか、または増強される、請求項30〜32のいずれか一項に記載の方法。
【請求項34】
式(I)、
【化3】

の構造を含んでなる抱合体を作成する方法であって、生分解性ポリマーまたはその単位を活性化するステップと;
活性化生分解性ポリマーまたはその単位、および式(III)、
【化4】

(式中、R=H、OH、SH、NH、あるいは置換もしくは非置換アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、またはアルキルアミノであり;
=H、アルキル、または置換アルキルであり;
Y=NまたはCであり;
Y=NであればRは不在であり;あるいはY=CであればH、アルキル、置換アルキルであるか、またはRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成し;
はRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成しなければ、H、あるいは置換もしくは非置換アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、またはアルキルアミノであり;あるいはRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成し;
は生分解性ポリマーまたはその単位である)の構造を含んでなる化合物を塩基および/または溶剤に曝露するステップ
を含んでなる、方法。
【請求項35】
前記生分解性ポリマーあるいはその単位が、ポリエステル、ポリカーボネート、またはポリアミド、あるいはその単位を含んでなる、請求項34に記載の方法。
【請求項36】
前記生分解性ポリマーあるいはその単位が、ポリ(乳酸)、ポリ(グリコール酸)、ポリ(乳酸−コ−グリコール酸)、またはポリカプロラクトン、あるいはその単位を含んでなる、請求項35に記載の方法。
【請求項37】
式(I)、
【化5】

の構造を含んでなる抱合体を作成する方法であって、ポリマーまたはその単位を含んでなる組成物、および式(III)、
【化6】

(式中、R=H、OH、SH、NH、あるいは置換もしくは非置換アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、またはアルキルアミノであり;
=H、アルキル、または置換アルキルであり;
Y=NまたはCであり;
Y=NであればRは不在であり;あるいはY=CであればH、アルキル、置換アルキルであるか、またはRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成し;
はRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成しなければ、H、あるいは置換もしくは非置換アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、またはアルキルアミノであり;あるいはRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成し;
はポリマーまたはその単位である)の構造を含んでなる化合物を共役剤および塩基および/または溶剤に曝露するステップ
を含んでなる、方法。
【請求項38】
式(II)、
【化7】

の構造を含んでなる抱合体を作成する方法であって、アルコール、触媒、および式(IV)、
【化8】

(式中、R=H、OH、SH、NH、あるいは置換もしくは非置換アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、またはアルキルアミノであり;
=H、アルキル、または置換アルキルであり;
Y=NまたはCであり;
Y=NであればRは不在であり;あるいはY=Cであれば、H、アルキル、置換アルキルであるか、またはRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成し;
はRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成しなければH、あるいは置換もしくは非置換アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、またはアルキルアミノであり;あるいはRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成し;
はポリマーまたはその単位であり;
XはC、N、O、またはSであり;
およびRはそれぞれ独立してHであるか、または置換されており;
、R10、R11、およびR12はそれぞれ独立してH、ハロゲン、OH、チオ、NH、あるいは置換もしくは非置換アルキル、アリール、複素環、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、アルキルアミノ、またはアリールアミノである)の構造を含んでなる化合物を組み合わせるステップと;
前記アルコール、触媒、および化合物を加熱するステップ
を含んでなる、方法。
【請求項39】
前記アルコール、触媒、および化合物が溶剤存在下で加熱される、請求項38に記載の方法。
【請求項40】
式(II)、
【化9】

の構造を含んでなる抱合体を作成する方法であって、アルコールおよび式(IV)、
【化10】

(式中、R=H、OH、SH、NH、あるいは置換もしくは非置換アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、またはアルキルアミノであり;
=H、アルキル、または置換アルキルであり;
Y=NまたはCであり;
Y=NであればRは不在であり;あるいはY=CであればH、アルキル、置換アルキルであり、あるいはRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成し;
はRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成しなければ、H、あるいは置換もしくは非置換アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、またはアルキルアミノであり;あるいはRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成し;
はポリマーまたはその単位であり;
XはC、N、O、またはSであり;
およびRはそれぞれ独立してHであるか、または置換されており;
、R10、R11、およびR12はそれぞれ独立してH、ハロゲン、OH、チオ、NH、あるいは置換もしくは非置換アルキル、アリール、複素環、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、アルキルアミノ、またはアリールアミノである)の構造を含んでなる化合物を組み合わせるステップと;
前記アルコールおよび化合物を加熱するステップと;
触媒を添加するステップ
を含んでなる、方法。
【請求項41】
前記アルコール、化合物、および触媒が、触媒の添加加中にまたは後に加熱される、請求項40に記載の方法。
【請求項42】
式(II)、
【化11】

の構造を含んでなる抱合体を作成する方法であって、アルコール、触媒、および式(IV)、
【化12】

(式中、R=H、OH、SH、NH、あるいは置換もしくは非置換アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、またはアルキルアミノであり;
=H、アルキル、または置換アルキルであり;
Y=NまたはCであり;
Y=NであればRは不在であり;あるいはY=CであればH、アルキル、置換アルキルであり、あるいはRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成し;
はRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成しなければH、あるいは置換もしくは非置換アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、またはアルキルアミノであり;あるいはRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成し;
はポリマーまたはその単位であり;
XはC、N、O、またはSであり;
およびRはそれぞれ独立してHであるか、または置換されており;
、R10、R11、およびR12はそれぞれ独立してH、ハロゲン、OH、チオ、NH、あるいは置換もしくは非置換アルキル、アリール、複素環、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、アルキルアミノ、またはアリールアミノである)の構造を含んでなる化合物を組み合わせるステップ
を含んでなる、方法。
【請求項43】
前記アルコールが、末端水酸基があるポリマーまたはその単位である、請求項38〜42のいずれか一項に記載の方法。
【請求項44】
前記ポリマーあるいはその単位が、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリアミド、またはポリエーテル、あるいはその単位を含んでなる、請求項37または43に記載の方法。
【請求項45】
前記ポリマーあるいはその単位が、ポリ(乳酸)、ポリ(グリコール酸)、ポリ(乳酸−コ−グリコール酸)、ポリカプロラクトン、またはポリ(エチレングリコール)、あるいはその単位を含んでなる、請求項44に記載の方法。
【請求項46】
前記触媒が、ホスファジン塩基、1,8−ジアザビシクロウンデカ−7−エン、1,4,7−トリアザビシクロデセン、またはN−メチル−1,4,7−トリアザビシクロデセンである、請求項38〜45のいずれか一項に記載の方法。
【請求項47】
前記ポリマーがゲル透過クロマトグラフィーを使用した測定で、800ダルトン〜10,000ダルトンの範囲の重量平均分子量を有する、請求項34〜46のいずれか一項に記載の方法。
【請求項48】
前記ポリマーがpH=7.4および25℃で水不溶性である、請求項34〜47のいずれか一項に記載の方法。
【請求項49】
前記ポリマーまたはその単位がポリケタールもその単位も含まない、請求項34〜48のいずれか一項に記載の方法。
【請求項50】
がHであり、Rがイソブチルであり、YがCであり、RおよびRが組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共にベンゼン環を形成する、請求項34〜49のいずれか一項に記載の方法。
【請求項51】
がエトキシメチルであり、Rがヒドロキシイソブチルであり、Y=Cであり、RおよびRが組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共にベンゼン環を形成する、請求項34〜49のいずれか一項に記載の方法。
【請求項52】
がエトキシメチルであり、Rがメタンスルホンアミドイソブチルであり、Y=Cであり、RおよびRが組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共にベンゼン環を形成する、請求項34〜49のいずれか一項に記載の方法。
【請求項53】
がOHであり、Rがベンジルであり、Y=Nであり、Rが不在であり、Rがブトキシである、請求項34〜49のいずれか一項に記載の方法。
【請求項54】
YがNであり、RがOHであり、Rがベンジルであり、Rが不在であり、Rがブチルアミノである、請求項34〜49のいずれか一項に記載の方法。
【請求項55】
YがNであり、RがOHであり、Rがベンジルであり、Rが不在であり、Rがブトキシである、請求項34〜49のいずれか一項に記載の方法。
【請求項56】
YがNであり、RがOHであり、Rがベンジルであり、Rが不在であり、Rがベンジルアミノである、請求項34〜49のいずれか一項に記載の方法。
【請求項57】
YがNであり、RがOHであり、Rがベンジルであり、Rが不在であり、Rがペンチルである、請求項34〜49のいずれか一項に記載の方法。
【請求項58】
式(IV)、
【化13】

(式中、R=H、OH、SH、NH、あるいは置換もしくは非置換アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、またはアルキルアミノであり;
=H、アルキル、または置換アルキルであり;
Y=NまたはCであり;
Y=NであればRは不在であり;あるいはY=CであればH、アルキル、置換アルキルであり、あるいはRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成し;
はRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成しなければH、あるいは置換もしくは非置換アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、またはアルキルアミノであり;あるいはRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成し;
XはC、N、O、またはSであり;
およびRはそれぞれ独立してHであるか、または置換されており;
、R10、R11、およびR12はそれぞれ独立してH、ハロゲン、OH、チオ、NH、あるいは置換もしくは非置換アルキル、アリール、複素環、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、アルキルアミノ、またはアリールアミノである)の構造
を含んでなる化合物。
【請求項59】
がHであり、Rがイソブチルであり、YがCであり、RおよびRが組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共にベンゼン環を形成する、請求項58に記載の化合物。
【請求項60】
がエトキシメチルであり、Rがヒドロキシイソブチルであり、Y=Cであり、RおよびRが組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共にベンゼン環を形成する、請求項58に記載の化合物。
【請求項61】
がエトキシメチルであり、Rがメタンスルホンアミドイソブチルであり、Y=Cであり、RおよびRが組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共にベンゼン環を形成する、請求項58に記載の化合物。
【請求項62】
がOHであり、Rがベンジルであり、Y=Nであり、Rが不在であり、Rがブトキシである、請求項58に記載の化合物。
【請求項63】
YがNであり、RがOHであり、Rがベンジルであり、Rが不在であり、Rがブチルアミノである、請求項58に記載の化合物。
【請求項64】
YがNであり、RがOHであり、Rがベンジルであり、Rが不在であり、Rがブトキシである、請求項58に記載の化合物。
【請求項65】
YがNであり、RがOHであり、Rがベンジルであり、Rが不在であり、Rがベンジルアミノである、請求項58に記載の化合物。
【請求項66】
YがNであり、RがOHであり、Rがベンジルであり、Rが不在であり、Rがペンチルである、請求項58に記載の化合物。
【請求項67】
請求項58〜66のいずれか一項に記載の化合物を含んでなる、組成物。
【請求項68】
式(IV)、
【化14】

の構造を含んでなる化合物を作成する方法であって、式(III)、
【化15】

の構造を含んでなる化合物と、式(V)、
【化16】

(式中、R=H、OH、SH、NH、あるいは置換もしくは非置換アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、またはアルキルアミノであり;
=H、アルキル、または置換アルキルであり;
Y=NまたはCであり;
Y=NであればRは不在であり;あるいはY=CであればH、アルキル、置換アルキルであり、あるいはRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成し;
はRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成しなければH、あるいは置換もしくは非置換アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、またはアルキルアミノであり;あるいはRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成し;
XはC、N、O、またはSであり;
およびRはそれぞれ独立してHであるか、または置換されており;
、R10、R11、およびR12はそれぞれ独立してH、ハロゲン、OH、チオ、NH、あるいは置換もしくは非置換アルキル、アリール、複素環、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、アルキルアミノ、またはアリールアミノである)の構造を含んでなる化合物とを溶剤および/または熱の存在下で組み合わせるステップ
を含んでなる方法。
【請求項69】
がHであり、Rがイソブチルであり、YがCであり、RおよびRが組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共にベンゼン環を形成する、請求項68に記載の方法。
【請求項70】
がエトキシメチルであり、Rがヒドロキシイソブチルであり、Y=Cであり、RおよびRが組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共にベンゼン環を形成する、請求項68に記載の方法。
【請求項71】
がエトキシメチルであり、Rがメタンスルホンアミドイソブチルであり、Y=Cであり、RおよびRが組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共にベンゼン環を形成する、請求項68に記載の方法。
【請求項72】
がOHであり、Rがベンジルであり、Y=Nであり、Rが不在であり、Rがブトキシである、請求項68に記載の方法。
【請求項73】
YがNであり、RがOHであり、Rがベンジルであり、Rが不在であり、Rがブチルアミノである、請求項68に記載の方法。
【請求項74】
YがNであり、RがOHであり、Rがベンジルであり、Rが不在であり、Rがブトキシである、請求項68に記載の方法。
【請求項75】
YがNであり、RがOHであり、Rがベンジルであり、Rが不在であり、Rがベンジルアミノである、請求項68に記載の方法。
【請求項76】
YがNであり、RがOHであり、Rがベンジルであり、Rが不在であり、Rがペンチルである、請求項68に記載の方法。
【請求項77】
式(VI)、
【化17】

の構造を含んでなる抱合体を作成する方法であって、触媒、式(VII)、
HO−ポリマー−OH(VII)
を有するジオール、および式(IV)、
【化18】

(式中、R=H、OH、SH、NH、あるいは置換もしくは非置換アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、またはアルキルアミノであり;
=H、アルキル、または置換アルキルであり;
Y=NまたはCであり;
Y=NであればRは不在であり;あるいはY=CであればH、アルキル、置換アルキルであり、あるいはRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成し;
はRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成しなければH、あるいは置換もしくは非置換アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、またはアルキルアミノであり;あるいはRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成し;
XはC、N、O、またはSであり;
およびRはそれぞれ独立してHであるか、または置換されており;
、R10、R11、およびR12はそれぞれ独立してH、ハロゲン、OH、チオ、NH、あるいは置換もしくは非置換アルキル、アリール、複素環、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、アルキルアミノ、またはアリールアミノである)の構造を含んでなる化合物を組み合わせるステップと;
前記アルコール、触媒、および化合物を加熱するステップ
を含んでなる、方法。
【請求項78】
前記アルコール、触媒、および化合物が、溶剤存在下で加熱される、請求項77に記載の方法。
【請求項79】
式(VI)、
【化19】

の構造を含んでなる抱合体を作成する方法であって、式(VII)、
HO−ポリマー−OH(VII)
を有するジオール、および式(IV)、
【化20】

(式中、R=H、OH、SH、NH、あるいは置換もしくは非置換アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、またはアルキルアミノであり;
=H、アルキル、または置換アルキルであり;
Y=NまたはCであり;
Y=NであればRは不在であり;あるいはY=CであればH、アルキル、置換アルキルであり、あるいはRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成し;
はRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成しなければH、あるいは置換もしくは非置換アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、またはアルキルアミノであり;あるいはRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成し;
XはC、N、O、またはSであり;
およびRはそれぞれ独立してHであるか、または置換されており;
、R10、R11、およびR12はそれぞれ独立してH、ハロゲン、OH、チオ、NH、あるいは置換もしくは非置換アルキル、アリール、複素環、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、アルキルアミノ、またはアリールアミノである)の構造を含んでなる化合物を組み合わせるステップと;
前記アルコールおよび化合物を加熱するステップと;
触媒を添加するステップ
を含んでなる、方法。
【請求項80】
前記アルコール、化合物、および触媒が、触媒の添加中および/または添加後に加熱される、請求項79に記載の方法。
【請求項81】
式(VI)、
【化21】

の構造を含んでなる抱合体を作成する方法であって、触媒、式(VII)、
HO−ポリマー−OH(VII)
を有するジオール、および式(IV)、
【化22】

(式中、R=H、OH、SH、NH、あるいは置換もしくは非置換アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、またはアルキルアミノであり;
=H、アルキル、または置換アルキルであり;
Y=NまたはCであり;
Y=NであればRは不在であり;あるいはY=CであればH、アルキル、置換アルキルであり、あるいはRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成し;
はRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成しなければ、Hであり、あるいは置換もしくは非置換アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、またはアルキルアミノであり;あるいはRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成し;
XはC、N、O、またはSであり;
およびRはそれぞれ独立してHであるか、または置換されており;
、R10、R11、およびR12はそれぞれ独立してH、ハロゲン、OH、チオ、NH、あるいは置換もしくは非置換アルキル、アリール、複素環、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、アルキルアミノ、またはアリールアミノである)の構造を含んでなる化合物を合わせるステップ
を含んでなる、方法。
【請求項82】
前記式(VII)の化合物が、ポリケタールジオール、ポリ(エチレン)グリコール、ポリカプロラクトンジオール、ジブロックポリラクチド−コ−ポリ(エチレン)グリコール、ジブロックポリラクチド/ポリグリコリド−コ−ポリ(エチレン)グリコール、ジブロックポリグリコリド−コ−ポリ(エチレン)グリコール、ポリ(プロピレン)グリコール、ポリ(ヘキサメチレンカーボネート)ジオール、およびポリ(テトラヒドロフラン)からなる群から選択される、請求項77〜81のいずれか一項に記載の方法。
【請求項83】
前記触媒が、ホスファジン塩基、1,8−ジアザビシクロウンデカ−7−エン、1,4,7−トリアザビシクロデセン、またはN−メチル−1,4,7−トリアザビシクロデセンである、請求項77〜82のいずれか一項に記載の方法。
【請求項84】
前記ポリマーがゲル透過クロマトグラフィーを使用した測定で、800ダルトン〜10,000ダルトンの範囲の重量平均分子量を有する、請求項77〜83のいずれか一項に記載の方法。
【請求項85】
前記ポリマーがpH=7.4および25℃で水不溶性である、請求項77〜84のいずれか一項に記載の方法。
【請求項86】
前記ポリマーがポリケタールもその単位も含まない、請求項77〜85のいずれか一項に記載の方法。
【請求項87】
がHであり、Rがイソブチルであり、YがCであり、RおよびRが組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共にベンゼン環を形成する、請求項77〜85のいずれか一項に記載の方法。
【請求項88】
がエトキシメチルであり、Rがヒドロキシイソブチルであり、Y=Cであり、RおよびRが組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共にベンゼン環を形成する、請求項77〜85のいずれか一項に記載の方法。
【請求項89】
がエトキシメチルであり、Rがメタンスルホンアミドイソブチルであり、Y=Cであり、RおよびRが組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共にベンゼン環を形成する、請求項77〜85のいずれか一項に記載の方法。
【請求項90】
がOHであり、Rがベンジルであり、Y=Nであり、Rが不在であり、Rがブトキシである、請求項77〜85のいずれか一項に記載の方法。
【請求項91】
YがNであり、RがOHであり、Rがベンジルであり、Rが不在であり、Rがブチルアミノである、請求項77〜85のいずれか一項に記載の方法。
【請求項92】
YがNであり、RがOHであり、Rがベンジルであり、Rが不在であり、Rがブトキシである、請求項77〜85のいずれか一項に記載の方法。
【請求項93】
YがNであり、RがOHであり、Rがベンジルであり、Rが不在であり、Rがベンジルアミノである、請求項77〜85のいずれか一項に記載の方法。
【請求項94】
YがNであり、RがOHであり、Rがベンジルであり、Rが不在であり、Rがペンチルである。請求項77〜85のいずれか一項に記載の方法。
【請求項95】
式(IV)、
【化23】

(式中、R=H、OH、SH、NH、あるいは置換もしくは非置換アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、またはアルキルアミノであり;
=H、アルキル、または置換アルキルであり;
Y=NまたはCであり;
Y=NであればRは不在であり;あるいはY=CであればH、アルキル、置換アルキルであり、あるいはRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成し;
はRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成しなければH、あるいは置換もしくは非置換アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、またはアルキルアミノであり;あるいはRと組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共に炭素環もしくは複素環を形成し;
XはC、N、O、またはSであり;
およびRはそれぞれ独立してHであるか、または置換されており;
、R10、R11、およびR12はそれぞれ独立してH、ハロゲン、OH、チオ、NH、あるいは置換もしくは非置換アルキル、アリール、複素環、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、アルキルアミノ、またはアリールアミノである)の構造
を含んでなる化合物。
【請求項96】
前記ポリマーが、ポリケタールジオール、ポリ(エチレン)グリコール、ポリカプロラクトンジオール、ジブロックポリラクチド−コ−ポリ(エチレン)グリコール、ジブロックポリラクチド/ポリグリコリド−コ−ポリ(エチレン)グリコール、ジブロックポリグリコリド−コ−ポリ(エチレン)グリコール、ポリ(プロピレン)グリコール、ポリ(ヘキサメチレンカーボネート)ジオール、およびポリ(テトラヒドロフラン)からなる群から選択される、請求項95に記載の化合物。
【請求項97】
前記ポリマーがゲル透過クロマトグラフィーを使用した測定で、800ダルトン〜10,000ダルトンの範囲の重量平均分子量を有する、請求項に95または96記載の化合物。
【請求項98】
前記ポリマーがpH=7.4および25℃で水不溶性である、請求項95〜97のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項99】
前記ポリマーがポリケタールもその単位も含まない、請求項95〜98のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項100】
がHであり、Rがイソブチルであり、YがCであり、RおよびRが組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共にベンゼン環を形成する、請求項95〜99のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項101】
がエトキシメチルであり、Rがヒドロキシイソブチルであり、Y=Cであり、RおよびRが組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共にベンゼン環を形成する、請求項95〜99のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項102】
がエトキシメチルであり、Rがメタンスルホンアミドイソブチルであり、Y=Cであり、RおよびRが組み合わさってそれらが結合するピリジン環の炭素原子と共にベンゼン環を形成する、請求項95〜99のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項103】
がOHであり、Rがベンジルであり、Y=Nであり、Rが不在であり、Rがブトキシである、請求項95〜99のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項104】
YがNであり、RがOHであり、Rがベンジルであり、Rが不在であり、Rがブチルアミノである、請求項95〜99のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項105】
YがNであり、RがOHであり、Rがベンジルであり、Rが不在であり、Rがブトキシである、請求項95〜99のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項106】
YがNであり、RがOHであり、Rがベンジルであり、Rが不在であり、Rがベンジルアミノである、請求項95〜99のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項107】
YがNであり、RがOHであり、Rがベンジルであり、Rが不在であり、Rがペンチルである、請求項95〜99のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項108】
請求項95〜107のいずれか一項に記載の化合物を含んでなる組成物。
【請求項109】
薬学的に許容できる賦形剤をさらに含んでなる、請求項108に記載の組成物。
【請求項110】
請求項95〜108のいずれか一項に記載の化合物を含んでなる、合成ナノキャリア。
【請求項111】
前記合成ナノキャリアが、B細胞抗原および/またはT細胞抗原をさらに含んでなる、請求項110に記載の合成ナノキャリア。
【請求項112】
前記合成ナノキャリアが、抗原提示細胞(APC)標的特性をさらに含んでなる、請求項110または111に記載の合成ナノキャリア。
【請求項113】
前記合成ナノキャリアが、デンドリマー、バッキーボール、ナノワイヤー、ペプチドもしくはタンパク質ベースナノ粒子、ナノ材料の組み合わせを含んでなるナノ粒子、球状ナノ粒子、立方体ナノ粒子、錐体のナノ粒子、長円形ナノ粒子、円柱状ナノ粒子、またはドーナツ形ナノ粒子である、請求項110〜112のいずれか一項に記載の合成ナノキャリア。
【請求項114】
請求項110〜113のいずれか一項に記載の合成ナノキャリアを含んでなる、組成物。
【請求項115】
薬学的に許容できる賦形剤をさらに含んでなる、請求項114に記載の組成物。
【請求項116】
請求項95〜107のいずれか一項に記載の化合物を含んでなるワクチンを含んでなる、組成物。
【請求項117】
請求項108、109、および114〜116のいずれか一項に記載の組成物を含んでなるワクチンを含んでなる、組成物。
【請求項118】
請求項110〜113のいずれか一項に記載の合成ナノキャリアを含んでなるワクチンを含んでなる、組成物。
【請求項119】
請求項95〜107のいずれか一項に記載の化合物を対象に投与するステップを含んでなる方法。
【請求項120】
請求項108、109、および114〜118のいずれか一項に記載の組成物を対象に投与するステップを含んでなる方法。
【請求項121】
請求項110〜113のいずれか一項に記載の合成ナノキャリアを対象に投与するステップを含んでなる方法。
【請求項122】
前記対象中で免疫応答が誘発されるか、または増強される、請求項119〜121のいずれか一項に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公表番号】特表2012−528155(P2012−528155A)
【公表日】平成24年11月12日(2012.11.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−513053(P2012−513053)
【出願日】平成22年5月26日(2010.5.26)
【国際出願番号】PCT/US2010/001561
【国際公開番号】WO2010/138194
【国際公開日】平成22年12月2日(2010.12.2)
【出願人】(511254321)セレクタ バイオサイエンシーズ インコーポレーテッド (5)
【氏名又は名称原語表記】SELECTA BIOSCIENCES,INC.
【住所又は居所原語表記】480 Arsenal Street,Building One,Watertown,MA 02472,U.S.A.
【Fターム(参考)】