免疫関連疾患の治療のための組成物と方法
【課題】免疫関連疾患の診断と治療に有用な組成物と方法の提供。
【解決手段】PROポリペプチドと候補化合物を接触させ、前記PROポリペプチドによって媒介される生物活性をモニタリングすることを含む、PROポリペプチドのアゴニスト又はPROポリペプチドに対するアンタゴニストを固定する方法。
【効果】哺乳動物において、免疫応答の緩和が有益である場合には、抗原に対する免疫応答を和らげる又は減じる免疫応答分子を治療的に用いることができる。また組成物が免疫刺激分子を含む場合には、免疫応答を刺激又は高めることができる。
【解決手段】PROポリペプチドと候補化合物を接触させ、前記PROポリペプチドによって媒介される生物活性をモニタリングすることを含む、PROポリペプチドのアゴニスト又はPROポリペプチドに対するアンタゴニストを固定する方法。
【効果】哺乳動物において、免疫応答の緩和が有益である場合には、抗原に対する免疫応答を和らげる又は減じる免疫応答分子を治療的に用いることができる。また組成物が免疫刺激分子を含む場合には、免疫応答を刺激又は高めることができる。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)、図8(配列番号8)、図10(配列番号10)、図12(配列番号12)、図8(配列番号14)、図8(配列番号14)、図16(配列番号16)、図18(配列番号18)、図20(配列番号20)、図22(配列番号22)、図24(配列番号24)、図26(配列番号26)又は図28(配列番号28)に示すポリペプチドをコードするヌクレオチド配列に対して、少なくとも80%の核酸配列同一性を有する単離された核酸。
【請求項2】
図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)、図7A−B(配列番号7)、図9(配列番号9)、図11(配列番号11)、図11(配列番号11)、図11(配列番号11)、図13(配列番号13)、図15(配列番号15)、図17(配列番号17)、図19(配列番号19)、図21(配列番号21)、図23A−B(配列番号23)、図25(配列番号25)及び図27(配列番号27)に示すヌクレオチド配列から成る群より選択されるヌクレオチド配列に対して、少なくとも80%の核酸配列同一性を有する単離された核酸。
【請求項3】
図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)、図7A−B(配列番号7)、図9(配列番号9)、図11(配列番号11)、図11(配列番号11)、図11(配列番号11)、図13(配列番号13)、図15A−B(配列番号15)、図17(配列番号17)、図19(配列番号19)、図21(配列番号21)、図23A−B(配列番号23)、図25(配列番号25)及び図27(配列番号27)に示すヌクレオチド配列の全長コード化配列から成る群より選択されたヌクレオチド配列に対して、少なくとも80%の核酸配列同一性を有する単離された核酸。
【請求項5】
請求項1の核酸を含んでなるベクター。
【請求項6】
ベクターで形質転換された宿主細胞によって認識されるコントロール配列に作用可能に結合している請求項5のベクター。
【請求項7】
請求項5のベクターを含んでなる宿主細胞。
【請求項8】
前記細胞がCHO細胞、大腸菌、又は酵母細胞である、請求項7の宿主細胞。
【請求項9】
PROポリペプチドを発現させること、及び細胞培養から前記PROポリペプチドを回収することに適した条件下で、請求項7の宿主細胞を培養することを含んでなる、PROポリペプチドの製造方法。
【請求項10】
(a)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)、図8(配列番号8)、図10(配列番号10)、図12(配列番号12)、図8(配列番号14)、図8(配列番号14)、図16(配列番号16)、図18(配列番号18)、図20(配列番号20)、図22(配列番号22)、図24(配列番号24)、図26(配列番号26)又は図28(配列番号28)に示すポリペプチドのアミノ酸配列に対して、少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有する単離されたポリペプチド。
【請求項12】
異種アミノ酸配列と融合した請求項10に記載のポリペプチドを含んでなるキメラ分子。
【請求項13】
前記異種アミノ酸配列がエピトープタグ配列又はイムノグロブリンのFc領域である、請求項12のキメラ分子。
【請求項14】
請求項10に記載のポリペプチドと特異的に結合する抗体。
【請求項15】
前記抗体がモノクローナル抗体、ヒト化抗体又は一本鎖抗体である、請求項14の抗体。
【請求項16】
(a)請求項10のポリペプチド、(b)前記ポリペプチドのアゴニスト、(c)前記ポリペプチドのアンタゴニスト、或いは(d)担体との組み合わせによって、前記ポリペプチドと結合する抗体を含んでなる組成物。
【請求項17】
前記担体が製薬的に許容可能な担体である、請求項16の組成物。
【請求項18】
(a)、(b)、(c)又は(d)の治療的有効量を含む、請求項16の組成物。
【請求項19】
容器;
前記容器上のラベル;並びに
(a)請求項10のポリペプチド、(b)前記ポリペプチドのアゴニスト、(c)前記ポリペプチドのアンタゴニスト、或いは(d)容器に包含され、前記容器上のラベルによって組成物が免疫関連疾患の治療に用いることが可能であることが示される、前記ポリペプチドと結合する抗体を含む組成物を含んでなる製造品。
【請求項20】
(a)請求項10のポリペプチド、(b)前記ポリペプチドのアゴニスト、(c)前記ポリペプチドのアンタゴニスト、或いは(d)前記ポリペプチドと結合する抗体の、治療的有効量を前記哺乳動物へ投与することを含んでなる、哺乳動物の免疫関連疾患を治療する方法。
【請求項21】
免疫関連疾患が、全身性エリテマトーデス、X染色体連鎖の乳児性低ガンマグロブリン症、多糖体抗原無応答性、選択性IgA欠乏、選択性IgM欠乏、IgGサブクラスの選択性欠乏、高IgMを伴う免疫不全、一過性乳児期低ガンマグロブリン症、バーキットリンパ腫、中間リンパ腫、濾胞性リンパ腫、2型過敏症、リウマチ様関節炎、自己免疫性溶血性貧血、重症筋無力症、低副腎皮質、糸球体腎炎及び強直性脊椎炎である、請求項20の方法。
【請求項22】
試料中のPROポリペプチドの存在を決定する方法であって、該ポリペプチドを含むと思われる試料に対し、抗PRO71061、抗PRO1265、抗PRO6013、抗PRO71042、抗PRO71236、抗PRO3813、抗PRO71237、抗PRO38838、抗PRO71238、抗PRO71239、抗PRO71240、抗PRO71241、抗PRO71242、又は抗PRO71044抗体を曝露すること、及び前記試料の成分に対する前記抗体の結合を決定することを含んでなる方法。
【請求項23】
哺乳動物の免疫関連疾患を診断する方法であって、(a)哺乳動物から採取した組織細胞の試験試料中、及び(b)同じ細胞型の既知の正常組織細胞である対照試料中における、PRO71061、PRO1265、PRO6013、PRO71042、PRO71236、PRO3813、PRO71237、PRO38838、PRO71238、PRO71239、PRO71240、PRO71241、PRO71242、又はPRO71044ポリペプチドをコードする遺伝子の発現レベルを検出し、対照試料と比較して試験試料中における前記遺伝子の発現レベルが高い又は低いことにより、試験組織細胞の起源である哺乳動物における免疫関連疾患の存在が示される方法。
【請求項24】
哺乳動物の免疫関連疾患を診断する方法であって、(a)前記哺乳動物から採取した組織細胞の試験試料に対し、抗PRO71061、抗PRO1265、抗PRO6013、抗PRO71042、抗PRO71236、抗PRO3813、抗PRO71237、抗PRO38838、抗PRO71238、抗PRO71239、抗PRO71240、抗PRO71241、抗PRO71242、又は抗PRO71044ポリペプチドを暴露すること、及び(b)抗体と試験試料中のポリペプチドの間の複合体の形成を検出することを含み、前記複合体の形成により、試験組織細胞の起源である哺乳動物に免疫関連疾患の存在が示される方法。
【請求項25】
PRO71061、PRO1265、PRO6013、PRO71042、PRO71236、PRO3813、PRO71237、PRO38838、PRO71238、PRO71239、PRO71240、PRO71241、PRO71242、又はPRO71044ポリペプチドの活性を阻害する化合物を同定する方法であって、通常は前記ポリペプチドへ応答する細胞を(a)前記ポリペプチド、及び(b)候補化合物と接触させ、前記細胞の(a)に対する応答性の欠乏を測定することを含んでなる方法。
【請求項26】
PRO71061、PRO1265、PRO6013、PRO71042、PRO71236、PRO3813、PRO71237、PRO38838、PRO71238、PRO71239、PRO71240、PRO71241、PRO71242、又はPRO71044ポリペプチドをコードする遺伝子の発現を阻害する化合物を同定する方法であって、通常は前記ポリペプチドを発現する細胞を候補化合物と接触させ、前記遺伝子の発現の欠乏を測定する方法。
【請求項27】
前記候補化合物がアンチセンス核酸である、請求項26の方法。
【請求項28】
PRO71061、PRO1265、PRO6013、PRO71042、PRO71236、PRO3813、PRO71237、PRO38838、PRO71238、PRO71239、PRO71240、PRO71241、PRO71242、又はPRO71044ポリペプチドの活性を模倣する化合物を同定する方法であって、通常は前記ポリペプチドへ応答する細胞を候補化合物と接触させ、前記細胞による前記候補化合物への応答性を測定することを含んでなる方法。
【請求項31】
哺乳動物の免疫応答を刺激する方法であって、前記哺乳動物に対し、PRO71061、PRO1265、PRO6013、PRO71042、PRO71236、PRO3813、PRO71237、PRO38838、PRO71238、PRO71239、PRO71240、PRO71241、PRO71242、又はPRO71044ポリペプチドアンタゴニストの有効量を投与することを含み、前記免疫応答を刺激する方法。
【請求項32】
哺乳動物のB細胞媒介免疫応答の診断方法であって、(a)哺乳動物から採取した組織細胞の試験試料中、及び(b)同じ細胞型の既知の正常組織細胞である対照試料中における、PRO71061、PRO1265、PRO6013、PRO71042、PRO71236、PRO3813、PRO71237、PRO38838、PRO71238、PRO71239、PRO71240、PRO71241、PRO71242、又はPRO71044ポリペプチドをコードする遺伝子の発現レベルを検出し、対照試料と比較して試験試料中における前記遺伝子の発現レベルが高い又は低いことにより、試験組織細胞の起源である哺乳動物における炎症性免疫応答の存在が示される方法。
【請求項33】
哺乳動物のB細胞媒介疾患の診断方法であって、(a)哺乳動物から採取した組織細胞の試験試料中、及び(b)同じ細胞型の既知の正常組織細胞である対照試料中における、PRO71061、PRO1265、PRO6013、PRO71042、PRO71236、PRO3813、PRO71237、PRO38838、PRO71238、PRO71239、PRO71240、PRO71241、PRO71242、又はPRO71044ポリペプチドをコードする遺伝子の発現レベルを検出し、対照試料と比較して試験試料中における前記遺伝子の発現レベルが高い又は低いことにより、試験組織細胞の起源である哺乳動物における炎症性免疫応答の存在が示される方法。
【請求項1】
(a)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)、図8(配列番号8)、図10(配列番号10)、図12(配列番号12)、図8(配列番号14)、図8(配列番号14)、図16(配列番号16)、図18(配列番号18)、図20(配列番号20)、図22(配列番号22)、図24(配列番号24)、図26(配列番号26)又は図28(配列番号28)に示すポリペプチドをコードするヌクレオチド配列に対して、少なくとも80%の核酸配列同一性を有する単離された核酸。
【請求項2】
図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)、図7A−B(配列番号7)、図9(配列番号9)、図11(配列番号11)、図11(配列番号11)、図11(配列番号11)、図13(配列番号13)、図15(配列番号15)、図17(配列番号17)、図19(配列番号19)、図21(配列番号21)、図23A−B(配列番号23)、図25(配列番号25)及び図27(配列番号27)に示すヌクレオチド配列から成る群より選択されるヌクレオチド配列に対して、少なくとも80%の核酸配列同一性を有する単離された核酸。
【請求項3】
図1(配列番号1)、図3(配列番号3)、図5(配列番号5)、図7A−B(配列番号7)、図9(配列番号9)、図11(配列番号11)、図11(配列番号11)、図11(配列番号11)、図13(配列番号13)、図15A−B(配列番号15)、図17(配列番号17)、図19(配列番号19)、図21(配列番号21)、図23A−B(配列番号23)、図25(配列番号25)及び図27(配列番号27)に示すヌクレオチド配列の全長コード化配列から成る群より選択されたヌクレオチド配列に対して、少なくとも80%の核酸配列同一性を有する単離された核酸。
【請求項5】
請求項1の核酸を含んでなるベクター。
【請求項6】
ベクターで形質転換された宿主細胞によって認識されるコントロール配列に作用可能に結合している請求項5のベクター。
【請求項7】
請求項5のベクターを含んでなる宿主細胞。
【請求項8】
前記細胞がCHO細胞、大腸菌、又は酵母細胞である、請求項7の宿主細胞。
【請求項9】
PROポリペプチドを発現させること、及び細胞培養から前記PROポリペプチドを回収することに適した条件下で、請求項7の宿主細胞を培養することを含んでなる、PROポリペプチドの製造方法。
【請求項10】
(a)図2(配列番号2)、図4(配列番号4)、図6(配列番号6)、図8(配列番号8)、図10(配列番号10)、図12(配列番号12)、図8(配列番号14)、図8(配列番号14)、図16(配列番号16)、図18(配列番号18)、図20(配列番号20)、図22(配列番号22)、図24(配列番号24)、図26(配列番号26)又は図28(配列番号28)に示すポリペプチドのアミノ酸配列に対して、少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有する単離されたポリペプチド。
【請求項12】
異種アミノ酸配列と融合した請求項10に記載のポリペプチドを含んでなるキメラ分子。
【請求項13】
前記異種アミノ酸配列がエピトープタグ配列又はイムノグロブリンのFc領域である、請求項12のキメラ分子。
【請求項14】
請求項10に記載のポリペプチドと特異的に結合する抗体。
【請求項15】
前記抗体がモノクローナル抗体、ヒト化抗体又は一本鎖抗体である、請求項14の抗体。
【請求項16】
(a)請求項10のポリペプチド、(b)前記ポリペプチドのアゴニスト、(c)前記ポリペプチドのアンタゴニスト、或いは(d)担体との組み合わせによって、前記ポリペプチドと結合する抗体を含んでなる組成物。
【請求項17】
前記担体が製薬的に許容可能な担体である、請求項16の組成物。
【請求項18】
(a)、(b)、(c)又は(d)の治療的有効量を含む、請求項16の組成物。
【請求項19】
容器;
前記容器上のラベル;並びに
(a)請求項10のポリペプチド、(b)前記ポリペプチドのアゴニスト、(c)前記ポリペプチドのアンタゴニスト、或いは(d)容器に包含され、前記容器上のラベルによって組成物が免疫関連疾患の治療に用いることが可能であることが示される、前記ポリペプチドと結合する抗体を含む組成物を含んでなる製造品。
【請求項20】
(a)請求項10のポリペプチド、(b)前記ポリペプチドのアゴニスト、(c)前記ポリペプチドのアンタゴニスト、或いは(d)前記ポリペプチドと結合する抗体の、治療的有効量を前記哺乳動物へ投与することを含んでなる、哺乳動物の免疫関連疾患を治療する方法。
【請求項21】
免疫関連疾患が、全身性エリテマトーデス、X染色体連鎖の乳児性低ガンマグロブリン症、多糖体抗原無応答性、選択性IgA欠乏、選択性IgM欠乏、IgGサブクラスの選択性欠乏、高IgMを伴う免疫不全、一過性乳児期低ガンマグロブリン症、バーキットリンパ腫、中間リンパ腫、濾胞性リンパ腫、2型過敏症、リウマチ様関節炎、自己免疫性溶血性貧血、重症筋無力症、低副腎皮質、糸球体腎炎及び強直性脊椎炎である、請求項20の方法。
【請求項22】
試料中のPROポリペプチドの存在を決定する方法であって、該ポリペプチドを含むと思われる試料に対し、抗PRO71061、抗PRO1265、抗PRO6013、抗PRO71042、抗PRO71236、抗PRO3813、抗PRO71237、抗PRO38838、抗PRO71238、抗PRO71239、抗PRO71240、抗PRO71241、抗PRO71242、又は抗PRO71044抗体を曝露すること、及び前記試料の成分に対する前記抗体の結合を決定することを含んでなる方法。
【請求項23】
哺乳動物の免疫関連疾患を診断する方法であって、(a)哺乳動物から採取した組織細胞の試験試料中、及び(b)同じ細胞型の既知の正常組織細胞である対照試料中における、PRO71061、PRO1265、PRO6013、PRO71042、PRO71236、PRO3813、PRO71237、PRO38838、PRO71238、PRO71239、PRO71240、PRO71241、PRO71242、又はPRO71044ポリペプチドをコードする遺伝子の発現レベルを検出し、対照試料と比較して試験試料中における前記遺伝子の発現レベルが高い又は低いことにより、試験組織細胞の起源である哺乳動物における免疫関連疾患の存在が示される方法。
【請求項24】
哺乳動物の免疫関連疾患を診断する方法であって、(a)前記哺乳動物から採取した組織細胞の試験試料に対し、抗PRO71061、抗PRO1265、抗PRO6013、抗PRO71042、抗PRO71236、抗PRO3813、抗PRO71237、抗PRO38838、抗PRO71238、抗PRO71239、抗PRO71240、抗PRO71241、抗PRO71242、又は抗PRO71044ポリペプチドを暴露すること、及び(b)抗体と試験試料中のポリペプチドの間の複合体の形成を検出することを含み、前記複合体の形成により、試験組織細胞の起源である哺乳動物に免疫関連疾患の存在が示される方法。
【請求項25】
PRO71061、PRO1265、PRO6013、PRO71042、PRO71236、PRO3813、PRO71237、PRO38838、PRO71238、PRO71239、PRO71240、PRO71241、PRO71242、又はPRO71044ポリペプチドの活性を阻害する化合物を同定する方法であって、通常は前記ポリペプチドへ応答する細胞を(a)前記ポリペプチド、及び(b)候補化合物と接触させ、前記細胞の(a)に対する応答性の欠乏を測定することを含んでなる方法。
【請求項26】
PRO71061、PRO1265、PRO6013、PRO71042、PRO71236、PRO3813、PRO71237、PRO38838、PRO71238、PRO71239、PRO71240、PRO71241、PRO71242、又はPRO71044ポリペプチドをコードする遺伝子の発現を阻害する化合物を同定する方法であって、通常は前記ポリペプチドを発現する細胞を候補化合物と接触させ、前記遺伝子の発現の欠乏を測定する方法。
【請求項27】
前記候補化合物がアンチセンス核酸である、請求項26の方法。
【請求項28】
PRO71061、PRO1265、PRO6013、PRO71042、PRO71236、PRO3813、PRO71237、PRO38838、PRO71238、PRO71239、PRO71240、PRO71241、PRO71242、又はPRO71044ポリペプチドの活性を模倣する化合物を同定する方法であって、通常は前記ポリペプチドへ応答する細胞を候補化合物と接触させ、前記細胞による前記候補化合物への応答性を測定することを含んでなる方法。
【請求項31】
哺乳動物の免疫応答を刺激する方法であって、前記哺乳動物に対し、PRO71061、PRO1265、PRO6013、PRO71042、PRO71236、PRO3813、PRO71237、PRO38838、PRO71238、PRO71239、PRO71240、PRO71241、PRO71242、又はPRO71044ポリペプチドアンタゴニストの有効量を投与することを含み、前記免疫応答を刺激する方法。
【請求項32】
哺乳動物のB細胞媒介免疫応答の診断方法であって、(a)哺乳動物から採取した組織細胞の試験試料中、及び(b)同じ細胞型の既知の正常組織細胞である対照試料中における、PRO71061、PRO1265、PRO6013、PRO71042、PRO71236、PRO3813、PRO71237、PRO38838、PRO71238、PRO71239、PRO71240、PRO71241、PRO71242、又はPRO71044ポリペプチドをコードする遺伝子の発現レベルを検出し、対照試料と比較して試験試料中における前記遺伝子の発現レベルが高い又は低いことにより、試験組織細胞の起源である哺乳動物における炎症性免疫応答の存在が示される方法。
【請求項33】
哺乳動物のB細胞媒介疾患の診断方法であって、(a)哺乳動物から採取した組織細胞の試験試料中、及び(b)同じ細胞型の既知の正常組織細胞である対照試料中における、PRO71061、PRO1265、PRO6013、PRO71042、PRO71236、PRO3813、PRO71237、PRO38838、PRO71238、PRO71239、PRO71240、PRO71241、PRO71242、又はPRO71044ポリペプチドをコードする遺伝子の発現レベルを検出し、対照試料と比較して試験試料中における前記遺伝子の発現レベルが高い又は低いことにより、試験組織細胞の起源である哺乳動物における炎症性免疫応答の存在が示される方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7A】
【図7B】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23A】
【図23B】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7A】
【図7B】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23A】
【図23B】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【公開番号】特開2013−48621(P2013−48621A)
【公開日】平成25年3月14日(2013.3.14)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−208148(P2012−208148)
【出願日】平成24年9月21日(2012.9.21)
【分割の表示】特願2009−190172(P2009−190172)の分割
【原出願日】平成15年7月8日(2003.7.8)
【出願人】(509012625)ジェネンテック, インコーポレイテッド (357)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年3月14日(2013.3.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−208148(P2012−208148)
【出願日】平成24年9月21日(2012.9.21)
【分割の表示】特願2009−190172(P2009−190172)の分割
【原出願日】平成15年7月8日(2003.7.8)
【出願人】(509012625)ジェネンテック, インコーポレイテッド (357)
【Fターム(参考)】
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