免疫関連障害を治療するためのデスフェリオキサミン金属錯体
本発明は、免疫関連障害、具体的には、皮膚関連の炎症性障害、例として、乾癬、呼吸器の炎症状態、例として、喘息、及び自己免疫疾患、例として、糖尿病、並びに任意の免疫関連障害を、防止し、治療し、緩和し又は阻害するための、DFO金属錯体、具体的には、亜鉛−デスフェリオキサミン(Zn−DFO)錯体、ガリウム−デスフェリオキサミン(Ga−DFO)錯体、及びそれらの任意の組合せを使用する方法、キット及び組合せ組成物に関する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
免疫関連障害を、防止し、治療し、緩和し又は阻害する方法であって、治療有効量の少なくとも1つのデスフェリオキサミン金属錯体(DFO金属錯体)若しくはそれらの任意の組合せ、又は前記を含む任意の医薬組成物を、それを必要とする対象に投与するステップを含む上記方法。
【請求項2】
金属が、亜鉛、ガリウム、マンガン、インジウム、銀、コバルト、金及びランタニド、並びにそれらの任意の組合せのうちのいずれか1つから選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
亜鉛−デスフェリオキサミン錯体(Zn−DFO)、ガリウム−デスフェリオキサミン錯体(Ga−DFO)、それらの任意の組合せのうちの少なくとも1つの治療有効量、又は前記を含む任意の組成物を、それを必要とする対象に投与するステップを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
免疫関連障害が、炎症性疾患、全身性炎症及び自己免疫疾患のうちのいずれか1つである、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
炎症性疾患が、慢性又は急性の炎症に関連する皮膚の病的状態、呼吸器疾患のうちのいずれか1つであり、全身性炎症及び自己免疫疾患が、II型糖尿病、I型糖尿病、又は任意の糖尿病関連状態である、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
慢性又は急性の炎症に関連する皮膚の病的状態が乾癬である、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
呼吸器疾患が喘息である、請求項5に記載の方法。
【請求項8】
障害が、II型糖尿病、I型糖尿病、又は任意の糖尿病関連状態である、請求項5に記載の方法。
【請求項9】
障害が白内障である、請求項4に記載の方法。
【請求項10】
免疫関連障害を、予防し、治療し、緩和し又は阻害するための組成物の調製における、治療有効量の少なくとも1つのデスフェリオキサミン金属錯体(DFO金属錯体)又はそれらの任意の組合せの使用。
【請求項11】
金属が、亜鉛、ガリウム、マンガン、インジウム、銀、コバルト、金、ランタニド及びそれらの任意の組合せのうちのいずれか1つから選択される、請求項10に記載の使用。
【請求項12】
デスフェリオキサミン金属錯体が、亜鉛−デスフェリオキサミン錯体(Zn−DFO)、ガリウム−デスフェリオキサミン錯体(Ga−DFO)又はそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つである、請求項11に記載の使用。
【請求項13】
免疫関連障害が、炎症性疾患、全身性炎症及び自己免疫疾患のうちのいずれか1つである、請求項10に記載の使用。
【請求項14】
炎症性疾患が、慢性又は急性の炎症に関連する皮膚の病的状態、呼吸器疾患のうちのいずれか1つであり、自己免疫疾患が、糖尿病又は任意の糖尿病関連状態である、請求項13に記載の使用。
【請求項15】
慢性又は急性の炎症に関連する皮膚の病的状態が乾癬である、請求項14に記載の使用。
【請求項16】
呼吸器疾患が喘息である、請求項13に記載の使用。
【請求項17】
障害が、II型糖尿病、I型糖尿病、又は任意の糖尿病関連状態のうちのいずれか1つである、請求項13に記載の使用。
【請求項18】
障害が白内障である、請求項13に記載の使用。
【請求項19】
治療有効量の少なくとも2つのデスフェリオキサミン金属錯体(DFO金属錯体)の組合せを含む組成物であって、場合により、少なくとも1つの薬学的に許容できる担体、希釈剤、賦形剤及び/又は添加剤をさらに含む上記組成物。
【請求項20】
金属が、亜鉛、ガリウム、マンガン、インジウム、銀、コバルト、金、ランタニド及びそれらの任意の組合せのうちのいずれか1つから選択される、請求項19に記載の組成物。
【請求項21】
亜鉛−デスフェリオキサミン錯体(Zn−DFO)とガリウム−デスフェリオキサミン錯体(Ga−DFO)との組合せを含む、請求項20に記載の組成物。
【請求項22】
亜鉛−デスフェリオキサミン錯体(Zn−DFO)及びガリウム−デスフェリオキサミン錯体(Ga−DFO)を、1:0.01〜1:100の間の定量比で含有する、請求項21に記載の組成物。
【請求項23】
少なくとも1つの追加のデスフェリオキサミン金属錯体を含む、請求項21に記載の組成物。
【請求項24】
少なくとも1つの追加の治療剤をさらに含む、請求項21に記載の組成物。
【請求項25】
免疫関連障害を、防止し、治療し、緩和し又は阻害するための、請求項21に記載の医薬組成物。
【請求項26】
免疫関連障害が、炎症性疾患、全身性炎症及び自己免疫疾患のうちのいずれか1つである、請求項25に記載の医薬組成物。
【請求項27】
炎症性疾患が、慢性又は急性の炎症に関連する皮膚の病的状態、呼吸器疾患のうちのいずれか1つであり、全身性炎症又は自己免疫疾患が、糖尿病又は任意の糖尿病関連状態である、請求項26に記載の医薬組成物。
【請求項28】
慢性又は急性の炎症に関連する皮膚の病的状態が乾癬である、請求項27に記載の医薬組成物。
【請求項29】
呼吸器疾患が喘息である、請求項27に記載の医薬組成物。
【請求項30】
全身性炎症又は自己免疫疾患が、II型糖尿病、I型糖尿病、又は任意の糖尿病関連状態である、請求項27に記載の医薬組成物。
【請求項31】
障害が白内障である、請求項25に記載の医薬組成物。
【請求項32】
治療効果を、それを必要とする対象において達成するためのキットであって、
(I)
(i)場合により第1の単位投与剤型中の、亜鉛イオン(Zn(II))であって、それらの塩、エステル及びアミドのうちの任意の形態をとる上記亜鉛イオン(Zn(II))、又は薬学的に許容できるそれらの誘導体、及び薬学的に許容できる担体又は希釈剤;
(ii)場合により第2の単位投与剤型中の、DFO又は薬学的に許容できるその誘導体、及び薬学的に許容できる担体又は希釈剤;並びに
(iii)場合により、錯体を生成するのに適切な条件をもたらす溶液、バッファー及び構成成分
を含むZn−DFO錯体を生成するための化合物;
(II)
(i)場合により第3の単位投与剤型中の、ガリウムイオン(Ga(III))であって、それらの塩、エステル及びアミドのうちの任意の形態をとる上記ガリウムイオン(Ga(III))、又は薬学的に許容できるそれらの誘導体、及び薬学的に許容できる担体又は希釈剤;
(ii)場合により第4の単位投与剤型中の、DFO又は薬学的に許容できるその誘導体、及び薬学的に許容できる担体又は希釈剤;並びに
(iii)場合により、錯体を生成するのに適切な条件をもたらす溶液、バッファー及び構成成分
を含むGa−DFO錯体を生成するための化合物;
(III)
(i)場合により第5の単位投与剤型中の、これらに限定されないが、Mn(II)、Mn(III)及びMn(IV)を包含する、任意のイオン価状態をとるマンガンイオンであって、それらの塩、エステル及びアミドのうちの任意の形態をとる上記マンガンイオン、又は薬学的に許容できるそれらの誘導体、及び薬学的に許容できる担体又は希釈剤;
(ii)場合により第6の単位投与剤型中の、DFO又は薬学的に許容できるその誘導体、及び薬学的に許容できる担体又は希釈剤;並びに
(iii)場合により、錯体を生成するのに適切な条件をもたらす溶液、バッファー及び構成成分
を含むMn−DFO錯体を生成するための化合物;
(IV)前記単位投与剤型を含有させるための容器手段
のうちの少なくとも1つを含む上記キット。
【請求項33】
(I)
(i)場合により第1の単位投与剤型中の、亜鉛イオン(Zn(II))であって、それらの塩、エステル及びアミドのうちの任意の形態をとる上記亜鉛イオン(Zn(II))、又は薬学的に許容できるそれらの誘導体、及び薬学的に許容できる担体又は希釈剤;
(ii)場合により第2の単位投与剤型中の、DFO又は薬学的に許容できるその誘導体、及び薬学的に許容できる担体又は希釈剤;並びに
(iii)場合により、錯体を生成するのに適切な条件をもたらす溶液、バッファー及び構成成分
を含むZn−DFO錯体を生成するための化合物;
(II)
(i)場合により第3の単位投与剤型中の、ガリウムイオン(Ga(III))であって、それらの塩、エステル及びアミドのうちの任意の形態をとる上記ガリウムイオン(Ga(III))、又は薬学的に許容できるそれらの誘導体、及び薬学的に許容できる担体又は希釈剤;
(ii)場合により第4の単位投与剤型中の、DFO又は薬学的に許容できるその誘導体、及び薬学的に許容できる担体又は希釈剤;並びに
(iii)場合により、錯体を生成するのに適切な条件をもたらす溶液、バッファー及び構成成分
を含むGa−DFO錯体を生成するための化合物;
(III)前記単位投与剤型を含有させるための容器手段
を含む、請求項32に記載のキット。
【請求項34】
対象が、免疫関連障害に罹患している、請求項31に記載のキット。
【請求項35】
治療有効量の少なくとも1つのデスフェリオキサミン金属錯体(DFO金属錯体)を含む組成物であって、約5.0〜6.5の間のpHを有しており、場合により、少なくとも1つの薬学的に許容できる担体、希釈剤、賦形剤及び/又は添加剤をさらに含む上記組成物。
【請求項36】
DFO金属錯体が、亜鉛−デスフェリオキサミン錯体(Zn−DFO)である、請求項35に記載の組成物。
【請求項37】
DFO金属錯体が、ガリウム−デスフェリオキサミン錯体(Ga−DFO)である、請求項35に記載の組成物。
【請求項38】
免疫関連障害を、防止し、治療し、緩和し又は阻害するための、請求項35に記載の医薬組成物。
【請求項1】
免疫関連障害を、防止し、治療し、緩和し又は阻害する方法であって、治療有効量の少なくとも1つのデスフェリオキサミン金属錯体(DFO金属錯体)若しくはそれらの任意の組合せ、又は前記を含む任意の医薬組成物を、それを必要とする対象に投与するステップを含む上記方法。
【請求項2】
金属が、亜鉛、ガリウム、マンガン、インジウム、銀、コバルト、金及びランタニド、並びにそれらの任意の組合せのうちのいずれか1つから選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
亜鉛−デスフェリオキサミン錯体(Zn−DFO)、ガリウム−デスフェリオキサミン錯体(Ga−DFO)、それらの任意の組合せのうちの少なくとも1つの治療有効量、又は前記を含む任意の組成物を、それを必要とする対象に投与するステップを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
免疫関連障害が、炎症性疾患、全身性炎症及び自己免疫疾患のうちのいずれか1つである、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
炎症性疾患が、慢性又は急性の炎症に関連する皮膚の病的状態、呼吸器疾患のうちのいずれか1つであり、全身性炎症及び自己免疫疾患が、II型糖尿病、I型糖尿病、又は任意の糖尿病関連状態である、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
慢性又は急性の炎症に関連する皮膚の病的状態が乾癬である、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
呼吸器疾患が喘息である、請求項5に記載の方法。
【請求項8】
障害が、II型糖尿病、I型糖尿病、又は任意の糖尿病関連状態である、請求項5に記載の方法。
【請求項9】
障害が白内障である、請求項4に記載の方法。
【請求項10】
免疫関連障害を、予防し、治療し、緩和し又は阻害するための組成物の調製における、治療有効量の少なくとも1つのデスフェリオキサミン金属錯体(DFO金属錯体)又はそれらの任意の組合せの使用。
【請求項11】
金属が、亜鉛、ガリウム、マンガン、インジウム、銀、コバルト、金、ランタニド及びそれらの任意の組合せのうちのいずれか1つから選択される、請求項10に記載の使用。
【請求項12】
デスフェリオキサミン金属錯体が、亜鉛−デスフェリオキサミン錯体(Zn−DFO)、ガリウム−デスフェリオキサミン錯体(Ga−DFO)又はそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つである、請求項11に記載の使用。
【請求項13】
免疫関連障害が、炎症性疾患、全身性炎症及び自己免疫疾患のうちのいずれか1つである、請求項10に記載の使用。
【請求項14】
炎症性疾患が、慢性又は急性の炎症に関連する皮膚の病的状態、呼吸器疾患のうちのいずれか1つであり、自己免疫疾患が、糖尿病又は任意の糖尿病関連状態である、請求項13に記載の使用。
【請求項15】
慢性又は急性の炎症に関連する皮膚の病的状態が乾癬である、請求項14に記載の使用。
【請求項16】
呼吸器疾患が喘息である、請求項13に記載の使用。
【請求項17】
障害が、II型糖尿病、I型糖尿病、又は任意の糖尿病関連状態のうちのいずれか1つである、請求項13に記載の使用。
【請求項18】
障害が白内障である、請求項13に記載の使用。
【請求項19】
治療有効量の少なくとも2つのデスフェリオキサミン金属錯体(DFO金属錯体)の組合せを含む組成物であって、場合により、少なくとも1つの薬学的に許容できる担体、希釈剤、賦形剤及び/又は添加剤をさらに含む上記組成物。
【請求項20】
金属が、亜鉛、ガリウム、マンガン、インジウム、銀、コバルト、金、ランタニド及びそれらの任意の組合せのうちのいずれか1つから選択される、請求項19に記載の組成物。
【請求項21】
亜鉛−デスフェリオキサミン錯体(Zn−DFO)とガリウム−デスフェリオキサミン錯体(Ga−DFO)との組合せを含む、請求項20に記載の組成物。
【請求項22】
亜鉛−デスフェリオキサミン錯体(Zn−DFO)及びガリウム−デスフェリオキサミン錯体(Ga−DFO)を、1:0.01〜1:100の間の定量比で含有する、請求項21に記載の組成物。
【請求項23】
少なくとも1つの追加のデスフェリオキサミン金属錯体を含む、請求項21に記載の組成物。
【請求項24】
少なくとも1つの追加の治療剤をさらに含む、請求項21に記載の組成物。
【請求項25】
免疫関連障害を、防止し、治療し、緩和し又は阻害するための、請求項21に記載の医薬組成物。
【請求項26】
免疫関連障害が、炎症性疾患、全身性炎症及び自己免疫疾患のうちのいずれか1つである、請求項25に記載の医薬組成物。
【請求項27】
炎症性疾患が、慢性又は急性の炎症に関連する皮膚の病的状態、呼吸器疾患のうちのいずれか1つであり、全身性炎症又は自己免疫疾患が、糖尿病又は任意の糖尿病関連状態である、請求項26に記載の医薬組成物。
【請求項28】
慢性又は急性の炎症に関連する皮膚の病的状態が乾癬である、請求項27に記載の医薬組成物。
【請求項29】
呼吸器疾患が喘息である、請求項27に記載の医薬組成物。
【請求項30】
全身性炎症又は自己免疫疾患が、II型糖尿病、I型糖尿病、又は任意の糖尿病関連状態である、請求項27に記載の医薬組成物。
【請求項31】
障害が白内障である、請求項25に記載の医薬組成物。
【請求項32】
治療効果を、それを必要とする対象において達成するためのキットであって、
(I)
(i)場合により第1の単位投与剤型中の、亜鉛イオン(Zn(II))であって、それらの塩、エステル及びアミドのうちの任意の形態をとる上記亜鉛イオン(Zn(II))、又は薬学的に許容できるそれらの誘導体、及び薬学的に許容できる担体又は希釈剤;
(ii)場合により第2の単位投与剤型中の、DFO又は薬学的に許容できるその誘導体、及び薬学的に許容できる担体又は希釈剤;並びに
(iii)場合により、錯体を生成するのに適切な条件をもたらす溶液、バッファー及び構成成分
を含むZn−DFO錯体を生成するための化合物;
(II)
(i)場合により第3の単位投与剤型中の、ガリウムイオン(Ga(III))であって、それらの塩、エステル及びアミドのうちの任意の形態をとる上記ガリウムイオン(Ga(III))、又は薬学的に許容できるそれらの誘導体、及び薬学的に許容できる担体又は希釈剤;
(ii)場合により第4の単位投与剤型中の、DFO又は薬学的に許容できるその誘導体、及び薬学的に許容できる担体又は希釈剤;並びに
(iii)場合により、錯体を生成するのに適切な条件をもたらす溶液、バッファー及び構成成分
を含むGa−DFO錯体を生成するための化合物;
(III)
(i)場合により第5の単位投与剤型中の、これらに限定されないが、Mn(II)、Mn(III)及びMn(IV)を包含する、任意のイオン価状態をとるマンガンイオンであって、それらの塩、エステル及びアミドのうちの任意の形態をとる上記マンガンイオン、又は薬学的に許容できるそれらの誘導体、及び薬学的に許容できる担体又は希釈剤;
(ii)場合により第6の単位投与剤型中の、DFO又は薬学的に許容できるその誘導体、及び薬学的に許容できる担体又は希釈剤;並びに
(iii)場合により、錯体を生成するのに適切な条件をもたらす溶液、バッファー及び構成成分
を含むMn−DFO錯体を生成するための化合物;
(IV)前記単位投与剤型を含有させるための容器手段
のうちの少なくとも1つを含む上記キット。
【請求項33】
(I)
(i)場合により第1の単位投与剤型中の、亜鉛イオン(Zn(II))であって、それらの塩、エステル及びアミドのうちの任意の形態をとる上記亜鉛イオン(Zn(II))、又は薬学的に許容できるそれらの誘導体、及び薬学的に許容できる担体又は希釈剤;
(ii)場合により第2の単位投与剤型中の、DFO又は薬学的に許容できるその誘導体、及び薬学的に許容できる担体又は希釈剤;並びに
(iii)場合により、錯体を生成するのに適切な条件をもたらす溶液、バッファー及び構成成分
を含むZn−DFO錯体を生成するための化合物;
(II)
(i)場合により第3の単位投与剤型中の、ガリウムイオン(Ga(III))であって、それらの塩、エステル及びアミドのうちの任意の形態をとる上記ガリウムイオン(Ga(III))、又は薬学的に許容できるそれらの誘導体、及び薬学的に許容できる担体又は希釈剤;
(ii)場合により第4の単位投与剤型中の、DFO又は薬学的に許容できるその誘導体、及び薬学的に許容できる担体又は希釈剤;並びに
(iii)場合により、錯体を生成するのに適切な条件をもたらす溶液、バッファー及び構成成分
を含むGa−DFO錯体を生成するための化合物;
(III)前記単位投与剤型を含有させるための容器手段
を含む、請求項32に記載のキット。
【請求項34】
対象が、免疫関連障害に罹患している、請求項31に記載のキット。
【請求項35】
治療有効量の少なくとも1つのデスフェリオキサミン金属錯体(DFO金属錯体)を含む組成物であって、約5.0〜6.5の間のpHを有しており、場合により、少なくとも1つの薬学的に許容できる担体、希釈剤、賦形剤及び/又は添加剤をさらに含む上記組成物。
【請求項36】
DFO金属錯体が、亜鉛−デスフェリオキサミン錯体(Zn−DFO)である、請求項35に記載の組成物。
【請求項37】
DFO金属錯体が、ガリウム−デスフェリオキサミン錯体(Ga−DFO)である、請求項35に記載の組成物。
【請求項38】
免疫関連障害を、防止し、治療し、緩和し又は阻害するための、請求項35に記載の医薬組成物。
【図2】
【図3A】
【図3B】
【図3C】
【図5A】
【図5B】
【図6A】
【図6B】
【図6C】
【図8】
【図9】
【図10A】
【図10B】
【図12】
【図13】
【図14A】
【図14B】
【図15A】
【図1A】
【図1B】
【図4A】
【図4B】
【図7A】
【図7B】
【図11】
【図15B】
【図16】
【図3A】
【図3B】
【図3C】
【図5A】
【図5B】
【図6A】
【図6B】
【図6C】
【図8】
【図9】
【図10A】
【図10B】
【図12】
【図13】
【図14A】
【図14B】
【図15A】
【図1A】
【図1B】
【図4A】
【図4B】
【図7A】
【図7B】
【図11】
【図15B】
【図16】
【公表番号】特表2013−502407(P2013−502407A)
【公表日】平成25年1月24日(2013.1.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−525256(P2012−525256)
【出願日】平成22年8月19日(2010.8.19)
【国際出願番号】PCT/IL2010/000681
【国際公開番号】WO2011/021203
【国際公開日】平成23年2月24日(2011.2.24)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.テフロン
【出願人】(508139491)イッサム リサーチ ディベロップメント カンパニー オブ ザ ヘブライ ユニバーシティー オブ エルサレム (2)
【出願人】(501412072)ハダジット メディカル リサーチ サービシズ アンド ディベラップメント リミテッド (4)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成25年1月24日(2013.1.24)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年8月19日(2010.8.19)
【国際出願番号】PCT/IL2010/000681
【国際公開番号】WO2011/021203
【国際公開日】平成23年2月24日(2011.2.24)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.テフロン
【出願人】(508139491)イッサム リサーチ ディベロップメント カンパニー オブ ザ ヘブライ ユニバーシティー オブ エルサレム (2)
【出願人】(501412072)ハダジット メディカル リサーチ サービシズ アンド ディベラップメント リミテッド (4)
【Fターム(参考)】
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