説明

入力装置

【課題】使用者が、直感的に操作部における操作方向を認識することができ、かつ操作し易い入力装置の提供。
【解決手段】使用者の頭部に固定する頭部固定部8と、前記頭部固定部の右側及び左側の少なくとも一方に配置され、ジョグダイヤル26と十字ボタン24とを具備した操作部22と、LCD16、反射鏡18および接眼レンズ20とからなる表示装置で構成されるヘッドマウントディスプレイ装置において、画面の前記操作部の位置する側に前記操作部を示す画像に対して、パースをつけた説明図を含む映像を常に表示して入力を補助する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、入力装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
操作スイッチをヘッドホンに配置したヘッドマウントディスプレイ(以下、HMDという。)が知られている(例えば、特許文献1参照)。このHMDにおいては、ヘッドホンの後側に操作部を配置することにより表示画面上の左右方向と操作部における左右方向とを一致させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−35206号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、このHMDにおいては、操作部をヘッドホンの後側に配置しているため、ヘッドホンに所定の厚みが必要となり、仮に操作部を小さくした場合には使用者が操作し難くなるという問題がある。
【0005】
本発明の目的は、使用者が直感的に操作部における操作方向を認識することができ、操作し易い入力装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る入力装置によれば、使用者の頭部に固定する頭部固定部と、前記頭部固定部の右側及び左側の少なくとも一方に配置された操作部と、画面の前記操作部の位置する側に前記操作部を示す画像に対してパースをつけた説明図を含む映像を生成する映像生成部とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、使用者が直感的に操作部における操作方向を認識することができ、操作し易い入力装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るHMDの外観を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るHMDのシステム構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るHMDの操作部と使用者との位置関係を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るHMDの文字入力画面を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るHMDの文字入力画面を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係るHMDの文字入力画面を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係るHMDの文字入力画面を示す図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係るHMDの文字入力画面を示す図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態に係るHMDの操作部と使用者との位置関係を示す図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態に係るHMDの文字入力画面を示す図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態に係るHMDの文字入力画面を示す図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態に係るHMDの文字入力画面を示す図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態に係るHMDの文字入力画面を示す図である。
【図14】本発明の第2の実施の形態に係るHMDの文字入力画面を示す図である。
【図15】本発明の第3の実施の形態に係るHMDの文字入力画面を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態に係る入力装置についてHMDを例に説明する。図1は、実施の形態に係るHMDの外観を示す斜視図である。図1に示すように、HMD2は音声を出力する二つのヘッドホン4,6を有し、これらは頭部固定部8により結合されている。ヘッドホン4,6にはそれぞれスピーカ32,34(図2参照)が収納されている。また、ヘッドホン6の外側にはディスプレイアーム10が図示しない回転部を介して回転可能に設けられ、ディスプレイアーム10の先端部には使用者の片眼に映像を入力することによって映像情報を使用者に提供する表示部14が設けられている。
【0010】
表示部14の内部においては、画像や映像等の映像情報を電気的に表示するLCD16の背面にバックライト38(図2参照)が配置され、バックライト38から射出された照明光を用いてLCD16に表示された映像情報を照明する。LCD16に表示された映像情報は反射鏡18により反射された後、接眼レンズ20によりサイズが変更され使用者の眼に入力される。なお、図1においては表示部14に表示する映像情報は使用者の左眼に入力される構成を示しているが、回転部を介してディスプレイアーム10及び表示部14を頭部固定部8に対して反対側に回転させた場合には、表示方向を切り替えた映像情報をLCD16に表示する。
【0011】
また、ヘッドホン4の外側には、使用者の操作入力を受け付ける操作部22が設けられ、操作部22はジョグダイヤル23及び十字キー24を備えている。
【0012】
図2は、実施の形態に係るHMDのシステム構成を示すブロック図である。HMD2は、CPU30を備え、CPU30には、操作部22、スピーカ32,34による音声の出力制御を行う音声出力制御部36、表示部14の内部に設けられたバックライト38の制御を行うバックライトドライバ40、LCD16に表示する映像の出力制御を行う表示制御部42が接続されている。ここで、操作部22は、ジョグダイヤル23及び十字キー24を構成する上ボタン26、右ボタン28、下ボタン30、左ボタン32を含む。
【0013】
次に、図面を参照して実施の形態に係るHMDの文字入力画面について説明する。図3に示すように使用者の頭部に表示部14が右眼の前方に位置するようにHMD2が装着され図示しない電源スイッチをオンされると、CPU30が起動し表示部14のLCD16に表示した映像を使用者の右眼に入力することによって映像情報を提供する。ここで、使用者に提供される映像情報中に文字入力欄が含まれる場合に、使用者により文字入力欄の選択が行われると、図4に示すように文字入力画面50を表示する。文字入力画面50には、操作部22を構成する各操作部材の機能の説明を表示する説明図52と文字入力エリア54が含まれる。
【0014】
文字入力エリア54は、かな、数字、英字等入力する文字の種類を選択する文字種選択欄56、入力した文字を表示する入力文字表示欄58、入力する文字の候補を表示する候補文字表示欄60を備えている。図4においては文字種選択欄56に全角かなを示す「あ」、全角カナを示す「ア」、全角英字を示す「A」、全角数字を示す「1」、http:やwww.等URLの入力の際に使用する定型文字列を示す「URL」、半角カナを示す「_ア」、半角数字を示す「_1」、半角記号を示す「_記」が表示されている。また、文字種選択欄56には現在選択されている文字の種類を囲うように枠62を表示する。また、図4においては文字種選択欄56の右側に現在選択されている文字種が全角かなであることを示す「かな入力」の表示が行われている例を示している。
【0015】
候補文字表示欄60においては、まず代表文字を表示し、代表文字が選択されると入力する候補文字を表示する。図4においては文字種選択欄56において全角かなの入力が選択され、候補文字表示欄60にはあ行、か行、さ行等のそれぞれの代表文字「あ」「か」「さ」等が表示されている例を示している。また、候補文字表示欄60には現在選択している代表文字または候補文字を囲うように枠64が表示される。
【0016】
また、代表文字の「あ」を選択する操作が行われた場合には候補文字表示欄60に候補文字として「あいうえおぁぃぅぇぉ」を表示し、代表文字の「か」を選択する操作が行われた場合には候補文字表示欄60に候補文字として「かきくけこ」を表示する。候補文字表示欄60に表示された候補文字のいずれかの入力指示が行なわれた場合には選択された文字を入力文字表示欄58に表示する。
【0017】
ここで、候補文字表示欄60に「あ」「か」「さ」等の代表文字が表示されている状態においては、図4の説明図52において「文字選択」と表示されているようにジョグダイヤル23の操作により枠64を移動し、選択している代表文字を変更することができる。また、説明図52において「進む/入力」と表示されているように右ボタン28の操作により枠64が表示されている代表文字を選択する操作を行うことができる。また、説明図52において「戻る/BS」と表示されているように左ボタン32の操作により文字種選択欄56に表示された文字の種類の選択に戻る。
【0018】
また、候補文字表示欄60に「あいうえおぁぃぅぇぉ」、「かきくけこ」等の候補文字が表示されている状態においては、図4の説明図52において「文字選択」と表示されているようにジョグダイヤル23の操作により枠64が表示されている候補文字を変更することができる。また、説明図52において「進む/入力」と表示されているように右ボタン28の操作により枠64が表示されている候補文字を入力することができる。また、説明図52において「戻る/BS」と表示されているように左ボタン32の操作により候補文字表示欄58に表示する文字を代表文字に変更し代表文字の選択画面に戻る。
【0019】
また、候補文字表示欄60に代表文字及び候補文字が表示されている状態において上ボタン26が操作されると文字の追加、文字の消去等を行うテキスト編集モードとなる。また、説明図52において「変換」と表示されているように候補文字表示欄60に代表文字及び候補文字が表示されている状態及びテキスト編集モードにおいて下ボタン30が操作されると、かな文字から漢字への変換指示を行うことができる。
【0020】
なお、表示制御部42は使用者に対する操作部22の位置と説明図52の文字入力画面50中での位置とを対応させて表示する。即ち、図3に示すように表示部14により使用者の右眼に映像情報を入力する場合には、操作部22は使用者の左側に位置する。従って、図4に示すように説明図52を文字入力画面50の左側に表示し、文字入力エリア54を右側に表示する。
【0021】
また、表示制御部42は図4に示すように説明図52には文字入力画面50の左外側に傾けた状態のパースをつけて表示する。従って、説明図52にパースをつけない場合に比べて操作部22における操作方向と説明図52の表示方向とを使用者の直感と一致させることができる。
【0022】
本実施の形態に係るHMDによれば、使用者が直感的に操作部における操作方向を認識することができ、使用者の操作性を向上させることができる。
【0023】
なお、上述の実施の形態の図4においては説明図52のパースを文字入力画面50の左端方向につけているが、図5に示すように文字入力画面50の中心方向へ説明図52のパースをつけてもよい。ここで、図5の説明図52においては使用者の前方向に位置する左ボタン32に「戻る/BS」の機能を付与し、使用者の後方向に位置する右ボタン28に「進む/入力」の機能を付与している。
【0024】
また、図4及び図5においては、説明図52のみにパースをつけた構成を説明したが、図6及び図7に示すように文字入力エリア54及び説明図52の両方にパースをつける構成としてもよい。図6においては文字入力エリア54のパースを文字入力画面50の右端方向につけ、説明図52のパースを文字入力画面50の左端方向へつける例を示し、図7においては文字入力エリア54及び説明図52のパースを文字入力画面50の中心方向へつける例を示している。
【0025】
また、上述の実施の形態においては、使用者の右眼に映像情報を提供する構成として説明したが、図9に示すように表示部14により使用者の左眼に映像情報を提供してもよい。この場合には、操作部22は使用者の右側に位置するため、表示制御部42は図8に示すように説明図52を文字入力画面50の右側に表示し、文字入力エリア54を文字入力画面50の左側に表示する。また、図8においては説明図52にのみ文字入力画面50の右端方向へパースをつける構成としているが、表示制御部42は文字入力画面50の中心方向にパースをつけてもよい。また、文字入力エリア54にもパースをつける構成としてもよい。
【0026】
また、上述の実施の形態においては、HMD2の左側または右側の何れか一方に操作部22を設ける構成を説明したが、HMD2の両側に操作部を設ける構成としてもよい。この場合には、表示制御部42は図10に示すように文字入力画面50の中央に文字入力エリア54を表示し、文字入力画面の左側及び右側のそれぞれにパースをつけた説明図52を表示する。
【0027】
次に、本発明の第2の実施の形態に係るHMDについて説明する。この第2の実施の形態に係るHMDの文字入力画面は、第1の実施の形態に係る文字入力画面の説明図52の構成を変更したものである。従って、第1の実施の形態と同一の構成についての詳細な説明は省略し、異なる部分のみについて詳細に説明する。また、第1の実施の形態と同一の構成には同一の符号を付して説明する。
【0028】
図11は、第2の実施の形態に係る文字入力画面を示す図である。文字入力画面50は文字入力エリア54と説明図70とを含む。表示制御部42は、説明図70としてHMD2を装着した頭部を外側から視た図を示す頭部画像72を表示する。また、説明図の下側には頭部画像72に表示された右ボタン28及び左ボタン32の配置に合わせてそれぞれのボタンに付与された機能を表示する。即ち、表示制御部42は右ボタン28に付与された機能を示す「入力/進む」の表示を説明図70の右下に、左ボタン32に付与された機能を示す「BS/戻る」の表示を説明図70の左下にそれぞれ行う。また、表示制御部42は、頭部画像72に文字入力画面50の左端方向へパースをつけた表示を行っている。
【0029】
第2の実施の形態に係るHDMによれば、使用者が直感的に操作部における操作方向を認識することができ、かつ操作性が向上する。
【0030】
なお、上述の第2の実施の形態においては、HMD2を装着した頭部を外側から視た頭部画像72を用いる構成としたが、表示制御部42は図12に示すようにHMD2を装着した頭部を内側から透視した透視画像74を用いる構成としてもよい。また、図12の説明図70の下側には透視画像74に表示された右ボタン28及び左ボタン32の配置に合わせてそれぞれのボタンに付与された機能を表示する。即ち、表示制御部42は、右ボタン28に付与された機能を示す「進む/入力」の表示を説明図70の左下に、左ボタン32の機能を示す「戻る/BS」の表示を説明図70の右下にそれぞれ行う。
【0031】
また、図13に示すように図11における頭部画像72を小さく表示し、操作部22を示す操作部画像78を表示する構成としてもよい。この場合には、使用者にとって操作部の画像をより認識し易く表示することができる。
【0032】
また、図14に示すように図12における透視画像74を小さく表示し、操作部22を示す操作部画像80を表示する構成としてもよい。なお、図14においては、操作部画像80を内側から視た場合のものとして表示している。即ち、右ボタン28に付与された機能を示す「進む/入力」の表示を説明図70の左下に、左ボタン32の機能を示す「戻る/BS」の表示を説明図70の右下にそれぞれ行う。
【0033】
次に、本発明の第3の実施の形態に係るHMDについて説明する。この第3の実施の形態に係るHMDは操作部22にタッチセンサを付加したものである。従って、第1の実施の形態と同一の構成についての詳細な説明は省略し、異なる部分のみについて詳細に説明する。また、第1の実施の形態と同一の構成には同一の符号を付して説明する。
【0034】
操作部22にはタッチセンサが積層して配置されている。図3に示すようにHMD2が使用者の頭部に表示部14が右眼の前方に位置するように装着され図示しない電源スイッチをオンにすると、CPU30が起動し表示部14のLCD16に表示した映像を使用者の右眼に入力することによって映像情報を提供する。例えば、使用者に提供される映像情報中に文字入力欄が含まれる場合に、使用者により文字入力欄の選択が行われると、文字入力画面50を表示する。文字入力画面50は、頭部画像72と入力した文字列及び候補文字等を表示する文字入力エリア54とを含む。
【0035】
ここで、操作部22のタッチセンサにより使用者の操作部22に対する接触を検出してない場合には図15(a)に示すように、表示制御部42は頭部画像72にパースをつけずに表示する。一方、タッチセンサにより使用者の操作部22に対する接触を検出した場合には、図15(b)に示すように表示制御部42は頭部画像72にパースをつけて表示する。
【0036】
なお、図15(a)と図15(b)との間の画像の変化はアニメーションとして行う。即ち、表示制御部42は頭部画像72を連続的に回転することにより頭部画像72に対してパースをつける処理を行い、また、パースを解除する処理を行う。
【0037】
第3の実施の形態に係るHMDによれば、使用者が直感的に操作部における操作方向を認識することができる。また、使用者が操作部に触れているか否かを表示部における表示により認識することができる。
【0038】
なお、上述の第3の実施の形態においては、タッチセンサを用いる構成を説明したが、近接センサを用いる構成としてもよい。
【0039】
また、上述の各実施の形態においては、文字入力画面50において少なくとも説明図にパースをつけて表示を行う構成を説明したが、文字入力画面50に限らず使用者が情報を入力する画面であればどのような画面でもよい。例えば、動画再生中において所定の操作が行われると、説明図として操作部を示す画像にパースをつけて表示し、再生、停止、早送り等の機能の説明を各操作部材に対して表示する。
【0040】
また、上述の各実施の形態において、表示部14を備えるHMDとして説明したが、ディスプレイアーム10及び表示部14を省略した入力装置としてもよい。この場合には、無線または有線を介してテレビやPC等の外部表示装置に文字入力画面を表示し、使用者は入力装置の操作部22を用いて外部表示装置に表示された映像を参照して操作を行うことができる。
【0041】
また、上述の各実施の形態においては、熟練度に応じて文字入力画面50において説明図が占める割合を減少させてもよい。この場合には、使用者が文字を入力した入力回数及び文字を入力する際の入力速度に基づいて熟練度を判断する。ここで、入力速度として例えば、候補文字表示欄60において代表文字の選択を開始してから文字を入力するまでの速度を用いる。また、入力回数が少ない間は入力速度が速い場合にのみ文字入力画面50における説明図が占める割合を減少させ、入力回数が多くなるに従って説明図が占める割合を減少させる閾値である入力速度を遅くするように設定してもよい。また、熟練度に応じて説明図を非表示としてもよい。
【0042】
また、上述の各実施の形態においては、右ボタン28に「入力/進む」の機能を付与し、左ボタン32に「戻る/BS」の機能を付与する構成として説明したが、左ボタン32に「入力/進む」の機能を付与し、右ボタン28に「戻る/BS」の機能を付与する構成としてもよい。
【符号の説明】
【0043】
2…HMD、14…表示部、22…操作部、30…CPU、42…表示制御部、50…文字入力画面、52…説明図、54…文字入力エリア、58…入力文字表示欄、60…候補文字表示欄

【特許請求の範囲】
【請求項1】
使用者の頭部に固定する頭部固定部と、
前記頭部固定部の右側及び左側の少なくとも一方に配置された操作部と、
画面の前記操作部の位置する側に前記操作部を示す画像に対してパースをつけた説明図を含む映像を生成する映像生成部と
を備えることを特徴とする入力装置。
【請求項2】
前記映像生成部は、前記操作部を用いて入力した入力情報を示す領域に対してパースをつけた文字入力エリアを含む映像を生成することを特徴とする請求項1記載の入力装置。
【請求項3】
前記映像生成部は、前記画面の外側に傾けた状態の前記パースをつけることを特徴とする請求項1または2記載の入力装置。
【請求項4】
前記映像生成部は、前記画面の内側に傾けた状態の前記パースをつけることを特徴とする請求項1または2記載の入力装置。
【請求項5】
前記映像生成部は、前記操作部の前記頭部固定部に対する位置に応じて前記映像における前記説明図の配置位置を決定することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の入力装置。
【請求項6】
前記説明図は、頭部のイメージを示す頭部画像を含むことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の入力装置。
【請求項7】
前記頭部画像は、前記頭部を外側から視た画像であることを特徴とする請求項6記載の入力装置。
【請求項8】
前記頭部画像は、前記頭部を内側から見た透視図であることを特徴とする請求項6記載の入力装置。
【請求項9】
前記操作部に対する接近を検出する接近パネルまたは前記操作部に対する接触を検出するタッチセンサを備え、
前記映像生成部は、前記接近パネルまたは前記タッチセンサによる検出に基づいて前記説明図に前記パースをつけることを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載の入力装置。
【請求項10】
前記映像生成部は、前記使用者の熟練度に応じて前記映像における前記説明図の占める割合を減少させることを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載の入力装置。
【請求項11】
前記熟練度は、前記操作部における入力回数及び入力速度の少なくとも一方に基づいて算出することを特徴とする請求項10記載の入力装置。
【請求項12】
前記使用者の少なくとも片眼に前記映像を入力する表示部を備えることを特徴とする請求項1〜11の何れか一項に記載の入力装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公開番号】特開2012−68777(P2012−68777A)
【公開日】平成24年4月5日(2012.4.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−211573(P2010−211573)
【出願日】平成22年9月22日(2010.9.22)
【出願人】(000004112)株式会社ニコン (12,601)
【Fターム(参考)】