共通パイロットを用いたユニキャスト情報とブロードキャスト情報とのシグナリング分離

【課題】ユニキャスト情報およびブロードキャスト情報を、送信要求のためのリソース・セットで伝送する。
【解決手段】ユニキャスト情報およびブロードキャスト情報は、実質的に同時に送信されうる。信頼性の高い復号のために、ユニキャスト情報およびブロードキャスト情報に個別に電力制御が適用される。ヌル要求は、ユニキャスト部分における“00”ビット、およびブロードキャスト部分におけるゼロ電力レベルによって示されうる。

【発明の詳細な説明】
【相互参照】
【0001】
本願は、2008年5月9日に出願され、“SIGNALING SEPARATE UNICAST AND BROADCAST INFORMATION WITH COMMON PILOT"と題され、本願の譲受人に譲渡され、その全体が参照によって本明細書に組み込まれている米国仮出願61/052,066号の利益を主張する。
【技術分野】
【0002】
以下の記載は、一般に、無線通信システムに関し、さらに詳しくは、ユニキャスト情報とブロードキャスト情報とを実質的に同時に伝送することに関する。
【背景技術】
【0003】
無線通信システムは、さまざまなタイプの通信を提供するために広く開発された。例えば、音声、データ、ビデオなどが、無線通信システムによって提供されうる。一般的な無線通信システム、すなわちネットワークは、1または複数の共有されたリソースへ、複数のユーザ・アクセスを提供しうる。例えば、システムは、周波数分割多重化(FDM)、時分割多重化(TDM)、符号分割多重化(CDM)、直交周波数分割多重化(OFDM)等のようなさまざまな多元接続技術を使用することができる。
【0004】
無線通信ネットワークは、一般に、ユーザが(建物の内部または外部のように)どこに位置していようと、ユーザが静止していようと移動していようと(例えば、車内、歩行中など)に関わらず、情報を通信するために利用される。通常、無線通信ネットワークは、基地局またはアクセス・ポイントと通信するモバイル・デバイスによって確立される。アクセス・ポイントは、地理的な範囲すなわちセルをカバーする。そして、モバイル・デバイスが操作されると、モバイル・デバイスは、これら地理的なセルに入ったり、これら地理的なセルから出たりする。
【0005】
また、ネットワークは、アクセス・ポイントを利用することなく、ピア・トゥ・ピア・デバイスのみを用いて構築されうる。あるいは、ネットワークは、アクセス・ポイント(インフラストラクチャ・モード)とピア・トゥ・ピア・デバイスとの両方を含みうる。これらのタイプのネットワークはしばしば、アド・ホック・ネットワークまたはピア・トゥ・ピア・ネットワークと称される。アド・ホック・ネットワークは自己形成されうる。これによって、モバイル・デバイス(またはアクセス・ポイント)が、他のモバイル・デバイスからの通信を受信した場合、他のモバイル・デバイスがネットワークに追加される。モバイル・デバイスがその領域を去ると、モバイル・デバイスは、ネットワークから動的に削除される。したがって、ネットワークのトポロジは、絶えず変化しうる。
【0006】
一般に、ピア・トゥ・ピア・ネットワークでは、送信元ノード(例えば、モバイル・デバイスやアクセス・ポイント)は、ターゲットとする受信機にいくつかの情報を送信し(ユニキャスト)、その他の複数の受信機にいくつかの情報を送信する(ブロードキャスト)。ユニキャスト情報は、バッファ・ビルド・アップの程度、要求されているサービス品質(QoS)などのような情報を含みうる。ブロードキャスト情報は、アクセス優先度(または限界効用のような等価なメトリック)や、ノードが干渉するであろう電力レベルを示すインジケーション等を伝送しうる。さらに、コヒーレントな復調のために、パイロットが送信されうる。セットアップは、ノードがシグナリングのために使用する共通の共有リソース(シンボルおよびトーン)を含む。純粋なエネルギ・ベースのシグナリングと、対応する非コヒーレントな検知とによって、リソースの選択時に、競合しているリンク間で衝突があった場合、および/または、不適切な電力設定の要求があった場合、宛先指定された受信機において、誤ったアラームが発せられる。なぜなら、アラームは、(例えば、ターゲット受信機へのリンクを閉じるため、および、近隣にある他の受信機に、干渉の程度を伝えるためのような)複数の目的のために使用されうるからである。したがって、前述した問題のみならず、その他の問題も克服する必要がある。
【発明の概要】
【0007】
以下は、1または複数の態様の基本的な理解を与えるために、そのような態様の簡略化された概要を示す。この概要は、考えられるすべての態様の広範囲な概観ではなく、すべての態様の重要要素や決定的要素を特定することも、何れかまたは全ての態様のスコープを線引きすることも意図されていない。その唯一の目的は、後に示されるより詳細な記載に対する前置きとして、簡略化された形式で1または複数の態様のいくつかの概念を表すことである。
【0008】
1または複数の態様および対応する開示によれば、さまざまな態様が、送信要求のためのリソース・セットにおけるユニキャスト情報およびブロードキャスト情報を伝送することに関連して記載される。ターゲット受信機において、ユニキャスト情報のより信頼性の高い復号のために、ユニキャスト部分に電力制御が適用されうる。ユニキャスト部分におけるヌル・ビットと、ブロードキャスト部分における電力レベルとが結合され、要求があること(または、無いこと)が検知される。
【0009】
態様は、通信システムにおいて、ユニキャスト情報およびブロードキャスト情報を多重化するために、送信デバイスによって実行される方法に関する。この方法は、1または複数のリソースにおけるユニキャスト情報を符号化することと、ブロードキャスト情報がユニキャスト情報とともに送信される場合、1または複数のリソースのサブセットにおけるブロードキャスト情報を符号化することとを含む。方法はまた、ユニキャスト情報およびブロードキャスト情報を、送信要求として、1または複数の受信デバイスへ送信することを含む。
【0010】
別の態様は、メモリおよびプロセッサを含む無線通信装置に関する。このメモリは、第1のリソースにおけるユニキャスト情報を符号化することと、ブロードキャスト情報がユニキャスト情報とともに送信される場合、第2のリソースにおけるブロードキャスト情報を符号化することと、に関連する命令群を保持する。いくつかの態様によれば、第2のリソースは、第1のリソースのサブセットである。しかしながら、他の態様によれば、第2のリソースは、第1のリソースのサブセットではない。メモリはまた、第1リソースおよび第2のリソースを、送信要求として、1または複数の受信デバイスへ送信することに関連する命令群を保持する。プロセッサは、メモリに接続されており、メモリに保持された命令群を実行するように構成される。
【0011】
別の態様は、1または複数のリソースにおけるユニキャスト情報を符号化する手段と、ブロードキャスト情報がユニキャスト情報とともに送信される場合、1または複数のリソースにおけるブロードキャスト情報を符号化する手段とを含む装置に関する。装置はまた、ユニキャスト情報およびブロードキャスト情報のための電力を選択的に制御する手段を含む。装置はさらに、ユニキャスト情報およびブロードキャスト情報を、送信要求として、1または複数の受信デバイスへ送信する手段を含む。
【0012】
さらに別の態様は、コンピュータに対して、1または複数のリソースにおけるユニキャスト情報を符号化させるための第1のコードのセットを備えるコンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品に関する。このコンピュータ読取可能媒体はまた、ブロードキャスト情報がユニキャスト情報とともに送信される場合、コンピュータに対して、1または複数のリソースにおけるブロードキャスト情報を符号化させるための第2のコードのセットを含む。ユニキャスト情報は、ブロードキャスト情報がユニキャスト情報とともに送信されるかに応じて符号化される。コンピュータ読取可能媒体はさらに、コンピュータに対して、ユニキャスト情報およびブロードキャスト情報を含む送信要求を、1または複数の受信デバイスへ送信させるための第3のコードのセットを含む。
【0013】
さらなる態様は、通信システムにおいて、ユニキャスト情報およびブロードキャスト情報を多重化するように構成された少なくとも1つのプロセッサに関する。このプロセッサは、1または複数のリソースにおけるユニキャスト情報を符号化するための第1のモジュールと、ブロードキャスト情報がユニキャスト情報とともに送信される場合、これらリソースのサブセットにおけるブロードキャスト情報を符号化するための第2のモジュールとを含む。ユニキャスト情報は、ブロードキャスト情報がユニキャスト情報と実質的に同時に送信されるかに応じて符号化される。プロセッサはまた、ユニキャスト情報およびブロードキャスト情報を、送信要求として、1または複数の受信デバイスへ送信するための第3のモジュールを含む。
【0014】
別の態様は、通信システムにおいて、多重化されたユニキャスト情報およびブロードキャスト情報を受信する受信デバイスによって実行される方法に関する。この方法は、ユニキャスト部分およびブロードキャスト部分を含む信号を受信することを含む。この方法はまた、信号が、ユニキャスト部分のみに電力を含んでいるのか、あるいは、ユニキャスト部分とブロードキャスト部分との両方に電力を含んでいるのかを判定することと、この電力判定に基づいて、信号を選択的に復号することとを含む。いくつかの態様によれば、ブロードキャスト情報の電力レベルと、ユニキャスト部分の復号されたビットとが結合され、送信要求が検知される。
【0015】
さらに別の態様は、メモリおよびプロセッサを備える無線通信装置に関する。メモリは、信号を受信することと、この信号が、ユニキャスト部分に電力を含んでいるのか、ユニキャスト部分とブロードキャスト部分との両方に電力を含んでいるのかを判定することと、に関連する命令群を保持する。メモリはまた、この電力判定に基づいて、信号を選択的に復号することに関連する命令群を保持する。プロセッサは、メモリに接続されており、メモリに保持された命令群を実行するように構成されている。
【0016】
また別の態様は、信号を受信する手段と、この信号が、ユニキャスト部分に電力を含んでいるのか、ユニキャスト部分とブロードキャスト部分との両方に電力を含んでいるのかを判定する手段と、を含む装置に関連する。装置はまた、この電力判定に基づいて、信号を選択的に復号する手段を含む。
【0017】
さらなる態様は、コンピュータ読取可能媒体を含むコンピュータ・プログラム製品に関する。コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータに対して、信号を受信させるための第1のコードのセットと、コンピュータに対して、この信号が、ユニキャスト部分に電力を含んでいるのか、ユニキャスト部分とブロードキャスト部分との両方に電力を含んでいるのかを判定させるための第2のコードのセットとを含む。コンピュータ読取可能媒体はまた、この電力判定に基づいて、コンピュータに対して、この信号を選択的に復号させるための第3のコードのセットを含む。
【0018】
さらに別の態様は、通信システムにおいて、多重化されたユニキャスト情報およびブロードキャスト情報を受信するように構成された少なくとも1つのプロセッサに関連する。この少なくとも1つのプロセッサは、信号を受信するための第1のモジュールと、この信号が、ユニキャスト部分に電力を含んでいるのか、ユニキャスト部分とブロードキャスト部分との両方に電力を含んでいるのかを判定するための第2のモジュールとを含む。この少なくとも1つのプロセッサはまた、この電力判定に基づいて、この信号を選択的に復号するための第3のモジュールを含む。
【0019】
前述した目的および関連する目的を達成するために、1または複数の実施形態は、後に十分に記載され、特許請求の範囲において特に指摘されている特徴を備える。次の記載および添付図面は、1または複数の態様のある例時的な特徴を詳細に記載する。しかしながら、これらの特徴は、さまざまな態様の原理が適用されるさまざまな方式のうちのわずかを示すにすぎない。図面とともに考慮された場合、以下の詳細記載から、その他の利点および新規な特徴が明らかになるであろう。そして、開示された態様は、そのようなすべての態様およびそれらの均等物を含むことが意図されている。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】図1は、本明細書に示されたさまざまな実施形態にしたがう無線通信システムを例示する。
【図2】図2は、態様にしたがって、通信環境において、ユニキャスト情報とブロードキャスト情報とを実質的に同時に送信するシステムを例示する。
【図3】図3は、態様にしたがって、グリッド内における送信信号の例を用いて、共有リソースの時間−周波数グリッドを例示する。
【図4】図4は、開示された態様で利用されうるリソース・セットの一例を例示する。
【図5】図5は、態様にしたがって、通信環境内でユニキャスト情報およびブロードキャスト情報を受信するシステムを例示する。
【図6】図6は、態様にしたがって、通信システムにおいてユニキャスト情報とブロードキャスト情報とを多重化する方法を例示する。
【図7】図7は、態様にしたがって、多重化されたユニキャスト情報およびブロードキャスト情報を受信する方法を例示する。
【図8】図8は、開示された態様の1または複数にしたがって、通信システムにおいて多重化されたユニキャスト情報およびブロードキャスト情報を受信および/または送信することを容易にするシステムを例示する。
【図9】図9は、態様にしたがって、通信システムにおいて、ユニキャスト情報とブロードキャスト情報とを多重化するシステムを例示する。
【図10】図10は、態様にしたがって、通信システムにおいて、多重化されたユニキャスト情報およびブロードキャスト情報を受信するシステムの例を例示する。
【発明を実施するための形態】
【0021】
さまざまな態様が、図面を参照して記載される。以下の記載では、説明の目的のために、1または複数の態様の完全な理解を提供するために、多くの具体的な詳細が述べられる。しかしながら、そのような態様は、これら具体的な詳細無しで実現されうることが明確である。他の事例では、これら態様の記載を容易にするために、周知の構成およびデバイスが、ブロック図形式で示される。
【0022】
本願において使用されるような用語「構成要素」、「モジュール」、「システム」などは、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア、あるいは実行中のソフトウェアのうちの何れかのようなコンピュータ関連エンティティを称することが意図されている。例えば、構成要素は、限定される訳ではないが、プロセッサ上で実行中のプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行形式、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータでありうる。例示によれば、コンピュータ・デバイス上で実行中のアプリケーションと、コンピュータ・デバイスとの両方が構成要素になりえる。1または複数の構成要素は、プロセスおよび/または実行スレッド内に存在し、構成要素は、1つのコンピュータに局在化されるか、および/または、2つ以上のコンピュータに分散されうる。さらに、これらの構成要素は、さまざまなデータ構造を格納したさまざまなコンピュータ読取可能媒体から実行可能である。構成要素は、例えば、1または複数のデータ・パケット(例えば、シグナルによって、ローカル・システム内の別の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータ、配信システムからのデータ、および/または、他のシステムを備えたインターネットのようなネットワークを介したデータ)を有する信号にしたがってローカル処理および/または遠隔処理によって通信することができる。
【0023】
さらに、さまざまな態様が、モバイル・デバイスに関して本明細書で記載される。モバイル・デバイスはまた、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイル、無線端末、ノード、デバイス、遠隔局、遠隔端末、アクセス端末、ユーザ端末、端末、無線通信デバイス、無線通信装置、ユーザ・エージェント、ユーザ・デバイス、あるいはユーザ機器(UE)などとも称され、システムの機能のうちのいくつかまたはすべてを含むことができる。モバイル・デバイスは、セルラ電話、コードレス電話、セッション初期化プロトコル(SIP)電話、スマート・フォン、無線ローカル・ループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルド・コンピューティング・デバイス、衛星ラジオ、無線モデム・カード、および/または、無線システムによって通信するためのその他の制御デバイスでありうる。さらに、本明細書では、さまざまな態様が、基地局に関して記載される。基地局は、無線端末と通信するために利用することができ、アクセス・ポイント、ノード、ノードB、eノードB、e−NB、あるいは、その他のいくつかのネットワーク・エンティティで称され、これらの機能のうちのいくつかまたはすべてを含むことができる。
【0024】
さまざまな態様または特徴が、多くのデバイス、構成要素、モジュールなどを含むシステムの観点から示されるだろう。さまざまなシステムが、追加のデバイス、構成要素、モジュールなどを含むことができるか、および/または、図面に関連して説明されたデバイス、構成要素、モジュールなどの必ずしも全てを含んでいる訳ではないことが理解され、認識されるべきである。これらアプローチの組み合わせもまた使用されうる。
【0025】
さらに、主題とする記載では、「典型的」という用語は、例、事例、または例示として役立つことを意味するために使用される。本明細書で「典型的」と記載された任意の態様または設計は、必ずしも、他の態様または設計に対して好適であるとも、有利であるとも解釈される必要はない。むしろ、「典型的」という用語を用いることは、概念を具体的な方式で表すことが意図されている。
【0026】
図1に示すように、本明細書に記載されたさまざまな実施形態にしたがった無線通信システム100が例示されている。システム100は、複数のアンテナ・グループを含むことができる基地局102を含む。例えば、1つのアンテナ・グループは、アンテナ104およびアンテナ106を含むことができ、別のグループはアンテナ108およびアンテナ110を備えることができ、さらに別のグループはアンテナ112およびアンテナ114を含むことができる。おのおののアンテナ・グループについて2つのアンテナしか例示されていないが、2本より多いアンテナ、または2本より少ないアンテナも、各グループのために利用されうる。基地局102はさらに、送信機チェーンおよび受信機チェーンを含みうる。それらおのおのは、当業者によって理解されるように、信号の送信および受信に関連する複数の構成要素(例えば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、アンテナなど)を備えうる。さらに、基地局102は、家庭基地局、フェムト基地局等でありうる。
【0027】
基地局102は、例えばモバイル・デバイス116のような1または複数のモバイル・デバイスと通信しうる。しかしながら、基地局102は、モバイル・デバイス116と類似した実質的に任意の数のモバイル・デバイスと通信しうることが認識されるべきである。図示するように、モバイル・デバイス116は、アンテナ104およびアンテナ106と通信している。ここで、アンテナ104およびアンテナ106は、順方向リンク118によってモバイル・デバイス116へ情報を送信し、逆方向リンク120によってモバイル・デバイス116から情報を受信する。
【0028】
それに加えて、モバイル・デバイス122、128は、例えば、ピア・トゥ・ピア構成において、互いに通信しうる。さらに、モバイル・デバイス122は、類似のリンク124およびリンク126を使用して、モバイル・デバイス128と通信する。周波数分割デュプレクス(FDD)システムでは、例えば、順方向リンク118は、逆方向リンク120によって使用されるものとは異なる周波数帯域を利用しうる。さらに、時分割デュプレクス(TDD)システムでは、順方向リンク118および逆方向リンク120は、共通の周波数帯域を利用しうる。
【0029】
ピア・トゥ・ピア・アド・ホック・ネットワークでは、例えばデバイス122、122のように、互いの範囲内にあるデバイスは、通信を中継するための基地局102および/または有線インフラストラクチャ無しで互いに直接的に通信しうる。それに加えて、ピア・デバイスまたはノードが、トラフィックを中継しうる。ピア・トゥ・ピア方式で通信するネットワーク内のデバイスは、基地局と同様に機能することができ、トラフィックが最終目的地に達するまで、他のデバイスへトラフィックまたは通信を中継することにより、基地局と同様に機能する。デバイスはまた、ピア・ノード間のデータ送信を管理するために利用される情報を伝送する制御チャネルを送信しうる。
【0030】
通信ネットワークは、無線通信している任意の数のモバイル・デバイスまたはノードを含みうる。おのおののノードは、1または複数の他のノードの範囲内にある場合があり、例えば、(例えば、通信が、最終目的地に達するまでノードからノードへとホップする)マルチ・ホップ・トポグラフィによって、他のノードと通信しうるか、あるいは、他のノードを利用することにより通信しうる。例えば、送信元ノードが、受信先ノードとの通信を求める。送信元ノードと受信先ノードとの間のパケット転送を可能にするために、1または複数の中間ノードが利用されうる。任意のノードが、送信元ノードおよび/または受信先ノードになることができ、情報の送信および/または受信のうちの何れかの機能を実質的に同時に実行しうる(例えば、情報を受信するのとほとんど同時に情報をブロードキャストまたは通信しうる)ことが理解されるべきである。ネットワーク内の何れのノードも、情報を伝送することができ、おのおののノードは、メモリと、メモリに接続され、メモリに保持された命令群を実行するように構成されたプロセッサとを含みうる。
【0031】
いくつかの態様によれば、ユニキャスト情報およびブロードキャスト情報が、送信要求のためのリソース・セットで伝送されうる。ユニキャスト波形は、単一のユーザまたはモバイル・デバイス102に宛先指定されたたパケットを含んでいる。マルチキャスト波形は、例えば、通信ネットワーク内のすべてのモバイル・デバイスのような複数のユーザに宛先指定されたパケットを含んでいる。
【0032】
図2は、通信環境内で、ユニキャスト情報とブロードキャスト情報とを実質的に同時に送信するためのシステム200を例示する。ユニキャスト情報は、宛先指定された受信機に提供され、ブロードキャスト情報は、通信環境内の干渉者に提供される。システム200は、ユニキャスト情報とブロードキャスト情報とを多重化しうる。これは、ユニキャスト部分とブロードキャスト部分とに個別に電力制御を提供しながら、誤ったアラームを緩和しうる。
【0033】
システム200は、ユニキャスト情報および/またはブロードキャスト情報を、受信デバイス204へ送信する送信デバイス202を含んでいる。システム200には、多くの送信デバイス202および受信デバイス204が含まれうるが、単純化の目的で、おのおののうちの1つだけが図示されている。
【0034】
送信デバイス202には、信号を変調および/または符号化するように構成されたエンコーダ206が含まれる。この信号は、適切な無線通信プロトコルにしたがって受信デバイス204へと送信されうる。いくつかの態様によれば、エンコーダ206は、アナログ波形をデジタル信号に変換するためにスピーチ・アナライザを利用するボイス・コーダ(ボコーダ)であるか、あるいは、別のタイプのエンコーダでありうる。エンコーダ206はさらに、ユニキャスト情報208をブロードキャスト情報210と別々に符号化するように構成されうる。
【0035】
ユニキャスト情報は、送信要求を示すために、例えば優先度レベル、バッファ・サイズなどのようなさまざまなタイプの情報を含みうる。ブロードキャスト情報は、(送信電力レベルによって暗黙的に得られる、あるいは、電力レベルを示すビットを用いて明示的に得られる)干渉量、(ユニキャスト情報に含まれる優先度レベルとは異なる優先度レベルであるか、あるいは、同じ優先度レベルでありうる)優先度レベル、あるいはその他のタイプの情報を含みうる。いくつかの態様によれば、ブロードキャスト情報が、ユニキャスト情報と実質的に同時に送信されたかに応じてユニキャスト情報が符号化される。いくつかの態様によれば、パイロットがブロードキャスト部分で送信され、ユニキャスト部分は、受信機において、コヒーレントな復調のために、同じパイロットを利用しうる。したがって、パイロットは、ユニキャスト部分で送信されない場合がある。これは、ブロードキャスト部分に基づくパイロット電力設定が、コヒーレントな復調のために十分強いと仮定している(通常は、このケースになりうる)。
【0036】
ユニキャスト情報および/またはブロードキャスト情報は、1または複数のリソースに含まれうる。ユニキャスト情報とブロードキャスト情報の何れかまたは両方に利用されるリソースの数は、同じ場合も、異なる場合もありうる。いくつかの態様によれば、ユニキャスト情報および/またはブロードキャスト情報のために利用されるリソース数に関し、1対1の関係はない。例えば、態様によれば、ユニキャスト部分は、ユーザによるユニキャスト情報およびブロードキャスト情報の送信のために確保されたすべてのリソースへマップされうる。一方、ブロードキャスト情報は、これらリソースのサブセットに存在しうる。
【0037】
電力制御モジュール212は、情報を復号する信頼性の向上、および、共有リソースにおける干渉の発生の緩和のために、電力制御を実行するように構成される。ブロードキャスト部分210の電力は、一定レベルに保たれるか、あるいは、他のノードに対する干渉を判定するために利用されうる制御情報が対応するデータ送信のための所望電力に比例してスケールされうる。ユニキャスト情報は、宛先指定された受信機が信号を検知できるような電力レベルで送信されるべきである。ブロードキャスト情報は、干渉を受けやすい近隣の多くの受信デバイスが、信号を検知し、これら受信デバイスが受ける干渉の範囲を判定できるような電力で送信されるべきである。したがって、いくつかの態様によれば、ユニキャスト情報は、ブロードキャスト情報の送信に利用される電力レベルよりも低いかまたは高い電力レベルで送信されうる。
【0038】
いくつかの態様によれば、電力は、ユニキャスト部分においては、電力制御モジュール212によって常時送信され、ブロードキャスト部分においては、要求が送られた場合にのみ送信されうる。そのようなアプローチの利点は、ブロードキャスト部分に関する電力送信(要求がなされない場合のゼロ電力を含む)を、宛先指定された受信機へ正しく示しながら、要求の存在に関するターゲット・リソースにおける誤ったアラームの可能性を抑えることである。
【0039】
開示された態様を完全に理解するために、図3は、本明細書に記載された態様のうちの1または複数にしたがって、グリッド内における送信信号300の例を用いて、共有リソースの時間−周波数グリッドを例示する。本明細書に開示されたさまざまな態様は、直交周波数分割多重化(OFDM)に関して説明されうるが、記載された態様とともに他のシグナリング技術も利用されうることが理解されるべきである。横軸302は時間に相当し、縦軸304は周波数を示す。いくつかが306でラベルされている列は、所与のシンボル期間におけるトーンを表す。例えばボックス308のような小型の各ボックスは、トーン・シンボルを表す。これは、単一の送信信号期間にわたる単一のトーンである。OFDMシンボルにおける自由度が、トーン・シンボル308である。
【0040】
さまざまな態様によれば、リソース・セットは、4リソースまたは2リソースを含みうる。3つの異なる4リソース・セットの例が、黒いボックスによって図示されている。310は、水平方向のリソース・セットを表しており、312は、垂直方向のリソース・セットを表している。さらに、分散した黒いボックスによって図示されるように、リソース・セットは、時間−周波数グリッドの全体にわたって分散されうる。
【0041】
図4に示すように、開示された態様とともに利用されるリソース・セットの例が示されている。いくつかの態様によれば、例示された(例えば、4リソースの)リソース・セットは、共有時間−周波数グリッドから選択された隣接するリソースでありうる。しかしながら、開示された態様は、隣接するリソースに限定されない。
【0042】
態様によれば、402では、パリティ・チェック・ビットを含む4ビットのリソース・セットの設計例が例示されている。この例では、リソース・セット402は、ユニキャスト情報のみからなる2ビットを含んでいる。残りの2ビットは主としてブロードキャスト情報のためであるが、ユニキャスト情報のために利用することも可能である。例えば、ユニキャストのみの2ビットは、バッファ・レベル・インジケーションであり、残りの2ビットは、優先度レベルを示しうる。優先度レベル・ビットは、競合している送信ノードのセットからどのようにスケジュールするかを判定するために、所望の受信機によって利用されうる。所望されない受信機は、(意図された送信機からの受信からの)バックオフを実行するかしないかを判定するために、優先度レベル・ビットを利用しうる。
【0043】
404では、パリティ・チェック・ビットのない類似のリソース・セットの設計例が例示される。この図は、実施形態の例を示し、ビット数は、これら図示および記載されたものよりも多い場合も少ない場合もあり、当業者であれば、本明細書に記載された設計の例を容易に修正できることが理解されるべきである。これらリソース・セット402、404の例において、リソース406は、コヒーレントな復調および干渉レベル・インジケーションのためのパイロット・ビットを含む。リソース408は、バッファ・レベル・ビットを含んでおり、ユニキャスト用である。リソース410は、ユニキャストのためにも使用されうるが、主としてブロードキャストのための優先度メトリック・ビットを示している。幾つかの場合においては、宛先指定された受信機もまた、このリソースを利用する。リソース412は、パリティ・チェック・ビットを含んでおり、(例えば、信頼性を向上するために用いられる)オプション用途のためのものである。
【0044】
リソース406の電力レベルは、所望のデータ送信電力に基づきうる。これによって、宛先指定されていない受信機は、干渉を考慮できるようになる。リソース406の電力レベルは、ターゲット受信機におけるチャネル推定が、他のビットを復号するために十分であると仮定される。リソース410およびオプションのリソース412の電力レベルは、送信元のノードが支配的な干渉者となる宛先指定されていない受信機に達することに基づいて電力制御される。いくつかの態様によれば、リソース412は、代わりに、電所望のリソースに対してちょうど良く電力制御されうる。さらに、リソース408の電力レベルは、リンクを閉じるために、ターゲット受信機に対して電力制御される。
【0045】
414では、ヌル要求が例示される。ヌル要求を示すビット“00”は、リソース416で送信される。その他すべてのリソース418、420、422は、ゼロ電力で残る。所望の受信機は、エネルギを検知するために、エネルギ検知の組み合わせ、すなわち、リソース416においてエネルギが存在することと、リソース418、420、422においてエネルギが存在しないこととの組み合わせを用いる。リソース418にエネルギが存在しないことによって、所望されない受信機は、この送信機からの干渉は深刻なものではないと判定できるようになる。いくつかの態様によれば、所望のリンクの信号対雑音比が低い場合、エネルギ検知の信頼性向上のために、ヌル要求送信の電力が上げられる。
【0046】
424には、ユニキャスト情報のみのための2ビットの設計の例が例示される。残りの1ビットは、ユニキャストとブロードキャストとの両方に利用されうる。例えば、ユニキャストのみの2ビットは、バッファ・レベル・インジケーションであり、残りの1ビットは、優先度レベルを示しうる。(緊急であること/緊急ではないことを示す)優先度レベル・ビットは、競合している送信元ノードからどのようにしてスケジュールするかを判定するために所望の受信機によって利用されうる。所望されない受信機は、(意図された送信機からの受信からの)バックオフを実行するかしないかを判定するために、優先度レベル・ビットを利用しうる。
【0047】
この例において、リソース426は、パイロット・ビットおよび優先度ビットを含んでいる直角位相シフト・キーイング(QPSK)信号である。パイロット・ビットは「同相」分岐または「直角位相」分岐上の何れかに存在しうる。同様に、優先度ビットは、パイロットが不在の分岐上に存在するだろう。リソース428におけるビットを復調するために、優先度ビットが、オン/オフ・キーイングを用いてシグナルされることが注目されるべきである。したがって、1つのバイナリ値についてゼロ・エネルギが割り当てられ、他のバイナリ値についてゼロではないエネルギが割り当てられる。リソース428は、所望の受信機に対してバッファ・レベルを示す2ビットを含む。
【0048】
ヌル要求が送信された場合、リソース426にエネルギは割り当てられない。パイロット・ビットが、同相分岐または直角位相分岐のいずれか一方のみに使用される場合、2ビットによる設計424であるこの例では、ビットの検知は、以下にしたがって実行されうる。まず、2つのチャネル推定値が、リソース426に基づいて生成される。1つの推定値は、ゼロに等しい優先度ビットを備え、他の1つの推定値は、1に等しい優先度ビットを備える。2つのチャネル推定値のおのおのの複素共役が、リソース428で受信された複素数値と掛け合わされ、2つの別の判定統計値が得られる。リソース428は、45度のラインと135度のラインにおけるコンステレーション・ポイントを用いたQPSK変調を利用するので、これらラインのうちの1つに対して角度的に最も近い(2つの判定統計値からの)判定統計値が判定される。次に、最も近いコンステレーション・ポイントが発見される。そのコンステレーション・ポイントに対応する2ビットが読み取られる。これは、リソース428における2ビットに着目する。上記からの2つの仮説のうちの何れがリソース428におけるビットについて使用されるかに基づいて、リソース426におけるビットが読み取られる。
【0049】
再び図2に示すように、送信デバイス202は、要求がない場合、ユニキャスト部分で(あるいは、要求の不在を示すシーケンスまたはインジケータに基づいて合意された何れかで)“00”を送信するように構成されたヌル・インジケータ214を含みうる。“00”は、ヌル要求を示し、ヌル要求が送信された場合には、ブロードキャスト部分で電力は送信されない(あるいは、極く僅かしか電力が送信されない)。受信デバイスは、ブロードキャスト情報における電力レベルと、ユニキャスト部分における復号されたビットとを結合することによって、要求を検知しうる。これは、(例えば、要求がない場合に要求が存在すると検知するような)誤ったアラームの可能性を緩和するために利用されうる。多くの干渉をもたらすとして、受信機によってブロックされており、データ部分におけるどのデータも送信できないと送信機が判定した場合、ヌル要求が使用される。送信機が、送信すべきデータを有しているが、近隣の受信機によって、送信することが阻止されていることを受信機に対して示すために、ヌル要求が利用される。したがって、ヌル要求は、受信機に対して、送信機が送信するための機会を作るために、受信機は、媒体を求めて競合する必要があることを知らせる。
【0050】
例えば、送信デバイス202は、その優先度レベルが低すぎるために、情報を伝送することができない。しかしながら、送信すべき情報があるが、近隣における受信機が広告しているものに対して優先度レベルが低いために送信されないことを、受信デバイス204に対して通知する必要がある。あるいは、送信デバイス202は、送信すべき情報を有しておらず、受信デバイスに対して、情報がないと通知する理由がある。これらの状況(あるいはその他の理由)のうちの何れにおいても、ユニキャスト部分でヌル要求が送信され、ブロードキャスト部分でいずれの情報も送信されない。電力はユニキャスト部分で送信されるので、ヌル要求は、宛先指定された受信機によってのみ受信される。送信デバイス202が干渉しうるその他のデバイスは、ヌル要求を検知しない。
【0051】
システム200は、送信デバイス202と動作可能に接続されたメモリ216を含みうる。メモリ216は、送信デバイス202の外部に存在しうるが、送信デバイスの内部にも存在しうる。メモリ216は、1または複数のリソースにおけるユニキャスト情報を符号化することと、ブロードキャスト情報が、ユニキャスト情報と実質的に同時に送信される場合、1または複数のリソースにおけるブロードキャスト情報を符号化することと、に関連する情報を格納しうる。さらに、メモリ216は、ユニキャスト情報およびブロードキャスト情報のために電力を選択的に制御することと、ユニキャスト情報とブロードキャスト情報を、要求に応じて、1または複数の受信デバイスへ送信することと、に関連する情報を格納しうる。メモリ216はまた、ピア・トゥ・ピアまたはアド・ホック通信ネットワークでありうる通信ネットワークにおいて、共通のパイロットを用いて、個別のユニキャスト情報およびブロードキャスト情報をシグナルすることに関連するその他の適切な情報に関連する情報をも格納しうる。
【0052】
プロセッサ218は、送信デバイス202(および/またはメモリ216)に動作可能に接続されており、メモリに保持された命令群を実行するように構成されている。プロセッサ218は、送信デバイス202によって送信された情報の分析および/または送信デバイス202によって送信される情報の生成に特化されたプロセッサであるか、システム200のうちの1または複数の構成要素を制御するプロセッサであるか、および/または、送信デバイス202によって送信された情報の分析および/または送信デバイス202によって送信される情報の生成と、システム200のうちの1または複数の構成要素を制御とを行うプロセッサでありうる。
【0053】
メモリ216は、ユニキャスト情報およびブロードキャスト情報をシグナリングすることに関連付けられたプロトコルを格納し、送信デバイス202と1または複数の受信デバイスとの間等の通信を制御するための動作を講じる。これによって、システム200は、本明細書に記載されたように、無線ネットワークにおいて、向上された通信を達成するために、格納されたプロトコルおよび/またはアルゴリズムを適用できるようになる。本明細書に記載されたデータ・ストア(例えば、メモリ)構成要素は、揮発性メモリまたは不揮発性メモリの何れかであるか、あるいは揮発性メモリと不揮発性メモリとの両方を含みうることが認識されるべきである。限定ではなく、一例として、不揮発性メモリは、読取専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、EPROM(EPROM)、EEROM(EEPROM)、あるいはフラッシュ・メモリを含みうる。揮発性メモリは、外部キャッシュ・メモリとして動作するランダム・アクセス・メモリ(RAM)を含みうる。限定ではなく、一例として、RAMは、例えばシンクロナスRAM(DRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、ダブル・データ・レートSDRAM(DDR SDRAM)、エンハンストSDRAM(ESDRAM)、Synchlink DRAM(SLDRAM)、およびダイレクト・ラムバスRAM(DRRAM)のような多くの形式で利用可能である。開示された態様のメモリ220は、限定することなく、これらのタイプのメモリおよびその他の適切なタイプのメモリを備えることが意図されている。
【0054】
図5は、通信環境内でユニキャスト情報およびブロードキャスト情報を受信するシステム500を例示する。システム500は、送信デバイス504(例えば、図2の送信デバイス202)からユニキャスト情報および/またはブロードキャスト情報を受信する受信デバイス502を含んでいる。システム500には多くの受信デバイスおよび送信デバイスを含まれうるが、簡略化の目的のために、おのおののうちの1つだけが図示されている。
【0055】
受信デバイス502は、処理のために、受信した信号および/またはデータ・パケットを復号するデコーダ506を含む。デコーダ506は、受信した信号を、ユニキャスト部分508および/またはブロードキャスト部分510と、これらに含まれる情報とについて評価する。
【0056】
受信デバイス502には、ユニキャスト情報508および/またはブロードキャスト情報510に関する電力が受信されたかを判定するように構成された電力検知モジュール512も含まれている。ユニキャスト情報508の電力は、ほとんどの場合において受信されるのに対し、ブロードキャスト情報510の電力は、(非ヌル)要求が受信された場合にのみ受信されうる。
【0057】
受信デバイス502にはさらにヌル検知器514が含まれている。ヌル検知器514は、ユニキャスト部分508において“00”が受信されたかを判定するように構成されうる。“00”は、ヌル要求を示し、ブロードキャスト部分に電力がないことを示す。この要求の存在は、ブロードキャスト情報510における電力レベルと、ユニキャスト情報508において復号されたビットとを結合することによって検知されうる。ヌル要求は、誤ったアラームの可能性を緩和しうる。
【0058】
システム500は、受信デバイス502に動作可能に接続されたメモリ516を含みうる。メモリ516は、受信デバイス502の外側にあるか、あるいは、受信デバイス502内に存在しうる。メモリ516は、信号を受信することと、この信号が、ユニキャスト部分に電力を含んでいるか、ユニキャスト部分とブロードキャスト部分との両方に電力を含んでいるかを判定することと、この電力判定に基づいて、この信号を選択的に復号することと、に関連する情報を格納しうる。メモリ516はまた、通信ネットワークにおいて送信された信号および受信された信号に関連するその他の適切な情報をも保持しうる。プロセッサ518は、通信ネットワークにおいて、ユニキャスト情報とブロードキャスト情報とを個別に含む共通パイロットを受信することに関連する情報の分析を容易にするために、受信デバイス502(および/またはメモリ516)に動作可能に接続されうる。プロセッサ518は、受信デバイス502によって受信された情報の分析および/または生成に特化されたプロセッサであるか、システム500のうちの1または複数の構成要素を制御するプロセッサであるか、および/または、受信デバイス502によって受信された情報の分析および/または生成と、システム500のうちの1または複数の構成要素の制御とを行うプロセッサでありうる。
【0059】
メモリ516は、ユニキャスト情報およびブロードキャスト情報を復号することに関連付けられたプロトコルを格納し、送信デバイス504と受信デバイス502との間等の通信を制御するための動作を講じる。これによって、システム500は、本明細書に記載されたように、無線ネットワークにおいて、向上された通信を達成するために、格納されたプロトコルおよび/またはアルゴリズムを適用できるようになる。
【0060】
いくつかの態様によれば、図2の送信デバイス202および図5の受信デバイス502に関連付けられた構成要素は、別々のデバイスとして例示および説明されているが、単一のデバイスに含まれうる。したがって、本明細書で開示された態様によれば、単一のデバイスが、情報の送信と受信との両方の機能を含みうる。それゆえ、本明細書で開示された態様によれば、単一のデバイスが、情報を送信および/または受信しうる。
【0061】
上述され図示された典型的なシステムを考慮すると、開示された主題にしたがって実現されうる方法は、以下のフローチャートを参照してより良く理解されるだろう。説明の単純化の目的のために、これら方法は一連のブロックとして図示および説明されているが、権利主張される主題は、いくつかのブロックは、本明細書に図示および記載されたものとは異なる順序で実行されたり、および/または、他のブロックと実質的に同時に実行されうるので、ブロックの数または順序によって限定されないことが理解および認識されるべきである。さらに、後述する方法を実現するために、例示されたすべてのブロックが、必ずしも必要とされる訳ではない。これらブロックに関連付けられた機能は、ソフトウェア、ハードウェア、これらの組み合わせ、あるいは、その他任意の適切な手段(例えば、デバイス、システム、プロセス、構成要素)によって実現されうることが認識されるべきである。それに加えて、以下に開示される方法および本明細書全体にわたる方法は、これら方法をさまざまなデバイスへ伝送および転送することを容易にするために、製造物品に格納されることが可能であることが認識されるべきである。当業者であれば、方法は、代わりに、例えば状態図のような一連の関連する状態またはイベントとして表現されうることを理解および認識するだろう。
【0062】
図6は、通信システムにおいてユニキャスト情報とブロードキャスト情報とを多重化する方法600を図示する。いくつかの態様によれば、制御リソースは共有されうる。方法600は、誤ったアラームを緩和しうるので、ユニキャスト部分とブロードキャスト部分について、適切な電力制御を個別に行うことが可能となる。ユニキャスト部分の電力制御によれば、宛先指定された受信機へ確実に情報を転送するためにちょうど十分な電力を用いることによって、ユニキャスト制御部分を良好に再使用できるようになる。ブロードキャスト部分は、干渉が確認される電力を伝送しうる。
【0063】
方法600は602で開始される。ここでは、1または複数のリソースにおけるユニキャスト情報が符号化される。604では、ブロードキャスト情報がユニキャスト情報とともに送信されるのであれば、1または複数のリソースのサブセットにおけるブロードキャスト情報が符号化される。ブロードキャスト情報のリソースは、ユニキャスト情報のリソースのサブセットである。ユニキャスト情報は、ブロードキャスト情報がユニキャスト情報と実質的に同時に送信されるかに応じて符号化される。
【0064】
いくつかの態様によれば、1または複数のリソースは、共有時間−周波数グリッドのリソース・セットから選択された隣接リソースである。それに加えて、1または複数のリソースは、ユニキャスト情報のための第1のビットと、ブロードキャスト/ユニキャスト情報のための少なくとも第2のビットとを含みうる。ユニキャスト情報のビットは、バッファ・レベル・インジケーションでありうる。また、ブロードキャスト/ユニキャスト情報のビットは、優先度レベルを示す。
【0065】
606では、ユニキャスト情報およびブロードキャスト情報の電力が選択的に制御される。いくつかの態様によれば、ユニキャスト情報の電力、および、ブロードキャスト情報の電力は、個別に制御される。いくつかの態様によれば、ユニキャスト情報の電力、および、ブロードキャスト情報の電力を選択的に制御することは、1または複数の(宛先指定されていない)受信デバイスが干渉を判定することを支援するために、ブロードキャスト情報のうちの少なくとも一部の電力を維持することを含む。608では、ユニキャスト情報およびブロードキャスト情報が、送信要求として、1または複数の受信デバイスに送信される。
【0066】
いくつかの態様によれば、ユニキャスト情報およびブロードキャスト情報の電力を制御することは、ターゲット受信機へのリンクを閉じることに基づいて、ユニキャスト部分の電力を選択することを含む。ブロードキャスト部分の電力は、宛先指定されていない受信機が受けると予測される干渉のレベルを示すことができるように、ブロードキャスト部分の電力が、データ送信のために望まれる電力レベルに基づいて選択されうる。
【0067】
いくつかの態様によれば、送信要求が送られたかについての判定がなされうる。送信要求を送信することができない場合、ユニキャスト部分でヌル要求が送信され、ブロードキャスト情報部分に電力は加えられない。このヌル要求は、送信デバイスが、データ送信要求を伝送したいが、この要求を伝送することを禁じられていることを示す。
【0068】
その代わりに、あるいは、それに加えて、1または複数のリソースが、パイロット・ビット、優先度メトリック・ビット、およびオプションのパリティ・チェック・ビットを含みうる。方法600は、ターゲット受信機において、干渉レベル・インジケーションのためのパイロット・ビットに電力を提供することを含む。方法600はまた、送信デバイスが支配的な干渉物である場合、宛先指定されていない受信機に影響がおよぶことに基づいて、優先度メトリック・ビットおよびオプションのパリティ・チェック・ビットにおける電力レベルを電力制御することを含む。
【0069】
図7は、多重化されたユニキャスト情報およびブロードキャスト情報を受信する方法700を例示する。方法700は702で開始される。ここでは、信号が受信される。受信された信号は、ユニキャスト情報、あるいは、ユニキャスト情報とブロードキャスト情報とを含みうる。
【0070】
704では、ユニキャスト情報および/またはブロードキャスト情報の電力レベルが判定される。いくつかの態様によれば、送信要求を検知するために、ブロードキャスト情報の電力レベルが、ユニキャスト部分の復号されたビットと結合されうる。いくつかの態様によれば、ブロードキャスト部分における無電力は、ヌル要求を示す。ヌル要求は、送信デバイスがデータ送信要求を伝送したいが、この要求を伝送することを禁じられていることを示す。
【0071】
706では、ユニキャスト信号の電力レベル、および/または、ブロードキャスト信号の電力レベルに基づいて、信号が選択的に復号される。方法700はまた、この要求を送信デバイスが伝送するための機会を作るために、共有制御リソースを求めて競合することを含む。
【0072】
いくつかの態様によれば、受信機は、宛先指定された受信機であって、ユニキャスト部分は、バッファ・レベル・インジケーションを含み、結合されたブロードキャスト部分およびユニキャスト部分は、優先度レベルを示す。方法700は、競合している送信デバイスのセットからスケジュールするために、優先度レベルを利用することを含む。
【0073】
いくつかの態様によれば、受信機は、宛先指定されていない受信機である。ユニキャスト部分は、バッファ・レベル・インジケーションを含み、結合されたブロードキャスト部分およびユニキャスト部分は、優先度レベルを示す。方法700は、バックオフすべきかを判定するために、優先度レベル・ビットを利用することを含む。いくつかの態様によれば、受信機が、宛先指定されていない受信機である場合、方法700は、パイロット電力レベルに応じて干渉を推定することを含みうる。
【0074】
図8を参照して、開示された態様のうちの1または複数にしたがって、通信システムにおいて、多重化されたユニキャスト情報およびブロードキャスト情報の送信および/または受信を容易にするシステム800が例示される。システム800は、ユーザ・デバイス内、あるいは基地局内に存在しうる。システム800は、例えば受信機アンテナから信号を受信する受信機802を備える。受信機802は、受信した信号に対して、例えば、フィルタリング、増幅、および、およびダウンコンバートのような一般的な処理を実行する。受信機802はまた、この調整された信号をデジタル化して、サンプルを取得しうる。復調器804は、各シンボル期間においてシンボルを取得するのみならず、取得したシンボルをプロセッサ806へ提供する。
【0075】
プロセッサ806は、受信機802によって受信された情報の分析、および/または、送信機808による送信のための情報の生成に特化されたプロセッサでありうる。それに加えて、あるいは、その代わりに、プロセッサ806は、ユーザ・デバイス800のうちの1または複数の構成要素を制御し、受信機802によって受信された情報を分析し、送信機808による送信のための情報を生成し、および/または、ユーザ・デバイス800のうちの1または複数の構成要素を制御しうる。プロセッサ806は、追加のユーザ・デバイスとの通信を調整することができるコントローラ構成要素を含むことができる。
【0076】
ユーザ・デバイス800はさらに、プロセッサ806に動作可能に接続されたメモリ808を備えうる。このメモリ808は、通信を調整することに関連する情報、および、その他任意の適切な情報を格納しうる。態様によれば、メモリ810はさらに、共通パイロットを用いてユニキャスト情報とブロードキャスト情報を個別にシグナリングすることに関連付けられたプロトコルを格納しうる。本明細書に記載されたデータ格納(例えば、メモリ)構成要素は、揮発性メモリまたは不揮発性メモリの何れかであるか、あるいは、揮発性メモリと不揮発性メモリとの両方を含みうることが認識されるだろう。限定ではなく、一例として、不揮発性メモリは、読取専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、EPROM(EPROM)、EEROM(EEPROM)あるいはフラッシュ・メモリを含みうる。揮発性メモリは、外部キャッシュ・メモリとして動作するランダム・アクセス・メモリ(RAM)を含みうる。限定ではなく例示によって、RAMは、例えばシンクロナスRAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、ダブル・データ・レートSDRAM(DDR SDRAM)、エンハンストSDRAM(ESDRAM)、シンクリンクDRAM(SLDRAM)、およびダイレクト・ラムバスRAM(DRRAM)のような多くの形態で利用可能である。主題とするシステムおよび/または方法のメモリは、限定されることなく、これらメモリおよびその他任意の適切なタイプのメモリを備えることが意図される。ユーザ・デバイス800はさらに、シンボル変調器812を備えうる。送信機808は、変調された信号を送信するように構成される。
【0077】
ユーザ・デバイス800はさらに、エンコーダ814に動作可能に接続されている。エンコーダ814は、ブロードキャスト情報が、ユニキャスト情報と実質的に同時に送信されるべきかに応じて、ユニキャスト情報を選択的に符号化する。エンコーダ814はまた、ブロードキャスト情報を符号化しうる。
【0078】
さらには、送信要求が送信されるべきかに依存して、ユニキャスト部分および/またはブロードキャスト部分に選択的に電力を含む電力制御モジュール816が含まれている。例えば、ヌル要求が送信されるべきである場合、ブロードキャスト部分に無電力が割り当てられる。いくつかの態様によれば、電力制御モジュール816は、受信した信号におけるユニキャスト部分および/またはブロードキャスト部分の電力レベルを判定する。エンコーダ814および電力制御モジュール816は、プロセッサ806および/またはメモリ810に通信可能に接続されうる。
【0079】
図9を参照して、通信システムにおいて、ユニキャスト情報およびブロードキャスト情報を多重化するシステム900の例が示される。例えば、システム900は、モバイル・デバイス内に少なくとも部分的に存在しうる。システム900は、プロセッサ、ソフトウェア、またはこれらの組み合わせ(例えば、ファームウェア)によって実現される機能を表す機能ブロックでありうる機能ブロックを含むものとして表されていることが認識されるべきである。
【0080】
システム900は、個別または連携して動作する電子構成要素の論理グループ902を含む。例えば、論理グループ902は、1または複数のリソースにおけるユニキャスト情報を符号化するための電子構成要素894を含む。ユニキャスト情報は、ブロードキャスト情報が、ユニキャスト情報と実質的に同時に送信されるかに応じて符号化される。
【0081】
論理グループ902はまた、1または複数のリソースにおけるブロードキャスト情報を符号化するための電子構成要素906を含む。これらリソースは、ユニキャスト情報のリソースのサブセットでもありうる。ブロードキャスト情報がユニキャスト情報とともに送信される場合、ブロードキャスト情報は符号化されうる。
【0082】
論理グループ902はまた、ユニキャスト情報の電力と、ブロードキャスト情報の電力とを選択的に制御するための電子構成要素908を含む。ユニキャスト情報の電力とブロードキャスト情報の電力とは、個別に制御される。ユニキャスト情報とブロードキャスト情報の電力とを選択的に制御することは、1または複数の受信デバイスが干渉を判定することを支援するために、ブロードキャスト情報の電力を維持することを備える。さらに、論理グループ902は、ユニキャスト情報およびブロードキャスト情報を1または複数の受信デバイスへ送信するための電子構成要素910を含む。
【0083】
いくつかの態様によれば、論理グループ902は、要求が送信されないと判定するための電子構成要素912と、ユニキャスト部分でヌル要求を送信するための電子構成要素914とを含む。論理グループ902にはまた、ブロードキャスト情報部分に無電力を適用するための電子構成要素916が含まれうる。
【0084】
それに加えて、システム900は、電子構成要素904、906、908、910およびその他の構成要素に関連付けられた機能を実行するための命令群を保持するメモリ912を含みうる。メモリ912の外側にあると示されているが、電子構成要素904、906、908、910のうちの1または複数は、メモリ912内に存在できることが理解されるべきである。
【0085】
図10は、通信システムにおいて、多重化されたユニキャスト情報およびブロードキャスト情報を受信するシステム1000を図示する。システム1000は、モバイル・デバイス内に少なくとも部分的に存在することができる。システム1000は、プロセッサ、ソフトウェア、またはこれらの組み合わせ(例えば、ファームウェア)によって実現される機能を表す機能ブロックでありうる機能ブロックを含むものとして表されている。
【0086】
システム1000は、個別または連携して動作する電子構成要素の論理グループ1002を含む。論理グループ1002は、信号を受信するための電子構成要素1004を含むことができる。この受信された信号は、ユニキャスト部分および/またはブロードキャスト部分を含みうる。
【0087】
論理グループ1002はまた、この信号が、ユニキャスト部分に電力を含んでいるのか、ユニキャスト部分とブロードキャスト部分との両方に電力を含んでいるのかを判定するための電子構成要素1006を含みうる。さらに、論理グループ1002は、この電力判定に基づいて、信号を選択的に復号するための電子構成要素1008を含みうる。ブロードキャスト部分に電力がないことは、ヌル要求を示す。ヌル要求は、データ送信要求が送信されないことを示す。態様によれば、ビットがユニキャスト部分でもブロードキャスト部分でも送信されず、送信機がデータを送信する必要がないことを示す場合に、ヌル要求が利用される。
【0088】
いくつかの態様によれば、論理グループ1002は、送信要求を検知するために、ブロードキャスト情報の電力レベルと、ユニキャスト部分の復号されたビットとを結合するための電子構成要素1010を含む。
【0089】
それに加えて、システム1000は、電子構成要素1004、1006、1008、1010、およびその他の電子構成要素に関連付けられた機能を実行するための命令群を保持するメモリ1012を含みうる。メモリ1012の外側にあると示されているが、電子構成要素1004、1006、1008、1010のうちの1または複数が、メモリ1012内に存在しうることが理解されるべきである。
【0090】
本明細書に記載された態様は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいはこれら任意の組み合わせによって実現されうることが理解されるべきである。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能媒体に格納されるか、1または複数の命令群またはコードとして送信されうる。コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータ記憶媒体と通信媒体との両方を含む。これらは、コンピュータ・プログラムのある場所から別の場所への転送を容易にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータまたは特別目的コンピュータによってアクセスされうる任意の利用可能な媒体でありうる。限定ではなく、一例として、そのようなコンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶装置、あるいは、命令群またはデータ構造の形式で所望のプログラム・コード手段を伝送または格納するために使用され、かつ、汎用コンピュータまたは特別目的コンピュータ、あるいは、汎用プロセッサまたは特別目的プロセッサによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。さらに、いかなる接続も、コンピュータ読取可能媒体と適切に称される。同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術が、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(CD)、レーザ・ディスク、光ディスク、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルー・レイ・ディスクを含む。これらdiscは、レーザを用いてデータを光学的に再生する。それに対して、diskは、通常、データを磁気的に再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能媒体の範囲内に含まれるべきである。
【0091】
本明細書に開示された態様に関連して記載された例示的なさまざまなロジック、論理ブロック、モジュール、および回路が、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)またはその他のプログラマブル・ロジック・デバイス、ディスクリート・ゲートまたはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または、本明細書に記載された機能を実行するように設計されたこれら任意の組み合わせとともに実装または実行される。汎用プロセッサとしてマイクロ・プロセッサを用いることが可能であるが、代わりに、従来技術によるプロセッサ、コントローラ、マイクロ・コントローラ、あるいは状態機器を用いることも可能である。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成である計算デバイスの組み合わせとして実現することも可能である。それに加えて、少なくとも1つのプロセッサは、上述したステップおよび/または動作のうちの1または複数を実行するように動作可能な1または複数のモジュールを備えうる。
【0092】
ソフトウェアで実現する場合、本明細書に記載された技術は、本明細書に記載された機能を実行するモジュール(例えば、手続、機能など)によって実現されうる。ソフトウェア・コードは、メモリ・ユニット内に格納され、プロセッサによって実行されうる。メモリ・ユニットは、プロセッサの内部に、またはプロセッサの外部に実装されうる。プロセッサの外部に実装される場合、当該技術分野で周知であるさまざまな手段によってプロセッサに通信可能に接続されうる。さらに、少なくとも1つのプロセッサが、本明細書に記載された機能を実行するように動作可能な1または複数のモジュールを含むことができる。
【0093】
本明細書に記載された技術は、例えばCDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、およびその他のシステムのようなさまざまな無線通信システムのために使用される。「システム」、「ネットワーク」という用語はしばしば置換可能に使用される。CDMAシステムは、例えばユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、CDMA2000などのようなラジオ技術を実現することができる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)およびCDMAのその他の変形を含んでいる。さらに、CDMA2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAシステムは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))のような無線技術を実現することができる。OFDMAシステムは、例えばイボルブドUTRA(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDMなどを実現することができる。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)は、ダウンリンクではOFDMAを適用し、アップリンクではSC−FDMAを適用するE−UTRAを用いるUMTSのリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、およびGSMは、「第3世代パートナシップ計画プロジェクト」(3GPP)と命名された組織からのドキュメントに記載されている。それに加えて、CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された組織からのドキュメントに記載されている。さらに、そのような無線通信システムは、しばしばアンペア(unpaired)な無許可のスペクトルを用いるピア・トゥ・ピア(例えば、モバイル・トゥ・モバイル)アド・ホック・ネットワーク・システム、802xx無線LAN、Bluetooth(登録商標)、および、その他任意の短距離または長距離の無線通信技術を含みうる。
【0094】
単一キャリア変調および周波数領域等値化を利用する単一キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)は、開示された態様とともに利用されうる技術である。SC−FDMAは、OFDMAシステムと同等のパフォーマンス、および、実質的に同程度の全体的な複雑さを有する。SC−FDMA信号は、その固有のシングル・キャリア構造により、低いピーク対平均電力比(PAPR)を有する。SC−FDMAは、送信電力効率の観点から、低いPAPRがモバイル端末に利益をもたらすアップリンク通信において利用されうる。
【0095】
さらに、本明細書に記載のさまざまな態様または特徴は、標準的なプログラミング技術および/またはエンジニアリング技術を用いた方法、装置、または製造物品として実現されうる。本明細書で使用される用語「製造物品」は、任意のコンピュータ読取可能デバイス、キャリア、または媒体からアクセスすることが可能なコンピュータ・プログラムを含むことが意図される。例えば、コンピュータ読取可能媒体は、限定される訳ではないが、磁気記憶装置(例えば、ハード・ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなど)、光ディスク(例えば、コンパクト・ディスク(CD)、DVDなど)、スマート・カード、およびフラッシュ・メモリ・デバイス(例えば、EPROM、カード、スティック、キー・ドライブなど)を含みうる。さらに、本明細書に記載されたさまざまな記憶媒体は、情報を格納するための1または複数のデバイス、および/または、その他の機械読取可能媒体を表すことができる。用語「機械読取可能媒体」は、限定されることなく、無線チャネル、および、命令群および/またはデータを格納、包含、および/または搬送することができるその他任意の媒体を含みうる。それに加えて、コンピュータ・プログラム製品は、本明細書に記載された機能をコンピュータに対して実行させるように動作可能な1または複数の命令群またはコードを有するコンピュータ読取可能媒体を含むことができる。
【0096】
さらに、本明細書に開示された態様に関連して記載された方法またはアルゴリズムからなるステップおよび/または動作は、ハードウェア内に直接的に組み込まれるか、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールによって組み込まれるか、これら2つの組み合わせに組み込まれうる。ソフトウェア・モジュールは、RAMメモリ、フラッシュ・メモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハード・ディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM、あるいは、当該技術で周知のその他任意の形態の記憶媒体内に存在しうる。典型的な記憶媒体は、プロセッサに結合されており、これによって、プロセッサは、記憶媒体との間で情報を読み書きできるようになる。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。さらに、ある態様では、プロセッサと記憶媒体が、ASIC内に存在しうる。さらに、ASICは、ユーザ端末に存在することができる。あるいはプロセッサと記憶媒体とは、ユーザ端末内のディスクリート部品として存在することができる。さらに、いくつかの態様では、方法またはアルゴリズムのステップおよび/または動作は、機械読取可能媒体および/またはコンピュータ読取可能媒体上の1または任意の組み合わせ、または、コードおよび/または命令群のセットとして存在する。これらは、コンピュータ・プログラム製品に組み込まれうる。
【0097】
先の開示は例示的な態様について議論しているが、記載された態様、および/または、特許請求の範囲によって定義された態様のスコープから逸脱することなく、さまざまな変形および修正がなされうることが注目されるべきである。したがって、記載された態様は、特許請求の範囲のスコープ内にあるそのようなすべての変形、修正、および変更を含むことが意図される。さらに、記載された態様の要素および/または態様は、単数形で記載または権利主張されているが、単数に対する限定が明確に述べられていないのであれば、複数が考慮される。それに加えて、それ以外であると述べられていないのであれば、任意の態様のうちのすべてまたは一部が、その他任意の態様のすべてまたは一部とともに利用される。
【0098】
「含む」という用語が、発明を実施するための形態または特許請求の範囲のうちの何れかで使用されている限り、この用語は、「備える」という用語が、請求項における遷移語として適用される場合に解釈されるように、包括的であることが意図される。さらに、発明を実施するための形態または特許請求の範囲で使用される用語「または」は、排他的な「または」ではなく、包括的な「または」を意味することが意図される。すなわち、別に示されていない場合、あるいは、文脈から明らかではない場合、「XはAまたはBを適用する」という句は、自然な包括的な置き換えのうちの何れかを意味することが意図されている。すなわち、「XはAまたはBを使用する。」という句は、以下の例のうちの何れによっても満足される。XはAを使用する。XはBを使用する。あるいは、XはAとBとの両方を使用する。さらに、本願および特許請求の範囲で使用されているような冠詞“a”および“an”は、特に指定されていない場合、あるいは、単数を対象としていることが文脈から明らかではない場合、一般に、「1または複数」を意味するものと解釈されるべきである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信システムにおいて、ユニキャスト情報およびブロードキャスト情報を多重化するために、送信デバイスによって実行される方法であって、
1または複数のリソースにおけるユニキャスト情報を符号化することと、
前記ブロードキャスト情報が前記ユニキャスト情報とともに送信される場合、前記1または複数のリソースのサブセットにおけるブロードキャスト情報を符号化することと、 前記ユニキャスト情報および前記ブロードキャスト情報を、送信要求として、1または複数の受信デバイスへ送信することと
を備える方法。
【請求項2】
前記ユニキャスト情報は、前記ブロードキャスト情報が前記ユニキャスト情報と実質的に同時に送信されるかに応じて符号化される請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記送信要求が生成されないと判定することと、
ユニキャスト部分でヌル要求を送信することと、
ブロードキャスト情報部分に無電力を適用することと
をさらに備える請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記ユニキャスト情報および前記ブロードキャスト情報のための電力を個別に制御することをさらに備える請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記ユニキャスト情報および前記ブロードキャスト情報のための電力を個別に制御することは、1または複数の受信デバイスが干渉を判定することを支援するために、前記ブロードキャスト情報のうちの少なくとも一部の電力を維持することを備える請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記ユニキャスト情報および前記ブロードキャスト情報のための電力を個別に制御することは、
ターゲット受信機へのリンクを閉じることに基づいて、ユニキャスト部分の電力を選択することと、
干渉レベル・インジケーションに基づいて、ブロードキャスト部分の電力を選択することと
を備える請求項4に記載の方法。
【請求項7】
前記1または複数のリソースは、共有時間−周波数グリッドのリソース・セットから選択された隣接するリソースである請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記1または複数のリソースは、ユニキャスト情報のための第1のビットと、ブロードキャスト情報およびユニキャスト情報のための少なくとも第2のビットとを含む請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記ユニキャスト情報のための第1のビットは、バッファ・レベル・インジケーションであり、前記ブロードキャスト情報およびユニキャスト情報のための少なくとも第2のビットは、優先度レベルを示す請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記1または複数のリソースは、パイロット・ビット、優先度メトリック・ビット、およびオプションのパリティ・チェック・ビットを備え、
前記方法はさらに、
ターゲット受信機において干渉レベル・インジケーションのためのパイロット・ビットに電力を提供することと、
前記送信デバイスが支配的な干渉物である場合、宛先指定されていない受信機に影響がおよぶことに基づいて、優先度メトリック・ビットおよびオプションのパリティ・チェック・ビットにおける電力レベルを電力制御することと
を備える請求項1に記載の方法。
【請求項11】
無線通信装置であって、
第1のリソースにおけるユニキャスト情報を符号化することと、ブロードキャスト情報が前記ユニキャスト情報とともに送信される場合、少なくとも第2のリソースにおけるブロードキャスト情報およびユニキャスト情報を符号化することと、前記第1のリソースおよび前記第2のリソースを、送信要求として、1または複数の受信デバイスへ送信することと、に関連する命令群を保持するメモリと、
前記メモリに接続され、前記メモリに保持された命令群を実行するように構成されたプロセッサと
を備える無線通信装置。
【請求項12】
前記メモリはさらに、前記ユニキャスト情報および前記ブロードキャスト情報のための電力レベルを制御すること、に関連する命令群を保持する請求項11に記載の無線通信装置。
【請求項13】
前記メモリはさらに、1または複数の受信デバイスが干渉を判定することを支援するために、前記ブロードキャスト情報のための電力を維持すること、に関連する命令群を保持する請求項12に記載の無線通信装置。
【請求項14】
前記メモリはさらに、
前記送信要求が生成されないと判定することと、
ユニキャスト部分でヌル要求を送信することと、
ブロードキャスト情報部分に無電力を適用することと、
に関連する命令群を保持する請求項11に記載の無線通信装置。
【請求項15】
エネルギ検知の信頼性を向上するために、前記ヌル要求の電力が上げられる請求項14に記載の無線通信装置。
【請求項16】
前記メモリはさらに、
ターゲット受信機へのリンクを閉じることに基づいて、ユニキャスト部分の電力を選択することと、
干渉レベル・インジケーションに基づいて、ブロードキャスト部分の電力を選択することと、
に関連する命令群を保持する請求項11に記載の無線通信装置。
【請求項17】
ユニキャスト情報のための前記第1のリソースは、バッファ・レベル・インジケーションを含み、ブロードキャスト情報およびユニキャスト情報のための前記少なくとも第2のリソースは、優先度レベルを示す請求項11に記載の無線通信装置。
【請求項18】
装置であって、
1または複数のリソースにおけるユニキャスト情報を符号化する手段と、
ブロードキャスト情報が前記ユニキャスト情報とともに送信される場合、1または複数のリソースにおけるブロードキャスト情報を符号化する手段と、
前記ユニキャスト情報および前記ブロードキャスト情報を、送信要求として、1または複数の受信デバイスへ送信する手段と
を備える装置。
【請求項19】
前記ユニキャスト情報は、ブロードキャスト情報が前記ユニキャスト情報と実質的に同時に送信されるかに応じて符号化される請求項18に記載の装置。
【請求項20】
前記ユニキャスト情報および前記ブロードキャスト情報のための電力を個別に制御する手段をさらに備える請求項18に記載の装置。
【請求項21】
前記個別に制御する手段は、前記1または複数の受信デバイスが干渉を判定することを支援するために、前記ブロードキャスト情報の電力を維持する請求項20に記載の装置。
【請求項22】
前記送信要求が生成されないと判定する手段と、
ユニキャスト部分でヌル要求を送信する手段と、
ブロードキャスト情報部分に無電力を適用する手段と
をさらに備える請求項20に記載の装置。
【請求項23】
前記ユニキャスト情報および前記ブロードキャスト情報のための電力を個別に制御する手段は、ターゲット受信機へのリンクを閉じることに基づいて、ユニキャスト部分の電力を選択し、干渉レベル・インジケーションに基づいて、ブロードキャスト部分の電力を選択する請求項20に記載の装置。
【請求項24】
前記1または複数のリソースは、共有時間−周波数グリッドのリソース・セットから選択された隣接するリソースである請求項18に記載の装置。
【請求項25】
前記1または複数のリソースは、ユニキャスト情報のための第1のビットと、ブロードキャスト情報およびユニキャスト情報のための少なくとも第2のビットとを含む請求項24に記載の装置。
【請求項26】
コンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品であって、
前記コンピュータ読取可能媒体は、
コンピュータに対して、1または複数のリソースにおけるユニキャスト情報を符号化させるための第1のコードのセットと、
ブロードキャスト情報が前記ユニキャスト情報とともに送信される場合、前記コンピュータに対して、前記1または複数のリソースにおけるブロードキャスト情報を符号化させるための第2のコードのセットであって、ここで、前記ユニキャスト情報は、前記ブロードキャスト情報が前記ユニキャスト情報とともに送信されるかに応じて符号化される、第2のコードのセットと、
前記コンピュータに対して、前記ユニキャスト情報および前記ブロードキャスト情報を含む送信要求を、1または複数の受信デバイスへ送信させるための第3のコードのセットと
を備えるコンピュータ・プログラム製品。
【請求項27】
前記コンピュータ読取可能媒体はさらに、
前記コンピュータに対して、情報が送信されないと判定させるための第4のコードのセットと、
前記コンピュータに対して、ユニキャスト部分でヌル要求を送信させるための第5のコードのセットであって、ここで、前記ヌル要求は、前記情報は利用可能であるが送信されないことを示す、第5のコードのセットと、
前記コンピュータに対して、ブロードキャスト情報部分に無電力を適用させるための第6のコードのセットと
を備える請求項26に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項28】
通信システムにおいて、ユニキャスト情報およびブロードキャスト情報を多重化するように構成された少なくとも1つのプロセッサであって、
1または複数のリソースにおけるユニキャスト情報を符号化するための第1のモジュールと、
前記ブロードキャスト情報が前記ユニキャスト情報とともに送信される場合、前記1または複数のリソースのサブセットにおけるブロードキャスト情報を符号化するための第2のモジュールであって、ここで、前記ユニキャスト情報は、前記ブロードキャスト情報が前記ユニキャスト情報と実質的に同時に送信されるかに応じて符号化される、第2のモジュールと、
前記ユニキャスト情報および前記ブロードキャスト情報を、送信要求として、1または複数の受信デバイスへ送信するための第3のモジュールと
を備える少なくとも1つのプロセッサ。
【請求項29】
前記1または複数のリソースでデータが送信されないと判定するための第4のモジュールと、
ユニキャスト部分でヌル要求を送信するための第5のモジュールであって、ここで、前記ヌル要求は、データが利用可能であるが送信されないことを示す、第5のモジュールと、
ブロードキャスト情報部分に無電力を適用させるための第6のモジュールと
をさらに備える請求項28に記載の少なくとも1つのプロセッサ。
【請求項30】
通信システムにおいて、多重化されたユニキャスト情報およびブロードキャスト情報を受信する受信デバイスによって実行される方法であって、
ユニキャスト部分およびブロードキャスト部分を含む信号を受信することと、
前記信号が、前記ユニキャスト部分のみに電力を含んでいるのか、あるいは、前記ユニキャスト部分と前記ブロードキャスト部分との両方に電力を含んでいるのかを判定することと、
前記判定に基づいて、前記信号を選択的に復号することと
を備える方法。
【請求項31】
前記ブロードキャスト情報の電力レベルと、前記ユニキャスト部分の復号されたビットとが結合され、送信要求が検知されること、をさらに備える請求項30に記載の方法。
【請求項32】
前記ブロードキャスト部分における無電力は、ヌル要求を示す請求項30に記載の方法。
【請求項33】
前記ヌル要求は、送信デバイスがデータ送信要求を伝送したいが、前記データ送信要求を伝送することを禁じられていることを示す請求項32に記載の方法。
【請求項34】
前記データ送信要求を前記送信デバイスが伝送するための機会を作るために、共有制御リソースを求めて競合することをさらに備える請求項32に記載の方法。
【請求項35】
前記受信機は、宛先指定された受信機であり、前記ユニキャスト部分は、バッファ・レベル・インジケーションを含み、結合されたブロードキャスト部分およびユニキャスト部分は、優先度レベルを示し、
前記方法はさらに、
競合している送信デバイスのセットからスケジュールするために、優先度レベル・ビットを利用すること、を備える請求項30に記載の方法。
【請求項36】
前記受信機は、宛先指定されていない受信機であり、前記ユニキャスト部分は、バッファ・レベル・インジケーションを含み、前記ブロードキャスト部分は、優先度レベルを示し、
前記方法はさらに、
バックオフするかを判定するために、優先度レベル・ビットを利用すること、を備える請求項30に記載の方法。
【請求項37】
前記受信機は、宛先指定されていない受信機であり、
前記方法はさらに、
パイロット電力レベルに応じて干渉を推定することを備える請求項30に記載の方法。
【請求項38】
無線通信装置であって、
信号を受信することと、前記信号が、ユニキャスト部分に電力を含んでいるのか、前記ユニキャスト部分とブロードキャスト部分との両方に電力を含んでいるのかを判定することと、前記判定に基づいて、前記信号を選択的に復号することと、に関連する命令群を保持するメモリと、
前記メモリに接続され、前記メモリに保持された命令群を実行するように構成されたプロセッサと
を備える無線通信装置。
【請求項39】
前記メモリはさらに、前記ブロードキャスト情報の電力レベルと、前記ユニキャスト部分の復号されたビットとを結合して、送信要求を検知すること、に関連する命令群を備える請求項38に記載の無線通信装置。
【請求項40】
前記ブロードキャスト部分における無電力は、データ送信要求が伝送されないことを示すヌル要求である請求項38に記載の無線通信装置。
【請求項41】
装置であって、
信号を受信する手段と、
前記信号が、ユニキャスト部分に電力を含んでいるのか、ユニキャスト部分とブロードキャスト部分との両方に電力を含んでいるのかを判定する手段と、
前記判定に基づいて、前記信号を選択的に復号する手段と
を備える装置。
【請求項42】
ブロードキャスト情報の電力レベルと、前記ユニキャスト部分の復号されたビットとを結合して、送信要求を検知する手段をさらに備える請求項41に記載の装置。
【請求項43】
前記ブロードキャスト部分における無電力は、データ送信要求が送信されないことを示すヌル要求を示す請求項41に記載の装置。
【請求項44】
コンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品であって、
前記コンピュータ読取可能媒体は、
コンピュータに対して、信号を受信させるための第1のコードのセットと、
前記コンピュータに対して、前記信号が、ユニキャスト部分に電力を含んでいるのか、前記ユニキャスト部分とブロードキャスト部分との両方に電力を含んでいるのかを判定させるための第2のコードのセットと、
前記判定に基づいて、前記コンピュータに対して、前記信号を選択的に復号させるための第3のコードのセットと
を備えるコンピュータ・プログラム製品。
【請求項45】
前記コンピュータ読取可能媒体はさらに、
前記コンピュータに対して、ブロードキャスト情報の電力レベルと、前記ユニキャスト部分の復号されたビットとを結合して、送信要求を検知させるための第4のコードのセットを備える請求項44に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項46】
前記ブロードキャスト部分における無電力は、ヌル要求を示す請求項44に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項47】
前記ヌル要求は、送信デバイスがデータ送信要求を伝送したいが、前記データ送信要求を伝送することを禁じられていることを示す請求項46に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項48】
通信システムにおいて、多重化されたユニキャスト情報およびブロードキャスト情報を受信するように構成された少なくとも1つのプロセッサであって、
信号を受信するための第1のモジュールと、
前記信号が、ユニキャスト部分に電力を含んでいるのか、前記ユニキャスト部分とブロードキャスト部分との両方に電力を含んでいるのかを判定するための第2のモジュールと、
前記判定に基づいて、前記信号を選択的に復号するための第3のモジュールと
を備える少なくとも1つのプロセッサ。
【請求項49】
前記ブロードキャスト情報の電力レベルと、前記ユニキャスト部分の復号されたビットとを結合して、送信要求を検知するための第4のモジュールをさらに備える請求項48に記載の少なくとも1つのプロセッサ。
【請求項50】
前記ブロードキャスト部分における無電力は、送信デバイスがデータ送信要求を伝送したいが、前記データ送信要求を伝送することを禁じられていることを示すヌル要求を示し、
前記プロセッサはさらに、
前記データ送信要求を前記送信デバイスが伝送するための機会を作るために、共有制御リソースを求めて競合するための第4のモジュールを備える請求項48に記載の少なくとも1つのプロセッサ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2013−102436(P2013−102436A)
【公開日】平成25年5月23日(2013.5.23)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−254982(P2012−254982)
【出願日】平成24年11月21日(2012.11.21)
【分割の表示】特願2011−508698(P2011−508698)の分割
【原出願日】平成21年5月8日(2009.5.8)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.WCDMA
【出願人】(595020643)クゥアルコム・インコーポレイテッド (7,166)
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
【Fターム(参考)】