説明

再生装置、並びに記録媒体及びその製造方法

【課題】メインのストリームとは異なるストリームの中から再生対象の切替ができる。
【解決手段】例えばPlayListには、Clip-0内のVideoやAudioのMain path、Clip-0内の2ndVideoや2ndAudioのSub Path-1、Clip-1,2内の各AudioのSub Path-2,3が含まれている。Sub path-1,2,3は、このPlayListの種類に対して許可されたSubPath_type(例えば本例ではSubPath_type=7と5)の再生パスとされている。かかるPlayListを使用することで、Clip-0内のVideoやAudioといったメインのストリームとは異なるストリーム、Clip-0,1,2内のストリームの中から所望のものを選択できるようになる。本発明は、再生装置に適用することができる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
メインストリーム群の時間軸上の位置を示す主の再生パス、第1のサブストリーム群の時間軸上の位置を示す第1の副の再生パス、および、前記第1のサブストリーム群とは異なる第2のサブストリーム群の時間軸上の位置を示す第2の副の再生パスを含み、前記メインストリーム群の種類に応じて予め定義されている複数の種類のうちの所定の種類に分類されている再生管理情報であって、前記第1の副の再生パスと前記第2の副の再生パスのそれぞれは前記所定の種類に対して許可されたタイプの再生パスである、という第1の条件を少なくとも満たしている前記再生管理情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記再生管理情報に基づいて、再生するストリームの選択を、前記メインストリーム群と前記第1のサブストリーム群との第1の組み合わせ、または、前記メインストリーム群と前記第2のサブストリーム群との第2の組み合わせとして受け付ける受付手段と、
前記受付手段により前記第1の組み合わせが受け付けられた場合、前記メインストリーム群を前記主の再生パスを参照して読み出すとともに、前記第1のサブストリーム群を前記第1の副の再生パスを参照して読み出し、前記受付手段により前記第2の組み合わせが受け付けられた場合、前記メインストリーム群を前記主の再生パスを参照して読み出すとともに、前記第2のサブストリーム群を前記第2の副の再生パスを参照して読み出す読み出し手段と、
前記読み出し手段により読み出された前記メインストリーム群とともに、前記第1のサブストリーム群と前記第2のサブストリーム群とのうちの前記読み出し手段により読み出された方を再生する再生手段と
を備え、
前記メインストリーム群、前記第1のサブストリーム群、および、前記第2のサブストリーム群は、いずれかのファイルに含まれており、
前記読み出し手段が一度に読み出すことが可能な前記ファイルの読み出し個数が予め決められており、
前記再生管理情報は、前記第1の条件に加えてさらに、一度に読み出される前記ファイルの総数が前記読み出し個数以下となるように、1以上の前記副の再生パスを決定する、という第2の条件を満たしている
再生装置。
【請求項2】
前記主の再生パスは、第1のファイルに含まれる前記メインストリーム群のうちの少なくとも1つのストリームの時間軸上の位置を示し、
前記副の再生パスは、1以上の第2のファイルに含まれる前記第1のサブストリーム群または前記第2のサブストリーム群のうちの少なくとも1つのストリームのそれぞれの時間軸上の位置を示し、
前記読み出し手段は、前記取得手段により取得された前記再生管理情報で特定される1以上のストリームのそれぞれを、前記主の再生パスにより参照される前記第1のファイル、および、1以上の前記副の再生パスのそれぞれにより参照される前記第2のファイルのうちの、それぞれ対応するファイルからそれぞれ読み出す
請求項1に記載の再生装置。
【請求項3】
前記読み出し個数は2個であり、
前記第1のファイルと前記第2のファイルとは異なるファイルであり、
前記第2の条件は、前記第1のファイルとともに読み出される前記第2のファイルは1つのみとなるように、1以上の前記副の再生パスを決定する、という条件である
請求項2に記載の再生装置。
【請求項4】
前記読み出し個数は2個であり、
1以上の前記第2のファイルのうちの、所定の1つのファイルは前記第1のファイルと同一のファイルであり、残りのファイルは前記第1のファイルと異なるファイルであり、
前記第2の条件は、前記第1のファイルとともに読み出される前記第2のファイルは、前記第1のファイルと同一のファイルに加えて、前記第1のファイルとは異なる1つのファイルとなるように、1以上の前記副の再生パスを決定する、という条件である
請求項2に記載の再生装置。
【請求項5】
1以上の前記副の再生パスのそれぞれのタイプの中に、参照される前記第2のファイルが前記第1のファイルの読み出しタイミングとは別のタイミングで読み出されることが規定されている、という別読み出しタイプが1以上含まれる場合、
前記第1の条件と前記第2の条件とに加えてさらに、前記別読み出しタイプの1以上の前記副の再生パスのそれぞれで参照される前記第2のファイルは、前記第2の条件における前記総数をカウントする対象に含めない、という第3の条件を前記再生管理情報は満たしている
請求項2に記載の再生装置。
【請求項6】
ストリームを再生する再生装置の再生方法において、
メインストリーム群の時間軸上の位置を示す主の再生パス、第1のサブストリーム群の時間軸上の位置を示す第1の副の再生パス、および、前記第1のサブストリーム群とは異なる第2のサブストリーム群の時間軸上の位置を示す第2の副の再生パスを含み、前記メインストリーム群の種類に応じて予め定義されている複数の種類のうちの所定の種類に分類されている再生管理情報であって、前記第1の副の再生パスと前記第2の副の再生パスのそれぞれは前記所定の種類に対して許可されたタイプの再生パスである、という第1の条件を少なくとも満たしている前記再生管理情報を取得する取得ステップと、
前記取得ステップの処理により取得された前記再生管理情報に基づいて、再生するストリームの選択を、前記メインストリーム群と前記第1のサブストリーム群との第1の組み合わせ、または、前記メインストリーム群と前記第2のサブストリーム群との第2の組み合わせとして受け付ける受付ステップと、
前記受付ステップの処理により前記第1の組み合わせが受け付けられた場合、前記メインストリーム群を前記主の再生パスを参照して読み出すとともに、前記第1のサブストリーム群を前記第1の副の再生パスを参照して読み出し、前記受付ステップの処理により前記第2の組み合わせが受け付けられた場合、前記メインストリーム群を前記主の再生パスを参照して読み出すとともに、前記第2のサブストリーム群を前記第2の副の再生パスを参照して読み出す読み出しステップと、
前記読み出しステップの処理により読み出された前記メインストリーム群とともに、前記第1のサブストリーム群と前記第2のサブストリーム群とのうちの前記読み出しステップの処理により読み出された方を再生する再生ステップと
を含み、
前記メインストリーム群、前記第1のサブストリーム群、および、前記第2のサブストリーム群は、いずれかのファイルに含まれており、
前記読み出しステップの処理で一度に読み出すことが可能な前記ファイルの読み出し個数が予め決められており、
前記再生管理情報は、前記第1の条件に加えてさらに、一度に読み出される前記ファイルの総数が前記読み出し個数以下となるように、1以上の前記副の再生パスを決定する、という第2の条件を満たしている
再生方法。
【請求項7】
ストリームを再生する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
メインストリーム群の時間軸上の位置を示す主の再生パス、第1のサブストリーム群の時間軸上の位置を示す第1の副の再生パス、および、前記第1のサブストリーム群とは異なる第2のサブストリーム群の時間軸上の位置を示す第2の副の再生パスを含み、前記メインストリーム群の種類に応じて予め定義されている複数の種類のうちの所定の種類に分類されている再生管理情報であって、前記第1の副の再生パスと前記第2の副の再生パスのそれぞれは前記所定の種類に対して許可されたタイプの再生パスである、という第1の条件を少なくとも満たしている前記再生管理情報を取得する取得ステップと、
前記取得ステップの処理により取得された前記再生管理情報に基づいて、再生するストリームの選択を、前記メインストリーム群と前記第1のサブストリーム群との第1の組み合わせ、または、前記メインストリーム群と前記第2のサブストリーム群との第2の組み合わせとして受け付ける受付ステップと、
前記受付ステップの処理により前記第1の組み合わせが受け付けられた場合、前記メインストリーム群を前記主の再生パスを参照して読み出すとともに、前記第1のサブストリーム群を前記第1の副の再生パスを参照して読み出し、前記受付ステップの処理により前記第2の組み合わせが受け付けられた場合、前記メインストリーム群を前記主の再生パスを参照して読み出すとともに、前記第2のサブストリーム群を前記第2の副の再生パスを参照して読み出す読み出しステップと、
前記読み出しステップの処理により読み出された前記メインストリーム群とともに、前記第1のサブストリーム群と前記第2のサブストリーム群とのうちの前記読み出しステップの処理により読み出された方を再生する再生ステップと
を含む処理をコンピュータに実行させ、
前記メインストリーム群、前記第1のサブストリーム群、および、前記第2のサブストリーム群は、いずれかのファイルに含まれており、
前記読み出しステップの処理では、一度に読み出すことが可能な前記ファイルの読み出し個数が予め決められており、
前記再生管理情報は、前記第1の条件に加えてさらに、一度に読み出される前記ファイルの総数が前記読み出し個数以下となるように、1以上の前記副の再生パスを決定する、という第2の条件を満たしている
プログラム。
【請求項8】
少なくとも2つのストリームの再生を管理する再生管理情報を含むデータが記録された記録媒体であって、
前記再生管理情報は、
第1のスリームの時間軸上の位置を示す主の再生パスと、
第2のストリームの時間軸上の位置を示す副の再生パスと、
前記第2のストリームが、前記第1のストリームと同期して再生されるか否か、および、前記第1のストリームと同一ファイルに多重化されているか否かを示すタイプ情報
とを含む
データが記録された記録媒体。
【請求項9】
少なくとも2つのストリームの再生を管理する再生管理情報を含むデータ構造であって、
前記再生管理情報は、
第1のスリームの時間軸上の位置を示す主の再生パスと、
第2のストリームの時間軸上の位置を示す副の再生パスと、
前記第2のストリームが、前記第1のストリームと同期して再生されるか否か、および、前記第1のストリームと同一ファイルに多重化されているか否かを示すタイプ情報
とを含むデータ構造。
【請求項10】
前記タイプ情報により、前記第2のストリームが、前記第1のストリームと同期して再生され、かつ、前記第1のストリームと同一ファイルに多重化されていることが示される
請求項9に記載のデータ構造。
【請求項11】
前記タイプ情報により、前記第2のストリームが、前記第1のストリームと同期して再生され、かつ、前記第1のストリームと異なるファイルに多重化されていることが示される
請求項9に記載のデータ構造。
【請求項12】
前記タイプ情報により、前記第2のストリームが、前記第1のストリームと非同期で再生され、かつ、前記第1のストリームと異なるファイルに多重化されていることが示される
請求項9に記載のデータ構造。
【請求項13】
再生装置において再生可能なデータが記録される記憶媒体の製造方法であって、
少なくとも2つのストリームの再生を管理する再生管理情報を含み、
前記再生管理情報は、
第1のスリームの時間軸上の位置を示す主の再生パスと、
第2のストリームの時間軸上の位置を示す副の再生パスと、
前記第2のストリームが、前記第1のストリームと同期して再生されるか否か、および、前記第1のストリームと同一ファイルに多重化されているか否かを示すタイプ情報
とを含むデータ構造を有するデータを生成し、
生成されたデータを記録媒体に記録する
ステップを含む記録媒体の製造方法。
【請求項14】
少なくとも1つのストリームを含むファイルの再生を管理する再生管理情報を含むデータが記録された記録媒体であって、
前記再生管理情報は、メインストリーム群の時間軸上の位置を示す主の再生パス、第1のサブストリーム群の時間軸上の位置を示す第1の副の再生パス、および、前記第1のサブストリーム群とは異なる第2のサブストリーム群の時間軸上の位置を示す第2の副の再生パスを含み、前記メインストリーム群の種類に応じて予め定義されている複数の種類のうちの所定の種類に分類され、
前記第1の副の再生パスと前記第2の副の再生パスのそれぞれは、前記所定の種類に対して許可されたタイプの再生パスであるという条件を少なくとも満たしており、
前記メインストリーム群、前記第1のサブストリーム群、および、前記第2のサブストリーム群は、いずれかのファイルに含まれており、一度に読み出される前記ファイルの総数が、再生装置において予め決められた、一度に読み出すことが可能な読み出し個数以下となるように、前記第1の副の再生パスおよび前記第2の副の再生パスを決定する
データが記録された記録媒体。
【請求項15】
少なくとも1つのストリームを含むファイルの再生を管理する再生管理情報を含むデータ構造であって、
前記再生管理情報は、メインストリーム群の時間軸上の位置を示す主の再生パス、第1のサブストリーム群の時間軸上の位置を示す第1の副の再生パス、および、前記第1のサブストリーム群とは異なる第2のサブストリーム群の時間軸上の位置を示す第2の副の再生パスを含み、前記メインストリーム群の種類に応じて予め定義されている複数の種類のうちの所定の種類に分類され、
前記第1の副の再生パスと前記第2の副の再生パスのそれぞれは、前記所定の種類に対して許可されたタイプの再生パスであるという条件を少なくとも満たしており、
前記メインストリーム群、前記第1のサブストリーム群、および、前記第2のサブストリーム群は、いずれかのファイルに含まれており、一度に読み出される前記ファイルの総数が、再生装置において予め決められた、一度に読み出すことが可能な読み出し個数以下となるように、前記第1の副の再生パスおよび前記第2の副の再生パスを決定する
データ構造。
【請求項16】
再生装置において再生可能なデータが記録される記憶媒体の製造方法であって、
前記再生管理情報は、メインストリーム群の時間軸上の位置を示す主の再生パス、第1のサブストリーム群の時間軸上の位置を示す第1の副の再生パス、および、前記第1のサブストリーム群とは異なる第2のサブストリーム群の時間軸上の位置を示す第2の副の再生パスを含み、前記メインストリーム群の種類に応じて予め定義されている複数の種類のうちの所定の種類に分類され、
前記第1の副の再生パスと前記第2の副の再生パスのそれぞれは、前記所定の種類に対して許可されたタイプの再生パスであるという条件を少なくとも満たしており、
前記メインストリーム群、前記第1のサブストリーム群、および、前記第2のサブストリーム群は、いずれかのファイルに含まれており、一度に読み出される前記ファイルの総数が、再生装置において予め決められた、一度に読み出すことが可能な読み出し個数以下となるように、前記第1の副の再生パスおよび前記第2の副の再生パスを決定する
データ構造を有するデータを生成し、
生成されたデータを記録媒体に記録する
ステップを含む記録媒体の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【図53】
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【図54】
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【図55】
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【図56】
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【図57】
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【図58】
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【図59】
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【図60】
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【図61】
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【図62】
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【図63】
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【図64】
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【図65】
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【図66】
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【図67】
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【公開番号】特開2011−234419(P2011−234419A)
【公開日】平成23年11月17日(2011.11.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−174437(P2011−174437)
【出願日】平成23年8月10日(2011.8.10)
【分割の表示】特願2011−152906(P2011−152906)の分割
【原出願日】平成18年6月5日(2006.6.5)
【出願人】(000002185)ソニー株式会社 (34,172)
【Fターム(参考)】