説明

冷凍冷蔵2温度帯保温箱及び冷凍冷蔵常温3温度帯保温箱

【課題】本発明は冷凍用、冷蔵用の商品を一つの保冷剤で長時間保温できる冷凍冷蔵2温度帯保温箱と、本箱に必要に応じて常温用箱を追加し一つの保温箱とできる冷凍冷蔵常温3温度帯保温箱を供給する。
【解決手段】冷凍用箱、冷蔵用箱の上下2段重ね構造で、上の箱の底面を下の箱の蓋とし、冷凍用箱に冷凍商品とその上部に保冷剤を置き、その冷気により冷凍用商品と冷蔵用箱内の冷蔵商品がそれぞれ冷凍商品では−18℃以下、冷蔵商品では凍結せず15℃以下で長時間温度を保持できる冷凍冷蔵2温度帯保温箱と、本保温箱の冷蔵用箱の底面を箱の蓋とする常温用箱を積み重ねることで冷凍冷蔵常温3温度帯保温箱となる保温箱。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一定時間、冷凍と冷蔵が可能な冷凍冷蔵2温度帯保温箱に関し、特に食料品、医薬品、化学品等の様に冷凍、冷蔵等を求められる各種商品を工場や配送センター、小売店から各家庭等に配送する過程で、外部の温度環境や、振動、衝撃から商品を保護することができる配送用保温箱における温度保持能力の向上に関するものである。
【背景技術】
【0002】
生鮮食料、加工食品等の食料品、医薬品、化学品等の各種商品の中には、工場、配送センター、小売店から出荷されて配送先に届けられるまでの長時間、冷凍、冷蔵状態を保持することを求められるものが多い。例えば一般的な配送形態をとる場合において環境温度が25℃のときに、冷凍品は−18℃以下で、冷蔵品は5℃〜15℃の温度範囲で、約8時間保持し続ける必要がある。従来の保温箱における配送では、ドライアイス等の保冷剤や、蓄冷剤を多量に使用して、別々の保温箱で冷凍品、冷蔵品の配送を行っていたが、世帯向けの小口配送に対しては、一つのコンテナ内に保冷温度、保温温度が異なる商品を収納できる断熱折り畳み式コンテナが提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2000−203662号 公報
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の断熱折り畳み式コンテナは使用してしない時の省スペース化をはかる為、断熱構造を備えた5枚の板材を、ヒンジを介して一体成形したもので、材質は樹脂、木材、金属としているが、その熱伝導性は発泡スチロールより高く、夏場の高温での商品の温度の保持にはより多くの保冷剤が必要となる。また、今般の温暖化による環境温度が35℃程度の条件下でも、冷凍品は−18℃以下、冷蔵品は5℃〜15℃の温度範囲で約8時間保持される保温箱の開発が要望され、また、近年では、更に小口なネットスーパー等の需要も増え、サービスの面から不在宅時に商品を長時間保管しても冷凍、冷蔵状態が保持される容器の開発が要望されている。
【0006】
本発明は以上のような要望を考え、配送時や不在時の商品保管用としても一つの容器で管理、使用できる冷凍、冷蔵の2温度帯保温箱で、長時間の冷凍、冷蔵を一つの保冷剤で行え、回収及び再利用でき、高温となる夏場でも商品の温度保持が可能な冷凍冷蔵2温度帯保温箱を提供することと、また、必要に応じて常温用箱も合わせて一つの冷凍冷蔵常温3温度帯保温箱を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は上記目的を達成するため、上部から冷凍用箱、冷蔵用箱と上下2段重ねできる構造とし、一般的な保温箱は発泡倍率が約50倍であるのに対しその倍率の0.3倍〜0.6倍の低発泡倍率の保温箱とすることにより断熱性と強度を高め、冷凍用箱、冷蔵用箱の側面の厚さおよび冷蔵用箱底面の厚さは通常の保温箱の1.2倍〜1.5倍とし、冷凍用箱の底面の厚さは0.8倍〜1.0倍とし、上部の冷凍用箱に冷凍用の商品を置き、その上部にクラッシュ状またはペレット状ドライアイス、またはスノー状とブロック状のドライアイスの混合物からなる保冷剤を置くと、それらドライアイスの冷気が下の冷蔵用箱に伝わり、冷蔵用の商品の温度が保持されるようになっていることを特徴としている。また、冷蔵用箱の底面が常温用箱の蓋となる構造となっており、必要に応じ常温用の箱も3段重ねとして、一つの冷凍冷蔵常温3温度帯保温箱とすることができることを特徴としている。
【発明の効果】
【0008】
以上の説明から明らかなように本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0009】
本保温箱は冷凍用、冷蔵用、及び常温用の商品を一つの保温箱にまとめることができ、工場や配送センターでのパッキングがしやすくなり、配送においても一つにまとめることにより配送件数の削減並びに効率化、時間短縮、誤配の防止や、配送がスムーズに行える。
【0010】
一般的な保温箱は発泡倍率が約50倍であるのに対してその倍率の0.3倍〜0.6倍の低発泡倍率の保温箱とすることにより断熱性と強度を高め、冷凍用箱、冷蔵用箱の側面の厚さおよび冷蔵用箱底面の厚さは通常の1.2倍〜1.5倍とし、冷凍用箱の底面の厚さは0.8倍〜1.0倍とした保温箱を使用することにより、冷凍用箱の保冷剤であるクラッシュ状またはペレット状ドライアイス、またはスノー状とブロック状のドライアイスの混合物からなる保冷剤の冷気が下の冷蔵用箱に伝わって冷蔵用の商品の温度保持ができ、クラッシュ状またはペレット状ドライアイス、またはスノー状とブロック状のドライアイスの混合物を1,000g使用することで環境温度25℃、35℃の条件下、標準量の冷凍用商品1,920gを、8時間−18℃以下で、標準量の冷蔵用商品(3,300g)を8時間凍結させず15℃以下で保持することができる。
【0011】
一般的な保温箱は発泡倍率が約50倍であるのに対してその倍率の0.3倍〜0.6倍の低発泡倍率にすることにより強度の高い保温箱とすることができ、保温箱の回収、リサイクル使用回数を多くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】冷凍冷蔵常温3温度帯保温箱の組み合わせ図
【図2】冷凍冷蔵常温3温度帯保温箱の冷凍用箱と蓋 (a)冷凍用箱横断面図 (b)冷凍用箱縦断面図 (c)冷凍用箱蓋正面図 (d)冷凍用箱蓋横図
【図3】冷凍冷蔵常温3温度帯保温箱の冷蔵用箱 (a)冷蔵用箱横断面図 (b)冷蔵用箱縦断面図
【図4】冷凍冷蔵常温3温度帯保温箱の常温用箱 (a)常温用箱横断面図 (b)常温用箱縦断面図
【図5】実施例の冷凍冷蔵常温3温度帯保温箱 (a)冷凍冷蔵常温3温度帯保温箱の側面断面図 (b)冷凍用箱内のペレット状ドライアイスの上部からの平面図 (c)冷凍用箱内の上段の商品配置及びセンサー取り付け上部から平面図 (d)冷凍用箱内の中段の商品配置の上部からの平面図 (e)冷凍用箱内の下段の商品配置の上部からの平面図 (f)冷蔵用箱内の商品配置及びセンサー取り付けの上部からの平面図
【図6】冷凍冷蔵常温3温度帯保温箱 環境温度25℃ ペレット状ドライアイス500g使用時の品温図
【図7】冷凍冷蔵常温3温度帯保温箱 環境温度25℃ ペレット状ドライアイス1,000g使用時の品温図
【図8】冷凍冷蔵常温3温度帯保温箱 環境温度35℃ ペレット状ドライアイス1,000g使用時の品温図
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の形態を図1〜5に基づいて説明する。
【0014】
図1は、上から蓋、冷凍用箱、冷蔵用箱、常温用箱を積み重ねた図であり、使用条件によって、冷凍用箱と冷蔵用箱のみの冷凍冷蔵2温度帯保温箱として、または冷凍冷蔵常温3温度帯保温箱としてこのように積み重ねて使用する。図2、3、4は本発明の冷凍冷蔵常温3温度帯保温箱の冷凍用箱と蓋、冷蔵用箱、常温用箱のそれぞれの図であり、これらは、一般的な保温箱は発泡倍率が約50倍であるのに対してその倍率の0.3倍〜0.6倍の低発泡倍率の保温箱とすることにより断熱性及び強度を高めた発泡スチロールでできている。図2の(a)(b)は冷凍用箱の縦断面図、横断面図であり、図3の(a)(b)は冷蔵用箱の縦断面図、横断面図であり、冷凍用箱の底面を冷蔵用箱の蓋とする構造であり、冷凍用箱、冷蔵用箱の側面の厚さおよび冷蔵用箱底面の厚さは、1.2倍〜1.5倍とし、冷凍用箱の底面の厚さは0.8〜1.0倍としどちらも一般的な保温箱より温度の保持性を高め、また、冷凍用箱の底面が冷気を冷蔵箱に効率よく伝える構造となっている。図4の(a)(b)は常温用箱の縦断面図、横断面図であり、側面、底面の厚さは通常の発泡スチロール保温箱と同様であるが、冷蔵箱の底面が常温用箱の蓋となる構造となっている。図5(a)は実施例の冷凍冷蔵常温3温度帯保温箱の側面断面図であり、上段の冷凍用箱に冷凍品商品サンプル、中段の冷蔵用箱に冷蔵品商品サンプルを入れた図である。冷凍用箱に冷凍品商品サンプルを3段に重ねておき、その上部にペレット状ドライアイスを平均的に置くように充填し、冷気が下に落ちるようにしている。
【0015】
以下に本発明の冷凍冷蔵常温3温度帯保温箱での商品サンプルを使用した温度保持試験について説明するが、本発明はこれによって何ら限定されるものではない。
【実施例1】
【0016】
まず、環境温度を25℃、ペレット状ドライアイス500gを使用して実施した結果を示す。商品サンプルの選定にあたっては、一般的に融けやすく熱影響を受けると品質において問題が発生するものを選定した。
(1)容器形状
・冷凍用箱 外寸 380W×305L×170H(mm) 厚さ 容器側面 30(mm) 容器底面 20(mm) 発泡倍率 30倍 内部容量 11.76L
・冷凍用箱蓋 外寸 380W×305L×30H(mm) 発泡倍率 30倍
・冷蔵用箱 外寸 380W×305L×210H(mm) 厚さ 容器側面 30(mm) 容器底面 30(mm) 発泡倍率 30倍 内部容量 14.11L
・常温用箱 外寸 380W×305L×331H(mm) 厚さ 容器側面 20(mm) 容器底面 20(mm) 発泡倍率 30倍 内部容量 28.02L
冷凍用箱及び蓋、冷蔵用箱、常温用箱の形状については図2、図3、図4を参照。
(2)試験条件
・環境温度:25℃(環境保持室使用)
・冷凍用箱、冷蔵用箱、常温用箱は環境保持室で箱の温度を均一化させたものを使用。
・冷凍品商品サンプル アイスクリーム(200mL×5個)、冷凍コーンコロッケ(184g×5袋)、合計 1,920g
・冷蔵品商品サンプル ヨーグルト(450g×2個)、バター(200g×2個)、紙パック牛乳(1,000mL×2個)、合計 3,300g
・各商品温度の計測器:データロガー T&D(株)製 TR−71Ui+温度センサー 付属TPEセンサー
・ペレット状ドライアイス形状 9mm
・ペレット状ドライアイス充填量 500g
・試験日 平成22年8月17日
なお、商品サンプルの配置図と温度測定位置については、図5(a)(b)(c)(d)(e)(f)参照。
・試験方法
1)商品サンプルに温度センサーを取り付けた後、冷凍品商品サンプルは−30℃の冷凍庫、冷蔵品商品サンプルは5℃の冷蔵庫に24時間保管し、品温を均一化させた。温度センサーの取りつけ位置は、外部からの熱影響を比較的受けやすい位置の商品サンプルとした。
2)冷凍品商品サンプル、冷蔵品商品サンプルをそれぞれ、環境保持室に保管された冷凍用箱、冷蔵用箱に入れ、上段を冷凍用箱、中段を冷蔵用箱、下段を常温用箱とし3段重ねとした。
3)ペレット状ドライアイスを冷凍用箱内の冷凍品商品サンプルの上部に平均的に置くように充填した。
4)環境保持室にて品温変化を測定した。
【0017】
・試験結果
1)各商品サンプルの品温は、添付のグラフ(図6)の通り。
2)冷蔵品商品サンプルにおいて、ペレット状ドライアイス充填時より、15℃に到達するまでの所要時間は表1の通り。
【表1】

3)冷凍品商品サンプルにおいて、ペレット状ドライアイス充填時より、−18℃に到達するまでの所要時間は表2の通り。
【表2】

4)図6はペレット状ドライアイス500gを使用した場合の温度変化のグラフである。各商品サンプルを入れたあとにペレット状ドライアイスを充填したことにより冷蔵品商品サンプル、冷凍品商品サンプルとも温度が一旦低下したが、冷蔵品商品サンプルは凍結することなく、冷蔵品としての品質を保持できることがわかった。冷蔵品商品サンプルは15℃以下を8時間以上保持できたが、冷凍品は−18℃以下を6時間しか保持できなかった。テスト終了後、冷凍用箱内のペレット状ドライアイスはすべて昇華状況であり、ペレット状ドライアイス量を多くすれば時間を延ばせると考えられ、次式からペレット状ドライアイス必要量を求めた。
【0018】
【数1】

【0019】
冷凍用箱(側面及び蓋面)の熱貫流率 3.3(kJ/m・hr・K)
冷凍用箱外気接触表面積 0.3899(m
冷凍用箱(底面)の熱貫流率 4.6(kJ/m・hr・K)
冷凍用箱冷蔵用箱接触面積 0.1159(m
外気温度差 45(℃)(−20℃の場合において)
保持時間 8(hr)
ペレット状ドライアイス昇華熱量 630(kJ/kg)
上記より算出すると空の冷凍用箱を8時間−18℃以下に保持するためのペレット状ドライアイス必要量は約1,000gとなることから、ペレット状ドライアイス量が不足していたものと想定できる。次にペレット状ドライアイス量を1,000gとした試験を行った。
【実施例2】
【0020】
保冷剤のペレット状ドライアイス量を1,000gにした以外は、実施例1と同条件とした試験結果を示す。
・試験日 平成22年8月17日
【0021】
・試験結果
1)各商品サンプルの品温は、添付のグラフ(図7)の通り。
2)冷蔵品商品サンプルにおいて、ペレット状ドライアイス充填時より、15℃に到達するまでの所要時間は表3の通り。
【表3】

3)冷凍品商品サンプルにおいて、ペレット状ドライアイス充填時より、−18℃に到達するまでの所要時間は表4の通り。
【表4】

4)図7はペレット状ドライアイス1,000gを使用した場合の温度変化のグラフである。環境温度25℃で、冷凍品商品サンプルは−18℃以下で8時間以上、冷蔵品商品サンプルは凍結せず15℃以下で8時間以上保持できており有効性が認められた。
【実施例3】
【0022】
次に、環境温度を35℃に変更した以外実施例2と同条件とした試験結果を示す。
【0023】
・試験結果
1)各商品サンプルの品温は、添付のグラフ(図8)の通り。
2)冷蔵品商品サンプルにおいて、ペレット状ドライアイス充填時より、15℃に到達するまでの所要時間は表5の通り。
【表5】

3)冷凍品商品サンプルにおいて、ペレット状ドライアイス充填時より、−18℃に到達するまでの所要時間は次表の通り。
【表6】

4)図8はペレット状ドライアイス1,000gを使用した場合の温度変化のグラフである。環境温度35℃で冷凍品商品サンプルは−18℃以下で8時間以上、冷蔵品商品サンプルは凍結せず15℃以下で8時間以上保持できており、夏場のような高温状態での温度保持についての有効性も実証された。
【0024】
本発明は以上のように、生鮮食料、加工食品等の食料品、医薬品、化学品等の各種商品の中で、工場、小売店、配送センター等から出荷されて配送先に届けられるまでの長時間、冷凍、冷蔵状態を保持することを求められるものが多い各商品を工場や配送センターから小売店、各世帯等に配送する際に使用する保温商品保護用の箱において、外部の温度環境や、衝撃から商品を保護することができ、今般の温暖化により環境温度が35℃程度の条件下でも、冷凍品は−18℃以下で8時間、冷蔵品は凍結することなく15℃以下の温度で8時間温度を保持し続けられ、特に不在宅へ食料品等を配送する場合においては、必要に応じ、常温用箱も一つの保温箱としてまとめることができ、工場や配送センターではパッキングがしやすくなり、配送するときにも配送件数の削減や誤配の防止からスムーズな配送が行えて経費の削減効果があり、コストダウン効果がある。
【符号の説明】
【0025】
1 冷凍冷蔵3温度帯保温箱の蓋部分
2 冷凍冷蔵3温度帯保温箱の冷凍用箱部分
3 冷凍冷蔵3温度帯保温箱の冷蔵用箱部分
4 冷凍冷蔵3温度帯保温箱の常温用箱部分
5 実施例の商品(冷凍コロッケ袋入り)
6 実施例の商品(冷凍コロッケ単体)
7 実施例の商品(アイスクリーム)
8 実施例の保冷剤(ペレット状ドライアイス)
9 実施例の商品(牛乳)
10 実施例の商品(ヨーグルト)
11 実施例の商品(バター)
12 温度センサー取り付け商品

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上下に積み重ねられた冷凍用箱、冷蔵用箱の2段重ね構造で、上の箱の底面を下の箱の蓋とする構造とし、一般的な保温箱は発泡倍率が約50倍であるのに対してその倍率の0.3倍〜0.6倍の低発泡倍率の保温箱とすることにより断熱性と強度を高め、冷凍用箱、冷蔵用箱の側面の厚さおよび冷蔵用箱底面の厚さは通常の1.2倍〜1.5倍とし、冷凍用箱の底面の厚さは0.8倍〜1.0倍とし温度の保持性を高めた保温箱において、上部の冷凍用箱に冷凍用の商品を置き、その上部にクラッシュ状またはペレット状ドライアイス、またはスノー状とブロック状のドライアイスの混合物からなる保冷剤を置くと、それらドライアイスの冷気が下の冷蔵用箱に伝わり、冷蔵用の商品の温度を保持することができることを特徴とする冷凍冷蔵2温度帯保温箱。
【請求項2】
常温用の商品を保管することを目的とする常温用箱に、請求項1の冷凍冷蔵2温度帯保温箱を冷蔵用箱の底面を蓋として使用し積み重ねることで一つの保温箱にできることを特徴とする冷凍冷蔵常温3温度帯保温箱。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−57921(P2012−57921A)
【公開日】平成24年3月22日(2012.3.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−212757(P2010−212757)
【出願日】平成22年9月6日(2010.9.6)
【出願人】(591107034)日本液炭株式会社 (17)
【Fターム(参考)】