説明

冷却装置

【課題】 パワーモジュールの冷却装置において、冷却効率を向上することが可能な技術を提供する。
【解決手段】 本明細書では、パワーモジュールを冷却する冷却装置を開示する。その冷却装置は、外面にパワーモジュールを密着して配置可能な第1冷却部材と、第2冷却部材を備えている。その冷却装置では、第1冷却部材の内面と第2冷却部材の内面の間で冷媒経路が形成されている。その冷却装置では、第2冷却部材の内面から第1冷却部材に向けて、上流側の冷媒経路と下流側の冷媒経路を隔てる隔壁が伸びている。その冷却装置では、第1冷却部材の内面から第2冷却部材に向けてフィンが伸びている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書は、パワーモジュールを冷却する冷却装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ハイブリッド自動車や燃料電池自動車などの電動車両においては、インバータやDC−DCコンバータなどのパワーモジュールが用いられる。これらのパワーモジュールを過熱による熱破壊から保護するために、冷却装置が用いられる。パワーモジュールの冷却装置が、例えば特許文献1−7に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007−110025号公報
【特許文献2】特開平5−299549号公報
【特許文献3】特開2010−219124号公報
【特許文献4】特開2007−165481号公報
【特許文献5】特開2004−332977号公報
【特許文献6】特開2007−165582号公報
【特許文献7】特開2008−270297号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
冷却装置を製造する際に、第1冷却部材と第2冷却部材の2つの部材を組み付けて、第1冷却部材の内面と第2冷却部材の内面の間で冷媒経路を形成する場合がある。この際に、冷却装置の内部で、上流側の冷媒経路と下流側の冷媒経路が、隔壁を挟んで隣接して配置される場合がある。さらにより具体的には、一例の冷却装置は、第1冷却部材と第2冷却部材が対向しておりそれらの周囲を側面が囲む箱型を有しており、一つの側面に冷媒入口と冷媒出口が設けられており、隔壁は箱の一つの側面(第1側面)から伸びている。第1側面に対向する第2側面と隔壁の端部との間には上流側と下流側をつなぐ連通部が設けられており、冷媒入口から流入した冷媒は隔壁の一方の側面に沿って流れ、連通部を通って折り返し、隔壁の他方の側面に沿って流れて冷媒出口に至る。部品点数を削減する観点から、多くの場合、このような隔壁は第1冷却部材および第2冷却部材の一方の部材から他方の部材へ向けて伸びるように形成される。このような構成では、製造公差や熱膨張による変形に起因する干渉を防止するために、隔壁の先端と相手側の部材との間に間隙を有している。しかしながら、隔壁の先端に間隙を有していると、冷媒は前述した連通部まで至らず、その間隙を通って上流側の冷媒経路と下流側の冷媒経路の間で冷媒が直接流通してしまい、冷却装置の冷却効率が低下してしまう。
【0005】
本明細書では、上記の課題を解決する技術を提供する。本明細書では、パワーモジュールの冷却装置において、冷却効率を向上することが可能な技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書では、パワーモジュールを冷却する冷却装置を開示する。その冷却装置は、外面にパワーモジュールを密着して配置可能な第1冷却部材と、第2冷却部材を備えている。その冷却装置では、第1冷却部材の内面と第2冷却部材の内面の間で冷媒経路が形成されている。その冷却装置では、第2冷却部材の内面から第1冷却部材に向けて、上流側の冷媒経路と下流側の冷媒経路を隔てる隔壁が伸びている。その冷却装置では、第1冷却部材の内面から第2冷却部材に向けてフィンが伸びている。なお、隔壁は上流と下流を隔てている壁であって、その両側では前出したように冷媒が相互に逆方向に流れる。他方、フィンの本来の目的は、冷媒との接触面積を稼ぎ、第1冷却部材とフィンを通じた冷媒との熱交換を促進するためであるが、フィンは結果的に、第1冷却部材の内面近傍において上流側又は下流側の冷媒経路を平行な複数の流路(サブ流路)に分ける役割も果たす。即ちフィンの両側では冷媒は同じ方向に流れる。
【0007】
上記の冷却装置では、隔壁の先端が第1冷却部材側に位置しており、フィンの先端が第2冷却部材側に位置している。従って、隔壁の先端とフィンの先端にそれぞれ間隙を有している場合でも、冷媒がフィンの先端の間隙と隔壁の先端の間隙を続けて通過しにくくなっている。このような構成とすることで、上流側の冷媒経路と下流側の冷媒経路の間で冷媒が直接流通してしまうことを抑制することができる。
【0008】
上記の冷却装置では、隔壁に対応して、第1冷却部材の内面に第1凹部が形成されており、隔壁の先端が第1凹部に入り込んでいることが好ましい。
【0009】
上記の冷却装置では、隔壁の先端が第1凹部に入り込んでいるため、隔壁の先端の間隙を冷媒が通過しにくくなっている。このような構成とすることで、上流側の冷媒経路と下流側の冷媒経路の間で冷媒が直接流通してしまうことを抑制することができる。
【0010】
上記の冷却装置では、フィンに対応して、第2冷却部材の内面に第2凹部が形成されており、フィンの先端が第2凹部に入り込んでいることが好ましい。
【0011】
上記の冷却装置では、フィンの先端が第2凹部に入り込んでいるため、フィンの先端の間隙を冷媒が通過しにくくなっている。このような構成とすることで、冷媒経路を流れる冷媒が側方(隔壁側面に沿った冷媒の本来の流れ方向に直交する方向)へ移動しにくくなり、上流側の冷媒経路と下流側の冷媒経路の間で冷媒が直接流通してしまうことを抑制することができる。
【0012】
上記の冷却装置では、第2冷却部材の内面に肉盛部が形成されていることが好ましい。
【0013】
上記の冷却装置では、第2冷却部材の内面に肉盛部が形成されていることによって、冷媒の流れ方向に対する冷媒経路の断面積が小さくなり、冷媒の流速を上げることができる。これにより、冷却装置の冷却効率を向上することができる。また、第2冷却部材の内面に肉盛部が形成されていることで、より多くの冷媒が第1冷却部材に近い位置を流れるようになる。これによって、第1冷却部材に密着して配置されたパワーモジュールの冷却効率をさらに高めることができる。
【0014】
上記の冷却装置では、第1冷却部材の第1凹部の縁に肉盛部が形成されていることが好ましい。
【0015】
上記の冷却装置では、第1冷却部材の第1凹部の縁に、肉盛部が形成されている。この肉盛部が形成されていることによって、隔壁と第1凹部の間の間隙に冷媒が流入することを抑制することができる。すなわち、この肉盛部が形成されていることで、第1凹部が深く形成され、隔壁の先端が第1凹部に深く入り込んでいる構成と同様の効果を得ることができる。第1冷却部材の強度を確保するために、第1凹部を深く形成できない場合であっても、上流側の冷媒経路と下流側の冷媒経路の間で冷媒が直接流通してしまうことを効果的に抑制することができる。
【発明の効果】
【0016】
本明細書が開示する技術によれば、パワーモジュールの冷却装置において、冷却効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】実施例の冷却装置10の一用途を示す斜視図である。
【図2】実施例の冷却装置10の図1のII-II断面で見た横断面図である。
【図3】実施例の冷却装置10の図2のIII-III断面で見た縦断面図である。
【図4】実施例の冷却装置10の別の用途を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
図1−図3は、実施例の冷却装置10の構成を示している。冷却装置10は、パワーモジュール2を冷却するために用いられる。本実施例のパワーモジュール2は、ハイブリッド車両や燃料電池自動車などの電動車両において、バッテリとインバータ装置の間で昇降圧するDC−DCコンバータのスイッチング素子を収めた筐体である。本実施例のパワーモジュール2は、IGBTや還流ダイオード等のスイッチング素子を内蔵しており、大電流のスイッチング動作に伴い発熱する。
【0019】
冷却装置10は、冷却ケース12(第2冷却部材に相当する)と、冷却プレート14(第1冷却部材に相当する)を備えている。本実施例では、冷却ケース12および冷却プレート14は、何れもアルミニウム製であって、ダイカスト成形によって製造される。冷却ケース12に冷却プレート14を組み付けると、箱型の冷却装置10が形成される。冷却ケース12の内面と冷却プレート14の内面によって、冷却装置10の内部に冷媒経路16(図2参照)が形成される。より詳細には、容器状の冷却ケース12の底に相当する内面と冷却プレート14の内面が対向し、これらの対向面と、容器の側面に相当する冷却ケース12の側面によって冷媒経路が形成される。パワーモジュール2は冷却プレート14の外面に密着して配置される。
【0020】
図2に示すように、冷却装置10の内部に形成される冷媒経路16は、第1冷媒経路18と、第2冷媒経路20と、第3冷媒経路22から構成されている。第1冷媒経路18は、冷却装置10の端部に設けられた冷媒入口18aから直線状に伸びている。第3冷媒経路22は、冷却装置10の端部に設けられた冷媒出口22aへ向けて直線状に伸びている。第2冷媒経路20は、屈曲した形状であって、第1冷媒経路18と第3冷媒経路22を接続している。隔壁24が第1冷媒経路18と第3冷媒経路22を隔てている。別言すれば、第1冷媒経路18と第3冷媒経路22は、隔壁24を挟んで隣接して配置されている。冷媒入口18aから流入した冷媒は、第1冷媒経路18、第2冷媒経路20、第3冷媒経路22を順に経由して、冷媒出口22aから流出する。別言すれば、冷却ケース12および冷却プレート14によって箱型の冷却装置10が形成され、ケースの一つの側面に冷媒入口18aと冷媒出口22aが設けられ、冷却装置10の内部は、上記一の側面からこれに対向する側面に向けて伸びる隔壁24によって上流側(第1冷媒経路18)と下流側(第3冷媒経路22)が隔てられている。第1冷媒経路18と第3冷媒経路22は平行であるが、冷媒は相互に逆方向に流れる。
【0021】
冷媒経路16には、冷媒が流れる方向に沿って1つ以上のフィン26が形成されている。フィン26は、第1冷媒経路18、第2冷媒経路20、第3冷媒経路22に亘って連続して形成されている。冷媒経路16を流れる冷媒は、フィン26との熱交換によって冷却プレート14から熱を奪う。フィン26は、冷媒との接触面積を増大することを主たる目的として設けられるが、3本のフィン26は結果的に冷媒経路16を4本のサブ経路に分割する。夫々のフィン26の両側では冷媒は同じ方向に流れる。
【0022】
図3に示すように、隔壁24は、冷却ケース12の内面(ケース底面に相当する内面)から冷却プレート14に向けて突出する形状に形成されている。冷却プレート14には、隔壁24に対応する位置に、第1凹部28が形成されている。冷却ケース12に冷却プレート14を組付けた状態では、隔壁24の先端は第1凹部28に入り込んでいる。隔壁24の外面(隔壁の先端と先端付近の側面)と第1凹部28の内面の間には、製造公差を考慮して、間隙が設けられている。
【0023】
隔壁24の先端と冷却プレート14の間に間隙が存在すると、上流側である第1冷媒経路18と下流側である第3冷媒経路22の間で、その間隙を通って冷媒が直接流通してしまい、冷却装置10の冷却効率を低下させてしまう。しかしながら、本実施例の冷却装置10では、隔壁24の先端が第1凹部28に入り込んでいるため、隔壁24の先端の間隙を冷媒が通過しにくくなっている。このような構成とすることで、第1冷媒経路18と第3冷媒経路22の間で冷媒が直接流通してしまうことを抑制することができる。
【0024】
図3に示すように、フィン26は、冷却プレート14の内面から冷却ケース12の底面に相当する面に向けて突出する形状に形成されている。冷却ケース12には、フィン26に対応する位置に、第2凹部30が形成されている。冷却ケース12に冷却プレート14を組付けた状態では、フィン26の先端は第2凹部30に入り込んでいる。フィン26の外面(先端と先端近傍の側面)と第2凹部30の内面の間には、製造公差を考慮して、間隙が設けられている。
【0025】
本実施例の冷却装置10では、隔壁24の先端の間隙は冷却プレート14側に位置し、フィン26の先端の間隙は冷却ケース12側に位置する。このような構成とすることによって、冷媒がフィン26の先端の間隙と隔壁24の先端の間隙を続けて通過しにくくなっている。このような構成とすることで、第1冷媒経路18と第3冷媒経路22の間で冷媒が直接流通してしまうことを抑制することができる。
【0026】
本実施例の冷却装置10では、フィン26の先端が第2凹部30に入り込んでいるため、フィン26の先端の間隙を冷媒が通過しにくくなっている。このような構成とすることで、第1冷媒経路18や第3冷媒経路22において、冷媒が側方(冷媒の本来の流れ方向に直交する方向、図3の左右方向)に移動しにくくなり、第1冷媒経路18と第3冷媒経路22の間で冷媒が直接流通してしまうことを抑制することができる。
【0027】
図3に示すように、冷却ケース12の内面には、肉盛部32が形成されている。肉盛部32は、冷媒の流れ方向(隔壁24の伸びる方向)に沿って伸びる突条である。肉盛部32が形成されていることによって、冷媒の流れ方向(図3の紙面垂直方向)に対する冷媒経路16の断面積が小さくなり、冷媒の流速を上げることができる。これにより、冷却装置10の冷却効率を向上することができる。また、冷却ケース12の内面に肉盛部32が形成されていることで、より多くの冷媒が冷却プレート14に近い位置を流れるようになる。これによって、冷却プレート14に密着して配置されたパワーモジュール2の冷却効率をさらに高めることができる。
【0028】
図3に示すように、冷却プレート14の第1凹部28の縁部には、肉盛部34が形成されている。肉盛部34は、隔壁24の伸びる方向に沿って伸びる突条である。肉盛部34が形成されていることによって、隔壁24と第1凹部28の間の間隙に冷媒が流入することを抑制することができる。すなわち、肉盛部34が形成されていることで、第1凹部28が深く形成され、隔壁24の先端が第1凹部28に深く入り込んでいる構成と同様の効果を得ることができる。冷却プレート14の強度を確保するために第1凹部28を深く形成できない場合であっても、第1冷媒経路18と第3冷媒経路22の間で冷媒が直接流通してしまうことを効果的に抑制することができる。
【0029】
本実施例の冷却装置10では、隔壁24と第1凹部28の間、およびフィン26と第2凹部30の間には、それぞれ製造公差を考慮した間隙が確保されている。これによって、冷却ケース12と冷却プレート14を組み付ける際の干渉を防止することができる。また、熱膨張等に起因して冷却ケース12や冷却プレート14が変形した場合であっても、上記の隙間によって変形が吸収されて、干渉を防止することができる。冷媒経路16の十分なシール性を確保することができる。
【0030】
なお、図4に示すように、本実施例の冷却装置10は、冷却ケース12の上面を用いて、例えばDC−DCコンバータのリアクトルのような、別のパワーモジュール4を冷却することもできる。
【0031】
上記の実施例では、冷却ケース12と冷却プレート14が何れもアルミニウム製であって、ダイカスト成形によって製造される場合を例として説明したが、冷却ケース12と冷却プレート14の材質はこれに限られない。冷却ケース12と冷却プレート14には、製造時の形状自由度が確保されているものであれば、どのような材料を用いてもよい。例えば、冷却ケース12と冷却プレート14は、何れも樹脂製であって、射出成形等によって製造されてもよい。
【0032】
上記の実施例では、フィン26が冷媒の流れに沿って伸びるストレートフィンである場合について説明したが、フィン26は他の形状のものとしてもよい。例えば、フィン26はオフセットフィンであってもよいし、クロスウェーブフィンであってもよいし、千鳥状に配列されたピンフィンであってもよい。
【0033】
上記の実施例では、冷却装置10が冷却するパワーモジュール2がDC−DCコンバータのスイッチング装置である場合を例として説明したが、冷却装置10は他の用途に用いることもできる。例えば、冷却装置10を用いて、ハイブリッド車両や燃料電池自動車などの電動車両のインバータ装置全体を冷却してもよい。
【0034】
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
【符号の説明】
【0035】
2 パワーモジュール
4 パワーモジュール
10 冷却装置
12 冷却ケース
14 冷却プレート
16 冷媒経路
18 第1冷媒経路
18a 冷媒入口
20 第2冷媒経路
22 第3冷媒経路
22a 冷媒出口
24 隔壁
26 フィン
28 第1凹部
30 第2凹部
32 肉盛部
34 肉盛部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
パワーモジュールを冷却する冷却装置であって、
外面にパワーモジュールを密着して配置可能な第1冷却部材と、第2冷却部材を備えており、
第1冷却部材の内面と第2冷却部材の内面の間で冷媒経路が形成されており、
第2冷却部材の内面から第1冷却部材に向けて、上流側の冷媒経路と下流側の冷媒経路を隔てる隔壁が伸びており、
第1冷却部材の内面から第2冷却部材に向けてフィンが伸びている冷却装置。
【請求項2】
隔壁に対応して、第1冷却部材の内面に第1凹部が形成されており、
隔壁の先端が第1凹部に入り込んでいる請求項1の冷却装置。
【請求項3】
フィンに対応して、第2冷却部材の内面に第2凹部が形成されており、
フィンの先端が第2凹部に入り込んでいる請求項1または2の冷却装置。
【請求項4】
第2冷却部材の内面に肉盛部が形成されている請求項1から3の何れか一項の冷却装置。
【請求項5】
第1冷却部材の第1凹部の縁に肉盛部が形成されている請求項1から4の何れか一項の冷却装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2013−51274(P2013−51274A)
【公開日】平成25年3月14日(2013.3.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−187564(P2011−187564)
【出願日】平成23年8月30日(2011.8.30)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【Fターム(参考)】