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凹凸補正化粧料
説明

凹凸補正化粧料

【課題】 本発明は、凹凸補正効果およびその持続性に優れ、化粧料の肌への収まりが良く化粧膜が柔らかい化粧料を提供するものである。
【解決手段】 次の成分(a)〜(c);(a)フェニル基含有部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物、(b)皮膜形成性シリコーン樹脂、(c)屈折率1.4〜1.8の粉体を配合することを特徴とする、凹凸補正効果およびその持続性に優れ、化粧料の肌への収まりが良く化粧膜が柔らかい凹凸補正化粧料に関するものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、フェニル基含有部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物、皮膜形成性シリコーン樹脂、屈折率1.4〜1.8の粉体を配合する凹凸補正化粧料に関し、更に詳細には本願の化粧料は、凹凸補正効果およびその持続性に優れ、化粧料の肌への収まりが良く化粧膜が柔らかい化粧料に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、肌を美しく見せるために、化粧料で肌表面を平滑にしたり、肌色を均一に整えたりしてきた。肌の表面は毛穴や皮溝により凹凸があり、化粧膜が時間とともに肌の凹部に集まり、化粧料が局在化することにより、毛穴やしわが目立ち、それにより肌色が不均一になり肌を美しく見せる効果が得られなくなることがあった。そこで、凹凸補正効果を目的とした化粧料の開発がなされてきた。
凹凸補正する方法として、低屈折率の粉体を用い光の拡散により毛穴や皮溝をぼかし目だなくする方法や、毛穴や皮溝に粉体を埋めて物理的に肌表面を平滑にする方法があった。
これらの方法は、塗布直後には効果を発揮するものの、表情の変化や、皮脂等により化粧膜が崩れてしまうことがあった。
そこで、特定の大きさのオルガノポリシロキサンエラストマー球状粉体と、揮発性シリコーンと、皮膜を形成するシリコーン樹脂を用いることや、特定の大きさの球状粒子と油剤を用いることにより、更に長時間毛穴等を目立たなくする方法が検討されてきた。(例えば、特許文献1、2参照)
【0003】
【特許文献1】特開平09−175940
【特許文献2】特開2005−281295
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、皮膜を形成するシリコーン樹脂は、化粧膜をしっかり形成するものの、硬い膜になり、皮膚の動きに追随できず、期待するほどの効果が得られない場合があった。また、球状粒子に加え、さらに効果を得るために部分架橋型のオルガノポリシロキサン重合物を用いた場合、化粧料の肌への密着が悪くズルズルして肌になじまず、化粧料の肌への収まりが悪く、化粧膜が均一にできないために凹凸補正効果を十分に発揮することができない場合があった。
【0005】
そこで、凹凸補正効果およびその持続性に優れ、化粧料の肌への収まりが良く、柔らかい化粧膜が得られる化粧料の開発が望まれていた。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者は、上記課題に鑑み、鋭意研究を行った結果、低屈折率の粉体と部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物を組合せることにより、凹凸補正効果を更に向上し、更に皮膜形成性シリコーン樹脂を配合することにより、化粧膜をしっかり形成させ、持続性を向上されることを考えた。これにより、化粧料がズルズルして肌になじまない点が減少し、化粧料の肌への収まりがある程度改善されたが、化粧膜の柔らかさを実現することはできなかった。そこで、フェニル基含有部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物を用いたところ、化粧料の付着性が更に高まり、化粧料の肌への収まりが良くなること、化粧膜自体が柔らかくなり、低屈折率の粉体が均一に塗布され凹凸補正効果も向上することを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0007】
すなわち、本発明は、
次の成分(a)〜(c);
(a)フェニル基含有部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物
(b)皮膜形成性シリコーン樹脂
(c)屈折率1.4〜1.8の粉体
を配合することを特徴とする凹凸補正化粧料を提供するものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明のフェニル基含有部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物、皮膜形成性シリコーン樹脂、屈折率1.4〜1.8の粉体を配合する凹凸補正化粧料に関し、更に詳細には本願の化粧料は、凹凸補正効果およびその持続性に優れ、化粧料の肌への収まりが良く化粧膜が柔らかい化粧料に関する。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の詳細について以下に説明する。
本発明の凹凸補正化粧料とは、メーキャップ化粧料の前後に、肌上の小シワや毛穴等の好ましくない微小な凹凸を目立たなくする特殊用途の化粧料や、好ましくない微小な凹凸を目立たなくする機能を付加した化粧料をいう。
【0010】
本発明に用いられる成分(a)フェニル基含有部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物は、部分的に架橋結合を有する三次元構造を呈するシリコーン系エラストマーにフェニル基を有する化合物であれば特に制限されない。
【0011】
成分(a)フェニル基含有部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物は、例えば、SiO単位、HSiO1.5単位、RSiO1.5単位、RHSiO単位、RSiO単位、RSiO0.5単位及びRHSiO0.5単位(ここで、Rは脂肪族不飽和基を除く置換もしくは非置換の炭素数1〜30の一価炭化水素基である。一価炭化水素基は、メチル基、エチル基、プロピル基等のアルキル基、フェニル基、トリル基等のアリール基、ビニル基等の脂肪族不飽和基、メチル基、エチル基、プロピル基等の水素原子をフェニル基、トリル基等のアリール基で置換されたアラルキル基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル基、フルオロ基を含有するハロゲン化炭化水素基、エチレンオキサイド基を含有する炭化水素基等である。)からなる群から選択された少なくとも1種の構造単位で構成され、ケイ素原子に結合した水素原子を平均で1.5個以上分子中に含有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンと、SiO単位、(CH=CH)SiO1.5単位、RSiO1.5単位、R(CH=CH)SiO単位、RSiO単位、RSiO0.5単位、R(CH=CH)SiO0.5単位、(ここでRは脂肪族不飽和基を除く置換もしくは非置換の炭素数1〜30の一価炭化水素基である。一価炭化水素基としては、メチル基、エチル基、プロピル基等のアルキル基、フェニル基、トリル基等のアリール基、ビニル基等の脂肪族不飽和基、メチル基、エチル基、プロピル基等の水素原子をフェニル基、トリル基等のアリール基で置換されたアラルキル基、シクロヘキシル基や、フルオロ基を含有するハロゲン化炭化水素基、エチレンオキサイド基を含有する炭化水素基等が挙げられる。)からなる群から選択された構造単位で構成されると共に、分子中にケイ素原子に結合したビニル基を平均で1.5個以上含有するビニル基含有オルガノポリシロキサン及び/又はC2m−1(CH2m−1で表される不飽和炭化水素(但し、mは2〜6、xは1以上の整数である。)との付加重合によって得ることができる。
【0012】
但し、前記構造単位であるオルガノハイドロジェンポリシロキサンとビニル基含有オルガノポリシロキサンのRは、脂肪酸不飽和基を除く置換もしくは非置換の炭素数1〜30の一価炭化水素基を表すが、そのRの一部はフェニル基である。
【0013】
このようなフェニル基を含有する部分架橋型オルガノシロキサン重合物としては、例えば成分表示名称で(ジフェニルジメチコン/ビニルジフェニルジメチコン/シルセスキオキサン)クロスポリマーが挙げられる。市販品としては、フェニル基を含有する部分架橋型オルガノシロキサン重合物に炭化水素油又はエステル油を配合したシリコーンゲルを挙げることができ、市販品として、例えば、KSG−18(15%ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン溶液)(信越化学工業社製)を具体的に挙げることができる。
【0014】
本発明で用いられる成分(a)の配合量は特に限定されないが、化粧料中0.05〜10質量%(以下、単に「%」で示す。)が好ましく、更に好ましくは0.1〜6%である。この範囲であれば、凹凸補正効果およびその持続性に優れ、化粧料の肌への収まりの良さ、化粧膜の柔らかさに優れた凹凸補正化粧料を得ることができる。
【0015】
本発明の凹凸補正化粧料に用いられる成分(b)の皮膜形成性シリコーン樹脂は、オルガノポリシロキサン骨格をもち、皮膜を形成するものであれば特に限定されないが、本発明において皮膜形成とは、シリコーン樹脂が可溶な溶媒に40%溶解した溶液を、ガラス板に400μm厚のアプリケーターで塗布し、室温24時間乾燥後に皮膜が形成されていることをいい、特に化粧持続性の向上のために用いられる成分である。具体的には、例えば、トリメチルシロキシケイ酸、ポリメチルシルセスキオキサン、アクリル−シリコーン系グラフト共重合体が挙げられ、これらの一種又は二種以上用いることができる。
【0016】
トリメチルシロキシケイ酸としては、シロキサン構造を主骨格とした架橋構造を持つ化合物で、[(CHSiO1/2]x[SiO]yで表されるもの(Xは1〜3、Yは0.5〜8)等であり、シリコーン油で溶解した溶液も使用することができる。市販品としては、シリコン
X−21−5250(50%デカメチルシクロペンタシロキサン溶液)、KF−7312T(60%メチルトリメチコン溶液)、KF−7312J(50%デカメチルシクロペンタシロキサン溶液)、KF−7312K(60%ジメチコン溶液)、KF−9021(50%デカメチルシクロペンタシロキサン溶液)(何れも信越化学工業社製)、SR1000(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャッパン社製)等を使用することができる。
【0017】
またポリメチルシルセスキオキサンは、RSiO1.5単位とRSiO0.5単位(式中、R、Rは置換又は非置換の1価炭化水素基を表す)から成るシリコーン樹脂であり、市販品としては、SILFORM
FLEXIBLE RESIN(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)等が挙げられる。
【0018】
アクリル−シリコーン系グラフト共重合体とは、分子鎖の片末端にラジカル重合性基を有するオルガノポリシロキサン化合物(I)とアクリレート及び/又はメタクリレートを主体とするラジカル重合性モノマー(II)とのラジカル重合体で、特開平2−25411号公報、特開平2−132141号公報等に記載されているものが例示される。また、更に(III)アクリル酸及び/又はメタクリル酸を更にモノマーとして重合することもできる。
【0019】
分子鎖の片末端にラジカル重合性を有するオルガノポリシロキサン化合物(I)は、例えば、下記一般式(1)で表されるものが挙げられる。
【0020】
【化1】

【0021】
:メチル基又は水素原子
:場合によりエーテル結合1個又は2個で遮断されている、直鎖状又は分岐状の炭素鎖を有する炭素原子1〜10個の2価の飽和炭化水素基
:同一または異なってもよく、メチル基、ブチル基、―OSi(CHから選ばれる基
l:1〜300
【0022】
アクリレート及び/又はメタクリレートを主体とするラジカル重合性モノマー(b)は、ラジカル重合性不飽和結合を分子中に1個有する化合物を意味し、使用されるアクリレート及び/又はメタクリレートとしては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート等のアルキル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、フルオロ炭素鎖1〜10のパーフルオロアルキル(メタ)アクリレート等を例示することができる。
【0023】
分子鎖の片末端にラジカル重合性基を有するジメチルポリシロキサン化合物(I)とアクリレート及び/又はメタクリレートを主体とするラジカル共重合性モノマー(II)との共重合は、重合比率((I)/(II)):1/19〜2/1の範囲内で、ベンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、アゾビスイソブチロニトリル等の通常のラジカル重合開始剤の存在下で行われ、溶液重合法、乳化重合法、懸濁重合法、バルク重合法のいずれの方法の適用も可能である。
【0024】
このようなアクリル−シリコーン系グラフト共重合体は、成分表示名称で、例えば、(アクリル酸アルキル/ジメチコン)コポリマーが挙げられる。市販品としては、例えば、KP−541(60%イソプロパノール溶液)、KP−545(30%シクロペンタシロキサン溶液)、KP−549(40%メチルトリメチコン溶液)、KP−550(40%イソドデカン溶液)等が挙げられる。
また、分子鎖の片末端にラジカル重合性基を有するオルガノポリシロキサン化合物(I)とアクリレート及び/又はメタクリレートを主体とするラジカル共重合性モノマー(II)と(III)アクリル酸及び/又はメタクリル酸との共重合体は、成分表示名称で、成分表示名称で、例えば、(アクリレーツ/メタクリル酸トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピル)コポリマー等をあげることができる。
【0025】
本発明において、成分(b)は一種または二種以上を併用して使用することができ、その配合量の特に限定されないが、化粧料中0.1〜10%が好ましく、より好ましくは、0.5〜5%である。この範囲であれば、膜感が強くならず、肌への負担感もなく、凹凸補正効果およびその持続性に優れ、化粧料の肌への収まりの良さ、化粧膜の柔らかさに優れた凹凸補正化粧料を得ることができる。
【0026】
本発明に用いられる成分(c)の粉体は、屈折率が1.4〜1.8の範囲にある粉体であり、本発明の凹凸補正化粧料において、毛穴や皮溝をぼかすことにより、肌の凹凸を目立たなくするものである。尚、屈折率は、液浸法で測定した値をいう。具体的には、ポリアミド、ポリメチルシルセスキオキサン、シリコーンエラストマー、架橋型シリコーン・網状型シリコーン共重合体、ポリスチレン、ポリウレタン、ポリエチレン、結晶セルロース、ポリメタクリル酸エステル、ポリアクリル酸エステル、無水ケイ酸、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、アルミナ、水酸化アルミニウム、窒化ホウ素等が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることができる。
また、成分(c)の粒径は、特に限定されないが、肌の凹凸を目立たなくする観点より、1〜50μmが好ましい。尚、本発明において、平均粒子径は、レーザー回折式粒度分布測定装置により得られた値とする。本発明の凹凸補正化粧料において、成分(c)の代わりに、屈折率が1.4未満の粉体を用いると、化粧膜の透明性が高くなり、小シワや毛穴をぼかす効果が得にくいため好ましくなく、屈折率が1.8を超える粉体を用いると、化粧膜が不透明になり、不自な然仕上がりになるため好ましくない。
【0027】
市販品としては、架橋型シリコーン・網状型シリコーン共重合体としては、「KSP−102(信越化学工業社製)」、「ガンツパールGM−2800(ガンツ化成社製)」、ポリスチレンとしてはガンツパールGS−0605(ガンツ化成社製)、ポリ(メタ)アクリル酸アルキルとしてはマツモトマイクロスフェアー
M−305、M−306、同M−503、同M−600、同M−311(以上、松本油脂工業社製)、ポリアミドとしてはガンツパールGPA−550(ガンツ化成社製)、オルガソール2002D、2002EXD(以上、アトフィナ・ジャパン社製)、東レ
ナイロン粉末SP−500(東レ社製)などなどが挙げられる。これらの粉体はフッ素化合物、シリコーン系油剤、金属石ケン、ロウ、界面活性剤、油脂、炭化水素等を用いて公知の方法により表面処理を施したものであっても良い。
【0028】
本発明の凹凸補正化粧料における成分(c)の配合量は、特に限定されないが、1〜40%が好ましく、3〜20%が更に好ましい。成分(c)の配合量が、この範囲であると肌の凹凸を目立たなくする効果や経時での持続性に優れた凹凸補正化粧料を得ることができる。
【0029】
本発明の凹凸補正化粧料は、上記成分(a)〜(c)に加え、成分(d)フェニル基含有非架橋型オルガノポリシロキサンを配合することにより、特に化粧料の肌への収まりが向上する。
成分(d)フェニル基含有非架橋型オルガノポリシロキサンは、成分(a)とは異なり、架橋構造をもたず、フェニル基を含有するものであれば、いずれのものも使用することができるが、具体的には、成分表示名称で、例えば、ジフェニルジメチコン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、トリメチルペンタフェニルトリシロキサン、フェニルトリメチコン、フェニルメチコン等を挙げることができ、その一種又は二種以上を用いることができる。
【0030】
本発明の凹凸補正化粧料における成分(d)の配合量は、特に限定されないが、0.05〜20%が好ましく、0.1〜10%が更に好ましい。成分(d)の含有量が、この範囲であると肌の凹凸を目立たなくする効果や化粧料の肌への収まりに優れた凹凸補正化粧料を得ることができる。
【0031】
本発明の凹凸補正化粧料は、上記成分(a)〜(c)に加え、成分(e)の揮発性油剤を用いることにより、成分(b)の分散性や凹凸補正効果の持続をより向上することができる。成分(e)の揮発性油剤としては、1気圧、25℃において揮発性であり、具体的には、常圧における沸点が260℃以下のもので、軽質流動イソパラフィン、炭化水素、ヘキサメチルジシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、ドデカメチルシクロペンタシロキサン、メチルトリメチコン、エチルトリシロキサン等の低分子鎖状ポリシロキサン、低重合度ジメチルポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等の低分子環状のシリコーン油等を挙げることができる。
市販品として、軽質流動イソパラフィンとしてはアイソパーH(エッソ化学社製)、イソドデカン(バイエル社製)、イソヘキサデカン(ユニケマ社製)、IPソルベント1620MU、IPソルベント2028MU、IPソルベント2835(以上、出光興産社製)、デカメチルシクロペンタシロキサンとしてはTFS405(東芝シリコーン社製)、SH245、DC345(東レ・ダウコーニング社製)、KF−995(信越化学工業社製)、メチルトリメチコンとしては、シリコーン
TMF−1.5(信越化学工業社製)、メチルポリシロキサンとしてはKF−96L−2CS(信越化学工業社製)、デカメチルテトラシロキサンとしてはKF−96L−1.5CS(信越化学工業社製)、エチルトリシロキサンとしてはSILSOFT ETS(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)などが挙げられる。
【0032】
成分(e)の揮発性油剤の配合量は特に限定されないが、0.5〜40%が好ましく、更に好ましくは1〜30%である。この範囲であれば、成分(b)の分散性を向上することができ凹凸補正効果の持続に優れた凹凸補正化粧料を得ることができる。
【0033】
本発明の凹凸補正化粧料は、上記成分(a)〜(c)に加え、成分(f)のペースト油を用いることにより、肌への密着性をあげ化粧料の肌への収まりを向上することができる。
成分(f)のペースト油としては、常温でペースト状を呈する油剤であり、ペースト状とは、30℃の粘度が5000〜100000mPa・sのものを示す。本発明において、前記粘度は、試料を30℃で一日放置後、単一円筒型回転粘度計ビスメトロン型式VS−A1(芝浦システム社製)を用いて測定した。
例えば、炭化水素、動物油、植物油、鉱物油、高級脂肪酸エステル、架橋型シリコーン油、フッ素系油等が使用できる。具体的には、ワセリン、パーム油の硬化油、ヤシ油の硬化油、モノステアリン酸硬化ヒマシ油、ラノリン、ヒドロキシステアリン酸コレステリル、コレステロール脂肪酸エステル、フィトステロール脂肪酸エステル、ジペンタエリトリット脂肪酸エステル、架橋型メチルポリシロキサン、架橋型メチルフェニルポリシロキサン、高重合メチルポリシロキサン等が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることができる。市販品としては、ワセリンペンレコスノー(ペンレコ社製)、ポリブテン35R、ポリブテン100R、ポリブテン300R(何れも、出光石油化学社製)、サラコスHS、コスモール168シリーズ、ノムコートLAH(何れも、日清製油社製)等が挙げられる。
【0034】
成分(f)のペースト油の配合量は特に限定されないが、0.05〜20%が好ましく、更に好ましくは0.1〜15%である。この範囲であれば、肌への付着を向上させ化粧料の肌への収まりの良さに優れた凹凸補正化粧料を得ることができる。
【0035】
本発明の凹凸補正化粧料には、必要に応じて、通常の化粧料に配合可能な成分を適宜、配合することができる。
例えば、成分(a)、(b)、(d)、(e)(f)以外の油剤、界面活性剤、アルコール類、水、成分(c)以外の粉体、紫外線吸収剤、ゲル化剤及び増粘剤、保湿剤、防腐剤、抗菌剤、酸化防止剤、美容成分(美白剤、細胞賦活剤、抗炎症剤、血行促進剤、皮膚収斂剤、抗脂漏剤、ビタミン類、アミノ酸類等)等を配合することができる。
【0036】
油剤としては、固形油、液状油等が挙げられ、天然動植物油及び半合成油、炭化水素油、エステル油、グリセライド油、シリコーン油、高級アルコール、高級脂肪酸、有機溶剤等が例示される。
固形油としてはカルナウバロウ、キャンデリラロウ、綿ロウ、セラックロウ、硬化油等の天然ロウ類、オゾケライト、セレシン、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス等の鉱物系ワックス、ポリエチレンワックス、フィッシャートロプシュワックス、エチレン・プロピレンコポリマー等の合成ワックス、ベヘニルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、コレステロール、フィトステロールなどの高級アルコール、ステアリン酸、ベヘン酸などの高級脂肪酸等を例示することができる。
液状油で、天然動植物油及び半合成油としては、具体的にアボガド油、アマニ油、アーモンド油、イボタロウ、エノ油、オリーブ油、カヤ油、肝油、キョウニン油、小麦胚芽油、ゴマ油、コメ胚芽油、コメヌカ油、サザンカ油、サフラワー油、シナギリ油、シナモン油、タートル油、大豆油、茶実油、ツバキ油、月見草油、トウモロコシ油、ナタネ油、日本キリ油、ヌカロウ、胚芽油、パーシック油、パーム油、パーム核油、ヒマシ油、ヒマワリ油、ブドウ油、ホホバ油、マカデミアナッツ油、綿実油、ヤシ油、トリヤシ油脂肪酸グリセライド、落花生油、液状ラノリン、還元ラノリン、ラノリンアルコール、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、POEラノリンアルコールエーテル、POEラノリンアルコールアセテート、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水素添加ラノリンアルコールエーテル、卵黄油等が挙げられる。
炭化水素油としては、スクワラン、スクワレン、流動パラフィン、プリスタン等が挙げられる。
エステル油としては、アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、モノイソステアリン酸N−アルキルグリコール、イソステアリン酸イソセチル、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、2−エチルヘキサン酸セチル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジ−2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、オクタン酸セチル、オクチルドデシルガムエステル、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチルドデシル、オレイン酸デシル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、クエン酸トリエチル、コハク酸2−エチルヘキシル、酢酸アミル、酢酸エチル、酢酸ブチル、ステアリン酸イソセチル、ステアリン酸ブチル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジ−2−エチルヘキシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸2−オクチルドデシル、ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、ミリスチン酸ミリスチル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、ラウリン酸エチル、ラウリン酸ヘキシル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−2−オクチルドデシルエステル、リンゴ酸ジイソステアリル等が挙げられる。
グリセライド油としては、アセトグリセライド、トリイソオクタン酸グリセライド、トリイソステアリン酸グリセライド、トリイソステアリン酸ジグリセライド、テトライソステアリン酸ジグリセライド、トリイソパルミチン酸グリセライド、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセライド、モノステアリン酸グリセライド、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライド、トリミリスチン酸グリセライド等が挙げられる。
シリコーン油としては、ジメチルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、テトラメチルテトラハイドロジェンシクロテトラシロキサン、アルキル変性シリコーン等が挙げられる。
高級アルコールとしてはオレイルアルコール、ラウリルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、2−オクチルドデカノール等が挙げられる。
高級脂肪酸としてはオレイン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸等が挙げられる。
【0037】
界面活性剤としては、通常化粧料に使用されるものであれば特に制限はなく、何れのものも使用することができる。界面活性剤はアニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤等が例示されるが、これらを必要に応じて1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
アニオン性界面活性剤として、具体的にはステアリン酸ナトリウムやパルミチン酸トリエタノールアミン等の脂肪酸セッケン、アルキルエーテルカルボン酸及びその塩、アミノ酸と脂肪酸の縮合等のカルボン酸塩、アルキルスルホン酸、アルケンスルホン酸塩、脂肪酸エステルのスルホン酸塩、脂肪酸アミドのスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩とそのホルマリン縮合物のスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、第二級高級アルコール硫酸エステル塩、アルキル及びアリルエーテル硫酸エステル塩、脂肪酸エステル硫酸エステル塩、脂肪酸アルキロールアミドの硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩、ロート油等の硫酸エステル塩類、アルキルリン酸塩、エーテルリン酸塩、アルキルアリルエーテルリン酸塩、アミドリン酸塩、N−アシルアミノ酸系活性剤等が挙げられる。
カチオン性界面活性剤としては長鎖アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジ長鎖アルキルジメチルアンモニウム塩、長鎖アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、ジポリオキシエチレンアルキルメチルアンモニウム塩、ジポリオキシエチレンアルキルエーテルジメチルアンモニウム塩、ポリオキシプロピレンメチルジエチルアンモニウム塩等のアルキル4級アンモニウム塩や芳香族4級アンモニウム塩をはじめ、アルキルピリジニウム塩等のピリジニウム塩、アルキルジヒドロキシエチルイミダゾリン塩等のイミダゾリン塩、N−アシル塩基性アミノ酸低級アルキルエステル塩、そしてアルキルアミン塩、ポリアミン、アミノアルコール脂肪酸誘導体等のアミン塩等が挙げられる。
非イオン性界面活性剤としてはソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンプロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンフィトスタノールエーテル、ポリオキシエチレンフィトステロールエーテル、ポリオキシエチレンコレスタノールエーテル、ポリオキシエチレンコレステリルエーテル、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、メチルポリシロキサン・セチルメチルポリシロキサン・ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)メチルポリシロキサン共重合体、ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)メチルポリシロキサン共重合体、PEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、ラウリルPEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、ポリオキシエチレンメチルシロキサン・ポリオキシプロピレンオレイルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、ポリグリセリン変性オルガノポリシロキサンアルカノールアミド、糖エーテル、糖アミド等が挙げられる。
両性界面活性剤としてはアルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルジヒドロキシエチルアミノ酢酸ベタイン等のカルボベタイン型両性界面活性剤、アルキルスルホベタイン等のスルホベタイン型両性界面活性剤、N−脂肪酸アシル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルエチレンジアミン塩、N−脂肪酸アシル−N−カルボキシメトキシエチル−N−カルボキシメチルエチレンジアミン二塩等のアミドアミン型(イミダゾリン型)両性界面活性剤、N−[3−アルキルオキシ−2−ヒドロキシプロピル]アルギニン塩等のアミノ酸型両性界面活性剤、アルキルイミノジカルボン酸塩型両性界面活性剤等が挙げられる。
【0038】
有機紫外線吸収剤としては、サリチル酸ホモメンチル、サリチル酸オクチル、サリチル酸トリエタノールアミン等のサリチル酸系;パラアミノ安息香酸、エチルジヒドロキシプロピルパラアミノ安息香酸、グリセリルパラアミノ安息香酸、オクチルジメチルパラアミノ安息香酸、パラジメチルアミノ安息香酸アミル、パラジメチルアミノ安息香酸2−エチルへキシル等のPABA系;4−(2−β−グルコピラノシロキシ)プロポキシ−2−ヒドロキシベンゾフェノン、ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノン、ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノンジスルホン酸ナトリウム、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−硫酸、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2’4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2、2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−N−オクトキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系;パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル(別名;パラメトキシケイ皮酸オクチル)、ジパラメトキシケイ皮酸モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル、2,5−ジイソプロピルケイ皮酸メチル、2,4,6−トリス[4−(2−エチルへキシルオキシカルボニル)アニリノ]−1,3,5−トリアジン、トリメトキシケイ皮酸メチルビス(トリメチルシロキシ)シリルイソペンチル、パラメトキシケイ皮酸イソプロピル・ジイソプロピルケイ皮酸エステル混合物、p−メトキシハイドロケイ皮酸ジエタノールアミン塩等のケイ皮酸系;2−フェニル−ベンズイミダゾール−5−硫酸、4−イソプロピルジベンゾイルメタン、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン等のベンゾイルメタン系;2−シアノ−3,3−ジフェニルプロパン−2−エン酸2−エチルヘキシルエステル(別名;オクトクリレン)、ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸2−エチルへキシル、1−(3,4−ジメトキシフェニル)−4,4−ジメチル−1,3−ペンタンジオン、シノキサート、メチル−O−アミノベンゾエート、2−エチルヘキシル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリレート、3−(4−メチルベンジリデン)カンフル、オクチルトリアゾン、4−(3,4−ジメトキシフェニルメチレン)−2,5−ジオキソ−1−イミダゾリジンプロピオン酸2−エチルヘキシル、これらの高分子誘導体、及びシラン誘導体等が挙げられ、目的に応じて一種又は二種以上を配合することができる。
【0039】
アルコール類として、具体的にはエタノール、イソプロパノール等の低級アルコール、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、エリスリトール等の多価アルコール、ソルビトール、マルトース、キシリトール、マルチトール等の糖アルコール、ベンジルアルコール等が例示される。
【0040】
粉体としては、無機粉体、有機粉体、金属石鹸粉末、有色顔料、パール顔料、金属粉末、タール色素、天然色素等が挙げられ、その粒子形状(球状、針状、板状等)や粒子径(煙霧状、微粒子、顔料級等)、粒子構造(多孔質、無孔質等)を問わず、何れのものも使用することができる。
無機粉体として、具体的には、酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化亜鉛、酸化セリウsム、酸化マグネシウム、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、タルク、マイカ、カオリン、セリサイト、白雲母、合成雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、リチア雲母、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、ヒドロキシアパタイト、バーミキュライト、ハイジライト、ベントナイト、モンモリロナイト、ヘクトライト、ゼオライト、セラミックスパウダー、第二リン酸カルシウム等が挙げられる。
有機粉体としては、ポリエステルパウダー、ポリプロピレンパウダー、ベンゾグアナミンパウダー、ポリメチルベンゾグアナミンパウダー、テトラフルオロエチレンパウダー、シルクパウダー、ジビニルベンゼン・スチレン共重合体パウダー、ビニル樹脂パウダー、尿素樹脂パウダー、フェノール樹脂パウダー、フッ素樹脂パウダー、アクリル樹脂パウダー、メラミン樹脂パウダー、エポキシ樹脂パウダー、ポリカーボネイト樹脂パウダー、微結晶繊維粉体パウダー、コメデンプン、ラウロイルリジン等が挙げられる。
金属石鹸粉末(界面活性剤金属塩粉末)としては、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、ミリスチン酸亜鉛、ミリスチン酸マグネシウム、セチルリン酸亜鉛、セチルリン酸カルシウム、セチルリン酸亜鉛ナトリウム等の各粉末が挙げられる。
有色顔料としては、酸化鉄、水酸化鉄、チタン酸鉄の無機赤色顔料、γ−酸化鉄等の無機褐色系顔料、黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料、黒酸化鉄、カーボンブラック等の無機黒色顔料、マンガンバイオレット、コバルトバイオレット等の無機紫色顔料、水酸化クロム、酸化クロム、酸化コバルト、チタン酸コバルト等の無機緑色顔料、紺青、群青等の無機青色系顔料、タール系色素をレーキ化したもの、天然色素をレーキ化したもの及びこれらの粉体を複合化した複合粉体等が挙げられる。
パール顔料としては、酸化チタン被覆雲母、酸化チタン被覆マイカ、オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆タルク、魚鱗箔、酸化チタン被覆ガラス末、酸化チタン被覆着色雲母等が挙げられ、また、金属粉末としてはアルミニウムパウダー、カッパーパウダー、ステンレスパウダー等が挙げられる。
タール色素としては、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色227号、赤色228号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、黄色204号、黄色401号、青色1号、青色2号、青色201号、青色404号、緑色3号、緑色201号、緑色204号、緑色205号、橙色201号、橙色203号、橙色204号、橙色206号、橙色207号等が挙げられ、天然色素としてはカルミン酸、ラッカイン酸、カルサミン、ブラジリン、クロシン等が挙げられる。
これらの粉体は、そのまま使用しても良いが、これらの粉体を複合化しても良く、公知の表面処理剤で被覆処理を行なって使用しても良い。
上記粉体は必要に応じて1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
【0041】
油ゲル化剤としては、アルミニウムステアレート、マグネシウムステアレート、ジンクミリステート等の金属セッケン、N−ラウロイル−L−グルタミン酸、α,γ−ジ−n−ブチルアミン等のアミノ酸誘導体、デキストリンパルミチン酸エステル、デキストリンステアリン酸エステル、デキストリン2−エチルヘキサン酸パルミチン酸エステル等のデキストリン脂肪酸エステル、ショ糖パルミチン酸エステル、ショ糖ステアリン酸エステル等のショ糖脂肪酸エステル、モノベンジリデンソルビトール、ジベンジリデンソルビトール等のソルビトールのベンジリデン誘導体、ジメチルベンジルドデシルアンモニウムモンモリロナイトクレー、ジメチルジオクタデシルアンモニウムモンモリナイトクレー等の有機変性粘土鉱物が挙げられる。
【0042】
水系増粘剤、ゲル化剤としてはアラビアガム、トラガカントガム、ガラクタン、キャロブガム、グァーガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、寒天、クインスシード(マルメロ)、デンプン(コメ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ)、アルゲコロイド、トラントガム、ローカストビーンガム等の植物系高分子、キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、プルラン等の微生物系高分子、コラーゲン、カゼイン、アルブミン、ゼラチン等の動物系高分子、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等のデンプン系高分子、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ニトロセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セルロース、セルロース末のセルロース系高分子、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等のアルギン酸系高分子、ポリビニルメチルエーテル、カルボキシビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー等のビニル系高分子、ポリオキシエチレン系高分子、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体系高分子、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリルアミド等のアクリル系高分子、ベントナイト、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ラポナイト、ヘクトライト、無水ケイ酸等の無機系増粘剤、ポリエチレンイミン、カチオンポリマー等がある。また、この中には、ポリビニルアルコールやポリビニルピロリドン等の皮膜形成剤も含まれる。
【0043】
保湿剤としては、尿素、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、ピロリドンカルボン酸塩等が挙げられる。
防腐剤、抗菌剤としてはパラオキシ安息香酸エステル、安息香酸、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、フェノキシエタノール、サリチル酸、石炭酸、ソルビン酸、パラクロルメタクレゾール、ヘキサクロロフェン、塩化ベンザルコニウム、塩化クロルヘキシジン、トリクロロカルバニリド、感光素、イソプロピルメチルフェノール等が挙げられる。
【0044】
酸化防止剤としては、トコフェロール、ブチルヒドロキシアニソール、ジブチルヒドロキシトルエン等、pH調整剤としては乳酸、乳酸塩、クエン酸、クエン酸塩、グリコール酸、コハク酸、酒石酸、リンゴ酸、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム等、キレート剤としてはアラニン、エデト酸ナトリウム塩、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、リン酸塩、ヒドロキシエタンジホスホン等、清涼剤としてはL−メントール、カンファ、薄荷油、ペパーミント油、ユーカリ油等、抗炎症剤としてはアラントイン、グリチルレチン酸塩、グリチルレチン誘導体、トラネキサム酸、アズレン等が夫々挙げられる。
【0045】
美容成分としては、アルブチン、グルタチオン、ユキノシタ抽出物等の美白剤、ロイヤルゼリー、感光素、コレステロール誘導体、幼牛血液抽出液等の細胞賦活剤、肌荒れ改善剤、ノニル酸ワレニルアミド、ニコチン酸ベンジルエステル、ニコチン酸β−ブトキシエチルエステル、カプサイシン、ジンゲロン、カンタリスチンキ、イクタモール、カフェイン、タンニン酸、α−ボルネオール、ニコチン酸トコフェロール、イノシトールヘキサニコチネート、シクランデレート、シンナリジン、トラゾリン、アセチルコリン、ベラパミル、セファランチン、γ−オリザノール等の血行促進剤、酸化亜鉛、タンニン酸等の皮膚収斂剤、イオウ、チアントロール等の抗脂漏剤等が挙げられる。
【0046】
ビタミン類としてはビタミンA油、レチノール、酢酸レチノール、パルミチン酸レチノール等のビタミンA類、リボフラビン、酪酸リボフラビン、フラビンアデニンヌクレオチド等のビタミンB2類、ピリドキシン塩酸塩、ピリドキシンジオクタノエート等のビタミンB6類、L−アスコルビン酸、L−アスコルビン酸ジパルミチン酸エステル、L−アスコルビン酸−2−硫酸ナトリウム、dl−α−トコフェロール−L−アスコルビン酸リン酸ジエステルジカリウム等のビタミンC類、パントテン酸カルシウム、D−パントテニルアルコール、パントテニルエチルエーテル、アセチルパントテニルエチルエーテル等のパントテン酸類、エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール等のビタミンD類、ニコチン酸、ニコチン酸ベンジル、ニコチン酸アミド等のニコチン酸類、dl−α−トコフェロール、酢酸dl−α−トコフェロール、ニコチン酸dl−α−トコフェロール、コハク酸dl−α−トコフェロール等のビタミンE類、ビタミンP、ビオチン等が挙げられる。
【0047】
アミノ酸類としては、アルギニン、アスパラギン酸、シスチン、システイン、メチオニン、セリン、ロイシン、イソロイシン、トリプトファン、アラニン、グリシン、プロリン等が挙げられる。
【0048】
本発明の凹凸補正化粧料の製造方法としては、通常公知の方法で製造可能であり、製造機器としては、一般のディスパーションのような分散・乳化機器であればいずれでもよい。
【0049】
本発明の凹凸補正化粧料の剤型としては、油中水型、油性型、水中油型、マルチプルエマルション、粉体型等が挙げられ、油中水型、油性型が好ましい。形態は、液状、半固形状、固形状等が挙げられ、半固形状から液状が好ましい。用途としては、凹凸補正用化粧料だけでなく、凹凸補正効果を期待するファンデーション、コンシーラー、頬紅、白粉、コントロールカラー、下地料、BBクリーム、アイカラー、口紅等のメーキャップ化粧料や乳液、クリーム、美容液、デイクリーム、日焼け止め等のスキンケア化粧料等に適用可能である。
以下に実施例を挙げて、本発明を更に詳細に説明する。尚、これらは本発明を何ら限定するものではない。
【実施例】
【0050】
実施例1〜8及び比較例1〜3:油中水乳化型コンシーラー
以下の表1に示す組成の油中水乳化型コンシーラーを下記製造方法により調整し、凹凸補正効果、凹凸補正効果の持続性、化粧料の肌への収まりの良さ、化粧膜の柔らかさの評価項目について、以下に示す方法により評価・判定し、結果を併せて表1に示した。
【0051】
【表1】

【0052】
(注1)KSG−18(信越化学工業社製)
(注2)KSG−16(信越化学工業社製)
(注3)KF−9021(信越化学工業社製)
(注4)KP−545(信越化学工業社製)
(注5)KSP−100(信越化学工業社製)
(注6)KSP−300(信越化学工業社製)
(注7)KF−56(信越化学工業社製)
(注8)コスモール168ARNV(日清オイリオ社製)
(注9)KF−9901(信越化学工業社製)にて3%表面処理
(注10)KF−6028P(信越化学工業社製)
(注11)KF−6038(信越化学工業社製)
【0053】
(製造方法)
(1)成分10〜14、16の一部、8の一部を3本ローラーで混合する
(2)成分9、18を70℃にて加熱溶解し、(1)、成分1〜7、8の残部、15、16の残部、17〜19を添加し、均一に混合する。
(3)成分20〜23を均一に混合溶解後、(2)に添加し乳化する。
(4)(3)を脱泡し、容器に充填して油中水乳化型コンシーラーを得た。
【0054】
(評価方法1)「凹凸補正効果」、「凹凸補正効果の持続性」
化粧品評価専門パネル20名に、前記実施例及び比較例の油中水乳化型コンシーラー0.3gを全顔に塗布し、塗布前後と経時(7時間後)において撮影されたデジタル写真を画像解析することで、開きの目立つ毛穴数をカウントした。なお、測定にはSkinAnalyzer
Clinical Suite RSA100(インフォワード社製)を用いて行った。なお毛穴数の減少率とは化粧料未塗布時と化粧料塗布直後との毛穴数の比較であり、開きの目立つ毛穴数の減少率が大きい程凹凸補正効果が得られるとした。また、持続性の評価は化粧料塗布後、日常生活を7時間した後の毛穴数の測定評価である。各パネルより得られた評点の平均をとり、下記判定基準に基づき判定した。
(判定基準)
(凹凸補正効果:毛穴の減少率) :(評点)
開きの目立つ毛穴数の減少率が40%以上 : 5点
開きの目立つ毛穴数の減少率が30%以上40%未満: 4点
開きの目立つ毛穴数の減少率が20%以上30%未満: 3点
開きの目立つ毛穴数の減少率が10%以上20%未満: 2点
開きの目立つ毛穴数の減少率が10%未満 : 1点
(判定基準)
(凹凸補正効果の持続性) :(評点)
塗布直後と比較して毛穴数が100%未満 : 5点
塗布直後と比較して毛穴数が100%以上150%未満: 4点
塗布直後と比較して毛穴数が150%以上200%未満: 3点
塗布直後と比較して毛穴数が200%以上250%未満: 2点
塗布直後と比較して毛穴数が250%以上 : 1点
(判定基準)
(評点の平均点) :(判定)
4.5以上 : ◎
3.5以上〜4.5未満 : ○
1.5以上〜3.5未満 : △
1.5未満 : ×
【0055】
(評価方法2)「化粧料の肌への収まりの良さ」、「化粧膜の柔らかさ」
化粧品評価専門パネル20名に、前記実施例及び比較例の油中水乳化型コンシーラーを毛穴や小シワじわの目立つ小鼻および唇周辺に、適量取って塗布してもらい、「化粧料の肌への収まりの良さ」、「化粧膜の柔らかさ」の項目について、各自が以下の評価基準に従って7段階評価し、各パネルより得られた評点の平均をとり、下記判定基準に基づき判定した。
[評価基準]
(評価結果) :(評点)
非常に良好 : 6点
良好 : 5点
やや良好 : 4点
普通 : 3点
やや不良 : 2点
不良 : 1点
非常に不良 : 0点
[判定基準]
(評点の平均点) :(判定)
5.0以上 : ◎ 非常に良好
3.5以上〜5.0未満 : ○ 良好
1.5以上〜3.5未満 : △ 普通
1.5未満 : × 不良
【0056】
(結果)
表1の結果から明らかな如く、実施例1〜8の油中水乳化型コンシーラーは、凹凸補正効果、凹凸補正効果の持続性、化粧料の肌への収まりの良さ、化粧膜の柔らかさに優れたものであった。
一方、成分(a)のフェニル基含有部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物を抜いた比較例1の油中水乳化型コンシーラーは、化粧膜が硬くなり、凹凸補正効果の持続性の劣り、化粧料のズルズル感はないが、伸び広がりに影響し、凹凸補正効果が劣るものになった。また、成分(b)の皮膜形成性シリコーン樹脂を抜いた比較例2では、化粧料は化粧料の肌への収まりが悪くズルズルして、凹凸補正効果を充分得ることができず、更に凹凸補正効果の持続性に劣るものであった。また、成分(c)の屈折率1.4〜1.8の粉体を抜いた比較例3では、凹凸補正効果を充分に得ることができず、化粧膜の柔らかさが充分ではないため、更に凹凸補正効果の持続性にも劣るものであった。
【0057】
[実施例9]
油中水型ファンデーション
(成分) (%)
1.(ジメチコン/フェニルビニルジメチコン)クロスポリマー15%
ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン溶液(注1) 3.0
2.(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー15%
シクロメチコン溶液(注12) 5.0
3.トリメチルシロキシケイ酸50%シクロメチコン溶液(注13) 3.0
4.ポリアミド粉末(平均粒径14μ) 2.0
5.球状メタクリル酸メチルクロスポリマー粉末(平均粒径30μ) 5.0
6.ジフェニルシロキシフェニルジメチコン(注7) 2.0
7.メチルトリメチコン 20.0
8.ヒドロキシステアリン酸コレステリル 5.0
9.ジメチコン処理酸化チタン(注9) 10.0
10.ジメチコン処理酸化鉄(注9) 2.5
11.マイカ 3.0
12.ジステアリルジモニウムヘクトライト 1.0
13.ポリシリコーン−13(注14) 1.5
14.ラウリルPEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン(注11) 2.5
15.イソノナン酸イソトリデシル 3.0
16.トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 2.0
17.メトキシケイヒ酸2−エチルヘキシル 5.0
18.パラオキシ安息香酸メチル 0.2
19.1,3−ブチレングリコール 5.0
20.塩化ナトリウム 0.3
21.精製水 残量
22.香料 適量
(注12)KSG−15(信越化学工業社製)
(注13)KF−7312J(信越化学工業社製)
(注14)DOW CORNING TORAY FZ−2233(東レ・ダウコーニング社製)
【0058】
(製造方法)
(1)成分9〜11、7の一部、14の一部を3本ローラーにて処理する。
(2)成分12を7の一部、14の一部にて膨潤させる。
(3)成分8、15を60℃にて加熱溶解し、(1)、(2)、成分1〜6、7の残部、14の残部、16〜17、22を添加し、均一に混合する。
(4)成分18〜21を均一に混合溶解後、(3)に添加し乳化する。
(5)(4)を脱泡し、容器に充填して油中水型ファンデーションを得た。
【0059】
(結果)
実施例9の油中水型ファンデーションは、凹凸補正効果、凹凸補正効果の持続性、化粧料の肌への収まりの良さ、化粧膜の柔らかさに優れたものであった。
【0060】
[実施例10]
油中水型下地料
1.(ジメチコン/フェニルビニルジメチコン)クロスポリマー15%
ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン溶液(注1) 8.0
2.(ビニルジメチコン/ラウリルジメチコン)クロスポリマー30%
トリエチルヘキサノイン溶液(注15) 3.0
3.トリメチルシロキシケイ酸50%シクロメチコン溶液(注3) 2.0
4.ラウロイルリシン 1.0
5.ポリアクリル酸アルキル粉末(平均粒径10μ) 5.0
6.ジフェニルジメチコン(注16) 2.0
7.球状ポリアミド粉末(平均粒径8μ) 5.0
8.デカメチルシクロペンタシロキサン 20.0
9.ワセリン 2.0
10.ジメチコン処理酸化チタン(注9) 5.0
11.ジメチコン処理酸化鉄(注9) 1.0
12.合成金雲母 3.0
13.ジステアリルジモニウムヘクトライト 1.0
14.PEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン(注10) 1.5
15.ラウリルPEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン(注11) 2.5
16.イソノナン酸イソトリデシル 3.0
17.トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 2.0
18.メトキシケイヒ酸2−エチルヘキシル 5.0
19.ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル 1.0
20.パラオキシ安息香酸メチル 0.2
21.グリセリン 5.0
22.塩化ナトリウム 0.3
23.精製水 残量
24.香料 適量
(注15)KSG−43(信越化学工業社製)
(注16)KF−54(信越化学工業社製)
【0061】
(製造方法)
(1)成分10〜12、8の一部、14の一部を3本ローラーにて処理する。
(2)成分9、16を60℃にて加熱溶解し、(1)、成分1〜7、8の残部、13、14の残部、15、17〜19、24を添加し、均一に混合する。
(3)成分20〜23を均一に混合溶解後、(2)に添加し乳化する。
(4)(3)を脱泡し容器に充填して油中水型下地料を得た。
【0062】
(結果)
実施例10の油中水乳化型下地料は、凹凸補正効果、凹凸補正効果の持続性、化粧料の肌への収まりの良さ、化粧膜の柔らかさに優れたものであった。
【0063】
[実施例11]
油中水型BBクリーム
1.(ジメチコン/フェニルビニルジメチコン)クロスポリマー15%
ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン溶液(注1) 3.0
2.(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー15%
シクロメチコン溶液(注12) 5.0
3.トリメチルシロキシケイ酸50%シクロメチコン溶液(注3) 6.0
4.球状シリカ粉末(平均粒径5μ) 1.0
5.球状ポリメチルシルセスキオキサン粉末(平均粒径6μ) 5.0
6.ジフェニルシロキシフェニルジメチコン(注7) 2.0
7.球状ポリウレタン粉末(平均粒径15μ) 5.0
8.イソドデカン 10.0
9.デカメチルシクロペンタシロキサン 10.0
10.マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル 2.0
11.ジメチコン処理酸化チタン(注9) 8.0
12.ジメチコン処理酸化鉄(注9) 2.0
13.セリサイト 3.0
14.ジステアリルジモニウムヘクトライト 0.5
15.ステアラルコニウムヘクトライト 0.5
16.レシチン 0.2
17.セスキイソスレアリン酸ソルビタン 0.5
18.ラウリルPEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン(注11) 2.5
19.ジメチルポリシロキサン(6mm/s:25℃) 3.0
20.ミネラルオイル 2.0
21.パルミチン酸デキストリン 1.0
22.メトキシケイヒ酸2−エチルヘキシル 5.0
23.パルミチン酸オクチル 2.0
24.パラオキシ安息香酸メチル 0.2
25.エタノール 5.0
26.塩化ナトリウム 0.3
27.精製水 残量
28.香料 適量
【0064】
(製造方法)
(1)成分9の一部、11〜13、16〜17、18の一部を3本ローラーにて処理する。
(2)成分10、20〜21を60℃で加熱溶解し、(1)、成分1〜8、9の残部、14〜15、18の残部、19、22〜23、28を添加し、均一に混合する。
(3)成分24〜27を均一に混合溶解後、(2)に添加し乳化する。
(4)(3)を脱泡し、容器に充填して油中水型BBクリームを得た。
【0065】
(結果)
実施例11の油中水乳化型BBクリームは、凹凸補正効果、凹凸補正効果の持続性、化粧料の肌への収まりの良さ、化粧膜の柔らかさに優れたものであった。
【0066】
[実施例12]
油中水型日焼け止め料
1.(ジメチコン/フェニルビニルジメチコン)クロスポリマー15%
ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン溶液(注1) 3.0
2.(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー15%
シクロメチコン溶液(注12) 2.0
3.トリメチルシロキシケイ酸50%シクロメチコン溶液(注13) 3.0
4.球状(スチレン/DVB)コポリマー粉末(平均粒径6μ) 1.0
5.球状ポリスチレン粉末(平均粒径6μ) 5.0
6.ジフェニルシロキシフェニルジメチコン(注7) 2.0
7.ジメチルポリシロキサン(2mm/s:25℃) 20.0
8.ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/
セチル/ステアリル/ベヘニル) 1.0
9.ジメチコン処理酸化チタン (注9) 5.0
10.ジメチコン処理酸化亜鉛 (注9) 5.5
11.セリサイト 3.0
12.ジステアリルジモニウムヘクトライト 1.0
13.PEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン(注10) 1.5
14.ラウリルPEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン(注11) 2.5
15.イソノナン酸イソトリデシル 3.0
16.トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル 2.0
17.パラメトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル 5.0
18.ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル 2.0
19.フェニルベンゾイミダゾールスルホン酸 2.0
20.トリエタノールアミン 1.7
21.フェノキシエタノール 0.2
22.ジプロピレングリコール 5.0
23.塩化ナトリウム 0.3
24.精製水 残量
25.香料 適量
【0067】
(製造方法)
(1)成分9〜11、7の一部、13の一部を3本ローラーにて処理する。
(2)成分8と15を70℃にて加熱溶解し、(1)、成分1〜6、7の残部、12、13の残部、14、16〜18、25を添加し、均一に混合する。
(3)成分19〜24を均一に混合溶解後、(2)に添加し乳化する。
(4)(3)を脱泡し、容器に充填して油中水型日焼け止め料を得た。
【0068】
(結果)
実施例12の油中水型日焼け止め料は、凹凸補正効果、凹凸補正効果の持続性、化粧料の肌への収まりの良さ、化粧膜の柔らかさに優れた油中水型日焼け止め料であった。
【0069】
[実施例13]
油性固型頬紅
(成分) (%)
1.(ジメチコン/フェニルビニルジメチコン)クロスポリマー15%
ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン溶液(注1) 3.0
2.(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー15%
シクロメチコン溶液(注12) 5.0
3.トリメチルシロキシケイ酸(注17) 3.0
4.硫酸バリウム 2.0
5.アクリレーツコポリマー溶液(注18) 5.0
6.ジフェニルシロキシフェニルジメチコン(注7) 2.0
7.軽質イソパラフィン 10.0
8.ワセリン 5.0
9.ジメチコン処理酸化鉄(注9) 1.5
10.赤色226 0.5
11.オキシ塩化ビスマス 5.0
12.ポリエチレンワックス 3.0
13.キャンデリラロウ 1.0
14.ジカプリン酸プロピレングリコール 15.0
15.トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2 7.0
16.メトキシケイヒ酸2−エチルヘキシル 7.0
17.ジメチチルポリシロキサン(10mm/s:25℃) 10.0
18.煙霧状ジメチルシリル化シリカ粉末(平均粒径7nm) 0.1
19.フェノキシエタノール 0.2
20.香料 適量
(注17)SR1000(油化産業社製)
(注18)KP−545(信越化学工業社製)
【0070】
(製造方法)
(1)成分8、12〜13、14の一部、17の一部を100℃にて均一に混合溶解し、
成分9〜10、19を添加混合し、3本ローラーにて処理する。
(2)成分3を7に室温で溶解する。
(3)(1)、(2)、成分1〜2、4〜6、14の残部、15〜16、17の残部、18、20を90℃にて均一に混合溶解する。
(4)(3)を脱泡し、皿状容器に充填して油性固型頬紅を得た。
【0071】
(結果)
実施例13の油性固型頬紅は、凹凸補正効果、凹凸補正効果の持続性、化粧料の肌への収まりの良さ、化粧膜の柔らかさに優れたものであった。
【0072】
[実施例14]
油性固型目元用下地
(成分) (%)
1.(ジメチコン/フェニルビニルジメチコン)クロスポリマー15%
ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン溶液(注1) 3.0
2.(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー15%
シクロメチコン溶液(注12) 5.0
3.トリメチルシロキシケイ酸50%シクロメチコン溶液(注13) 1.0
4.アクリレーツコポリマー(注18) 5.0
5.ジフェニルシロキシフェニルジメチコン(注7) 2.0
6.メチルトリメチコン 20.0
7.ステアリン酸硬化ヒマシ油 2.0
8.ジメチコン処理酸化チタン(注9) 1.5
9.ジメチコン処理酸化鉄(注9) 0.5
10.窒化ホウ素 5.0
11.ポリエチレンワックス 3.0
12.キャンデリラロウ 1.0
13.カルナウバロウ 1.0
14.ジカプリン酸プロピレングリコール 10.0
15.流動パラフィン 7.0
16.メトキシケイヒ酸2−エチルヘキシル 7.0
17.ジメチチルポリシロキサン(20mm/s:25℃) 10.0
18.ジメチルシリル化シリカ 0.1
19.パラオキシ安息香酸メチル 0.2
20.香料 適量
【0073】
(製造方法)
(1)成分7、11〜13、14の一部、17の一部を100℃にて均一に混合溶解し、成分8〜9、19を添加混合し、3本ローラーにて処理する。
(2)(1)、成分1〜6、10、14の残部、15〜16、17の残部、20を90℃にて均一に混合溶解する。
(3)(2)を脱泡し、ジャー容器に充填して、油性固型目元用下地を得た。
【0074】
(結果)
実施例14の油性固型目元用下地は、凹凸補正効果、凹凸補正効果の持続性、化粧料の肌への収まりの良さ、化粧膜の柔らかさに優れたものであった。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
次の成分(a)〜(c);
(a)フェニル基含有部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物
(b)皮膜形成性シリコーン樹脂
(c)屈折率1.4〜1.8の粉体
を配合することを特徴とする凹凸補正化粧料。
【請求項2】
更に、成分(d)として、フェニル基含有非架橋型オルガノポリシロキサンを配合することを特徴とする請求項1に記載の凹凸補正化粧料。
【請求項3】
更に、成分(e)として、揮発性油剤を配合することを特徴とする請求項1又は2に記載の凹凸補正化粧料。
【請求項4】
前記成分(b)皮膜形成性シリコーン樹脂が、トリメチルシロキシケイ酸、アクリル−シリコーン系グラフト共重合体から選ばれる1種または2種以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の凹凸補正化粧料。
【請求項5】
前記成分(d)フェニル基含有非架橋型オルガノポリシロキサンがジフェニルジメチコン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、トリメチルペンタフェニルトリシロキサン、フェニルトリメチコン、フェニルメチコンから選ばれる1種または2種以上であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の凹凸補正化粧料。
【請求項6】
前記成分(c)屈折率1.4〜1.8の粉体の平均粒径が1〜50μmであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の凹凸補正化粧料。
【請求項7】
前記成分(c)屈折率1.4〜1.8の粉体が、ポリアミド、ポリメチルシルセスキオキサン、シリコーンエラストマー、架橋型シリコーン・網状型シリコーン共重合体、ポリスチレン、ポリウレタン、ポリエチレン、結晶セルロース、ポリメタクリル酸エステル、ポリアクリル酸エステルから選ばれる1種または2種以上であるであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の凹凸補正化粧料。
【請求項8】
更に、成分(f)として、ペースト油を配合することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の凹凸補正化粧料。
【請求項9】
前記凹凸補正化粧料の剤型が、油性型、油中水型であることを特徴とする請求項1〜8に記載の凹凸補正化粧料。

【公開番号】特開2013−103885(P2013−103885A)
【公開日】平成25年5月30日(2013.5.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−246915(P2011−246915)
【出願日】平成23年11月10日(2011.11.10)
【出願人】(000145862)株式会社コーセー (734)
【Fターム(参考)】